JP5545973B2 - 車輌用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は車輌用前照灯に関する。詳しくは、ランプユニットの前後方向における位置によらずに位置決めを行うストッパーを設けて位置決め作業における作業性の向上を図る技術分野に関する。
車輌用前照灯には、例えば、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源や該光源から出射された光を反射するリフレクターを有するランプユニットが配置されたものがある。
このような車輌用前照灯には、ランプユニットがブラケットに回動自在(傾動自在)に支持され、ランプユニットがアクチュエーターの駆動力によって回動されるタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
例えば、ランプユニットがアクチュエーターによって上下方向へ回動(傾動)されることにより、車載物の重量によって変化する光軸のズレを調整する所謂レベリング調整が行われ、ランプユニットがアクチュエーターによって左右方向(水平方向)へ回動されることにより、車輌の走行方向に追従して光軸の向きを変化させる所謂スイブル動作が行われる。
上記のようなアクチュエーターによってランプユニットが回動される車輌用前照灯にあっては、アクチュエーターがランプユニットの下側に配置され、ランプユニットの下端部に連結軸部を有するジョイントが取り付けられている。ジョイントの連結軸部はアクチュエーターに連結されている。
ランプユニットの上端部にはレベリング調整及びスイブル動作の回動支点となる支点部(球状部)が設けられている。
レベリング調整時には、アクチュエーターの駆動力によって下端部が前後方向へ移動されることにより支点部を支点としてランプユニットが上下方向へ回動される。
一方、スイブル動作時には、アクチュエーターの駆動力によって支点部を支点としてランプユニットが左右方向へ回動される。
このようなランプユニットがアクチュエーターによって回動可能な構成とされている場合には、水平方向における初期位置を決定するための位置決め作業を行う必要がある。位置決め作業は、例えば、ランプユニットの水平方向における回動範囲に位置決め部を設け、該位置決め部にランプユニットの一部又はランプユニットに取り付けられた部材の一部を接触させることにより行われる。
上記のような水平方向における初期位置を決定することにより、例えば、初期位置から所定の角度水平方向に回動される位置を光軸が前後に延びる向きとして設定することが可能となる。
しかしながら、上記のような車輌用前照灯においては、スイブル動作を行うためにランプユニットが水平方向へ回動される他、レベリング調整を行うためにランプユニットの下端部が前後方向へ移動されるようにして上下方向へも回動される。従って、ランプユニットの前後方向における位置によってランプユニットの一部が位置決め部に接触する角度が変化してしまう。
そこで、上記のようなレベリング調整及びスイブル動作が可能な車輌用前照灯にあっては、ランプユニットを前方又は後方の一方の移動端に移動させた状態でランプユニットを水平方向へ回動させて上記した初期位置を決定するための位置決め作業を行うようにしている。
特開2008−94275号公報
ところが、従来の車輌用前照灯においては、初期位置を決定するための位置決め作業に際し、一旦、ランプユニットを前方又は後方の一方の移動端に移動させる必要があるため、その分、位置決め作業に手間がかかり、位置決め作業における作業性が低いと言う問題がある。
そこで、本発明車輌用前照灯は、上記した問題点を克服し、位置決め作業における作業性の向上を図ることを課題とする。
車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、光源から出射された光を前方へ照射すると共に上端部を支点として下端部が前後へ移動する第1の方向へ傾動可能かつ第2の方向である水平方向へ回動可能とされたランプユニットと、前記ランプユニットを前記第1の方向へ傾動可能かつ前記第2の方向へ回動可能に支持すると共に前後方向に延びる位置決め面を有する位置決め部が設けられたブラケットと、前記ランプユニットに取り付けられた被取付部と前記被取付部から下方へ突出された連結軸部とを有し前記連結軸部が前記ランプユニットを前記第1の方向及び前記第2の方向へ移動させるアクチュエーターに連結されると共に前記ランプユニットと一体となって傾動及び回動されるジョイントと、前記ランプユニット又は前記ジョイントに設けられ前記位置決め部の位置決め面に接して前記ランプユニットの水平方向における位置決めを行う当接面を有するストッパーとを備え、前記ストッパーは水平方向において略三角形状に形成され、当接面が前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記位置決め部の位置決め面に接触可能とされると共に前記当接面が前記位置決め面に接した状態において前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記当接面が前後方向へ延びる向きとされたものである。
従って、車輌用前照灯にあっては、ストッパーの当接面が位置決め部の位置決め面に接したときにランプユニットの第1の方向への移動範囲の全範囲においてランプユニットの水平方向における角度が同じ角度になる。
本発明車輌用前照灯は、光源から出射された光を前方へ照射すると共に上端部を支点として下端部が前後へ移動する第1の方向へ傾動可能かつ第2の方向である水平方向へ回動可能とされたランプユニットと、前記ランプユニットを前記第1の方向へ傾動可能かつ前記第2の方向へ回動可能に支持すると共に前後方向に延びる位置決め面を有する位置決め部が設けられたブラケットと、前記ランプユニットに取り付けられた被取付部と前記被取付部から下方へ突出された連結軸部とを有し前記連結軸部が前記ランプユニットを前記第1の方向及び前記第2の方向へ移動させるアクチュエーターに連結されると共に前記ランプユニットと一体となって傾動及び回動されるジョイントと、前記ランプユニット又は前記ジョイントに設けられ前記位置決め部の位置決め面に接して前記ランプユニットの水平方向における位置決めを行う当接面を有するストッパーとを備え、前記ストッパーは水平方向において略三角形状に形成され、当接面が前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記位置決め部の位置決め面に接触可能とされると共に前記当接面が前記位置決め面に接した状態において前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記当接面が前後方向へ延びる向きとされたことを特徴とする。
従って、位置決め作業に際してランプユニットを第1の方向へ傾動させる必要がなく、位置決め作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記ストッパーを前記ジョイントに一体に形成している。
従って、部品点数の削減による車輌用前照灯の製造コストの高騰を抑制することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記ストッパーを水平方向において対称の形状に形成している。
従って、車体の前端部における左側に取り付けられる車輌用前照灯と右側に取り付けられる車輌用前照灯の双方に同一のジョイントを用いることができ、部品の共用化による製造コストの低減を図ることができる。
以下に、本発明車輌用前照灯を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する(図1乃至図6参照)。
車輌用前照灯1は車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用前照灯1は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2と該ランプハウジング2の開口2aを閉塞するカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、該灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ランプハウジング2の後端部には前後に貫通された取付用開口2bが形成されている。ランプハウジング2の下端部には上下に貫通された配置用開口2cが形成されている。
灯室5にはブラケット6が配置されている(図1及び図2参照)。ブラケット6は図示しないエイミング調整機構によって左右方向及び上下方向へランプハウジング2に傾動自在に支持されている。ブラケット6は上下方向を向くベース部7と該ベース部7の左右両端部からそれぞれ上方へ突出された柱部8、8と該柱部8、8の上端部間を連結する吊下部9とから成る。吊下部9の左右方向における中央部には支持受部9aが形成されている。
ベース部7には上下に貫通された挿入配置孔7aが形成されている。ベース部7の上面の後端寄りの位置には上方へ突出された位置決め部7bが設けられている。位置決め部7bは、例えば、挿入配置孔7aの右側の開口縁の付近に設けられ、前後に延びる直方体状に形成されている。位置決め部7bの左側面は前後に延び左方を向く位置決め面7cとして形成されている。
尚、車体の前端部における右側に取り付けられる車輌用前照灯1にあっては、例えば、位置決め部7bが挿入配置孔7aの右側の開口縁の付近に設けられ、車体の前端部における左側に取り付けられる車輌用前照灯1にあっては、例えば、位置決め部7bが挿入配置孔7aの左側の開口縁の付近に設けられる。
灯室5にはランプユニット10が配置されている。ランプユニット10はブラケット6に上下方向(第1の方向)へ傾動自在かつ左右方向(水平方向:第2の方向)へ回動自在に支持されている。
ランプユニット10は内面で光を反射するリフレクター11と、該リフレクター11の後端部に保持された光源12と、リフレクター11の前端に取り付けられたレンズホルダー13と、該レンズホルダー13の前端部に保持された投影レンズ14とを有している。
リフレクター11は前方に開口された椀状に形成され、内面が反射面11aとして形成されている。反射面11aは放物面又は楕円面に形成されている。
レンズホルダー13にはシェード13aが設けられ、該シェード13aはランプユニット10の内部に突出した状態で設けられている。シェード13aは光源12から出射された光の一部を遮蔽する機能を有している。光源12としては、例えば、放電灯が用いられている。
ランプユニット10は上下に離隔して位置されレンズホルダー13の上下両端部にそれぞれ設けられた支持軸15、16を支点として左右方向へ回動可能に支持されている。ランプユニット10は車輌の進行方向に応じて左右方向へ回動され、光源12から出射される光が車輌の進行方向に追従するように照射される。
支持軸15は球状部17に連結され、該球状部17がブラケット6の吊下部9に取り付けられた押さえ部材18に押さえられて吊下部9の支持受部9aに支持される。
ランプユニット10は支持軸16が前後方向へ移動することにより球状部17を支点として上下方向へ傾動可能とされている。
ランプユニット10の下端部にはジョイント19が取り付けられる(図1乃至図3参照)。ジョイント19は被取付部20と該被取付部20から下方へ突出された連結軸部21と該連結軸部21から略後方へ突出されたストッパー22とが一体に形成されて成る(図3参照)。
被取付部20は外形が円柱状に形成された基体部23と該基体部23の外周面からそれぞれ左右に突出された突片24、24とから成る。基体部23には上方に開口された挿入凹部23aが形成されている。突片24、24にはそれぞれネジ挿通孔24a、24aが形成されている。
連結軸部21は外形が円柱状に形成されジョイント19の基体部23の下面における外周部を除く部分から下方へ突出されている。連結軸部21には下方に開口された連結用凹部21aが形成されている。
ストッパー22は先細りの略二等辺三角形状に形成され、左右両側面が当接面22a、22aとして形成されている。当接面22aは平面状に形成されている。
ストッパー22は、上記したように、略二等辺三角形状に形成され、左右方向において対称な形状に形成されている(図4参照)。即ち、ストッパー22は、その先端22bと連結軸部21の中心Pとを結ぶ線を基準線Mとすると、基準線Mの右側の部分と左側の部分の形状及び大きさが同一にされている。従って、基準線Mに対する当接面22a、22aの傾斜角度θ1、θ2も同じ角度にされている。
ジョイント19は被取付部20の挿入凹部23aにランプユニット10の支持軸16が挿入された状態において、ネジ挿通孔24a、24aにそれぞれ挿通される図示しない取付ネジによって突片24、24がランプユニット10の下端部に取り付けられる。
ジョイント19の連結軸部21はワッシャー25に挿入される(図1及び図2参照)。ワッシャー25は円環部26と該円環部26の外周面からそれぞれ左右に突出された摺動突部27、27とが一体に形成されて成る。
灯室5の前端側にはランプユニット10の一部を遮蔽するエクステンション28が配置されている(図1参照)。
ランプハウジング2の後端部には取付用開口2bを閉塞するバックカバー29が取り付けられている。
ランプハウジング2の下端部には配置用開口2cを閉塞する取付カバー30が取り付けられている。取付カバー30は上方に開口された箱状に形成されている。
取付カバー30には、その内部に放電灯点灯装置31が取り付けられている。放電灯点灯装置31は光源12を点灯するための装置であり、内部に点灯回路を有している。
放電灯点灯装置31は光源12にケーブル32によって接続され、該ケーブル32はランプユニット10の後方から下方に亘って配置されている。
ランプユニット10の下側にはアクチュエーター33が配置されている。アクチュエーター33はケース体34と該ケース体34に配置された図示しない駆動機構とケース体34の上面側に配置されたスラスト受け35とを有し、駆動機構が駆動軸36に連結されている。
スラスト受け35は前後方向に長い略矩形状に形成され、上下に貫通され前後に長い軸挿入孔35aを有している。スラスト受け35の軸挿入孔35aの上側開口縁における左右両側の部分は、それぞれ摺動面35b、35bとされている。
アクチュエーター33はケース体34と駆動機構がベース部7の下面側に配置され前後方向へ移動可能とされている。ケース体34と駆動機構がベース部7の下面側に配置された状態においては、スラスト受け35がベース部7の挿入配置孔7aに挿入されて配置される。スラスト受け35はベース部7に取り付けられており、前後方向へ移動されない。
アクチュエーター33が上記のように配置された状態において、ワッシャー25に挿入されたジョイント19とアクチュエーター33の駆動軸36とが連結される。ジョイント19と駆動軸36の連結は、駆動軸36がジョイント19の連結用凹部21aに挿入されることにより行われる。
ジョイント19と駆動軸36が連結された状態においては、ジョイント19における基体部23の下面がワッシャー25における円環部26の上面に摺動可能な状態とされ、ワッシャー25の摺動突部27、27がそれぞれスラスト受け35の摺動面35b、35bに摺動可能な状態とされる。
上記のようにランプユニット10がアクチュエーター33に連結された状態において、アクチュエーター33の図示しないスイブル用モーターが回転されると、該スイブル用モーターの駆動力が駆動軸36及びジョイント19を介してランプユニット10に伝達される。スイブル用モーターの駆動力がランプユニット10に伝達されるときには、駆動軸36がスイブル用モーターの回転方向に応じた方向へ回転され、駆動軸36の回転によってランプユニット10が支持軸15、16を支点としてスイブル用モーターの回転方向に応じて左右方向へ回動されスイブル動作が行われる。このときランプユニット10と一体になってジョイント19が回転され、ジョイント19がワッシャー25に摺動される。
上記したスイブル動作により、ランプユニット10が車輌の走行方向に追従して左右方向へ回動され光軸の向きが車輌の走行方向に応じて変化される。
一方、アクチュエーター33の図示しないレベリング用モーターが回転されると、該レベリング用モーターの駆動力が駆動軸36及びジョイント19を介してランプユニット10に伝達される。レベリング用モーターの駆動力がランプユニット10に伝達されるときには、ケース体34、駆動機構及び駆動軸36が一体になってレベリング用モーターの回転方向に応じて前後方向へ移動され、駆動軸36の前後方向への移動によってランプユニット10が球状部17を支点として上下方向へ傾動されてレベリング動作が行われる。このときランプユニット10と一体になってジョイント19及びワッシャー25が前後方向へ移動され、ワッシャー25の摺動突部27、27がそれぞれスラスト受け35の摺動面35b、35bに摺動される。
上記したレベリング調整により、ランプユニット10が上下方向へ傾動され車載物の重量によって変化する光軸のズレが調整される。
車輌用前照灯1においては、水平方向における初期位置を決定するための位置決め作業が行われる。位置決め作業は、ランプユニット10を水平方向へ回動しジョイント19に設けられたストッパー22の一方の当接面22aをブラケット6のベース部7に設けられた位置決め部7bの位置決め面7cに接触させることにより行われる(図5及び図6参照)。
車輌用前照灯1にあっては、ランプユニット10が上下方向(第1の方向)へ傾動されたときの移動範囲の全範囲において、ストッパー22の当接面22aが位置決め部7bの位置決め面7cに面接触される。また、当接面22aが位置決め面7cに接したときには、ランプユニット10の上下方向への移動範囲の全範囲において当接面22aが前後方向へ延びる向きとされている。
従って、位置決め作業に際し、ランプユニット10が上下方向へ傾動されランプユニット10の下端部が前側の移動端に位置された状態(図5参照)において、当接面22aが前後方向へ延びる向きとされて位置決め面7cに面接触され、ランプユニット10が上下方向へ傾動されランプユニット10の下端部が後側の移動端に位置された状態(図6参照)においても、当接面22aが前後方向へ延びる向きとされて位置決め面7cに面接触される。
また、ランプユニット10が上下方向へ傾動されランプユニット10の下端部が前側の移動端と後側の移動端との間の何れの位置にある状態においても、当接面22aが前後方向へ延びる向きとされて位置決め面7cに面接触される。
このように、車輌用前照灯1にあっては、ランプユニット10が上下方向へ傾動されランプユニット10の下端部が前側の移動端から後側の移動端までの何れの位置にある状態においても、当接面22aが前後方向へ延びる向きとされて位置決め面7cに面接触される。従って、ランプユニット10の水平方向における初期位置を決定するための位置決め作業に際し、ランプユニット10が上下方向へ傾動された何れの位置に存在しているときにも、ランプユニット10の水平方向における角度αは一定とされる(図5及び図6参照)。
以上に記載した通り、車輌用前照灯1にあっては、ランプユニット10の第1の方向における位置によらず、初期位置を決定するための位置決め作業においてランプユニット10の水平方向における角度αが一定であるため、位置決め作業に際してランプユニット10を上下方向へ傾動させる必要がなく、位置決め作業における作業性の向上を図ることができる。
また、ストッパー22をジョイント19に一体に形成しているため、部品点数の削減による車輌用前照灯1の製造コストの高騰を抑制することができる。
尚、上記には、ジョイント19にストッパー22を設けた例を示したが、ストッパー22をランプユニット10の一部として設けることも可能である。
また、上記したように、ストッパー22を左右方向において対称の形状に形成することにより、何れの当接面22a、22aも位置決め部7bの位置決め面7cに接する面として用いることが可能である。従って、車体の前端部における左側に取り付けられる車輌用前照灯1と右側に取り付けられる車輌用前照灯1の双方に同一のジョイント19を用いることができ、部品の共用化による製造コストの低減を図ることができる。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図6と共に本発明車輌用前照灯の実施の形態を示すものであり、本図は、概略縦断面図である。 内部構成を一部を省略して示す斜視図である。 ジョイントの拡大斜視図である。 ジョイントの概略拡大平面図である。 ランプユニットが上向きにされたときにストッパーが位置決め部に接触している状態を示す概略平面図である。 ランプユニットが下向きにされたときにストッパーが位置決め部に接触している状態を示す概略平面図である。
1…車輌用前照灯、6…ブラケット、7b…位置決め部、7c…位置決め面、10…ランプユニット、12…光源、19…ジョイント、20…被取付部、21…連結軸部、22…ストッパー、22a…当接面、33…アクチュエーター

Claims (3)

  1. 光源から出射された光を前方へ照射すると共に上端部を支点として下端部が前後へ移動する第1の方向へ傾動可能かつ第2の方向である水平方向へ回動可能とされたランプユニットと、
    前記ランプユニットを前記第1の方向へ傾動可能かつ前記第2の方向へ回動可能に支持すると共に前後方向に延びる位置決め面を有する位置決め部が設けられたブラケットと、
    前記ランプユニットに取り付けられた被取付部と前記被取付部から下方へ突出された連結軸部とを有し前記連結軸部が前記ランプユニットを前記第1の方向及び前記第2の方向へ移動させるアクチュエーターに連結されると共に前記ランプユニットと一体となって傾動及び回動されるジョイントと、
    前記ランプユニット又は前記ジョイントに設けられ前記位置決め部の位置決め面に接して前記ランプユニットの水平方向における位置決めを行う当接面を有するストッパーとを備え、
    前記ストッパーは水平方向において略三角形状に形成され、当接面が前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記位置決め部の位置決め面に接触可能とされると共に前記当接面が前記位置決め面に接した状態において前記ランプユニットの前記第1の方向への移動範囲の全範囲において前記当接面が前後方向へ延びる向きとされた
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 前記ストッパーを前記ジョイントに一体に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
  3. 前記ストッパーを水平方向において対称の形状に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用前照灯。
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