JP4684712B2 - ラベル剥離機構及びラベル剥離制御方法 - Google Patents

ラベル剥離機構及びラベル剥離制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、帯状台紙に仮着されたラベル片を剥離するラベル剥離機構及びラベル剥離制御方法に関し、特に各種ラベルピッチのラベル片を剥離するラベル剥離機構及びラベル剥離制御方法に関する。
図5は従来のラベル剥離器70であり、供給部71と、剥離部72と、制御部73と、から構成されている。
供給部71には、帯状台紙80にラベル片81が所定の間隔で複数仮着されたラベル連続体82をロール状にしたラベル連続体82を回転可能に支持する支持軸74を設け、ラベル連続体82を後述の剥離部72に繰出し可能にしてある。
剥離部72には、先端が鋭角な角度を形成した剥離板75を有し、移送されるラベル連続体82の帯状台紙80を剥離板75の先端で折り返し、剛性のあるラベル片81を帯状台紙80から剥離されるようにしてある。
剥離板75の先端で折り返した帯状台紙80は、駆動ローラ76と従動ローラ77とにより挟持されて機器の外方へと移送される。駆動ローラ76は、制御部73からの信号によりステッピングモータ78を駆動させることにより、駆動ローラ76を駆動させるようにしてある。
また、剥離部72のラベル片81の剥離方向の前方には、剥離されるラベル片81を検出するラベル検出部79が設けられている。ラベル検出部79は、剥離されるラベル片81を検出するとラベル検出信号を制御部73に供給し、また剥離されたラベル片81を取り去るとラベル無し信号を制御部73に供給し、この信号に基づいてステッピングモータ78に駆動信号を供給するようにしてある。
このように構成されたラベル剥離器70は、ラベル検出部79がラベル片81を検出していない条件で、駆動ローラ76を駆動して帯状台紙80を牽引して、剥離板75でラベル片81が剥離されるようにしてあり、ラベル検出部79が剥離されるラベル片81を検出し、剥離されるラベル片81の後端部が剥離板75の先端に位置するタイミングで駆動を停止するようしてある。
このような位置でラベル片81が停止することにより、剥離されたラベル片81を摘んで剥離することができるようにしてある。
特開2002−297592号公報
しかし近年、多種多様のラベル片を貼付するようになってきた。例えば、ラベル片のラベルピッチが長いラベル片を剥離する時には、剥離されるラベル片が垂下しないように、ラベル検出部をラベル連続体の長手方向の前後に調整したり、あるいは調整ボリュームを調整する作業が発生し調整作業が煩わしいという問題が発生する。また、調整作業による無駄なラベル片が発生するという問題がある。
さらに、予めラベル片を載置するラベル載置台をラベル剥離板の前方に固定することも考えられるが、ラベル載置台が機器のハウジングから突出して設けられているので、ラベルピッチが短い場合、ラベル片を手操作で摘んで取り去る時に、剥離し難いという問題がある。
それゆえ、本発明の目的は、ラベルピッチが長いラベル片に交換してラベル片を剥離する場合に、センサの調整作業をすることなく作業効率を向上させるとともに、無駄になるラベル片の剥離をすることがないラベル剥離機構およびその剥離制御方法を提供することを目的とする。
また、ラベルピッチの長いラベル片に交換してラベル片を剥離する場合、ラベル片が垂下することなく、容易にラベル片を摘み取ることができるラベル剥離機構およびその剥離制御方法を提供することを目的とする。
また、ラベルピッチの短いラベル片に交換した場合でも、ラベル片が容易に摘み取ることができるラベル剥離機構およびその剥離制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、ラベル片のラベルピッチを検出することに着目したので、請求項1記載の発明の要旨は、帯状台紙にラベル片が複数仮着されたラベル連続体を前記帯状台紙から前記ラベル片を剥離する剥離手段と、前記ラベル片を剥離した後の前記帯状台紙を牽引する牽引手段と、を備え、前記ラベル連続体に仮着された前記ラベル片のラベルピッチデータを検出する用紙検出センサーと、前記剥離手段から剥離される前記ラベル片を受けとるラベル受け手段と、このラベル受け手段をラベル受け位置と退避する退避位置との間で移動可能にした移動手段と、を設け、予め設定された前記ラベル片のラベルピッチ基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記ラベルピッチ基準値と前記ラベルピッチデータとを比較するラベルピッチ比較手段とを有し、このラベルピッチ比較手段の結果、ラベルピッチ基準値よりラベルピッチデータが超えていると判断した場合には、前記ラベル受け手段を退避位置からラベル受け位置に移動させる制御手段と、を設けたことを特徴とするラベル剥離機構にある。
また請求項2記載の発明の要旨は、ハウジングと、このハウジングに凹部を形成するとともに、前記ラベル受け手段が前記退避位置に位置する時に、前記凹部に収納可能にしたことを特徴とする請求項1記載のラベル剥離機構にある。
また請求項3記載の発明の要旨は、帯状台紙にラベル片が複数仮着されたラベル連続体を前記帯状台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、この剥離部から剥離されるラベル片を受けるラベル受け位置と、退避する退避位置との間で移動可能にしたラベル受け部と、
ラベルピッチ基準値を記憶する基準値記憶部と、を有し、前記ラベル連続体を移送する移
送ステップと、前記ラベル連続体に仮着されたラベル片のラベルピッチデータを検出する
データ検出ステップと、前記基準値記憶部から前記ラベルピッチ基準値を読み出す読出ス
テップと、前記ラベルピッチ基準値と検出された前記ラベル片のラベルピッチデータとを
比較するラベルピッチ比較ステップと、このラベルピッチ比較ステップの結果、ラベルピ
ッチ基準値より検出されたラベルピッチデータの値が超えていると判断した場合には、前
記ラベル受け部を退避位置からラベル受け位置に移動させる移動ステップと、からなるこ
とを特徴とするラベル剥離制御方法である。


本発明のラベル剥離機構およびその剥離制御方法は、ラベルピッチの長いラベル片に交換してラベル片を剥離しても、センサなどの調整作業をすることなく、作業効率が向上することができるとともに、調整作業による無駄なラベル片を防止することができる。
また、ラベル片が剥離板から垂れ下がるなどして機器のハウジングなどに付着することなく、無駄なラベル片を防止するこができる。さらに、ラベルピッチが短い場合でも、容易にラベル片を摘み取って剥離することができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。
図1は本発明のラベル剥離機構を組込んだラベルプリンタの一部を切欠いた一例を示したラベル片繰出し方向からの概略外観図であり、図2はラベルプリンタの概略構成図である。図3は、制御部を説明するブロック図であり、図4は動作を説明するフローチャート図である。
ラベルプリンタ1は主として、ラベル剥離機構2、供給部3、印字部4と、巻取部6、制御部7と、ハウジング35とを有している。
供給部3は、帯状台紙60に所定の間隔で複数仮着されたラベル片Lをロール状にしたラベル連続体61を回転可能に保持する供給軸8を設け、案内ローラ9を介して後述する印字部4に繰出し可能にしてある。尚、帯状台紙60のシリコーンなどの剥離剤をと塗布した面に粘着剤を塗布された面を有したラベル片Lが合わされて仮着している。
また、中間フレーム36がラベルプリンタ1の底面であるベースフレーム37から垂設されている。
印字部4は、プラテンローラ10とサーマルヘッド11とが設けられるとともに、サーマルヘッド11はプラテンローラ10に対し接離自在に設けられている。また、プラテンローラ10は、タイミングベルト(図示せず)を介してステッピングモータ44に接続され、ステッピングモータ44の駆動により、プラテンローラ10が回転自在に駆動するようにしてある。
また、ラベル連続体61は、プラテンローラ10とサーマルヘッド11とにより挟持され、制御部7からの印字指令によりプラテンローラ10が駆動するとともに、サーマルヘッド11が選択的に発熱体(図示せず)を発熱させることにより、ラベル片Lの感熱発色層を発色させて文字・記号やバーコードなど印字するようにしてある。
ラベル剥離機構2は主に、剥離部16、ラベル受け部17、駆動機構部18、剥離センサ部19、収納部20と、を有している。
剥離部16は、印字部4のラベル連続体61の移送方向の下流側に設けられ、先端が鋭角に形成された剥離板21を有し、移送されるラベル連続体61の帯状台紙60を剥離板21の先端で折り返し、剛性のあるラベル片Lを帯状台紙60から剥離されるようにしてある。
ラベル受け部17には、ラベル支持バー22を有し、このラベル支持バー22を退避位置39とラベル受け位置38との間で移動可能な移動手段として駆動機構部18を有している。
ラベル支持バー22は、円柱状の形状を有し、ラベル受け位置38において、剥離板21から剥離されるラベル片Lの下面側である粘着剤を塗布された面に当接して、ラベル片Lを支持できるようにしてある。
また、ラベル支持バー22の表面は、シリコーンなどの剥離処理が施されている。さらに、ラベル支持バー22は、後述するリンク板30に対して回動自在に設けられているので、剥離されるラベル片Lの剥離方向に沿って回転可能に設けられてある。これにより、ラベル片Lを安定して剥離させることができる。
駆動機構部18は、DCモータ23と、回動軸25と、ラベル支持バー22を円弧状に回動させるリンク板30と、が設けられている。DCモータ23は、中間フレーム36のベースフレーム37側である下方に設けられ、DCモータ23のモータ軸に表面凹凸状のタイミングギヤ24が固着されている。
回動軸25は、DCモータ23が設けられた位置より上方であって、中間フレーム36に貫通するとともに、回動可能に設けられている。
回動軸25の一方端部側であるDCモータ23が設けられた側には、表面凹凸状のタイミングギヤ26が固着され、タイミングギヤ24と、タイミングギヤ26とは、中間フレーム36に沿って上下方向に設けられている。また、タイミングギヤ24とタイミングギヤ26との間にはタイミングベルト27が張架されている。これによりDCモータ23の駆動により回動軸25が何れか一方に回転可能にしてある。
回動軸25の他方端部側には、リンク板30が固着されている。リンク板30は、回動軸25の回動動作に伴って、中間フレーム36の面に平行に回動するようにしてある。
また、リンク板30には、ラベル支持バー22が中間フレーム36の面から垂直方向に向けて設けられている。このような構成にすることにより、DCモータ23が駆動すると回動軸25を介してリンク板30が回転するので、ラベル支持バー22が円弧状に回動するようにしてある。
回動軸25に設けられたタイミングギヤ26には、図示しないが孔部が形成されている。この孔部は、タイミングギヤ26の回動することによって同期回動するようにしてある。
また、中間フレーム36には、上記孔部(図示せず)を検出する第1孔部センサ28と第2孔部センサ29とが設けられている。第1孔部センサ28が孔部を検出している場合には、ハウジング35に形成された凹部である収納部20内(退避位置)にラベル支持バー22が収納され、DCモータ23に駆動信号が供給されるとDCモータ23は駆動して、ラベル支持バー22を退避位置39からラベル受け位置38に移動させる方向(図2中、A方向)にタイミングギヤ26を回転させる。
そして、第2孔部センサ29が孔部を検出すると、DCモータ23の駆動を停止させる。この時、ラベル支持バー22は、ラベル受け位置38で移動を停止することによって、ラベル片Lを受け取り支持するように制御される。
次に、ラベル支持バー22をラベル受け位置38から退避位置39に移動する信号がDCモータ23に供給されるとDCモータ23は駆動して、上記と反対方向であるラベル支持バー22をラベル受け位置38から退避位置39に移動させる方向(図2中、B方向)に移動することができる。
この時、タイミングギヤ26の回転に伴って孔部(図示せず))も回転し、第1孔部センサ28が孔部を検出すると、DCモータ23の駆動を停止させる。そして、ラベル支持バー22は退避位置39であるハウジング35の収納部20に収納される。
ラベル支持バー22が収納部20に収納されることにより、ハウジング35の表面にラベル支持バー22が突出していないので、短いラベルピッチが剥離される場合でも、容易にラベル片を摘み易くすることができる。
剥離センサ部19は、剥離板21のラベル片Lの剥離方向に剥離されるラベル片Lを検出する剥離センサ34が設けられている。剥離センサ34は発光部31と受光部32とをハウジング35の内側に設けてある。発光部31は、剥離されるラベル片Lの下面側(粘着剤面側)に配置し、受光部32は印字面側に配置される。剥離されるラベル片Lを検出するとラベル片Lの有り信号を制御部7に供給し、ラベル片Lが取り去られるとラベル片L無し信号を制御部7に供給するようにしてある。
剥離板21でラベル片Lを剥離した帯状台紙60は、剥離板21から転向されて牽引部5を介して巻取部6へ移送される。
尚、剥離されたラベル片Lは、ハウジング35に形成された排出口33から繰り出されるようにしてある。
牽引部5は、一対の挟持ローラにより帯状台紙60を挟持移送するようにしてあり、挟持ローラは、駆動ローラ14と、従動ローラ15とが設けられており、駆動ローラ14には、図示しないタイミングベルトによりステッピングモータ44が接続され、ステッピングモータ44の駆動により、駆動ローラ14が駆動するようにしてある。
また、巻取部6には、巻取軸12が設けられるとともに、図示しない丸ベルトを介して巻取モータ49が接続されている。この巻取モータ49の駆動により、巻取軸12が回転して帯状台紙60を巻取りするようにしてある。
また、案内ローラ9と印字部4との間のラベル連続体61の移送路の下方に用紙検出センサ13が配置されている。用紙検出センサ13は、所定の光を出射する図示せぬ発光部と発光部から出射された光を帯状台紙60からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する図示せぬ受光部とからなり、帯状台紙60の裏面側に発光部と受光部を配し、帯状台紙60の裏面に印刷等によって形成された図示せぬ基準マーク(黒色の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出するようにしている。
用紙検出センサ13は、基準のマークの検出結果に基づいて、ラベル片Lの剥離基準位置やラベルピッチデータとして検出可能に制御部7に信号を供給するようにしてある。
ラベル片Lのラベルピッチは、帯状台紙60の長手方向のラベル片L一枚分の長さである。
尚、図示しない基準マークは、帯状台紙60に仮着されたラベル片Lのラベルピッチの間隔で形成されている。
図3は、ラベルプリンタの制御部の構成例を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部7は、プリンタ制御プログラム、各種固定データ、制御テーブルデータ、IO定数、モータ制御プログラム等を記憶するROM(read only memory)41と、ROM41に記憶されている各種制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)40と、CPU40が動作する上で必要となる各種データを記憶するワークエリア、印字データが展開される印字展開エリア、ラベルピッチ基準値を記憶する基準値記憶部(基準値記憶手段)およびラベルピッチ基準値と用紙検出センサ13からの信号により入力されたラベルピッチデータとを比較するラベルピッチ比較手段などを有するRAM(random access memory)と42、プラテンローラ10を回転させることにより、ラベル連続体61を移送方向あるいは逆方向に搬送駆動するステッピングモータ44と、ステッピングモータ44を制御するプラテン制御回路43と、CPU40の制御下、RAM42の印字展開エリアに展開された印字すべき文字、記号、およびバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、生成した制御信号をサーマルヘッド11に供給して印字動作を行わせるヘッド制御回路45と、CPU40の制御下、用紙検出センサ13の図示せぬ発光部を制御し、光を出射させるとともに、図示せぬ受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換して印字基準位置データ、ラベル片Lの剥離基準位置データおよびラベルピッチデータとしてCPU14に供給する用紙センサ制御回路46と、CPU40の制御下、剥離センサ34の発光部31を制御し、光を出射させるとともに、受光部32から出力される電気信号を受け取り、ラベル片Lの有無を検出し、検出信号をCPU40に供給する剥離センサ制御回路47と、CPU40の制御下、巻取軸12を回転させることにより、帯状台紙60を巻取軸12に巻き取るように駆動する巻取モータ49と、巻取モータ49を制御する巻取制御回路48と、CPU40の制御下、回動軸25を回動させることにより、ラベル支持バー22を退避位置39とラベル受け位置38との間を回動するように駆動するDCモータ23と、DCモータ23を制御するDCモータ制御回路51と、
タイミングギヤ26に形成した孔部(図示せず)を検出する第1孔部センサ28と第2孔部センサ29と、各センサが孔部を検出すると検出信号をCPU40に供給する孔部センサ制御回路52と、外部のパソコン(パーソナルコンピュータ(PC))57から入力される信号を受けとる外部インタフェース(外部IF)53と、各種データやコマンドを入力するための操作部55と、入力されたデータをCPU40に供給し、またはCPU40からのデータを表示する表示部56と、をCPU40に接続する内部インタフェース(内部IF)54とから構成されている。
次に、図4のフローチャートに基づいてラベルプリンタに組込んだラベル剥離機構のラベル剥離方法を説明する。
ステップS1では、ステッピングモータ44を駆動して供給軸8に装填されたラベル連続体61を移送する(移送ステップ)。
ステップS2は、移送されるラベル連続体61の帯状台紙60に形成された基準マーク(図示せず)を用紙検出センサ13が検出する(データ検出ステップ)。
この時に、最初に検出した基準マークと、次に検出し基準マークとが用紙検出センサ13が検出し、この検出データをラベル片Lのラベルピッチデータとして制御部7に入力される。
ステップS3において、予め設定されたラベルピッチ基準値Lsを呼び出し(読出ステップ)、ラベル比較手段は、ラベルピッチ基準値Lsと入力されたラベルピッチデータLdとを比較判断する(ラベルピッチ比較ステップ)。
ステップS3で、Ls>Ldと判断した場合には、ステップS8に進み、Ls<Ldと判断した場合には、ステップS4に進む。
ここで例えば、ラベルピッチ基準値Ls=60mmとして予め設定し、測定されたラベル片LのラベルピッチデータLd=70mmと測定された場合には、ラベルピッチ基準値LsよりラベルピッチデータLdの値が超えているので、Ls<Ldと判断されステップS4に進む。
尚、ラベルピッチ基準値Lsは、ラベル片が剥離板から剥離された時に、垂下しない基準値Lsとするもので、ラベル片の材質、厚みや幅などを考慮して複数のラベルピッチ基準値が登録され、必要に応じて何れかの一のラベルピッチ基準値を呼び出しすることができる。
ステップS4では、制御部7からDCモータ23に信号が供給され、ラベル支持バー22が退避位置39にある時は、DCモータ23が駆動して、ラベル支持バー22が退避位置39からラベル受け位置38へ移動(移動ステップ)する(図2の矢印A方向)。
ラベル支持バー22が、ラベル受け位置38に位置するときには、DCモータ23は駆動しないようにしてある。
ステップS5では、印字データがサーマルヘッド11に供給されて、プラテンローラ10が駆動してラベル片Lに所望の印字を行う。印字されたラベル片Lは、剥離板21へ移送され、帯状台紙60からラベル片Lが剥離される。
剥離センサ19が剥離されたラベル片Lを検出するとともに、ラベル片Lの粘着剤面側でラベル支持バー22に支持されて、ラベル片Lの後端部が剥離板21の先端に位置した状態で停止する(ステップS6)。
これにより、ラベル片Lが垂下することがなく、無駄なラベル片Lの発生を防止するができる。
尚、剥離センサ19は、剥離したラベル片Lを検出すると、そのラベル片有り検出信号を制御部7に供給するようにしてある。
剥離されたラベル片Lを剥離センサ34が検出している場合には、ステップS6戻り、剥離されたラベル片Lを手操作でラベル片Lを摘み取ると、剥離センサ34はラベル無し信号を制御部7に供給し、この信号が制御部7に供給されると、ステップS7に進み、印字データがある場合には、ラベル連続体61は次のラベル片Lに印字するためにラベル片Lを印字開始位置に戻してから、ステップS5に戻り印字を開始する。ステップS7において、印字データがない場合には終了する。
尚、ステップS3において、Ls>Ldと判断された場合に、ステップS8に進み、ラベル支持バー22が退避位置39に向けて移動するようにDCモータ23が駆動する。退避位置39にラベル支持バー22がある時、DCモータ23は駆動しないようにしてある。
このように、予め設定されたラベルピッチ基準値Lsにより、剥離されるラベル片Lが垂下することながないので、剥離されたラベル片が無駄になることがない。また、センサなどを調整することなく交換作業性の効率が向上する。
この実施の形態では、予め設定したラベルピッチ基準値より長いラベルピッチのラベルが検出されたと判断したタイミングでラベル支持バーが退避位置39からラベル受け位置38に移動するように設定したが、これに限定されることなく、印字するタイミングやラベル片が剥離されるタイミングでラベル支持バーが退避位置39からラベル受け位置38に移動することができる。
また、予め設定したラベルピッチ基準値より長いラベルピッチのラベル片が検出された場合に、図示しない操作スイッチを手動操作することでラベル支持バーを動作させるようにしてもよい。
さらに、装填されたラベル連続体61のラベル片Lのラベルピッチを操作部55で入力し、この入力されたラベルピッチデータLdと、ラベルピッチ基準値Lsとをラベルピッチ比較手段で比較することができる。
この実施の形態の移動手段は、ラベル支持バーを退避位置39とラベル受け位置38との間を円弧状に回動するようにしたが、直線状にラベル支持バーをスライドするようにして、退避位置39とラベル受け位置38との間を移動することができる。また、中間フレームにラベル支持バーを挿通する挿通孔を形成し、この挿通孔からスライド支持バーを出没自在に移動するように設けることができる。
この実施の形態では、各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施するうえで好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
本発明のラベル剥離機構を組込んだラベルプリンタの一部を切欠いた一例を示したラベル片繰出し方向からの概略外観図である。 同上、ラベルプリンタの概略構成図である。 同上、制御部を説明するブロック図である。 同上、動作を説明するフローチャート図である。 従来のラベル剥離器を説明する概略構成製図である。
符号の説明
1 ラベルプリンタ
2 ラベル剥離機構
3 供給部
4 印字部
5 牽引部(牽引手段)
6 巻取部
7 制御部
13 用紙検出センサ
14 駆動ローラ
15 従動ローラ
16 剥離部(剥離手段)
17 ラベル受け部
18 駆動機構部(移動手段)
19 剥離センサ(剥離センサ部)
20 収納部
21 剥離板
22 ラベル支持バー(ラベル受け手段)
25 回動軸
28 第1孔部センサ
29 第2孔部センサ
34 剥離センサ
35 ハウジング
36 中間フレーム
37 ベースフレーム
38 ラベル受け位置
39 退避位置
60 帯状台紙
61 ラベル連続体
L ラベル片
70 ラベル剥離器(従来)


Claims (3)

  1. 帯状台紙にラベル片が複数仮着されたラベル連続体を前記帯状台紙から前記ラベル片を
    剥離する剥離手段と、
    前記ラベル片を剥離した後の前記帯状台紙を牽引する牽引手段と、を備え、
    前記ラベル連続体に仮着された前記ラベル片のラベルピッチデータを検出する用紙検出センサーと、
    前記剥離手段から剥離される前記ラベル片を受けとるラベル受け手段と、
    このラベル受け手段をラベル受け位置と退避する退避位置との間で移動可能にした移動手段と、を設け
    予め設定された前記ラベル片のラベルピッチ基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記ラベルピッチ基準値と前記ラベルピッチデータとを比較するラベルピッチ比較手段とを有し、
    このラベルピッチ比較手段の結果、ラベルピッチ基準値よりラベルピッチデータが超え
    ていると判断した場合には、前記ラベル受け手段を退避位置からラベル受け位置に移動さ
    せる制御手段と、を設けたことを特徴とするラベル剥離機構。
  2. ハウジングと、このハウジングに凹部を形成するとともに、前記ラベル受け手段が前記退避位置に位置する時に、前記凹部に収納可能にしたことを特徴とする請求項1記載のラベル剥離機構。
  3. 帯状台紙にラベル片が複数仮着されたラベル連続体を前記帯状台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、
    この剥離部から剥離されるラベル片を受けるラベル受け位置と、退避する退避位置との間で移動可能にしたラベル受け部と、
    ラベルピッチ基準値を記憶する基準値記憶部と、を有し、
    前記ラベル連続体を移送する移送ステップと、
    前記ラベル連続体に仮着されたラベル片のラベルピッチデータを検出するデータ検出ス
    テップと、
    前記基準値記憶部から前記ラベルピッチ基準値を読み出す読出ステップと、
    前記ラベルピッチ基準値と検出された前記ラベル片のラベルピッチデータとを比較する
    ラベルピッチ比較ステップと、
    このラベルピッチ比較ステップの結果、ラベルピッチ基準値より検出されたラベルピッ
    チデータの値が超えていると判断した場合には、前記ラベル受け部を退避位置からラベル
    受け位置に移動させる移動ステップと、からなることを特徴とするラベル剥離制御方法。
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