JP2015132699A - 投光ヘッド、光学センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】投光ヘッドから外輪光が出射されることを抑制すること。【解決手段】この投光ヘッドは、光を出力する投光部と、前記投光部の出力方向において当該投光部の前方に配置され、複数の反射面および段差部を有する光学部材と、を備え、 前記複数の反射面は、前記出力方向に沿って同軸上に配列され、前記各反射面は、前記投光部から離れるほど開口径が増大する環状形状をなし、前に位置する反射面の後端は、後ろに位置する反射面の前端よりも開口径が小さく、前記段差部を介して当該後ろに位置する反射面の前端に結合されている。【選択図】図5

Description

本発明は、投光ヘッド及び光学センサに関する。
従来から、投光ヘッドと受光ヘッドとを備え、投光ヘッドから出射された光を受光ヘッドで受光することで、測定対象物の有無を検出する光学センサが知られている。投光ヘッドは、例えばレンズ等の光学部材を有し、その光学部材の光軸に沿った光を検出領域に向けて出射する。しかし、投光ヘッドでは、構造上、光軸に沿った光だけでなく、光軸から側方に広がった光、いわゆる外輪光が出射されてしまうことがある。そうすると、例えば外輪光が受光ヘッドに受光され、測定対象物の有無を誤検出してしまうおそれがある。そのため、従来から、光ファイバの端部に、絞りが設けられた非球面レンズを配置することで外輪光を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平7−20351号公報
しかし、上記した従来の構成でも、光ファイバなどの投光部材から出射された光が、非球面レンズ内で拡散し、受光ヘッドに受光されてしまうため、外輪光を十分に低減することができない。
本明細書では、投光ヘッドから外輪光が出射されることを抑制することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、光を出力する投光部と、前記投光部の出力方向において当該投光部の前方に配置され、複数の反射面および段差部を有する光学部材と、を備え、前記複数の反射面は、前記出力方向に沿って同軸上に配列され、前記各反射面は、前記投光部から離れるほど開口径が増大する環状形状をなし、前に位置する反射面の後端は、後ろに位置する反射面の前端よりも開口径が小さく、前記段差部を介して当該後ろに位置する反射面の前端に結合されている。
この投光ヘッドは、投光部の出力方向において当該投光部の前方に配置され、複数の反射面および段差部を有する光学部材を備える。当該光学部材は、複数の反射面が、出力方向に沿って同軸上に配列され、各反射面が、投光部から離れるほど開口径が増大する環状形状をなしている。そして、前に位置する反射面の後端は、後ろに位置する反射面の前端よりも開口径が小さく、段差部を介して当該後ろに位置する反射面の前端に結合されている。そのため、段差部は、投光部から離れるほど開口径が縮小する環状形状を有することとなる。これにより、投光部から出力方向から側方に広がって出射され、段差部で反射された光が出力方向に沿って進むことが抑制され、外輪光を低減することができる。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、前記前に位置する反射面は、前記後ろに位置する反射面に比べて、前記出力方向に対する傾斜角度が小さくてもよい。この投光ヘッドは、出力方向の前に位置する反射面は、後ろに位置する反射面に比べて、出力方向に対する傾斜角度が小さいので、各反射部で反射された光を光軸に沿った光とすることができる。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、前記光学部材は、前記複数の反射面および段差部の前方に配置され、前記投光部から出力された光を前記出力方向と直交する方向に集光する集光部を有してもよい。この投光ヘッドは、光学部材が集光部を有するので、投光部から出力された光を集光することで、外輪光を低減することができる。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、前記光学部材は、前記複数の反射面および段差部の後方に配置され、前記投光部の前端部を保持する保持部が設けられていてもよい。この投光ヘッドは、光学部材に投光部を保持する保持部が設けられているので、導光部と投光部材の相対位置が変化することが抑制され、相対位置の変化により外輪光が発生することを抑制することができる。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、前記光学部材は、前記投光部から出力された光を前記出力方向に導く導光部材であって、前記複数の反射面は、前記導光部材の前記出力方向と直交する方向における側面であってもよい。この投光ヘッドは、光学部材が導光部材からなり、複数の反射面が当該導光部材の側面であるので、複数の反射面および段差部を有する光学部材を形成しやすい。
本明細書によって開示される投光ヘッドは、前記投光部と前記光学部材を保持し、遮光性を有する遮光ケースを備えてもよい。この投光ヘッドは、遮光性を有する遮光ケールを備えるので、投光部以外から光学部材に迷光が入り込み、当該迷光により外輪光が発生することを抑制することができる。
本明細書では、上記の投光ヘッドを用いた光学センサも開示する。本明細書によって開示される光学センサは、上記の投光ヘッドと、前記投光ヘッドから出射された光を受光する受光ヘッドと、前記受光ヘッドで受光された光に基づいて測定対象物の有無を判断する制御部と、を備える。この光学センサでは、投光ヘッドから出射される光の外輪光が低減されていることから、精度よく測定対象物の有無を検出することができる。
本明細書によって開示される光学センサは、前記受光ヘッドは、少なくとも前記出力方向と直交する方向において前記投光ヘッドからずれた位置に配置され、前記投光ヘッドから出射されて測定対象物で反射された光を受光してもよい。この光学センサによれば、反射型の光学センサにおいて、精度よく測定対象物の有無を検出することができる。
本明細書によって開示される光学センサは、前記投光ヘッドの光を出射する出射面と、前記受光ヘッドの光を受光する受光面とを覆う透光性のカバーを備えてもよい。この投光ヘッドは、カバーを有するので、例えばゴミや薬品等が出射面や受光面に付着し、光学センサが使用できなくなることを抑制することができる。また、この投光ヘッドでは、投光ヘッドから出射される光の外輪光が低減されていることから、出射面から出射された外輪光がカバーで反射されて受光面に到達し、光学センサが測定対象物を誤判断することを抑制することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、投光ヘッドから外輪光が出射されることを抑制することができる。
光ファイバセンサのブロック図 光ファイバヘッドの断面図 光ファイバヘッドの正面図 導光部材の斜視図 光ファイバヘッドの断面図 光ファイバヘッドの断面図 従来技術の光ファイバ端末ユニット 投光ヘッドの光学部材の正面図 投光ヘッドの光学部材の背面図 投光ヘッドの光学部材の平面図 投光ヘッドの光学部材の右側面図
<実施形態>
一実施形態を図1ないし図11によって説明する。
1.光ファイバセンサの構造
図1は、光ファイバセンサ10の構成を示すブロック図である。光ファイバセンサ10は、センサ本体部20と、センサ本体部20に対して光ファイバ31、32を介して接続される反射型の光ファイバヘッド30とを備える。
センサ本体部20は、概ね箱型をしたケーシング20Aを備える。ケーシング20Aの内部には、発光部21、投光回路22、受光部23、受光回路24、制御回路27が設けられている。発光部21は例えば、LEDやレーザダイオード等の発光素子から構成され、投光用の光ファイバ31を通じて光ファイバヘッド30の出射面33から所定の検出領域に光LAを照射する機能を果たす。投光回路22は、制御回路27からの指令に応答して、発光部21を駆動する駆動回路である。光ファイバ31および発光部21は、投光部の一例である。
受光部23は例えば、フォトトランジスタなどの光電素子から構成され、検出領域からの反射光LBを光ファイバヘッド30の受光面34および受光用の光ファイバ32を通じて受光する機能を果たす。受光回路24は、受光部23の受光量の応じたレベルの受光信号を出力する機能を果たす。制御回路27は、受光回路24から出力される受光信号のレベルを所定の閾値と比較することで、検出領域における物体の位置や有無を判断する機能を果たす。制御回路27は、制御部の一例である。
光ファイバヘッド30は、概ね円柱状をした金属性あるいは樹脂性の本体ケース60の内部に、投光用の光ファイバ31、受光用の光ファイバ32、導光部材40、遮光ケース50、前面カバー61、を備える。光ファイバヘッド30の前面には、検出領域に光LAを出射する出射面33、及び、検出領域からの反射光LBを受光する受光面34が形成されている。光ファイバヘッド30は、投光ヘッド及び受光ヘッドの一例であり、導光部材40は、光学部材の一例である。
図2は、光ファイバヘッド30の断面図である。投光用の光ファイバ31と受光用の光ファイバ32は、同一の線径を有し、左右方向に並んで配置されている。導光部材40は例えば、透光性を有する樹脂から構成され、投光用の光ファイバ31の前方に取り付けられて投光用の光ファイバ31から出力された光LAを出射面33に導く機能を果たす。また、導光部材40は、受光用の光ファイバ32の前方に取り付けられて受光面34で受光された検出領域からの反射光LBを受光用の光ファイバ32に導く機能を果たす。導光部材40の後面側には、光ファイバ31、32を挿入するための挿入穴41が設けられている。導光部材40は、光学部材の一例であり、挿入穴41は、保持部の一例である。
遮光ケース50は例えば、遮光性を有する樹脂から構成され、透光性を有する導光部材40を外部から遮光するとともに、相互に遮光する機能を果たす。遮光ケース50の後面側には、光ファイバ31、32を挿入するための挿入穴51が設けられている。また、遮光ケース50の前面側には、導光部材40を挿入するための挿入穴52が設けられている。遮光ケース50は、挿入穴51、52に光ファイバ31、32および導光部材40が挿入されることで、光ファイバ31、32および導光部材40を保持する。
前面カバー61は例えば、透光性を有する樹脂から構成され、出射面33及び受光面34が形成された光ファイバヘッド30の前面を覆い、導光部材40へのゴミや薬液の付着を防止する機能を果たす。前面カバー61は、カバーの一例である。
図3は、光ファイバヘッド30の前面図である。光ファイバヘッド30を製造する際に、まず、遮光ケース50の挿入穴52に導光部材40が圧入される。挿入穴52の周囲には、先端が挿入穴52に突出した突出部53が設けられている。導光部材40は、挿入穴52に圧入され、突出部53に当接することで、上下方向および左右方向に位置決めされる。
次に、遮光ケース50の挿入穴52及び導光部材40の挿入穴41に光ファイバ31、32が圧入される。挿入穴51は挿入穴52と連通しており、光ファイバ31、32の前端部が遮光ケース50の挿入穴52を介して導光部材40の挿入穴41に圧入接着されることで、光ファイバ31、32が導光部材40に対して移動不能に保持される。投光用の光ファイバ31が挿入された挿入穴51と連通する挿入穴52の前面端が出射面33に相当する。また、受光用の光ファイバ32が挿入された挿入穴51と連通する挿入穴52の前面端が受光面34に相当する。
2.導光部材の構造
図4は、導光部材40の斜視図である。導光部材40は概ね円柱状をしており、その軸方向49(つまり、前後方向)に光を導く。つまり、軸方向49は、光軸49の方向ともいうことができる、導光部材40は、光軸49の後面側から前面側に向けて、本体部42、第1段差部43、第1反射部44、第2段差部45、第2反射部46、集光部47がこの順に、かつ、同軸上に配置されている。
本体部42は、内部に挿入穴41が設けられているとともに、外表面に光軸49に直交する方向を示すための切欠き48が設けられている。集光部47は、前面側に向かって凸状に形成される。集光部47は、投光用の光ファイバ31から出力された光を、軸方向と直交する方向に集光する。
第1反射部44および第2反射部46はそれぞれ、本体部42から離れるに従って開口径φが増大する、いわゆるテーパ形状に構成されている。そのため、図5にL1、L2で示すように、投光用の光ファイバ31から導光部材40に出力され、光軸49から側方(つまり、左右方向、上下方向)に広がった光は、第1反射部44のおよび第2反射部46の側面である反射面44A、46Aで反射されることで、光軸49に沿った光となる。
その一方、第1反射部44と第2反射部46とでは、テーパ形状の光軸49に対する傾斜角度が異なる。本実施形態では、図5にθ1、θ2で示すように、前面側に配置された第2反射部46の傾斜角度θ2が、後面側に配置された第1反射部44の傾斜角度θ1よりも小さくなるように構成されている。第2反射部46は、第1反射部44よりも前面側に配置され、第1反射部44よりも投光用の光ファイバ31から離れて配置されるので、第2反射部46で反射される光L2の光軸49に対する傾きα2が、第1反射部44で反射される光L1の光軸49に対する傾きα1に比べて小さい。そのため、第2反射部46の傾斜角度θ2を、第1反射部44の傾斜角度θ1よりも小さくなるように設定することで、各反射部44、46で反射された光L1、L2を光軸49に沿った光となる。
更に、図5にφ1F、φ2Bで示すように、前面側に配置された第2反射部46の後端側の開口径φ2Bは、後面側に配置された第1反射部44の前端側の開口径φ1Fに比べて小さい。そのため、第1反射部44と第2反射部46の間に配置され、これらの反射部を結合する第2段差部45は、本体部42から離れるに従って開口径φが減少する、いわゆる逆テーパ形状に構成される。このため、図6にL3で示すように、投光用の光ファイバ31から導光部材40に出力され、光軸49から側方に広がった光のうち、第2段差部45で反射された光は、光軸49に沿った光とならず、出射面33から出射されることが抑制される。
同様に、図5にφ1B、φHで示すように、第1反射部44の後端側の開口径φ1Bは、本体部42の開口径φHに比べて小さい。そのため、本体部42と第1反射部44の間に配置され、これらの部を結合する第1段差部43は、逆テーパ形状に構成される。このため、図6にL4で示すように、投光用の光ファイバ31から導光部材40に出力され、光軸49から側方に広がった光のうち、第1段差部43で反射された光は、光軸49に沿った光とならず、出射面33から出射されることが抑制される。
図7に、従来技術の光ファイバ端末ユニットを示す。従来技術の光ファイバ端末ユニットでは、投光用の光ファイバの前面側に絞り71を設け、更に、非球面レンズ70が配置されている。この構造では、絞り71を通過した後に図6にL3、L4で示すように拡散する光を遮光することができず。非球面レンズ70の前面側から出射されてしまい、外輪光を有効に抑制することができない。
本実施形態では、絞り71の有無に関わらず、図6に示すように、L3、L4で示す光が出射面33から出射されるのが抑制されるので、外輪光を抑制することができる。
図8から図11には、意匠に係る物品である投光ヘッドの光学部材が示されている。本物品40は、検出領域に向けて光を出射する投光ヘッドの光学部材である。図1等に示すように、この本物品40は、投光ヘッドとして機能する光ファイバヘッド30内において、光ファイバ31や発光部21等の投光部の前方に配置され、投光部から出力された光LAを、透過させて検出領域に向けて出射させるものです。また、本物品40は、全体として円筒状をなし、例えばアクリルやガラス等の光透過性材料で形成された部材である。本物品40の光軸49周りの外周には、当該光軸49に沿って同軸上に配列され、本物品40内を透過した光を内面反射させる複数の反射面44A、46Aが形成されている。各反射面44A、46Aは、光軸49の方向前方に向かうほど開口径φが増大する環状形状をなし、前に位置する反射面46Aの後端は、後ろに位置する反射面44Aの前端よりも開口径φが小さく、第2段差部45を介して当該後ろに位置する反射面44Aの前端に結合されている。なお、図8から図11において、実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。
3.効果説明
上述した本実施形態の導光部材40では、前面側に配置された第2反射部46の後端側の開口径φ2Bは、後面側に配置された第1反射部44の前端側の開口径φ1Fに比べて小さい。そのため、第1反射部44と第2反射部46とを結合する第2段差部45は、逆テーパ形状に構成され、第2段差部45で反射された光が出射面33から出射されることが抑制されることで、外輪光を低減することができる。
上述した本実施形態の導光部材40では、前面側に配置された第2反射部46の傾斜角度θ2が、後面側に配置された第1反射部44の前端側の傾斜角度θ1よりも小さい。そのため、投光用の光ファイバ31から出力される光を、光軸49に対する傾きに応じて反射させ、反射された光を光軸49に沿った光とすることができる。
上述した本実施形態の導光部材40では、集光部47を有するので、投光部から出力された光を光軸49に直交する方向に集光することができ、外輪光を低減することができる。
上述した本実施形態の導光部材40では、投光用の光ファイバ31が挿入される挿入穴41が設けられているので、投光用の光ファイバ31と導光部材40の相対位置が変化することが抑制され、相対位置の変化により外輪光が発生することを抑制することができる。
上述した本実施形態の導光部材40では、反射部44、46の反射面44A、46Aが導光部材40の側面により構成されているので、複数の反射面44A、46Aを有する光学部材を容易に形成することができる。
上述した本実施形態の光ファイバヘッド30では、導光部材40は遮光性を有する遮光ケース50に圧入されて保持されるので、外部から導光部材40に迷光が入り込み、当該迷光により外輪光が発生することを抑制することができる。
上述した本実施形態の光ファイバセンサ10では、光ファイバヘッド30の前面を覆う前面カバー61を有する。前面カバー61が設けられると、出射面33から出射された外輪光が前面カバーで反射されて受光面34に到達し、検出領域における物体の位置や有無を誤検出してしまうことが起こり得る。上述したように、本実施形態の光ファイバヘッド30では、外輪光が低減され、外輪光の発生が抑制されていることから、外輪光が受光面34に到達したとしても、その光量が抑制されており、検出領域における物体の位置や有無を誤検出してしまうことが抑制される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、光ファイバヘッド30の前面に前面カバー61が設けられている例を用いて説明を行ったが、前面カバー61は必ずしも設けられていなくてもよい。
(2)本実施形態では、反射型の光ファイバヘッド30の例を用いて説明を行ったが、投光ヘッドと受光ヘッドが別々に設けられ、お互いに対向して配置された透過型の光ファイバヘッドに適用されてもよい。
(3)本実施形態では、複数の反射面44A、46A及び複数の段差部43、45を有する光学部材を、導光部材40によって構成される例を用いて説明を行ったが、これに限らない。例えば、遮光ケース50に反射率の高い光学部材が貼り付けられて反射面44A、46Aを構成し、反射率の低い光学部材が貼り付けられて段差部43、45を形成してもよい。
(4)本実施形態では、導光部材40に挿入穴41及び集光部47が設けられている例を用いて説明を行ったが、これらの少なくとも一方が設けられていなくてもよい。
(5)本実施形態では、発光部21から出力された光を投光用の光ファイバ31を介して導光部材40に出力する例を用いて説明を行ったが、これに限られない。例えば、発光部21が導光部材40の挿入穴41に挿入されて、導光部材40に光を出力してもよい。
(6)本実施形態では、反射部44、46において、テーパ形状の光軸49に対する傾きが直線である例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限らず、放物線などの曲線状であってもよい。
10:光ファイバセンサ、20:センサ本体部、21:発光部、22:投光回路、23:受光部、24:受光回路、27:制御回路、30:光ファイバヘッド、31、32:光ファイバ、33:出射面、34:受光面、40:導光部材、41:挿入穴、42:本体部、43:第1段差部、44:第1反射部、44A、46A:反射面、45:第2段差部、46:第2反射部、47:集光部、48:切欠き、49:光軸、50:遮光ケース、53:突出部、60:本体ケース、61:前面カバー

Claims (9)

  1. 光を出力する投光部と、
    前記投光部の出力方向において当該投光部の前方に配置され、複数の反射面および段差部を有する光学部材と、を備え、
    前記複数の反射面は、前記出力方向に沿って同軸上に配列され、
    前記各反射面は、前記投光部から離れるほど開口径が増大する環状形状をなし、
    前に位置する反射面の後端は、後ろに位置する反射面の前端よりも開口径が小さく、前記段差部を介して当該後ろに位置する反射面の前端に結合されている、投光ヘッド。
  2. 請求項1記載の投光ヘッドであって、
    前記前に位置する反射面は、前記後ろに位置する反射面に比べて、前記出力方向に対する傾斜角度が小さい、投光ヘッド。
  3. 請求項1または請求項2に記載の投光ヘッドであって、
    前記光学部材は、前記複数の反射面および段差部の前方に配置され、前記投光部から出力された光を前記出力方向と直交する方向に集光する集光部を有する、投光ヘッド。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の投光ヘッドであって、
    前記光学部材は、前記複数の反射面および段差部の後方に配置され、前記投光部の前端部を保持する保持部が設けられている、投光ヘッド。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の投光ヘッドであって、
    前記光学部材は、前記投光部から出力された光を前記出力方向に導く導光部材であって、
    前記複数の反射面は、前記導光部材の前記出力方向と直交する方向における側面である、投光ヘッド。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の投光ヘッドであって、
    前記投光部と前記光学部材を保持し、遮光性を有する遮光ケースを備える、投光ヘッド。
  7. 測定対象物の有無を検出する光学センサであって、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の投光ヘッドと、
    前記投光ヘッドから出射された光を受光する受光ヘッドと、
    前記受光ヘッドで受光された光に基づいて測定対象物の有無を判断する制御部と、
    を備える光学センサ。
  8. 請求項7記載の光学センサであって、
    前記受光ヘッドは、少なくとも前記出力方向と直交する方向において前記投光ヘッドからずれた位置に配置され、前記投光ヘッドから出射されて測定対象物で反射された光を受光する、光学センサ。
  9. 請求項8記載の光学センサであって、
    前記投光ヘッドの光を出射する出射面と、前記受光ヘッドの光を受光する受光面とを覆う透光性のカバーを備える、光学センサ。
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