JP6296345B2 - フロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造 - Google Patents

フロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造 Download PDF

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Description

本発明は、キャブの前面部の開口を開閉するフロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造に関する。
特許文献1には、運転席前方に位置するフロントウィンドウシールドと、フロントウィンドウシールドの下方のカウルパネルと、カウルパネルの下方の開閉式フロントパネルとを備えるキャブオーバ型トラックが記載されている。フロントパネルは、その上部の領域に設けられたヒンジ装置を介してカウルパネルに枢支される。ヒンジ装置は、カウルパネルに固定されるグリップと共にアッセンブリを構成している。フロントパネルの後方の空間には、各種の補機が収納されており、フロントパネルを開くことにより、各種の補機を外部に露出させて、各種の補機に対する保守点検を行なう。作業者は、フロントウィンドウシールド面を清掃する際、カウルパネルに固定されるグリップをつかんで作業を行なう。
実開平3−19782号公報
特許文献1に記載のトラックの開閉式フロントパネル(フロントリッド)では、フロントリッドの上部の領域に設けられたヒンジ装置がグリップと共にアッセンブリを構成するので、フロントリッドが配置される高さ位置が高いほど、グリップが配置される高さ位置も高くなる。グリップが高い位置に配置されると、フロントウィンドウシールド面を清掃するために作業者がキャブの前面へ昇る際に、作業者の手がグリップに届かなく可能性があり、作業者がキャブの前面へ昇ることが難しくなるおそれがある。
そこで、本発明は、フロントリッドの上方に作業者の手が届かなくてもキャブの前面へ昇ることが可能なフロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、キャブのフロントパネルのフロント開口を開閉自在に閉止するフロントリッドであって、前後方向に貫通し、キャブの前面への昇降時に前方から把持可能な挿入孔を備える。
上記構成では、フロントリッドがキャブの前面への昇降時に前方から把持可能な挿入孔を有するので、キャブの前面へ昇る作業者の手が届き易い任意の高さ位置に挿入孔を配置することができる。このため、作業者は、フロントリッドの上方に作業者の手が届かなくても、挿入孔を把持することができるので、キャブの前面へ昇ることができる。
また、例えば、フロントリッドよりも上方に把持可能なアシストグリップが設けられ、且つ車高が高くてアシストグリップに作業者の手が届かない場合であっても、作業者は、挿入孔に手の指先を挿入してフロントリッドを把持し、体を引き上げてからアシストグリップを掴むことができる。
また、前後方向に貫通し、把持可能な挿入孔をフロントリッドが備えるので、例えば、前方へ突出するグリップをフロントリッドの前面に備える場合に比べて、車両と歩行者等との衝突時に該歩行者等の傷害に及ぼす影響を小さく抑えることができる。
また、本発明の上記フロントリッドを備える車両の前部構造は、左右1対のストライカと左右1対のロック装置とを備える。左右1対のストライカは、フロント開口を閉止する閉止位置におけるフロントリッドの後面のうち、挿入孔の下縁近傍である挿入孔下方領域の車幅方向両側にそれぞれ固定される。左右1対のロック装置は、フロント開口の内側の車体側にそれぞれ固定され、閉止位置で前記左右のストライカを解除可能にロックする。
上記構成では、左右のストライカが、挿入孔の下縁近傍であるフロントリッドの挿入孔下方領域の車幅方向両側にそれぞれ固定され、閉止位置でフロント開口の内側の車体側の左右のロック装置にロックされる。すなわち、閉止位置のフロントリッドの挿入孔下方領域の車幅方向両側が左右のストライカを介してフロント開口の内側(後方)の車体側に支持されるので、前方への荷重に対する挿入孔下方領域の剛性を確保することができる。このため、作業者が挿入孔に手の指先を挿入してフロントリッドの挿入孔下方領域を把持して体を引き上げる際に、挿入孔下方領域に入力する前方への荷重(以下、昇降時入力荷重と称する)によるフロントリッド(挿入孔下方領域)の変形を防止することができる。
また、上記車両の前部構造のフロントリッドの面剛性は、左右のストライカが固定される左右の被固定部と挿入孔下方領域とを含むストライカ内側領域の方が、左右の被固定部の車幅方向外側である左右のストライカ外側領域よりも高くてもよい。
上記構成では、ストライカ内側領域は、左右のストライカが固定される左右の被固定部と挿入孔下方領域とを含む。すなわち、昇降時入力荷重は、ストライカ内側領域の左右の被固定部から左右のストライカを介して車体側へ入力する。
フロントリッドの面剛性は、ストライカ内側領域の方が左右のストライカ外側領域よりも高い。このため、昇降時入力荷重に対して左右のストライカ外側領域に補強部材を設けたり、左右のストライカ外側領域の板厚を厚くしたりすることなく、ストライカ内側領域の剛性を高めるだけで昇降時入力荷重によるフロントリッドの変形を防止することができる。従って、昇降時入力荷重に対して左右のストライカ外側領域を補強しない分だけ、フロントリッドの軽量化やフロントリッドの後方の空間の省スペース化を図ることができる。
本発明によれば、フロントリッドの上方に作業者の手が届かなくてもキャブの前面へ昇ることができる。
本実施形態に係るフロントリッド及びフロントリッドを備える車両の前部構造が適用されたトラックの斜視図であり、(a)は閉止状態を、(b)は開放状態をそれぞれ示す。 図1(b)の開放状態のフロントリッドの要部を示す斜視図である。 ロック装置の斜視図である。 本実施形態に係るフロントリッドの後面図である。 図4のV−V矢視断面図である。 カバー部材の斜視図である。 図4のブラケットが固定された箇所の拡大図である。 図7のVIII−VIII矢視断面図である。 ストライカの斜視図である。 図4のX−X矢視断面図である。 図1のXI−XI矢視断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態に係るフロントリッド6を備える車両の前部構造10は、例えば、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に配置されるキャブオーバー型のトラック(車両)1に適用される。キャブ2は、キャブ2の前面部のフロントガラス22と、フロントガラス22の下方で起立するフロントパネル3と、フロントパネル3に形成される略矩形状のフロント開口5を開閉するフロントリッド6と、フロント開口5の内部の後方で起立する内部パネル4とを有する。フロントパネル3の前面のうちフロント開口5の上縁の近傍(フロントガラス22の下縁近傍)には、車幅方向に延びる回転軸(図示省略)を有する略コ字状の左右1対のアシストグリップ37が固定される。
フロントリッド6は、上端縁側がフロントパネル3の前面の左右のアシストグリップ37の回転軸を中心としてフロントパネル3に対して回転自在に支持され、フロント開口5を閉止する閉止位置(図1(a)参照)と、前上方へ傾動してフロント開口5を開放する開放位置(図1(b)参照)との間を傾動可能である。通常時のフロントリッド6は、後述する上下のロック装置7,8によって閉止位置にロックされる。なお、以下の説明において、フロントリッド6に関する前後方向及び上下方向は、特に説明のない限り、閉止位置における前後及び上下を示す。
図1(b)及び図2に示すように、フロント開口5の内側の車体側の内部パネル4には、フロントリッド6を閉止位置にロックする車幅方向両側の左右1対の上ロック装置(左右1対のロック装置)7と、左右の上ロック装置7よりも下方に配置される車幅方向略中央部の下ロック装置8と、左右の上ロック装置7の間に配置されるガススプリング9とが固定される。
ガススプリング9は、シリンダ9aと、シリンダ9aにスライド移動自在に挿入されるロッド9bとによって、伸縮自在に形成される棒状体である。ガススプリング9のロッド9b側の一端は、車体側の内部パネル4に固定されるブラケット78に回転自在に支持される。ガススプリング9のシリンダ9a側の他端は、フロントリッド6に固定される後述するブラケット30に回転自在に連結される。ガススプリング9は、フロントリッド6を内部パネル4側(車体側)から前上方の開放位置へ付勢する。すなわち、ガススプリング9は、フロントリッド6に対して開放位置へ向かう傾動力(付勢力)を付与する。ガススプリング9は、開放位置では完全に伸び切って、前上方へのフロントリッド6の傾動範囲を開放位置に規制する。
図3に示すように、左右の上ロック装置7は、内部パネル4に固定されるベースプレート53と、ベースプレート53に回転自在に支持されるロックレバー54とをそれぞれ有する。なお、左右の上ロック装置7は、トラック1の左右に対称的に設けられて、ほぼ同様の構成を有するため、以下では左側について説明し、右側の説明を省略する。
ベースプレート53は、内部パネル4から前方へ離間した位置に配置される前板部53aと、前板部53aの車幅方向両端から後方の内部パネル4側へ曲折する左右1対の横板部53bと、左右の横板部53bのそれぞれの後端から前板部53aとは反対方向へ曲折する左右1対の後板部53cとによって一体形成される。左右1対の後板部53cは、ボルト55によって内部パネル4にそれぞれ固定される。前板部53aは、前後方向に貫通するストライカ挿通孔56と、ワイヤー支持部57とを有する。ストライカ挿通孔56は、後述するフロントリッド6側の上ストライカ11の挿通を許容する。ワイヤー支持部57には、ワイヤー58が挿通するワイヤーチューブ59の端部が固定される。ワイヤー58は、ワイヤーチューブ59の内部を挿通し、一端が運転席側の第1オープンレバー(図示省略)に接続される。
ロックレバー54は、略L字状の板体であって、上部のワイヤー固定部61と、下部のストライカ係止部62とを有し、ベースプレート53の前板部53aの後面側に配置され、ベースプレート53の前板部53aに設けられた軸60を介してベースプレート53に回転自在に支持される。ベースプレート53とロックレバー54とを連結する軸60には、ねじりばね63が設けられる。ねじりばね63は、ロックレバー54のストライカ係止部62をベースプレート53のストライカ挿通孔56の中心側へ向かって付勢する。ワイヤー固定部61には、ワイヤー58の他端が固定され、運転席側の第1オープンレバーが操作されると、ワイヤー58が一側(図3中に矢印で示す方向)へ向かって引かれ、ねじりばね63の付勢力に抗して、ワイヤー固定部61が軸60を中心として回転移動するとともに、ストライカ係止部62がストライカ挿通孔56の中心から離間する方向へ回転移動する。
下ロック装置8は、第2オープンレバー64(図2参照)と、係止部79(図5参照)とを有し、内部パネル4に固定される。下ロック装置8の係止部は、左右の上ロック装置7によるフロントリッド6のロックが解除されてフロントリッド6が前上方へ僅かに傾動した状態で、後述するフロントリッド6側の下ストライカ12を係止する。すなわち、下ロック装置8は、左右の上ロック装置7によるフロントリッド6のロックが解除されても、前上方へのフロントリッド6の傾動を規制するセイフティーロックとして機能する。下ロック装置8は、第2オープンレバー64を手で直接操作することにより、フロントリッド6のロック(下ストライカ12の係止)を解除する。
フロントリッド6は、キャブ2の前方へ露出するアウターパネル13(図1(a)参照)と、アウターパネル13の後方に配置されて外縁部がアウターパネル13に接合されるインナーパネル14(図1(b)参照)とを有する。
図1(a)に示すように、アウターパネル13は、下部の車幅方向中央部に配置されて上辺側が長い台形状のアウターラジエータ開口15と、アウターラジエータ開口15よりも上方の車幅方向中央部に配置されて車幅方向に延びる矩形状のアウター中央開口16とを有する。アウターパネル13の前面17には、ラジエータグリル18と、複数の板体によって構成されるフロントグリル19とが固定される。ラジエータグリル18は、前後方向に貫通する複数の通気口20を有し、アウターラジエータ開口15を覆うようにアウターパネル13の前面17に固定される。フロントグリル19は、アウター中央開口16の車幅方向中央部を前後方向に挿通する筒状部21を有し、フロントグリル19の下縁がラジエータグリル18の上縁に接する状態で、アウターパネル13の前面17のうちアウター中央開口16の周辺の領域を覆うようにアウターパネル13の前面17に固定される。
図4及び図5に示すように、インナーパネル14は、アウターパネル13と略同じ大きさに形成され、アウターラジエータ開口15と略同じ位置に配置されるインナーラジエータ開口24と、アウター中央開口16と相対向して離間する位置に配置されて車幅方向に延びるインナー中央開口25と、前方へ突出する複数のビード26とを有し、閉止位置でフロントパネル3のフロント開口5の後方空間27に前方から臨み、後方空間27の前方を区画する。すなわち、フロントリッド6は、アウターパネル13のアウター中央開口16からインナーパネル14のインナー中央開口25まで前後方向に貫通する貫通孔70を備える。
図5に示すように、フロントグリル19の筒状部21は、アウター中央開口16とインナー中央開口25との間で延びる貫通孔70の車幅方向中央部を挿通し、インナーパネル14の後方へ突出する。筒状部21は、上板部66、下板部67、及び左右1対の側板部68(図5には左側の側板部68のみを示す)によって一体形成され、アウターパネル13よりも前方でトラック1の前方へ開口する矩形状の前端開口46と、インナーパネル14の後方で下方へ開口する矩形状の後端開口65とを有する。上板部66は、前端開口46の上縁から斜め後下方へ延び、アウター中央開口16及びインナー中央開口25の車幅方向中央部を挿通する前側領域66aと、インナー中央開口25の後方で前側領域66aの後端縁から連続して湾曲して下方へ延びる後側領域66bとを有する。上板部66の前側領域66aは、貫通孔70の上縁(アウター中央開口16及びインナー中央開口25の上縁16a,25aを含む)を下方から覆う。上板部66の後側領域66bの下端(後端)は、アウター中央開口16の下縁16bの高さ位置よりも上方に配置される。下板部67は、前端開口46の下縁から後方へ延び、アウター中央開口16を挿通し、アウター中央開口16の下縁16bを上方から覆う。下板部67の後端は、アウターパネル13とインナーパネル14との間に配置される。フロントグリル19の筒状部21の後端開口65側には、延長カバー71が配置される。
図5及び図6に示すように、延長カバー71は、前板部74と後板部75と左右1対の側板部76とによって一体形成されて下方へ向かって先細りする筒状体であって、上端開口72と下端開口73と左右1対の固定板部77とを有する。延長カバー71の上端開口72の近傍は、フロントグリル19の筒状部21の後端開口65よりも僅かに大きく形成される。延長カバー71の上端開口72側に筒状部21の後端開口65側が挿入されて、フロントグリル19の筒状部21と延長カバー71とが連結された状態で、延長カバー71の車幅方向両側の左右の固定板部がインナーパネル14の後面(フロントリッド6の後面)28にボルト等(図示省略)によってそれぞれ固定される。下端開口73は、フロントリッド6の貫通孔70の下縁よりも下方に配置される。
延長カバー71の前板部74は、フロントグリル19の筒状部21の下板部67の後端から後方へ延びてインナー中央開口25を挿通し、インナー中央開口25の下縁25bを上方から覆う第1領域74aと、インナーパネル14の後方で第1領域74aの後端から曲折して略鉛直下方へ延びる第2領域74bとを有する。第1領域74aと第2領域74bとが交叉する角部には緩やかに湾曲した湾曲面が形成される。前板部74の第2領域74bの前面は、インナーパネル14の後面28に接触している。すなわち、前板部74の第1領域74aがフロントグリル19の筒状部21の下板部67と共に、貫通孔70の下縁(アウター中央開口16及びインナー中央開口25の下縁16b,25bを含む)を上方から覆い、前板部74の第2領域74bがインナーパネル14の後面28を後方から覆う。延長カバー71の後板部75は、内部パネル4に固定されるガススプリング9のブラケット78よりも前方で、フロントグリル19の筒状部21の上板部66の下端(後端)の近傍から連続して斜め前下方へ延びる。左右の側板部76は、上端開口72側から下端開口73側へ向かって車幅方向内側へ傾斜する。すなわち、後板部75と左右の側板部76とが傾斜することによって延長カバー71が下方へ向かって先細りする。
図5に示すように、フロントグリル19の筒状部21と延長カバー71とは、それぞれがフロントリッド6に固定されて相互に連結された状態で、横筒状部86(図5中の2点鎖線で示す位置よりも前端開口46側)と縦筒状部87(図5中の2点鎖線で示す位置よりも下端開口73側)とを有する。横筒状部86は、フロントグリル19の筒状部21の上板部66の前側領域66a、筒状部21の下板部67、延長カバー71の前板部74の第1領域74a、及び筒状部21の左右1対の側板部68の前側領域(図5中の2点鎖線で示す位置よりも前端開口46側の領域)によって形成され、貫通孔70を挿通して前後方向に延びる。縦筒状部87は、フロントグリル19の筒状部21の上板部66の後側領域66b、延長カバー71の後板部75、延長カバー71の前板部74の第2領域74b、延長カバー71の左右1対の側板部76、及び筒状部21の左右1対の側板部68の後側領域(図5中の2点鎖線で示す位置よりも後端開口65側の領域)によって形成され、横筒状部86の後端から連続して曲折して下方へ延び、下端開口73へ向かって先細りする。また、フロントグリル19の筒状部21と延長カバー71とは、それぞれがフロントリッド6に固定されて相互に連結された状態で、筒状部21の前端開口46と延長カバー71の下端開口73との間で延びる手挿入孔80を有する。手挿入孔80のうち、横筒状部86の内側の第1領域(挿入孔)81は、貫通孔70を挿通するように貫通孔70の車幅方向中央部で前後方向に延びる。縦筒状部87の内側の第2領域82は、インナーパネル14の後面28の後方で上下方向に延びる。フロントグリル19の筒状部21、延長カバー71、及び手挿入孔80(貫通孔70)は、作業者がバンパ23(図1a参照)等に足を掛けてキャブ2の前面へ昇る際に、フロントグリル19の前端開口46から手の指先を挿入して把持可能なグリップとして機能する。
図4に示すように、インナーパネル14の複数のビード26は、インナーパネル14の上端縁に沿ってインナーパネル14の上端縁部で車幅方向に延びる上ビード31と、インナーパネル14の下端縁部で車幅方向に延びる下ビード32と、車幅方向の両端縁部で上下方向に延びる左右1対の横ビード33と、上ビード31とインナー中央開口25との間で車幅方向に延びる中ビード34と、後述する左右のストライカ11の下方近傍で車幅方向に延びる左右の中央ビード85とを含む。上ビード31、下ビード32、及び左右1対の横ビード33は、インナーパネル14とアウターパネル13との接合部であるフロントリッド6の外縁部を補強する。中ビード34は、車幅方向に延びて、上ビード31、下ビード32、及び左右1対の横ビード33の内側を補強する。インナーパネル14の前面42のうち中ビード34の前面には、中ビード34に沿って車幅方向に延びるように接着剤43が塗着され、該接着剤43によってインナーパネル14の前面42(中ビード34の前面)がアウターパネル13の後面44に接着される(図8参照)。すなわち、フロントリッド6は、インナーパネル14の前面42(中ビード34の前面)及びアウターパネル13の後面44に、インナーパネル14とアウターパネル13とが相互に接着される接着領域を有する。なお、接着剤43をインナーパネル14の前面42(中ビード34の前面)に相対向するアウターパネル13の後面44に塗着してもよい。
インナーパネル14の後面28には、上端縁部に配置される左右1対の取付部材29と、ガススプリング9とインナーパネル14とを連結するブラケット30と、インナー中央開口25の下縁25bの近傍の車幅方向両側に配置される左右1対の上ストライカ(左右1対のストライカ)11と、インナーラジエータ開口24の上端縁の車幅方向中央部の下方突出部35に配置される下ストライカ12とが固定される。左右の取付部材29は、インナーパネル14の上端縁よりも上方へ突出する突出板部29aをそれぞれ有し、突出板部29aの上端部がフロントパネル3の前面の左右のアシストグリップ37の回転軸に回転自在に支持される。
図7及び図8に示すように、ブラケット30は、上下方向に延びる板体であって、上端側の上固定部38と、下端側の下固定部39と、上固定部38と下固定部39との間の連結部41とを有し、インナーパネル14の後面28のうち車幅方向中央よりも僅かに車幅方向右側に配置される。ブラケット30の上固定部38及び下固定部39は、インナーパネル14の後面28にボルト40によって固定される。ブラケット30の車幅方向両端縁は、後方へ向かってそれぞれ曲折している。上固定部38は、インナーパネル14の上ビード31と中ビード34との間の領域に固定される。上固定部38の上方の近傍には、上ビード31が配置されて車幅方向に延び、上固定部38の下方の近傍には、中ビード34が配置されて車幅方向に延びる。すなわち、上固定部38が固定されるインナーパネル14の上側の被固定領域の下方の近傍で中ビード34に沿ってフロントリッド6の接着領域が車幅方向に延びる。下固定部39は、インナーパネル14の中ビード34とインナー中央開口25との間に固定される。上下方向に延びるブラケット30は、車幅方向に延びる中ビード34と交叉する。連結部41は、ブラケット30の車幅方向内側面から車幅方向内側へ突出する円柱状の軸体であって、上固定部38と下固定部39との間の中央部よりも上固定部38側(本実施形態では、中ビード34の上端縁と略同じ位置)に配置される。連結部41には、ガススプリング9の他端が回転自在に連結される。なお、ブラケット30は、上下方向に延びる板体でなくてもよく、例えば、上固定部と下固定部とを有する円形の板体であってもよい。
左右の上ストライカ11は、インナーパネル14の後面28のうち、インナー中央開口25の下縁25bから下方へ延びる下縁25bの近傍の中央開口下方領域47の車幅方向両側の左右の被固定部45に固定される(図4参照)。中央開口下方領域47は、フロントリッド6を前後方向に貫通する手挿入孔80の第1領域81の下縁近傍(延長カバー71の前板部74の第1領域74a、及びフロントグリル19の筒状部21の下板部67に上方から覆われる貫通孔70の下縁近傍)である挿入孔下方領域83を含む。なお、左右の上ストライカ11は、トラック1の左右に対称的に設けられて、ほぼ同様の構成を有するため、以下では左側について説明し、右側の説明を省略する。
図9及び図11に示すように、上ストライカ11は、ボルト軸48と受け皿部49とコイルスプリング50とを有する。ボルト軸48は、一端側に形成される雄ネジ48aと、他端側の略円錐状の頭部48bとを有し、雄ネジ48aをインナーパネル14の穴に挿通させて、インナーパネル14の後面28に対して略垂直になるように、インナーパネル14及びインナーパネル14の後方に配置される補強板36を2つのナット51で挟み込んで締結固定される。受け皿部49は、ボルト軸48の頭部48bよりも小さな貫通孔を中心部に有する円盤状に形成され、受け皿部49の貫通孔には、ボルト軸48が挿通する。コイルスプリング50は、その内部をボルト軸48が挿通した状態で、インナーパネル14の後面28と受け皿部49の前面との間に配置され、インナーパネル14の後面28側からボルト軸48の頭部48b側へ受け皿部49を付勢する。
下ストライカ12は、略U字状に形成される棒状体であって、その両端が上下方向に並んで配置された状態でインナーパネル14の後面28にボルト52a及びナット52bによって締結固定され、インナーパネル14の後面28から後方へ突出する(図5参照)。
図5及び図10に示すように、インナーパネル14とアウターパネル13との間の間隙(以下、パネル間隙と称する)は、左右の上ストライカ11が固定される左右の被固定部45の車幅方向外側である左右のストライカ外側領域69(図4参照)におけるパネル間隙よりも、インナーパネル14の中央開口下方領域47と左右の被固定部45とを含むストライカ内側領域84(図4参照)におけるパネル間隙の方が広く設定される。
閉止位置におけるフロントリッド6は、左右の上ストライカ11が左右の上ロック装置7に強固にロックされた閉止状態となる。図11に示すように、閉止状態では、左右の上ストライカ11の受け皿部49の後面が左右の上ロック装置7のベースプレート53の前板部53aの前面に密接した状態で、左右の上ストライカ11のボルト軸48の頭部48bが、コイルスプリング50の付勢力に抗して左右の上ロック装置7のベースプレート53のストライカ挿通孔56を挿通し、左右の上ロック装置7のロックレバー54がねじりばね63(図3参照)に付勢されてボルト軸48の頭部48bを係止し、ストライカ挿通孔56からのボルト軸48の頭部48bの抜け出しを禁止する。また、図5に示すように、閉止状態の下ストライカ12の後端側は、下ロック装置8の係止部79との間に間隙を設けた状態で、下ロック装置8の係止部79に係止される位置よりもさらに内部パネル4側に配置される。
上記のように構成されたフロントリッド6を備える車両の前部構造10では、手の指先を挿入して把持可能なグリップとして機能する手挿入孔80がフロントリッド6の上縁側の左右のアシストグリップ37よりも下方に配置されるので、作業者がバンパ23等に足を掛けてキャブ2の前面へ昇る際に、フロントリッド6の上縁側の左右のアシストグリップ37に手が届かなくても、手挿入孔80を把持して体を引き上げてからアシストグリップ37を掴むことができる。
従って、本実施形態によれば、作業者は、フロントリッド6の上方に作業者の手が届かなくてもキャブ2の前面へ昇ることができる。
また、作業者がバンパ23に足を掛けてアシストグリップ37を掴んでフロントガラス22の清掃作業等を行なった後、キャブ2の前面から降りる際に、バンパ23から飛び降りることなく、手挿入孔80を把持してゆっくり降りることができる。
また、フロントリッド6の前方へ突出しない手挿入孔80をグリップとして機能させるので、例えば、前方へ突出するグリップをフロントリッド6の前面17に備える場合に比べて、トラック1と歩行者等との衝突時に該歩行者等の傷害に及ぼすグリップの影響を小さく抑えることができる。
また、ストライカ内側領域84が左右の被固定部45と挿入孔下方領域83とを含むので、作業者が手挿入孔80に手の指先を挿入して体を引き上げる際に、フロントリッド6の挿入孔下方領域83に入力する前方への荷重(以下、昇降時入力荷重と称する)は、ストライカ内側領域84の左右の被固定部45から左右の上ストライカ11を介して車体側へ入力する。
また、左右の上ストライカ11が、挿入孔下方領域83を含む中央開口下方領域47の車幅方向両側の左右の被固定部45に固定され、閉止状態でフロント開口5の内側の車体側の左右の上ロック装置7にロックされる。すなわち、閉止状態では挿入孔下方領域83の車幅方向両側が左右の上ストライカ11を介して後方の車体側に支持されるので、前方への荷重に対する挿入孔下方領域83の面剛性(フロントリッド6の形状を保とうとする剛性)を確保することができる。このため、挿入孔下方領域83に入力する昇降時入力荷重によるフロントリッド6(挿入孔下方領域83)の変形を防止することができる。
また、インナーパネル14とアウターパネル13との間のパネル間隙は、左右のストライカ外側領域69よりもストライカ内側領域84の方が広く設定される。インナーパネル14及びアウターパネル13のそれぞれの外縁部が相互に接合されるので、開放状態でのフロントリッド6の面剛性は、パネル間隙が広いストライカ内側領域84の方が左右のストライカ外側領域69よりも高くなる。このストライカ内側領域84の面剛性によって昇降時入力荷重によるフロントリッド6の変形を防止するので、左右のストライカ外側領域69に補強部材を設けたり、左右のストライカ外側領域69のインナーパネル14の板厚を厚くしたりする必要がない。このため、昇降時入力荷重に対して左右のストライカ外側領域69を補強しない分だけ、フロントリッド6の軽量化やフロントリッド6の後方の後方空間27の省スペース化を図ることができる。
また、フロントグリル19の筒状部21の上板部66(前側領域66a)が貫通孔70の上縁(アウター中央開口16及びインナー中央開口25の上縁16a,25aを含む)を下方から覆うので、作業者が手挿入孔80に手の指先を挿入する際に、作業者の手が貫通孔70の上縁に直接触れない。また、フロントグリル19の筒状部21の下板部67と延長カバー71の前板部74の第1領域74aとが貫通孔70の下縁(アウター中央開口16及びインナー中央開口25の下縁16b,25bを含む)を上方から覆うので、作業者が手挿入孔80に手の指先を挿入して把持する際に、作業者の手が貫通孔70の下縁に直接触れない。また、前板部74の第2領域74bがインナーパネル14の後面28を後方から覆うので、作業者が手挿入孔80に手の指先を挿入して把持する際に、作業者の手がインナーパネル14の後面28に直接触れない。従って、貫通孔70の上縁、貫通孔70の下縁、又はインナーパネル14の後面28との接触による手の負傷等をフロントグリル19(筒状部21)と延長カバー71とによって防止することができる。
また、フロントグリル19の筒状部21及び延長カバー71が筒形状であるので、手挿入孔80に手の指先を挿入して把持する際に、フロントグリル19の筒状部21及び延長カバー71の外側に配置される他の部品との手の接触を防止することができ、該他の部品との接触による手の負傷等をフロントグリル19の筒状部21及び延長カバー71によって確実に防止することができる。
また、延長カバー71の前板部74の第1領域74aと第2領域74bとが交叉する角部には緩やかに湾曲した湾曲面が形成されるので、作業者が手挿入孔80に手の指先を挿入して筒状部21や延長カバー71を把持して体を引き上げる際に、容易に体を引き上げることができる。
また、延長カバー71の後板部75がフロントグリル19の筒状部21の上板部66の後端縁部から連続して下方へ延び、手挿入孔80の後方に配置されるので、手挿入孔80を前方から視た場合、手挿入孔80の内部の後方の視界が延長カバー71の後板部75によって遮られる。このため、手挿入孔80の後方の車体側の他の部品等(例えば、ブラケット78等)が前方へ露出しないので、キャブ2の前面の外観上の見栄えの低下を防止することができる。
また、トラック1の走行中等に手挿入孔80から石などの異物が侵入した場合であっても、手挿入孔80の後方の上記他の部品等と異物との干渉を延長カバー71の後板部75やフロントグリル19の筒状部21の上板部66が阻止するので、侵入した異物から上記他の部品等を保護することができる。また、延長カバー71が下方へ開口するので、侵入した異物が延長カバー71の下端開口73から外部へ排出される。このため、フロントグリル19の筒状部21及び延長カバー71の内部へのゴミ等の堆積を防止することができる。
また、延長カバー71が下方へ向かって先細りするので、先細りしない場合に比べて他の部品を配置可能な領域を延長カバー71の側方や後方に広く確保することができる。
また、手の指先を延長カバー71の下端開口73よりも下方へ挿入した場合、その指先の移動範囲は、下端開口73を区画する延長カバー71の下縁部に制限される。延長カバー71が下方へ向かって先細りするので、下端開口73が狭くなり、上記指先の移動範囲が狭い範囲に制限される。このため、他の部品を配置可能な領域を延長カバー71の下方にも広く確保することができる。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、フロントリッド6のストライカ内側領域84の面剛性を左右のストライカ外側領域69の面剛性よりも高くするために、インナーパネル14とアウターパネル13との間のパネル間隙を、左右のストライカ外側領域69よりもストライカ内側領域84の方を広く設定したが、これに限定されるものではない。例えば、インナーパネル14のストライカ内側領域84に後方へ突出して車幅方向に延びるリブを設けたり、インナーパネル14のストライカ内側領域84に補強部材を固定したりすることにより、インナーパネル14を補強してフロントリッド6の面剛性を高めてもよい。或いは、ストライカ内側領域84のインナーパネル14の板厚を左右のストライカ外側領域69よりも厚くしてフロントリッド6の面剛性を高めてもよい。
また、上記実施形態では、左右の上ストライカ11をインナーパネル14の中央開口下方領域47の車幅方向両側の左右の被固定部45に固定したが、左右の上ストライカ11を挿入孔下方領域83の車幅方向両側の近傍に固定してもよい。
また、左右1対の上ストライカ11及び左右1対の上ロック装置7は、上記に限定されるものではなく、左右1対の上ストライカが挿入孔下方領域83の車幅方向両側に固定され、且つ該左右の上ストライカを左右1対の上ロック装置が閉止位置で車体側へ解除可能にロックすればよい。
また、上記実施形態では、トラック1がアシストグリップ37を備え、フロントリッド6の上端縁側が左右のアシストグリップ37の回転軸を中心としてフロントパネル3に対して回転自在に支持されたが、これに限定されるものではなく、トラック1がアシストグリップ37を備えることなく、フロントリッド6の上端縁側がヒンジ等を介してフロントパネル3に対して回転自在に支持されてもよい。
また、上記実施形態では、フロントグリル19の筒状部21の後端に、フロントグリル19とは別体の延長カバー71を連結したが、フロントグリル19と延長カバー71とを一体形成してもよい。或いは、延長カバー71を有さなくてもよい。この場合、フロントグリル19の筒状部21の上板部66、下板部67、及び左右の側板部68が前端開口46から後方へ延びて、それぞれの後端がインナーパネル14の後方に配置されて後方へ開口する後端開口を区画してもよい。
また、延長カバー71は、下方へ向かって先細りしなくてもよい。
また、手挿入孔80(フロントグリル19の筒状部21の前端開口46)の形状は、断面矩形状に限定されない。
また、上記実施形態では、貫通孔70が車幅方向に延び、フロントグリル19の筒状部21が貫通孔70の車幅方向中央部を挿通したが、貫通孔70が筒状部21よりも僅かに大きく形成されて、筒状部21の挿通を許容してもよい。
1:トラック(車両)
2:キャブ
3:フロントパネル
5:フロント開口
6:フロントリッド
7:左右1対の上ロック装置(左右1対のロック装置)
10:車両の前部構造
11:左右1対の上ストライカ(左右1対のストライカ)
13:アウターパネル
14:インナーパネル
19:フロントグリル
21:フロントグリルの横筒状部
28:インナーパネルの後面(フロントリッドの後面)
37:左右1対のアシストグリップ
45:左右の被固定部
46:フロントグリルの横筒状部の前端開口
69:左右のストライカ外側領域
80:手挿入孔
81:手挿入孔の第1領域(挿入孔)
83:挿入孔下方領域
84:ストライカ内側領域

Claims (3)

  1. キャブのフロントパネルのフロント開口を開閉自在に閉止するフロントリッドであって、
    前後方向に貫通し、前記キャブの前面への昇降時に前方から把持可能な挿入孔を備える
    ことを特徴とするフロントリッド。
  2. 請求項1に記載のフロントリッドを備える車両の前部構造であって、
    前記フロント開口を閉止する閉止位置における前記フロントリッドの後面のうち、前記挿入孔の下縁近傍である挿入孔下方領域の車幅方向両側にそれぞれ固定される左右1対のストライカと、
    前記フロント開口の内側の車体側にそれぞれ固定され、前記閉止位置で前記左右のストライカを解除可能にロックする左右1対のロック装置と、を備える
    ことを特徴とする車両の前部構造。
  3. 請求項2に記載の車両の前部構造であって、
    前記フロントリッドの面剛性は、前記左右のストライカが固定される左右の被固定部と前記挿入孔下方領域とを含むストライカ内側領域の方が、前記左右の被固定部の車幅方向外側である左右のストライカ外側領域よりも高い
    ことを特徴とする車両の前部構造。
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