JP4681965B2 - 通信端末 - Google Patents

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    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]

Description

本発明は、固定電話機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等の通信端末に係わり、特に電子メールを送受信する機能を備えた通信端末に関する。
一般に、携帯電話機に代表される通信端末では、電子メールを送受信する機能が搭載されており、その使用頻度が非常に高くなっている。従って、電子メールを扱うための機能の操作性向上が期待されている。
従来では、操作性向上のために各種のカスタマイズ(最適化)が可能となっている。例えば、操作の利便性を高めるために使用頻度の高い機能を簡単に実行させることができるショートカットを登録したり、使用頻度の低い機能をメニューから削除することができる。従来の通信端末では、こうしたカスタマイズについては、利用者が個別に手動操作しなければならなかった。例えば、ショートカット登録の場合には、ショートカット登録の機能を起動し、追加する機能を選択して、この機能に対応するショートカットアイコンを所定の画面に登録する必要がある。また、メニュー削除では、メニュー削除機能を起動して、メニュー中からから不要なメニューを選択し、削除実行を指示する必要がある。
しかしながら、操作のカスタマイズが最も必要とされる利用者、すなわち通信端末の操作が不慣れな利用者にとっては、カスタマイズのための操作が複雑であるためカスタマイズすることができない場合があった。
従来、電子メールの分類と管理を容易にするための電子メールメッセージシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照)。この電子メールメッセージシステムでは、サフィックス名、利用者名及びドメイン名を含む電子メールアドレスを第三者に提供する。そして、第三者が送信したサフィックス名を含む電子メールアドレスの電子メールに対して、サフィックス名に対するディレクトリを作成し、電子メールメッセージを記憶する。
特表2004−519047公報
このように従来の通信端末では、カスタマイズを手動操作で行わなければならなかった。このため、通信端末の操作に慣れていない利用者は、カスタマイズすることにより操作性を向上させることが困難となっていた。
また、特許文献1に記載された電子メールメッセージシステムでは、受信した電子メールをサフィックス名別に分類することができるものの、そのためには予めサフィックス名を生成して第三者に対して提供しなければならなかった。従って、サフィックス名を生成して第三者に提供する操作が困難な利用者は、こうした電子メールの分類をすることができない。また、サフィックス名を提供した第三者からの電子メールしか分類して記憶することができない。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、電子メールを扱う機能のカスタマイズに要する操作負担を軽減すると共に、利用者に最適な操作性を提供することができる通信端末を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、電子メールに対する処理を実行する通信端末において、前記電子メールに対する処理の実行状況として利用者の前記電子メールの送信回数、受信回数、使用時間、使用頻度の少なくともいずれかを判別する状況判別手段と、前記状況判別手段により判別された実行状況に応じて、前記電子メールに対する処理のカスタマイズを実行するカスタマイズ実行手段と、を備え、前記カスタマイズ実行手段は、電子メールが送信、あるいは受信された場合に、受信の場合は当該電子メールの送信元のメールアドレスに、送信の場合は送信先のメールアドレスにそれぞれに対応する記憶場所が設定されているか否かを判別する記憶場所判別手段と、前記記憶場所判別手段により記憶場所が設定されていないと判別された場合に、前記メールアドレスに応じた記憶場所を設定する記憶場所設定手段と前記記憶場所設定手段により設定された記憶場所に前記送信、あるいは受信された電子メールのデータを記憶する電子メール記憶手段と、を具備するようにしたものである。
したがって本発明によれば、実行状況に応じて電子メールに対する処理のカスタマイズが実行されるので、カスタマイズを手動操作を実行する必要がなくなり、電子メールを扱う処理のカスタマイズに要する操作負担を軽減することができる。また、電子メールに対する処理の実行状況、例えば実行した処理の頻度(電子メールの送受信回数など)に応じたカスタマイズを実行することで、利用者の電子メールを扱う操作に対する習熟度に応じたカスタマイズが実現でき、利用者に最適な操作性を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
図1において、図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)2を介して受信回路(RX)3に入力される。受信回路3は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)4から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、このダウンコンバートされた中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ4から発生される局部発振信号の周波数は、制御ユニット12から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信ベースバンド信号はCDMA信号処理ユニット6に入力される。CDMA信号処理ユニット6はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を調停されたのち合成される。かくして、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは圧縮伸長処理ユニット(以後コンパンダと称する)7に入力される。
コンパンダ7は、CDMA信号処理ユニット6から出力された受信パケットデータを多重分離部によりメディアごとに分離する。そして、この分離されたメディアごとのデータに対しそれぞれ復号処理を行う。例えば、受信パケットデータにオーディオデータが含まれていれば、このオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCM符号処理部(以後PCMコーデックと称する)8に供給される。PCMコーデック8は、コンパンダ7から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号してアナログオーディオ信号を出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器9にて増幅されたのちスピーカ10より出力される。
コンパンダ7のビデオコーデックにより復号されたディジタルビデオ信号は、制御ユニット12に入力される。制御ユニット12は、コンパンダ7から出力されたディジタルビデオ信号を、ビデオRAMを介してディスプレイ15に表示する。ディスプレイ15はLCD(Liquid Crystal Devise)により構成される。なお、制御ユニット12は、受信されたビデオデータばかりでなく、図示しないカメラにより撮像されたビデオデータについてもビデオRAMを介してディスプレイ15に表示する。
またコンパンダ7は、受信パケットデータが電子メールの場合には、この電子メールを制御ユニット12へ出力する。制御ユニット12は、電子メールを記憶ユニット13に記憶する(メールデータ13aの受信ボックス13a1)。そして、入力デバイス14において利用者が行った表示操作に応じて、受信ボックス13a1から電子メールを読み出してディスプレイ15に表示する。なお、ディスプレイ15には、装置の動作モードを表す情報や、着信報知情報、バッテリ16の残量又は充電状態を表す情報、現在時刻を表す時計等も表示される。
一方、マイクロホン11に入力された話者の音声信号は、送話増幅器18により適正レベルまで増幅されたのち、PCMコーデック8にてPCM符号化処理が施され、ディジタルオーディオ信号となってコンパンダ7に入力される。また、図示しないカメラから出力されるビデオ信号は、制御ユニット12によりディジタル化されてコンパンダ7に入力される。なお、制御ユニット12において作成された電子メールも、制御ユニット12からコンパンダ7に入力される。
コンパンダ7は、PCMコーデック8から出力されたディジタルオーディオ信号より入力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして、ディジタルオーディオ信号を送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化し、これによりオーディオデータを生成する。また、制御ユニット12から出力されたディジタルビデオ信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、これらのオーディオデータ及びビデオデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従い多重化して送信パケットデータを生成し、この送信パケットデータをCDMA信号処理ユニット6へ出力する。なお、制御ユニット12から電子メールが出力された場合にも、この電子メールをパケットデータに変換する。
CDMA信号処理ユニット6は、コンパンダ7から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(TX)5へ出力する。送信回路5は、スペクトラム拡散された信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式等のディジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ4から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換する。そして、制御ユニット12により指示される送信電力レベルとなるように無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から基地局へ向けて送信される。
入力デバイス14には、ダイヤルキーと、複数の機能キーが設けられている。機能キーは、選択キー、送信キー、終了キー、電源キー、音量調節キー、モード指定キー及びカーソルキーを含む。電源回路17は、バッテリ16の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。なお、バッテリ16は図示しない充電回路により充電される。
制御ユニット12は、例えばマイクロコンピュータを備える。そして、本発明に係わる制御機能としてメール処理ユニット12a、カスタマイズ設定ユニット12b、メール仕分け処理ユニット12c、機能追加ユニット12d、機能削除ユニット12eとか設けられる。これらのユニット12a〜12eは何れもマイクロコンピュータにプログラムを実行させることにより実現される。
メール処理ユニット12aは、電子メールに関する各種処理を実行する。メール処理ユニット12aは、例えば電子メールを送受信する電子メール送受信処理の他、受信された電子メールや送信した電子メールの表示処理、電子メールの作成処理、電子メールに関係する各種機能のカスタマイズなどを含む設定処理などを実行する。メール処理ユニット12aは、電子メールの送信先を示すメールアドレスや、送信先の相手に関する名前情報を含む各種データを記憶するアドレス帳を管理する。また、メール処理ユニット12aは、電子メールに関する各種処理の実行状況を管理する。実行状況としては、電子メールの送受信回数、処理の実行時間、実行頻度などがある。
カスタマイズ設定ユニット12bは、電子メールに関する各種処理に対するカスタマイズを実行するか否かを設定するためのカスタマイズ設定処理を実行する。
メール仕分け処理ユニット12c、機能追加ユニット12d、機能削除ユニット12eは、電子メールを扱う処理に対するカスタマイズを実行するものである。
メール仕分け処理ユニット12cは、メール処理ユニット12aにより電子メールが送受信された場合に、この電子メールのメールアドレスに対応する記憶場所が記憶ユニット13(受信ボックス13a1、送信ボックス13a2)に設定されているか否かを判別し、記憶場所が設定されていないと判別された場合に、メールアドレスに応じた記憶場所を設定する。そして、この設定された記憶場所に送受信された電子メールのデータを記憶させることで、送受信された電子メールを自動的に分類する。
機能追加ユニット12dは、メール処理ユニット12aによる電子メールに関する処理の実行状況に応じて、電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューに選択肢、例えば項目やアイコンなどを自動的に追加する。機能追加ユニット12dは、メニューに追加される選択肢別に、それぞれの選択肢を追加すべき実行状況を追加受信/送信機能テーブル13d(後述する)として記憶しておき、このテーブルに記憶された実行状況になったことが判別された場合に、この実行状況に対応する選択肢をメニューに追加する。
機能削除ユニット12eは、メール処理ユニット12aによる電子メールに関する処理の実行状況に応じて、電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューから選択肢を削除する。
本実施形態における携帯電話機は記憶ユニット13を備えている。記憶ユニット13は、例えばEEPROM又はハードディスクを記憶媒体として使用したもので、例えばメールデータ13a、カスタマイズ設定データ13b、メニュー管理データ13c、追加受信/送信機能テーブル13d、機能実行状況データ13eなどが記憶される。
メールデータ13aは、送受信される電子メールとその送受信の履歴データなどが含まれる。受信された電子メールは、受信ボックス13a1に記憶され、送信された電子メールは、送信ボックス13a2に記憶される。本実施形態では、メール仕分け処理ユニット12cにより、受信ボックス13a1に電子メールの送信元別(電子メールアドレス別)の記憶場所(フォルダ)を生成して、各フォルダに分類してメールデータを記憶させることができる。同様にして、送信ボックス13a2に電子メールの送信先別(電子メールアドレス別)の記憶場所(フォルダ)を生成して、各フォルダに分類してメールデータを記憶させることができる。
カスタマイズ設定データ13bは、カスタマイズ設定ユニット12bにより設定されるデータであり、電子メールに関する各種処理に対するカスタマイズを実行するか否かを示す。
メニュー管理データ13cは、電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューを管理するデータである。メニュー管理データ13cには、メニュー中に設定する各種処理に対応する選択肢(項目、アイコンなど)を示すデータなどを含む。メニュー管理データ13cは、「機能追加/削除」のカスタマイズの実行が設定されている場合には、機能追加ユニット12dあるいは機能削除ユニット12eにより自動更新される。
追加受信/送信機能テーブル13dは、機能追加ユニット12dがメニューに選択肢を追加すべき実行状況を選択肢別に記憶する。追加受信/送信機能テーブル13dには、電子メールの送信に関係する処理を実行させるための選択肢の実行状況を記憶した追加受信機能テーブルと、電子メールの送信に関係する処理を実行させるための選択肢の実行状況を記憶した追加送信機能テーブルとを含む(図6(A)、図6(B)参照)。
機能実行状況データ13eは、メール処理ユニット12aによる電子メールに関する処理の実行状況を示すデータである。例えば、後述する電子メール送信処理により更新される電子メールのトータル送信回数、電子メール受信処理により更新される電子メールのトータル受信回数などの他、処理別の実行頻度、あるいは処理の実行時間などを示すデータなどが含まれる。トータル送信回数及びトータル受信回数は、初期値0として記憶されているものとする。
次に、以上のように構成された携帯電話機の動作を説明する。
まず、携帯電話機におけるカスタマイズ設定処理について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。カスタマイズ設定処理では、携帯電話機に対する実行状況(時間、頻度、送受信数など)に応じた自動カスタマイズをするか否かを利用者が任意に設定できるようにするための処理である。
まず、カスタマイズ設定処理の実行が指示されると、制御ユニット12のカスタマイズ設定ユニット12bは、ディスプレイ15においてカスタマイズ設定画面を表示させる(ステップA1)。図3(A)には、カスタマイズ設定画面の一例を示している。カスタマイズ設定画面では、カスタマイズを実行することを設定するための「ON」と、カスタマイズを実行しないことを設定するための「OFF」の項目の何れかを選択することができる。なお、デフォルトでは、カスタマイズが実行されるように「ON」の項目が選択された状態にあるものとする。
ここで、入力デバイス14のカーソルキーが操作されて「OFF」の項目が選択された場合(ステップA2、No)、カスタマイズ設定ユニット12bは、カスタマイズ設定処理を終了する。
一方、「ON」の項目が選択された場合(ステップA2、Yes)、カスタマイズ設定ユニット12bは、カスタマイズ対象選択画面をディスプレイ15において表示させる(ステップA3)。図3(B)には、カスタマイズ対象選択画面の一例を示している。カスタマイズ対象選択画面では、例えば「自動仕分け」「機能追加/削除」「ショートカット作成」「レベル別ヘルプ」「特定アプリ」などの項目(カスタマイズ項目)がカスタマイズ対象として用意されている。
なお、「自動仕分け」は、送受信された電子メールを自動的に分類して記憶するようにカスタマイズすることを設定するための項目である。「自動仕分け」のカスタマイズをする設定がされた場合には、電子メールを送信した場合、あるいは電子メールを受信した場合に、これら電子を分類して保存するための記憶場所(フォルダ)を受信ボックス13a1あるいは送信ボックス13a2に自動作成し、各電子メールをそれぞれに対応する記憶場所に自動的に分類して記憶させることができる。
「機能追加/削除」は、メニュー中の項目やアイコンなどの自動追加/削除をするようにカスタマイズすることを設定するための項目である。「機能追加/削除」のカスタマイズをする設定がされた場合には、電子メールに関する処理に対する実行状況に応じて、各種処理の実行を指示するための選択肢、例えばメニュー中の項目やアイコンなどを自動追加/削除をさせることができる。
「ショートカット作成」は、特定の処理を直接的に実行させるためのショートカットを自動的に作成するようにカスタマイズすることを設定するための項目である。「ショートカット作成」のカスタマイズをする設定がされた場合には、電子メールに関する特定の処理について使用頻度が多い場合(予め決められた回数以上)となった場合に、自動的にこの特定の処理を直接的に実行させるためのショートカットを自動的に作成させることができる。
「レベル別ヘルプ」は、ヘルプ表示を電子メールに関する処理の実行状況(例えば使用頻度、使用時間など)などに応じて、内容を変更して表示するようにカスタマイズすることを設定するための項目である。「レベル別ヘルプ」のカスタマイズをする設定がされた場合には、電子メールに関する処理の実行状況、すなわち利用者の電子メールに関する処理の習熟度(レベル)に応じて内容を変更してヘルプ表示させることができる。
「特定アプリ」は、携帯電話機に対する実行状況に応じて、予め用意された特別な処理(アプリケーション)を実行するようにカスタマイズすることを設定するための項目である。「特定アプリ」のカスタマイズをする設定がされた場合には特別な処理、例えば特定の処理の実行回数が設定値を越えた場合に、お祝いを表す画像(アニメーション)や音声などを出力させることができる。
ここで、何れかの項目が入力デバイス14に対する操作によって選択されると(ステップA4、Yes)、カスタマイズ設定ユニット12bは、選択されたカスタマイズ項目についてのオン/オフ設定画面をディスプレイ15において表示させる(ステップA5)。
例えば、カスタマイズ対象設定画面において、「自動仕分け」が選択された場合、図3(C)に示すように、自動仕分けのカスタマイズを実行することを設定するための「ON」と、カスタマイズを実行しないことを設定するための「OFF」の項目の何れかを選択することができる。
ここで、「ON」あるいは「OFF」の何れかが選択されると、カスタマイズ設定ユニット12bは、この選択に応じてカスタマイズ設定データ13bを記憶ユニット13に記憶させる(ステップA7)。
ここで、カスタマイズ設定処理の終了が指示されなければ(ステップA8、No)、カスタマイズ設定ユニット12bは、前述と同様にして、カスタマイズ対象選択画面において選択された項目について、利用者からの指示に応じてカスタマイズを実行するか否かを設定する。すなわち、利用者は、自動カスタマイズの対象とする処理を任意に設定することができる。
任意の処理について自動カスタマイズが設定された後、カスタマイズ設定処理の終了が指示されると(ステップA8、Yes)、カスタマイズ設定ユニット12bは、カスタマイズ設定処理を終了する。
なお、前述したカスタマイズ設定処理は、携帯電話機に対する操作に慣れた利用者であれば任意に実行することができる。しかし、操作に慣れていない利用者は、カスタマイズ設定処理を実行することができない場合がある。従って、本実施形態における携帯電話機では、デフォルトでは基本的に全ての処理について自動カスタマイズの実行が「ON」に設定されているものとする。
この場合、利用者が特別な操作を何らすることなく、後述するように、電子メールに関する処理の実行状況に応じた自動カスタマイズが実行されることになる。
次に、本実施形態におけるメール送受信処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
メール処理ユニット12aは、電子メールを送信あるいは受信した場合(ステップB1)、カスタマイズ設定データ13bを参照して自動仕分け設定が「ON」になっているかを判別する。
ここで、自動仕分けが「ON」になっていない場合(ステップB2、No)、メール処理ユニット12aは、送信あるいは受信した電子メールのメールデータを記憶ユニット13に記憶する。この場合、送信メールについては、特定のフォルダに分類することなく送信ボックス13a2に記憶し、受信メールについては、同様にして、特定のフォルダに分類することなく受信ボックス13a1に記憶する。
一方、自動仕分けが「ON」になっている場合(ステップB2、Yes)、メール仕分け処理ユニット12cは、送信あるいは受信した電子メールのメールアドレスがアドレス帳に登録されているか否かを判別する。
ここで、メールアドレスがアドレス帳に登録されていない場合(ステップB3、No)、メール仕分け処理ユニット12cは、メールアドレスに含まれるユーザ名を、電子メールの記憶場所となるフォルダのフォルダ名として使用する名前情報として認識する(ステップB5)。
図5(A)には、受信した電子メールの送信元メールアドレスの一例を示している。図5(A)に示すように、メールアドレスには、ユーザ名(「abcd」に相当)、ドメイン名(「xyz.com」に相当)が含まれている。なお、メールアドレスには、ニックネーム名が付加されている。ニックネーム名は、例えば電子メールの送信元の通信端末において、メールプログラムにより通信端末に対して予め登録されているユーザ名が付加されたものである。
また、メールアドレスがアドレス帳に登録されている場合(ステップB3、Yes)、メール仕分け処理ユニット12cは、メールアドレスに該当する名前情報をアドレス帳から抽出する(ステップB4)。
メール仕分け処理ユニット12cは、名前情報と同じフォルダが受信ボックス13a1/送信ボックス13a2に存在するかを判別する。
ここで、名前情報と同じフォルダ名が付されたフォルダが存在する場合(ステップB6、Yes)、メール処理ユニット12aは、該当するフォルダに、受信した電子メール、あるいは送信した受信メールを記憶させる(ステップB8)。
一方、名前情報と同じフォルダ名が付されたフォルダが存在しない場合(ステップB6、No)、メール仕分け処理ユニット12cは、名前情報をフォルダ名とするフォルダを受信ボックス13a1、あるいは送信ボックス13a2に作成する(ステップB7)。すなわち、電子メールを送信した場合には、送信ボックス13a2にフォルダを新たに作成し、電子メールを受信した場合には、受信ボックス13a1にフォルダを新たに作成する。
新たに名前情報と一致するフォルダが作成されると、メール処理ユニット12aは、このフォルダに電子メールを記憶させる(ステップB8)。
図5(B)には、受信ボックス13a1に設けられたフォルダの一例を示している。図5(B)に示す受信ボックス13a1には、フォルダ名が「ichiro」「matsui」…と付された複数のフォルダが設定されている。ここで、図5(A)に示す送信元メールアドレスとする電子メールを受信した場合には、この送信元メールアドレスのユーザ名「abcd」をフォルダ名としたフォルダを、図5(C)に示すようにして作成する。受信した電子メールは、この新たに作成したフォルダに記憶される。
このように、「自動仕分け」のカスタマイズの実行を設定することで、利用者は、電子メールの送信先や送信元の相手に応じたフォルダを、手動操作により受信ボックス13a1あるいは送信ボックス13a2に作成する必要がない。また、送受信した電子メールを分類して記憶させるために、受信ボックス13a1あるいは送信ボックス13a2に設けられたフォルダを記憶先として選択するといった操作も不要となる。つまり、利用者が携帯電話機に対する操作が困難であったとしても、送受信された電子メールを分類して記憶しておくことができる。
なお、前述したメール送受信処理では、電子メールを送受信した場合に、自動仕分けの設定がONになっていれば、電子メールのメールアドレスに該当するフォルダを自動作成しているが、同じメールアドレスの電子メールの送信回数/受信回数が所定値以上となった場合にフォルダを自動作成するようにしても良い。
例えば、メール処理ユニット12aは、電子メールを送信/受信した場合に、電子メールのメールアドレス別のトータル送信回数/トータル受信回数を機能実行状況データ13eとして記録しておく。そして、このトータル送信回数/トータル受信回数が予め設定された所定値を越えた場合(例えば2回)に、フォルダを自動作成して分類できるようにする。これにより、送信あるいは受信の回数が多い電子メールについてのみ分類することができる。
次に、カスタマイズ設定処理により「機能追加/削除」のカスタマイズをする設定がされた場合の処理について説明する。ここでは、メール処理ユニット12aによる電子メールに関する処理の実行状況に応じて、電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューに選択肢を追加する処理について説明する。メール処理ユニット12aによる実行状況として電子メールの送受信回数を対象とする。
機能追加ユニット12dは、メール処理ユニット12aによる電子メールの送受信回数が、追加受信/送信機能テーブル13d(追加受信機能テーブル/追加送信機能テーブル)に設定された回数に到達した場合に、この回数に該当する選択肢(機能)をメニューに追加する。
図6(A)には、追加受信機能テーブルに登録されたデータの一例を示し、図6(B)には、追加送信機能テーブルに登録されたデータの一例を示している。
図6(A)に示す追加受信機能テーブルには、例えば追加機能(メニューに対して追加する選択肢)として、「グループリスト機能」に対して受信回数「20」、「日時指定送信機能」に対して受信回数「40」が設定されている。例えば、電子メールの受信回数が20回に到達した場合には、「グループリスト機能」を利用者が使用することができるように、この機能の実行を指示するための選択肢(項目、アイコンなど)をメニューに追加すべきことを示している。
図6(B)には追加送信機能テーブルには、例えば追加機能(メニューに対して追加する選択肢)として、「自動転送機能」に対して送信回数「30」、「留守メール返信機能」に対して送信回数「45」が設定されている。例えば、電子メールの送信回数が30回に到達した場合には、「自動転送機能」を利用者が使用することができるように、この機能の実行を指示するための選択肢(項目、アイコンなど)をメニューに追加すべきことを示している。
なお、図6(A)、図6(B)に示すように、各追加機能に対して設定される回数は一定である必要はない。また、追加受信機能テーブル/追加受信機能テーブルには、例えば操作が容易な機能から順次追加されていくように、各機能に対して回数を設定しておくようにしても良い。この場合、携帯電話機に対する操作が利用者が慣れてくるに従って、複雑な操作が必要な機能を提供することができる。
まず、電子メール送信処理について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
メール処理ユニット12aは、利用者による入力デバイス14に対する操作により電子メールが作成され、この電子メールの送信が実行されると(ステップC1)、機能実行状況データ13eとして記憶ユニット13に記憶されているトータル送信回数を更新する(ステップC2)。
ここで、機能追加ユニット12dは、トータル送信回数が、追加送信回数テーブルに設定されている送信回数に到達しているか否かを判別する。
例えば、図6(B)に示す追加送信機能テーブルの場合、送信回数が30回に到達しているかを判別する。
ここで、トータル送信回数が設定回数に到達していない場合(ステップC3、No)、機能追加ユニット12dは、メニューへの機能(選択肢)の追加を行わず処理を終了する。
一方、トータル送信回数が設定回数に到達している場合(ステップC3、Yes)、機能追加ユニット12dは、到達した送信回数に対応する追加機能に対応する選択肢をメニューに追加されるように、メニュー管理データ13cを更新する(ステップC4)。
例えば、送信回数が30回に到達している場合、「自動転送機能」の実行を利用者がメニューから指示することができるように、この機能に対応する選択肢をメニューに追加する。
こうして、電子メールを送信する毎にトータル送信回数を更新し、その回数が追加送信回数テーブルに設定された送信回数に到達した場合には、その回数に対応する機能を利用者が使用できるように選択肢をメニューに追加する。
次に、電子メール受信処理について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
メール処理ユニット12aは、利用者による入力デバイス14に対する操作、あるいは電子メール受信の外部からの通知により電子メールの受信を実行すると(ステップD1)、機能実行状況データ13eとして記憶ユニット13に記憶されているトータル受信回数を更新する(ステップD2)。
ここで、機能追加ユニット12dは、トータル受信回数が、追加受信回数テーブルに設定されている受信回数に到達しているか否かを判別する。
例えば、図6(A)に示す追加受信機能テーブルの場合、送信回数が20回に到達しているかを判別する。
ここで、トータル受信回数が設定回数に到達していない場合(ステップD3、No)、機能追加ユニット12dは、メニューへの機能(選択肢)の追加を行わず処理を終了する。
一方、トータル受信回数が設定回数に到達している場合(ステップD3、Yes)、機能追加ユニット12dは、到達した受信回数に対応する追加機能に対応する選択肢をメニューに追加されるように、メニュー管理データ13cを更新する(ステップD4)。
例えば、受信回数が20回に到達している場合、「グループリスト機能」の実行を利用者がメニューから指示することができるように、この機能に対応する選択肢をメニューに追加する。
こうして、電子メールを受信する毎にトータル受信回数を更新し、その回数が追加受信回数テーブルに設定された受信回数に到達した場合には、その回数に対応する機能を利用者が使用できるように選択肢をメニューに追加する。
図9(A)(B)及び図10(A)〜(C)には、メニューに機能(選択肢)を追加する例を示している。図9(A)(B)及び図10(A)〜(C)は、電子メールを作成する際にディスプレイ15に表示される画面の一例を示している。
電子メールの新規作成の実行が指示されると、メール処理ユニット12aは、図9(A)に示すように、メール作成メイン画面を表示させる。メール作成メイン画面には、電子メールデータを構成する「宛先」「件名」「本文」「添付ファイル」の入力操作をすることを指示するための項目が設けられている。
ここで、「宛先」の項目が選択された場合、メール処理ユニット12aは、図9(B)に示すように、宛先入力用画面を表示させる。図9(B)は、メニュー中に機能の追加がされていない初期状態の宛先入力画面の一例を示している。初期状態のメニューには、入力デバイス14のダイヤルキーなどの操作により直接宛先を入力する「宛先入力」と、アドレス帳(電話帳)から登録済みのデータを選択できる機能「電話帳利用」の項目が設定されている。
利用者が携帯電話機に対する操作が慣れていない初期状態では、図9(B)に示すように、入力操作が容易な機能のみがメニューに設定されている。
一方、前述した電子メール送信処理により、グループリスト機能の選択肢がメニューに追加されたものとする。
この場合、「宛先」の項目が選択された場合、メール処理ユニット12aは、図10(B)に示すように、「宛先」を入力するための機能として、「グループリスト機能」が追加されたことを利用者に通知するメッセージを表示させる。
このメッセージを規定時間表示させた後(例えば1秒)、メール処理ユニット12aは、図10(C)に示すように、宛先入力用画面を表示させる。図10(C)は、メニュー中に「グループリスト機能」の項目が追加された宛先入力画面の一例を示している。これにより、電子メールの宛先を入力する場合に、「宛先入力」「電話帳利用」だけでなく、「グループリスト機能」を利用することができるようになる。
こうして、電子メールの送信回数が増加して、追加送信機能テーブルに設定されている送信回数に到達することで、利用者の携帯電話機に対する習熟度が向上しているものとして、順次、新たな機能が使用できるように、メニューに新たな機能に対応する選択肢を追加設定していく。
なお、電子メールの受信に関する機能についても、電子メールの送信の場合と同様にして、受信回数が増加するほど、新たな機能を実行させるための選択肢がメニューに追加されていく。
次に、メール処理ユニット12aによる電子メールに関する処理の実行状況に応じて、電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューから選択肢を削除する処理について説明する。
図11には、本実施形態における機能削除処理を説明するためのフローチャートを示している。
まず、機能削除ユニット12eは、電子メールに関係する実行された機能(処理)を判別し(ステップE1)、この機能についてのトータル実行回数を更新する(ステップE2)。すなわち、機能削除ユニット12eは、各種機能が実行されるのに伴って、機能別のトータル実行回数を機能実行状況データ13eとして記憶しておく。
機能削除ユニット12eは、予め設定された判定期間に到達するまで、前述するように、各種機能が実行されるのに伴って機能別のトータル実行回数を更新する(ステップE3、No)。なお、判定期間は、メニュー中から選択肢の削除を判定する期間を示し、例えば、1週間、1ヶ月などの期間が設定される。この判定期間は、利用者からの指定により設定できるようにしても良い。
機能削除ユニット12eは、判定期間に到達したことを判別すると(ステップE3、Yes)、機能実行状況データ13eとして記憶された機能別のトータル実行回数と、予め設定された設定回数とを比較する(ステップE4)。ここでの設定回数は、利用者による使用頻度が低いために、この機能を削除しても支障がないと判断できる回数が設定される。この設定回数は、利用者からの指定により設定できるようにしても良い。
機能削除ユニット12eは、予め設定された設定回数よりもトータル実行回数が少ない機能があった場合、この機能に対応する選択肢をメニューから削除するようにメニュー管理データ13cを更新する(ステップE5)。
その後、機能削除ユニット12eは、機能実行状況データ13eとして記録していた機能別のトータル実行回数を初期化し、新たに次の判定期間内でのトータル実行回数を判定できるようにする。
図12には、メニューから機能(選択肢)を削除する例を示している。
図12(A)に示すメール作成メイン画面において、「宛先」の項目が選択された場合、メール処理ユニット12aは、図12(B)に示すように、「宛先」を入力するための機能としてメニューに設定されていた「電話帳引用」が削除されたことを利用者に通知するメッセージを表示させる。
このメッセージを規定時間表示させた後(例えば1秒)、メール処理ユニット12aは、図12(C)に示すように、宛先入力用画面を表示させる。図12(C)は、メニュー中に「グループリスト機能」の項目が追加された宛先入力画面の一例を示している。これにより、電子メールの宛先を入力する場合に、使用頻度の少ない「電話帳利用」の機能をメニューから削除することができる。すなわち、使用頻度の高い機能に対応する選択肢のみがメニュー中に設定されることになるので、メニューから実行させようとする機能の選択を用意にすることができる。
このようにして、カスタマイズ設定処理によって、「機能追加/削除」のカスタマイズを実行するように設定することで、携帯電話機に対する電子メールに関する処理の実行回数が増加するのに伴って、利用者が何ら操作することなく、新たな機能を実行できるようにメニュー中に選択肢を追加していくことができる。一方、メニュー中に設定された機能のうち使用頻度が少ない機能については、利用者が何ら操作することなく、メニュー中から対応する選択肢を削除することができる。従って、利用者の電子メールに関する処理の実行状況に応じた機能がメニューに設定され、利用者によって操作性が良好となるメニューにカスタマイズされることになる。
なお、前述した説明では、カスタマイズ設定処理により「自動仕分け」「機能追加/削除」のカスタマイズの実行が設定された場合について説明しているが、その他の「ショートカット作成」「レベル別ヘルプ」「特定アプリ」についても、電子メールに関する処理の実行状況に応じてカスタマイズを実行することができる。
例えば、「ショートカット作成」がカスタマイズ対象として設定された場合、電子メールに関係する処理のそれぞれに対してトータル実行回数を記録しておき、このトータル実行回数が設定回数を超えた場合に、この処理を起動するためのショートカットを所定の画面に表示されるように、メニュー管理データ13cを更新する。これに使用頻度の高い処理については、所定の画面に設定されるショートカットを選択することで、簡単に、この処理を開始することができる。
また、「レベル別ヘルプ」がカスタマイズ対象として設定された場合、電子メールに関係する処理のトータル実行回数を記録しておき、そのトータル実行回数が複数段階の何れのレベルに該当するか判別する(例えば、上級、中級、初級)。すなわち、トータル実行回数をもとに利用者の電子メールに関する処理の習熟度(レベル)を判別する。そして、ある機能(処理)についてヘルプ表示が利用者から要求された場合、このトータル実行回数を元に判別したレベルに該当する内容のヘルプ情報を表示する。これにより、利用者が特別な操作をすることなく、利用者の習熟度レベルに応じた適切な内容の情報を提供することができる。
また、「特定アプリ」がカスタマイズ対象として設定された場合、電子メールに関係する処理のトータル実行回数を記録しておき、そのトータル実行回数が予め設定された回数に到達した場合、予め用意された特別な処理(アプリケーション)を実行させる。例えば、電子メールの送信回数が所定の設定値を越えた場合に、お祝いを表すアニメーションや音声などを出力させる。こうしたアプリケーションを例えば機能別に複数用意しておくことで、各機能の実行回数が設定値を越えることで、利用者が特別な設定をすることなく、該当するアプリケーションを実行させることができる。
また、前述した説明では、実行状況として電子メールの送受信回数を対象として説明しているが、電子メールに関する処理についての使用頻度や使用時間を機能実行状況データ13eとして更新し、このデータをもとにしてカスタマイズを実行することもできる。
要するに本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態における携帯電話機の回路構成を示すブロック図。 本実施形態における携帯電話機におけるカスタマイズ設定処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるカスタマイズ設定画面の一例を示す図。 本実施形態におけるメール送受信処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態における送信元メールアドレスとフォルダの追加の一例を示す図。 本実施形態における追加受信機能テーブルと追加送信機能テーブルの一例を示す図。 本実施形態における電子メール送信処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態における電子メール受信処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるメニューに機能(選択肢)を追加する例を示す図。 本実施形態におけるメニューに機能(選択肢)を追加する例を示す図。 本実施形態における機能削除処理を説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるメニューから機能(選択肢)を削除する例を示す図。
符号の説明
1…アンテナ、2…アンテナ共用器(DUP)、3…受信回路(RX)、4…周波数シンセサイザ(SYN)、5…送信回路(TX)、6…CDMA信号処理ユニット、7…圧縮伸長処理ユニット(コンパンダ)、8…PCMコーデック、9…受話増幅器、10…スピーカ、11…マイクロホン、12…制御部、12a…メール処理ユニット、12b…カスタマイズ設定ユニット、12c…メール仕分け処理ユニット、12d…機能追加ユニット、12e…機能削除ユニット、13…記憶ユニット、13a…メールデータ、13a1…受信ボックス、13a2…送信ボックス、13b…カスタマイズ設定データ、13c…メニュー管理データ、13d…追加受信/送信機能テーブル、13e…機能実行状況データ、14…入力デバイス、15…ディスプレイ、16…バッテリ、17…電源回路、18…送話増幅器。

Claims (5)

  1. 電子メールに対する処理を実行する通信端末において、
    前記電子メールに対する処理の実行状況として利用者の前記電子メールの送信回数、受信回数、使用時間、使用頻度の少なくともいずれかを判別する状況判別手段と、
    前記状況判別手段により判別された実行状況に応じて、前記電子メールに対する処理のカスタマイズを実行するカスタマイズ実行手段と、を備え、
    前記カスタマイズ実行手段は、
    電子メールが送信、あるいは受信された場合に、受信の場合は当該電子メールの送信元のメールアドレスに、送信の場合は送信先のメールアドレスにそれぞれに対応する記憶場所が設定されているか否かを判別する記憶場所判別手段と、
    前記記憶場所判別手段により記憶場所が設定されていないと判別された場合に、前記メールアドレスに応じた記憶場所を設定する記憶場所設定手段と
    前記記憶場所設定手段により設定された記憶場所に前記送信、あるいは受信された電子メールのデータを記憶する電子メール記憶手段と、
    を具備したことを特徴とする通信端末。
  2. 前記カスタマイズ実行手段は、
    電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューに、前記状況判別手段により判別された実行状況に応じて選択肢を追加することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記メニューに追加される選択肢別に前記カスタマイズ実行手段により前記選択肢を追加すべき実行状況を記憶する実行状況記憶手段を有し、
    前記カスタマイズ実行手段は、
    前記実行状況記憶手段に記憶された実行状況になったことが前記状況判別手段により判別された場合に、当該実行状況に対応する選択肢を前記メニューに追加することを特徴とする請求項記載の通信端末。
  4. 前記カスタマイズ実行手段は、
    電子メールに対する各種処理の実行を指示するためのメニューから、前記状況判別手段により判別された実行状況に応じて選択肢を削除することを特徴とする請求項1または請求項記載の通信端末。
  5. 前記カスタマイズ実行手段によりカスタマイズを実行するか否かを設定するカスタマイズ設定手段を具備し、
    前記カスタマイズ実行手段は、前記カスタマイズ設定手段により、カスタマイズを実行することが設定されている場合に、カスタマイズを実行することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
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