JP4687546B2 - 車両のトノカバー装置 - Google Patents
車両のトノカバー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4687546B2 JP4687546B2 JP2006114091A JP2006114091A JP4687546B2 JP 4687546 B2 JP4687546 B2 JP 4687546B2 JP 2006114091 A JP2006114091 A JP 2006114091A JP 2006114091 A JP2006114091 A JP 2006114091A JP 4687546 B2 JP4687546 B2 JP 4687546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tonneau cover
- vehicle
- board
- divided
- cover device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
車体後面に形成された後方開口部を開閉するバックドアの前方に荷室が形成され、
前記荷室のフロア面よりも上方位置となる基準高さ位置において、該荷室を上下に仕切るトノカバーが略水平に配設されてなる車両のトノカバー装置において、
前記トノカバーは、前後方向に分割構成された少なくとも3枚の分割ボードによって構成されて、互いに折れ曲がり可能に連結され、
前記分割ボード同士は、その折れ曲がり方向が、後方側から前方側へ順次谷折れ、山折れとなるように連結されており、
前記荷室の左右には、前方に向かうにつれて上方に伸びるガイドレールが配設され、
前記谷折れされる後方の2枚の分割ボードのうち後側分割ボードの左右端部が、支持部材を介して前記ガイドレールに摺動自在に保持されて、該後側分割ボードが該ガイドレールに沿って上昇されることにより前記基準位置よりも高い上昇位置をとり得るようにされ、
前記支持部材には、前記後側分割ボードが前記ガイドレールに対して前後方向に相対変位するのを許容するための変位許容部が設けられている、
ようにしてある。
前記支持部材に、前記後側分割ボードを常時水平状態に保持しておくための水平保持部が設けられ、
前記後側分割ボードの左右端部に設けられた係合部を前記水平保持部に係合させることにより、該後側分割ボードが該支持部材によって常時水平状態に保持される、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、上昇位置においても後側分割ボードが略水平とされるので、下側荷室を極力その前方側まで十分に高くする上で、また後側分割ボードを上昇位置としたまま走行する場合での見栄え向上の上で、極めて好ましいものとなる。
前記4枚の分割ボード同士は、後方側から前方側へ順次谷折れ、山折れ、谷折れとなるように連結されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、上昇位置とされたときに、前側から2枚となる分割ボードによって上下方向に伸びる縦壁部分を構成することも可能となって、上昇位置を極力高くすることが可能となり、また後側から2枚の分割ボードという前後方向に極力長い範囲に渡って下側荷室の高さを高いものとすることが可能となる。
前記ガイドレールの上端部付近に配設された第1ガイド部と、
前記第1ガイド部の後方に配設された第2ガイド部と、
前記各ガイド部を経由するように配設されて、前記支持部材とバックドアとを連結するひも状の連結部材と、
を備えているようにしてある(請求項10対応)。この場合、ひも状の連結部材を利用して、連係手段の配設に必要なスペースを最小限にする上で好ましいものとなる。
前記ガイド溝内に、前記後側分割ボードの左右端部に形成された係合部が前後方向にのみ相対変位可能に嵌合され、
前記ガイド溝内に前記係合部が嵌合された状態で、前記後側分割ボードが常時水平状態に保持され、
前記後側分割ボードが前記基準位置にあるときは、前記上昇位置にある場合に比して、前記係合部が前記ガイド溝内において相対的に前方に位置される、
ようにしてある(請求項12対応)。この場合、請求項1に対応した効果を得るためのより具体的な構造が提供される。特に、支持部材側にガイド溝を形成してあるので、薄い後側分割ボードにガイド溝を形成する場合に比して有利となる。
3a:荷室フロア面
4:後方開口部
5:バックドア
10:トノカバー
10A:1番分割ボード
10B:2番分割ボード
10C:3番分割ボード
10D:4番分割ボード(後側分割ボード)
20:ガイドレール
30:支持部材
31:スライド部(ガイドレールへの嵌合部)
32:ガイド溝
40:係合部
41:棒状部材
50:ひも状の連結部材
51:第1プーリ(第1ガイド部)
52:第2プーリ(第2ガイド部)
70:フレーム
75:ケーブルリール
76:モータ
78、79:ケーブル
Claims (14)
- 車体後面に形成された後方開口部を開閉するバックドアの前方に荷室が形成され、
前記荷室のフロア面よりも上方位置となる基準高さ位置において、該荷室を上下に仕切るトノカバーが略水平に配設されてなる車両のトノカバー装置において、
前記トノカバーは、前後方向に分割構成された少なくとも3枚の分割ボードによって構成されて、互いに折れ曲がり可能に連結され、
前記分割ボード同士は、その折れ曲がり方向が、後方側から前方側へ順次谷折れ、山折れとなるように連結されており、
前記荷室の左右には、前方に向かうにつれて上方に伸びるガイドレールが配設され、
前記谷折れされる後方の2枚の分割ボードのうち後側分割ボードの左右端部が、支持部材を介して前記ガイドレールに摺動自在に保持されて、該後側分割ボードが該ガイドレールに沿って上昇されることにより前記基準位置よりも高い上昇位置をとり得るようにされ、
前記支持部材には、前記後側分割ボードが前記ガイドレールに対して前後方向に相対変位するのを許容するための変位許容部が設けられている、
ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1において、
前記支持部材に、前記後側分割ボードを常時水平状態に保持しておくための水平保持部が設けられ、
前記後側分割ボードの左右端部に設けられた係合部を前記水平保持部に係合させることにより、該後側分割ボードが該支持部材によって常時水平状態に保持される、
ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項2において、
前記係合部が、前記左右一対のガイドレール間において左右方向に長く伸びる棒状部材の左右端部に形成されている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項2または請求項3において、
前記係合部が、前記水平保持部から取外し可能に係合されている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記トノカバーが、前後方向に合計4枚の分割ボードを連結することにより構成され、
前記4枚の分割ボード同士は、後方側から前方側へ順次谷折れ、山折れ、谷折れとなるように連結されている、
ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記後側分割ボードは、前記上昇位置とされたときに略水平に伸びる状態とされる、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記分割ボード同士は、車両から取外された状態において折り畳み可能とされている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項7において、
前記分割ボード同士は、互いにその前後方向長さが略等しくなるように設定されている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、
前記後側分割ボードとバックドアとが連係手段によって連係されて、該バックドアが閉じているときに前記後側分割ボードが前記基準位置とされる一方、該バックドアが開いたときに該後側分割ボードが前記上昇位置となるようにされている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項9において、
前記連係手段が、
前記ガイドレールの上端部付近に配設された第1ガイド部と、
前記第1ガイド部の後方に配設された第2ガイド部と、
前記各ガイド部を経由するように配設されて、前記支持部材とバックドアとを連結するひも状の連結部材と、
を備えていることを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、
前記後側分割ボードが、電動機構によって前記ガイドレールに沿って上下動されるように構成されている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項1において、
前記支持部材に、略水平に前後方向に伸びるガイド溝が形成され、
前記ガイド溝内に、前記後側分割ボードの左右端部に形成された係合部が前後方向にのみ相対変位可能に嵌合され、
前記ガイド溝内に前記係合部が嵌合された状態で、前記後側分割ボードが常時水平状態に保持され、
前記後側分割ボードが前記基準位置にあるときは、前記上昇位置にある場合に比して、前記係合部が前記ガイド溝内において相対的に前方に位置される、
ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項12において、
前記ガイド溝の前方が開口されて、前記係合部が該ガイド溝の前方側から抜け出ることにより、前記後側分割ボードが該支持部材から取外される、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。 - 請求項12または請求項13において、
前記支持部材に、前記ガイド溝よりも車幅方向外方側において、前記ガイドレール内に摺動自在かつ相対回転不能に嵌合されるスライド部が一体に設けられている、ことを特徴とする車両のトノカバー装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006114091A JP4687546B2 (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 車両のトノカバー装置 |
US11/636,664 US7641256B2 (en) | 2006-01-30 | 2006-12-11 | Tonneau cover device |
EP07000900A EP1813475B1 (en) | 2006-01-30 | 2007-01-17 | Tonneau cover device |
DE602007000058T DE602007000058D1 (de) | 2006-01-30 | 2007-01-17 | Abdeckeinrichtung |
CN2007100061912A CN101011950B (zh) | 2006-01-30 | 2007-01-29 | 行李舱盖板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006114091A JP4687546B2 (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 車両のトノカバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007283924A JP2007283924A (ja) | 2007-11-01 |
JP4687546B2 true JP4687546B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=38756100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006114091A Expired - Fee Related JP4687546B2 (ja) | 2006-01-30 | 2006-04-18 | 車両のトノカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4687546B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1508091A (fr) * | 1966-04-21 | 1968-01-05 | Plage arrière amovible pour breaks | |
JP2001505158A (ja) * | 1996-12-06 | 2001-04-17 | バウマイスター・ウント・オストラー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー | 取扱いが簡単なローラブラインド |
JP2002248993A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | Mazda Motor Corp | 車両のパッケージトレイ構造 |
JP2004345633A (ja) * | 2003-05-21 | 2004-12-09 | Bos Gmbh & Co Kg | 自動車車内の保護装置 |
JP2006062618A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用トノボード装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126719A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-06 | Nissan Motor Co Ltd | Rear parcel tray for car |
JPS6015494B2 (ja) * | 1981-06-13 | 1985-04-19 | 日産自動車株式会社 | リヤパ−セルシェルフの取付構造 |
JPS6319448U (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-08 | ||
JPH11240387A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Morito Co Ltd | 車両用多目的シート |
-
2006
- 2006-04-18 JP JP2006114091A patent/JP4687546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1508091A (fr) * | 1966-04-21 | 1968-01-05 | Plage arrière amovible pour breaks | |
JP2001505158A (ja) * | 1996-12-06 | 2001-04-17 | バウマイスター・ウント・オストラー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー | 取扱いが簡単なローラブラインド |
JP2002248993A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | Mazda Motor Corp | 車両のパッケージトレイ構造 |
JP2004345633A (ja) * | 2003-05-21 | 2004-12-09 | Bos Gmbh & Co Kg | 自動車車内の保護装置 |
JP2006062618A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用トノボード装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007283924A (ja) | 2007-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7641256B2 (en) | Tonneau cover device | |
US8491029B2 (en) | Tonneau cover device of vehicle | |
JP4635885B2 (ja) | トノカバー装置 | |
JP4826381B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP2007269086A (ja) | 車両用乗降ステップ構造 | |
CN204845475U (zh) | 天窗装置 | |
JP5007570B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
US20050017548A1 (en) | Motor vehicle which can be converted from a pick-up into a convertible | |
US6880884B2 (en) | Vehicle sunroof structure | |
JP4687546B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP4687547B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP2905111B2 (ja) | サンルーフ装置 | |
JP2010111215A (ja) | 自動車用フロアボード構造 | |
JP5423340B2 (ja) | 車両用ルーフ装置 | |
JP4873354B2 (ja) | ハンドル装置及びそれを備えた車両 | |
JP2007269083A (ja) | 車両用乗降ステップ構造 | |
JP6491766B2 (ja) | サンシェード装置 | |
JP4561609B2 (ja) | トノカバーの開閉装置 | |
US7744145B2 (en) | Panoramic retractable top | |
JP4026459B2 (ja) | スライドドアのハンドル装置 | |
JP4756364B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP5141958B2 (ja) | 車両用昇降装置 | |
JP4513700B2 (ja) | 車両用荷室構造 | |
JP5540830B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP2006168575A (ja) | 車両用サンシェード装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4687546 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |