JP4686656B2 - 表面美観向上剤 - Google Patents

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Description

本発明は、表面美観向上剤に関する。さらに詳しくは無機成形体(セメント成形体及び石膏成形体等)用表面美観向上剤に関する。
セメント成形体の表面に気泡痕が残ることを防止する添加剤としては、アルコールにアルキレンオキシドをブロック状に付加させたポリオキシアルキレンブロック付加体が知られている(特許文献1)。
特開平1−131041号公報
しかしながら、従来のポリオキシアルキレンブロック付加体では気泡痕を十分に除くことができないという問題がある。本発明の目的は、セメント成形体の表面から気泡痕を十分に除くことのできる添加剤(表面美観向上剤)を提供することである。
本発明の表面美観向上剤の特徴は、セメント成形体表面の気泡痕を防止するための表面美観向上剤であって、
一般式(1)で表されるアミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)を含有してなり、
ポリオキシアルキレン化合物(B)が一般式(3)で表される化合物である点を要旨とする。
Figure 0004686656

なお、R及びRは炭化水素基、mは0又は1、nは1又は2、n+m=2OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基(t+t+t)は1〜100の整数を表す。
本発明の表面美観向上剤は、無機成形体(セメント成形体等)の表面に気泡痕をほとんど残さず、極めて優れた表面美観性能を発揮する。
一般式(1)において、R1としては、炭素数1〜30の炭化水素基等が含まれ、直鎖アルキル基、分岐鎖アルキル基、直鎖アルケニル基及び分岐アルケニル基等が使用できる。
直鎖アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、イコシル、ヘニコシル、ドコシル、トリコシル、テトラコシル、ヘプタコシル、ヘキサキシル、ヘプタコシル、オクタコシル、ノナコシル及びトリアコンシル等が挙げられる。
分岐鎖アルキル基としては、イソプロピル、イソブチル、t−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル、イソヘキシル、2−エチルヘキシル、イソトリデシル、イソオクタデシル及びイソトリアコンシル等が挙げられる。
直鎖アルケニル基としては、ビニル、アリル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘニコセニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニル、ヘプタコセニル、ヘキサキセニル、ヘプタコセニル、オクタコセニル、ノナコセニル及びトリアコンテニル等が挙げられる。
分岐アルケニル基としては、イソブテニル、イソペンテニル、ネオペンテニル、イソヘキセニル、イソトリデセニル、イソオクタデセニル及びイソトリアコンテニル等が挙げられる。
これらのうち、表面美観性の観点等から、直鎖アルキル基及び直鎖アルケニル基が好ましく、さらに好ましくは直鎖アルキル基、特に好ましくは炭素数12〜18の直鎖アルキル基、最も好ましくはドデシル、テトラデシル及びオクタデシルである。
また、R2としては、炭素数1〜19の炭化水素基等が含まれ、直鎖アルキレン基及び分岐鎖アルキレン基等が使用できる。
直鎖アルキレン基としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメチレン、ドデカメチレン、トリデカメチレン、テトラデカメチレン、ペンタデカメチレン、ヘキサデカメチレン及びオクタデカメチレン等が挙げられる。
分岐鎖アルキレン基としてはメチルエチレン、メチルトリメチレン、メチルテトラメチレン、メチルペンタメチレン、メチルヘキサメチレン、メチルヘプタメチレン、メチルオクタメチレン、メチルノナメチレン、メチルデカメチレン、メチルウンデカメチレン、メチルドデカメチレン、メチルトリデカメチレン、メチルテトラデカメチレン、メチルペンタデカメチレン、メチルヘキサデカメチレン及びメチルオクタデカメチレン等が挙げられる。
これらのうち、表面美観性の観点等から、炭素数2〜6の直鎖アルキレン基及び炭素数2〜6の分岐鎖アルキレン基が好ましく、さらに好ましくは炭素数2〜6の直鎖アルキレン基、特に好ましくはエチレン、トリメチレン及びテトラメチレン、最も好ましくはエチレンである。
mは0又は1であるが、表面美観性の観点等から0が好ましい。
nは1又は2であるが、表面美観性の観点等から2が好ましい。
一般式(1)で表されるのアミド(A)としては、融点が5℃未満のアミドと融点が5℃以上のアミドとに分けて例示すると、以下の通りである。
<融点が5℃未満のアミド>
酢酸ジエタノールアミド、酢酸モノヘキサノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジイソプロパノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド及びオレイン酸ジプロパノールアミド等。
これらのうち、酢酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド及びオレイン酸ジエタノールアミドが好ましく、さらに好ましくはヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド及びオレイン酸ジエタノールアミド、特に好ましくはヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドである。
<融点が5℃以上のアミド>
ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド、ラウリン酸ジイソプロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド、ミリスチン酸モノエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸モノプロパノールアミド、ミリスチン酸ジプロパノールアミド、パルミチン酸モノエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノールアミド、パルミチン酸モノプロパノールアミド、パルミチン酸ジプロパノールアミド、ステアリン酸モノエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸モノプロパノールアミド、ステアリン酸ジプロパノールアミド、イソステアリン酸モノエタノールアミド、イソステアリン酸ジエタノールアミド、イソステアリン酸モノプロパノールアミド、イソステアリン酸ジプロパノールアミド、オレイン酸モノエタノールアミド、オレイン酸モノプロパノールアミド、トリアコンタン酸ジエタノールアミド及びトリアコンタン酸モノヘキサノールアミド等。
これらのうち、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノールアミド及びステアリン酸ジエタノールアミドが好ましく、さらに好ましくはラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド及びパルミチン酸ジエタノールアミド、特に好ましくはラウリン酸ジエタノールアミドである。
融点が5℃未満のアミドと、融点が5℃以上のアミドとの使い分けについては後述する。
なお、融点は、JIS K 7121−1987の3.(2)及び8.6(1)に準拠して測定される。すなわち、測定試料をDSC装置(たとえばDSC−6200、セイコーインスツルメンツ社製)の容器(たとえば560−002、セイコーインスツルメンツ社製)に入れ、窒素ガスを40mL/分流入しながら、融解ピーク終了時より約30℃高い温度まで加熱速度毎分10℃で加熱溶融させ、その温度に10分間保った後、融解温度より約100℃低い温度まで冷却速度毎分5℃で冷却し、装置が安定するまで保持する。次いで、加熱速度毎分10℃で昇温時に観測される融解ピークを融点とする。
一般式(1)で表されるアミド(A)は、公知の方法により、アルカノールアミンと脂肪酸等と反応させることにより得られる(特開2001−302600公報等)。
一般式(1)で表されるアミド(A)は市場からも容易に入手でき、次の商品等が挙げられる。
プロファン(登録商標)シリーズ(エキストラ24、128エキストラ、2012E、AA−62EX、AB−20、SME、AD−31等){三洋化成工業(株)}
アミゾール(登録商標)シリーズ(CDE、FDE、KD−1、CD、CDC、M、LDE、MDE、SDE、ISDE、ODE等){川研ファインケミカル(株)}
本発明の表面美観向上剤は、さらにポリオキシアルキレン化合物(B)を含有してなることが好ましい。
ポリオキシアルキレン化合物(B)としては、ポリオキシアルキレン鎖を含む化合物であれば制限なく使用できる。
ポリオキシアルキレン鎖を構成するオキシアルキレンとしては、炭素数2〜4のオキシアルキレン基(オキシエチレン、オキシプロピレン及びオキシブチレン)等が含まれる。
ポリオキシアルキレン鎖には、1種類のオキシアルキレン基から構成されていてもよく、2種以上のオキシアルキレン基から構成されていてもよい。2種以上のオキシアルキレン基から構成される場合、結合様式はブロック、ランダム及びこれの混合のいずれでもよい。
ポリオキシアルキレン化合物(B)としては、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される化合物、ポリオキシアルキレングリコールアルキルエステル、ポリオキシアルキレングリコールアルケニルエステル、アルキルアミンのアルキレンオキシド付加体、アルキルチオールのアルキレンオキシド付加体、リン酸のアルキレンオキシド付加体、アルキルフェノールのアルキレンオキシド付加体、多価(3〜10価)アルコール脂肪酸エステルのアルキレンオキシド付加体、多価(4〜10価)アルコールのアルキレンオキシド付加体、高級脂肪族アミドのアルキレンオキシド付加体及びポリエーテル変性シリコーン等が含まれる。
Figure 0004686656
なお、R3はアルキル基、アルケニル基又は水素原子、OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、t及び(t1+t2+t3)は1〜100の整数を表す。
3のうち、アルキル基としては、炭素数1〜30のアルキル基等が含まれ、直鎖アルキル基及び分岐鎖アルキル基等が使用できる。
また、アルケニル基としては、炭素数2〜30のアルケニル基等が含まれ、直鎖アルケニル基及び分岐鎖アルケニル基等が使用できる。
これらのうち、表面美観性の観点等から、アルキル基及び水素原子が好ましく、さらに好ましくは直鎖状アルキル基、特に好ましくはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシル、最も好ましくはプロピル及びブチルである。
OAは、炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表し、オキシエチレン、オキシプロピレン及びオキシブチレンが含まれる。これらのうち、オキシエチレン及びオキシプロピレンが好ましい。
OAには2種以上のオキシアルキレン基が含まれてもよい。2種以上のオキシアルキレン基が含まれる場合、ブロック状、ランダム状及びこれらの混合のいずれでもよいが、オキシエチレンとオキシプロピレンとのブロック状が好ましい。
t及び(t1+t2+t3)としては、1〜100の整数を表し、好ましくは4〜99の整数、さらに好ましくは30〜80の整数、特に好ましくは40〜70である。この範囲であると、表面美観性がさらに向上される。
一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン化合物としては、以下の化学式で示される化合物等が挙げられる。なお、OEはオキシエチレンをOPはオキシプロピレンをOBはオキシブチレンを表し、・はブロック状を、/はランダム状を表す(以下同様)。
Figure 0004686656
一般式(3)で表されるポリオキシアルキレン化合物としては、以下の化学式で示される化合物等が挙げられる。
Figure 0004686656
ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステルとしては、ポリオキシアルキレングリコールアルキル脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレングリコールアルケニル脂肪酸エステルが含まれる。
ポリオキシアルキレングリコールの重合度としては、表面美観性等の観点から、2〜100が好ましく、さらに好ましくは4〜99、特に好ましくは30〜80、最も好ましくは40〜70である。
オキシアルキレンとしては、炭素数2〜4のオキシアルキレン(オキシエチレン、オキシプロピレン及びオキシブチレン)が含まれる。
ポリオキシアルキレンは、1種のオキシアルキレンから構成されてもよく、又は2種以上のオキシアルキレンから構成されてもよい。2種以上のオキシアルキレンから構成される場合、結合様式はブロック、ランダム及びこれの混合のいずれでもよい。
ポリオキシアルキレングリコールアルキル脂肪酸エステルとしては、ポリオキシアルキレングリコールモノアルキル脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコールジアルキル脂肪酸エステル及びこれらの混合物が含まれる。
アルキル脂肪酸としては、炭素数1〜30の脂肪酸が含まれ、直鎖アルキル脂肪酸及び分岐アルキル脂肪酸が使用できる。
直鎖アルキル脂肪酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、セロチン酸及びメリシン酸等が挙げられる。
分岐アルキル脂肪酸としては、イソ酪酸、イソ吉草酸、ピバル酸及びイソステアリン酸等が挙げられる。
これらのうち、表面美観性の観点から、直鎖アルキル脂肪酸が好ましく、さらに好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸及びステアリン酸、特に好ましくはミリスチン酸、パルミチン酸及びステアリン酸、最も好ましくはパルミチン酸及びステアリン酸である。
ポリオキシアルキレングリコールアルケニル脂肪酸エステルとしては、ポリオキシアルキレングリコールモノアルケニル脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコールジアルケニル脂肪酸エステル及びこれらの混合物が含まれる。
アルケニル脂肪酸としては、炭素数3〜30の直鎖アルケニル脂肪酸が含まれ、直鎖アルケニル脂肪酸及び分岐アルケニル脂肪酸が使用できる。
直鎖アルケニル脂肪酸としては、アクリル酸、クロトン酸、ヘプテン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸及びトリアコンテン酸等が挙げられる。
分岐アルケニル脂肪酸としては、メタクリル酸、イソミリストレイン酸及びイソオレイン酸等が挙げられる。
これらのうち、表面美観性の観点から、直鎖アルケニル脂肪酸が好ましく、さらに好ましくはクロトン酸、ヘプテン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸及びオレイン酸、特に好ましくはミリストレイン酸、パルミトレイン酸及びオレイン酸、最も好ましくはパルミトレイン酸及びオレイン酸である。
ポリオキシアルキレングリコールアルキル脂肪酸エステル化合物としては、ポリオキシエチレン(重合度:4)グリコール(モノ−/ジ−)プロパン酸エステル、ポリオキシエチレン(重合度:99)グリコール(モノ−/ジ−)ラウリン酸エステル、ポリオキシプロピレン(重合度:34)グリコール(モノ−/ジ−)ミリスチン酸エステル、ポリオキシプロピレン(重合度:10)ポリオキシエチレン(重合度:10)グリコール(モノ−/ジ−)パルミチン酸エステル[オキシプロピレン及びオキシエチレンの結合様式:ランダム]、ポリオキシエチレン(重合度:30)ポリオキシブチレン(重合度:2)グリコール(モノ−/ジ−)ステアリン酸エステル[オキシエチレン及びオキシブチレンの結合様式:ランダム]、ポリオキシエチレン(重合度:15)ポリオキシプロピレン(重合度:35)ポリオキシエチレン(重合度:15)グリコール(モノ−/ジ−)ステアリン酸エステル[オキシエチレン及びオキシプロピレンの結合様式:ブロック]及びポリオキシエチレン(重合度:5)ポリオキシプロピレン(重合度:30)ポリオキシエチレン(重合度:5)グリコール(モノ−/ジ−)ステアリン酸エステル[オキシエチレン及びオキシプロピレンの結合様式:ブロック]等が挙げられる。
ポリオキシアルキレングリコールアルケニル脂肪酸エステルとしては、ポリオキシエチレン(重合度:4)グリコール(モノ−/ジ−)プロペン酸エステル、ポリオキシエチレン(重合度:99)グリコール(モノ−/ジ−)クロトン酸エステル、ポリオキシプロピレン(重合度:34)グリコール(モノ−/ジ−)ミリストレイン酸エステル、ポリオキシプロピレン(重合度:10)ポリオキシエチレン(重合度:10)グリコール(モノ−/ジ−)パルミトレイン酸エステル[オキシプロピレン及びオキシエチレンの結合様式:ランダム]、ポリオキシエチレン(重合度:30)ポリオキシブチレン(重合度:2)グリコール(モノ−/ジ−)オレイン酸エステル[オキシエチレン及びオキシブチレンの結合様式:ランダム]、ポリオキシエチレン(重合度:15)ポリオキシプロピレン(重合度:35)ポリオキシエチレン(重合度:15)グリコール(モノ−/ジ−)オレイン酸エステル[ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンの結合様式:ブロック]及びポリオキシエチレン(重合度:5)ポリオキシプロピレン(重合度:30)ポリオキシエチレン(重合度:5)グリコール(モノ−/ジ−)オレイン酸エステル[オキシエチレン及びオキシプロピレンの結合様式:ブロック]等が挙げられる。
なお、(モノ−/ジ−)は、モノエステル、ジエステル又はこれらの混合物を意味する。
アルキルアミンのアルキレンオキシド付加体、リン酸のアルキレンオキシド付加体、アルキルフェノールのアルキレンオキシド付加体、多価(3〜10価)アルコール脂肪酸エステルのアルキレンオキシド付加体、多価(4〜10価)アルコールのアルキレンオキシド付加体、高級脂肪族アミドのアルキレンオキシド付加体及びポリエーテル変性シリコーンとしては、公知のもの(たとえば、特公昭50−5157号、特公昭50−1475号、特開昭50−4282号、特開2004−59785又は特開平6−142410号各公報)等が挙げられる。
また、アルキルチオールのアルキレンオキシド付加体としては、炭素数1〜18のアルキルチオールのアルキレンオキシド(炭素数2〜3)付加体等が含まれ、以下の化学式で示される化合物等が挙げられる。なお、EOはオキシエチレンを、POはオキシプロピレンを、BOはオキシブチレンを表す。
Figure 0004686656
これらのポリオキシアルキレン化合物のうち、一般式(2)で表される化合物及び一般式(3)で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種を含んでなる化合物が好ましく、さらに好ましくは式(10)、(11)、(20)、(21)、(22)、(30)、(31)で表される化合物、特に好ましくは式(21)、(22)、(30)、(31)(32)で表される化合物、次に好ましくは(30)、(31)又は(32)で表される化合物、最も好ましくは(31)又は(32)で表される化合物である。
ポリオキシアルキレン化合物(B)を含有する場合、アミド(A)の含有量(重量%)は、アミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)の合計重量に基づいて、1〜50が好ましく、さらに好ましくは2〜30、特に好ましくは3〜10である。また、この場合、ポリオキシアルキレン化合物(B)の含有量(重量%)は、アミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)の合計重量に基づいて、50〜99が好ましく、さらに好ましくは70〜98、特に好ましくは90〜97である。この範囲であると、表面美観性がさらに良好となる。
ポリオキシアルキレン化合物(B)は、公知のアルキレンオキシド付加反応及びエステル化反応等により得られる(特開2005−054128公報、特開昭52−97385公報、特公昭58−58126号公報等)。
ポリオキシアルキレン化合物(B)は市場からも容易に入手でき、たとえば以下の商品等が挙げられる。
<一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン化合物>
ニューポール(登録商標)シリーズ(LB−65、LB−385,LB−625,LB−1145,LB−1715、LB−1800X、PP−950、PP−1000、PP−2000、PP−3000、PP−4000、PP−5000等){三洋化成工業(株)品}
<一般式(3)で表されるポリオキシアルキレン化合物>
サンニックス(登録商標)トリオールシリーズ(GP−3000、GP−4000、GP−5000、GL−3000及びGL−5000等){三洋化成工業(株)品}
ユニルーブ(登録商標)シリーズ(MB−19,MB−38及びMB−370等){日本油脂(株)品}
<ポリオキシアルキレングリコールアルキル脂肪酸エステル>
イオネット(商標登録)シリーズ(MS−400、MS−1000、DL−200及びDS−4000等)[三洋化成工業(株)品]
<ポリオキシアルキレングリコールアルケニル脂肪酸エステル>
イオネット(商標登録)シリーズ(MO−400、MO−600、DO−400及びDO−600等)[三洋化成工業(株)品]
<アルキルアミンのアルキレンオキシド付加体>
ニューコールシリーズ(BB402(M)、LA407、OD420及びTA420等){日本乳化剤(株)品}
<リン酸のアルキレンオキシド付加体>
NIKKOLシリーズ(DBP−10、DOP−8NV、DDP−2、DDP−4及びDDP−10等){日光ケミカルズ(株)品}
<アルキルフェノールのアルキレンオキシド付加体>
ノニオンシリーズ(NS−202、NS−206、NS−210、NS−270、HS−206及びHS−220等)[日本油脂(株)品]
<多価(3〜10価)アルコール脂肪酸エステルのアルキレンオキシド付加体>
イオネット(登録商標)シリーズ(S−20、S−60C、S−80、T−20C及びT−80C等)[三洋化成工業(株)品]
<多価(4〜10価)アルコールのアルキレンオキシド付加体>
PNT−40、及びPNT−60U{日本乳化剤(株)品}
<高級脂肪族アミドのアルキレンオキシド付加体>
アミゼット(登録商標)シリーズ(2C、5C、10C、5L及び1PC等{川研ファインケミカル(株)品}
<ポリエーテル変性シリコーン>
FZ−2203、FZ−2207、FZ−2208及びFZ2191{東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)品}
本発明の表面美観向上剤には、必要によりさらに、特開2004−305882公報等に記載された他の成分{脂肪酸、アミド、動植物油、炭化水素油、シリコーン、疎水性シリカ、並びに親水性シリカ等)を含有することができる。さらに、公知の添加剤(AE剤、AE減水剤、高性能減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、発泡剤、急結剤、膨張剤、増粘剤、消泡剤、潤滑剤、収縮低減剤、水和熱低減剤、防凍剤、ポンプ圧送向上剤、アルカリ骨材反応抑制剤、エフロレッセンス防止剤、ポリマー混和剤、防腐剤、防錆剤、他の界面活性剤及び/又は溶剤等}を含有することができる。
他の成分を含有する場合、この合計含有量(重量%)は、アミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)の重量に基づいて、0.01〜20が好ましく、さらに好ましくは0.05〜10、特に好ましくは0.1〜1である。この範囲であると表面美観性がさらに良好となる。
本発明の表面美観向上剤がアミド(A)のみからなる場合、アミド(A)の融点は5℃未満であることが好ましい{本発明の表面美観向上剤は5℃で液状であることが好ましい。}。
アミド(A)の融点が5℃以上の場合、本発明の表面美観向上剤には、ポリオキシアルキレン化合物(B)及び/又は水性溶媒を含有することが好ましく、さらに好ましくはアミド(A)がポリオキシアルキレン化合物(B)及び/又は水性溶媒に溶解(溶液状)又は乳化・分散(乳化・分散状)していることである。
なお、水性溶媒としては、水、炭素数1〜6のアルコール(メタノール、エタノール、エチレングリコール及びジエチレングリコール等)、炭素数3〜6のケトン(メチルイソブチルケトン及びアセトン等)及びこれらの混合物等が挙げられる。
乳化・分散する場合、乳化・分散粒子の体積平均粒子径(μm)は、0.5〜30が好ましく、さらに好ましくは1〜15、特に好ましくは2〜10である。この範囲であると、表面美観性がさらに良好となる。
なお、体積平均粒子径は、JIS Z8825−1:2001に準拠したレーザー回折式粒度分析計{例えば、Leeds & Northrup Co.製Microtrac Model No.9320-X100(レーザー光波長:780nm}を用い、電気伝導度(25℃)0.1mS/m以下の脱イオン水1000重量部に、測定試料濃度0.1重量%となるように測定試料を添加して測定分散液を調製して、測定温度25±5℃で測定した後、水の屈折率として1.33を、測定試料の屈折率として文献値(Microtrac Model No.9320-X100に付属の「測定時の入力条件に関するガイドライン」、14〜25頁、日機装株式会社作成)を用いて、50%積算体積平均粒子径として求められる。
本発明の表面美観向上剤にポリオキシアルキレン化合物(B)及び/又は水性溶媒を含有する場合、これらを均一混合(溶解、乳化・分散)することにより本発明の表面美観向上剤は製造され得る。均一混合の温度は特に限定はないが、混合しやすくするために、アミドの融点を超える温度まで加熱することが好ましく、さらに好ましく50℃程度まで加熱することである。
均一混合装置としては、均一混合できる装置であれば制限なく、プロペラ型攪拌機、ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミル、超音波分散機、ニーダー及びラインミキサー等が使用できる。なお、これらの装置は組み合わせて使用できる。
本発明の表面美観向上剤に他の成分を含有する場合も上記と同様に均一混合することにより本発明の表面美観向上剤は製造され得る。
本発明の表面美観向上剤は、無機成形体を構成する組成物(セメント成形体用組成物及び石膏成形体用組成物等)等に適用できる。
セメント成形体用組成物としては、セメント(ケイ酸石灰質セメント及びアルミン酸石灰質セメント等の水硬化性物質等)を主成分とし、水、細骨材(珪砂等)、混和材料(高炉スラグ、フライアッシュ及びシリカヒューム等)並びに繊維補強材(ナイロン、ポリプロピレン、ガラス、スチール及びカーボン等)等を適宜含むもの等が挙げられる。
石膏成形体用組成物としては、石膏(α石膏及びβ石膏等の水硬化性物質等)を主成分とし、水、細骨材(珪砂等)、混和材料(高炉スラグ、フライアッシュ及びシリカヒューム等)並びに繊維補強材(ナイロン、ポリプロピレン、ガラス、スチール及びカーボン等)を適宜含むもの等が挙げられる。
本発明の表面美観向上剤をセメント成形体用組成物に適用する場合、この使用量(重量%)は、セメントの重量に基づいて、0.01〜20が好ましく、さらに好ましくは0.03〜15、特に好ましくは0.05〜10である。この範囲であると、表面美観性がさらに良好となる。
本発明の表面美観向上剤を石膏成型体用組成物に適用する場合、この使用量(重量%)は、石膏の重量に基づいて、0.01〜20が好ましく、さらに好ましくは0.03〜15、特に好ましくは0.05〜10である。この範囲であると、表面美観性がさらに良好となる。
本発明の表面美観向上剤は、公知の添加剤と併用することができる。併用できる添加剤としては、AE剤、AE減水剤、高性能減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、発泡剤、急結剤、膨張剤、増粘剤、消泡剤、潤滑剤、収縮低減剤、水和熱低減剤、防凍剤、ポンプ圧送向上剤、アルカリ骨材反応抑制剤、エフロレッセンス防止剤、ポリマー混和剤、防腐剤、防錆剤及び他の界面活性剤等が挙げられる。
次に、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下、特記しない限り部は重量部を、%は重量%を意味する。また、「実施例10、11、12、13、15、16、17、18、22、23、24」は、「参考例10、11、12、13、15、16、17、18、22、23、24」と読み替えるものとする。
<実施例1>
ステンレスビーカーにヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)[プロファン128エキストラ、三洋化成工業(株)製]5部とポリオキシアルキレン化合物(b1)[グリセリンのポリオキシプロピレン40モルポリオキシエチレン14モルのブロック付加体]95部を投入した後、攪拌しつつ40℃まで昇温し、この温度にて均一攪拌混合して、本発明の表面美観向上剤(1)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b1)は以下のようにして得た。
グリセリン[試薬特級、和光純薬(株)製]92部(1モル部)、水酸化カリウム[試薬特級、和光純薬(株)製]15部を攪拌式オートクレーブに仕込み、窒素置換しながら100℃に昇温後、減圧下(0.013MPa以下)で1時間脱水した。次いで、150℃に昇温し、この温度でプロピレンオキシド2320部(40モル部)を連続滴下し(0.1〜1MPa)、同温度にさらに2時間保った。その後、130℃に調製し、この温度でエチレンオキシド616部(14モル部)を連続滴下し(0.1〜1MPa)、同温度でさらに3時間保った。そして、この反応生成物にマグネシウムシリケート(キョウワード600、協和化学株式会社)303部を添加して、100℃で1時間撹拌処理し、その後、減圧濾過により、このマグネシウムシリケートを除去して、ポリオキシアルキレン化合物(b1)を得た。
<実施例2>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)をステアリン酸ジエタノールアミド(a2)[アミゾールSDE、川研ファインケミカル(株)製]に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(2)(溶液状)を得た。
<実施例3>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)をオレイン酸ジエタノールアミド(a3)[アミゾールODE、川研ファインケミカル(株)製]に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(3)(溶液状)を得た。
<実施例4>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)をヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(a4)[プロファンAB−20、三洋化成工業(株)製]に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(4)(溶液状)を得た。
<実施例5>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)をステアリン酸モノエタノールアミド(a5)[プロファンSME、三洋化成工業(株)製]に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(5)(溶液状)を得た。
<実施例6>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)を酢酸ジエタノールアミド(a6)に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(6)(溶液状)を得た。
なお、酢酸ジエタノールアミド(a6)は以下のようにして得た。
温度計、還流冷却器、攪拌機、蒸留装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、酢酸メチル[純度99%以上、アルドリッチ製]74部(1.00モル部)、ジエタノールアミン[純度99%以上、アルドリッチ製]130部(1.01モル部)及び25%ナトリウムメトキシド[純度95%以上、アルドリッチ製]7部(0.03モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、200Paに減圧した。その後反応混合物の温度を90℃に昇温し、2時間熟成を行った後、40℃まで冷却し、酢酸ジエタノールアミド(a6)を収率99.1%で得た。
<実施例7>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)をトリアコンタン酸モノヘキサノールアミド(a7)に変更した以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(7)(溶液状)を得た。
なお、トリアコンタン酸モノヘキサノールアミド(a7)は以下のようにして得た。
温度計、還流冷却器、攪拌機、蒸留装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、トリアコンタン酸[純度98%以上、アルドリッチ製]452部(1.00モル部)、6−アミノヘキサノール[純度97%以上、アルドリッチ製]118部(1.01モル部)及び25%ナトリウムメトキシド[純度95%以上、アルドリッチ製]7部(0.03モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、200Paに減圧した。その後反応混合物の温度を90℃に昇温し、5時間熟成を行った後、40℃まで冷却し、トリアコンタン酸モノヘキサノールアミド(a7)を収率95.1%で得た。
<実施例8>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部を1部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)95部を99部に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(8)(溶液状)を得た。
<実施例9>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部を20部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)95部をポリオキシアルキレン化合物(b2)[グリセリンのポリオキシプロピレン40モルポリオキシエチレン59モルのブロック付加体]80部に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(9)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b2)は以下のようにして得た。
エチレンオキシド616部(14モル部)を2596部(59モル部)に変更した以外、実施例1のポリオキシアルキレン化合物(b1)と同様にして、ポリオキシアルキレン化合物(b2)を得た。
<実施例10>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部を30部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b3)[PEG−200、三洋化成工業(株)、ポリエチレングリコール(重量平均分子量:200)]70部に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(10)(溶液状)を得た。
<実施例11>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部を50部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b4)[ニューポールLB−285、三洋化成工業(株)、ブタノールのポリオキシプロピレン20モル付加体]50部に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(11)(溶液状)を得た。
<実施例12>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部を80部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b5)[ニューポールLB−1715、三洋化成工業(株)、ブタノールのポリオキシプロピレン40モル付加体]20部に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(12)(溶液状)を得た。
<実施例13>
水75部及びエタノール[試薬特級、和光純薬(株)製]20部からなる水溶液を25℃に調整した後、ホモミキサー(T.K.HOMO MIXER MARKII、特殊機化工業(株)製)で3000rpmに攪拌しながら、ステアリン酸モノエタノールアミド(a5)5部を添加した。その後、30分間攪拌を続けて、本発明の表面美観向上剤(13)(乳化・分散状)を得た。本発明の表面美観向上剤(13)の体積平均粒子径は3μmであった。
<実施例14>
ステンレスビーカーに、ステアリン酸モノエタノールアミド(a5)5部、ポリオキシアルキレン化合物(b1)90部及び水5部を投入した後、攪拌しつつ40℃まで昇温し、この温度にて均一攪拌混合して、本発明の表面美観向上剤(14)(溶液状)を得た。
<実施例15>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b8)[ステアリン酸のエチレンオキシド(5モル)、プロピレンオキシド(30モル)及びエチレンオキシド(5モル)のブロック付加体]に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(21)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b8)は以下のようにして得た。
温度計、攪拌機、脱水用冷却装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、ステアリン酸[純度95%以上、和光純薬(株)製]284部(1.00モル部)、エチレングリコール[試薬特級、和光純薬(株)製]62部(1.00モル部)及びパラトルエンスルホン酸[試薬特級、和光純薬(株)製]8.6部(0.05モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、反応混合物の温度を130℃に昇温し、生成する水を除去しながら20時間反応を行った。そして、この反応物を減圧蒸留によりモノステアリン酸のエチレンオキシド(1モル)付加体(b8−1)を得た。
次いで、(b8−1)328部(1モル部)、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート[純度98%以上、和光純薬(株)製]11部を攪拌式オートクレーブに仕込み、窒素置換しながら50℃に昇温後、エチレンオキシド176部(4モル部)を連続滴下し(0.1〜0.3MPa)、同温度にさらに10時間保った。その後、プロピレンオキシド1740部(30モル部)を連続滴下し(0.1〜0.3MPa)、同温度で10時間保った、次いで、エチレンオキシド220部(5モル部)を連続滴下し(0.1〜0.3MPa)、同温度で10時間保った。
そして、この反応生成物に水100部、ハイドロタルサイト化合物[キョーワード1000、協和化学株式会社製]115部を添加して、90℃で1時間撹拌処理し、その後、減圧濾過により、このハイドロタルサイト化合物を除去した後、水を減圧留去し、ポリオキシアルキレン化合物(b8)を得た。
<実施例16>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b9)[ステアリン酸のプロピレンオキシド(34モル)付加体]に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(22)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b9)は以下のようにして得た。
温度計、攪拌機、脱水用冷却装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、ステアリン酸[純度95%以上、和光純薬(株)製]284部(1.00モル部)、1,2−プロパンジオール[純度99%以上、Aldrich社製]76部(1.00モル部)及びパラトルエンスルホン酸[試薬特級、和光純薬(株)製]8.6部(0.05モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、反応混合物の温度を130℃に昇温し、生成する水を除去しながら20時間反応を行った。そして、この反応物を減圧蒸留によりモノステアリン酸のプロピレンオキシド(1モル)付加体(b9−1)を得た。
次いで、(b9−1)342部(1モル部)、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート[純度98%以上、和光純薬(株)製]11部を攪拌式オートクレーブに仕込み、窒素置換しながら50℃に昇温後、プロピレンオキシド1740部(33モル部)を連続滴下し(0.1〜0.3MPa)、同温度で10時間保った。
そして、この反応生成物に水100部、ハイドロタルサイト化合物[キョーワード1000、協和化学株式会社製]120部を添加して、90℃で1時間撹拌処理し、その後、減圧濾過により、このハイドロタルサイト化合物を除去した後、水を減圧留去し、ポリオキシアルキレン化合物(b9)を得た。
<実施例17>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b10)[ステアリン酸とポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレン(30モル)グリコールとのエステル]に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(23)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b10)は以下のようにして得た。
温度計、攪拌機、脱水用冷却装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、ステアリン酸[純度95%以上、和光純薬(株)製]284部(1.00モル部)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール[ニューポールPE−62、三洋化成工業(株)、ポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレングリコール(30モル)]2222部(1.01モル部)及びパラトルエンスルホン酸[試薬特級、和光純薬(株)製]8.6部(0.05モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、反応混合物の温度を130℃に昇温し、生成する水を除去しながら20時間反応を行った。そして、この反応物に酸化マグネシウム[キョーワード100、協和化学(株)]172部を添加して、100℃で1時間攪拌処理し、その後、減圧濾過により、酸化マグネシウムを除去して、ポリオキシアルキレン化合物(b10)を得た。
<実施例18>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b11)[ステアリン酸とポリオキシプロピレングリコールとのエステル]に変更したこと以外、実施例1と同様にして本発明の表面美観向上剤(24)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b11)は以下のようにして得た。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール2222部(1.01部)をポリオキシプロピレングリコール[ニューポールPP−2000、三洋化成工業(株)、重量平均分子量:2000]2100部(1.01部)に変更した以外、実施例17のポリオキシアルキレン化合物(b11)と同様にして、ポリオキシアルキレン化合物(b9)を得た。
<実施例19>
ステンレスビーカーにヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部とポリオキシアルキレン化合物(b1)45部とポリオキシアルキレン化合物(b10)50部を投入した後、攪拌しつつ40℃まで昇温し、この温度にて均一攪拌混合して、本発明の表面美観向上剤(25)(溶液状)を得た。
<実施例20>
ステンレスビーカーにヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部とポリオキシアルキレン化合物(b1)45部とポリオキシアルキレン化合物(b10)25部とポリオキシアルキレン化合物(b11)25部を投入した後、攪拌しつつ40℃まで昇温し、この温度にて均一攪拌混合して、本発明の表面美観向上剤(26)(溶液状)を得た。
<実施例21>
ポリオキシアルキレン化合物(b10)をポリオキシアルキレン化合物(b5)に変更したこと以外、実施例19と同様にして本発明の表面美観向上剤(27)(溶液状)を得た。
<実施例22>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)45部をポリオキシアルキレン化合物(b4)50部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b10)50部を45部に変更したこと以外、実施例19と同様にして本発明の表面美観向上剤(28)(溶液状)を得た。
<実施例23>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)45部をポリオキシアルキレン化合物(b3)50部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b10)50部をポリオキシアルキレン化合物(b12)[オレイン酸とポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレン(30モル)グリコールとのエステル]45部に変更したこと以外、実施例19と同様にして本発明の表面美観向上剤(29)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b12)は以下のようにして得た。
温度計、攪拌機、脱水用冷却装置を備えた4つ口フラスコ反応容器に、オレイン酸[試薬1級、和光純薬(株)製]282部(1.00モル部)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール[ニューポールPE−62、三洋化成工業(株)、ポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレングリコール(30モル)]2222部(1.01モル部)及びパラトルエンスルホン酸[試薬特級、和光純薬(株)製]8.6部(0.05モル部)を仕込み、反応容器内を窒素置換後、反応混合物の温度を130℃に昇温し、生成する水を除去しながら20時間反応を行った。そして、この反応物に酸化マグネシウム[キョーワード100、協和化学(株)]172部を添加して、100℃で1時間攪拌処理し、その後、減圧濾過により、酸化マグネシウムを除去して、ポリオキシアルキレン化合物(b12)を得た。
<実施例24>
ポリオキシアルキレン化合物(b10)をポリオキシアルキレン化合物(b5)に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b11)をポリオキシアルキレン化合物(b12)に変更したこと以外、実施例20と同様にして本発明の表面美観向上剤(30)(溶液状)を得た。
<比較例1>
ポリオキシアルキレン化合物(b1)をそのまま比較用の表面美観向上剤(15)とした。
<比較例2>
ポリオキシアルキレン化合物(b2)をそのまま比較用の表面美観向上剤(16)とした。
<比較例3>
ポリオキシアルキレン化合物(b3)をそのまま比較用の表面美観向上剤(17)とした。
<比較例4>
ポリオキシアルキレン化合物(b4)をそのまま比較用の表面美観向上剤(18)とした。
<比較例5>
ポリオキシアルキレン化合物(b5)をそのまま比較用の表面美観向上剤(19)とした。
<比較例6>
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(a1)5部をポリオキシアルキレン化合物(b6)[テトラデカノールのポリオキシプロピレン3モル付加体]50部に変更したこと、及びポリオキシアルキレン化合物(b1)をポリオキシアルキレン化合物(b7)[トリデカノールのポリオキシエチレン15モルポリオキシプロピレン4モルのブロック付加体]50部に変更したこと以外、実施例1と同様にして比較用の表面美観向上剤(20)(溶液状)を得た。
なお、ポリオキシアルキレン化合物(b6)及び(b7)は以下のようにして得た。
1−テトラデカノール[試薬特級、和光純薬(株)製]214部(1モル部)、水酸化カリウム[試薬特級、和光純薬(株)製]2部を攪拌式オートクレーブに仕込み、窒素置換しながら100℃に昇温後、減圧下(0.013MPa以下)で1時間脱水した。次いで、150℃に昇温し、この温度でプロピレンオキシド174部(3モル部)を連続滴下し(0.1〜1MPa)、同温度にさらに3時間保った。そして、この反応生成物にマグネシウムシリケート(キョウワード600、協和化学株式会社)39部を添加して、100℃で1時間撹拌処理し、その後、減圧濾過により、このマグネシウムシリケートを除去して、ポリオキシアルキレン化合物(b6)を得た。
1−トリデカノール[試薬特級、和光純薬(株)製]200部(1モル部)、水酸化カリウム[試薬特級、和光純薬(株)製]6部を攪拌式オートクレーブに仕込み、窒素置換しながら100℃に昇温後、減圧下(0.013MPa以下)で1時間脱水した。次いで、150℃に昇温し、この温度でエチレンオキシド660部(15モル部)を連続滴下し(0.1〜1MPa)、同温度にさらに2時間保った。その後、130℃に調製し、この温度でプロピレンオキシド232部(4モル部)を連続滴下し(0.1〜1MPa)、同温度でさらに3時間保った。そして、この反応生成物にマグネシウムシリケート(キョウワード600、協和化学株式会社)109部を添加して、100℃で1時間撹拌処理し、その後、減圧濾過により、このマグネシウムシリケートを除去して、ポリオキシアルキレン化合物(b7)を得た。
<比較例7>
ポリオキシアルキレン化合物(b8)をそのまま比較用の表面美観向上剤(31)とした。
<比較例8>
ポリオキシアルキレン化合物(b9)をそのまま比較用の表面美観向上剤(32)とした。
<比較例9>
ポリオキシアルキレン化合物(b10)をそのまま比較用の表面美観向上剤(33)とした。
<比較例10>
ポリオキシアルキレン化合物(b11)をそのまま比較用の表面美観向上剤(34)とした。
<比較例11>
ポリオキシアルキレン化合物(b12)をそのまま比較用の表面美観向上剤(35)とした。
<表面美観性評価方法>
表1に示した配合成分のうち減水剤及び水以外の成分を表1の配合量で、ボールミル[(株)アンテック PTA‐01型]を用いて30秒間混合した後、減水剤及び水を表1の配合量で加えて、3分間混練してコンクリートを得た。
次いで直ちに、予め離型剤(品名:リケーNo.R 理系化学(株)製)を塗布してある円柱状型枠[(株)丸東製作所 C19−n(内側直径100mm、高さ200mm)]にコンクリートを充填し、電磁ふるい振動機(品名:PRO3 FRITSCH製)で1分間振動を加え、温度60℃及び相対湿度95RH%の条件の下で3時間養生を行った後、コンクリート成形体を型枠から取り出した。コンクリート成形体の表面の直径3mm以上の気泡痕(表面気泡痕)の個数を目視にて数え、表1に示した。
なお、直径3mm以上の気泡痕が少ない程、表面美観性が良好であることを意味する。
Figure 0004686656
Figure 0004686656
表中の数値は重量部を示す。
Figure 0004686656
表中の数値は重量部を示す。
以上の通り、比較例の表面美観向上剤を使用した場合、表面美観性が良好でないのに対して本発明の表面美観向上剤を使用した場合、表面美観性が著しく優れた結果を得た。

Claims (3)

  1. セメント成形体表面の気泡痕を防止するための表面美観向上剤であって、
    一般式(1)で表されるアミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)を含有してなり、
    ポリオキシアルキレン化合物(B)が一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする表面美観向上剤。
    Figure 0004686656

    なお、R及びRは炭化水素基、mは0又は1、nは1又は2、n+m=2OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基(t+t+t)は1〜100の整数を表す。
  2. 一般式(1)において、Rがアルキル基又はアルケニル基、Rが直鎖又は分岐鎖のアルキレン基である請求項1に記載の表面美観向上剤。
  3. アミド(A)及びポリオキシアルキレン化合物(B)の合計重量に基づいて、(A)の含有量が1〜50重量%、(B)の含有量が50〜99重量%である請求項1又は2に記載の表面美観向上剤。
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