JP4873354B2 - ハンドル装置及びそれを備えた車両 - Google Patents
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Description
この場合、バックドア閉時には、ウェイト部材がレール部材のドア下端部寄りに位置し、第1の連繋部材が巻取部材によって巻き取られ、第2の連繋部材がバックドアトリム内に引き込まれて、ハンドルがバックドアトリムに引き寄せられている。一方、バックドア開時には、バックドアの上昇によってレール部材の両端部の高さが逆転すると、ウェイト部材が自重によってドア下端部側からドア上端部側へ向けて巻き取り装置から第1の連繋部材を引き出しながらスライドして、先端にハンドルを取り付けた第2の連繋部材が引き出し口から引き出される。
[バックドア閉状態]
図1に示すように、バックドア5を閉じた状態では、レール部材12がその長手方向をほぼ垂直方向に沿わせた起立姿勢になるため(図2参照)、ウェイト部材13が自重によって下降して第2の連繋部材18のワイヤ18Aを引っ張る。このようにワイヤ18Aが引っ張られることで、ストラップ18Bがバックドアトリム6内に引き込まれる。なお、ウェイト部材13の自重によってハンドル19がバックドアトリム6に押し付けられるまで、ストラップ18Bはバックドアトリム6内引き込まれるように構成されている。
[バックドア開扉動作時]
バックドア5を図1の閉状態から図6の開状態に移動させるバックドア開扉過程で、レール部材12は当初、垂直状に起立した姿勢から次第に傾いて水平に近づき、レール部材12の両端部の高さが逆転する付近からウェイト部材13が自重によってレール部材13のドア下端部側からドア上端部側へ移動する。ウェイト部材13の移動に伴って巻取部材15(リール15B)からワイヤ17Aが引き出される。このようなウェイト部材13の移動に連動して、ハンドル19の自重によってウェイト部材13が移動した分、バックドアトリム6からストラップ18Bが引き出される。
[バックドア閉扉動作時]
バックドアを図6の開状態から図1の開状態に移動させるバックドア閉扉過程で、レール部材12はドア下端部側をドア上端部側より高くした姿勢(図7参照)からドア下端部側を次第に低くして水平に近づき、レール部材の両端部の高さが逆転する付近からウェイト部材13が自重によってレール部材12のドア上端部側からドア下端部側へ移動する。ウェイト部材13の移動により第2の連繋部材18のワイヤ18Aが引っ張られることで、バックドアトリム6内にストラップ18Bが引き込まれる。このようにストラップ18Bがバックドアトリム6に引き込まれる際、巻取部材15のゼンマイばねによって蓄勢されたエネルギーで巻取部材15とウェイト部材13とを繋ぐワイヤ17A(第1の連繋部材17)をリール15Bに巻き取る。
2 車体
3 バックドアガラス
5 バックドア
5A バックドアの上部
5B バックドアの下部
6 バックドアトリム
6A バックドアトリムの開口
7 インナーパネル
10 ハンドル装置
11 ケース
11A ケースの底部
11B ケースの前壁部
11C ケースの後壁部
11D ケースの天井部
11F 引き出し口
12 レール部材
12A レール部材の第1の板部
12B レール部材の第2の板部
12C レール部材の第3の板部
12D レール部材の第4の板部
12E レール部材の第5の板部
12F ストッパ
13 ウェイト部材
13A ウェイト片
13B ローラー
14 第1の方向転換部材
14A 第1の方向転換部材14の回転軸
15 巻取装置
15A 箱
15B リール
16 第2の方向転換部材
16A 第2の方向転換部材16の回転軸
17 第1の連繋部材
17A ワイヤ
18 第2の連繋部材
18A ワイヤ
18B ストラップ
19 ハンドル
Claims (4)
- 車体に跳ね上げ式に取り付けられたバックドアを閉じるときに利用するハンドル装置であって、
バックドアパネルと当該バックドアパネルに取り付けられたバックドアトリムとで形成される中空領域で、ドア下端部側から上記ドア上端部側へ向けて長手方向を沿わせて配設するレール部材と、
上記レール部材を摺動するウェイト部材と、
上記中空領域で上記レール部材から上記ドア上端部側へ離れた位置に配設する第1の方向転換部材と、
上記中空領域で上記レール部材から上記ドア下端部側へ離れた位置に配設する巻取部材と、
上記中空領域であって、上記バックドアの前後方向に沿った方向で上記巻取部材から離れた位置に配設する第2の方向転換部材と、
上記巻取部材と上記ウェイト部材とを繋ぐ第1の連繋部材と、
上記ウェイト部材に基端部を取り付けられ、上記第1の方向転換部材と上記第2の方向転換部材と当該第2の方向転換部材周辺の上記バックドアトリムの引き出し口とを経由して、上記バックドアトリムの外に先端側が引き出される第2の連繋部材と、
上記第2の連繋部材の先端部に取り付けられるハンドルと、を備えた、ハンドル装置。 - 前記レール部材と前記ウェイト部材と前記第1の方向転換部材と前記巻取部材と前記第2の方向転換部材と前記第1の連繋部材と前記第2の連繋部材とを収容するケースを備え、
前記第2の連繋部材の先端部は、上記ケースに形成された開口からケース外に引き出される、請求項1に記載のハンドル装置。 - 車体に跳ね上げ式に取り付けられたバックドアと、
上記バックドアを閉じるときに利用するハンドル装置と、を備えた車両であって、
上記ハンドル装置は、
バックドアパネルと当該バックドアパネルに取り付けられたバックドアトリムとで形成される中空領域で、ドア下端部側から上記ドア上端部側へ向けて長手方向を沿わせて配設するレール部材と、
上記レール部材を摺動するウェイト部材と、
上記中空領域で上記レール部材から上記ドア上端部側へ離れた位置に配設する第1の方向転換部材と、
上記中空領域で上記レール部材から上記ドア下端部側へ離れた位置に配設する巻取部材と、
上記中空領域であって、上記バックドアの前後方向に沿った方向で上記巻取部材から離れた位置に配設する第2の方向転換部材と、
上記巻取部材と上記ウェイト部材とを繋ぎ、当該巻取部材に巻き取られ且つ当該巻取部材から引き出される第1の連繋部材と、
上記ウェイト部材に基端部を取り付けられ、上記第1の方向転換部材と上記第2の方向転換部材と当該第2の方向転換部材周辺の上記バックドアトリムの引き出し口とを経由して、上記バックドアトリムの外に先端側が引き出される第2の連繋部材と、
上記第2の連繋部材の先端部に取り付けられるハンドルと、を備え、
バックドア閉時には、上記ウェイト部材が上記レール部材のドア下端部寄りに位置し、第1の連繋部材が上記巻取部材によって巻き取られ、上記第2の連繋部材が上記バックドアトリム内に引き込まれて、上記ハンドルが上記バックドアトリムに引き寄せられており、
上記バックドア開時には、上記バックドアの上昇によって上記レール部材の両端部の高さが逆転すると、上記ウェイト部材が自重によって上記ドア下端部側から上記ドア上端部側へ向けて上記巻取部材から上記第1の連繋部材を引き出しながらスライドして、先端に上記ハンドルを取り付けた上記第2の連繋部材が上記引き出し口から上記バックドアトリム外へ引き出される、車両。 - 前記レール部材と前記ウェイト部材と前記第1の方向転換部材と前記巻取部材と前記第2の方向転換部材と前記第1の連繋部材と前記第2の連繋部材とがケースに収容され、
前記第2の連繋部材の先端部は、上記ケースに形成された開口からケース外に引き出される、請求項3に記載の車両。
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JP2009256581A JP4873354B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | ハンドル装置及びそれを備えた車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011098707A JP2011098707A (ja) | 2011-05-19 |
JP4873354B2 true JP4873354B2 (ja) | 2012-02-08 |
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Family Applications (1)
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JP2009256581A Expired - Fee Related JP4873354B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | ハンドル装置及びそれを備えた車両 |
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2009
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