JP2004350142A - データ記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タイムシフト再生を行なうときに、バッファ中にCHが変更されていた境目に変更されたCHの表示を行なうためのデータ記録再生装置を提供する。
【解決手段】番組データがハードディスク22に格納される間、操作装置2によるチャンネル変更指示に応じて、変更されたチャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成し、チャンネル情報データをハードディスク22に格納するための制御部16と、外部の機器と接続するための出力端子14とを備え、制御部16は、番組データのタイムシフト再生時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報をメモリ26に格納し、再生チャンネル情報に基づいて、チャンネル表示信号を生成して、出力端子14を介して外部に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】番組データがハードディスク22に格納される間、操作装置2によるチャンネル変更指示に応じて、変更されたチャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成し、チャンネル情報データをハードディスク22に格納するための制御部16と、外部の機器と接続するための出力端子14とを備え、制御部16は、番組データのタイムシフト再生時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報をメモリ26に格納し、再生チャンネル情報に基づいて、チャンネル表示信号を生成して、出力端子14を介して外部に出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイムシフト機能を有するテレビジョン放送の録画・再生を行なうためのデータ記録再生装置に関し、特に、録画・再生を行なう番組に対応するチャンネルの表示に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アナログテレビジョン放送に含まれるテレビジョン信号(以下、TV信号とする。)を、チューナを介して受け取った後、MPEGエンコーダによりエンコードしたMPEGデータを一時的にハードディスク等の記録媒体に格納して、一時格納するとともに、巻き戻しなどにより時間をずらした(タイムシフトした)再生ポイントからのMPEGデータの読出表示を可能とする、いわゆるタイムシフト機能を有するデータ記録再生装置がある。
【0003】
たとえば、従来例としては、タイムシフト機能を有した表示装置について、以下のような構成が公知である(たとえば、特許文献1参照)。すなわち、従来例では、受信した表示用信号を記憶媒体に記憶してタイムシフトして出力するタイムシフト部を有した装置において、タイムシフトに関するユーザ操作が入力されない限り、特定のチャンネルの表示用信号を、タイムシフト部を制御してタイムシフトして出力するインテリジェント機能を有する表示装置の構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−309268号公報明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来、タイムシフト機能を有するデータ記録再生装置において、タイムシフト中の表示については、特許文献1のように、タイムシフト中であることの表示は得られる。しかしながら、OSD(On Screen Display)を用いたチャンネル(以下、CHとする。)の表示については、一時格納中のMPEGデータに対応するCHの表示が行なわれている。すなわち、タイムシフトして指定された再生ポイントから再生を行なうときの、MPEGデータに対応するCH表示は行なわれていない。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、タイムシフト機能を有するデータ記録再生装置において、タイムシフトして指定された再生ポイントから再生を行なうときに、一時格納中にCHが変更されていた境目に変更されたCHの表示を行なうためのデータ記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の1つの局面に従うと、データの記録および再生のうちの少なくとも一方を行なうためのデータ記録再生装置であって、外部からの入力指示を受けるための入力手段と、入力指示に基づいて選択されるチャンネルに対応する映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを受信するための受信手段と、番組データを格納に適した形式に変換するための格納データ変換手段と、変換された番組データを格納するための番組データ記憶手段とを備え、番組データ記憶手段は、番組データを一時格納するためのリングバッファである一時保存領域を含み、一時保存領域に格納された番組データを再生に適した形式に変換するための再生データ変換手段と、番組データに対応するチャンネルの表示を行なうための表示手段と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、データ記録再生装置の動作を制御するための制御手段とをさらに備え、制御手段は、番組データが一時保存領域に格納される間、一時保存領域において、入力手段による指示に基づく読み出し位置から順次読み出していくためのタイムシフト読み出し手段と、番組データが一時保存領域に格納される間、入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、一時保存領域において、変更される前のチャンネルに対応する変更前の番組データと、変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段と、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段とを含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、表示手段によるチャンネルの表示およびインターフェースを介して外部にチャンネルの表示信号の出力のうち少なくとも一方を行なう。
【0008】
本発明の他の局面に従うと、データの記録および再生のうちの少なくとも一方を行なうためのデータ記録再生装置であって、外部からの入力指示を受けるための入力手段と、入力指示に基づいて選択されるチャンネルに対応する映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを受信するための受信手段と、番組データを格納に適した形式に変換するための格納データ変換手段と、変換された番組データを格納するための番組データ記憶手段とを備え、番組データ記憶手段は、番組データを一時格納するためのリングバッファである一時保存領域を含み、一時保存領域に格納された番組データを再生に適した形式に変換するための再生データ変換手段と、データ記録再生装置の動作を制御するための制御手段とをさらに備え、制御手段は、番組データが一時保存領域に格納される間、一時保存領域において、入力手段による指示に基づく読み出し位置から順次読み出していくためのタイムシフト読み出し手段と、番組データが一時保存領域に格納される間、入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、一時保存領域において、変更される前のチャンネルに対応する変更前の番組データと、変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段とを含む。
【0009】
好ましくは、外部の機器と接続するためのインターフェースをさらに備え、制御手段は、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、チャンネル表示信号に基づいて、チャンネル表示画像を生成するためのチャンネル表示画像生成手段と、インターフェースを介して、チャンネル表示画像を外部に出力する。
【0010】
好ましくは、番組データに対応するチャンネルの表示を行なうための表示手段をさらに備え、制御手段は、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、チャンネル表示信号に基づいて、表示手段によりチャンネル表示を行なう。
【0011】
好ましくは、チャンネル情報格納手段は、入力手段によりチャンネル変更指示を受ける毎に、変更チャンネルに対応する録画チャンネル情報をさらに格納し、チャンネル表示信号は、再生チャンネル情報と録画チャンネル情報とに基づいて、チャンネル表示信号生成手段により生成される再生チャンネルおよび録画チャンネルを表示するための再生・録画チャンネル表示信号を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。以下の説明では、同一の構成部分には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについて詳細な説明は繰り返さない。
【0013】
[実施の形態1]
図1は、本発明のデータ記録再生装置の一例である情報記録再生装置100の構成を示すための機能ブロック図である。
【0014】
図1を参照して、情報記録再生装置100は、筐体1と、ユーザからの指示入力を受けるための操作装置2と、再生・録画情報等の表示を行なうための表示装置4と、テレビジョン放送に含まれるTV信号を受信するためのチューナ6と、チューナ6から供給されるTV信号をMPEGエンコードするためのMPEGエンコーダ8と、エンコードされたMPEGデータを格納するためのハードディスク装置10と、MPEGデータをTV信号にデコードするためのMPEGデコーダ12と、外部にTV信号を出力するための出力端子14と、情報記録再生装置100の動作を制御するための制御部16とを備える。
【0015】
制御部16は、再生・録画情報を格納するためのメモリ26を有するシステム制御回路18と、メモリ26に格納された情報に基づいてOSD画像を生成するためのOSD画像生成回路20を含む。
【0016】
また、ハードディスク装置10は、ハードディスク22と、ハードディスク22に対してデータの書き込みおよび読み出しを行なうための記録・再生ヘッド24とを含む。
【0017】
なお、TV信号は、映像信号および音声信号のうちの少なくとも一方を含む。次に、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0018】
操作装置2を用いたユーザによる各種操作に応じて、システム制御回路18は、情報記録再生装置100を動作させることができる。
【0019】
「各種操作」とは、たとえば、放送CH指定操作、録画済み番組指定操作、録画指令操作、再生指令操作、録画停止操作、再生停止操作等である。
【0020】
また、操作装置2は、ユーザの操作に応じて、各種操作信号をシステム制御回路18に供給する。なお、操作装置2は、筐体1の表面に設けられてもよいし、情報記録再生装置100の筐体1とは分離しているリモートコントローラであってもよい。
【0021】
ユーザにより操作装置2にCH変更の指示が入力されるときに、システム制御回路18からアナログテレビジョン放送(NTSC(National Television Standards Committee)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式、またはSECAM(SEquential Couleur A Memoire)方式)等のCH指定信号がチューナ6に供給される。チューナ6は、指定されたCHに対応するアナログテレビジョン放送波を受信する。このとき、チューナ6は、受信したアナログテレビジョン放送波を復調して得たTV信号をMPEGエンコーダ8に供給する。MPEGエンコーダ8は、システム制御回路18のエンコード制御信号に基づいて、TV信号に対してMPEG符号化処理を施す。MPEG符号化処理が施されたTV信号は、MPEGデータに変換される。そして、変換されたMPEGデータは、システム制御回路18により、ハードディスク装置10に書き込まれる。ハードディスク装置10は、MPEGデータをハードディスク22に書き込むとともに、システム制御回路18の読み出し制御信号により、ハードディスク22から、書き込まれたMPEGデータの読み出しも行なう。そして、システム制御回路18は、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータに対して、MPEG復号処理を施す。MPEG復号処理が施されたMPEGデータは、TV信号に変換される。変換されたTV信号は、システム制御回路18により、出力端子14を介して外部機器に出力される。外部機器としては、特に限定されないが、たとえば、ディスプレイ装置200である。
【0022】
OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給された各種情報表示信号に応じた画像を表示させるための情報表示画像を生成する。そして、生成された情報表示画像は、出力端子14を介して外部に出力される。情報表示画像は、たとえば、番組に対応するチャンネルの表示画像を含む。
【0023】
表示装置4は、システム制御回路18から供給された各種情報表示信号に基づいて、再生・録画情報等の表示を行なう。
【0024】
ディスプレイ装置200は、情報記録再生装置100から出力されるTV信号、および、OSD画像生成回路20により生成される情報表示画像を表示する。
【0025】
本発明に係る情報記録再生装置100は、上述したように、受信したTV信号をMPEGデータに変換して、一旦、ハードディスク装置10に格納する。そして、格納されたMPEGデータを順次読み出して、再びMPEGデータを変換してTV信号として出力することにより、ユーザは、リアルタイムで受信中のTV信号に基づく映像、または、音声を視聴することができる。以下の説明では、チューナ6において受信されるTV信号をMPEGデータに変換して、一時格納するとともに、巻き戻し等により、再生ポイントをずらして行なう再生をタイムシフト再生とする。
【0026】
次に、ハードディスク22に含まれ、データが書き込まれる記憶領域についての説明を行なう。
【0027】
図2は、ハードディスク22に含まれる記憶領域の内容を模式的に示す図である。
【0028】
図2を参照して、ハードディスク22は、タイムシフト再生を行なうためのリングバッファであるタイムシフト領域22Aと、情報を長期記録するための録画領域22Bとを含む。なお、ハードディスク22におけるタイムシフト領域22Aと録画領域22Bの領域の大きさは、たとえば、ユーザにより操作装置2を介して入力された情報に基づいて決定される。また、ハードディスク22において、タイムシフト領域22Aの位置および録画領域22Bの位置は、システム制御回路18内のメモリ26に各領域のアドレスが記録されることにより、管理されている。
【0029】
次に、ハードディスク22にMPEGデータが書き込まれるときの情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0030】
情報記録再生装置100において、チューナ6から受信されるTV信号は、MPEGエンコーダ8において、MPEG符号化処理が施される。その後に、変換されたMPEGデータは、記録・再生ヘッド24により、ハードディスク装置10内のハードディスク22に含まれるタイムシフト領域22Aに順次に書き込まれる。このとき、タイムシフト領域22Aは、リングバッファであるため、タイムシフト領域22A内のデータ量が許容量を超えるとき、タイムシフト領域22Aの先頭から上書きされる。
【0031】
次に、上述したように、受信されるTV信号から、変換されたMPEGデータをタイムシフト領域22A内に書き込むとともに、ハードディスク22内に含まれるデータが指定された再生ポイントに対応するアドレスから読み出されるタイムシフト再生が行なわれるときの情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0032】
情報記録再生装置100において、操作装置2へのユーザの指示入力に応じて、タイムシフト再生が行なわれる。ユーザによる再生ポイントの指示に応じて、システム制御回路18は、指定された再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスから順次データの読み出しを開始する。システム制御回路18は、アドレスの順序にしたがって、連続的にデータを読み出す。読み出されたMPEGデータは、MPEGデコーダ12において、MPEG復号処理が施されてTV信号に変換される。変換されたTV信号は、出力端子14を介して、出力端子14と接続されるディスプレイ装置200に出力される。
【0033】
図3は、本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100において、タイムシフト領域22A内に書き込まれるデータについて説明するための模式図である。
【0034】
図3を参照して、タイムシフト領域22A内は、操作装置2へのユーザの指示に基づくCH変更指示に応じて書き込まれるCH情報データ30と、CH変更されるまえのCHに対応するMPEGデータ28と、変更されたCHに対応するMPEGデータ32とを含む。
【0035】
情報記録再生装置100において、チューナ6から受信されるTV信号は、MPEG符号化処理が施される。その後、変換されたデータは、MPEGデータ28として、ハードディスク装置10に書き込まれる。このとき、ユーザの操作により操作装置2に、CH変更の指示が入力される場合、システム制御回路18は、CH変更指示に応じて、変更されたCHの情報を含むCH情報データ30を生成する。そして、生成されたCH情報データ30は、システム制御回路18により、CHが変更される前に書き込まれたMPEGデータ28の終端アドレスの後に連続的に書き込まれる。そして、書き込まれたCH情報データ30の終端アドレスの後に、CHが変更された後に受信したTV信号に対応するMPEGデータ32が順次書き込まれていく。
【0036】
図4は、MPEGデータ28およびCH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【0037】
図4(a)は、MPEGデータ28のデータ構造を説明するための模式図である。
【0038】
図4(a)を参照して、MPEGデータ28は、ヘッダ部28Aと実データ部28Bとに大別できる。このとき、ヘッダ28部Aには、データがMPEG形式の動画データであることを示す情報、および、再生時間情報等の管理情報、または、書誌的情報が含まれる。また、実データ部28Bには、動画データ本体が含まれる。
【0039】
一方、図4(b)は、CH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【0040】
図4(b)を参照して、CH情報データ30は、ヘッダ部30Aと実データ部30Bとに大別できる。このとき、ヘッダ部30Aには、データがCH情報データであることを示す情報が含まれる。すなわち、システム制御回路18は、データのヘッダを読み出すことにより、ハードディスク装置10から読み出したデータが動画を含むMPEGデータとCH情報を含むCH情報データとのうち、どちらであるかを判断することができる。また、実データ部30Bには、番組に対応するMPEGデータの一時格納中に変更されたCHの情報が含まれる。
【0041】
システム制御回路18は、ユーザにより指定される再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスから読み出しを開始する。そして、システム制御回路18は、CH情報データを読み出す毎に、メモリ26内にCH情報データに含まれるCHの情報を格納する。このとき、メモリ26に含まれるCHの情報に基づいて、システム制御回路18は、CH表示信号を生成する。そして、生成されたCH表示信号は、OSD画像生成回路20に供給される。OSD画像生成回路20において、CH表示信号に基づいて、情報表示画像が生成される。生成された情報表示画像は、出力端子14を介して、外部機器に出力される。情報記録再生装置100に、ディスプレイ装置200が接続される場合、ティスプレイ装置200は、出力される情報表示画像に基づいて、CH表示を行なう。
【0042】
次に、情報記録再生装置100がMPEGデータの一時格納中に、ユーザによるCH変更指示に応じて、CH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作の説明を行なう。
【0043】
図5は、システム制御回路18がCH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作のフローチャートである。
【0044】
図5を参照して、まず、チューナ6は、選択されたCHに対応するTV信号を受信する(ステップS101)。
【0045】
次に、MPEGエンコーダ8は、システム制御回路18のエンコード制御信号に基づいて、チューナ6において受信したTV信号をMPEGデータにエンコードする(ステップS102)。
【0046】
そして、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の書き込み制御信号に応じて、エンコードされたMPEGデータをタイムシフト領域22Aにアドレスの順序に基づいて、一時格納する。(ステップS103)。
【0047】
つづいて、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号に応じて、タイムシフト領域22Aに格納されたデータを順次読み出していく(ステップS104)。
【0048】
そして、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータをTV信号にデコードする(ステップS105)。
【0049】
次に、システム制御回路18は、出力端子14を介して、MPEG復号処理が施されたTV信号を外部に出力する(ステップS106)。
【0050】
ここで、システム制御回路18は、操作装置2に外部からのCH変更の指示があるか否かの判断を行なう(ステップS107)。
【0051】
ステップS107において、CH変更の指示がない場合、システム制御回路18は、処理をステップS101に戻す。
【0052】
一方、ステップS107において、CH変更の指示がある場合、システム制御回路18は、CHの変更に応じて、変更されたCHの情報を含むCH情報データを生成する(ステップS108)。
【0053】
次に、システム制御回路18は、タイムシフト領域22AのCH変更の直前に書き込まれているMPEGデータの後に、CH情報データを書き込む(ステップS109)。
【0054】
つづいて、システム制御回路18は、処理をステップS101に戻す。そして、受信したTV信号がMPEGデータに変換された後、システム制御回路18は、ステップS108において、書き込んだCH情報データの後に、変換されたMPEGデータを順次書き込んでいく。
【0055】
次に、本発明の実施の形態1における情報再生記録装置100が、一時格納したMPEGデータを指定された再生ポイントに対応するアドレスから順次読み出していくときに、タイムシフト再生中の番組に対応するチャンネルの表示を行なう動作を説明する。
【0056】
図6は、タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されるMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートである。
【0057】
図6を参照して、まず、チューナ6において受信されるTV信号をMPEGデータにエンコードし、変換されたMPEGデータをタイムシフト領域22A内に一時格納しているときに、ユーザは、巻き戻し等により、タイムシフト領域22Aに格納されたMPEGデータの再生ポイントを操作装置2への入力による指示を行なう。
【0058】
システム制御回路18は、ユーザにより指定された再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスからタイムシフト再生を開始する(ステップS201)。
【0059】
そして、タイムシフト再生が開始されると、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号により、タイムシフト領域22A内のアドレスの順序に基づいて、アドレスに対応するデータを読み出す(ステップS202)。
【0060】
つづいて、システム制御回路18は、タイムシフト領域22Aから読み出されたデータのヘッダより、読み出されたデータがCH情報データであるか否かを判断する(ステップS203)。
【0061】
ステップS203において、読み出されたデータがCH情報データではない場合、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号に基づいて、MPEGデータに含まれる実データを読み出す。そして、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータをデコードする(ステップS204)。
【0062】
つづいて、システム制御回路18は、出力端子14を介して、デコードされたTV信号を外部に出力する(ステップS205)。
【0063】
そして、システム制御回路18は、処理をステップS202に戻す。
一方、ステップS203において、読み出されたデータがCH情報データである場合、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号により、CH情報データに含まれる実データを読み出す。そして、メモリ26は、システム制御回路18のメモリ制御信号に基づいて、読み出されたCH情報データに含まれるCH情報を格納する(ステップS206)。
【0064】
つづいて、システム制御回路18は、メモリ26に書き込まれたCH情報に基づいて、CH表示を行なうためのCH表示信号を生成する(ステップS207)。
【0065】
そして、OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、CH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20は、出力端子14を介して外部にCH表示画像を出力する(ステップS208)。
【0066】
つづいて、システム制御回路18は、処理をステップS202に戻す。
次に、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100において、MPEGデータの一時格納中に、タイムシフトさせて再生を行なうときのCH表示について説明を行なう。
【0067】
図7は、MPEGデータの一時格納中および、タイムシフト再生中に変更されるCHを示すタイムチャートである。
【0068】
図7(a)は、MPEGデータをタイムシフト領域22Aに一時格納するときのタイムチャートである。
【0069】
図7(a)を参照して、まず、MPEGデータの一時格納が開始されるときに1CHの番組に対応するMPEGデータをタイムシフト領域22Aに一時格納する。そして、操作装置2にユーザからの2CHへのチャンネル変更の指示を受けると、システム制御回路18は、2CHの情報データをタイムシフト領域22Aに書き込む。同様に、操作装置2へのユーザから3CHおよび4CHのチャンネル変更の指示に応じて、システム制御回路18は、3CHの情報データおよび4CHの情報データをそれぞれタイムシフト領域22Aに書き込む。
【0070】
図7(b)は、ユーザによる再生ポイントの指示に応じて、タイムシフト再生中の再生CHの表示を行なうときタイムチャートである。
【0071】
図7(b)を参照して、情報記録再生装置100は、ユーザの指示に応じて、巻き戻しなどにより1CHの途中を再生ポイントとして指定される。そして、システム制御回路18は、タイムシフト再生中に、2CHの情報データを読み出すと、2CHに対応するMPEGデータを再生する前に、2CHの情報データをメモリ26に書き込む。そのため、システム制御回路18は、メモリ26に書き込まれた2CHの情報データに基づいて、再生CHのCH表示信号を生成する。そして、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、OSD画像生成回路20は、再生CHのCH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20が出力端子14を介して、再生CHのCH表示画像を外部に出力させることにより、ディスプレイ装置200において、タイムシフト再生中の2CHのCH表示を可能とする。同様に、情報記録再生装置100は、3CHの情報データ、4CHの情報データを読み出す毎に、3CHおよび4CHに対応するMPEGデータが再生される前に、3CHのCH表示および4CHのCH表示の出力をそれぞれ可能とする。
【0072】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、選択されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことができる。
【0073】
したがって、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。そのため、接続されたディスプレイ装置200の画面上に、再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を出力することができる。
【0074】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、再生される番組のCHを把握することができる。
【0075】
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の説明を行なう。本発明の実施の形態2における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した制御部16がハードディスク22からチャンネル情報データを読み込んで、出力端子14を介して、CH表示画像を外部に出力するためのソフトウェアの構成を除いては、図1の情報記録再生装置100のハードウェアの構成と同じである。そのため、情報記録再生装置100のハードウェアの構成についての説明は、繰り返さない。
【0076】
本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100の動作については、以下の点で実施の形態1における情報記録再生装置100の動作と異なる。
【0077】
すなわち、図6における、情報記録再生装置100が、タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されたMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートのステップS208において、システム制御回路18により、メモリ26に含まれるCHの情報に基づいて、生成されたCH表示信号は、表示装置4に供給される。そして、表示装置4は、供給されたCH表示信号に基づいて、CHの表示を行なう。したがって、表示装置4は、タイムシフト再生中の番組に対応する再生CHの表示を行なうことができる。
【0078】
このとき、システム制御回路18は、CH表示信号を、表示装置4への供給とともに、実施の形態1と同様にOSD画像生成回路20に供給してもよい。したがって、CH表示信号に基づいて、OSD画像生成回路20は、CH表示画像を生成して、出力端子14を介して、外部に出力する。
【0079】
すなわち、本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100は、表示装置4による表示およびOSD画像生成回路20による外部への出力のうちの少なくとも一方を行なうことができる。
【0080】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、選択されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことができる。
【0081】
したがって、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。そのため、筐体1に設けられる表示装置4は、再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を行なうことができる。
【0082】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、表示装置4により、再生される番組のCHを把握することができる。
【0083】
また、本発明の実施の形態2における表示装置4による再生CHの表示と、実施の形態1におけるディスプレイ装置200への再生CHの表示画像の出力とのうちの少なくとも一方を行なってもよい。その結果、ユーザは、表示装置4およびディスプレイ装置200のうちの少なくとも一方により、再生される番組のCHを把握することができる。
【0084】
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の説明を行なう。本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した制御部16がハードディスク22からチャンネル情報データを読み込んで、出力端子14を介して、CH表示画像を出力するためのソフトウェアの構成を除いては、図1の情報記録再生装置100のハードウェアの構成と同じである。そのため、情報記録再生装置100のハードウェアの構成の説明は繰り返さない。
【0085】
本発明の実施の形態3における情報記録再生装置100の動作については、以下の点で実施の形態1における情報記録再生装置100の動作と異なる。
【0086】
すなわち、システム制御回路18は、CH表示信号を生成するときに、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHの表示に並行して、一時格納中の番組に対応する録画CHの表示も行なう。
【0087】
つまり、システム制御回路18は、番組の一時格納中にユーザの指示により、チャンネルが変更される毎に、チャンネル情報データを生成し、タイムシフト領域22Aに書き込む動作と並行して、メモリ26に変更されたチャンネル情報を保持する。そして、システム制御回路18は、メモリ26に格納されたチャンネル情報に基づいて、再生CHおよび録画CHの表示を行なうためのCH表示信号を生成する。
【0088】
OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給されたCH表示信号に基づいて、CH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20は、生成されたCH表示画像を、出力端子14を介して、外部機器に出力する。そして、タイムシフト再生中においては、一時格納中の番組に対応する録画CHのCH表示と並行して、タイムシフト領域22Aに含まれるチャンネル情報データを読み出す毎に、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHのCH表示を行なう。
【0089】
または、表示装置4は、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、タイムシフト再生中に一時格納中の番組に対応する録画CHのCH表示と並行して、タイムシフト領域22Aに含まれるチャンネル情報データを読み出す毎に、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHのCH表示を行なってもよい。
【0090】
すなわち、システム制御回路18は、OSD画像生成回路20によるCH表示画像の出力と、表示装置4によるCH表示とのうちの少なくとも一方を行なうことが可能となる。
【0091】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、タイムシフト再生を行なう場合、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHの表示と、一時格納中の番組に対応する録画CHの表示を並行して行なうことにより、ユーザは、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHと、一時格納中の番組に対応する録画CHとを混同せずに把握することが可能となる。
【0092】
また、このとき、ディスプレイ装置200による再生CHの表示と、表示装置4による録画CHと再生CHの表示を行なってもよい。または、ディスプレイ装置200による再生CHと録画CHの表示と、表示装置4による再生CHの表示を行なってもよい。その結果、ユーザは、表示装置4およびディスプレイ装置200により、タイムシフト再生中の番組のCHと一時格納中の番組のCHとを把握することができる。
【0093】
このように、ユーザの指示により、変更されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことにより、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。
【0094】
そのため、たとえば、情報記録再生装置100は、少なくとも再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を出力端子14から出力することができる。すなわち、ディスプレイ装置200の画面上に少なくとも再生CHの表示を行なうことができる。
【0095】
または、筐体1に設けられる表示装置4により、再生CHおよび録画CHのうちの少なくとも一方を表示してもよい。
【0096】
なお、CH表示は、ディスプレイ装置200の画面上に再生CHおよび録画CHのうちの両方のCH表示を行なってもよいし、表示装置4に再生CHおよび録画CHのうちの両方のCH表示を行なってもよい。
【0097】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、再生される番組のCHをディスプレイ装置200の画面上、あるいは、表示装置4により把握することができる。
【0098】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0099】
【発明の効果】
入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更されたチャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、チャンネル情報データを一時保存領域に格納するためのチャンネル情報データ記録手段と、チャンネル情報データに基づいて、チャンネル表示信号を生成し、出力することにより、タイムシフト再生中に、再生される番組において、チャンネルが変更された時点で、変更されたチャンネルに表示を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の一例である情報記録再生装置100の構成を示すための機能ブロック図である。
【図2】ハードディスク22に含まれる記憶領域の内容を模式的に示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100において、タイムシフト領域22A内に書き込まれるデータについて説明するための模式図である。
【図4】MPEGデータ28およびCH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【図5】システム制御回路18がCH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作のフローチャートである。
【図6】タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されるMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートである。
【図7】MPEGデータの一時格納中および、タイムシフト再生中に変更されるCHを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 筐体、2 操作装置、4 表示装置、6 チューナ、8 MPEGエンコーダ、10 ハードディスク装置、12 MPEGデコーダ、14 出力端子、16 制御部、18 システム制御回路、20 OSD画像生成回路、22 ハードディスク、22A タイムシフト領域、22B 録画領域、24 記録・再生ヘッド、26 メモリ、28,32 MPEGデータ、30 CH情報データ、28A,30A ヘッダ部、28B,30B 実データ部、100 情報記録再生装置、200 ディスプレイ装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイムシフト機能を有するテレビジョン放送の録画・再生を行なうためのデータ記録再生装置に関し、特に、録画・再生を行なう番組に対応するチャンネルの表示に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アナログテレビジョン放送に含まれるテレビジョン信号(以下、TV信号とする。)を、チューナを介して受け取った後、MPEGエンコーダによりエンコードしたMPEGデータを一時的にハードディスク等の記録媒体に格納して、一時格納するとともに、巻き戻しなどにより時間をずらした(タイムシフトした)再生ポイントからのMPEGデータの読出表示を可能とする、いわゆるタイムシフト機能を有するデータ記録再生装置がある。
【0003】
たとえば、従来例としては、タイムシフト機能を有した表示装置について、以下のような構成が公知である(たとえば、特許文献1参照)。すなわち、従来例では、受信した表示用信号を記憶媒体に記憶してタイムシフトして出力するタイムシフト部を有した装置において、タイムシフトに関するユーザ操作が入力されない限り、特定のチャンネルの表示用信号を、タイムシフト部を制御してタイムシフトして出力するインテリジェント機能を有する表示装置の構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−309268号公報明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来、タイムシフト機能を有するデータ記録再生装置において、タイムシフト中の表示については、特許文献1のように、タイムシフト中であることの表示は得られる。しかしながら、OSD(On Screen Display)を用いたチャンネル(以下、CHとする。)の表示については、一時格納中のMPEGデータに対応するCHの表示が行なわれている。すなわち、タイムシフトして指定された再生ポイントから再生を行なうときの、MPEGデータに対応するCH表示は行なわれていない。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、タイムシフト機能を有するデータ記録再生装置において、タイムシフトして指定された再生ポイントから再生を行なうときに、一時格納中にCHが変更されていた境目に変更されたCHの表示を行なうためのデータ記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の1つの局面に従うと、データの記録および再生のうちの少なくとも一方を行なうためのデータ記録再生装置であって、外部からの入力指示を受けるための入力手段と、入力指示に基づいて選択されるチャンネルに対応する映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを受信するための受信手段と、番組データを格納に適した形式に変換するための格納データ変換手段と、変換された番組データを格納するための番組データ記憶手段とを備え、番組データ記憶手段は、番組データを一時格納するためのリングバッファである一時保存領域を含み、一時保存領域に格納された番組データを再生に適した形式に変換するための再生データ変換手段と、番組データに対応するチャンネルの表示を行なうための表示手段と、外部の機器と接続するためのインターフェースと、データ記録再生装置の動作を制御するための制御手段とをさらに備え、制御手段は、番組データが一時保存領域に格納される間、一時保存領域において、入力手段による指示に基づく読み出し位置から順次読み出していくためのタイムシフト読み出し手段と、番組データが一時保存領域に格納される間、入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、一時保存領域において、変更される前のチャンネルに対応する変更前の番組データと、変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段と、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段とを含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、表示手段によるチャンネルの表示およびインターフェースを介して外部にチャンネルの表示信号の出力のうち少なくとも一方を行なう。
【0008】
本発明の他の局面に従うと、データの記録および再生のうちの少なくとも一方を行なうためのデータ記録再生装置であって、外部からの入力指示を受けるための入力手段と、入力指示に基づいて選択されるチャンネルに対応する映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを受信するための受信手段と、番組データを格納に適した形式に変換するための格納データ変換手段と、変換された番組データを格納するための番組データ記憶手段とを備え、番組データ記憶手段は、番組データを一時格納するためのリングバッファである一時保存領域を含み、一時保存領域に格納された番組データを再生に適した形式に変換するための再生データ変換手段と、データ記録再生装置の動作を制御するための制御手段とをさらに備え、制御手段は、番組データが一時保存領域に格納される間、一時保存領域において、入力手段による指示に基づく読み出し位置から順次読み出していくためのタイムシフト読み出し手段と、番組データが一時保存領域に格納される間、入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、一時保存領域において、変更される前のチャンネルに対応する変更前の番組データと、変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段とを含む。
【0009】
好ましくは、外部の機器と接続するためのインターフェースをさらに備え、制御手段は、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、チャンネル表示信号に基づいて、チャンネル表示画像を生成するためのチャンネル表示画像生成手段と、インターフェースを介して、チャンネル表示画像を外部に出力する。
【0010】
好ましくは、番組データに対応するチャンネルの表示を行なうための表示手段をさらに備え、制御手段は、チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、チャンネル情報格納手段は、一時保存データ読み出し手段による番組データの読み出し時に、一時保存領域からチャンネル情報データを読み出す毎に、チャンネル情報データに含まれる再生チャンネル情報を格納し、再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、チャンネル表示信号に基づいて、表示手段によりチャンネル表示を行なう。
【0011】
好ましくは、チャンネル情報格納手段は、入力手段によりチャンネル変更指示を受ける毎に、変更チャンネルに対応する録画チャンネル情報をさらに格納し、チャンネル表示信号は、再生チャンネル情報と録画チャンネル情報とに基づいて、チャンネル表示信号生成手段により生成される再生チャンネルおよび録画チャンネルを表示するための再生・録画チャンネル表示信号を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。以下の説明では、同一の構成部分には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについて詳細な説明は繰り返さない。
【0013】
[実施の形態1]
図1は、本発明のデータ記録再生装置の一例である情報記録再生装置100の構成を示すための機能ブロック図である。
【0014】
図1を参照して、情報記録再生装置100は、筐体1と、ユーザからの指示入力を受けるための操作装置2と、再生・録画情報等の表示を行なうための表示装置4と、テレビジョン放送に含まれるTV信号を受信するためのチューナ6と、チューナ6から供給されるTV信号をMPEGエンコードするためのMPEGエンコーダ8と、エンコードされたMPEGデータを格納するためのハードディスク装置10と、MPEGデータをTV信号にデコードするためのMPEGデコーダ12と、外部にTV信号を出力するための出力端子14と、情報記録再生装置100の動作を制御するための制御部16とを備える。
【0015】
制御部16は、再生・録画情報を格納するためのメモリ26を有するシステム制御回路18と、メモリ26に格納された情報に基づいてOSD画像を生成するためのOSD画像生成回路20を含む。
【0016】
また、ハードディスク装置10は、ハードディスク22と、ハードディスク22に対してデータの書き込みおよび読み出しを行なうための記録・再生ヘッド24とを含む。
【0017】
なお、TV信号は、映像信号および音声信号のうちの少なくとも一方を含む。次に、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0018】
操作装置2を用いたユーザによる各種操作に応じて、システム制御回路18は、情報記録再生装置100を動作させることができる。
【0019】
「各種操作」とは、たとえば、放送CH指定操作、録画済み番組指定操作、録画指令操作、再生指令操作、録画停止操作、再生停止操作等である。
【0020】
また、操作装置2は、ユーザの操作に応じて、各種操作信号をシステム制御回路18に供給する。なお、操作装置2は、筐体1の表面に設けられてもよいし、情報記録再生装置100の筐体1とは分離しているリモートコントローラであってもよい。
【0021】
ユーザにより操作装置2にCH変更の指示が入力されるときに、システム制御回路18からアナログテレビジョン放送(NTSC(National Television Standards Committee)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式、またはSECAM(SEquential Couleur A Memoire)方式)等のCH指定信号がチューナ6に供給される。チューナ6は、指定されたCHに対応するアナログテレビジョン放送波を受信する。このとき、チューナ6は、受信したアナログテレビジョン放送波を復調して得たTV信号をMPEGエンコーダ8に供給する。MPEGエンコーダ8は、システム制御回路18のエンコード制御信号に基づいて、TV信号に対してMPEG符号化処理を施す。MPEG符号化処理が施されたTV信号は、MPEGデータに変換される。そして、変換されたMPEGデータは、システム制御回路18により、ハードディスク装置10に書き込まれる。ハードディスク装置10は、MPEGデータをハードディスク22に書き込むとともに、システム制御回路18の読み出し制御信号により、ハードディスク22から、書き込まれたMPEGデータの読み出しも行なう。そして、システム制御回路18は、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータに対して、MPEG復号処理を施す。MPEG復号処理が施されたMPEGデータは、TV信号に変換される。変換されたTV信号は、システム制御回路18により、出力端子14を介して外部機器に出力される。外部機器としては、特に限定されないが、たとえば、ディスプレイ装置200である。
【0022】
OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給された各種情報表示信号に応じた画像を表示させるための情報表示画像を生成する。そして、生成された情報表示画像は、出力端子14を介して外部に出力される。情報表示画像は、たとえば、番組に対応するチャンネルの表示画像を含む。
【0023】
表示装置4は、システム制御回路18から供給された各種情報表示信号に基づいて、再生・録画情報等の表示を行なう。
【0024】
ディスプレイ装置200は、情報記録再生装置100から出力されるTV信号、および、OSD画像生成回路20により生成される情報表示画像を表示する。
【0025】
本発明に係る情報記録再生装置100は、上述したように、受信したTV信号をMPEGデータに変換して、一旦、ハードディスク装置10に格納する。そして、格納されたMPEGデータを順次読み出して、再びMPEGデータを変換してTV信号として出力することにより、ユーザは、リアルタイムで受信中のTV信号に基づく映像、または、音声を視聴することができる。以下の説明では、チューナ6において受信されるTV信号をMPEGデータに変換して、一時格納するとともに、巻き戻し等により、再生ポイントをずらして行なう再生をタイムシフト再生とする。
【0026】
次に、ハードディスク22に含まれ、データが書き込まれる記憶領域についての説明を行なう。
【0027】
図2は、ハードディスク22に含まれる記憶領域の内容を模式的に示す図である。
【0028】
図2を参照して、ハードディスク22は、タイムシフト再生を行なうためのリングバッファであるタイムシフト領域22Aと、情報を長期記録するための録画領域22Bとを含む。なお、ハードディスク22におけるタイムシフト領域22Aと録画領域22Bの領域の大きさは、たとえば、ユーザにより操作装置2を介して入力された情報に基づいて決定される。また、ハードディスク22において、タイムシフト領域22Aの位置および録画領域22Bの位置は、システム制御回路18内のメモリ26に各領域のアドレスが記録されることにより、管理されている。
【0029】
次に、ハードディスク22にMPEGデータが書き込まれるときの情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0030】
情報記録再生装置100において、チューナ6から受信されるTV信号は、MPEGエンコーダ8において、MPEG符号化処理が施される。その後に、変換されたMPEGデータは、記録・再生ヘッド24により、ハードディスク装置10内のハードディスク22に含まれるタイムシフト領域22Aに順次に書き込まれる。このとき、タイムシフト領域22Aは、リングバッファであるため、タイムシフト領域22A内のデータ量が許容量を超えるとき、タイムシフト領域22Aの先頭から上書きされる。
【0031】
次に、上述したように、受信されるTV信号から、変換されたMPEGデータをタイムシフト領域22A内に書き込むとともに、ハードディスク22内に含まれるデータが指定された再生ポイントに対応するアドレスから読み出されるタイムシフト再生が行なわれるときの情報記録再生装置100の動作についての説明を行なう。
【0032】
情報記録再生装置100において、操作装置2へのユーザの指示入力に応じて、タイムシフト再生が行なわれる。ユーザによる再生ポイントの指示に応じて、システム制御回路18は、指定された再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスから順次データの読み出しを開始する。システム制御回路18は、アドレスの順序にしたがって、連続的にデータを読み出す。読み出されたMPEGデータは、MPEGデコーダ12において、MPEG復号処理が施されてTV信号に変換される。変換されたTV信号は、出力端子14を介して、出力端子14と接続されるディスプレイ装置200に出力される。
【0033】
図3は、本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100において、タイムシフト領域22A内に書き込まれるデータについて説明するための模式図である。
【0034】
図3を参照して、タイムシフト領域22A内は、操作装置2へのユーザの指示に基づくCH変更指示に応じて書き込まれるCH情報データ30と、CH変更されるまえのCHに対応するMPEGデータ28と、変更されたCHに対応するMPEGデータ32とを含む。
【0035】
情報記録再生装置100において、チューナ6から受信されるTV信号は、MPEG符号化処理が施される。その後、変換されたデータは、MPEGデータ28として、ハードディスク装置10に書き込まれる。このとき、ユーザの操作により操作装置2に、CH変更の指示が入力される場合、システム制御回路18は、CH変更指示に応じて、変更されたCHの情報を含むCH情報データ30を生成する。そして、生成されたCH情報データ30は、システム制御回路18により、CHが変更される前に書き込まれたMPEGデータ28の終端アドレスの後に連続的に書き込まれる。そして、書き込まれたCH情報データ30の終端アドレスの後に、CHが変更された後に受信したTV信号に対応するMPEGデータ32が順次書き込まれていく。
【0036】
図4は、MPEGデータ28およびCH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【0037】
図4(a)は、MPEGデータ28のデータ構造を説明するための模式図である。
【0038】
図4(a)を参照して、MPEGデータ28は、ヘッダ部28Aと実データ部28Bとに大別できる。このとき、ヘッダ28部Aには、データがMPEG形式の動画データであることを示す情報、および、再生時間情報等の管理情報、または、書誌的情報が含まれる。また、実データ部28Bには、動画データ本体が含まれる。
【0039】
一方、図4(b)は、CH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【0040】
図4(b)を参照して、CH情報データ30は、ヘッダ部30Aと実データ部30Bとに大別できる。このとき、ヘッダ部30Aには、データがCH情報データであることを示す情報が含まれる。すなわち、システム制御回路18は、データのヘッダを読み出すことにより、ハードディスク装置10から読み出したデータが動画を含むMPEGデータとCH情報を含むCH情報データとのうち、どちらであるかを判断することができる。また、実データ部30Bには、番組に対応するMPEGデータの一時格納中に変更されたCHの情報が含まれる。
【0041】
システム制御回路18は、ユーザにより指定される再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスから読み出しを開始する。そして、システム制御回路18は、CH情報データを読み出す毎に、メモリ26内にCH情報データに含まれるCHの情報を格納する。このとき、メモリ26に含まれるCHの情報に基づいて、システム制御回路18は、CH表示信号を生成する。そして、生成されたCH表示信号は、OSD画像生成回路20に供給される。OSD画像生成回路20において、CH表示信号に基づいて、情報表示画像が生成される。生成された情報表示画像は、出力端子14を介して、外部機器に出力される。情報記録再生装置100に、ディスプレイ装置200が接続される場合、ティスプレイ装置200は、出力される情報表示画像に基づいて、CH表示を行なう。
【0042】
次に、情報記録再生装置100がMPEGデータの一時格納中に、ユーザによるCH変更指示に応じて、CH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作の説明を行なう。
【0043】
図5は、システム制御回路18がCH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作のフローチャートである。
【0044】
図5を参照して、まず、チューナ6は、選択されたCHに対応するTV信号を受信する(ステップS101)。
【0045】
次に、MPEGエンコーダ8は、システム制御回路18のエンコード制御信号に基づいて、チューナ6において受信したTV信号をMPEGデータにエンコードする(ステップS102)。
【0046】
そして、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の書き込み制御信号に応じて、エンコードされたMPEGデータをタイムシフト領域22Aにアドレスの順序に基づいて、一時格納する。(ステップS103)。
【0047】
つづいて、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号に応じて、タイムシフト領域22Aに格納されたデータを順次読み出していく(ステップS104)。
【0048】
そして、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータをTV信号にデコードする(ステップS105)。
【0049】
次に、システム制御回路18は、出力端子14を介して、MPEG復号処理が施されたTV信号を外部に出力する(ステップS106)。
【0050】
ここで、システム制御回路18は、操作装置2に外部からのCH変更の指示があるか否かの判断を行なう(ステップS107)。
【0051】
ステップS107において、CH変更の指示がない場合、システム制御回路18は、処理をステップS101に戻す。
【0052】
一方、ステップS107において、CH変更の指示がある場合、システム制御回路18は、CHの変更に応じて、変更されたCHの情報を含むCH情報データを生成する(ステップS108)。
【0053】
次に、システム制御回路18は、タイムシフト領域22AのCH変更の直前に書き込まれているMPEGデータの後に、CH情報データを書き込む(ステップS109)。
【0054】
つづいて、システム制御回路18は、処理をステップS101に戻す。そして、受信したTV信号がMPEGデータに変換された後、システム制御回路18は、ステップS108において、書き込んだCH情報データの後に、変換されたMPEGデータを順次書き込んでいく。
【0055】
次に、本発明の実施の形態1における情報再生記録装置100が、一時格納したMPEGデータを指定された再生ポイントに対応するアドレスから順次読み出していくときに、タイムシフト再生中の番組に対応するチャンネルの表示を行なう動作を説明する。
【0056】
図6は、タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されるMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートである。
【0057】
図6を参照して、まず、チューナ6において受信されるTV信号をMPEGデータにエンコードし、変換されたMPEGデータをタイムシフト領域22A内に一時格納しているときに、ユーザは、巻き戻し等により、タイムシフト領域22Aに格納されたMPEGデータの再生ポイントを操作装置2への入力による指示を行なう。
【0058】
システム制御回路18は、ユーザにより指定された再生ポイントに対応するタイムシフト領域22A内のアドレスからタイムシフト再生を開始する(ステップS201)。
【0059】
そして、タイムシフト再生が開始されると、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号により、タイムシフト領域22A内のアドレスの順序に基づいて、アドレスに対応するデータを読み出す(ステップS202)。
【0060】
つづいて、システム制御回路18は、タイムシフト領域22Aから読み出されたデータのヘッダより、読み出されたデータがCH情報データであるか否かを判断する(ステップS203)。
【0061】
ステップS203において、読み出されたデータがCH情報データではない場合、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号に基づいて、MPEGデータに含まれる実データを読み出す。そして、MPEGデコーダ12は、システム制御回路18のデコード制御信号に基づいて、読み出されたMPEGデータをデコードする(ステップS204)。
【0062】
つづいて、システム制御回路18は、出力端子14を介して、デコードされたTV信号を外部に出力する(ステップS205)。
【0063】
そして、システム制御回路18は、処理をステップS202に戻す。
一方、ステップS203において、読み出されたデータがCH情報データである場合、ハードディスク装置10は、システム制御回路18の読み出し制御信号により、CH情報データに含まれる実データを読み出す。そして、メモリ26は、システム制御回路18のメモリ制御信号に基づいて、読み出されたCH情報データに含まれるCH情報を格納する(ステップS206)。
【0064】
つづいて、システム制御回路18は、メモリ26に書き込まれたCH情報に基づいて、CH表示を行なうためのCH表示信号を生成する(ステップS207)。
【0065】
そして、OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、CH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20は、出力端子14を介して外部にCH表示画像を出力する(ステップS208)。
【0066】
つづいて、システム制御回路18は、処理をステップS202に戻す。
次に、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100において、MPEGデータの一時格納中に、タイムシフトさせて再生を行なうときのCH表示について説明を行なう。
【0067】
図7は、MPEGデータの一時格納中および、タイムシフト再生中に変更されるCHを示すタイムチャートである。
【0068】
図7(a)は、MPEGデータをタイムシフト領域22Aに一時格納するときのタイムチャートである。
【0069】
図7(a)を参照して、まず、MPEGデータの一時格納が開始されるときに1CHの番組に対応するMPEGデータをタイムシフト領域22Aに一時格納する。そして、操作装置2にユーザからの2CHへのチャンネル変更の指示を受けると、システム制御回路18は、2CHの情報データをタイムシフト領域22Aに書き込む。同様に、操作装置2へのユーザから3CHおよび4CHのチャンネル変更の指示に応じて、システム制御回路18は、3CHの情報データおよび4CHの情報データをそれぞれタイムシフト領域22Aに書き込む。
【0070】
図7(b)は、ユーザによる再生ポイントの指示に応じて、タイムシフト再生中の再生CHの表示を行なうときタイムチャートである。
【0071】
図7(b)を参照して、情報記録再生装置100は、ユーザの指示に応じて、巻き戻しなどにより1CHの途中を再生ポイントとして指定される。そして、システム制御回路18は、タイムシフト再生中に、2CHの情報データを読み出すと、2CHに対応するMPEGデータを再生する前に、2CHの情報データをメモリ26に書き込む。そのため、システム制御回路18は、メモリ26に書き込まれた2CHの情報データに基づいて、再生CHのCH表示信号を生成する。そして、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、OSD画像生成回路20は、再生CHのCH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20が出力端子14を介して、再生CHのCH表示画像を外部に出力させることにより、ディスプレイ装置200において、タイムシフト再生中の2CHのCH表示を可能とする。同様に、情報記録再生装置100は、3CHの情報データ、4CHの情報データを読み出す毎に、3CHおよび4CHに対応するMPEGデータが再生される前に、3CHのCH表示および4CHのCH表示の出力をそれぞれ可能とする。
【0072】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態1における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、選択されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことができる。
【0073】
したがって、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。そのため、接続されたディスプレイ装置200の画面上に、再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を出力することができる。
【0074】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、再生される番組のCHを把握することができる。
【0075】
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の説明を行なう。本発明の実施の形態2における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した制御部16がハードディスク22からチャンネル情報データを読み込んで、出力端子14を介して、CH表示画像を外部に出力するためのソフトウェアの構成を除いては、図1の情報記録再生装置100のハードウェアの構成と同じである。そのため、情報記録再生装置100のハードウェアの構成についての説明は、繰り返さない。
【0076】
本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100の動作については、以下の点で実施の形態1における情報記録再生装置100の動作と異なる。
【0077】
すなわち、図6における、情報記録再生装置100が、タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されたMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートのステップS208において、システム制御回路18により、メモリ26に含まれるCHの情報に基づいて、生成されたCH表示信号は、表示装置4に供給される。そして、表示装置4は、供給されたCH表示信号に基づいて、CHの表示を行なう。したがって、表示装置4は、タイムシフト再生中の番組に対応する再生CHの表示を行なうことができる。
【0078】
このとき、システム制御回路18は、CH表示信号を、表示装置4への供給とともに、実施の形態1と同様にOSD画像生成回路20に供給してもよい。したがって、CH表示信号に基づいて、OSD画像生成回路20は、CH表示画像を生成して、出力端子14を介して、外部に出力する。
【0079】
すなわち、本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100は、表示装置4による表示およびOSD画像生成回路20による外部への出力のうちの少なくとも一方を行なうことができる。
【0080】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態2における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、選択されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことができる。
【0081】
したがって、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。そのため、筐体1に設けられる表示装置4は、再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を行なうことができる。
【0082】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、表示装置4により、再生される番組のCHを把握することができる。
【0083】
また、本発明の実施の形態2における表示装置4による再生CHの表示と、実施の形態1におけるディスプレイ装置200への再生CHの表示画像の出力とのうちの少なくとも一方を行なってもよい。その結果、ユーザは、表示装置4およびディスプレイ装置200のうちの少なくとも一方により、再生される番組のCHを把握することができる。
【0084】
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の説明を行なう。本発明の実施の形態3における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した制御部16がハードディスク22からチャンネル情報データを読み込んで、出力端子14を介して、CH表示画像を出力するためのソフトウェアの構成を除いては、図1の情報記録再生装置100のハードウェアの構成と同じである。そのため、情報記録再生装置100のハードウェアの構成の説明は繰り返さない。
【0085】
本発明の実施の形態3における情報記録再生装置100の動作については、以下の点で実施の形態1における情報記録再生装置100の動作と異なる。
【0086】
すなわち、システム制御回路18は、CH表示信号を生成するときに、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHの表示に並行して、一時格納中の番組に対応する録画CHの表示も行なう。
【0087】
つまり、システム制御回路18は、番組の一時格納中にユーザの指示により、チャンネルが変更される毎に、チャンネル情報データを生成し、タイムシフト領域22Aに書き込む動作と並行して、メモリ26に変更されたチャンネル情報を保持する。そして、システム制御回路18は、メモリ26に格納されたチャンネル情報に基づいて、再生CHおよび録画CHの表示を行なうためのCH表示信号を生成する。
【0088】
OSD画像生成回路20は、システム制御回路18から供給されたCH表示信号に基づいて、CH表示画像を生成する。そして、OSD画像生成回路20は、生成されたCH表示画像を、出力端子14を介して、外部機器に出力する。そして、タイムシフト再生中においては、一時格納中の番組に対応する録画CHのCH表示と並行して、タイムシフト領域22Aに含まれるチャンネル情報データを読み出す毎に、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHのCH表示を行なう。
【0089】
または、表示装置4は、システム制御回路18から供給されるCH表示信号に基づいて、タイムシフト再生中に一時格納中の番組に対応する録画CHのCH表示と並行して、タイムシフト領域22Aに含まれるチャンネル情報データを読み出す毎に、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHのCH表示を行なってもよい。
【0090】
すなわち、システム制御回路18は、OSD画像生成回路20によるCH表示画像の出力と、表示装置4によるCH表示とのうちの少なくとも一方を行なうことが可能となる。
【0091】
以上説明したとおり、本発明の実施の形態3における情報記録再生装置100において、ユーザの指示により、タイムシフト再生を行なう場合、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHの表示と、一時格納中の番組に対応する録画CHの表示を並行して行なうことにより、ユーザは、タイムシフト再生中のMPEGデータに対応する再生CHと、一時格納中の番組に対応する録画CHとを混同せずに把握することが可能となる。
【0092】
また、このとき、ディスプレイ装置200による再生CHの表示と、表示装置4による録画CHと再生CHの表示を行なってもよい。または、ディスプレイ装置200による再生CHと録画CHの表示と、表示装置4による再生CHの表示を行なってもよい。その結果、ユーザは、表示装置4およびディスプレイ装置200により、タイムシフト再生中の番組のCHと一時格納中の番組のCHとを把握することができる。
【0093】
このように、ユーザの指示により、変更されたCHの情報をタイムシフト領域22Aにチャンネル情報データとしてタイムシフト領域22Aの変更される前のCHに対応するMPEGデータと、変更された後のCHに対応するMPEGデータとの間に書き込むことにより、タイムシフト再生を行なう場合、CHが変更された時点で、CH情報データを読み込むことが可能となる。
【0094】
そのため、たとえば、情報記録再生装置100は、少なくとも再生されるMPEGデータに対応する再生CHの表示を出力端子14から出力することができる。すなわち、ディスプレイ装置200の画面上に少なくとも再生CHの表示を行なうことができる。
【0095】
または、筐体1に設けられる表示装置4により、再生CHおよび録画CHのうちの少なくとも一方を表示してもよい。
【0096】
なお、CH表示は、ディスプレイ装置200の画面上に再生CHおよび録画CHのうちの両方のCH表示を行なってもよいし、表示装置4に再生CHおよび録画CHのうちの両方のCH表示を行なってもよい。
【0097】
その結果、ユーザは、タイムシフト再生中に、再生される番組のCHをディスプレイ装置200の画面上、あるいは、表示装置4により把握することができる。
【0098】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0099】
【発明の効果】
入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更されたチャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、チャンネル情報データを一時保存領域に格納するためのチャンネル情報データ記録手段と、チャンネル情報データに基づいて、チャンネル表示信号を生成し、出力することにより、タイムシフト再生中に、再生される番組において、チャンネルが変更された時点で、変更されたチャンネルに表示を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の一例である情報記録再生装置100の構成を示すための機能ブロック図である。
【図2】ハードディスク22に含まれる記憶領域の内容を模式的に示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100において、タイムシフト領域22A内に書き込まれるデータについて説明するための模式図である。
【図4】MPEGデータ28およびCH情報データ30のデータ構造を説明するための模式図である。
【図5】システム制御回路18がCH情報データを生成して、ハードディスク22に書き込むときの動作のフローチャートである。
【図6】タイムシフト再生中に、タイムシフト領域22Aから読み出されるMPEGデータに対応する再生CHを表示する動作のフローチャートである。
【図7】MPEGデータの一時格納中および、タイムシフト再生中に変更されるCHを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 筐体、2 操作装置、4 表示装置、6 チューナ、8 MPEGエンコーダ、10 ハードディスク装置、12 MPEGデコーダ、14 出力端子、16 制御部、18 システム制御回路、20 OSD画像生成回路、22 ハードディスク、22A タイムシフト領域、22B 録画領域、24 記録・再生ヘッド、26 メモリ、28,32 MPEGデータ、30 CH情報データ、28A,30A ヘッダ部、28B,30B 実データ部、100 情報記録再生装置、200 ディスプレイ装置。
Claims (5)
- 映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを一時保存するとともに、タイムシフトする再生を行なうための制御手段を備えるデータ記録再生装置において、
前記制御手段は、
前記番組データがリングバッファである一時保存領域に格納される間、チャンネルの変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、
前記一時保存領域において、変更される前の前記チャンネルに対応する変更前の番組データと、前記変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、前記チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段と、
タイムシフトさせた再生位置から前記番組データを読み出す時に、前記一時保存領域から前記チャンネル情報データを読み出す毎に、前記チャンネル情報データに含まれる前記再生チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段とを含み、
前記再生チャンネル情報に基づいて、表示手段による前記番組データに対応する前記チャンネルの表示とインターフェースを介して前記チャンネルの表示信号の外部への出力とのうち少なくとも一方を行なうことを特徴とする、データ記録再生装置。 - データの記録および再生のうちの少なくとも一方を行なうためのデータ記録再生装置であって、
外部からの入力指示を受けるための入力手段と、
前記入力指示に基づいて選択されるチャンネルに対応する映像データおよび音声データのうち少なくとも一方を含む番組データを受信するための受信手段と、前記番組データを格納に適した形式に変換するための格納データ変換手段と、
変換された前記番組データを格納するための番組データ記憶手段とを備え、
前記番組データ記憶手段は、前記番組データを一時格納するためのリングバッファである一時保存領域を含み、
前記一時保存領域に格納された前記番組データを再生に適した形式に変換するための再生データ変換手段と、
前記データ記録再生装置の動作を制御するための制御手段とをさらに備え、
前記制御手段は、
前記番組データが前記一時保存領域に格納される間、前記一時保存領域において、前記入力手段による指示に基づく読み出し位置から順次読み出していくためのタイムシフト読み出し手段と、
前記番組データが前記一時保存領域に格納される間、前記入力手段によるチャンネル変更指示に応じて、変更された変更チャンネルの情報を含むチャンネル情報データを生成するためのチャンネル情報データ生成手段と、
前記一時保存領域において、変更される前の前記チャンネルに対応する変更前の番組データと、前記変更チャンネルに対応する変更後の番組データとの間に、前記チャンネル情報データを格納するためのチャンネル情報データ記録手段とを含む、データ記録再生装置。 - 外部の機器と接続するためのインターフェースをさらに備え、
前記制御手段は、前記チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、
前記チャンネル情報格納手段は、前記一時保存データ読み出し手段による前記番組データの読み出し時に、前記一時保存領域から前記チャンネル情報データを読み出す毎に、前記チャンネル情報データに含まれる前記再生チャンネル情報を格納し、
前記再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、
前記チャンネル表示信号に基づいて、チャンネル表示画像を生成するためのチャンネル表示画像生成手段と、
前記インターフェースを介して、前記チャンネル表示画像を外部に出力する、請求項2記載のデータ記録再生装置。 - 前記番組データに対応する前記チャンネルの表示を行なうための表示手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記チャンネルの情報を格納するためのチャンネル情報格納手段をさらに含み、
前記チャンネル情報格納手段は、前記一時保存データ読み出し手段による前記番組データの読み出し時に、前記一時保存領域から前記チャンネル情報データを読み出す毎に、前記チャンネル情報データに含まれる前記再生チャンネル情報を格納し、
前記再生チャンネル情報に基づいて、再生チャンネルを表示するためのチャンネル表示信号を生成するためのチャンネル表示信号生成手段をさらに含み、
前記チャンネル表示信号に基づいて、前記表示手段により前記チャンネル表示を行なう、請求項2記載のデータ記録再生装置。 - 前記チャンネル情報格納手段は、前記入力手段により前記チャンネル変更指示を受ける毎に、前記変更チャンネルに対応する録画チャンネル情報をさらに格納し、
前記チャンネル表示信号は、前記再生チャンネル情報と前記録画チャンネル情報とに基づいて、前記チャンネル表示信号生成手段により生成される前記再生チャンネルおよび録画チャンネルを表示するための再生・録画チャンネル表示信号を含む、請求項3および請求項4のうちのいずれかに記載のデータ記録再生装置。
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