JP2010047440A - 土木用低収縮aeコンクリートの調製方法及び土木用低収縮aeコンクリート - Google Patents

土木用低収縮aeコンクリートの調製方法及び土木用低収縮aeコンクリート Download PDF

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Abstract

【課題】使用上の便宜から多機能混和剤を用いて練り混ぜ直後の目標スランプを比較的低く抑えた土木用コンクリートを調製するに際し、1)先ず前提として、用いる多機能混和剤が安定性に優れていること、2)調製した土木用低収縮AEコンクリートの流動性及び空気量の経時的な低下を抑えて良好な施工性を確保すること、3)得られる硬化体の乾燥収縮率が低いこと、4)得られる硬化体の凍結融解作用に対する抵抗性が強いこと、5)得られる硬化体の中性化速度が遅いこと、6)得られる硬化体の圧縮強度が相応に優れていること、以上の1)〜6)を同時に充足する土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及び土木用低収縮AEコンクリートを提供する。
【解決手段】セメントを単位量280〜500kg/mの範囲で用い、またセメント100質量部当たり、特定のセメント分散剤、特定の乾燥収縮低減剤及び特定の分離低減剤から成る特定の多機能混和剤を0.2〜2.0質量部の割合で用いて、連行空気量を3〜8容量%に調製した。
【選択図】なし

Description

本発明は土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及び土木用低収縮AEコンクリートに関する。近年、使用上の便宜から多機能混和剤を用いて練り混ぜ直後の目標スランプを比較的低く抑えた状態に調製する土木用低収縮AEコンクリートにも、高品質化及び高耐久性化を図ることが要求され、具体的には、1)先ず前提として、用いる多機能混和剤が安定性に優れていること、2)調製した土木用低収縮AEコンクリートの流動性及び空気量の経時的な低下を抑えて良好な施工性を確保すること、3)得られる硬化体の乾燥収縮率が低いこと、4)得られる硬化体の凍結融解作用に対する抵抗性が強いこと、5)得られる硬化体の中性化速度が遅いこと、6)得られる硬化体の圧縮強度が相応に優れていること、以上の1)〜6)を同時に充足することが要求されるようになっている。本発明は、かかる要求に応える土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及びこの調製方法によって調製された土木用低収縮AEコンクリートに関する。
従来、調製する土木用低収縮AEコンクリートに優れた流動性を付与し、得られる硬化体に優れた圧縮強度を発現させる混和剤として、ポリカルボン酸系化合物を主成分とする各種のセメント分散剤が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。また得られる硬化体の乾燥収縮率を低くする混和剤として、各種の乾燥収縮低減剤も知られている(例えば特許文献3参照)。更に調製する土木用低収縮AEコンクリートに流動性を付与すると共に得られる硬化体の乾燥収縮率を低くする混和剤も知られている(例えば特許文献4及び5参照)。
しかし、かかる従来の混和剤を用いたのでは、これらを適宜併用しても、前記した1)〜6)の要求を同時に充足することができないという問題がある。
特開昭58−74552号公報 特開平1−226757号公報 特公昭59−3430号公報 特開2004−262715号公報 特開2007−153652号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用上の便宜から多機能混和剤を用いて練り混ぜ直後の目標スランプを比較的低く抑えた土木用低収縮コンクリートを調製するに際し、1)先ず前提として、用いる多機能混和剤が安定性に優れていること、2)調製した土木用低収縮AEコンクリートの流動性及び空気量の経時的な低下を抑えて良好な施工性を確保すること、3)得られる硬化体の乾燥収縮率が低いこと、4)得られる硬化体の凍結融解作用に対する抵抗性が強いこと、5)得られる硬化体の中性化速度が遅いこと、6)得られる硬化体の圧縮強度が相応に優れていること、以上の1)〜6)を同時に充足する土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及び土木用低収縮AEコンクリートを提供する処にある。
しかして本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、セメントを所定割合で用い、またかかるセメントに対して特定の3成分から成る特定の多機能混和剤を所定割合で用いて、所定の連行空気(AE)量の土木用低収縮AEコンクリートを調製することが正しく好適であることを見出した。
すなわち本発明は、セメント、水、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を用いて土木用低収縮AEコンクリートを調製するに際し、セメントを単位量280〜500kg/mの範囲で用い、またセメント100質量部当たり下記の多機能混和剤を0.2〜2.0質量部の割合で用いて、連行空気量を3〜8容量%に調製することを特徴とする土木用低収縮AEコンクリートの調製方法に係る。また本発明は、かかる土木用低収縮AEコンクリートの調製方法によって調製された土木用低収縮AEコンクリートに係る。
多機能混和剤:下記のセメント分散剤、乾燥収縮低減剤及び分離低減剤から成り、該セメント分散剤を10〜30質量%、該乾燥収縮低減剤を65〜85質量%及び該分離低減剤を0.05〜5質量%(合計100質量%)含有して成るもの
セメント分散剤:分子中に下記の構成単位Dを45〜85モル%、下記の構成単位Bを15〜55モル%及び下記の構成単位Fを0〜5モル%(合計100モル%)有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体
構成単位D:メタアクリル酸から形成された構成単位及びメタアクリル酸塩から形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
構成単位E:分子中に5〜100個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位
構成単位F:(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位及びメチル(メタ)アクリレートから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
乾燥収縮低減剤:下記の化1で示される(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル
Figure 2010047440
化1において、
R:炭素数3〜5のアルキル基
A:分子中に1〜5個のオキシエチレン単位のみで構成された(ポリ)オキシアルキレン基を有する(ポリ)アルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基
分離低減剤:ポリ酢酸ビニルから合成された鹸化度80〜95モル%のポリビニルアルコール
本発明に係る土木用低収縮AEコンクリートの調製方法(以下、本発明の調製方法という)では、セメント、水、細骨材及び粗骨材の他に、多機能混和剤及び空気量調節剤を用いる。本発明の調製方法で用いる多機能混和剤は、セメント分散剤、乾燥収縮低減剤及び分離低減剤から成るものである。
多機能混和剤の一成分として用いるセメント分散剤は、1)構成単位Dと構成単位Eとから構成された水溶性ビニル共重合体、又は2)構成単位Dと構成単位Eと構成単位Fとから構成された水溶性ビニル共重合体である。
構成単位Dとしては、1)メタクリル酸から形成された構成単位、2)メタクリル酸塩から形成された構成単位、3)メタクリル酸から形成された構成単位及びメタクリル酸塩から形成された構成単位の双方が挙げられる。ここで、メタクリル酸塩から形成された構成単位としては、イ)メタクリル酸のリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩から形成された構成単位、ロ)メタクリル酸のカルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩から形成された構成単位、ハ)メタクリル酸のジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミン塩から形成された構成単位等が挙げられる。なかでも、構成単位Dとしては、メタクリル酸塩から形成された構成単位が好ましく、メタクリル酸ナトリウムから形成された構成単位がより好ましい。
構成単位Eは、分子中に5〜100個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位である。なかでも、構成単位Eとしては、分子中に7〜75個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位が好ましい。
構成単位Fとしては、1)(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位、2)メチル(メタ)アクリレートから形成された構成単位、3)(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位及びメチル(メタ)アクリレートから形成された構成単位の双方が挙げられる。かかる(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位としては、アリルスルホン酸塩から形成された構成単位、メタリルスルホン酸塩から形成された構成単位が挙げられ、塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩が挙げられるが、ナトリウム塩が好ましい。
セメント分散剤が以上説明したような構成単位Dと構成単位Eで構成された水溶性ビニル共重合体から成る場合、かかる水溶性ビニル共重合体は分子中に構成単位Dを45〜85モル%、構成単位Eを15〜55モル%(合計100モル%)の割合で有するものとするが、構成単位Dを50〜80モル%、構成単位Eを20〜50モル%(合計100モル%)の割合で有するものとするのが好ましい。またセメント分散剤が以上説明したような構成単位Dと構成単位Eと構成単位Fとで構成された水溶性ビニル共重合体から成る場合、かかる水溶性ビニル共重合体は分子中に構成単位Dを45〜80モル%、構成単位Eを15〜55モル%、構成単位Fを5モル%以下(合計100モル%)の割合で有するものとするが、構成単位Dを50〜75.5モル%、構成単位Eを20〜50モル%、構成単位Fを0.3〜4.5モル%(合計100モル%)の割合で有するものとするのが好ましい。いずれの場合も、以上説明した水溶性ビニル共重合体は、質量平均分子量が2000〜70000(GPC法、プルラン換算、以下同じ)のものとするが、3000〜50000のものとするのが好ましい。
以上説明したセメント分散剤自体は公知の方法で合成できる。これには例えば、特開昭58−74552号公報や特開平1−226757号公報に記載されているような方法が適用できる。
本発明の調製方法において多機能混和剤の一成分として用いる乾燥収縮低減剤は、前記の化1で示される(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテルである。化1中のRは炭素数3〜5のアルキル基である。これには例えば、プロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、セカンダリーブチル基、ターシャリーブチル基、ペンチル基、イソペンチル基等が挙げられるが、なかでもノルマルブチル基が好ましい。また化1中のAは、分子中に1〜5個のオキシエチレン単位のみで構成された(ポリ)オキシアルキレン基を有する(ポリ)アルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基である。なかでも、乾燥収縮低減剤としては、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。
本発明の調製方法において多機能混和剤の一成分として用いる分離低減剤は、ポリ酢酸ビニルから合成された鹸化度80〜95モル%のポリビニルアルコールである。なかでも、その4質量%水溶液の20℃における粘度が1〜50mPa・sのものが好ましく、1〜50mPa・sのものがより好ましい。かかる分離低減剤は連行空気の気泡膜を強め、気泡の安定性を保つことによって、不安定な気泡が抜けることによる凍結融解抵抗性の低下を防ぐために用いる。
本発明の調製方法における多機能混和剤は、以上説明したセメント分散剤、乾燥収縮低減剤及び分離低減剤を所定割合で混合することにより、一液にしても各剤の成分が分離しない均一液として用いることができる。多機能混和剤における各剤の割合は、セメント分散剤を10〜30質量%、乾燥収縮低減剤を65〜85質量%及び分離低減剤を0.05〜5質量%(合計100質量%)となるようにするが、セメント分散剤を12〜27質量%、乾燥収縮低減剤を70〜85質量%及び分離低減剤を0.1〜3質量%(合計100質量%)となるようにするのが好ましい。各剤の割合がかかる範囲から外れると、調製した土木用低収縮AEコンクリートは前記した複数の要求を同時に充足することができない。
本発明の調製方法に用いる空気量調節剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルベンゼンスルホン酸塩、ロジン石けん、高級脂肪酸石けん、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルアルキルリン酸エステル塩等が挙げられるが、なかでもアルキルリン酸モノエステル塩が好ましく、オクチルリン酸モノエステルカリウム塩がより好ましい。空気量調節剤の使用量は通常、セメント100質量部当たり、0.001〜0.01質量部の割合とする。
本発明の調製方法において、セメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント等の各種ポルトランドセメントの他に、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリカフュームセメント等の各種混合セメント等を使用できる。また必要に応じて、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフューム微粉末等の潜在水硬性物質、石灰石微粉末等を混合使用できる。また本発明の調製方法において、細骨材としては、いずれも公知の川砂、山砂、海砂、砕砂等を使用でき、粗骨材としては、いずれも公知の川砂利、砕石、軽量骨材等を使用できる。
本発明の調製方法では、以上説明したセメント、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を水と共に練り混ぜ、土木用低収縮AEコンクリートを調製するが、調製するAEコンクリートを土木用に好適なものとするため、セメントを単位量(調製するAEコンクリート1m当たりのセメント量)を280〜500kg/mの範囲、好ましくは290〜450kg/mの範囲で用い、水/セメント比は通常、35〜60%の範囲となるようにする。また多機能混和剤は、セメント100質量部当たり、0.2〜2.0質量部の割合で用い、好ましくは0.3〜1.5質量部の割合で用いる。本発明の調製方法において、セメント、水、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を練り混ぜる手順は特に制限されないが、通常は先にセメント、細骨材及び粗骨材をミキサーに投入して空練りする一方で、別に多機能混和剤及び空気量調節剤を水で希釈して練り混ぜ、しかる後に双方を練り混ぜて土木用低収縮AEコンクリートを調製する。
本発明の調製方法では、調製する土木用低収縮AEコンクリートの連行空気量が3〜8容量%となるようにし、好ましくは4〜7容量%となるようにする。連行空気量がこれより少ないと、そのような土木用低収縮AEコンクリートから得られる硬化体の気泡間隔係数が大きくなり、凍結融解抵抗性が低下し、逆に連行空気量がこれより多いと、そのような土木用低収縮AEコンクリートから得られる硬化体の強度が低下する。また練り混ぜ直後の目標スランプは、通常6〜15cmの範囲となるようにするが、好ましくは8〜13cmの範囲となるようにする。
本発明の調製方法では、以上説明したように、セメント、水、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を練り混ぜ、土木用低収縮AEコンクリートを調製するが、この際に、本発明の効果を損なわない範囲内で、必要に応じて凝結促進剤、凝結遅延剤、防水剤、防腐剤、防錆剤等の添加剤を併用することができる。
本発明に係る土木用低収縮AEコンクリートは、以上説明した本発明の調製方法によって調製されるものである。かかる土木用低収縮AEコンクリートのなかでも、得られる硬化体の乾燥収縮率が400×10−6〜700×10−6の範囲となるものが好ましく、また得られる硬化体の気泡間隔係数が100〜300μmの範囲となるものが好ましい。
本発明によると、使用上の便宜から多機能混和剤を用いて練り混ぜ直後の目標スランプを比較的低く抑えた土木用低収縮AEコンクリートを調製するに際し、1)先ず前提として、用いる多機能混和剤が安定性に優れていること、2)調製した土木用低収縮AEコンクリートの流動性及び空気量の経時的な低下を抑えて良好な施工性を確保すること、3)得られる硬化体の乾燥収縮率が低いこと、4)得られる硬化体の凍結融解作用に対する抵抗性が強いこと、5)得られる硬化体の中性化速度が遅いこと、6)得られる硬化体の圧縮強度が相応に優れていること、以上の1)〜6)を同時に充足できるという効果がある。
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に限定されるというものではない。なお、以下の実施例等において、別に記載しない限り、%は質量%を、また部は質量部を意味する。
試験区分1(セメント分散剤の合成)
・セメント分散剤としての水溶性ビニル共重合体(A−1)の合成
メタクリル酸60g、メトキシポリ(オキシエチレン単位が23個、以下n=23という)エチレングリコールメタクリレート300g及びメタリルスルホン酸ナトリウム5g、3−メルカプトプロピオン酸4g及び水490gを反応容器に仕込んだ後、48%水酸化ナトリウム水溶液58gを加え、これらを攪拌しながら部分中和して均一に溶解した。反応容器内の雰囲気を窒素置換した後、反応系の温度を温水浴にて60℃に保ち、過硫酸ナトリウムの20%水溶液25gを加えてラジカル重合反応を開始し、5時間反応を継続して反応を終了した。その後、48%水酸化ナトリウム水溶液23gを加えて反応物を完全中和し、水溶性ビニル共重合体(A−1)の40%水溶液を得た。水溶性ビニル共重合体(A−1)を分析したところ、メタクリル酸ナトリウムから形成された構成単位/メトキシポリ(n=23)エチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位/メタリルスルホン酸ナトリウムから形成された構成単位=70/27/3(モル%)の割合で有する質量平均分子量33800の水溶性ビニル共重合体であった。
・セメント分散剤としての水溶性ビニル共重合体(A−2)〜(A−5)及び(AR−1)〜(AR−3)の合成
水溶性ビニル共重合体(A−1)の合成と同様にして、水溶性ビニル共重合体(A−2)〜(A−5)及び(a−1)〜(a−3)を合成した。以上で合成した各水溶性ビニル共重合体の種類(以下、説明の便宜上、セメント分散剤の種類ともいう)及びその内容を表1にまとめて示した。
Figure 2010047440
表1において、
D−1:メタクリル酸ナトリウムから形成された構成単位
D−2:メタクリル酸から形成された構成単位
E−1:メトキシポリ(n=23)エチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位
E−2:メトキシポリ(n=68)エチレングリコールメタアクリレートから形成された構成単位
E−3:メトキシポリ(n=23)エチレングリコールメタアクリレートから形成された構成単位
F−1:メタリルスルホン酸ナトリウムから形成された構成単位
F−2:アリルスルホン酸ナトリウムから形成された構成単位
F−3:メチルアクリレートから形成された構成単位
試験区分2(多機能混和剤の調製及び評価)
・多機能混和剤(G−1)の調製
ガラス容器にセメント分散剤として表1記載のセメント分散剤(A−1)29部、乾燥収縮低減剤としてジエチレングリコールモノブチルエーテル(B−1)70部、分離低減剤としてポリビニルアルコール(C−1)1部及び水100部を投入して混合し、多機能混和剤(G−1)の50%水溶液を調製した。
・多機能混和剤(G−2)〜(G−10)及び(R−1)〜(R−14)の調製
多機能混和剤(G−1)の調製と同様にして、多機能混和剤(G−2)〜(G−10)及び(R−1)〜(R−14)を調製した。調製した各多機能混和剤の内容を表2にまとめて示した。
・多機能混和剤の安定性の評価
調製した多機能混和剤(G−1)〜(G−10)及び(R−1)〜(R−14)の50%水溶液を、100ml容量のメスシリンダーに入れ、室温で1週間放置した後の該水溶液の外観を観察し、下記の基準で評価した。
評価基準
○:均一透明
×:分離又は濁りが認められる。
Figure 2010047440
表2において、
A−1〜A−5,AR−1〜AR−3:試験区分1で合成した水溶性ビニル共重合体
B−1:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
B−2:ジエチレングリコールモノペンチルエーテル
B−3:ジエチレングリコールモノプロピルエーテル
BR−1:ジエチレングリコールモノエチルエーテル
BR−2:トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル
BR−3:ポリ(n=7)エチレングリコールモノブチルエーテル
C−1:ポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール社製の商品名J−ポバールJP−05、鹸化度88モル%、4%水溶液の20℃における粘度が5mPa・sのもの)
C−2:ポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール社製の商品名J−ポバールJP−18、鹸化度88モル%、4%水溶液の20℃における粘度が25mPa・sのもの)
CR−1:ポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール社製の商品名J−ポバールJF−10、鹸化度99モル%、4%水溶液の20℃における粘度が10mPa・sのもの)
試験区分3(土木用低収縮AEコンクリートの調製及び評価)
・実施例1〜10及び比較例1〜14
表3に記載した配合No.1の条件で、50リットルのパン型強制練りミキサーに普通ポルトランドセメント(密度=3.16g/cm、ブレーン値3300)、細骨材(岩瀬産砕砂、密度=2.61、F.M.=2.83)及び粗骨材(岩瀬産砕石、密度=2.63、F.M.=6.74)を順次投入して15秒間空練りした。次いで、目標スランプが10±1cm、目標空気量が4.5±0.5%の範囲となるよう、試験区分2で調製した表2記載の多機能混和剤及び空気量調節剤としてオクチルリン酸モノエステルカリウム塩をそれぞれ所定量練り混ぜ水で希釈した後に投入して練り混ぜ、各例の土木用低収縮AEコンクリートを調製した。調製した各土木用低収縮AEコンクリートの内容を表4にまとめて示した。
・実施例11〜20及び比較例15〜28
表3に記載した配合No.2の条件で、50リットルのパン型強制練りミキサーに普通ポルトランドセメント(密度=3.16g/cm、ブレーン値3300)、細骨材(岩瀬産砕砂、密度=2.61、F.M.=2.83)及び粗骨材(岩瀬産砕石、密度=2.63、F.M.=6.74)を順次投入して15秒間空練りした。次いで、目標スランプが12±1cm、目標空気量が4.5±0.5%の範囲となるよう、試験区分2で調製した表2記載の多機能混和剤及び空気量調節剤としてオクチルリン酸モノエステルカリウム塩をそれぞれ所定量練り混ぜ水で希釈した後に投入して練り混ぜ、各例の土木用低収縮AEコンクリートを調製した。調製した各土木用低収縮AEコンクリートの内容を表5にまとめて示した。
Figure 2010047440
・土木用低収縮AEコンクリートの物性評価
調製した各例の土木用低収縮AEコンクリートについて、空気量、スランプ、スランプ残存率を下記のように求め、結果を表4及び表5にまとめて示した。また各例の土木用低収縮AEコンクリートから得られる硬化体について、乾燥収縮率、気泡間隔係数、凍結融解耐久性指数、促進中性化深さ及び圧縮強度を下記のように求め、結果を表6及び表7にまとめて示した。
・空気量(容量%):練り混ぜ直後の土木用低収縮AEコンクリート及び60分間静置後の土木用低収縮AEコンクリートについて、JIS−A1128に準拠して測定した。
・スランプ(cm):空気量の測定と同時に、JIS−A1101に準拠して測定した。
・スランプ残存率(%):(60分間静置後のスランプ/練り混ぜ直後のスランプ)×100で求めた。
・乾燥収縮率:JIS−A1129に準拠し、各例の土木用低収縮AEコンクリートを20℃×60%RHの条件下で保存した材齢26週の供試体についてコンパレータ法により乾燥収縮ひずみを測定し、乾燥収縮率を求めた。この数値は小さいほど、乾燥収縮が小さいことを示す。
・気泡間隔係数(μm):各例の土木用低収縮AEコンクリートを、20℃×60%RHの条件下で26週間保存し、得られた硬化体の表面を研磨仕上げした供試体について、気泡組織をASTM−C457のリニアトラバース法に準拠して顕微鏡下で測定した。
・凍結融解耐久性指数(300サイクル):各例の土木用低収縮AEコンクリートについて、JIS−A1148に準拠して測定した値を用い、ASTM−C666−75の耐久性指数で計算した数値を求めた。この数値は、最大値が100で、100に近いほど、凍結融解に対する抵抗性が優れていることを示す。
・促進中性化深さ(mm):各例の土木用低収縮AEコンクリートについて、10×10×40cmの角型供試体の打ち込み面、底面及び両端面をエポキシ樹脂でシールし、20℃×60%RH、炭酸ガス濃度5%の条件下で促進試験を行なった。材齢26週に供試体の断面を切断し、1%フェノールフタレイン溶液を吹き付けて赤色化しない部分を中性化しない部分とし、外側からの幅を促進中性化深さとした。この数値は小さいほど中性化が進まず、耐久性が優れていることを示す。
・圧縮強度(N/mm):各例の土木用低収縮AEコンクリートについて、JIS−A1108に準拠し、材齢7日と材齢28日で測定した。
Figure 2010047440












Figure 2010047440


















Figure 2010047440



















Figure 2010047440
表4〜表7において、
*1:セメント100質量部当たりの各例としての質量部
*2:土木用低収縮AEコンクリートの調製時に目標とする流動性(スランプ値)が得られなかったので測定しなかった。
G1〜G10及びR1〜R14:試験区分2で調製した多機能混和剤
S−1:オクチルリン酸モノエステルカリウム塩
S−2:樹脂酸石けん系AE剤(竹本油脂社製の商品名チューポールAE−300)

Claims (12)

  1. セメント、水、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を用いて土木用低収縮AEコンクリートを調製するに際し、セメントを単位量280〜500kg/mの範囲で用い、またセメント100質量部当たり下記の多機能混和剤を0.2〜2.0質量部の割合で用いて、連行空気量を3〜8容量%に調製することを特徴とする土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
    多機能混和剤:下記のセメント分散剤、乾燥収縮低減剤及び分離低減剤から成り、該セメント分散剤を10〜30質量%、該乾燥収縮低減剤を65〜85質量%及び該分離低減剤を0.05〜5質量%(合計100質量%)含有して成るもの
    セメント分散剤:分子中に下記の構成単位Dを45〜85モル%、下記の構成単位Bを15〜55モル%及び下記の構成単位Fを0〜5モル%(合計100モル%)有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体
    構成単位D:メタアクリル酸から形成された構成単位及びメタアクリル酸塩から形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
    構成単位E:分子中に5〜100個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位
    構成単位F:(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位及びメチル(メタ)アクリレートから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
    乾燥収縮低減剤:下記の化1で示される(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル
    Figure 2010047440
    (化1において、
    R:炭素数3〜5のアルキル基
    A:分子中に1〜5個のオキシエチレン単位のみで構成された(ポリ)オキシアルキレン基を有する(ポリ)アルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基)
    分離低減剤:ポリ酢酸ビニルから合成された鹸化度80〜95モル%のポリビニルアルコール
  2. 練り混ぜ直後の目標スランプを6〜15cmの範囲内に調製する請求項1記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  3. 連行空気量を4〜7容量%に調製する請求項1又は2記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  4. セメントを単位量290〜450kg/mの範囲で用いる請求項1〜3のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  5. セメント分散剤が、構成単位Eが分子中に7〜75個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位である場合のものである請求項1〜4のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  6. 乾燥収縮低減剤が、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである請求項1〜5のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの製造方法。
  7. 分離低減剤として用いるポリビニルアルコールが、4質量%水溶液の20℃における粘度が1〜50mPa・sの範囲の水溶性重合体である請求項1〜6のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  8. 空気量調節剤が、アルキルリン酸モノエステル塩である請求項1〜7のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  9. セメント100質量部当たり多機能混和剤を0.3〜1.5質量部の割合で用いる請求項1〜8のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つの項記載の土木用低収縮AEコンクリートの調製方法によって調製された土木用低収縮AEコンクリート。
  11. 得られる硬化体の乾燥収縮率が、400×10−6〜700×10−6の範囲となるものである請求項10記載の土木用低収縮AEコンクリート。
  12. 得られる硬化体の気泡間隔係数が、100〜300μmの範囲となるものである請求項10又は11記載の土木用低収縮AEコンクリート。
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