JP4683437B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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本発明は、車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズを具備し、車両用前照灯ハウジングとカバーレンズとによって画定される灯室内に、光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタとを有するランプユニットを配置した車両用前照灯に関する。
特に、本発明は、車両用前照灯の振動時における車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットのがたつきを抑制することができる車両用前照灯に関する。
詳細には、本発明は、カバーレンズが車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されるのに伴って、車両用前照灯の振動時に車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットのがたつきが大きくなってしまうのを回避することができる車両用前照灯に関する。
従来から、車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズを具備し、車両用前照灯ハウジングとカバーレンズとによって画定される灯室内に、光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタとを有するランプユニットを配置した車両用前照灯が知られている。この種の車両用前照灯の例としては、例えば特開2001−351413号公報の図1および図2に記載されたものがある。
特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、リフレクタからの反射光の光軸を上下方向に調整するための光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)と、リフレクタからの反射光の光軸を左右方向に調整するための光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)とが設けられている。
詳細には、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、リフレクタからの反射光の光軸を上下方向に調整するための光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)が車両中心側に配置され、リフレクタからの反射光の光軸を左右方向に調整するための光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)が車両側面側に配置されている。
また、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)が、車両用前照灯ハウジングに対して回転可能に車両用前照灯ハウジングの後側壁の軸受部によって支持されている。
つまり、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)の根元部分が、車両用前照灯ハウジングの後側壁の軸受部により、片持ち構造で支持されている。
更に、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)の雄ねじ部とランプユニットの雌ねじ部(ナット)とが螺合せしめられ、ランプユニットが光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)によって支持されている。
つまり、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、片持ち構造で支持されている光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)の先端部分によって、ランプユニットが支持されている。
ところで、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、カバーレンズが車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されているため、車両側面側の光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)の根元部分を支持する車両用前照灯ハウジングの後側壁の軸受部が、かなり奥まった位置(後側の位置)に位置している。
そのため、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、車両側面側の光軸調整ボルト(エイミングスクリュー)のうち、車両用前照灯ハウジングの後側壁の軸受部によって支持される根元部分(支点)と、ランプユニットを支持する先端部分(力点)との間隔が非常に大きくなってしまう。
その結果、特開2001−351413号公報の図1および図2に記載された車両用前照灯では、例えば車両走行時などのような車両用前照灯の振動時に、車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットの振動の振幅が大きくなり、車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットのがたつきが大きくなってしまう。
特開2001−351413号公報の図1および図2
前記問題点に鑑み、本発明は、車両用前照灯の振動時における車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットのがたつきを抑制することができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
換言すれば、本発明は、カバーレンズが車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されるのに伴って、車両用前照灯の振動時に車両用前照灯ハウジングに対するランプユニットのがたつきが大きくなってしまうのを回避することができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズ(102)を具備し、
車両用前照灯ハウジング(101)とカバーレンズ(102)とによって灯室(103)を画定し、
光源(1)と、光源(1)からの光を反射するためのリフレクタ(2)とを有するランプユニット(104)を灯室(103)内に配置し、
車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両中心側部分(101a)の軸受部(101a1,101c1)によって支持された車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)と、
車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)によって支持された車両側面側光軸調整ボルト(105b)とを設け、
車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)の雄ねじ部(105a1,105c1)とランプユニット(104)の車両中心側雌ねじ部(3a,3c)とを螺合させると共に、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の雄ねじ部(105b1)とランプユニット(104)の車両側面側雌ねじ部(3b)とを螺合させることにより、ランプユニット(104)を支持する車両用前照灯(100)において、
樹脂材料の成形によって車両用前照灯ハウジング(101)を形成し、
車両側面側光軸調整ボルト(105b)を回転可能に支持するための補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)とは別個に設け、
補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の前側に配置し
補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に取り付け、
車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)と嵌合するための凹部(106c)を補助軸受部材(106)に形成したことを特徴とする車両用前照灯(100)が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接するためのテーパ状当接部(106c1)を補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯(100)が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、ランプユニット(104)に車両側面側突起(3d)を形成し、
ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持するためのガイドレール(106d)を補助軸受部材(106)に形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯(100)が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、補助軸受部材(106)をポリアセタール(POM)によって形成したことを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯(100)が提供される。
請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズ(102)が設けられている。また、車両用前照灯ハウジング(101)とカバーレンズ(102)とによって灯室(103)が画定されている。更に、光源(1)と、光源(1)からの光を反射するためのリフレクタ(2)とを有するランプユニット(104)が、灯室(103)内に配置されている。
また、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両中心側部分(101a)の軸受部(101a1,101c1)によって支持された車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)が設けられている。更に、車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)によって支持された車両側面側光軸調整ボルト(105b)が設けられている。
つまり、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)が、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)により、片持ち構造で支持されている。
更に、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)の雄ねじ部(105a1,105c1)とランプユニット(104)の車両中心側雌ねじ部(3a,3c)とを螺合させると共に、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の雄ねじ部(105b1)とランプユニット(104)の車両側面側雌ねじ部(3b)とを螺合させることにより、ランプユニット(104)が支持されている。
つまり、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、片持ち構造で支持されている車両側面側光軸調整ボルト(105b)の先端部分(105b3)の雄ねじ部(105b1)によって、ランプユニット(104)が支持されている。
上述したように、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、カバーレンズ(102)が車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されているため、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)を支持する車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)が、かなり奥まった位置(後側の位置)に位置している。
また、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両用前照灯ハウジング(101)が樹脂材料の成形によって形成されている。そのため、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)を、奥まった位置(後側の位置)から前側の位置まで突出させようとすると、軸受部(101b1)にヒケが発生するおそれが生じてしまう。
その結果、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両側面側光軸調整ボルト(105b)のうち、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)によって支持される根元部分(支点)(105b2)と、ランプユニット(104)を支持する先端部分(力点)(105b3)との間隔が非常に大きくなり、車両用前照灯(100)の振動時に車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきが大きくなってしまうおそれがある。
この点に鑑み、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両側面側光軸調整ボルト(105b)を回転可能に支持するための補助軸受部材(106)が、車両用前照灯ハウジング(101)とは別個に設けられている。詳細には、補助軸受部材(106)が、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の前側に配置されている。
つまり、請求項1に記載の車両用前照灯(100)では、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)が、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)によって支持されるのみならず、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)と先端部分(105b3)との間の中間部分(105b4)が、補助軸受部材(106)によって支持されている。
そのため、請求項1に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両側面側光軸調整ボルト(105b)のうち、補助軸受部材(106)によって支持される中間部分(支点)(105b4)と、ランプユニット(104)を支持する先端部分(力点)(105b3)との間隔を小さくすることができる。
その結果、請求項1に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両用前照灯(100)の振動時における車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、請求項1に記載の車両用前照灯(100)によれば、カバーレンズ(102)が車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されるのに伴って、車両用前照灯(100)の振動時に車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきが大きくなってしまうのを回避することができる。
請求項に記載の車両用前照灯(100)では、補助軸受部材(106)が、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に取り付けられている。
つまり、請求項に記載の車両用前照灯(100)では、補助軸受部材(106)が、車両用前照灯ハウジング(101)の車両側面側の側壁に取り付けられるのではなく、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に取り付けられている。
そのため、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両側面側の側壁を車両用前照灯ハウジング(101)に設ける必要なく、車両用前照灯(100)の振動時における車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、カバーレンズ(102)を車両の前面から車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)まで回り込ませることができると共に、車両用前照灯(100)の振動時における車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきを抑制することができる。
請求項に記載の車両用前照灯(100)では、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)と嵌合するための凹部(106c)が、補助軸受部材(106)に形成されている。
つまり、請求項に記載の車両用前照灯(100)では、補助軸受部材(106)が車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に取り付けられる時に、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)と、補助軸受部材(106)の凹部(106c)とが嵌合せしめられる。
そのため、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に対する補助軸受部材(106)の位置決めを容易にすることができる。
換言すれば、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)を支持する軸受部(貫通穴)(101b1)と、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の中間部分(105b4)を支持する軸受部(貫通穴)(106a)との芯出しを容易に行うことができる。
請求項に記載の車両用前照灯(100)では、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接するためのテーパ状当接部(106c1)が、補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面に形成されている。
つまり、請求項に記載の車両用前照灯(100)では、補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面全体が車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接せしめられるのではなく、補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面に形成されたテーパ状当接部(106c1)が、車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接せしめられる。
そのため、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面全体が車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接せしめられる場合よりも高精度に、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の根元部分(105b2)を支持する軸受部(貫通穴)(101b1)と、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の中間部分(105b4)を支持する軸受部(貫通穴)(106a)との芯出しを行うことができる。
請求項に記載の車両用前照灯(100)では、車両側面側突起(3d)がランプユニット(104)に形成されている。更に、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持するためのガイドレール(106d)が補助軸受部材(106)に形成されている。
つまり、請求項に記載の車両用前照灯(100)では、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持するためのガイドレールが車両用前照灯ハウジング(101)の車両側面側の側壁に形成されるのではなく、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持するためのガイドレール(106d)が補助軸受部材(106)に形成されている。
そのため、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両側面側の側壁を車両用前照灯ハウジング(101)に設ける必要も、ガイドレールを車両用前照灯ハウジング(101)の車両側面側の側壁に設ける必要もなく、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)および補助軸受部材(106)のガイドレール(106d)により、車両用前照灯(100)の振動時における車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、カバーレンズ(102)を車両の前面から車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)まで回り込ませることができると共に、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)および補助軸受部材(106)のガイドレール(106d)により、車両用前照灯(100)の振動時における車両用前照灯ハウジング(101)に対するランプユニット(104)のがたつきを抑制することができる。
請求項に記載の車両用前照灯(100)では、補助軸受部材(106)がポリアセタール(POM)によって形成されている。そのため、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の中間部分(105b4)を円滑に回転可能に支持することができると共に、ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持することができる。換言すれば、請求項に記載の車両用前照灯(100)によれば、補助軸受部材(106)が例えばポリプロピレン(PP)によって形成されている場合よりも、補助軸受部材(106)の剛性を向上させることができると共に、車両側面側光軸調整ボルト(105b)およびランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)に対する耐摩耗性を向上させることができる。
以下、本発明の車両用前照灯の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の車両用前照灯100の正面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図である。図3は第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する車両用前照灯ハウジング101、ランプユニット104等の関係を概略的に示した分解斜視図である。図4は第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106の斜視図である。詳細には、図4(A)は補助軸受部材106を右前側かつ上側から見た斜視図、図4(B)は補助軸受部材106を右後側かつ上側から見た斜視図である。
図5は第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106と車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1と光軸調整ボルト105bとの関係を概略的に示した分解斜視図である。図6は第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1および光軸調整ボルト105bの概略的な水平断面図である。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、図1および図2に示すように、車両の前面(図2の下側)から車両の側面(図2の左側)に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズ102が設けられている。また、車両用前照灯ハウジング101とカバーレンズ102とによって灯室103が画定されている。更に、光源1と、光源1からの光を反射するためのリフレクタ2と、リフレクタ2からの反射光の一部を遮るためのシェード4と、シェード4によって遮られなかった光を照射方向(図2の下側)に照射するための投影レンズ5と、レンズホルダ6とを有するランプユニット104が、灯室103内に配置されている。
詳細には、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図3に示すように、光源1(図2参照)と、リフレクタ2と、シェード4(図2参照)と、投影レンズ5と、レンズホルダ6とによって構成される組立体が、例えばねじ止めによってフランジ3に固定され、それらにより、ランプユニット104が構成されている。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、光源1からの光がリフレクタ2によって反射され、リフレクタ2からの反射光のうち、シェード4によって遮られなかった光が投影レンズ5を介して車両用前照灯100の照射方向(図2の下側)に照射されるようにランプユニット104が構成されているが、第2の実施形態の車両用前照灯では、代わりに、シェード4、投影レンズ5およびレンズホルダ6を省略し、光源1からの光がリフレクタ2によって反射され、リフレクタ2からの反射光が車両用前照灯100の照射方向(図2の下側)に照射されるようにランプユニット104を構成することも可能である。
また、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2および図3に示すように、光軸調整ボルト105aが、車両用前照灯ハウジング101に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101a1によって支持されている。また、光軸調整ボルト105cが、車両用前照灯ハウジング101に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101c1によって支持されている。更に、光軸調整ボルト105bが、車両用前照灯ハウジング101に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1によって支持されている。
つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2および図3に示すように、光軸調整ボルト105aの根元部分105a2が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101a1により、片持ち構造で支持されている。また、光軸調整ボルト105cの根元部分105c2が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101c1により、片持ち構造で支持されている。更に、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1により、片持ち構造で支持されている。
更に、第1の実施形態の車両用前照灯100では、光軸調整ボルト105aの雄ねじ部105a1とランプユニット104のブラケット3の雌ねじ部3aとを螺合させ、光軸調整ボルト105cの雄ねじ部105c1とランプユニット104のブラケット3の雌ねじ部3cとを螺合させ、光軸調整ボルト105bの雄ねじ部105b1とランプユニット104のブラケット3の雌ねじ部3bとを螺合させることにより、ランプユニット104が支持されている。
つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2および図3に示すように、片持ち構造で支持されている光軸調整ボルト105aの先端部分105a3の雄ねじ部105a1と、片持ち構造で支持されている光軸調整ボルト105cの先端部分105c3の雄ねじ部105c1と、片持ち構造で支持されている光軸調整ボルト105bの先端部分105b3の雄ねじ部105b1とによって、ランプユニット104が支持されている。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、図3に示すように、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aに2本の光軸調整ボルト105a,105cが設けられているが、第3の実施形態の車両用前照灯では、2本の光軸調整ボルト105a,105cのうちのいずれか1本の代わりに玉継手を設け、その玉継手によって車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aとランプユニット104のブラケット3とを接続することも可能である。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2に示すように、カバーレンズ102が車両の前面(図2の下側)から車両の側面(図2の左側)に回り込むようにスラントして構成されているため、図2および図3に示すように、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2を支持する車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1が、光軸調整ボルト105aの根元部分105a2を支持する車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101a1、および、光軸調整ボルト105cの根元部分105c2を支持する車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101c1よりも、奥まった位置(後側(図2の上側)の位置)に位置している。
また、第1の実施形態の車両用前照灯100では、車両用前照灯ハウジング101が、例えばポリプロピレン(PP)のような樹脂材料の成形によって形成されている。そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100では、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1を、奥まった位置(後側(図2の上側)の位置)から前側(図2の下側)の位置まで突出させようとすると、軸受部101b1にヒケが発生するおそれが生じてしまう。
その結果、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2および図3に示すように、光軸調整ボルト105bのうち、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1によって支持される根元部分(支点)105b2と、ランプユニット104を支持する先端部分(力点)105b3との間隔が、光軸調整ボルト105aのうち、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101a1によって支持される根元部分(支点)105a2と、ランプユニット104を支持する先端部分(力点)105a3との間隔、および、光軸調整ボルト105cのうち、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両中心側部分101aの軸受部101c1によって支持される根元部分(支点)105c2と、ランプユニット104を支持する先端部分(力点)105c3との間隔に比べてかなり大きくなり、車両用前照灯100の振動時に車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきが大きくなってしまうおそれがある。
この点に鑑み、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2、図4、図5および図6に示すように、光軸調整ボルト105bを回転可能に支持するための補助軸受部材106が、車両用前照灯ハウジング101とは別個に設けられている。詳細には、補助軸受部材106が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1の前側(図2の下側、図5の左下側、図6の下側)に配置されている。
つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2、図5および図6に示すように、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1によって支持されるのみならず、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2と先端部分105b3との間の中間部分105b4が、補助軸受部材106の軸受部106aによって支持されている。
そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、図2、図5および図6に示すように、光軸調整ボルト105bのうち、補助軸受部材106の軸受部106aによって支持される中間部分(支点)105b4と、ランプユニット104を支持する先端部分(力点)105b3との間隔を小さくすることができる。
その結果、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、車両用前照灯100の振動時における車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、カバーレンズ102が車両の前面(図2の下側)から車両の側面(図2の左側)に回り込むようにスラントして構成されるのに伴って、車両用前照灯100の振動時に車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきが大きくなってしまうのを回避することができる。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、車両用前照灯ハウジング101がポリプロピレン(PP)の成形によって形成されているが、第4の実施形態の車両用前照灯では、代わりに、ポリプロピレン(PP)以外の任意の樹脂材料の成形によって車両用前照灯ハウジング101を形成することも可能である。
図2において、107はエクステンションを示しており、図4および図5において、106bはねじ穴を示している。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、図5に示すように、補助軸受部材106が、例えばねじ止めにより、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bに取り付けられている。つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106が、車両用前照灯ハウジング101の車両側面側の側壁に取り付けられるのではなく、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bに取り付けられている。換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2に示すように、車両側面側(図2の左側)の側壁が車両用前照灯ハウジング101に設けられていない。
そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、車両側面側の側壁を車両用前照灯ハウジング101に設ける必要なく、車両用前照灯100の振動時における車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、図2に示すように、カバーレンズ102を車両の前面(図2の下側)から車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101b(図2の左側)まで回り込ませることができると共に、車両用前照灯100の振動時における車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきを抑制することができる。
また、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図4(B)および図6に示すように、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1と嵌合するための凹部106cが、補助軸受部材106に形成されている。つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106が車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bに取り付けられる時に、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1と、補助軸受部材106の凹部106cとが嵌合せしめられる。
そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bに対する補助軸受部材106の位置決めを容易にすることができる。
換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、図6に示すように、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2を支持する軸受部(貫通穴)101b1と、光軸調整ボルト105bの中間部分105b4を支持する軸受部(貫通穴)106aとの芯出しを容易に行うことができる。
更に、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図4(B)および図6に示すように、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1の外周面101b1aに当接するためのテーパ状当接部106c1が、例えば3箇所程度、補助軸受部材106の凹部106cの内周面に形成されている。
つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106の凹部106cの内周面全体が車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1の外周面101b1aに当接せしめられるのではなく、補助軸受部材106の凹部106cの内周面に形成された3箇所程度のテーパ状当接部106c1が、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1の外周面101b1aに当接せしめられる。
そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、補助軸受部材106の凹部106cの内周面全体が車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1の外周面101b1aに当接せしめられる場合よりも高精度に、光軸調整ボルト105bの根元部分105b2を支持する軸受部(貫通穴)101b1と、光軸調整ボルト105bの中間部分105b4を支持する軸受部(貫通穴)106aとの芯出しを行うことができる。
また、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図3に示すように、突起3dがランプユニット104のブラケット3に形成されている。更に、図4(A)および図5に示すように、その突起3dを支持するためのガイドレール106dが補助軸受部材106に形成されている。
つまり、第1の実施形態の車両用前照灯100では、ランプユニット104のブラケット3の突起3dを支持するためのガイドレールが車両用前照灯ハウジング101の車両側面側の側壁に形成されるのではなく、図4(A)および図5に示すように、ランプユニット104のブラケット3の突起3dを支持するためのガイドレール106dが補助軸受部材106に形成されている。換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図2に示すように、車両側面側(図2の左側)の側壁が車両用前照灯ハウジング101に設けられていない。
そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、車両側面側の側壁を車両用前照灯ハウジング101に設ける必要も、ガイドレールを車両用前照灯ハウジング101の車両側面側の側壁に設ける必要もなく、ランプユニット104のブラケット3の突起3dおよび補助軸受部材106のガイドレール106dにより、車両用前照灯100の振動時における車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきを抑制することができる。
換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、カバーレンズ102を車両の前面(図2の下側)から車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101b(図2の左側)まで回り込ませることができると共に、ランプユニット104のブラケット3の突起3dおよび補助軸受部材106のガイドレール106dにより、車両用前照灯100の振動時における車両用前照灯ハウジング101に対するランプユニット104のがたつきを抑制することができる。
詳細には、第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106のガイドレール106dの部分における金型抜き方向が、ガイドレール106dの溝の深さ方向に設定されている。つまり、補助軸受部材106のガイドレール106dの部分における金型抜き方向(図4(A)の左上−右下方向)が、補助軸受部材106の軸受部(貫通穴)106aの部分における金型抜き方向(図4(A)の左下−右上方向、光軸調整ボルト105b(図5参照)の中心軸線方向)と概略直交する方向に設定されている。
更に、第1の実施形態の車両用前照灯100では、図3に示すように、突起3eがランプユニット104のブラケット3に形成されている。また、その突起3eを支持するためのガイドレール101d1が車両用前照灯ハウジング101の車両中心側の側壁101dに形成されている。
また、第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106がポリアセタール(POM)によって形成されている。そのため、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、光軸調整ボルト105bの中間部分105b4を円滑に回転可能に支持することができると共に、ランプユニット104のブラケット3の突起3dを支持することができる。換言すれば、第1の実施形態の車両用前照灯100によれば、補助軸受部材106が例えばポリプロピレン(PP)によって形成されている場合よりも、補助軸受部材106の剛性を向上させることができると共に、光軸調整ボルト105bおよびランプユニット104のブラケット3の突起3dに対する耐摩耗性を向上させることができる。
第1の実施形態の車両用前照灯100では、補助軸受部材106がポリアセタール(POM)によって形成されているが、第5の実施形態の車両用前照灯では、代わりに、例えばアルミダイキャストによって補助軸受部材106を形成することも可能である。
第6の実施形態では、上述した第1から第5の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
第1の実施形態の車両用前照灯100の正面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する車両用前照灯ハウジング101、ランプユニット104等の関係を概略的に示した分解斜視図である。 第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106の斜視図である。 第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106と車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1と光軸調整ボルト105bとの関係を概略的に示した分解斜視図である。 第1の実施形態の車両用前照灯100の一部を構成する補助軸受部材106、車両用前照灯ハウジング101の後側壁の車両側面側部分101bの軸受部101b1および光軸調整ボルト105bの概略的な水平断面図である。
符号の説明
1 光源
2 リフレクタ
3 ブラケット
3a,3b,3c 雌ねじ部
100 車両用前照灯
101 車両用前照灯ハウジング
101a 後側壁の車両中心側部分
101b 後側壁の車両側面側部分
101a1,101b1,101c1 軸受部
102 カバーレンズ
103 灯室
104 ランプユニット
105a,105b,105c 光軸調整ボルト
105a1,105b1,105c1 雄ねじ部
106 補助軸受部材
106a 軸受部

Claims (4)

  1. 車両の前面から車両の側面に回り込むようにスラントして構成されたカバーレンズ(102)を具備し、
    車両用前照灯ハウジング(101)とカバーレンズ(102)とによって灯室(103)を画定し、
    光源(1)と、光源(1)からの光を反射するためのリフレクタ(2)とを有するランプユニット(104)を灯室(103)内に配置し、
    車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両中心側部分(101a)の軸受部(101a1,101c1)によって支持された車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)と、
    車両用前照灯ハウジング(101)に対して回転可能に車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)によって支持された車両側面側光軸調整ボルト(105b)とを設け、
    車両中心側光軸調整ボルト(105a,105c)の雄ねじ部(105a1,105c1)とランプユニット(104)の車両中心側雌ねじ部(3a,3c)とを螺合させると共に、車両側面側光軸調整ボルト(105b)の雄ねじ部(105b1)とランプユニット(104)の車両側面側雌ねじ部(3b)とを螺合させることにより、ランプユニット(104)を支持する車両用前照灯(100)において、
    樹脂材料の成形によって車両用前照灯ハウジング(101)を形成し、
    車両側面側光軸調整ボルト(105b)を回転可能に支持するための補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)とは別個に設け、
    補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の前側に配置し
    補助軸受部材(106)を車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)に取り付け、
    車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)と嵌合するための凹部(106c)を補助軸受部材(106)に形成したことを特徴とする車両用前照灯(100)。
  2. 車両用前照灯ハウジング(101)の後側壁の車両側面側部分(101b)の軸受部(101b1)の外周面(101b1a)に当接するためのテーパ状当接部(106c1)を補助軸受部材(106)の凹部(106c)の内周面に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯(100)。
  3. ランプユニット(104)に車両側面側突起(3d)を形成し、
    ランプユニット(104)の車両側面側突起(3d)を支持するためのガイドレール(106d)を補助軸受部材(106)に形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯(100)。
  4. 補助軸受部材(106)をポリアセタール(POM)によって形成したことを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯(100)。
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