JP2008183769A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、印字品質を向上させることができるとともに、ピッチマークを確実に検出することができるプリンタを提供することを課題とする。
【解決手段】 ラベル連続体Pを装填する用紙供給部2と、ラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出部5と、印字部6と、ラベル連続体Pに印字する印字方向に向けて順次配置されたプリンタ1において、移送されるラベル連続体Pに印字する印字方向とは反対方向に付勢する反転駆動ローラ16を備えたリバース部4を設けたことを特徴とするプリンタ1にある。
【選択図】 図1
【解決手段】 ラベル連続体Pを装填する用紙供給部2と、ラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出部5と、印字部6と、ラベル連続体Pに印字する印字方向に向けて順次配置されたプリンタ1において、移送されるラベル連続体Pに印字する印字方向とは反対方向に付勢する反転駆動ローラ16を備えたリバース部4を設けたことを特徴とするプリンタ1にある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、供給部に装填された印字媒体を引き出して印字ヘッドにより印字媒体に印字を行うプリンタに関する。
印字媒体を装填する供給部と、印字媒体に印字するプラテンローラとサーマルヘッドを有した印字部と、を設けたプリンタが一般的に知られています。このようなプリンタは、プラテンローラとサーマルヘッドにより印字媒体を牽引しながら印字媒体に印字するようにしている。
しかし近年は、供給部に装填される印字媒体の巻き径を大きくして、プラテンローラにおける印字媒体を牽引する作用に大きな負荷が生じ、印字媒体の送り精度に悪影響を与えていることがあり印字品質に問題が生じている。
そこで、供給部に設けた供給軸にロール状の印字媒体の回転を促すように供給軸を回転させる駆動モータを設けて、プラテンローラに作用する負荷を低減させるようにしている。
しかし近年は、供給部に装填される印字媒体の巻き径を大きくして、プラテンローラにおける印字媒体を牽引する作用に大きな負荷が生じ、印字媒体の送り精度に悪影響を与えていることがあり印字品質に問題が生じている。
そこで、供給部に設けた供給軸にロール状の印字媒体の回転を促すように供給軸を回転させる駆動モータを設けて、プラテンローラに作用する負荷を低減させるようにしている。
また、印字後の印字媒体を切断あるいは剥離をする場合には、カッターを備えた切断部または剥離板を備えた剥離部が配置されている。このような切断部あるいは剥離部を配置されたプリンタにおいては、印字後の印字媒体を切断あるいは台紙からラベルを剥離した後に、印字媒体を印字方向(移送方向)とは反対の逆方向に印字媒体を移送させて、所定の印字開始位置まで戻すことが行われている。
しかしながら、印字媒体に印字開始する印字開始タイミング時に、印字媒体にバタツキが発生して、用紙媒体に形成したピッチマークを検出するピッチセンサがピッチマークの検出位置に誤差が生じてエラーを発生する問題がある。
また、エラーが発生しない場合においでも、検出する位置がずれることがあり印字位置がずれるなど印字品質が劣化する問題が発生する。
また、エラーが発生しない場合においでも、検出する位置がずれることがあり印字位置がずれるなど印字品質が劣化する問題が発生する。
引用文献1は、記録用紙の搬送方向における印刷手段であるサーマルヘッドより上流側の下部側に左右両方向に回転駆動可能な第1紙送りローラと、この第1紙送りローラの上方に第1紙送りローラに圧接可能に配設した回転自在の第1圧接ローラとからなっている。第1紙送りローラは、時計回り方向、および反時計回り方向に回転可能になっており、第1紙送りローラと第1圧接ローラとの間に搬送された記録用紙を、矢印A方向に搬送、または矢印B方向にバックフィード可能になっている構成が開示されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、印字品質を向上させることができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、印字媒体に形成したピッチマークを確実に検出することができるプリンタを提供することを課題とする。
また、印字作業の効率を向上させることができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、印字媒体に形成したピッチマークを確実に検出することができるプリンタを提供することを課題とする。
また、印字作業の効率を向上させることができるプリンタを提供することを課題とする。
本発明は、印字媒体の緊張方向に着目したもので、請求項1の発明の要旨は、印字媒体を装填する用紙供給手段と、前記印字媒体のピッチを検出するピッチ検出手段と、印字手段と、を前記印字媒体の印字方向に向けて順次配置されたプリンタにおいて、印字方向に移送される前記印字媒とは反対方向に前記印字媒体を緊張させる反転駆動手段を設けたことを特徴とするプリンタにある。
また請求項2の発明の要旨は、前記反転駆動手段は、前記印字媒体を挟持する反転駆動ローラと反転ローラとを備え、前記印字媒体に印字する印字方向とは反対方向に回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタにある。
また請求項3の発明の要旨は、前記反転駆動ローラは、印字方向に移送される印字媒体に対し摩擦係数が低くしたことを特徴とする請求項2記載のプリンタにある。
また請求項4の発明の要旨は、前記印字部にはプラテンローラを備え、このプラテンローラの回転速度に基づいて印字方向に移送される前記印字媒体の移送速度より低速で前記反転駆動ローラを回転するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のプリンタにある。
また請求項2の発明の要旨は、前記反転駆動手段は、前記印字媒体を挟持する反転駆動ローラと反転ローラとを備え、前記印字媒体に印字する印字方向とは反対方向に回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタにある。
また請求項3の発明の要旨は、前記反転駆動ローラは、印字方向に移送される印字媒体に対し摩擦係数が低くしたことを特徴とする請求項2記載のプリンタにある。
また請求項4の発明の要旨は、前記印字部にはプラテンローラを備え、このプラテンローラの回転速度に基づいて印字方向に移送される前記印字媒体の移送速度より低速で前記反転駆動ローラを回転するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のプリンタにある。
本発明のプリンタは、印字媒体に形成したピッチマークを確実に検出することができるので、印字作業を中断させることがないので、印字作業の効率を向上させることができる。また、印字位置のずれを防止することができる。
用紙供給部に大径の印字媒体または幅広の印字媒体を装填した場合でも、適正な位置に印字することができる。
用紙供給部に大径の印字媒体または幅広の印字媒体を装填した場合でも、適正な位置に印字することができる。
本発明のプリンタを図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は本発明の一例を示したプリンタの概略構成図であり、図2はプリンタの裏面側からのテンション部の説明図であり、図3は制御部の一例を示した電気的模式図であり、図4は反転駆動部の動作を説明するフローチャート図であり、図5はテンション部の動作を説明するフローチャート図である。
図1は本発明の一例を示したプリンタの概略構成図であり、図2はプリンタの裏面側からのテンション部の説明図であり、図3は制御部の一例を示した電気的模式図であり、図4は反転駆動部の動作を説明するフローチャート図であり、図5はテンション部の動作を説明するフローチャート図である。
プリンタ1は主に、用紙供給部(用紙供給手段)2、テンション部3、リバース部(反転駆動手段)4、ピッチ検出部(ピッチ検出手段)5、印字部(印字手段)6、切断部7と、を備えている。
用紙供給部2は、帯状の台紙Dにラベル片Lが所定の間隔で仮着されたラベル連続体(印字媒体)Pをロール状にしたロール状のラベル連続体Pを回転可能に保持する供給軸8を設けてある。
ラベルLは、感熱発色層を有した例で説明するが、インクフィルムのインクをラベルLに転写して印字する構成であってもよい。
また、帯状の印字媒体は、紙、合成紙、プラスチック製など印字可能な媒体であれば何れでも採用可能である。
また供給軸8には、タイミングベルト(図示せず)を介して第一駆動モータ9に接続され、第一駆動モータ9の駆動により供給軸8を回転可能にすることができる。供給軸8が回転することにより、ラベル連続体Pを後述する印字部6に向けて移送させることができる。
第一駆動モータ9は、DCモータを設けることができる。尚、第一駆動モータ9は、DCモータに変えてステッピングモータなど任意のモータを設けることができる。
用紙供給部2は、帯状の台紙Dにラベル片Lが所定の間隔で仮着されたラベル連続体(印字媒体)Pをロール状にしたロール状のラベル連続体Pを回転可能に保持する供給軸8を設けてある。
ラベルLは、感熱発色層を有した例で説明するが、インクフィルムのインクをラベルLに転写して印字する構成であってもよい。
また、帯状の印字媒体は、紙、合成紙、プラスチック製など印字可能な媒体であれば何れでも採用可能である。
また供給軸8には、タイミングベルト(図示せず)を介して第一駆動モータ9に接続され、第一駆動モータ9の駆動により供給軸8を回転可能にすることができる。供給軸8が回転することにより、ラベル連続体Pを後述する印字部6に向けて移送させることができる。
第一駆動モータ9は、DCモータを設けることができる。尚、第一駆動モータ9は、DCモータに変えてステッピングモータなど任意のモータを設けることができる。
用紙供給部2から繰り出されたラベル連続体Pは、案内ローラ26を介してテンション部3に移送することができる。
テンション部3は主に、変位ローラ10と、上限リミットスイッチHLSと、下限リミットスイッチLLSとが配置されている。変位ローラ10には、変位ローラ軸10aを有し、この変位ローラ軸10aがラベル連続体Pの搬送方向に交差する方向(上下方向)に形成された案内長孔11に沿って変位可能に設けられ、変位ローラ10はラベル連続体Pを案内することができる。
また、変位ローラ10は、その上方に設けられたコイルスプリング12により上方に向けて常時付勢されている。また、案内長孔11が形成された範囲内で変位ローラ10が上下方向に変位可能に設けることができる。
尚、コイルスプリング12の一端は、変位ローラ軸10aに係合するとともに、コイルスプリング12の他端は、案内長孔11の上部に設けられた係合ピン13に係合されている。
テンション部3は主に、変位ローラ10と、上限リミットスイッチHLSと、下限リミットスイッチLLSとが配置されている。変位ローラ10には、変位ローラ軸10aを有し、この変位ローラ軸10aがラベル連続体Pの搬送方向に交差する方向(上下方向)に形成された案内長孔11に沿って変位可能に設けられ、変位ローラ10はラベル連続体Pを案内することができる。
また、変位ローラ10は、その上方に設けられたコイルスプリング12により上方に向けて常時付勢されている。また、案内長孔11が形成された範囲内で変位ローラ10が上下方向に変位可能に設けることができる。
尚、コイルスプリング12の一端は、変位ローラ軸10aに係合するとともに、コイルスプリング12の他端は、案内長孔11の上部に設けられた係合ピン13に係合されている。
上限リミットスイッチHLSは、案内長孔11の上部近傍に設けられている。また、上限リミットスイッチHLSには作動片14が設けられ、変位ローラ10が案内長孔11に沿って上方に移動すると、変位ローラ軸10aが作動片14に当接して押し上げることができる。作動片14が押し上げられると、上限リミットスイッチHLSは、後述の制御部30にON信号を供給することができる。
上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号が供給されると第一駆動モータ9を駆動することができる。
上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号が供給されると第一駆動モータ9を駆動することができる。
下限リミットスイッチLLSは、案内長孔11の下部近傍に設けられている。また、下限リミットスイッチLLSには、作動片15が設けられ変位ローラ10が案内長孔11に沿って下方に移動すると、変位ローラ軸10aが作動片15に当接して押し下げることができる。作動片15が押し下げられると、下限リミットスイッチLLSは、制御部30にON信号を供給することができる。
下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給されると第一駆動モータ9が停止するようにしてある。
尚、上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号を供給した後は、下限リミットスイッチLLSからのON信号が制御部30に供給されるまで第一駆動モータ9を駆動することができる。
下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給されると第一駆動モータ9が停止するようにしてある。
尚、上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号を供給した後は、下限リミットスイッチLLSからのON信号が制御部30に供給されるまで第一駆動モータ9を駆動することができる。
リバース部4は、反転駆動ローラ16,反転ローラ17とから構成されている。反転駆動ローラ16と反転ローラ17は、その表面が樹脂製などの摩擦係数の低い材料から形成することができる。
反転駆動ローラ16は、図示しないタイミングベルトを介して第二駆動モータ18に接続され、反転駆動ローラ16をラベル連続体Pの搬送方向(印字方向)と反対の方向に回転可能に設けられているとともに、反転ローラ17は反転駆動ローラ16と同期してラベル連続体Pの搬送方向(印字方向)と反対の方向に回転可能に設けられている。
反転駆動ローラ16と反転ローラ17は、ラベル連続体Pを挟持することができ、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、印字方向とは反対の方向に回転して摩擦係数を低い状態でラベル連続体Pを挟持回転することができる。
尚、第二駆動モータ18は、ステッピングモータを設けることができる。また、樹脂製を形成するローラは、反転駆動ローラ16または反転ローラ17の何れか一であってもよい。
反転駆動ローラ16は、図示しないタイミングベルトを介して第二駆動モータ18に接続され、反転駆動ローラ16をラベル連続体Pの搬送方向(印字方向)と反対の方向に回転可能に設けられているとともに、反転ローラ17は反転駆動ローラ16と同期してラベル連続体Pの搬送方向(印字方向)と反対の方向に回転可能に設けられている。
反転駆動ローラ16と反転ローラ17は、ラベル連続体Pを挟持することができ、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、印字方向とは反対の方向に回転して摩擦係数を低い状態でラベル連続体Pを挟持回転することができる。
尚、第二駆動モータ18は、ステッピングモータを設けることができる。また、樹脂製を形成するローラは、反転駆動ローラ16または反転ローラ17の何れか一であってもよい。
ピッチ検出部5には、リバース部4と印字部6との間のラベル連続体Pの移送路の下方に設けられ、ピッチ検出部5としてのピッチセンサ22が配置されている。ピッチセンサ22は、ラベル連続体Pの裏面側に発光部と受光部を配し、ラベル連続体Pの裏面(台紙面)に印刷等によって形成された図示せぬピッチマーク(黒色の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出するようにしている。
ピッチセンサ22は、ピッチマークの検出結果を図示しない制御部30に信号を供給することができ、ピッチマークの検出結果に基づいて印字開始位置、カット位置などの基準信号とすることができる。
ピッチセンサ22は、ピッチマークの検出結果を図示しない制御部30に信号を供給することができ、ピッチマークの検出結果に基づいて印字開始位置、カット位置などの基準信号とすることができる。
印字部23には、プラテンローラ19と、サーマルヘッド20を備えている。サーマルヘッド20は、プラテンローラ19に対し接離自在に設けることができる。
プラテンローラ19は、硬質ゴムから成り、ラベル連続体Pに対して摩擦係数が高く、グリップ力のある材料を採用することができる。
また、プラテンローラ19には、図示しないがタイミングベルトを介して第三駆動モータ21を設けることができる。
第三駆動モータ21は、ステッピングモータを設けることができる。また、第三駆動モータ21の駆動によりプラテンローラ19を印字方向または逆方向に回転可能にラベル連続体Pを移送することができる。
プラテンローラ19は、硬質ゴムから成り、ラベル連続体Pに対して摩擦係数が高く、グリップ力のある材料を採用することができる。
また、プラテンローラ19には、図示しないがタイミングベルトを介して第三駆動モータ21を設けることができる。
第三駆動モータ21は、ステッピングモータを設けることができる。また、第三駆動モータ21の駆動によりプラテンローラ19を印字方向または逆方向に回転可能にラベル連続体Pを移送することができる。
切断部7は、固定刃23と可動刃24とを備え、可動刃24は固定刃23に向けて進退自在に設けられている。また、固定刃23と可動刃24とが離間している時には、ラベル連続体Pを固定刃23と可動刃24との間を挿通することができ、所定のタイミングで可動刃24を固定刃23に向けて駆動させることによりラベル連続体Pを切断することができる。可動刃24には図示しないギャーを介してカットモータ43を設けることができる。
これにより、可動刃24を固定刃23に向けて駆動することができる。
尚、供給軸8、案内ローラ26、変位ローラ10、反転駆動ローラ16、反転ローラ17、プラテンローラ19は、プリンタ1の鉛直方向に設けたフレーム25に対して水平方向に設けられている。また、サーマルヘッド20は図示しないヘッド支持部材を介してフレーム25に設けられている。さらに、ピッチセンサ22は図示しない支持部材を介してフレーム25に設けられている。
これにより、可動刃24を固定刃23に向けて駆動することができる。
尚、供給軸8、案内ローラ26、変位ローラ10、反転駆動ローラ16、反転ローラ17、プラテンローラ19は、プリンタ1の鉛直方向に設けたフレーム25に対して水平方向に設けられている。また、サーマルヘッド20は図示しないヘッド支持部材を介してフレーム25に設けられている。さらに、ピッチセンサ22は図示しない支持部材を介してフレーム25に設けられている。
制御部30は、所定の制御プログラムを記憶するROM(readonly memory)32と、ROM32に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)31と、CPU31が動作に必要となる各種データや印字に必要な印字データ、印字フォーマットなどを記憶するRAM(random access memory)33と、第三駆動モータ(ステッピングモータ)21にパルス信号を供給し、第三駆動モータ21を回転させるプラテン制御回路34と、CPU31から供給される印字すべき文字、図形、およびバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、サーマルヘッド20に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御回路35と、CPU31の制御下、第二駆動モータ(ステッピングモータ)18に信号を供給し、第二駆動モータ18を回転させるリバース制御回路36と、CPU31の制御下、第一駆動モータ9に信号を供給し、第一駆動モータ9を回転させる繰出し制御回路37と、CPU31の制御下、ピッチセンサ22の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検出データとしてCPU31に供給するセンサ制御回路38と、CPU31の制御下、カットモータ43に信号を供給し、カットモータ43を回転させるカット制御回路44と、インタフェース39を介して各種情報を表示するための表示部40と、各種データやコマンドを入力するための操作部41が接続され、操作部41からの各種データやコマンドはインタフェース39を介してCPU31に供給されるとともに、CPU31からの情報を表示部40に表示されるようにしてある。
また、インタフェース42には、下限リミットスイッチLLS、上限リミットスイッチHLSと、とを接続することができる。
下限リミットスイッチLLSからON信号がインタフェース42を介してCPU31に供給されると、繰出し制御回路37に駆動信号を供給して第一駆動モータ9を駆動させることができる。
また、上限リミットスイッチHLSからON信号がインタフェースを介してCPU31に供給されると、繰出し制御回路37に停止信号を供給して第一駆動モータ9を停止することができる。
下限リミットスイッチLLSからON信号がインタフェース42を介してCPU31に供給されると、繰出し制御回路37に駆動信号を供給して第一駆動モータ9を駆動させることができる。
また、上限リミットスイッチHLSからON信号がインタフェースを介してCPU31に供給されると、繰出し制御回路37に停止信号を供給して第一駆動モータ9を停止することができる。
次に、図4に基づいてプリンタ1のリバース部4の動作について説明する。
ステップS1では、制御部30から印字部6に印字指令が供給されたか否かを判断する。
制御部30から印字部6に印字指令が供給されるとステップS2進み、ラベル連続体Pを順方向(印字方向)に移送するようにプラテンローラ19を駆動してラベル連続体PのラベルLに印字することができる。
プラテンローラ19がラベル連続体Pを順方向に移送する駆動動作と略同時に、制御部30から第二駆動モータ18に駆動信号が供給されて、反転駆動ローラ16および反転ローラ17がラベル連続体Pの順方向とは反対の逆方向に回転駆動するようにしてある。(図1中矢印A方向)これにより、ラベル連続体Pは、印字部6とリバース部4の間で緊張することができる。
反転駆動ローラ16および駆動ローラ17の回転速度は、プラテンローラ19の順方向の回転速度より遅く回転(低速回転)することができる。
また、ステップS1で印字指令が供給されない場合には、ステップS1に戻り、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
ステップS1では、制御部30から印字部6に印字指令が供給されたか否かを判断する。
制御部30から印字部6に印字指令が供給されるとステップS2進み、ラベル連続体Pを順方向(印字方向)に移送するようにプラテンローラ19を駆動してラベル連続体PのラベルLに印字することができる。
プラテンローラ19がラベル連続体Pを順方向に移送する駆動動作と略同時に、制御部30から第二駆動モータ18に駆動信号が供給されて、反転駆動ローラ16および反転ローラ17がラベル連続体Pの順方向とは反対の逆方向に回転駆動するようにしてある。(図1中矢印A方向)これにより、ラベル連続体Pは、印字部6とリバース部4の間で緊張することができる。
反転駆動ローラ16および駆動ローラ17の回転速度は、プラテンローラ19の順方向の回転速度より遅く回転(低速回転)することができる。
また、ステップS1で印字指令が供給されない場合には、ステップS1に戻り、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
ステップS2でラベル連続体Pを順方向に移送するようにプラテンローラ19が順方向回転し、1枚分のラベルLを印字した後に、さらにラベル連続体Pを順方向に移送して、所定のカット位置か否かを判断する(ステップS3)。
所定のカット位置と判断した時は、ステップS4に進み、カット位置でないと判断した時には、ステップS3の処理が繰り返し実行される。
ステップS4では、固定刃23および可動刃24によりラベル連続体Pの台紙D部分をカットしてステップS5に進む。
所定のカット位置と判断した時は、ステップS4に進み、カット位置でないと判断した時には、ステップS3の処理が繰り返し実行される。
ステップS4では、固定刃23および可動刃24によりラベル連続体Pの台紙D部分をカットしてステップS5に進む。
ステップS5では、ラベル連続体Pを印字開始位置まで逆方向に回転してラベル連続体Pを逆方向(順方向とは反対方向)に移送するようにプラテンローラ19を逆回転駆動することができる。
また、プラテンローラ19の逆回転駆動と同時に、第二駆動モータ18にプラテンローラ19の逆回転する回転量と同一の回転量となるように制御部30から信号が供給されて、プラテンローラ19、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、同一の回転量でラベル連続体Pを逆方向に移送することができる。そして、ステップS6に進む。
また、プラテンローラ19の逆回転駆動と同時に、第二駆動モータ18にプラテンローラ19の逆回転する回転量と同一の回転量となるように制御部30から信号が供給されて、プラテンローラ19、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、同一の回転量でラベル連続体Pを逆方向に移送することができる。そして、ステップS6に進む。
ステップS6では、ラベル連続体Pが所定の印字開始位置まで戻ったか否かを判断する。
所定の印字開始位置まで戻ったと判断した時には、ステップS7に進み、印字開始位置まで戻っていない場合には、ステップS6に戻り、ステップS6の処理が繰り返し実行される。
ステップS7では、プラテンローラ19、反転駆動ローラ16および反転ローラ17の駆動を停止することができる。
上述のステップS1からステップS7の動作を繰り返し行うことができる。
所定の印字開始位置まで戻ったと判断した時には、ステップS7に進み、印字開始位置まで戻っていない場合には、ステップS6に戻り、ステップS6の処理が繰り返し実行される。
ステップS7では、プラテンローラ19、反転駆動ローラ16および反転ローラ17の駆動を停止することができる。
上述のステップS1からステップS7の動作を繰り返し行うことができる。
次に、図5に基づいてプリンタ1のテンション部3の動作について説明する。
ステップS11では、印字動作に伴って変位ローラ10が案内長孔11に沿って下方に下がり、下限リミットスイッチLLSが制御部にON信号を供給したか否かを判断する。
変位ローラ軸10aが下限リミットスイッチLLSの作動片15を押し下げることにより、下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給されるとステップS12に進み、下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給しない場合には、ステップS11に戻り、ステップS11の処理が繰り返し実行される。
ステップS11では、印字動作に伴って変位ローラ10が案内長孔11に沿って下方に下がり、下限リミットスイッチLLSが制御部にON信号を供給したか否かを判断する。
変位ローラ軸10aが下限リミットスイッチLLSの作動片15を押し下げることにより、下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給されるとステップS12に進み、下限リミットスイッチLLSから制御部30にON信号が供給しない場合には、ステップS11に戻り、ステップS11の処理が繰り返し実行される。
ステップS12では、制御部30から第一駆動モータ9に駆動信号を供給して供給軸8を回転させることができる。供給軸8を回転することによりロール状のラベル連続体Pをテンション部3に向けて繰り出し、ステップS13に進む。
尚、供給軸8から繰り出されるラベル連続体Pの繰出速度は、プラテンローラ19の順方向に対するラベル連続体Pの移送速度より早く繰り出すことができる。
尚、供給軸8から繰り出されるラベル連続体Pの繰出速度は、プラテンローラ19の順方向に対するラベル連続体Pの移送速度より早く繰り出すことができる。
ステップS13では、上限リミットスイッチHLSが制御部30にON信号を供給したか否かを判断する。上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号が供給されるとステップS14に進み、上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号が供給されない場合には、ステップS13に戻り、ステップS13の処理が繰り返し実行される。
尚、供給軸8からラベル連続体Pが繰り出されると、変位ローラ10が徐々に案内長孔11に沿って上方に変位し、変位ローラ軸10aが上限リミットスイッチHLSの作動片14を押圧すると、上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号を供給することができる。
尚、供給軸8からラベル連続体Pが繰り出されると、変位ローラ10が徐々に案内長孔11に沿って上方に変位し、変位ローラ軸10aが上限リミットスイッチHLSの作動片14を押圧すると、上限リミットスイッチHLSから制御部30にON信号を供給することができる。
ステップS14では、第一駆動モータ9に停止信号が供給されて第一駆動モータ9の駆動を停止することができる。
第一駆動モータ9の駆動によりラベル連続体Pを印字部6に向けて印字速度より早く繰り出すことができるので、印字部6にラベル連続体Pの牽引するプラテンローラ19の牽引力の負担を軽減することができる。また、ラベル連続体Pの所定の印字位置に正確に印字することができる。また、可動刃24によるラベル連続体Pのカット位置を正確にすることができる。
第一駆動モータ9の駆動によりラベル連続体Pを印字部6に向けて印字速度より早く繰り出すことができるので、印字部6にラベル連続体Pの牽引するプラテンローラ19の牽引力の負担を軽減することができる。また、ラベル連続体Pの所定の印字位置に正確に印字することができる。また、可動刃24によるラベル連続体Pのカット位置を正確にすることができる。
このように、順方向(印字方向)にラベル連続体Pが移送される場合には、反転駆動ローラ16および駆動ローラ17の回転速度は、プラテンローラ19の順方向の回転速度より遅く回転することができる。
これにより、プラテンローラ19と反転駆動ローラ16により、印字部6とリバース部4との間のラベル連続体Pには所定のテンションが生じるので適正にピッチマーク(図示せず)を検出することができる。
これにより、プラテンローラ19と反転駆動ローラ16により、印字部6とリバース部4との間のラベル連続体Pには所定のテンションが生じるので適正にピッチマーク(図示せず)を検出することができる。
また、ラベル連続体Pを逆方向に移送する場合には、プラテンローラ19の逆回転する回転速度と同一の回転速度となるように反転駆動ローラ16および反転ローラ17を駆動することができ、これにより、印字部6とリバース部4との間のラベル連続体Pの弛みを防止して適正なテンションを得ることができ、適正にピッチマーク(図示せず)を検出することができる。
この実施の形態のプリンタ1では、ラベル連続体Pを順方向に移送させる場合に、プラテンローラ19の回転速度より、遅い回転速度で、反転駆動ローラ16および反転ローラ17を回転させるように説明したが、反転駆動ローラ16および反転ローラ17の回転量は、プラテンローラ19の回転速度と同一に設定することができる。
また、ラベル連続体Pを逆方向に移送させる場合に、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、プラテンローラ19の回転速度と同一の回転速度で回転するように説明したが、プラテンローラ19より早い回転速度で回転するように設定することができる。この場合には、ラベル連続体Pの種類(表面の材質、厚み、幅など)に応じて設定することができる。
また、ラベル連続体Pを逆方向に移送させる場合に、反転駆動ローラ16および反転ローラ17は、プラテンローラ19の回転速度と同一の回転速度で回転するように説明したが、プラテンローラ19より早い回転速度で回転するように設定することができる。この場合には、ラベル連続体Pの種類(表面の材質、厚み、幅など)に応じて設定することができる。
この実施の形態の反転駆動ローラ16および反転ローラ17の表面には樹脂製の摩擦係数の低い材料で説明したが、樹脂製に限定することなく、他の摩擦係数の低い材料であってもよい。
また、ラベル連続体Pのカットを1枚ごとにする例で説明したが、カットする枚数は任意に設定することができる。
また、ラベル連続体Pのカットを1枚ごとにする例で説明したが、カットする枚数は任意に設定することができる。
この実施の形態では、各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施するうえで好適な数、位置、形状等にすることができる。本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 プリンタ
2 用紙供給部
3 テンション部
4 リバース部
5 ピッチ検出部
6 印字部
7 切断部
9 第一駆動モータ
10 変位ローラ
10a 変位ローラ軸
11 案内長孔
12 コイルスプリング
13 作動片
14 作動片
16 反転駆動ローラ
17 反転ローラ
18 第二駆動モータ
19 プラテンローラ
20 サーマルヘッド
21 第三駆動モータ
22 ピッチセンサ
23 固定刃
24 可動刃
30 制御部
D 帯状の台紙
L ラベル
P ラベル連続体
HLS 上限リミットスイッチ
LLS 下限リミットスイッチ
2 用紙供給部
3 テンション部
4 リバース部
5 ピッチ検出部
6 印字部
7 切断部
9 第一駆動モータ
10 変位ローラ
10a 変位ローラ軸
11 案内長孔
12 コイルスプリング
13 作動片
14 作動片
16 反転駆動ローラ
17 反転ローラ
18 第二駆動モータ
19 プラテンローラ
20 サーマルヘッド
21 第三駆動モータ
22 ピッチセンサ
23 固定刃
24 可動刃
30 制御部
D 帯状の台紙
L ラベル
P ラベル連続体
HLS 上限リミットスイッチ
LLS 下限リミットスイッチ
Claims (4)
- 印字媒体を装填する用紙供給手段と、前記印字媒体のピッチマークを検出するピッチ検出手段と、印字手段と、を前記印字媒体の印字方向に向けて順次配置されたプリンタにおいて、
印字方向に移送される前記印字媒体とは反対方向に前記印字媒体を緊張させる反転駆動手段を設けたことを特徴とするプリンタ。 - 前記反転駆動手段は、前記印字媒体を挟持する反転駆動ローラと反転ローラとを備え、前記印字媒体に印字する印字方向とは反対方向に回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
- 前記反転駆動ローラは、印字方向に移送される印字媒体に対し摩擦係数を低くしたことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
- 前記印字部にはプラテンローラを備え、このプラテンローラの回転速度に基づいて印字方向に移送される前記印字媒体の移送速度より低速で前記反転駆動ローラを回転するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007018175A JP2008183769A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007018175A JP2008183769A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008183769A true JP2008183769A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=39727113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007018175A Pending JP2008183769A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008183769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183608A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
-
2007
- 2007-01-29 JP JP2007018175A patent/JP2008183769A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011183608A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
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