JP4687660B2 - 画像記録装置と画像記録方法 - Google Patents

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Description

この発明は、画像記録装置と画像記録方法に関する。詳しくは、フレーム識別情報によって有効フレームであることが示された画像を一時保管して、記録する画像が無効フレームの画像であるとき、一時保管されている有効フレームの画像を記録することで、記録する動画像が間欠画像であるとき、この間欠画像を実時間画像に変換して記録するものである。
従来、映画制作やテレビジョン番組制作等では、動画像の記録を行うとき、特殊効果を得るために、特許文献1の発明のように間欠画像を記録することが行われている。間欠画像を記録する場合、特許文献1に記載されているように、短時間の撮像をカメラブロックで間欠的に行い、得られた画像信号を半導体メモリへ一時的に記憶させる。また、半導体メモリへの画像信号の記憶回数が所定数に達したときには、半導体メモリから画像信号を読み出して磁気テープ等の記録媒体に記録することが行われている。また、特許文献2の発明では、半導体メモリに記憶された画像信号を読み出して画像表示を行うことで、間欠画像の撮像中であっても、撮像が完了した間欠画像を確認できるようになされている。
このような間欠画像の記録を行うものとすると、例えば図12の(A)に示すように、2フレーム期間間隔で間欠的に撮像を行うことにより得られた画像信号DVaが順次記録媒体に記録される。したがって、記録媒体に記録された図12の(B)に示す画像信号DVbを再生すると、時間Taで撮像された画像が時間Tbの期間で表示されることとなり、撮像対象物の動きが高速に表示される。例えば花の開花や雲の動き、砂丘の変化等のように、ごく緩慢に動作が進行する対象物を、撮像装置で一定時間ごとに間欠的に撮像して画像信号を記録媒体に記録したとき、この記録された画像信号を再生すれば、この対象物の動作遷移を早回しで見ることが可能となる。また、所定のフレームレートよりも高いフレームレートで撮像を行うことにより得られた画像信号を間欠的に記録すれば、記録された画像信号を所定のフレームレートで再生したときには、被写体の動きが速くスピード感の高い画像提示を行うことができる。
特開2003−9058号公報 特開2006−295849号公報
ところで、間欠画像を実時間画像に変換する場合、欠落画像の挿入作業を行わなければならない。例えば、図12の(B)に示すように記録されている画像信号DVbを、実時間画像の画像信号すなわち時間Ta分の画像信号に変換する場合、図12の(C)に示すように、各フレームの画像信号を繰り返し挿入して画像信号DVcを生成しなければならない。したがって、間欠画像を実時間画像に変換する作業は時間を要することから、この変換作業は収録後に行われている。
しかし、収録後に変換作業を行うものとすると、変換作業を行うことにより得られた画像が監修者等の意図または演出に沿わない場合、収録をやり直してから編集を行わなければならなくなってしまう。また、収録と編集を行う場所が離れている場合は、移動日数や経費が生じるためコストアップとなってしまう。
そこで、発明では、間欠画像を実時間画像に変換して記録できる画像記録装置と画像記録方法を提供するものである。
この発明の概念は、間欠画像おいて欠落したフレームの画像を自動的に挿入して実時間画像として記録することにある。間欠画像を記録する場合、動画像と該動画像のフレームが有効フレームであるか無効フレームであるかを示すフレーム識別情報を用いる。フレーム識別情報は、間欠画像のフレームであるとき有効フレームであることを示し、間欠画像のフレームでないとき無効フレームであることを示すものである。動画像を記録するとき、フレーム識別情報によって有効フレームであることが示された画像を一時保管メモリに記憶するとともに、この画像を記録媒体に記録する。また、フレーム識別情報によって無効フレームであることが示されたとき、一時保管メモリに記憶されている有効フレームの画像を記録媒体に記録するものである。
この発明では、例えば動画像の画像信号から記録媒体に記録する記録信号が生成される。フレーム識別情報によって有効フレームであることが示されたとき、有効フレームの画像の画像信号から生成した記録信号が一時保管メモリに記憶されるとともに、この記録信号が記録媒体に記録される。フレーム識別情報によって無効フレームであることが示されたときは、一時保管メモリに記憶されている記録信号が記録媒体に記録される。
この発明によれば、フレーム識別情報によって有効フレームであることが示された画像が一時保管されるとともに、この画像が記録媒体に記録される。記録する画像が無効フレームの画像であるときは、一時保管されている有効フレームの画像が記録される。このため、間欠画像を実時間画像に変換するために有効フレームの画像を挿入する作業が不要となり、間欠画像を実時間画像に自動的に変換して記録できる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。間欠画像の画像信号の生成では、例えば2つの方法が用いられる。図1は、間欠画像としてコマ落とし画像を生成する場合を示している。また、図2は、間欠画像としてスローシャッター画像を生成する場合を示している。
間欠画像の画像信号を生成する間欠画像生成装置では、実時間画像を取り込み、図1および図2の(A)に示すように、時間的に連続するフレームの画像信号DVを生成する。ここで、間欠画像としてコマ落とし画像を生成する場合、間欠画像のフレームレートに応じてフレーム間引きを行い、図1の(B)に示す間引き後の画像信号を間欠画像の画像信号DViとする。例えば画像信号DVが「60P(プログレッシブ走査方式で60フレーム/秒であることを示す)」であるとき、間欠画像のフレームレートを「20P」とする場合、1フレームの画像を抽出したのち2フレームの画像を間引く処理を繰り返してフレーム「0f」「3f」・・・の画像信号を抽出することで、実時間画像が「20P」で含まれた「60P」の画像信号DViを生成できる。なお、このようにして生成した画像信号DViに基づいて間欠画像表示を行う場合、フレーム間引きが行われているので、被写体の動きがコマ送りのように表示されることとなる。
間欠画像としてスローシャッター画像を生成する場合、図2の(B)に示すように、間欠画像のフレームレートに応じたフレーム数のフレーム加算を行い、図2の(C)に示すように、フレーム加算後の画像信号を間欠画像の画像信号DViとする。例えば画像信号DVが「60P」であるとき、間欠画像のフレームレートを「20P」とする場合、3フレームの画像信号を加算して1/3倍する処理を繰り返す。すなわち、フレーム「0f」〜「2f」の画像信号を加算して1/3倍とし、次に、フレーム「3f」〜「5f」の画像信号を加算して1/3倍とする。以下同様の処理を行うことで、実時間画像が「20P」で含まれた「60P」の画像信号DViを生成できる。なお、このようにして生成した画像信号DViに基づいて間欠画像表示を行う場合、フレーム加算が行われているので、被写体は動きぼけを生じたように表示されることとなる。
また、画像信号DViにおいて間欠画像のフレームを識別可能とするフレーム識別情報JAを設ける。例えば、図1の(C)や図2の(D)に示すように、間欠画像のフレームであるときは「有効」、間欠画像のフレームでないときは「無効」であることを示すフレーム識別情報を設ける。このフレーム識別情報JAは、画像信号のブランキング期間に埋め込むものとしてもよく、画像信号を伝送する信号線とは別個の信号線で伝送するものとしてもよい。
次に、間欠画像の画像信号を記録する画像記録装置について説明する。図3は画像記録装置の構成を示している。
画像記録装置10において、画像入力部11は、間欠画像の画像信号DViとフレーム識別情報JAを同期した状態で記録信号生成部12に供給する。また、画像入力部11は、種々のフォーマットで画像信号DViやフレーム識別情報JAの供給が行われても、記録信号生成部12に画像信号DViとフレーム識別情報JAを供給できるように処理する。
記録信号生成部12は画像信号DViに基づいて記録信号WSaを生成する。例えば、記録信号生成部12は、画像信号DViの圧縮処理や変調処理および誤り訂正符号の付加処理等を行い、記録信号WSaを生成して一時保管メモリ(バッファメモリ)13に供給する。また、記録信号生成部12は、画像入力部11から供給されたフレーム識別情報JAを記録信号WSaに同期させてメモリ制御部14に供給する。
一時保管メモリ13は、記録信号生成部12から供給された記録信号WSaを一時保管するためのものである。一時保管メモリ13は、メモリ制御部14から供給されたメモリ制御信号CTmに基づき、記録信号WSaの書き込みや書き込まれている記録信号WSaの読み出しを行う。この一時保管メモリ13から読み出された記録信号WSbは、記録再生部15に供給される。
メモリ制御部14は、後述する記録再生制御部18から供給された記録再生制御信号CTrwによって記録指示がなされたとき、フレーム識別情報JAに基づいてメモリ制御信号CTmの生成を行い、生成したメモリ制御信号CTmを一時保管メモリ13に供給する。このメモリ制御信号CTmを一時保管メモリ13に供給することで、メモリ制御部14は、フレーム識別情報JAが間欠画像のフレームであることすなわち有効フレームであることを示しているとき、記録信号WSaを一時保管メモリ13に記憶させるとともに、この記憶された信号を読み出して記録信号WSbとして記録再生部15に供給させる。
またメモリ制御部14は、フレーム識別情報JAが間欠画像のフレームでないことすなわち無効フレームであることを示しているとき、一時保管メモリ13に記憶されている信号を読み出して記録信号WSbとして記録再生部15に供給させる。
記録再生部15は、記録再生制御部18から供給された記録再生制御信号CTrwによって記録指示がなされたとき、一時保管メモリ13から読み出された記録信号WSbを順次記録媒体、例えば磁気テープや磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等に記録する。また、記録再生制御部18から供給された記録再生制御信号CTrwによって再生指示がなされたとき、記録媒体に記録されている信号の読み出しを行い、得られた再生信号RSを再生信号処理部17に供給する。ここで、記録媒体として磁気テープや磁気ディスクまたは光ディスクが用いられる場合には、記録媒体を駆動するための記録媒体駆動部16が設けられる。
再生信号処理部17は、記録再生部15から供給された再生信号RSに対して誤り訂正処理や復調処理および伸長処理を行い、得られた画像信号DVpを出力する。なお、再生信号処理部17は、画像信号DVpを所望のフォーマットの信号として出力する処理も行う。
記録再生制御部18にはユーザインタフェース部19が接続されている。このユーザインタフェース部19を介して、ユーザ操作に応じた操作信号PSが供給されたとき、記録再生制御部18は、この操作信号PSに基づいて記録再生制御信号CTrwを生成して各部に供給することで、画像記録装置10の動作がユーザの操作に応じた動作となるように制御する。
次に、画像記録装置の動作について説明する。図4は、動画像の記録動作を示している。なお、図4では、図1に示すコマ落とし画像の画像信号DViを用いて動画像の記録を行う場合を示している。
図4の(B)は画像信号DVi、図4の(A)はフレーム識別情報JAを示している。また、図4の(C)は一時保管メモリ13の記憶状態、図4の(D)は記録再生部15に供給された記録信号WSb、図4の(E)は記録媒体の信号記録状態を示している。
記録信号生成部12では、画像信号DViに基づいて記録信号WSaを生成して一時保管メモリ13に供給する。一時保管メモリ13は、メモリ制御信号CTmに基づき、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときの記録信号WSaを記憶する。したがって、一時保管メモリ13には、フレーム「0f」の画像を示す信号が記憶される。また、一時保管メモリ13は、メモリ制御信号CTmに基づき、記憶したフレーム「0f」の画像を示す信号を読み出して記録再生部15に供給する。このため、記録媒体の例えばアドレス「Ad0」にフレーム「0f」の画像を示す信号が記録される。
次に、一時保管メモリ13は、メモリ制御信号CTmに基づき、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているとき、記憶している信号を読み出して記録信号WSbとして記録再生部15に供給する。このため、フレーム「0f」に続く2フレームでは、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示していることから、一時保管メモリ13に記憶されているフレーム「0f」の画像を示す信号が記録再生部15に供給される。したがって、記録媒体のアドレス「Ad1」「Ad2」にフレーム「0f」の画像を示す信号が記録される。
フレーム「3f」の画像を記録する場合、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示していることから、一時保管メモリ13に記憶されている信号は、フレーム「0f」の画像を示す信号からフレーム「3f」の画像を示す信号に書き換えられる。また、フレーム「3f」に続く2フレームでは、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示している。したがって、記録再生部15には、フレーム「0f」の画像を示す信号が3フレーム期間繰り返し供給されることとなり、記録媒体のアドレス「Ad3」「Ad4」「Ad5」にフレーム「3f」の画像を示す信号が記録される。
以下同様に記録動作が行われて、記録媒体には、フレーム「0f」「3f」「6f」・・・の画像を示す信号が、間欠画像のフレームレートに応じて繰り返し記録される。したがって、間欠画像に画像を挿入して実時間画像に変換する編集作業を行わなくとも、実時間画像に変換する編集作業後の信号を自動的に記録媒体に記録することができる。
次に、記録媒体に記録されている動画像の再生動作について図5を用いて説明する。なお図5の(A)は記録媒体における信号記録状態、図5の(B)は再生信号処理部17に供給される再生信号RS、図3の(C)は再生信号処理部17から出力される画像信号DVpを示している。
記録再生部15は、記録媒体の例えばアドレスAd0から記録されている信号の読み出しを行い、得られた再生信号RSを再生信号処理部17に供給する。このため、再生信号処理部17には、フレーム「0f」の画像を示す信号が3フレーム分供給されたのち、フレーム「3f」の画像を示す信号が3フレーム分供給される。以下同様に、フレーム「6f」「9f」・・・の画像を示す信号が、それぞれ連続して3フレーム分順次供給される。
また、再生信号処理部17は、再生信号RSに対して誤り訂正処理や変調処理および伸長処理を行い、得られた画像信号DVpを出力する。したがって、画像信号DVpに基づく表示画像は、フレーム「0f」「3f」「6f」・・・の画像がそれぞれ連続して3フレーム分順次表示されることになる。
なお、上述の実施の形態では、一時保管メモリ13から読み出した信号を有効フレームと無効フレームの信号として記録再生部15に供給するものとしているが、一時保管メモリ13に記憶させる有効フレームの信号を記録再生部15に供給するものとしてもよい。この場合、一時保管メモリ13に書き込んだ信号を直ちに読み出す処理を行わなくとも、遅延を生じることなく画像の記録を行うことができる。
また、上述の実施の形態では、記録信号生成部12で圧縮処理を行うことにより得られた信号を一時保管メモリ13に記憶している。このため、例えば画像信号DViにおいて有効フレームとされている信号を一時保管メモリに記憶させて、この記憶されている信号を記録信号生成部12に供給する場合に比べて、一時保管メモリ13のメモリ容量を少なくできる。
さらに、動画像の記録処理はソフトウェアで行うものとしてもよい。図6は、動画像の記録処理をソフトウェアで行う場合の構成を示している。
画像記録装置20において、バス21には、上述の画像入力部11と同様な処理を行う画像入力部22、画像を記憶する一時保管メモリ23、動画像が記録される記録媒体24、ユーザの所望するフォーマットで動画像の画像信号を出力する画像出力部25、動画像の記録や再生を行うためのプログラムや種々の情報等が記憶されたメモリ部26、ユーザ操作に応じた操作信号を生成するユーザインタフェース部27、メモリ部26に記憶されているプログラムを実行して、ユーザインタフェース部27で生成された操作信号等に基づき動画像の記録や再生の制御を行う制御部28が接続されている。なお、動画像を記録媒体に記録したり記録された動画像を再生するプログラムば、通信回線や着脱可能な記録媒体を介して画像記録装置に供給できるようにしてもよい。
画像入力部22は、動画像の画像信号DViとフレーム識別情報JAを、バス21を介して制御部28に供給する。制御部28は、ユーザインタフェース部27からの操作信号によって動画像記録操作が行われたことを判別したとき、記録媒体24に動画像を記録する処理を行う。
図7は動画像の記録処理を示すフローチャートである。ステップST1で制御部28は、記録する動画像のフレームが有効フレームであるか否かを判別する。ここで、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときはステップST2に進み、無効フレームであることを示しているときはステップST3に進む。
ステップST2で制御部28は、有効フレームの画像を一時保管メモリ23に記憶する処理と有効フレームの画像を記録媒体24に記録する処理を行ってステップST1に戻る。また、一時保管メモリ23に画像が記憶されているときは、新たな画像に書き換える。
フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示してステップST1からステップST3に進むと、制御部28は一時保管メモリ23に記憶されている画像を読み出して記録媒体24に記録してステップST1に戻る。このため、記録媒体24には図4の(E))に示すように画像を記録することができる。
なお、制御部28は、ユーザインタフェース部27からの操作信号によって動画像再生操作が行われたことを判別したとき、記録媒体24に記録されている画像を読み出して画像出力部25に供給して、所望するフォーマットの画像信号として出力する。
ところで、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示している場合、一時保管メモリ13に記憶されている信号を読み出して記録媒体に記録する処理が行われるが、一時保管メモリ13に対する記録信号WSaの書き込みは停止されている。すなわち、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示している場合、画像入力部11や記録信号生成部12の動作は、動画像の記録動作に影響を与えない。したがって、画像入力部11や記録信号生成部12は、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているとき、動作の制限や信号処理の負荷が軽減するように動作を切り替えることで消費電力を削減することが可能となる。
この動作の制限として、例えば画像入力部11では、画像信号DViを記録信号生成部12に供給する信号処理回路に対して電力供給やクロック信号の供給を行わないものとして動作を停止させる。また、記録信号生成部12では、画像信号DViに基づいて記録信号WSaを生成する信号処理回路に対して電力供給やクロック信号の供給を行わないものとして動作を停止させる。さらに、信号処理の負荷が軽減するように動作を切り替えるため、画像入力部11や記録信号生成部12において、例えば処理が容易な画像を用いるようにする。
図8は、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示すとき動作の制限を行う場合の画像入力部と記録信号生成部の構成を示している。
画像入力部11aにおいて、信号処理回路111は、種々のフォーマットで画像信号DViの供給が行われても、記録信号生成部12に画像信号DViを供給できるように処理する。信号処理回路111には、スイッチ112を介して電力PWの供給が行われる。
フレーム識別情報処理回路113は、種々のフォーマットでフレーム識別情報JAの供給が行われても、記録信号生成部12にフレーム識別情報JAを供給できるように処理する。また、フレーム識別情報処理回路113は、フレーム識別情報JAに基づいた切替信号SCaの生成を行い、生成した切替信号SCaをスイッチ112に供給して、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときは、スイッチ112をオン状態として信号処理回路111に対する電力PWの供給を行い、 フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているときは、スイッチ112をオフ状態として信号処理回路111に対する電力PWの供給を停止する。
記録信号生成部12aにおいて、信号処理回路121は、画像信号DViを用いて記録信号WSaの生成を行い、生成した記録信号WSaを一時保管メモリ13に供給する。この信号処理回路121には、スイッチ122を介して電力供給が行われる。
無効フレーム検出回路123は、フレーム識別情報JAに基づいた切替信号SCbの生成を行い、生成した切替信号SCbをスイッチ122に供給して、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときは、スイッチ122をオン状態として信号処理回路121に対する電力PWの供給を行い、 フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているときは、スイッチ122をオフ状態として信号処理回路121に対する電力PWの供給を停止する。
図9は、フレーム識別情報とスイッチの動作状態を示している。フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているとき、切替信号SCa,SCbによってスイッチ112,122がオン状態とされて、信号処理回路111,121に電力供給が行われる。このため、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときの画像信号に基づいた記録信号WSaを生成して、一時保管メモリ13に供給することができる。また、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているとき、切替信号SCa,SCbによってスイッチ112,122がオフ状態とされて、信号処理回路111,121に対する電力供給が停止される。したがって、画像記録装置の消費電力を削減することができる。
なお、図8では、信号処理回路111,121への電力供給を制御するものとしたが、クロック信号の供給を制御して、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているとき、信号処理回路111,121に対してクロック信号を供給しないようにして信号処理回路111,121の動作を停止させることにより消費電力を削減することもできる。
次に、信号処理の負荷が軽減させる場合について説明する。図10は、信号処理の負荷を軽減させる場合の画像入力部と記録信号生成部の構成を示している。なお、図10において、図8と対応する部分については同一符号を付し説明は省略する。
画像入力部11bには、無効フレーム用パターン発生回路114が設けられている。無効フレーム用パターン発生回路114は、信号処理回路111で処理の容易な画像信号を生成する。例えば、所定のフォーマットの画像信号を生成すれば、信号処理回路111から画像信号DViを記録信号生成部12に供給する際にフォーマット変換等の処理を行う必要がなくなる。この無効フレーム用パターン発生回路114で生成された画像信号は、選択スイッチ115の一方の端子Paに供給される。また選択スイッチ115の他方の端子Pbには、外部からの画像信号が供給される。
選択スイッチ115の可動端子Pcは信号処理回路111に接続されており、端子Paに供給された画像信号あるいは端子Pbに供給された画像信号の何れかを選択して信号処理回路111に供給する。
フレーム識別情報処理回路113は、フレーム識別情報JAに基づいた切替信号SCaの生成を行い、生成した切替信号SCaを選択スイッチ115に供給して、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときは、端子Pbに供給された画像信号を信号処理回路111に供給する。また、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているときは、端子Paに供給された画像信号を信号処理回路111に供給することで、信号処理の負荷が軽減させる。
記録信号生成部12bには、無効フレーム用パターン発生回路124が設けられている。無効フレーム用パターン発生回路124は、信号処理回路121で処理の容易な画像信号を生成する。例えば、信号処理回路121で圧縮等を行う場合、絵柄の変化が激しい画像は乏しい画像に比べて信号処理の負荷が大きくなる。したがって、絵柄の変化の少ない画像信号を生成する。この無効フレーム用パターン発生回路124で生成された画像信号は、選択スイッチ125の一方の端子Paに供給される。また選択スイッチ125の他方の端子Pbには、画像入力部11bからの画像信号が供給される。
選択スイッチ125の可動端子Pcは信号処理回路121に接続されており、端子Paに供給された画像信号あるいは端子Pbに供給された画像信号の何れかを選択して信号処理回路121に供給する。
無効フレーム検出回路123は、フレーム識別情報JAに基づいた切替信号SCbの生成を行い、生成した切替信号SCbを選択スイッチ125に供給して、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときは、端子Pbに供給された画像信号を信号処理回路121に供給する。また、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているときは、端子Paに供給された画像信号を信号処理回路121に供給することで、信号処理の負荷が軽減させる。
なお、図10では、画像入力部11bと記録信号生成部12bに無効フレーム用パターン発生回路114,124を設けるものとしたが、何れか一方にのみ無効フレーム用パターン発生回路を設ける構成としてもよい。また、画像入力部11bにのみ無効フレーム用パターン発生回路114を設ける場合、無効フレーム用パターン発生回路114では、信号処理回路111で処理を容易とするだけでなく、絵柄の変化の少ない画像信号を生成すれば、無効フレーム用パターン発生回路124で生成された画像信号と同等の画像信号を信号処理回路121に供給することが可能となり、無効フレーム用パターン発生回路114,124を設けた場合と同様な作用効果を得ることができる。
図11は、フレーム識別情報と画像の選択動作の関係を示している。フレーム識別情報JAが「有効」とされているときは、供給された画像信号が選択される。このため、フレーム識別情報が「有効」とされているフレームの画像信号に基づいた記録信号を生成して、一時保管メモリ13に供給することができる。また、フレーム識別情報が「無効」とされている期間は、無効フレーム用パターン発生回路で生成された画像信号が選択されることから信号処理の負荷が軽くなり、消費電力を削減することができる。
フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているとき、切替信号SCaによって選択スイッチ115が制御されて、外部からの画像信号が信号処理回路111に供給される。また、切替信号SCbによって選択スイッチ125が制御されて、画像入力部11bからの画像信号が信号処理回路121に供給される。このため、フレーム識別情報JAが有効フレームであることを示しているときの画像信号に基づいた記録信号WSaを生成して、一時保管メモリ13に供給することができる。また、フレーム識別情報JAが無効フレームであることを示しているとき、切替信号SCaによって選択スイッチ115が制御されて、無効フレーム用パターン発生回路114で生成された画像信号が信号処理回路111に供給される。また、切替信号SCbによって選択スイッチ125が制御されて、無効フレーム用パターン発生回路124で生成された画像信号が信号処理回路121に供給される。このため、信号処理回路111,121における信号処理の負荷が軽減されて、画像記録装置の消費電力を削減することができる。
間欠画像としてコマ落とし画像を用いた場合を示す図である。 間欠画像としてスローシャッター画像を用いた場合を示す図である。 画像記録装置の構成を示す図である。 動画像の記録動作を示す図である。 記録されている動画像の再生動作を示す図である。 動画像の記録処理をソフトウェアで行う場合の構成を示す図である。 動画像の記録処理を示すフローチャートである。 動作の制限を行う場合の画像入力部と記録信号生成部の構成を示す図である。 フレーム識別情報とスイッチの動作状態の関係を示す図である。 信号処理の負荷を軽減させる場合の画像入力部と記録信号生成部の構成を示す図である。 フレーム識別情報と選択スイッチの動作状態の関係を示す図である。 従来の間欠画像の記録動作を説明するための図である。
符号の説明
10,20・・・画像記録装置、11,11a,11b,22・・・画像入力部、12,12a,12b・・・記録信号生成部、13,23・・・一時保管メモリ、14・・・メモリ制御部、15・・・ 記録再生部、16・・・記録媒体駆動部、17・・・再生信号処理部、18・・・記録再生制御部、19,27・・・ユーザインタフェース部、21・・・バス、24・・・記録媒体、25・・・画像出力部、26・・・メモリ部、28・・・制御部、111,121・・・信号処理回路、112,122・・・スイッチ、113・・・フレーム識別情報処理回路、114,124・・・無効フレーム用パターン発生回路、115,125・・・選択スイッチ、123・・・無効フレーム検出回路

Claims (3)

  1. 動画像と該動画像のフレームが有効フレームであるか無効フレームであるかを示すフレーム識別情報が供給されて該動画像を記録媒体に記録する画像記録装置において、
    画像を記憶する一時保管メモリと、
    前記一時保管メモリを制御するメモリ制御部を有し、
    前記メモリ制御部は、前記フレーム識別情報によって有効フレームであることが示された画像を前記一時保管メモリに記憶させるとともに、該画像を前記記録媒体に記録するものとし、前記フレーム識別情報によって無効フレームであることが示された画像を記録するときには、前記一時保管メモリに記憶された有効フレームの画像を読み出して記録させる
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記動画像の画像信号から記録媒体に記録する記録信号を生成する記録信号生成部を有し、
    前記一時保管メモリには、前記記録信号生成部で生成された記録信号を記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 動画像のフレームが有効フレームであるか無効フレームであるかを示すフレーム識別情報を利用して前記動画像を記録媒体に記録する画像記録方法において、
    前記フレーム識別情報によって有効フレームであることが示された画像を一時保管するとともに、該画像を前記記録媒体に記録するステップと、
    前記フレーム識別情報によって無効フレームであることが示された画像を記録するときは、前記一時保管メモリに記憶されている有効フレームの画像を記録するステップとを有する
    ことを特徴とする画像記録方法。
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