JP5251641B2 - 光電センサ - Google Patents

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Description

本発明は光電センサに関し、特に同軸回帰反射型光電センサに関する。
物体の有無の検出に用いられる光電センサとして、光の反射を利用した反射型光電センサが知られている。反射型光電センサの中に、回帰反射型光電センサと呼ばれるものがある。
回帰反射型光電センサは、一般に発光素子及び受光素子を内蔵した投受光器を備える。このセンサの使用に際しては、投受光器から発せられた光を反射して投受光器に戻すための回帰反射板が投受光器と対向して配置される。発光素子から出た光の光路上に物体が存在しない場合、その光は回帰反射板で反射して受光素子に入射する。一方、光路上に物体が存在する場合、発光素子から出た光はその物体によって遮られるため受光素子に入射しない。すなわち光路上に物体が存在するか否かによって受光素子の受光量が異なるので、回帰反射型センサは受光量の違いに基づいて物体の有無を検出する。
回帰反射型の光電センサには、2眼式のものと同軸式のものとがある。2眼式の場合、投光路と受光路とが物理的に分離される。一方、同軸式の場合、投光路と受光路が略一致しており、光学素子(偏光ビームスプリッタ、ハーフミラー等)によってこれらの光路が分離される。
2眼式の回帰反射型光電センサは、たとえば特開平10−255611号公報(特許文献1)に開示されている。この文献によれば、光電センサは投光レンズおよび受光レンズを備える。投光レンズは、当該投光レンズを透過した光線がリフレクタで反射した後に受光レンズに入射する可能性のある領域のみに設けられている。また、受光レンズは、投光部から出射された光線がリフレクタで反射した後に受光レンズに入射する可能性のある領域のみに設けられている。
一方、同軸式の回帰反射型光電センサは、たとえば特開平10−255612号公報(特許文献2)に開示されている。特開平10−255612号公報によれば、回帰反射板から反射する光の利用効率を向上させ、かつ透明物体の屈折による誤動作を防止するために、投光範囲を限定するスリットが投光素子に設けられる。投光ビームはレンズの中心部分より回帰反射板に投光される。これによって、回帰反射板で反射される光のうち受光素子に受光されない割合を小さくすることができるので、光の利用効率が改善される。
特開平10−255611号公報 特開平10−255612号公報
同軸回帰反射型光電センサの場合、投光路と受光路とが物理的に分離されていない。このため投光素子から発せられた光の一部が迷光として受光素子に入射することが起こりうる。迷光はセンサの性能に影響を与えるので迷光を防ぐ必要がある。しかしながら特開平10−255611号公報および特開平10−255612号公報には、このような迷光の問題について具体的に示されていない。
本発明の目的は、検出性能を高めることが可能な同軸回帰反射型の光電センサを提供することである。
本発明は要約すれば、光電センサであって、検出光を発する投光部と、投光部からの検出光を平行光に変換して、平行光を外部への検出光として外部に出射するレンズと、投光部とレンズとの間の検出光の光路上に設けられて、検出光の光路と、外部への検出光が外部で反射されて戻ってきた光である戻り光の光路とを分離する光路分離部と、光路分離部からの戻り光を受ける受光部とを備える。レンズは、検出光の入射面および戻り光の出射面であって、検出光が平行光に変換されるように形成された曲面と、検出光の出射面および戻り光の入射面として曲面と反対側に形成され、かつ、平行光の光線方向に対して面の法線方向が特定角度をなす平面とを含む。特定角度は、平面で反射された検出光が受光部に受光されない位置に到達するような角度に選ばれている。光電センサは、投光部と光路分離部と受光部とを格納し、かつ、少なくとも1つの面に平面状の外表面を含む筐体をさらに備える。外表面は、レンズが装着される開口部を有する。レンズから出射したときの外部への検出光の光線方向が外表面に対して垂直となるように、投光部およびレンズが設けられている。
本発明によれば、同軸回帰反射型の光電センサにおいて、投光素子と受光素子とが格納された筐体の内部での迷光が受光素子に入射するのを低減できるので、光電センサの検出性能を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る光電センサの全体構成図である。 回帰反射板5の正面図である。 図1に示したセンサヘッド2を、その投受光部分側から見た外観斜視図である。 図3に示したセンサヘッド2のブロック図である。 レンズの平面が軸X1に垂直である場合の課題を説明する図である。 センサヘッド内の迷光を防止するための第1の検討例を示した図である。 センサヘッド内の迷光を抑制するための第2の検討例を示した図である。 本実施の形態に係るセンサヘッド2の内部で生じる平行光A2の反射光成分の光路を示した図である。 本実施の形態の変形例に従うセンサヘッド52の構成を示した図である。 光電センサの検出性能に対する迷光の影響を説明する図である。
以下において、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る光電センサの全体構成図である。図1を参照して、光電センサ1は、センサヘッド2と、アンプユニット3と、ケーブル4と、回帰反射板5とを備える。
センサヘッド2は、平行光である検出光Aを発する。回帰反射板5はセンサヘッド2と対向して配置され、センサヘッド2から出射された検出光Aは回帰反射板5で反射して戻り光Bとなる。なお、検出光Aはたとえば可視光であるが、回帰反射板5によって回帰反射される光であればよく、その波長領域は特に限定されるものではない。
図2は、回帰反射板5の正面図である。図2を参照して、回帰反射板5には多数のコーナキューブが配置されている。
図1に戻り、検出光Aは回帰反射板5の3面で反射し、最終的には戻り光Bとなる。戻り光Bは検出光Aと同じ軸方向の光であり、検出光Aの経路と平行な経路を検出光Aの進む向きと逆向きに進む。
センサヘッド2は、戻り光Bを受けて、戻り光Bの受光量に応じた強度を有する電気信号を生成する。センサヘッド2は、電源ラインや信号ライン等が一体化されたケーブル4を介してアンプユニット3に接続され、その生成した電気信号を、ケーブル4を介してアンプユニット3に出力する。
アンプユニット3は、ケーブル4を介してセンサヘッド2に駆動電圧を供給する。センサヘッド2は、この駆動電圧を受けて、検出光Aを発するとともに、戻り光Bの受光量を示す電気信号を生成する。さらにアンプユニット3はケーブル4を介してセンサヘッド2からの信号を受ける。アンプユニット3は、その信号に基づいて物体の有無を検出したり、センサヘッド2での受光量を示す信号を出力したりする。図1に示した構成によればセンサヘッド2とアンプユニット3とは互いに分離されているが、これらは一体化されていてもよい。
光電センサ1は、センサヘッド2の受光量に基づいて物体の有無を検出する。測定対象物体6が検出光Aの光路上の領域7に位置しない場合、センサヘッド2から出た検出光Aは、回帰反射板5で反射して戻り光Bとなりセンサヘッド2に入射する。一方、測定対象物体6が領域7に位置する場合には、センサヘッド2からの検出光Aが測定対象物体6によって遮られるので、センサヘッド2が受ける戻り光Bの光量が減少する。測定対象物体6が領域7に位置するか否かによってセンサヘッド2の受光量が異なるので、その受光量から物体の有無を検出できる。アンプユニット3は、センサヘッド2から受光量を示す電気信号を受けて、たとえば、その受光量を所定の閾値と比較することによって領域7における測定対象物体6の有無を検出する。
光電センサ1は投光路と受光路とがセンサヘッドの2の内部で光学素子により分離される同軸回帰反射型光電センサである。一方、回帰反射型光電センサには、投光路と受光路とを物理的に分離した2眼式のものもある。2眼式の回帰反射型光電センサの場合、そのセンサヘッドと回帰反射板との間隔が短くなると、回帰反射板で反射した光のうちの一部しか受光素子に入射しなくなることが起こりうる。一方、同軸回帰反射型の光電センサは、このような問題を回避することができるので、受光量の低下を回避できる。したがって、同軸回帰反射型の光電センサは、2眼式回帰反射型の光電センサよりも検出性能を高めることができる。
図3は、図1に示したセンサヘッド2を、その投受光部分側から見た外観斜視図である。図3を参照して、センサヘッド2は、ケース10と、窓部11と、保護カバー12とを備える。ケース10は、投光部、受光部等を格納するとともに、その投光部から発せられる検出光A、および受光部が受ける戻り光Bを通すための開口部を有する。
窓部11は、透光性部材(たとえば透明な樹脂)によって形成される。図示しないが、ケース10の内部には電源供給の有無および/または測定対象物体の有無を、点灯状態および消灯状態で表わす表示灯が設けられる。窓部11は、その表示灯の点灯状態および消灯状態をユーザに把握させるために設けられる。
保護カバー12は、ケース10に装着されて、ケース10の開口部を覆う。保護カバー12は、ケース10の開口部に対応する箇所に設けられたレンズ20を備える。レンズ20はセンサヘッド2の内部側に凸面を有している。またレンズ20は、センサヘッド2の外部側に平面を有している。検出光Aはこの平面から出射され、戻り光Bはその平面に入射する。
図4は、図3に示したセンサヘッド2のブロック図である。図4を参照して、センサヘッド2は、ケース10と、発光ダイオード13と、フォトダイオード14と、ホルダ15と、ハーフミラー16と、レンズ20とを備える。
発光ダイオード13は、検出光A1を発する発光ダイオードチップ17を含む投光部である。発光ダイオード13からの検出光A1は、ホルダ15の内部を広がりながら進み、ハーフミラー16を透過してレンズ20に入射する。なお、便宜上、図4では検出光A1が透光性樹脂層26の表面から広がるように示しているが、図4に示した検出光A1の広がりは、検出光A1が発光ダイオードチップ17の発光面から広がりつつ進む場合も含むものとする。以下説明する図においても同様である。
ホルダ15は、検出光A1および戻り光Bを通すためのものである。ホルダ15には、検出光A1および戻り光Bが通る内部光路として、発光ダイオード13からレンズ20の方向に孔が形成される。さらに、ホルダ15は、この孔とつながり、かつ戻り光Bが通る孔が内部に形成された内部光路18を備える。
レンズ20はケース10に形成された開口部30に装着される。レンズ20はハーフミラー16に向けられた凸面31および凸面31と反対側に形成された平面32を有する。検出光A1は、空気とレンズ20との界面である凸面31を通り平行光A2に変換される。平行光A2はレンズ20の内部を進み、平面32からケース10の外部に外部への検出光A3として出射される。レンズ20から出射された外部への検出光A3は、回帰反射板5(図1参照)によって反射されて戻り光Bとなる。
戻り光Bは外部への検出光A3の経路を外部への検出光A3の進む向きと逆向きに進み、平面32からレンズ20に入射する。レンズ20を透過した戻り光Bは、凸面31から出射される。凸面31から出射した戻り光Bは、ハーフミラー16によって反射されて、図中の破線で示したようにホルダ15に形成された内部光路18を通り、フォトダイオード14に入射する。
ハーフミラー16は、発光ダイオード13とレンズ20との間の検出光A1の光路上に設けられる。ハーフミラー16は、検出光A1、平行光A2および外部への検出光A3の光路(投光路)と戻り光Bの光路(受光路)とを分離する光路分離部である。
フォトダイオード14は、レンズ20によって集められた戻り光Bを受光する。フォトダイオード14は、基材21と、この基材21の主表面に実装されたフォトダイオードチップ22と、基材21の主表面およびフォトダイオードチップ22を封止し、かつハーフミラー16に向けられた受光面24を有する透光性樹脂層23とを含む。
レンズ20から出射され、かつハーフミラー16で反射した戻り光Bは、透光性樹脂層23の受光面24に集められる。内部光路18の出射端からの光はフォトダイオードチップ22の受光領域に入射する。受光範囲25は、受光面24において、内部光路18の出射端の直径以下の範囲である。
ケース10は、センサヘッド2の外郭に相当する。ケース10は、発光ダイオード13、フォトダイオード14、ハーフミラー16を格納するとともに、開口部30が設けられた外表面35を有する。
軸X1は、発光ダイオード13およびレンズ20の凸面31の中心部によって平行光とされた平行光A2の光軸を示す。
本実施の形態では、レンズ20の平面32は、軸X1に対して垂直方向より傾いている。図4に示すように、軸X1の延長線と平面32とのなす角度をθ1とすると角度θ1は90°と異なる角度である。
なお、外表面35に垂直な方向を「センサの機械軸方向」と呼ぶことにする。本実施の形態では、軸X1は、センサの機械軸方向の軸に一致する。
平面32が軸X1と直交する場合にはフォトダイオード14が受ける迷光の光量が多くなる。本実施の形態では、平面32を軸X1に対して傾かせる。これによりフォトダイオード14への迷光の入射を防止できる。なお、平行光A2は軸X1と平行であるので、平面32を軸X1に対して傾かせるということは、平面32を平行光A2に対して傾かせることと同じ内容である。
図5は、レンズの平面が軸X1に垂直である場合の課題を説明する図である。図5を参照して、レンズ20Aはハーフミラー16に向けられた凸面31Aおよび凸面31Aと反対側に形成された平面32Aとを有する。なお、図5に示した他の部分の構成は図4の対応する部分の構成と同様である。発光ダイオード13からの検出光A1は、レンズ20Aの凸面31Aによって平行光A2とされる。平行光A2の光軸と、軸X1とは重なり合う。
発光ダイオード13からの検出光A1は、ハーフミラーを透過して、空気とレンズ20Aとの界面である凸面31Aを通り屈折することで平行光A2に変換される。平行光A2は、レンズ20Aの内部を進み、平面32Aに到達する。平行光A2が平面32Aに到達すると、その一部は、平面32Aで反射して反射光C1となる。
レンズ20Aの内部では、平行光A2は平面32Aに対して垂直方向に進み、平面32Aにより、その入射方向と反対方向に反射される。この反射によって生じた反射光C1は、平行光A2の光路を、平行光A2の進む向きと逆向きに進む。つまり反射光C1は外部への検出光A3と同じ軸方向の光である。したがって反射光C1は、戻り光Bと同じ光路をたどる。レンズ20Aから出射した反射光C1は、ハーフミラー16で反射し、かつ受光面24の受光範囲25内に集められてフォトダイオードチップ22に入射する。つまり、反射光C1はフォトダイオードチップ22に入射する迷光となる。
図5に示した構成では、レンズ20Aの平面32で生じた平行光A2の反射成分(反射光C1)がほぼすべてフォトダイオード14に入射すると考えられるので、フォトダイオードチップ22が受ける迷光の光量が大きくなる。この問題を解決するためには、レンズの平面での平行光の反射により生じる反射光がフォトダイオードに入射しないように、その反射光の光路を考慮する必要がある。このような課題を解決するための本実施の形態の検討例について以下に説明する。
図6は、センサヘッド内の迷光を防止するための第1の検討例を示した図である。図6および図4を参照して、センサヘッド2Aは、レンズ20に代えてレンズ20Bを備える点でセンサヘッド2と異なる。なお、センサヘッド2Aの他の部分の構成はセンサヘッド2と同様である。
レンズ20Bは、ハーフミラー16に向けられた凸面31Bおよびその反対側に形成された凸面32Bを有する両凸レンズである。なお、凸面32Bはケース10(外表面35)からケース10の外側に突出している。
図6に示した構成によれば、ハーフミラー16に向けられた凸面31Bと反対側に曲面が形成されている。その曲面(凸面32B)を平行光A2が反射した場合、平行光A2の入射方向と同じ方向に平行光A2が反射される可能性が小さくなるので、反射光C1が平行光A2の光路をたどってフォトダイオード14に入射する可能性が小さくなる。このためフォトダイオード14に入射する迷光を小さくすることができると考えられる。
しかしながら、凸面32Bがケース10(外表面35)から突出しているので、センサヘッド2Aの使用時に凸面32Bに傷がつく可能性がある。凸面32Bの傷により、たとえばレンズ20Bから出射される外部への検出光A3が散乱や減衰することが考えられる。この場合、戻り光の光量が減少することによって、センサの検出性能の低下が生じ得る。したがって、凸面32Bに傷が生じないように図6に示した構成を変更することが考えられる。
図7は、センサヘッド内の迷光を抑制するための第2の検討例を示した図である。図7および図6を参照して、センサヘッド2Bは、開口部30に設けられるレンズ保護カバー20Cをさらに備える点において、センサヘッド2Aと異なる。なおセンサヘッド2Bの他の部分については、センサヘッド2Aの対応する部分の構成と同様である。
レンズ保護カバー20Cは、発光ダイオード13と凸面31Bの中心部によって定まる軸X1(発光ダイオードチップ17の発光面内の点と凸面31Bの中心部内の点とを結ぶ軸)に対して垂直な平面33を有する。レンズ保護カバー20Cを設けることで、レンズ20Bの凸面32Bがケース10の外部に露出することが回避される。しかし、検出光A1がレンズ20Bを透過して平行光A2となり、この平行光A2の一部が平面33で反射して反射光C1が生じる。反射光C1は平行光A2の光路を平行光A2の進む向きと逆向きに進むので、受光面24の受光範囲25内に集められる。したがって、図7に示した構成によれば、図5の構成による問題と同じ問題、すなわちフォトダイオードチップ22が受ける迷光の光量が大きくなるという問題が発生する。
図8は、本実施の形態に係るセンサヘッド2の内部で生じる平行光A2の反射光成分の光路を示した図である。図8を参照して、レンズ20に入射した検出光A1は、凸面31によって平行光A2に変換されて平面32に達する。平面32に達した平行光A2の一部は反射して反射光C1となる。平面32は軸X1に対して傾けられているが、平行光A2は軸X1と平行であるので、平面32は平行光A2に対して傾いている。よって反射光C1は平行光A2の進む向きの逆向きとは異なる方向に進み、ハーフミラー16で反射して内部光路18の内壁に到達する。すなわち、反射光C1は、受光範囲25内に到達しない。
一方、平行光A2は、レンズ20と空気との界面である平面32で屈折してレンズ20から出射され、軸X1に対して所定の角度θ2の方向に進む外部への検出光A3となる。図4に示したように、外部への検出光A3が回帰反射板で反射されることで生じた戻り光Bは、平行光A2の光路と同じ光路をたどる。すなわち戻り光Bはレンズ20の平面32に到達すると屈折して、レンズ20の内部を進む。レンズ20から出射した戻り光Bはハーフミラー16に到達する。ハーフミラー16で反射した戻り光Bはフォトダイオード14の受光面24の受光範囲25に集められる。
このように、戻り光Bは受光範囲25内に入射する一方で、反射光C1は受光範囲25に入射しない。したがって、本実施の形態に係る構成によれば、フォトダイオード14への迷光の入射を抑制することができる。
角度θ2は、特に限定されるものではなく、たとえばセンサヘッド2の設置条件あるいは使用条件等に基づいて適切に定めることができる。この角度θ2を設定するための方法としては、レンズ20の凸面31における検出光A1の入射範囲を調整する方法、軸X1に対する平面32の傾き(角度θ1)を調整する方法などが考えられる。上記の方法のうちいずれか1つのみを用いてもよいし、または複数の方法を組み合わせて用いてもよい。
軸X1の方向は、外部への検出光A3の光軸が外表面35に垂直であり、より好ましくは開口部30の中心を通る軸と一致するように定めることが好ましい。このように軸X1の方向を予め定めておくことにより、たとえばセンサヘッド2の製造時において、外部への検出光A3の出射方向の調整を容易に行なうことができる。
図9は、本実施の形態の変形例に従うセンサヘッド52の構成を示した図である。図9を参照して、軸X1は、センサの機械軸に対して、0°よりも大きい所定の角度θをなしている。これによってレンズ20から出た外部への検出光A3の光軸がセンサの機械軸と一致する。この構成によれば、迷光がフォトダイオードに入射するのを防ぐことができるだけでなく、ユーザの操作性を高めることができる。なお、図4および図8に示した構成と同様に、軸X1の延長線と平面32とのなす角度θ1は90°と異なる角度である。
ユーザの操作性とは、たとえば外部への検出光A3の光軸を回帰反射板5に向ける調整である。外部への検出光A3の光軸方向がセンサの機械軸方向と一致しているので、その機械軸方向に回帰反射板5が位置するようにケース10の向きを調整すれば、外部への検出光A3の光軸方向に回帰反射板5が位置するようになる。ユーザはセンサヘッド2から出射される外部への検出光A3の光軸の方向を容易に調整できるので、ユーザの操作性を高めることが可能になる。
図4および図8を参照しつつ本実施の形態に係るセンサヘッド2を総括的に説明すると、センサヘッド2は、検出光A1を発する発光ダイオード13と、検出光A1を平行光A2に変換して、その平行光A2を外部への検出光A3として外部に投射するレンズ20と、検出光A1の光路と回帰反射板5からの戻り光Bの光路とを分離するハーフミラー16と、ハーフミラー16からの戻り光Bを受けるフォトダイオード14とを備える。レンズ20は、検出光A1の入射面および戻り光Bの出射面であって、検出光A1が平行光A2に変換されるように形成された凸面31と、平行光A2の出射面および戻り光Bの入射面として凸面31と反対側に形成され、かつ、平行光A2または発光ダイオード13に含まれる発光ダイオードチップ17と凸面31の主点(つまりレンズ曲面の頂点部分)とを結ぶ軸X1に対して垂直方向より傾けられた平面32とを含む。なお、本実施の形態によれば平行光A2が軸X1と平行になるので、「平行光A2または軸X1に対して垂直方向より傾けられた」と説明したが、「平行光A2に対して垂直方向より傾けられた」と「軸X1に対して垂直方向より傾けられた」とは実質的に同じ内容である。
平面32は、平行光A2の光線方向に対して、その法線方向が特定角度をなす平面である。特定角度は、平面32で反射された検出光A1、すなわち反射光C1がフォトダイオード14に受光されない位置に到達するような角度に選ばれている。センサヘッド2は、発光ダイオード13とハーフミラー16とフォトダイオード14とを格納し、かつ、少なくとも1つの面に平面状の外表面を含むケース10をさらに備える。ケース10の外表面は、レンズ20が装着される開口部30を有する。
さらに図9を参照して、本発明の1つの実施形態によれば、レンズ20から出射したときの外部への検出光A3の光線方向が、ケース10の外表面に対して垂直となるように、発光ダイオード13およびレンズ20が設けられている。
平面32での平行光A2の反射光C1は、戻り光Bと異なる光路を通ることでフォトダイオード14の受光面24の受光範囲25の外側に集められるため、フォトダイオードチップ22に入射するのを回避できる。これによって、フォトダイオードに迷光である反射光C1が入射するのを防止できるので光電センサの検出性能を高めることができる。
図10は、光電センサの検出性能に対する迷光の影響を説明する図である。図10を参照して、本実施の形態に係る光電センサ1は、フォトダイオード14が受けた戻り光の光量が閾値より小さい場合、測定対象物体6の存在を検出する。フォトダイオード14が受ける迷光の2倍の受光量を、測定対象物体6の存在を検出するための閾値とする。なお、図10に示した閾値は一例であってこれに限定されるものではない。
さらに、センサの余裕度を、フォトダイオードのトータルの受光量(検出信号成分である戻り光の受光量、および迷光成分の受光量の和)に対する閾値の比とする。余裕度がx(xは任意の数値とする)であるとは、フォトダイオードのトータルの受光量が1/xまで低下するまで物体の有無を検出できることを意味する。
発光ダイオード等の発光素子は、動作時間が長くなるにつれて発光素子の発光量が減少する。このような発光量の減少、また、レンズ面やレンズ保護カバーの汚れなどのセンサ設置後の環境的な変化によって、フォトダイオードにより受光される検出信号成分(戻り光)の光量が減少する。このような場合でも、余裕度が高ければ、検出動作の長期安定性を確保できる。したがって発光量の低下やセンサ設置後の環境変化に起因する検出性能の低下を防ぐことができる。また、余裕度が高いほど検出距離を長くすることができる。つまり余裕度が大きいほどセンサの検出性能は優れている。
たとえば、フォトダイオードでの迷光成分の受光量が2の場合、閾値を示す受光量は4となる。検出信号成分の受光量が10であるとすると、光電センサの余裕度は3(=12/4)となる。一方、フォトダイオードでの迷光成分の受光量が2から1に低減すると、閾値を示す受光量は2となる。検出信号成分の受光量を10とするとセンサの余裕度は5.5(=11/2)となる。迷光成分を低減することで、信号成分の大きさが同じであってもセンサの余裕度を高めることができる。すなわち、センサの検出性能を高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 光電センサ、2,2A〜2C,52 センサヘッド、3 アンプユニット、4 ケーブル、5 回帰反射板、6 測定対象物体、10 ケース、11 窓部、12 保護カバー、13 発光ダイオード、14 フォトダイオード、15 ホルダ、16 ハーフミラー、17 発光ダイオードチップ、18 内部光路、20,20A,20B レンズ、20C レンズ保護カバー、21 基材、22 フォトダイオードチップ、23,26 透光性樹脂層、24 受光面、25 受光範囲、30 開口部、31,31A,31B 凸面、32,32A,32B,33 平面、35 外表面、A1 検出光、A2 平行光、A3 外部への検出光、C1 反射光、B 戻り光、X1 軸、θ1,θ2,θ 角度。

Claims (1)

  1. 検出光を発する投光部と、
    前記投光部からの前記検出光を平行光に変換して、前記平行光を外部への検出光として外部に出射するレンズと、
    前記投光部と前記レンズとの間の前記検出光の光路上に設けられて、前記検出光の光路と、前記外部への検出光が外部で反射されて戻ってきた光である戻り光の光路とを分離する光路分離部と、
    前記光路分離部からの前記戻り光を受ける受光部とを備え、
    前記レンズは、
    前記検出光の入射面および前記戻り光の出射面であって、前記検出光が前記平行光に変換されるように形成された曲面と、
    前記検出光の出射面および前記戻り光の入射面として前記曲面と反対側に形成され、かつ、前記平行光の光線方向に対して面の法線方向が特定角度をなす平面とを含み、
    前記特定角度は、前記平面で反射された前記検出光が前記受光部に受光されない位置に到達するような角度に選ばれており、
    前記投光部と前記光路分離部と前記受光部とを格納し、かつ、平面状の外表面を含む筐体をさらに備え、
    前記外表面は、前記レンズが装着される開口部を有し、
    前記レンズから出射したときの前記外部への検出光の光線方向が、前記外表面に対して垂直となるように、前記投光部および前記レンズが設けられている、光電センサ。
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