JP5395563B2 - 作業機のキャビン構造 - Google Patents

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本発明は、キャビンの左右横一側部に形成した乗降口の開口縁に沿って支持枠を設け、前記乗降口を開閉する乗降用ドアを設けた作業機のキャビン構造に関する。
従来、特許文献1に示されているように、キャビンの左右横一側部に乗降口を形成し、乗降口の開口縁に沿って支持枠(ドアフレーム部)を設け、乗降口を開閉する乗降用ドアを設け、支持枠における後支持枠の上半部と前支持枠の上半部を略鉛直状に形成し、後支持枠の下半部下端と前記前支持枠の下半部下端をそれぞれ後支持枠の上半部及び前記前支持枠の上半部よりも前方位置に設定するとともに、乗降用ドアに設けた開閉ドアハンドル(外部ハンドル)の係合部に係合するストライカ(第1固定ピン)を前支持枠に取り付けた作業機のキャビン構造が知られている(カッコ内名称は特許文献1に記載されている名称である)。
特開2007−62576号公報
上記特許文献1のものでは、ストライカが前支持枠の下半部よりも後方に位置する前支持枠の上半部に設けられているので、ストライカが邪魔になって、実質的な開口幅が狭く、乗り降りに支障をきたす不都合があった。
本発明は、ストライカを乗り降りの邪魔になり難いようにして、キャビンに対する乗り降りを行いやすくすることを目的とする。
〔第1発明の構成〕
第1発明は、キャビンの左右横一側部に乗降口を形成し、前記乗降口の開口縁に沿って支持枠を設け、前記乗降口を開閉する乗降用ドアを設け、前記支持枠における後支持枠の上半部と前支持枠の上半部を略鉛直状に形成し、前記後支持枠の下半部下端と前記前支持枠の下半部下端をそれぞれ前記後支持枠の上半部及び前記前支持枠の上半部よりも前方位置に設定するとともに、前記乗降用ドアに設けた開閉ドアハンドルの係合部に係合するストライカを配設してある作業機のキャビン構造において、
前記ストライカを前記前支持枠の上半部に位置する前記乗降口の前側開口縁よりも前方で、且つ前記前支持枠の上半部と下半部との接続位置よりも下方に配設してあることを特徴とする。
〔第1発明の作用〕
第1発明の構成によれば、ストライカを前支持枠の上半部に位置する乗降口の前側開口縁よりも前方で、且つ前記前支持枠の上半部と下半部との接続位置よりも下方に配設したので、実質的な開口幅(前支持枠の上半部と後支持枠の上半部との間)に、ストライカが入り込む状態にならず、キャビンへの乗降に対してストライカが邪魔になり難い。
〔第1発明の効果〕
第1発明によれば、小型のコンバインであってもストライカが乗降の邪魔になり難く、比較的楽に乗降できるようになった。
〔第2発明の構成〕
第2発明は、第1発明の構成において、前記後支持枠の下半部下端を、前記前支持枠の上半部と前記後支持枠の上半部との前後中心よりも、前方位置に設定している。
〔第3発明の構成〕
第3発明は、第1発明または第2発明の構成において、乗車時に握るためのハンドバーを、前記キャビンの左右横一側部のうち前記前支持枠の下半部の前方において、前下がりの傾斜状態で取り付けている。
〔第4発明の構成〕
第4発明は、第1発明〜第3発明のいずれかの構成において、前記乗降用ドアの前窓枠フレーム部の下半部における前側開口縁に、前方に向けて凹入する凹部を形成し、前記開閉ドアハンドルの取付け枠を、前記凹部に入り込む状態で装着している。
〔第発明の構成〕
発明は、第1発明〜第4発明いずれかの構成において、前記乗降口を前記乗降用ドアで閉塞した状態において、前記ストライカを前記乗降用ドアの前ドアフレーム部の上半部の前端縁よりも前方に配設してある。
〔第発明の作用効果〕
乗降用ドアと乗降口の開口縁とは雨水の浸入の防止のために通常重複していて、乗降口の開口は乗降用ドアの外形よりも少し小さい。即ち、乗降口の開口前端よりも乗降用ドアの前端の方が前方に位置しており、第発明によれば、乗降口を乗降用ドアで閉塞した状態において、ストライカを乗降用ドアの前ドアフレーム部の上半部の前端縁よりも前方に配設したので、ストライカが乗降口の上半部の前側開口縁よりも前方に位置する乗降用ドアの前端縁よりも更に前方に位置することとなり、乗降時に、操縦者の脚がストライカに当たることが十分に回避でき、操縦者がストライカを気にせず楽に乗降できるに至った。
〔第発明の構成〕
発明は、第1発明発明のいずれかの構成において、前記乗降用ドアと前記後支持枠の上半部との間に取り付けたヒンジを介して前記乗降用ドアを後支点で開閉自在に構成してある。
〔第発明の作用効果〕
前支持枠の下半部下端を前支持枠の上半部よりも前方となる位置に設定してあるので、乗降用ドアの上半部にヒンジを設ける場合、ヒンジを乗降用ドアの前側に設けることはできない(乗降用ドアの前側上半部に設けるとドアが開けることができない)が、第発明によれば、ヒンジを後支持枠の上半部に設けたので乗降用ドアの開閉が容易である。
発明によれば、乗降用ドアを閉塞した状態で、乗降用ドアを、後支持枠の上半部に設けたヒンジと前支持枠の下半部の範囲に設けたストライカに支持された状態で閉塞状態に保持することになるので、例えキャビンに多少の歪みがあっても、乗降用ドアの前側下半部に隙間を発生させることも極力回避でき、又、乗降用ドアの下半部が無支持状態のために振動を発生させるという不都合も生じない。
コンバインの全体側面図である。 乗降用ドアの分解斜視図である。 乗降用ドアの側面図である。 乗降用ドアの要部を示す縦断正面図である。 乗降用ドアにおける可動窓ガラスと固定窓ガラスの取付状態の要部を示す横断平面図である。 乗降用ドアの可動窓ガラスを下ろした状態を示す側面図である。 乗降用ドアを開いた状態でのストライカ付近の構造を示す側面図である。 ストライカを配置したキャビン内部の構造を示す要部側面図である。 乗降用ドアを閉じた状態のストライカ付近の構造を示す一部横断平面図である。 乗降用ドアが閉塞状態でのドアストッパとドアダンパーを示す斜視図である。 乗降用ドアが閉塞状態でのドアストッパとドアダンパーを示す一部横断平面図である。 乗降用ドアが半開状態でのドアストッパとドアダンパーを示す一部横断平面図と全開状態を示す仮想図である。
コンバインの構成について説明する。図1に示すように、コンバインは、左右のクローラ装置1を備えた走行機体2の前端に、分草杆3、引起し装置4、刈取装置5、及び、刈取穀稈を後方に搬送する縦搬送装置6を備えた刈取前処理装置7を横向き軸芯X周りで昇降自在に取り付け、刈取前処理装置7の後方の走行機体2に脱穀装置8、脱穀装置8の横側方に穀粒貯留タンク9、穀粒貯留タンク9から機外に穀粒を搬出する穀粒搬出装置10、穀粒貯留タンク9の前方側で刈取前処理装置7の横側方に運転操縦部11を配置し、運転操縦部11にキャビン12を設けて、構成してある。
図1に示すように、キャビン12には、前面に天井部13に近接するほど前方に突出する前面ウインド14を設け、キャビン12の左右横一側部の右側面に乗降口15となる開口を形成し、この乗降口15を開閉する乗降用ドア16を後支点で開閉自在に設けてある。
図2に示すように、乗降用ドア16は、取付フレームとしてのドアフレーム17を備えており、ドアフレーム17は前ドアフレーム部19と後ドアフレーム部18とにより枠状に構成されている。後ドアフレーム部18に取付けた上下一対のヒンジ20を介して、キャビン12の乗降口15の開口縁に沿って形成した支持枠21(図1及び図7参照)のうちの後支持枠40の上半部40uに、乗降用ドア16が揺動開閉自在に取付けてある。即ち、乗降用ドア16を、後支持枠40の上半部40uとの間に取り付けたヒンジ20を介して後支点で開閉自在に構成してある。ドアフレーム17のキャビン12の内部空間に向かう内面側には、前及び後ドアフレーム部18,19に亘って架設された棒状のハンドル22が設けられている。
図2〜図5に示すように、ドアフレーム17に沿った状態で、窓枠フレーム23を配置してあり、この窓枠フレーム23がドアフレーム17に取り付け固定されている。窓枠フレーム23は、前窓枠フレーム部33と後窓枠フレーム部32とにより枠状に構成されており、ドアフレーム17のキャビン12の外側に向かう面に接着固定される板状の取付部24が、前及び後窓枠フレーム32,33に備えられており、その取付部24から内向きに延出されたレール部25が備えられている。
図2〜図5に示すように、レール部25は、チャンネル状に配置された壁面で囲まれた凹入部26を形成し、凹入部26を可動窓透明部としての可動窓ガラス27をスライド移動可能に支持するガイド溝aとして機能させている。前記ガイド溝aを囲む状態に平行に形成されている壁におけるキャビン12の内部空間側の壁に内側壁28を設け、その内側壁28のキャビン12の内部空間に向かう内向き側面28aに、固定窓透明部としての固定窓ガラス29を、接着剤30を介して固定してある。
図2に示すように、後ドアフレーム部18の上半部18uは鉛直な直線状で、後ドアフレーム部18の下半部18dのうち、下半部上部18d1は下方側ほど前方側に向けて直線的に傾斜し、下半部下部18d2は下半部上部18d1の下部に連ねて鉛直下方に直線的に下降する姿勢となっている。
前ドアフレーム部19の上半部19uは鉛直な直線状で、前ドアフレーム部19の下半部19dは下端側ほど前方側に突出する円弧状を呈する姿勢になっている。運転操縦座席31の下方に配置されているエンジン(図示せず)及びラジエータ(図示せず)との干渉を回避すべく、ドアフレーム17を前方に偏位させながら開口面積を大きく採れる構成を採っている。
図2に示すように、窓枠フレーム23もドアフレーム17と同様な形状に形成してあり、窓枠フレーム23の後窓枠フレーム部32の上半部32uと下半部32dとが、ドアフレーム17の後ドアフレーム部18の上半部18uと下半部18dに沿った形状に構成されている。前窓枠フレーム部33の上半部33uと下半部33dとが、前ドアフレーム部19の上半部19uと下半部19dに沿った形状に構成されている。前窓枠フレーム部33の下半部33dには、開閉ドアハンドル35を前側に寄せて配置するための前方に凹入した凹部Aが形成されている。
図2〜図5に示すように、窓枠フレーム23の後窓枠フレーム部32と前窓枠フレーム部33の下半部32d,33dの下端から、上半部32u,33uの平行に立ち上げ形成された部分の中間高さに至るまでの上下高さに、固定窓ガラス29が取り付け固定されている。
図2及び図3に示すように、固定窓ガラス29の上端29aは、可動窓ガラス27の下端に沿う形状にすべく、前後方向での中間部分29bを下方に位置する略V字状に下向きに凹入する形状に形成してある。
図2〜図4に示すように、前窓枠フレーム部33の上半部33uにつき、ここにはめ込んでいる固定窓ガラス29及び可動窓ガラス27の鉛直状の前端縁27c,29cよりも、前方(図3の紙面右方)に開閉ドアハンドル34が位置するように、開閉ドアハンドル34の取付け枠35を、固定窓ガラス29における前ドアフレーム部19の下半部19dの円弧状に前方に突出する部分に入り込ませた状態かつ前窓枠フレーム部33の下半部33dの凹部Aに入り込む状態で装着してある。前記開閉ドアハンドル34の係合部34aが、乗降用ドア16の閉塞状態においてストライカ36に係合するように構成してある。
乗降用ドア16で閉塞される前記乗降口16はドアフレーム17に沿う形状で、支持枠21における後支持枠40の上半部40uと前支持枠41の上半部41uを略鉛直状に形成し、後支持枠40の下半部40dのうちの下半部上部40d1は下方側ほど前方側に向けて直線的に傾斜し、下半部下部40d2は下半部上部40d1の下部に連ねて鉛直下方に直線的に下降する姿勢となっている。前支持枠41の下半部41dは、下端側ほど前方側に突出する円弧状を呈する姿勢になっている。
したがって、支持枠21における後支持枠40の下半部下端40d3と前支持枠41の下半部下端41d3を、それぞれ後支持枠40の上半部40u及び前支持枠41の上半部41uよりも前方位置(図7の紙面右方)に設定している。
図7に示すように、ストライカ36は、当該ストライカ36の後端が、乗降用ドア16を開いた状態で、前支持枠41の上半部41uと下半部41dとの接続位置41mを通る水平な直線Mよりも下方で、前記前支持枠41の鉛直状の上半部41uの後端縁41a(即ち、乗降口15の前支持枠41の上半部41uに位置する前側開口縁15uに相当)の下方への延長鉛直線Lよりも、前方(図7の紙面右方)となるように配設されている。これにより、乗降用ドア16を閉塞した状態で、乗降用ドア16を、後支持枠40の上半部40uに設けたヒンジ20と前支持枠41の下半部41dに取り付けたストライカ36に支持された状態で閉塞状態に保持することになるので、例えキャビン12に多少の歪みがあっても、乗降用ドア16の前側下半部に隙間を発生させることも極力回避でき、又、乗降用ドア16の下半部に無支持状態のために振動を発生させるという不都合も生じない。尚、符号57は乗車時に握るためのハンドバー、符号58はフロントカバーである。
図8は、ストライカ36を配置したキャビン12の内部構造を示す要部側面図であり、ストライカ36の具体的な支持構造は以下のとおりである。ストライカ36は、平面視で前向きに開口したコ字状に形成され、キャビン12への乗降の妨げになり難いように、キャビンフレーム側に固定されたストライカ保持具59に、このストライカ保持具59から後向きに突出する状態で取り付けられている。ストライカ保持具59は、ストライカステー60に固定されており、このストライカステー60は、側面視で前ドアフレーム19の下半部19dと重複しかつ前ドアフレーム19の下半部19dの円弧部分に沿う状態で、前面ウインド14のウインド枠61の下部支持フレーム62から下向きに延出された上部ステー63と、フロントカバー58の支持フレーム64から後向きに延出された下部ステー65とに亘って取り付けられている。
ストライカ36が前支持枠41の鉛直状の上半部41uの後端縁41a(即ち、乗降口15の前側開口縁15u)の下方への延長鉛直線Lよりも前方であるだけでなく、図8に示すように、乗降口15を乗降用ドア16で閉塞した状態で、ストライカ36を乗降用ドア16の前ドアフレーム部19の上半部19uの前端縁の下方への延長鉛直線Rよりも前方(図8の紙面右方)の近傍に配設してある。
乗降用ドア16と乗降口15の開口縁とは雨水の浸入の防止のために重複していて、乗降口15の開口は乗降用ドア16の外形よりも少し小さい。したがって、ストライカ36を乗降用ドア16の前ドアフレーム部19の上半部19uの前端縁よりも前方に配設したことによって、ストライカ36が乗降口15の上部の前側開口縁15uよりも前方に位置する乗降用ドア16の前端縁よりも更に前方に位置することとなり、乗降時に、操縦者の脚がストライカ36に当たることが十分に回避でき、操縦者がストライカ36を気にせず楽に乗降できる。
可動窓ガラス27の構成について説明する。図2〜図6に示すように、可動窓ガラス27の下端27aは、固定窓ガラス29の上端29aに沿う形状にすべく、前後方向での中間部分27bを下方に位置する略V字状に下向きに突出する形状に形成してある。
前記開閉ドアハンドル34の取付け枠35の上縁が、可動窓ガラス27が最下方位置にスライド下降させた状態での可動窓ガラス27の下端27aよりも下方位置となるように取付け枠35を配設してある。
ストライカ36を、前支持枠41の上半部41uに位置する乗降口15の前側開口縁15uよりも前方に位置する状態で、前支持枠41の下半部41dの範囲に取り付けてあることによって、可動窓ガラス27の上下動に対し開閉ドアハンドル34の取り付け枠35が邪魔にならないので、可動窓ガラス27の上下動の範囲を大きく設定できるようになった。これにより、運転中に可動窓ガラス27を開けて窓越しに前方を確認することがより容易に行うことができるようになる。
図2〜図6に示すように、可動窓ガラス27の上端27dは水平な直線状端部に構成されており、この上端27dにロックハンドル37が取り付けられ、窓枠フレーム23にロックハンドル37の係合部37aに係合するロックキャッチャ38が取り付けられている。係合部37aは押圧片37bを押し下げることでロックキャッチャ38との係合を外すことができる。これにより、図3に示す可動窓ガラス27を上端まで引き上げた閉塞した状態から、図6に示す開放位置へ可動窓ガラス27を下方に移動させることができる。
図2〜図4に示すように、可動窓ガラス27の下端27aには、その略全前後幅に亘ってトリム39を被着してあり、可動窓ガラス27と固定窓ガラス29との間隔を維持しながら、可動窓ガラス27の移動によってもトリム39が固定窓ガラス29と接触して、塵埃等の侵入を阻止している。
図10〜図12に示すように、乗降用ドア16の上部には、ドアストッパ51とダンパー52を設けてある。ドアストッパ51とダンパー52の一端はキャビン12の天井に取り付けた支軸53に枢支してある。ダンパー52の他端は乗降用ドア16の上部に取り付けた上部ドアフレーム17aにピン55ピンを介して支持してある。ドアストッパ51には、乗降用ドア16の開閉範囲を定める長孔54を形成してある。前記上部ドアフレーム17aには、前記長孔54に挿通するピン56を取り付けてあり、長孔54の端部にピン56が接当することで乗降用ドア16の開度が規制されるように構成してある。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、キャビン12の乗降口15を形成する前支持枠41の下半部41dを円弧状に形成した。この下半部41dは、下端部ほど前方に突出する曲線や、向きの異なる直線を折れ線のように接続したものであればよく、円弧でなくてもよい。
(2)上記実施の形態では、乗降用ドア16がヒンジ20を介して揺動開閉自在に支持されているが、特許文献1のように、乗降用ドア16を後方にスライドするように開閉自在に構成してもよい。
本発明は、普通型コンバインにも適用できるものである。
12 キャビン
15 乗降口
15u 前側開口縁
16 乗降用ドア
19 前ドアフレーム部
19d 前ドアフレーム部の下半部
19u 前ドアフレーム部の上半部
20 ヒンジ
21 支持枠
27 可動窓ガラス
33 前窓枠フレーム部
33d 前窓枠フレーム部の下半部
34 開閉ドアハンドル
34a 係合部
35 取付け枠
36 ストライカ
40 後支持枠
40u 後支持枠の上半部
40d3 後支持枠の下半部下端
41 前支持枠
41d 前支持枠の下半部
41u 前支持枠の上半部
41d3 前支持枠の下半部下端
41m 前支持枠の上半部と下半部との接続位置
57 ハンドバー
凹部

Claims (6)

  1. キャビンの左右横一側部に乗降口を形成し、前記乗降口の開口縁に沿って支持枠を設け、前記乗降口を開閉する乗降用ドアを設け、前記支持枠における後支持枠の上半部と前支持枠の上半部を略鉛直状に形成し、前記後支持枠の下半部下端と前記前支持枠の下半部下端をそれぞれ前記後支持枠の上半部及び前記前支持枠の上半部よりも前方位置に設定するとともに、前記乗降用ドアに設けた開閉ドアハンドルの係合部に係合するストライカを配設してある作業機のキャビン構造において、
    前記乗降口を前記乗降用ドアで閉塞した状態において、前記開閉ドアハンドルが、前記前支持枠の上半部に位置する前記乗降口の前側開口縁よりも前方に位置するように、前記乗降用ドアの前ドアフレーム部の下半部を、前方側に突出するように形成すると共に、前記前支持枠の下半部を、前記乗降用ドアの前ドアフレーム部の下半部の形状に対応するように、前方側に突出するように形成し、
    前記ストライカを前記前支持枠の上半部に位置する前記乗降口の前側開口縁よりも前方で、且つ前記前支持枠の上半部と下半部との接続位置よりも下方に配設してあることを特徴とする作業機のキャビン構造。
  2. 前記後支持枠の下半部下端を、前記前支持枠の上半部と前記後支持枠の上半部との前後中心よりも、前方位置に設定している請求項1記載の作業機のキャビン構造。
  3. 乗車時に握るためのハンドバーを、前記キャビンの左右横一側部のうち前記前支持枠の下半部の前方において、前下がりの傾斜状態で取り付けている請求項1または2記載の作業機のキャビン構造。
  4. 前記乗降用ドアの前窓枠フレーム部の下半部における前側開口縁に、前方に向けて凹入する凹部を形成し、前記開閉ドアハンドルの取付け枠を、前記凹部に入り込む状態で装着している請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機のキャビン構造。
  5. 前記乗降口を前記乗降用ドアで閉塞した状態において、前記ストライカを前記乗降用ドアの前ドアフレーム部の上半部の前端縁よりも前方に配設してある請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業機のキャビン構造。
  6. 前記乗降用ドアと前記後支持枠の上半部との間に取り付けたヒンジを介して前記乗降用ドアを後支点で開閉自在に構成してある請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業機のキャビン構造。
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