JP5251445B2 - レーザレーダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザレーダ装置に関するものである。
従来より、レーザ光を用いて検出物体までの距離や方位を検出する技術として例えば特許文献1のような装置が提供されている。この特許文献1の装置では、レーザ光発生手段からのレーザ光の光軸上に、レーザ光を透過させ、かつ検出物体からの反射光を検出手段に向けて反射する光アイソレータを設けている。さらに、光アイソレータを透過するレーザ光の光軸上において当該光軸方向の中心軸を中心として回動する凹面鏡を設け、この凹面鏡によってレーザ光を空間に向けて反射させると共に、検出物体からの反射光を光アイソレータに向けて反射させることで360°の水平走査を可能としている。
特許第2789741号公報
ところで、上記特許文献1の技術では、レーザ光及び反射光の共通の光路上に光アイソレータを設けており、この光アイソレータによってレーザ光の透過と反射光の反射とを共に実現しているため、当該光アイソレータに起因する光量の低下が問題となる。即ち、このように光アイソレータを用いてレーザ光の透過及び反射光の反射を実現する場合、レーザ光の透過に際して当該レーザ光の減衰が生じてしまい、更に反射光の反射に際しても当該反射光の減衰が避けられないため、レーザ光の投光量に対する反射光の受光量の割合(即ち分光効率)は低くならざるを得ない。このように分光効率が悪いと、検出性能の低下(例えば遠方の物体が検出しにくくなる等)が問題となり、それを補うべく特別な構成(例えば光アイソレータの有効受光面積を大きくする等)を用いようとすると装置大型化が避けられない。
このような問題を解消する構成としては、例えば、レーザ光の光軸に対して傾斜した反射面を有するミラーを設け、このミラーにレーザ光を通過させるための貫通路を設ける構成が考えられる。この構成では、レーザ光発生手段側からのレーザ光を貫通路によって通過させることができ、他方、検出物体から反射光を反射面によって検出手段に向けて反射させることができる。これにより、レーザ光の透過及び反射光の反射に際して光量が低下しにくくなり、ひいては装置の検出性能を効果的に高めることができる。
しかしながら、レーザ光が貫通路内を通過する構成とした場合、その通過したレーザ光が漏洩しやすいという問題がある。即ち、貫通路内を通過するレーザ光は、その一部が貫通路内壁や貫通路端部の角部などで反射しやすく、そのような反射が生じると、空間側に投射されるべきレーザ光の一部が直接検出手段側に漏洩してしまい、誤検出等を招くという問題がある。このような問題は、貫通路をより小さくしようとした場合に顕著となり、逆に、上記漏洩を生じさせないように貫通路を大きくすると、装置構成の大型化や感度不良が避けられなくなる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、分光効率が良く、検出性能に優れたレーザレーダ装置において、誤検出を効果的に防止しうる構成を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、
レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、
前記レーザ光発生手段から前記レーザ光が発生したときに、当該レーザ光が検出物体にて反射した反射光を検出する検出手段と、
前記レーザ光の光軸に対して傾斜した反射面を有するとともに、前記反射面と交差する方向の貫通路を備え、前記貫通路を介して前記レーザ光を通過させる一方、前記反射面により前記反射光を前記検出手段に向けて反射するミラーと、
前記レーザ光の光軸方向に延びる中心軸を中心として回動可能に配設された反射部材を備え、前記反射部材により、前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光を空間に向けて反射し且つ前記検出物体からの前記反射光を前記ミラーに向けて反射する回動反射手段と、
前記回動反射手段を駆動する駆動手段と、
を備えたレーザレーダ装置であって、
前記レーザ光発生手段と前記貫通路との間において、前記レーザ光が前記貫通路にて反射して前記反射面側に漏洩することを防ぐ構成をなし且つ前記レーザ光発生手段からの光を導く筒状の導光部材からなる反射防止手段と、
前記貫通路と当該貫通路に挿入される前記導光部材との間の隙間を前記レーザ光が通過することを遮断する遮断手段と、
を備え、
前記導光部材は、前記レーザ光の透過を遮断する遮光性材料によって構成され、かつ、前記貫通路に挿入される形態で設けられており、
前記遮断手段は、筒状の前記導光部材から側方に張り出す板状の構成であることを特徴とする。
請求項1の発明は、レーザ光の光軸に対して所定角度で傾斜する形態でミラーが設けられ、このミラーに形成された貫通路をレーザ光が通過するように構成されている。一方、検出物体からの反射光については、ミラーの反射面により検出手段に向けて反射させるように構成されている。このようにすると、レーザ光の透過及び反射光の反射に際して光量が低下しにくく、ひいては装置の検出性能を効果的に高めることができる。
更に、レーザ光発生手段と貫通路との間に、レーザ光が貫通路にて反射して反射面側に漏洩することを防ぐ反射防止手段が設けられているため、貫通路通過後のレーザ光の漏洩を防ぐことができ、レーザ光の漏洩に起因する誤検出を効果的に防止できる。
また、レーザ光発生手段からの光を導く筒状の導光部材によって反射防止手段が構成されており、この導光部材は、レーザ光の透過を遮断する遮光性材料によって構成され、かつ、貫通路に挿入される形態で設けられている。このようにすると、貫通路内壁で反射しにくい構成を簡易に実現できる。
更に、貫通路と導光部材の間の隙間をレーザ光が通過することを遮断するように遮断手段が設けられている。このようにすると、貫通路と導光部材の間の隙間をレーザ光が通過しなくなり、当該隙間を通過するレーザ光に起因する漏洩を確実に遮断できる。
請求項の発明は、貫通路を貫通する形態で導光部材が配置されているため、導光部材内を通過するレーザ光が貫通路内壁で反射することをより効果的に抑えることができる。
請求項の発明は、中心軸の方向において、導光部材の先端部が貫通路の反射面側の開口領域全体よりも回動反射手段側に突出する形態で設けられている。このようにすると、導光部材を通過して当該導光部材の先端部から発せられるレーザ光が貫通路の開口部で反射することをより確実に防止でき、検出手段側へのレーザ光の漏洩をより確実に防ぐことが可能となる。
請求項の発明は、レーザ光成形手段が導光部材の外側に設けられ、このレーザ光成形手段にて成形されたレーザ光が導光部材に取り込まれるようになっている。このようにすると、レーザ光成形手段のサイズや形状が導光部材の制約を受けにくくなり、導光部材や貫通路をより小さく構成しやすくなる。
請求項の発明は、筒状の導光部材が貫通路に挿入されており、レーザ光成形手段がこの導光部材内に配置されている。このようにすると、レーザ光成形手段にて成形されたレーザ光が貫通路内に挿入された導光部材を通過して出射されるため、貫通路内壁での反射をより一層効果的に防止できる。
請求項の発明は、レーザ光成形手段がコリメートレンズによって構成されている。このようにすると、より遠方の検出物体を検出しやすくなり、更に、レーザ光が貫通路を通過する際に貫通路内壁で反射しにくい構成をより小径の貫通路で実現できる。
請求項の発明では、貫通路を通過したレーザ光を平面反射部によって空間に向けて反射しているため、空間に向けて反射する際のレーザ光の拡散を効果的に抑えることができ、より遠方の物体を検出できるようになる。その一方で、検出物体からの反射光については凹面反射部によりミラーに向けて反射しているため、反射光を効率的にミラーや検出手段に導くことができる。
請求項の発明は、中心軸上に焦点位置が設定される凹面形状物体によって反射部材が構成され、ミラーの反射面を含んだ仮想平面と中心軸とが交差する交差位置と、凹面形状物体のビームウエスト位置との距離を第1距離とし、交差位置と検出手段の受光面との距離を第2距離とした場合、これら第1距離と前第2距離とが略同一とされている。このようにすると、より小さな検出手段によって反射光を効率的に検出できるようになる。
請求項の発明は、ミラーと検出手段との間に、ミラーにて反射した反射光を集光する集光レンズが設けられている。このようにすると、ミラーと検出手段との距離をより小さくできると共に、検出手段をより小型構成とすることができ、ひいては装置全体の小型化を図ることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明のレーザレーダ装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。図2は図1のレーザレーダ装置におけるミラー付近の構成を概略的に説明する説明図である。図3は、図1のレーザレーダ装置で用いられるミラー等の概略断面図であり、図4はミラーを概略的に示す斜視図である。
まず、図1等を参照して第1実施形態に係るレーザレーダ装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、レーザレーダ装置1は、レーザダイオード10と、検出物体からの反射光L3を受光するフォトダイオード20とを備え、検出物体までの距離や方位を検出する装置として構成されている。レーザダイオード10は、「レーザ光発生手段」の一例に相当するものであり、図示しない駆動回路からパルス電流を供給されてパルスレーザ光(レーザ光L0)を投光する構成をなしている。
フォトダイオード20は、「検出手段」の一例に相当するものであり、レーザダイオード10からレーザ光L0が発生したときに、このレーザ光L0が検出物体によって反射した反射光L3を検出し電気信号に変換する構成をなしている。なお、検出物体からの反射光については所定領域のものが取り込まれる構成となっており、図1の例では、符号L3で示す2つのライン間の領域の反射光が取り込まれるようになっている。
また、レーザ光L0の光軸上にはレンズ60及びミラー30が設けられている。レンズ60は、コリメートレンズとして構成されるものであり、レーザダイオード10からのレーザ光L0を平行光に変換する。なお、本実施形態では、レンズ60が「レーザ光成形手段」の一例に相当する。
ミラー30は、レーザダイオード10からのレーザ光L0の透過と、検出物体側からの反射光L3の反射を実現するものである。具体的には、レーザ光L0の光軸に対し所定角度で傾斜してなる反射面30aを有するとともに、反射面30aと交差する方向の貫通路32を備えている。本構成では、レーザ光L0の光軸と反射光L3の光軸とを一致させる構成としており、ミラー30は、共通の光軸上に配されて貫通路32を介してレーザ光L0を通過させる一方、反射面30aにより反射光L3をフォトダイオード20に向けて反射する構成をなしている。なお、ミラー30付近の構成については後に詳述する。
また、ミラー30を通過するレーザ光L0の光軸上には、回動反射機構40が設けられている。この回動反射機構40は、レーザ光L0の光軸方向に延びる中心軸Gを中心として回動可能に配設されるとともに、この中心軸G上に焦点位置が設定される凹面鏡41(凹面鏡41は、反射部材、凹面形状物体の一例に相当する)によってレーザ光L0を空間に向けて反射させ且つ反射光L3をミラーに向けて反射させている。
凹面鏡41は、交差位置P2(図3:反射面30aを含んだ仮想平面(図3の符号F参照)と中心軸Gとが交差する位置)と当該凹面鏡41のビームウエスト位置との距離を第1距離とし、交差位置P2とフォトダイオード20の受光面との距離を第2距離とした場合に、それら第1距離と第2距離とが略同一となるような形状及び配置をなしている。
さらに、回動反射機構40を回転駆動するモータ50が設けられている。このモータ50は、「駆動手段」の一例に相当するものであり、軸42を回転させることで、軸42と連結された回動可能な凹面鏡41を回転駆動する構成となっている。モータ50は、例えばサーボモータ等を用いても良いし、定常回転するモータを用い、凹面鏡41が測距したい方向を向くタイミングに同期させてパルスレーザ光を出力することで、所望の方向の検出を可能としてもよい。また、本実施形態では、図1に示すように、モータ50の軸42の回転角度位置(即ち凹面鏡41の回転角度位置)を検出する回転角度位置センサ52が設けられている。回転角度位置センサ52は、ロータリーエンコーダなど、軸42の回転角度位置を検出しうるものであれば様々な種類のものを使用できる。
なお、検出対象となるモータ50の種類も特に限定されず、例えば、ステップモータによって構成してもよく、1ステップ毎の角度が小さいものを使用すれば、緻密な回動が可能となる。
また、本実施形態では、レーザダイオード10、フォトダイオード20、ミラー30、レンズ60、回動反射機構40、モータ50等がケース3内に収容され、防塵や衝撃保護が図られている。ケース3における凹面鏡41の周囲には、当該凹面鏡41を取り囲むようにレーザ光L0及び反射光L3の通過を可能とする導光部4が形成されている。導光部4は、凹面鏡41に入光するレーザ光L0の光軸を中心とした環状形態で、ほぼ360°に亘って構成されており、この導光部4を閉塞する形態でガラス板等からなる透明板5が配され、防塵が図られている。
透明板5は、凹面鏡41に入光するレーザ光L0の光軸と直交する仮想平面に対し全周にわたり傾斜した構成となっている。即ち、凹面鏡41から空間に向かうレーザ光L0に対して板面が傾斜した構成をなしている。従って、凹面鏡41から空間に向かうレーザ光L0が透明板5にて反射してもノイズ光となりにくくなっている。
次に、ミラー30について詳述する。
図2〜図4に示すように、ミラー30は、レーザ光L0の光軸に対して傾斜した反射面30aを有するとともに、反射面30aと交差する方向の貫通路32を備え、貫通路32を介してレーザ光L0を通過させる一方、反射面30aにより反射光L3をフォトダイオード20(検出手段)に向けて反射するように構成されている。
貫通路32は、レーザ光L0の光軸方向に沿って形成されており、ミラー30の一方側の板面30bと他方側の板面(図2では反射面30a)を連通する孔として構成されている。この貫通路32は、後述する導光部材70の筒状部73よりもわずかに大きいサイズの孔として構成されており、内壁面が略円筒状に構成されている。
また、ミラー30には、導光部材70が取り付けられている。この導光部材70は、「反射防止手段」の一例に相当しており、少なくとも一部がレーザダイオード10と貫通路32との間に配置されており、レーザ光L0が貫通路32にて反射して反射面側に漏洩することを防ぐように機能している。
この導光部材70は、遮光性の金属材料等のレーザ光L0の透過を遮断する遮光性材料によって構成され、筒状部分(筒状部73)と板状部分(遮断部72)とが一体的に連結した構成をなしている。
筒状部73は、ミラー30の一方面側から他方面側に延びる筒状に構成されると共に内壁面が円筒面として構成されており、レーザダイオード10から発せられレンズ60で成形されたレーザ光L0を、貫通路32内を通過させて反射面30a側に導く構成をなしている。なお、図3に示すように、筒状部73の内部には、レーザ光L0の通過を阻害するものは存在せず、筒状部73全体が、内部に空隙(即ち導光用の空間)を備えた空隙部として構成されている。
また、筒状部73は、板状の遮断部72に対し斜め方向に突出する構成をなしており、貫通路32を貫通する形態で当該貫通路32に挿入されている。この筒状部73の先端部71は、中心軸Gの方向(即ち、光軸L0'の方向)において、貫通路32の反射面30a側の開口領域全体よりも回動反射機構40側に突出する形態となっている。より詳しく言えば、先端部71の開口端全体が、反射面30aを含んだ仮想平面(図3の一点鎖線F参照)よりも回動反射機構40側に位置しており、先端部71から出射するレーザ光L0が、貫通路32の角部32aに照射されず、当該角部32aにてレーザ光の反射が生じないようになっている。
遮断部72は、図3、図4に示すように、全体として板状に構成されており、ミラー30の一方の板面30b側に支持される形態でミラー30に固定されている。この遮断部72は、筒状部73におけるレーザダイオード10側の端部から当該筒状部73の全周にわたって側方に張り出す構成をなしており、レーザ光L0の光軸L0'に対して傾斜した構成をなしている。
このように構成される遮断部72は、貫通路32と当該貫通路32に挿入される導光部材70との間の隙間を閉塞する形態でミラー30に固定されており、レーザダイオード10からのレーザ光L0が当該隙間を通過することを遮断する構成をなしている。
また、本実施形態では、図2、図3に示すように、レンズ60が導光部材70の外側に設けられ、当該レンズ60にて平行光に成形されたレーザ光L0が導光部材70の筒状部73に取り込まれるようになっている。筒状部73の内周面は、レーザ光L0の光軸L0'を中心とし、かつ径D1の円筒面として構成されており、図3下図に示すように、筒状部73を通過するレーザ光L0の光軸と直交する仮想平面への正投影が円形となるように構成されている。なお、図3下図では、紙面が上記仮想平面に相当し、筒状部73の内周面を仮想平面に投影した図形が符号74にて表されている。この場合、レーザ光L0の光軸L0'を仮想平面に正投影した位置が符号P1の位置となり、筒状部73の内周面の正投影は、当該位置P1を中心とする径D1の円となる。
なお、上記の例では、図1に示すように、レーザダイオード10から筒状部73までのレーザ光L0の光路上に、レーザ光L0を平行光に変換するレンズ60が設けられているが、このレンズ60は、当該レンズ60から発せられるほぼすべてのレーザ光L0が筒状部73を通過するような平行光を発生させる形態とすると良い。逆に、導光部材70に着目した場合、筒状部73は、レンズ60によって平行光とされたレーザ光L0のほぼすべての光を通過させるサイズとすると良い。
次に、レーザレーダ装置1の作用について説明する。図1に示すレーザレーダ装置1では、レーザダイオード10にパルス電流が供給されると、このレーザダイオード10からはパルス電流のパルス幅に応じた時間間隔のパルスレーザ光(レーザ光L0)が出力される。このレーザ光L0は、ある程度の広がり角をもった拡散光として投光され、レンズ60を通過することで平行光に変換される。レンズ60を通過したレーザ光L0は、導光部材70内(即ち筒状部73内)を通過することでミラー30内の貫通路32を通過し、その後、凹面鏡41に入射する。そして、その凹面鏡41に入射するレーザ光L0は、当該凹面鏡41にて平行光として反射し、空間に向けて照射される。
凹面鏡41によって反射されたレーザ光L0は検出物体によって反射され、この反射光の一部(反射光L3参照)は再び凹面鏡41に入射する。凹面鏡41は、この反射光L3を集光しつつミラー30へ向けて反射する。ミラー30では、この反射光L3がフォトダイオード20へ向けて反射され、フォトダイオード20は、受光した反射光L3に応じた電気信号(例えば受光した反射光L3に応じた電圧値)を出力する。この構成では、レーザダイオード10によってレーザ光L0を出力してからフォトダイオード20によってその反射光L3を検出するまでの時間を測定することにより検出物体までの距離を求めることができる。また、そのときの回転角度位置センサ52の検出結果に基づいて凹面鏡41の回転位置を求めることで、検出物体の方位をも求めることができる。
本実施形態の構成によれば、例えば以下のような効果を奏する。
本実施形態に係るレーザレーダ装置1では、レーザ光L0の光軸L0'に対して所定角度で傾斜する形態でミラー30が設けられ、このミラー30に形成された貫通路32をレーザ光L0が通過するように構成されている。一方、検出物体からの反射光L3については、ミラー30の反射面30aによりフォトダイオード20(検出手段)に向けて反射させるように構成されている。このようにすると、レーザ光L0の透過及び反射光L3の反射に際して光量が低下しにくく、ひいては装置の検出性能を効果的に高めることができる。特に本実施形態では、レーザ光L0が貫通路32内の空隙部を通過するように構成されているため、レーザ光L0がミラー30を通過する際の減衰を効果的に抑えることができる。また、ミラー30の反射面30aによって反射光L3を反射させているため、アイソレータによる反射と比較すると極めて効率的な反射が可能となる。
更に、レーザダイオード10と貫通路32との間に、レーザ光L0が貫通路32にて反射して反射面30a側に漏洩することを防ぐ「反射防止手段」が設けられているため、貫通路通過後のレーザ光の漏洩を防ぐことができ、レーザ光の漏洩に起因する誤検出を効果的に防止できる。
また、本実施形態では、「反射防止手段」として、レーザダイオード10からのレーザ光L0を導く筒状の導光部材70が設けられている。そして、この導光部材70は、レーザ光の透過を遮断する遮光性材料によって構成され、かつ、貫通路32に挿入される形態で設けられている。このようにすると、貫通路32の内壁で反射しにくい構成を簡易に実現できる。特に、貫通路32を貫通する形態で導光部材70が配置されているため、導光部材70内を通過するレーザ光L0が貫通路32の内壁で反射することをより効果的に抑えることができる。
また、中心軸Gの方向(即ち、光軸L0'の方向)において、導光部材70の先端部71が貫通路32の反射面30a側の開口領域全体よりも回動反射機構40側に突出する形態で設けられている。このようにすると、導光部材70を通過して当該導光部材70の先端部71から発せられるレーザ光L0が貫通路32の開口部(即ち、角部32a)で反射することをより確実に防止でき、フォトダイオード20側へのレーザ光の漏洩をより確実に防ぐことが可能となる。
また、貫通路32と導光部材70の間の隙間をレーザ光L0が通過することを遮断するように遮断部72が設けられている。このようにすると、貫通路32と導光部材70の間の隙間をレーザ光L0が通過しなくなり、当該隙間を通過するレーザ光に起因する漏洩を確実に遮断できる。
また、レンズ60(レーザ光成形手段)が導光部材70の外側に設けられ、このレンズ60にて成形されたレーザ光L0が導光部材70に取り込まれるようになっている。このようにすると、レンズ60のサイズや形状が導光部材70の制約を受けにくくなり、導光部材70や貫通路32をより小さく構成しやすくなる。
また、レンズ60がコリメートレンズによって構成されているため、より遠方の検出物体を検出しやすくなっている。更に、導光部材70を通過しようとする光が拡散光とならなくなるため、筒状部73や貫通路32を小径とした場合であってもレーザ光L0を良好に透過させやすくなる。従って、貫通路32をより小さく構成しやすく、反射光L3を反射できない領域(反射不能領域)をより小さくすることができるため、貫通路32に起因する反射光L3の損失を効果的に抑えることができる。
また、中心軸G上に焦点位置が設定される凹面鏡41(凹面形状物体)によって「反射部材」が構成され、交差位置(即ち、ミラー30の反射面30aを含んだ仮想平面Fと中心軸Gとが交差する位置)P2と、凹面鏡41のビームウエスト位置との距離を第1距離とし、交差位置P2とフォトダイオード20の受光面との距離を第2距離とした場合に、これら第1距離と第2距離とが略同一となるように構成されている。このようにすると、より小さな検出手段によって反射光を効率的に検出できるようになる。
[第2実施形態]
次に第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。図6は図5のレーザレーダ装置におけるミラー付近の構成を概略的に説明する説明図である。図7は、図5のレーザレーダ装置で用いられるミラー等の概略断面図である。
なお、本実施形態では、レーザダイオード10、レンズ60の配置、構成が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。よって同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態のレーザレーダ装置200は、レーザ光を発生するレーザダイオード210(レーザ光発生手段)と、レーザダイオード210にて発生したレーザ光L0を成形するレンズ260(レーザ光成形手段)とを有し、更に、第1実施形態と同様のフォトダイオード20(検出手段)と、ミラー30と、回動反射機構40(回動反射手段)と、モータ50(駆動手段)とを備えている。
レーザダイオード210は、第1実施形態のレーザダイオード10と配置が異なるだけであり、第1実施形態のレーザダイオード10と同様の構成をなし、かつ同様の機能を有している。また、本実施形態のレンズ260もコリメートレンズとして構成されており、レーザダイオード210からのレーザ光L0を平行光に変換する機能を有している。
回動偏向機構40は、第1実施形態と同一の構成をなしており、レーザ光L0の光軸方向に延びる中心軸Gを中心として回動可能に配設された凹面鏡41(反射部材)を備え、この凹面鏡41により、レーザダイオード210からのレーザ光L0を空間に向けて反射し且つ検出物体からの反射光L3をミラー30に向けて反射する構成をなしている。また、第1実施形態と同様、モータ50は、回動反射機構40を駆動するように構成されている。
また、本実施形態のミラー30も、第1実施形態と同一の構成をなしており、図5〜図7に示すように、レーザ光L0の光軸L0'に対して傾斜した反射面30aを有するとともに、反射面30aと交差する方向の貫通路32を備え、貫通路32を介してレーザ光L0を通過させる一方、反射面30aにより反射光L3をフォトダイオード20に向けて反射する構成をなしている。
更に、本実施形態のレーザレーダ装置200でも、第1実施形態と同様の導光部材270が設けられている。この導光部材270は、第1実施形態の導光部材70と同一の構成をなし、且つ当該導光部材70と同一の配置でミラー30に取り付けられており、ミラー30に固定される遮光部272と、貫通路32に挿入される筒状部273とを備え、これら遮光部272と筒状部273とが一体的に連結された構成をなしている。
一方、第2実施形態のレーザレーダ装置200は、第1実施形態と異なり、貫通路32の内部にレンズ60(レーザ光成形手段)が配置されている。具体的には、上記導光部材270の一部をなす筒状部273の内部にレンズ260が設けられており、筒状部273全体が鏡筒形態をなしている。
また、この筒状部273も、遮断部272に対し斜め方向に突出する構成をなしており、貫通路32を貫通する形態で当該貫通路32に挿入されている。この筒状部273の先端部271は、中心軸Gの方向(即ち、光軸L0'の方向)において、貫通路32の反射面30a側の開口領域全体よりも回動反射機構40側に突出する形態となっている。より詳しく言えば、先端部271の開口端全体が、反射面30aを含んだ仮想平面(図7の一点鎖線F参照)よりも回動反射機構40側に位置しており、先端部271から出射するレーザ光L0が、貫通路32の角部32aに照射されず、当該角部32aにてレーザ光の反射が生じないようになっている。
本実施形態の構成によれば、例えば以下のような効果を奏する。
本実施形態のレーザレーダ装置200は、レーザ光L0の光軸L0'に対して所定角度で傾斜する形態でミラー30が設けられ、このミラー30に形成された貫通路32をレーザ光L0が通過するように構成されている。一方、検出物体からの反射光L3については、ミラー30の反射面30aによりフォトダイオード20に向けて反射させるように構成されている。このようにすると、レーザ光L0の透過及び反射光L3の反射に際して光量が低下しにくく、ひいては装置の検出性能を効果的に高めることができる。
更に、レンズ260(レーザ光成形手段)が、貫通路32の内部に配置されているため、貫通路32の出口側を成形直後のレーザ光が通過することとなり、貫通路出口側付近でレーザ光が反射し、フォトダイオード20側に漏洩することをより効果的に防止できる。また、貫通路32内にレンズ260が設けられているため、レンズ260を配置するためのスペースを削減しやすく、ひいては装置全体を効果的に小型化できる。
また、筒状の導光部材270が貫通路32に挿入されており、レンズ260がこの導光部材270の内部(具体的には筒状部273の内部)に配置されている。このようにすると、レンズ260にて成形されたレーザ光が貫通路32内に挿入された導光部材270を通過して出射されるため、貫通路32の内壁での反射(特に角部32aでの反射)をより一層効果的に防止できる。
[第3実施形態]
次に第3実施形態について説明する。図8は第3実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。なお、図8のレーザレーダ装置300は、凹面鏡341以外は第1実施形態のレーザレーダ装置1と同一である。
図8のレーザレーダ装置300で用いられる凹面鏡341は、レーザ光L0が入射する位置に平面反射部341aを設けた点が図1の凹面鏡41と異なっており、平面反射部341a以外の部分は凹面鏡41と同様の構成をなしている。
この例では、貫通路32を通過したレーザ光L0の経路上に上記平面反射部341aが設けられており、この平面反射部341aの外面(反射面)が平坦な平面状反射面として構成されている。なお、平面状反射面のサイズは、例えばレーザ光L0の照射スポットのサイズよりもわずかに大きいサイズとされている。
また、平面反射部341aの周囲の大部分の領域は凹面反射部341bとして構成されている。この凹面反射部341bは、第1実施形態の凹面鏡41と同様の構成をなす部分であり、外面(反射面)が平面反射部341aの外面(平面状反射面)よりも広い領域の凹面状反射面として構成され、中心軸G上に焦点位置が設定される構成をなしている。
凹面鏡341は、このように構成される平面反射部341aと凹面反射部341bとが中心軸Gを中心として一体的に回動する構成をなしており、平面反射部341aにより、レーザダイオード10からのレーザ光L0を空間に向けて反射し、且つ検出物体からの反射光L3の大部分を凹面反射部341bによってミラー30に向けて反射する構成をなしている。
このように、本実施形態のレーザレーダ装置300では、貫通路32を通過したレーザ光L0を平面反射部341aによって空間に向けて反射しているため、空間に向けて反射する際のレーザ光の拡散を効果的に抑えることができ、より遠方の物体を検出できるようになる。その一方で、検出物体からの反射光L3については凹面反射部341bによりミラー30に向けて反射しているため、反射光を効率的にミラー30やフォトダイオード20(検出手段)に導くことができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
第1実施形態では、レーザダイオード10とミラー30との間にレーザ光成形手段としてのレンズ60を設けた構成を例示したが、このようなレーザ光成形手段を設けなくてもよい。例えば、レーザ光発生手段からレーザ光が拡散光として投光され、この拡散光が直接導光部材70を通過するような構成であってもよい。また、レンズ60に代えて集光レンズを設け、収束光が導光部材70を通過するような構成としてもよい。
上記実施形態では、筒状部(第1実施形態では筒状部73、第2実施形態では筒状部273)が貫通路32を完全に貫通する形態を示したが、筒状部が貫通路32を完全に貫通していなくてもよい。例えば、先端部(先端部71、271)の開口端が完全に貫通路32の外部に出ておらず、開口端の一部のみが貫通路外に出ている形態(例えば開口端の位置が図2の一点鎖線71'の位置の場合等)であってもよい。
上記いずれの構成においても、ミラー30とフォトダイオード20との間に、ミラー30にて反射した反射光L3を集光する集光レンズを設けるようにしてもよい。ミラー30とフォトダイオード20との距離をより小さくできると共に、フォトダイオード20をより小型構成とすることができ、ひいては装置全体の小型化を図ることができる。なお、この場合、集光レンズの焦点位置にフォトダイオード20の受光面が配されるように構成することで、効率的な受光が可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。 図2は、図1のレーザレーダ装置におけるミラー付近の構成を概略的に説明する説明図である。 図3は、図1のレーザレーダ装置で用いられるミラー等の概略断面図である。 図4は、図1のレーザレーダ装置のミラーを概略的に示す斜視図である。 図5は、第2実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。 図6は、図5のレーザレーダ装置におけるミラー付近の構成を概略的に説明する説明図である。 図7は、図5のレーザレーダ装置で用いられるミラー等の概略断面図である。 図8は第3実施形態に係るレーザレーダ装置を概略的に例示する断面図である。
符号の説明
1,200,300…レーザレーダ装置
10,210…レーザダイオード(レーザ光発光手段)
20…フォトダイオード(検出手段)
30…ミラー
31…反射面
32…貫通路
40…回動反射機構(回動反射手段)
41,341…凹面鏡(反射部材、凹面形状物体)
50…モータ(駆動手段)
60,260…レンズ(レーザ光成形手段、コリメートレンズ)
70,270…導光部材(反射防止手段)
71,271…先端部
72…遮断部
341a…平面反射部
341b…凹面反射部

Claims (9)

  1. レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、
    前記レーザ光発生手段から前記レーザ光が発生したときに、当該レーザ光が検出物体にて反射した反射光を検出する検出手段と、
    前記レーザ光の光軸に対して傾斜した反射面を有するとともに、前記反射面と交差する方向の貫通路を備え、前記貫通路を介して前記レーザ光を通過させる一方、前記反射面により前記反射光を前記検出手段に向けて反射するミラーと、
    前記レーザ光の光軸方向に延びる中心軸を中心として回動可能に配設された反射部材を備え、前記反射部材により、前記レーザ光発生手段からの前記レーザ光を空間に向けて反射し且つ前記検出物体からの前記反射光を前記ミラーに向けて反射する回動反射手段と、
    前記回動反射手段を駆動する駆動手段と、
    を備えたレーザレーダ装置であって、
    前記レーザ光発生手段と前記貫通路との間において、前記レーザ光が前記貫通路にて反射して前記反射面側に漏洩することを防ぐ構成をなし且つ前記レーザ光発生手段からの光を導く筒状の導光部材からなる反射防止手段と、
    前記貫通路と当該貫通路に挿入される前記導光部材との間の隙間を前記レーザ光が通過することを遮断する遮断手段と、
    を備え、
    前記導光部材は、前記レーザ光の透過を遮断する遮光性材料によって構成され、かつ、前記貫通路に挿入される形態で設けられており、
    前記遮断手段は、筒状の前記導光部材から側方に張り出す板状の構成であることを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 前記導光部材は、前記貫通路を貫通する形態で配置されていることを特徴とする請求項に記載のレーザレーダ装置。
  3. 前記中心軸の方向において、前記導光部材の先端部が、前記貫通路の前記反射面側の開口領域全体よりも前記回動反射手段側に突出する形態で設けられていることを特徴とする請求項に記載のレーザレーダ装置。
  4. 前記レーザ光発生手段にて発生した前記レーザ光を成形するレーザ光成形手段を備え、
    前記レーザ光成形手段が前記導光部材の外側に設けられ、当該レーザ光成形手段にて成形された前記レーザ光が前記導光部材に取り込まれることを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置。
  5. 前記レーザ光発生手段にて発生した前記レーザ光を成形するレーザ光成形手段を備え、
    前記レーザ光成形手段は、前記導光部材内に配置されていることを特徴とする請求項から請求項3のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置。
  6. 前記レーザ光成形手段は、コリメートレンズからなることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のレーザレーダ装置。
  7. 前記反射部材は、前記貫通路を通過した前記レーザ光の経路上に配される平面状反射面を備えた平面反射部と、前記平面状反射面よりも広い領域の凹面状反射面を備えた凹面反射部と、を有すると共に、前記平面反射部と前記凹面反射部とが前記中心軸を中心として一体的に回動するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置。
  8. 前記反射手段は前記中心軸上に焦点位置が設定される凹面形状物体からなり、
    前記反射面を含んだ仮想平面と前記中心軸とが交差する交差位置と、前記凹面形状物体のビームウエスト位置との距離を第1距離とし、前記交差位置と前記検出手段の受光面との距離を第2距離とした場合、前記第1距離と前記第2距離とが略同一とされていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置。
  9. 前記ミラーと前記検出手段との間に、前記ミラーにて反射した前記反射光を集光する集光レンズが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置。
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