JP4686671B2 - 遊技機操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、様々な方向に操作される操作レバーの複数方向への揺動操作を検出するための、調整が簡単な検出手段を実現することができる遊技機操作装置に関する。
本願発明の発明者による特許文献1では、遊技機前面側からの衝撃を吸収可能であるとともに、この構成を少ない部品点数で実現することによって、コストおよび耐久性の面でも優れる遊技機操作装置に関する技術が開示されている。該技術においては、弾性部材による付勢に抗して、操作レバーを遊技機外部側から遊技機内部方向に押し込み可能に構成されている。
なお、操作レバーの操作を検出するために、光センサを用いる様々な技術が開示されている。特許文献2では、操作レバーの中立状態における光遮断部位に対して、光源及び光検出器を内蔵する光学センサを配置し、特定方向への操作レバーの揺動動作時に、該揺動動作を検出している。特許文献3では、操作レバーの回転位置を90度毎に光電センサによって検出するようにしている。特許文献4では、操作レバーの引き操作を光センサによって検出するようにしている。
特開2003−265677号公報 特公3163038号公報 特開平11−288324号公報 特開2001−310010号公報
しかしながら、特許文献1の実施形態では、操作レバーと一体動作する端面における反射光を光センサによって検出し、操作レバーの揺動操作を検出している。このため、反射面の汚れや、磨き具合のばらつきがあり、光量調整に手間がかかっていた。又、反射光を検出するため、ピンポイントで焦点を合せるためのレンズなどが必要となり、部品点数が多くなり、コスト高になるという問題があった。
又、前述の特許文献2〜4では、光センサを用いるものの、検出できる操作レバーの操作は、特定方向のみになってしまう。従って、特許文献1のように、操作レバーの複数方向への揺動操作を検出することができない。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、様々な方向に操作される操作レバーの複数方向への揺動操作を検出するための、調整が簡単な検出手段を実現することができる遊技機操作装置を提供することを課題とする。
本願発明は、遊技機に揺動可能に設けられ揺動操作により該遊技機を操作するための操作レバーと、該操作レバーを常時は揺動状態でない中立状態となるように付勢する弾性部材と、を備える遊技機操作装置において、揺動操作による前記操作レバーと一体動作する光遮断部位と、前記中立状態における該光遮断部位を挟んで、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第1操作状態検出手段と、前記中立状態における前記光遮断部位を挟んで、前記第1操作状態検出手段とは異なる位置で、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第2操作状態検出手段と、を備え、これら第1操作状態検出手段及び第2操作状態検出手段の少なくとも一方で揺動動作を検出することで、前記操作レバーの揺動操作を検出することにより、前記課題を解決したものである。
又、前記遊技機操作装置において、前記光遮断部位が、操作レバーの部材に設けられた棒状部材であって、前記第1操作状態検出手段が、前記光源から前記光検出器への光軸が、前記棒状部材の中心線に直交するものであって、前記第2操作状態検出手段が、前記光源から前記光検出器への光軸が、前記中心線に直交し、かつ、前記第1操作状態検出手段の光軸に直交するものであることにより、前記課題を解決したものである。
以下、本発明の作用について、簡単に説明する。
本願発明では、揺動操作による前記操作レバーと一体動作する光遮断部位を設ける。
又、前記中立状態における該光遮断部位を挟んで、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第1操作状態検出手段を用いる。更には、前記中立状態における前記光遮断部位を挟んで、前記第1操作状態検出手段とは異なる位置で、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第2操作状態検出手段を用いる。そうして、これら第1操作状態検出手段及び第2操作状態検出手段の少なくとも一方で揺動動作を検出することで、前記操作レバーの揺動操作を検出する。
操作状態検出手段として、光遮断の有無を検出することで操作レバーの操作を検出するものは、特許文献1の光学式反射型センサ50のような、反射面の汚れや、磨き具合のばらつきの問題が生じない。又、本願発明では、光遮断部位が、揺動操作される操作レバーと一体動作するように設けているので、簡単な構造にすることができる。更には、特許文献1のように、操作レバーを遊技機外部側から遊技機内部方向に押し込み可能に構成することも容易である。
このように、本願発明によれば、様々な方向に操作される操作レバーの複数方向への揺動操作を検出するための、調整が簡単な検出手段を実現することができる遊技機操作装置を提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態は、前述の特許文献1のように、操作レバーを遊技機外部側から遊技機内部方向に押し込み可能に構成されている。又、本実施形態の基本的な構造は、特許文献1の実施形態と同じであり、主たる相違点は、本願発明に係る光学式透過型検出部50の部分であり、更に、本実施形態は、緩衝部材36を用いるなどの一部改良がなされている。
引用文献1において、緩衝部材35、及び壁部63の前側の面632(遊技機内部側のバネ受面)との間に圧縮状態で配されている圧縮コイルばね40は、本実施形態において、圧縮コイルばね40を中心とした図4の断面図や、図5の分解図に示されるように、緩衝部材35及び緩衝部材36の間で圧縮状態となっている。即ち、圧縮コイルばね40及び上述の前側面632の間に、緩衝部材36及びワッシャ37が介在されている。なお、本実施形態において、該圧縮コイルばね40は、作図の便宜上、図3において図示は省略している。
先ず、本実施形態においても、特許文献1において図1などで概略構成を説明したスロットマシン(遊技機)1が対象となっている。スロットマシンで遊技を行うには、先ず、遊技者は金額に応じたコインを借りて、例えば1個から3個のコインを、前面パネルに配設されたコイン投入口に投入し、該投入個数に応じたシンボル列数を選択する。その後、本実施形態のスタート操作装置(遊技機操作装置)20が備えるスタートレバー(操作レバー)30の操作を行い、制御部からの指令により、各々のリールに対応したモータ又は1つのモータのクラッチ機構(図示略)が起動されてシンボルが下方に向かうようにリールを一斉に回転駆動するというものである。この後は、前面パネル2に設けられる、リールの各々に対応するストップスイッチを、遊技者が適宜操作することで、各リールを個別に停止させる。
以下、本実施形態のスタート操作装置20の構成について詳述する。
図1は、本実施形態のスタート操作装置20の外観を示す斜視図である。図2は、該スタート操作装置20の光学式透過型検出部50を覆っているセンサ保持部66を外した状態の斜視図である。図3は、スタート操作装置20の構造を説明するための断面図である。図4は、スタート操作装置20における圧縮コイルばね40や緩衝部材35や緩衝部材36を中心とした断面図である。図5は、スタート操作装置20の主要部品を示す分解図である。
又、図6〜図8は、それぞれ、光学式透過型検出部50の変形例の、斜視図、回路図、特性図である。図9〜図12は、それぞれ、本実施形態の光学式透過型検出部50の典型例の、斜視図、平面図、回路図、特性図である。
変形例の光学式透過型検出部50(図2参照)では、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1による操作状態検出手段を1つ用いる。これに対して、典型例の光学式透過型検出部50(図9〜図12)では、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1による第1の操作状態検出手段に加えて、発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2による第2の操作状態検出手段を用いる。なお、光学式透過型検出部50は、この典型例に限定されるものではなく、例えば、操作状態検出手段を3つ以上用いてもよい。なお、以下の説明や各図では、説明や図示の便宜上、光学式透過型検出部50は、随時、変形例あるいは典型例を用いる。
本実施形態のスタート操作装置20は、スロットマシンに対して揺動可能なスタートレバー30と、このスタートレバー30を常時は揺動状態でない中立状態となるように付勢する圧縮コイルばね(弾性部材)40(図4及び図5)と、スタートレバー30の操作状態を検出するための光学式透過型検出部50(操作状態検出手段)と、これらの各構成要素を保持した本体部60とを備えて概略構成されている。
このうち、スタートレバー30は、図1〜図5などに示すように、遊技者が直接操作する操作部31と、この操作部31を先端に備える軸部32などを備えて概略構成されている。このうち、操作部31は、例えば球形に形成され、例えば樹脂成型品である。又、軸部32は、例えばステンレスなどの金属製である。なお、操作部31は、例えば該操作部31内に軸部32の先端部が埋設されるように成型され、これにより、これら軸部32および操作部31を一体としている。
このようなスタートレバー30は、該スタートレバー30を、その揺動の支点部からスロットマシン外部方向への移動を規制した状態(抜け止めした状態)で、圧縮コイルばね40によって該方向に付勢することにより、常時は本体部60に対して揺動状態でない中立状態(図13〜図16において図13)に保持されているとともに、引用文献1の図11と同様に、スタートレバー30を圧縮コイルばね40が圧縮により生ずる付勢に抗してスロットマシン外部側からスロットマシン内部方向に押し込み可能となっている。
ここで、本体部60は、例えば、スロットマシンの外部側に位置するとともに、外部側に向け開口する凹室状に形成された外部側室状部61と、この外部側室状部61より内部側に位置する内部側室状部62とを備えていて、これら内部側室状部62と外部側室状部61との境界位置には、壁部63を備えている。更に、この壁部63には、スタートレバー30の軸部32の後端側部分を、外部側室状部61から内部側室状部62へと挿入させるための挿入用孔部64が形成されている。そして、スタートレバー30は、このように後端側部分が挿入用孔部64を介して内部側室状部62へと挿入された状態で、該後端側部分に、挿入用孔部64よりも大径のコマ部材70が脱落防止された状態に取り付けられることで、スロットマシンの外部方向(遊技機外部方向)、つまり、前方への抜け止め(移動規制)がなされている。このコマ部材70は、例えば略円盤状に形成された樹脂成型部材であり、例えばポリアセタノール樹脂のように耐摩耗性に優れた材料からなる。なお、コマ部材70の直径方向周縁部は、面取りされたR形状部71となっている。
このコマ部材70は、スタートレバー30が中立状態の際には、図13に示すように、該面631に面接触状態となる一方で、スタートレバー30を揺動させた際には、図15や図16に示すように、該面631に対して、R形状部71による点接触状態となるように、該面631に対して傾動する。つまり、面631において、コマ部材70と点接触状態となる部分が、揺動の支点部となる。このように、壁部63の面631は、スタートレバー30を遊技機外部方向に移動規制する機能と、スタートレバー30の揺動の際の支点部としての機能とを兼ね備える。
ここで、外部側室状部61と内部側室状部62とは、ともにスタートレバー30が、その軸周り全周方向の何れの方向へも揺動できるような内空領域に設定されている。しかも、挿入用孔部64は、この全周方向への揺動の際に、軸部32の移動を妨げないような内径に設定されている。このため、スタートレバー30は、本体部60に対し、該スタートレバー30の軸周り全周方向の何れの方向へも揺動可能となっている。
なお、スタートレバー30が何れかの方向に揺動すると、図15や図16に示すように、コマ部材70が、R形状部71による点接触状態となるように面631に対して傾動する。この結果、圧縮コイルばね40において、該点接触部分から遠い側の部分が圧縮されるので、この圧縮された部分に、スタートレバー30を中立状態へ復帰させる付勢力が蓄えられることとなる。従って、スタートレバー30への外力が解除されると(スタートレバー30の揺動操作が解除されると)、圧縮コイルばね40の付勢により該スタートレバー30は揺動状態でない中立状態(図13)へ復帰する。
他方、特許文献1の図10において示されるように、スタートレバー30を、圧縮コイルばね40の付勢に抗して押し込み操作すると、圧縮コイルばね40は圧縮されて、中立状態へ復帰させる付勢力を蓄える。従って、スタートレバー30への外力が解除されると、圧縮コイルばね40の付勢により該スタートレバー30は中立状態(本願発明の図13)へ復帰する。
このように、圧縮コイルばね40は、揺動の支点部である面631からスロットマシン外部方向への移動を規制されたスタートレバー30を、該方向に付勢することにより中立状態に保持するとともに、圧縮コイルばね40を圧縮することにより該圧縮コイルばね40が生ずる付勢に抗してスタートレバー30をスロットマシン外部側から内部方向に押し込み可能となるように、揺動の支点部である面631よりもスロットマシン外部側に配置されている。従って、圧縮により付勢を生ずる圧縮コイルばね40を用いる場合に、本発明を好適に実現することができる。
なお、スタートレバー30の操作部31の外径は、外部側室状部61の前側端部における内径よりも大きく設定されている。従って、操作部31を押し込み操作すると、該操作部31の外周部が外部側室状部61の前側端部に当接して、それ以上の移動が規制される(特許文献1の図10参照)。
又、スタートレバー30には、該スタートレバー30の軸部32が、揺動の際に本体部60に衝突してしまうことを防止する緩衝部材35が設けられている。この緩衝部材35は、例えば衝撃吸収性を有する合成樹脂などからなり、例えば略円柱形状をなし(より具体的には前側に向けて細くなる円錐台形状をなし)、その軸方向中心部には、該緩衝部材35を軸部32にガタなくスムーズに外挿可能とする中空部351が形成されている。ここで、軸部32には、該緩衝部材35が軸部32の先端方向に移動するのを定位置で規制するためのストッパ段差部323が形成されている。そして、ストッパ段差部323により緩衝部材35の前端面が移動規制されるまで、該緩衝部材35は軸部32に外挿されている(図3など)。スタートレバー30の揺動は、緩衝部材35が外部側室状部61の内周面に当接することにより規制される(図15や図16)。このため、スタートレバー30の軸部32が、本体部60の外部側室状部61の内周面に直接当接することが防止され、揺動操作の際に遊技者の手に伝わる衝撃を緩和するとともに、衝突音の発生を防止している。又、この緩衝部材35の後端面は、以下に説明するように、スタートレバー30にスロットマシン外部方向への付勢を付与するためのバネ受面としての機能も備える。
即ち、圧縮コイルばね40は、緩衝部材35の後端面352(遊技機外部側のバネ受面)と、緩衝部材36及びワッシャ37を介在させて、本体部60の壁部63の前側の面632(遊技機内部側のバネ受面)との間に圧縮状態で配されている。つまり、軸部32に、緩衝部材35と圧縮コイルばね40と緩衝部材36とを、この順に外挿した後に、軸部32の後端側部分を外部側室状部61から挿入用孔部64を介して内部側室状部62へと挿入し、この状態で、軸部32の後端側部分に、コマ部材70を脱落防止された状態で取り付けることにより、圧縮コイルばね40は、緩衝部材の後端面352と、緩衝部材36の前端面362との間に圧縮状態で配されている。又、該緩衝部材36は、該圧縮状態の圧力によって、壁部63を面632側から押圧する。
なお、コマ部材70の軸部32への取り付けは以下のように行う。即ち、本体部60の挿入用孔部64に挿入されて壁部63より後方に突出している軸部32の後端側部分に、コマ部材70とワッシャ72とを、この順に外挿した後、固定止め輪73を軸部32の溝部324に嵌め込むように係止することにより、コマ部材70が軸部32に脱落防止された状態に取り付けられているとともに、圧縮コイルばね40が外部側室状部61内にて圧縮状態で保持されている。
なお、圧縮コイルばね40は、特許文献1の図11や図12にそれぞれ図示するような、テーパ状部43を含むものとしてもよい。又、緩衝部材35の後端部に、圧縮コイルばね40の内径と略等しい外径を有し、該圧縮コイルばね40に前側から嵌入されるボス353を形成すれば、圧縮コイルばね40により、緩衝部材35を介して軸部32が支えられることとなり、この場合、圧縮コイルばね40は、特許文献1の図14に示すような円筒コイルばねを用いることができる。
次に、光学式透過型検出部(操作状態検出手段)50は、スタートレバー30の軸周り全周方向の何れの方向に該スタートレバー30を揺動操作した場合にも、該操作状態を検出可能である。更に、スタートレバー30の押し込み操作状態において、このような揺動操作した場合にも、該揺動操作状態を検出することができるようになっている。
続いて、図6〜図12により、本実施形態の光学式透過型検出部50について説明する。なお、図10の平面図において、発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2を省くことで、変形例の光学式透過型検出部50の平面図とすることができる。
図6〜図8に示される変形例の光学式透過型検出部50では、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1を対として用いる。これら発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1は、光遮断部位322を挟んで配置される。従って、操作レバーが中立状態にあると、発光ダイオードD1からの光L1は、該光遮断部位322によって遮断され、フォトトランジスタT1には到達しないことになる。
図9〜図12に示される典型例の光学式透過型検出部50では、変形例と同様の発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1に加えて、発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2を対として用いる。これら発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2は、光遮断部位322を挟んで配置される。従って、操作レバーが中立状態にあると、発光ダイオードD2からの光L2は、該光遮断部位322によって遮断され、フォトトランジスタT2には到達しないことになる。
そして、この光学式透過型検出部50は、フォトトランジスタT1やフォトトランジスタT2により、光L1やL2を検出できない場合には、非操作状態(揺動操作状態或いは押し込み操作状態)であると判定し、当該光学式透過型検出部50が有するセンサスイッチ(図示略)がオフ状態となる。他方、フォトトランジスタT1やフォトトランジスタT2により光L1やL2を検出できる場合には、操作状態であると判定し、センサスイッチがオン状態となる。
ここで、センサスイッチの安定したオン/オフ応答性を満足するのに必要十分な光遮断部位322の寸法は、機械的強度の要請から必要とされる軸部32の最小軸径よりも小さい。しかも、光遮断部位322は、特別の部材を用いることなくできるだけ簡素に構成することが好ましい。
又、図3において、光遮断部位322の根本部分320は、スタートレバー30の押し込み操作時にも、発光ダイオードD1やD2や、フォトトランジスタT1やT2に干渉しない形状になっている。なお、光遮断部位322の先端部分321の長さは、揺動操作その他操作が中立状態において、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1の間における光を遮断でき、又発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2の間における光を遮断できる十分なものになっている。
なお、発光ダイオードD1からの光L1が、フォトトランジスタT1の受光部に照射されるように、該発光ダイオードD1が配置されている。更に、該光L1の照射、又は、光遮断部位322による該照射の遮断のいずれの状態であるか、確実に検出できるように、該フォトトランジスタT1についても、適切に配置されている。更には、発光ダイオードD2や、フォトトランジスタT2についても、それぞれ同様に、光L2が照射されるように、あるいは、光L2の照射又は遮断のいずれの状態であるかの確実な検出が可能なように、適切に配置されている。
ここで、本体部60は、例えば、外部側室状部61を備えるとともにスタートレバー30を保持するレバー保持部65と、光学式透過型検出部50を保持するセンサ保持部66とからなる分割構成を成している。又、上記の光学式透過型検出部50は、発光ダイオードD1やフォトトランジスタT1、又典型例の光学式透過型検出部50では加えて発光ダイオードD2やフォトトランジスタT2を有する面を前側にして、本体部60のセンサ保持部66内に挿入されて、該センサ保持部66の後側より、例えば樹脂製蓋57などの止着部材により止着されることにより、該センサ保持部66に保持されている。なお、光学式透過型検出部50の後端部には、所定の配線を介して制御部に着脱自在に接続されるコネクタ54が形成されていて、このコネクタ54は、センサ保持部66の後端部に形成された開口部662を介して、該センサ保持部66より後方に突出している。
又、センサ保持部66の前側部分には雌ネジ部661が形成されている一方で、レバー保持部65の後側部分には雄ネジ部651が形成されていて、該雄ネジ部651と雌ネジ部661とを螺合することで、これらレバー保持部65とセンサ保持部66とを一体とした本体部60が構成されている。
更に、スロットマシン(遊戯機)の前面パネルの取付孔に対して、スタート操作装置20を、前面側から着脱自在に固定可能とするために、レバー保持部65の周囲には雄ネジ部652が形成されている。そして、上記の取付孔には、この雄ネジ部652に対して、座金を外挿した後に、該雄ネジ部652にナットを螺合させ、取り付ける。尚、ナットを蝶ナットにすれば工具類は不要で組み付け可能となる。こうして、スタート操作装置20は、スロットマシンの前面パネルに揺動可能に設けられる。
スタート操作装置20は、以上のように構成されている。
次に、スタート操作装置20の動作について説明する。
まず、変形例の光学式透過型検出部50について説明する。この光学式透過型検出部50では、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1は、光学式透過型検出部50内において図7のように接続されているものとする。
図13は、スタートレバー30の操作がない中立状態におけるスタート操作装置20の断面図である。図14は、やや操作を加えた状態における断面図である。図15は、緩衝部材35が外部側室状部61の内周面に当接するまで操作した状態の断面図である。これら断面図は、いずれも、フォトトランジスタT1側から発光ダイオードD1側を見た、スタートレバー30の軸部32の中心線を通る断面のものである。図16は、この図15の断面図の断面に直交し、かつ、タートレバー30の中心軸に平行な断面を示す断面図である。
図13の中立状態では、光遮断部位322は、図10において符号322aとなる。この状態では、発光ダイオードD1からの光線が光遮断部位322によって遮断され、よって図において、フォトトランジスタT1はオフ状態となる。
次に、スタートレバー30の操作部31を該レバーの軸周り全周方向の何れかの方向に移動させる操作を行うと、これに伴い軸部32がこの方向に揺動する。
まず、図14のやや操作を加えた状態では、図10において符号322bとなる。この状態では、発光ダイオードD1からの光線が光遮断部位322によって一部遮断される。該遮断の度合いが所定以上であれば、図7のフォトトランジスタT1や、グランドGND及び出力Sig間は、オフ状態となる。あるいは、所定未満であれば、該フォトトランジスタT1や、グランドGND及び出力Sig間オン状態となる。
ここで、図8、又後述する図10や図12は、発光ダイオードD1やフォトトランジスタT1が配置されている平面を、スタートレバー30の操作部31側から見た平面図になっている。これらの図8、図10及び図12においては、図中右側に発光ダイオードD1、左側にフォトトランジスタT1が配置されている。又、図8及び図12において、右上がり斜線領域がオフ状態の領域であり、その中央には、符号322が付された○によって、中立状態における光遮断部位が図示されている。又、これらの図において、斜め格子領域がオン状態の領域である。そして、これらオフ状態領域及びオン状態領域の間にある領域は、オフ状態であるかオン状態であるか明確ではない領域であり、図14に示すようなやや操作を加えた状態である。
変形例の光学式透過型検出部50においては、図8に示すように、スタートレバー30の操作部31を、図中において左右に操作した場合はオフ状態になる。あるいは、上下に操作した場合は、全ストローク9°の時、スタートレバー30の操作が、最低でも2°以下ではオフ状態となり、最高でも7°以上ではオン状態になるように設計されている。斜めに操作した場合は、その操作方向と操作角度に応じて、オフ状態あるいはオン状態となる。
そして、図15のように当接するまで操作した状態では、図10の符号322cの状態になる。この状態では、発光ダイオードD1からの光線がフォトトランジスタT1に照射され、フォトトランジスタT1や、グランドGND及び出力Sig間は、オン状態になる。
以上のように、グランドGND及び出力Sig間がオン状態になると、スロットマシン(遊戯機)においてはリールの回転が開始される。この後、操作部31への外力が解除されると、圧縮コイルばね40の付勢によりスタートレバー30は中立状態に復帰し、従って、中立状態に戻るので、グランドGND及び出力Sigの間が再びオフ状態に戻る。
次に、典型例の光学式透過型検出部50について説明する。この典型例では、変形例と同様の発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1に加えて、発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2を備え、これらは光学式透過型検出部50内において図11のように接続されている。
この典型例の光学式透過型検出部50についても、発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1については、変形例のものと同様であり、又発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2についても、スタートレバー30の操作方向が90°異なるのみで、同様になっている。
又、これら発光ダイオードD1及びフォトトランジスタT1、発光ダイオードD2及びフォトトランジスタT2は、図11のように接続されている。従って、フォトトランジスタT1及びT2の少なくとも一方が、対応する発光ダイオードD1又はD2からの光を受けてオン状態になると、グランドGND及び出力Sig間は、オン状態になる。
従って、この典型例の光学式透過型検出部50においては、図12に示すように、スタートレバー30の操作部31を、図中において上下に操作した場合、スタートレバー30の操作が全ストローク9°の時、最低でも2°以下ではオフ状態となり、最高でも7°以上ではオン状態になるように設計されている。更に、左右に操作した場合にも同様に、全ストローク9°の時、スタートレバー30の操作が、最低でも2°以下ではオフ状態となり、最高でも7°以上ではオン状態になるように設計されている。更には、斜めに操作した場合は、その操作方向と操作角度に応じて、オフ状態あるいはオン状態となる。即ち、スタートレバー30を360°様々な方向に揺動操作しても、該操作ありを検出することができる。
光軸に直交する操作方向では、最高でも4.95°以上でオン状態となるようにすると、該方向に対してプラスあるいはマイナス45°交差する操作方向でも、最高7°以上でオン状態になる。従って、全周どの操作方向でも、2°以下ではオフ状態となり、7°以上ではオン状態となるような、スタート操作装置20を実現することができる。
ここで、変形例や典型例の光学式透過型検出部50のいずれにおいても、スタートレバー30の操作を、肘を中心として円弧状に上から下に移動させる手先により該レバーをはたくように行う場合には、手先は遊技者側からスロットマシン内部方向にも移動し、該レバーに対し、スロットマシン内部方向への力を加える。これに対し、本実施形態のスタートレバー30は、スロットマシン内部方向に押し込み動作が可能となっているので、上記のようにスタートレバー30をはたく操作を行った場合にも、遊技者の手に加わる衝撃を緩和することができ、遊技者による操作性も良好となる。
なお、上記の実施の形態では、遊技機としては、好適な一例であるスロットマシンを例示したが、スロットマシン以外の遊技機に本発明の遊技機操作装置を適用しても良い。上記の実施の形態では、遊技機操作装置として、スタート操作装置20を例示したが、スタート操作装置20以外の操作装置に、本発明を適用しても良い。
以上のように、本実施形態によれば、本願発明を効果的に適用することができる。
又、光学式透過型検出部50によってスタートレバー30の揺動操作を検出しており、特許文献1の反射型の場合のような、反射面の面精度の問題もなく、加工が簡単であり、調整も簡単になる。又、前述した典型例の光学式透過型検出部50であれば、特許文献1と同様に、スタートレバー30を360°様々な方向に揺動操作しても、該操作ありを検出することができる。又、典型例の光学式透過型検出部50でも、変形例のものでも、特許文献1と同様、操作レバーを遊技機外部側から遊技機内部方向に押し込み可能に構成することも可能になる。
以上説明したとおり、本発明によれば、様々な方向に操作される操作レバーの複数方向への揺動操作を検出するための、調整が簡単な検出手段を実現することができる遊技機操作装置を提供することができる。
本願発明が適用された実施形態のスタート操作装置の外観を示す斜視図。 上記スタート操作装置の光学式透過型検出部を覆っているセンサ保持部を外した状態の斜視図。 前記スタート操作装置の構造を説明するための断面図。 前記スタート操作装置における圧縮コイルばねを中心とした断面図。 前記スタート操作装置の主要部品を示す分解図。 前記光学式透過型検出部の変形例の斜視図。 上記変形例の回路図。 前記変形例の特性図。 前記光学式透過型検出部の典型例の斜視図。 上記典型例の平面図。 前記典型例の回路図。 前記典型例の特性図。 スタートレバーの操作がない中立状態における前記スタート操作装置の断面図。 スタートレバーにやや操作を加えた状態における前記スタート操作装置の断面図。 緩衝部材が外部側室状部の内周面に当接するまで操作した状態における前記スタート操作装置の断面図。 上記断面図の断面に直交しスタートレバー中心軸に平行な断面を示す断面図。
符号の説明
D1、D2…発光ダイオード
T1、T2…フォトトランジスタ
20…スタート操作装置
30…スタートレバー
31…操作部
32…軸部
322…光遮断部位
50…光学式透過型検出部

Claims (2)

  1. 遊技機に揺動可能に設けられ揺動操作により該遊技機を操作するための操作レバーと、該操作レバーを常時は揺動状態でない中立状態となるように付勢する弾性部材と、を備える遊技機操作装置において、
    揺動操作による前記操作レバーと一体動作する光遮断部位と、
    前記中立状態における該光遮断部位を挟んで、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第1操作状態検出手段と、
    前記中立状態における前記光遮断部位を挟んで、前記第1操作状態検出手段とは異なる位置で、光源及び光検出器を配置し、特定方向への上記揺動動作による該光遮断部位の移動時に、該移動に伴って遮断が解除される該光源からの光を該光検出器で検出することで、該揺動動作を検出する第2操作状態検出手段と、を備え、
    これら第1操作状態検出手段及び第2操作状態検出手段の少なくとも一方で揺動動作を検出することで、前記操作レバーの揺動操作を検出することを特徴とすることを特徴とする遊技機操作装置。
  2. 請求項1に記載の遊技機操作装置において、
    前記光遮断部位が、操作レバーの部材に設けられた棒状部材であって、
    前記第1操作状態検出手段が、前記光源から前記光検出器への光軸が、前記棒状部材の中心線に直交するものであって、
    前記第2操作状態検出手段が、前記光源から前記光検出器への光軸が、前記中心線に直交し、かつ、前記第1操作状態検出手段の光軸に直交するものであることを特徴とする遊技機操作装置。
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