JP5403396B2 - 操作項目の自動適切化方法 - Google Patents
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Description
特願2004−349229のソフトウエアの展開例である。
選択肢、推定処理プログラム、選択肢推定処理プログラム、機器推定処理プログラム、推定演算、演算基準値、固定演算基準値、変動演算基準値、判定処理、条件値、評価値、判定基準値、推定結果、表現処理、機能処理、機器状態データ、電源の特性は本発明特有の定義である。
音声による選択肢とは、電子機器が音声合成にて操作の選択肢を発声し、ユーザーがその選択肢を選ぶ方式のことである。
該演算プログラムを実現するために、被演算数値である演算基準値と、条件値により推定演算を行い評価値を求め、判定処理により推定結果の実行の是非を判断し、その推定結果の表現処理データおよび機能処理データを実行するものである。
機器状態データの変化を認識し推定処理プログラムを起動するプログラムは、電子機器全体を管理するプログラム内に組み込まれる場合と、本発明のプログラム内に組み込まれる場合とがある。
推定処理プログラムには、選択肢の選択から起動する‘選択肢推定処理プログラム’と、機器状態データの変化から起動する‘機器推定処理プログラム’がある。
‘条件値’は評価値を求めるに際し、ユーザーが選択する選択肢の内容に含まれる属性に分類された値と、電子機器の状態の変化の内容に含まれる属性に分類された値を、基に設定された演算基準値に対し、適した値で演算し、適切な評価値を求めるための値である。
‘評価値’は判定基準値と比較するために演算結果を代入する記憶媒体である。
‘判定基準値’は評価値と比較し、推定結果の実行の是非を決める設定された値である。
‘表現処理’は操作項目の選択肢の表現の位置変更と、表現内容の変更をする処理であり、ユーザーに表現する操作項目のメディアの実行であり、音声による表現も含まれている。この表現処理の該位置変更は選択肢の階層構造を変更することになる。
‘機能処理’は本発明に起因する、表現処理以外の電子機器の機能に対して設定を変更する処理のことであり、電子機器を制御しているプログラムへ送るデータである。
選択肢推定処理プログラムの中に、ユーザーの選択肢の選択から推定できる、ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適した、選択肢の表現の位置の変更、および表現内容の変更、および電子機器の設定変更のデータを用意しておき、ユーザーの選択肢の選択から、該選択肢推定処理プログラムを実行するものであり、
機器推定処理プログラムの中に、機器状態データの変化から推定できる、ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適した、選択肢の表現の位置の変更、および表現内容の変更、および電子機器の設定変更のデータを用意しておき、機器状態データの変化から、該機器推定処理プログラムを実行するものであり、
選択肢推定処理プログラムと機器推定処理プログラムを合わせたものが推定処理プログラムであり、
該推定処理プログラムの実行の効果として、ユーザーの選択肢の選択や、電子機器の状態の変化により、
ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適切な、操作項目に自動的に変更されるもので、
選択肢の表現の位置と表現内容の再構成、および電子機器の設定変更を行うことを特徴とした操作項目自動適切化方法である。
ユーザーが選択する選択肢の内容に含まれる属性に分類された値と、電子機器の状態の変化の内容に含まれる属性に分類された値とを、該演算式の被演算数値として、
推定結果の実行が適切な該操作項目の変更になる、該演算式を設定し、
その演算結果の値の程度に応じて、該推定結果である表現処理および機能処理の実行をおこなう、操作項目自動適切化方法である。
該演算式にて推定演算を行い評価値を求める、操作項目自動適切化方法である。
設定された値の条件値にて演算を行い評価値を求める、操作項目自動適切化方法である。
‘推定コード’は起動コードに対する処理内容を示すものであり、推定処理プログラムの表題である。
また、上記内容は、人間の行動であれば、日常的に行っていることであるが、電子機器操作では、まだ実現出来ていないものである。ワープロには近い機能がある。
また、本発明の記載の演算基準値、条件値、評価値、判定基準値の値の適正は説明上の都合であり、実際の電子機器に設定する場合は、利便性と不都合を検証して設定するものである。上記の値を、電子機器に対し適正であるものと仮定して以下に記載する。
多様な電子機器が存在するが、電子機器の状態と条件を判断し、起動するデータを送るだけであるので、マイクロコンピューターであれば当然可能とするものである。
別の機器推定処理プログラムの起動法として、電子機器全体を制御しているプログラムが機器状態データを更新し、本発明を補助するプログラムが、その機器状態データから機器推定処理プログラムの起動条件を判断し実行させる手法がある。
上記出願は、ユーザーの選択肢の選択から、ユーザーの目的や操作熟練度や習慣性の傾向を推定し、操作メニューを変更する手法である。本発明は、電子機器の状態を考慮した推定の手法を追加し、具体的な演算方法のソフトウエアとしての出願である。
現在、よく使われている操作メニューの構造は分岐する階層構造になっている。本発明も、図2の様に階層構造に属するものである。
この階層構造の下位に移るには、OSDの選択肢の選択により移項するものである。推定処理プログラムは、選択肢の選択や電子機器の状態から起動し、操作メニューの構造や内容や、電子機器の設定の変更を行うものである。また、選択肢の選択により移項する階層を「選択肢の階層」と表現する場合もある。
本発明はこの階層構造を飛び越えて、繋がりが多重に関連する要素がある。仮に、図2の矢印の様な関係が発生する。
図3は、ソフトウエアの流れを示すものである。起動コードと推定コードが階層構造であるが、これは上位に対し2つ以上の処理の可能性を意味する。
有効か無効の形式の機器状態データの場合は、「 」内の内容が正しければ“1”(有効)とし、間違っていれば“0”(無効)とする。
下記演算で評価値の“0”以下の演算結果は“0”とする。すなわち、“評価値≦0”ならば“0→評価値”の式があるものとする。
下記演算で演算前の評価値は“0”とする。
図6は製品出荷後、ユーザーが初めて電子機器の電源を入れた時に出て来る画面である。
本来なら取扱説明書に出てくる内容のもので、操作経験者は当然知っている内容になっている。取扱い操作が高度な電子機器を買ってすぐに、出張や旅行に出かけることを想定すると、取扱説明書を持って行く必要がある。この様な取扱説明から始まるOSDが内蔵していると、取扱説明書を持って出かける必要が無くなるものである。
規定の回数の電源ONをした場合、もしくは操作履歴が撮影用の設定を選択したことになっていると、図7の画面が出てくる。このOSDであれば、すぐに撮影することが可能である。規定の回数の電源ONで取扱説明は不要であると推測し、また撮影用の設定の履歴があれば、OSDの取扱説明を読んでいるか、撮影技術が有るという推測の基で取扱説明を省略するものである。
規定の回数以後の電源ONで、ユーザーが取扱説明を必要な場合は、他の階層の操作メニューで取扱説明は利用可能であるとする。
電子機器が電源ONの時に、図14の「電源ON」の起動コードから推定コードP001「出荷後使用回数」の推定処理プログラムが実行される。
変動演算基準値の初期値が“10”であり、一回の電源ONで変動演算基準値は条件値“1”が減算され評価値に代入される。
出荷後初めての電源ONでは、変動演算基準値“10”から条件値“1”が引かれるので、“変動演算基準値=評価値=9”となる。
機器状態データのE001「撮影用設定をした」が有効であれば、“変動演算基準値−8=評価値”が実行される。
“評価値>2”ならば、表現処理D001(初心者用の取扱説明)が実行され、図6のOSDが表示される。
出荷後使用回数が9回目以降、もしくはE001「撮影用設定をした」が有効であるならば、“評価値≦1”となり、表現処理D002(撮影用の操作メニュー画面)と機能処理F001「撮影モードにする」を実行する。表示されるOSDは図7になる。
上記のE001「撮影用設定をした」は、解像度や撮影環境などの撮影用の設定の履歴を示す。選択肢C002[メニュー]から、設定可能の階層に移れるものとする。また、この機器状態データE001は電子機器全体を管理しているプログラムから正しく更新されているものとする。
図14の表現処理D002「撮影」の処理項目の「D001の移動」はC006「ヘルプ」の選択で移る階層で、表現処理D001「取扱説明」の選択肢を追加するものである。この、処理も正しく行われているものとする。
図8のように、スキー場で自動撮影モードの撮影をする場合は、雪の明るさに自動設定されて、人を撮影すると顔が暗く写るものである。
そこで[雪の撮影環境]の撮影環境モードを設定し、人の顔の明るさに合う設定なったとする。一旦この設定で電源OFFにして、2種類の間隔の電源ONを想定する。
まず、40分後に再度電源ONになったとする。
この場合、同じ環境で撮影をしていると判断するのが妥当な推測といえる。その為に、前回の終了時と同じ撮影設定の、図8のOSDを表示するものである。
次に、9時間後に再度電源ONになったとする。
この場合、撮影環境が変わっていると判断するのが妥当な推測といえる。その為に、撮影環境モードの[雪の撮影環境]が解除され、標準の撮影環境モードに戻される。撮影可能で、さらに撮影設定の変更が選択できる、図9のOSDが表示される。
電源がONになると、図16の「電源ON」の起動コードから、推定コードP002「電源OFF期間」の推定処理プログラムを実行するものである。
E003「短期間撮影の設定履歴」が有効の場合、“現在時間−E002”の演算をする。E002は「前回の電源OFFの時間」の機器状態データである。
電源OFFになっていた期間が40分であれば、P002の評価値が8時間に満たない為に、前回使用していた状態と同じ表現処理D003が実行され、図8のOSDが表示される。
また、電源OFFになっていた期間が9時間であれば、P002の評価値は8時間以上である為に、表現処理D004と機能処理F002が実行される。
表現処理D004は図9のOSDが表示され、機能処理F002は[雪の撮影環境]が解除され標準撮影環境モードの設定にもどる。
機器状態データのE003「短期間撮影の設定履歴」は[雪の撮影環境]だけではなく、撮影環境が夜景や望遠撮影などは、長期間この設定を使用する可能性は低いので、これらの設定が使用された場合、図15にあるように、E003「短期間撮影の設定履歴」を有効にするものである。また、撮影環境が逆光や花火などは、その使用される期間は短いものである。
上記の推定する手法においては、待機電源中の期間を、推定の要素にしたものであるが、現実の設計においては、日没の時間帯を[雪の撮影環境]の解除にすれば良いのであるが、ここでは電源OFFの期間を推定の要素とするものとして記載する。
図15のE002とE003の機器状態データは電子機器全体を管理しているプログラムから正しく更新されているものとする。
図16の機能処理F002の撮影環境モードの設定解除は、正常に処理されるものとする。
図10の操作メニューは、選択肢の選択を繰り返すと、選択肢の選択回数を優先し、上から順番に表示するものである。
また、使用頻度の低い選択肢は階層を下げて配置されるものである。この下の階層から選択肢を選択すると上層に移り復帰することが出来る。
これにより、電子機器の操作を繰り返すことで、選択肢が整理され使用頻度の高いものが表示され、操作メニューが簡素化される。
上記の内容に加えて、ユーザーが[送信フォルダ]の選択肢を選択した場合、ユーザーの目的は送信履歴を見るということになるので、以前に送ったメールを探していると推測できる。ユーザーの探しているメールが[下書]に在る場合も推測できるために、[下書]を[送信フォルダ]に準じて優先表示するものである。
図10のメール画面S004は、前の回の演算結果で決まった、選択肢が表示されている。その前の回の処理を今回処理中と想定する。
図18には、メール画面S004の階層と、C020[その他]の選択で移る階層との、両方の階層の選択肢の変動演算基準値が表示されている。変動演算基準値の数値表示の欄には“今回→次回”の形式で値が表示されている。OSDに表示されるのは“今回→次回”であるが、演算では“演算前の値→演算後の値”となる。
今回において、図18のC020[その他]の選択で移る階層にて、C017[送信フォルダ]の選択肢を選択すると、図17の推定コードP003「項目の整理[送信フォルダ]」の推定処理プログラムが実行される。
C017[送信フォルダ]の変動演算基準値“1”には、条件値“6”が代入される。
C016[下書]の変動演算基準値 “1”には、条件値“5”が代入される。
メール画面S004の他の選択肢の変動演算基準値は条件値“1”が引かれる。
次回のメール画面S004の表示の処理は、C013〜C019の選択肢の変動演算基準値を読取り、評価値に代入して、選択肢の表示位置の判定および処理をする。各選択肢に対して順次実行する。
評価値“2”以上の選択肢はS004の画面上に表示される。図18より、C014、C016、C017が評価値“2”以上であり、評価値の大きい選択肢が上から順に表示される。
演算前には、評価値“2”以上で、演算後に“評価値=1”になった選択肢は、C020[その他]の選択で移る階層に配置されるため、次回のメール画面S004には表示されない。
C018[新着メール確認]の演算前の変動演算基準値は“2”であったので条件値“1”が引かれ、演算後の評価値は“1”になり、次回のメール両面S004には表示されない。
次回のメール画面S004を図10に示す。
今回において、メール画面S004上に在る、選択肢を演算対象とする処理は正しく処理されるものとする。なお、S004上に在る選択肢のみを演算対象とするには、例として、選択された選択肢と準ずる選択肢を対象外にして、変動演算基準値が“2”以上を演算条件にすると可能である。
また、メール画面S004に常時表示される3つの選択肢C011、C012、C020は、上記の演算から除外される。
また、図17の、次回のメール画面の優先表示処理および表現処理は正しく処理されているものとする。
図11は、[マニュアルフォーカス]の選択肢を選択すると表示される画面S005である。
初心者がシャッタースピードや絞りの間違った設定をすると写らなくなってしまうので、設定を可能にしていない機種がある。
しかし、[マニュアルフォーカス]を使うユーザーは撮影上級者であると推測することができる。そのため、[マニュアルフォーカス]の選択肢を選択したことで、撮影上級者が使用する可能性のある、特殊撮影の選択肢[シャッタースピードの手動][絞りの手動]を、C021[撮影ヘルプ]の選択で移る階層の、操作メニューに表示するものである。
シャッタースピードや絞りを設定可能にすることで、撮影上級者に対して高機能なカメラとなることができる。
[マニュアルフォーカス]の選択により、図19の推定コードP004「特殊撮影設定の推測」の推定処理プログラムが起動する。
固定演算基準値の“50”がE004「シャッターn/50」に代入され、C021[撮影ヘルプ]の選択で移る階層で、特殊撮影設定の[シャッタースピードの手動]と[絞りの手動]の選択肢が配置される。また、機能処理F003「マニュアルフォーカス起動」によりフォーカスが可動になる。
シャッターを押すと、図20の「シャッターON」の起動コードから推定コードP005「シャッター回数」が実行され、データが更新される。
E004「シャッターn/50」は撮影の毎に条件値“1”が引かれるもので、50回以上マニュアルフォーカスを使用しないと特殊撮影の必要性が低いと推定し、特殊撮影の操作メニューを非表示にするものである。
すなわち、E004≦1で操作メニュー上の特殊撮影の[シャッタースピードの手動]と[絞りの手動]の選択肢を削除し、特殊撮影は利用出来なくなる。
図11のC021[撮影ヘルプ]の選択で移る階層の、[シャッタースピードの手動]と[絞りの手動]の選択肢の配置は正しく処理されるものとする。また、この階層はS005以外からでも、利用可能とする。
図11、マニュアルフォーカス設定用表示A001の設定は、電子機器の筐体に付いているスイッチにより、画面上のカーソルA002を移動させ、距離を変更する形式とする。また、機能処理F003「マニュアルフォーカス起動」は電子機器全体を管理しているプログラムから正しく、利用可能にされるものとする。
図20の、機器状態データのE004「シャッターn/50」は変動演算基準値であってもプログラムが設計可能であるが、ここでは機器状態データとする。
前項の[マニュアルフォーカス]を選択し、さらにC021[撮影ヘルプ]の選択で移る階層で、[シャッタースピードの手動]の設定をして撮影し、その後に撮影場所の移動のため撮影条件が変わったとする。
ここで、撮影に必要な明るさの設定にならないとすると、ユーザーが旧設定を忘れている可能性があると推測できる。
このことを、図12の画面のメッセージM001で伝えるものである。さらに、自動撮影モードへ復帰できるC022[自動にする]が表示され、特殊撮影に対応できるC023[撮影ヘルプ]が表示される。
撮影映像の明暗値が異常の場合、図21の「撮影画面の明暗異常」の起動コードから、推定コードP009「シャッタースピードと絞りの設定の評価」の推定処理プログラムを実行するものである。
機器状態データのE005「明暗が偏っている」はレベル“0〜5”の数値であり、明暗正常値が“0”で、明暗異常は数値に比例し最高値が“5”である。このE005の値が評価値に代入される。
E006「シャッタースピードが手動」が有効ならば評価値に条件値“5”が加算される。
“評価値≧8”であれば、メッセージM001の情報を伝えるべきであると推定できるため、図12の表現処理D007を実行するものである。
これは自動撮影モードに復帰できるC022[自動にする]と、特殊撮影に対応できる項目の在る、C023[撮影ヘルプ]が表示される。
ユーザーがテレビを移動した後にテレビ放送を見ると、図13のようにOSDにはアンテナケーブルの不良を告げる表示がされる。
その10秒後に、動画と音声で故障を見つける方法の説明が始まる。これは、アンテナケーブルが外れてテレビ放送が見られない為に、回復方法を動画と音声で説明してくれるものである。
電波信号(RF信号)が無くなる前の、待機電源中にACコードが抜けた履歴があると、ケーブルの接続不良の可能性が高いと推測できるからである。
図22の様に、事前に更新された機器状態データ、E008「前回のRF信号は正常」,E009「待機時にACコード抜け」の演算基準値を用いて、図23の推定演算をし、アンテナの入力異常を推定するものである。
図23の「RF信号が無くなった」の起動コードにより、推定コードP010「アンテナ入力異常推定」の推定処理プログラムが実行される。
機器状態データのE008「前回のRF信号は正常」が有効であれば、固定演算基準値の“1”を評価値に代入し、
E009「待機時にACコード抜け」が有効であれば、評価値に条件値“1”を加算する。
“評価値=2”なら表現処理D008が実行され、図13の、本項目のプログラムが起動する前の画面状態に戻れる、選択肢C024[もどる]と、映像設定の操作メニューへ移動する、選択肢C025[メニュー]が表示される。
その10秒後に表現処理D009により動画と音声による回復方法が説明されることになる。
図22の機器状態データのE008「前回のRF信号は正常」、E009「待機時にACコード抜け」は、電子機器全体を管理しているプログラムから正しく処理されているものとする。
また、D009の、動画と音声による回復方法の説明は正しく作動されるものとする。
本発明を利用し、演算条件の細かい設定や、被演算数値や数式の多様化および高度化や、利便性と不都合が充分に検討された設計により、さらに利便性の高い操作設定を可能にするものである。また、電子機器の多くの機種に対応が可能なものである。
S002 撮影用の画面番号
S003 撮影用の画面番号
S004 メールの操作メニュー画面番号
S005 撮影用の画面番号
S006 撮影用の画面番号
S007 アンテナ入力異常時の操作メニュー画面番号
C001 [次へ]の選択肢番号
C002 [メニュー]の選択肢番号
C003 [オートモードで撮影]の選択肢番号
C004 [撮影シーンで選ぶ]の選択肢番号
C005 [設定する]の選択肢番号
C006 [ヘルプ]の選択肢番号
C007 [前回と同じ撮影]の選択肢番号
C008 [撮影シーンの変更]の選択肢番号
C009 [他のメニュー]の選択肢番号
C010 [ヘルプ]の選択肢番号
C011 [新規作成]の選択肢番号
C012 [アドレス帳]の選択肢番号
C013 [受信フォルダ1]の選択肢番号
C014 [受信フォルダ2]の選択肢番号
C015 [受信フォルダ3]の選択肢番号
C016 [下書]の選択肢番号
C017 [送信フォルダ]の選択肢番号
C018 [新着メール確認]の選択肢番号
C019 [設定]の選択肢番号
C020 [その他]の選択肢番号
C021 [撮影ヘルプ]の選択肢番号
C022 [自動にする]の選択肢番号
C023 [撮影ヘルプ]の選択肢番号
C024 [もどる]の選択肢番号
C025 [メニュー]の選択肢番号
P001 「出荷後使用回数」 の推定コード番号
P002 「電源OFF期間」の推定コード番号
P003 「項目の整理[送信フォルダ]」の推定コード番号
P004 「特殊撮影設定の推定」の推定コード番号
P005 「シャッター回数」の推定コード番号
P006 「メール画面の優先表示」の推定コード番号
P009 「シャッタースピードと絞りの設定の評価」の推定コード番号
P010 「アンテナ入力異常推定」の推定コード番号
D001 取扱説明の表示処理番号
D002 撮影の表示処理番号
D003 雪の撮影環境の表示処理番号
D004 標準撮影環境モードの表示処理番号
D006 マニュアルフォーカスの表示処理番号
D007 撮影不適性の表示処理番号
D008 機器異常告知の表示処理番号
D009 アンテナケーブルの回復方法の表示処理番号
F001 撮影モード設定の機能処理番号
F002 撮影環境モードの設定解除の機能処理番号
F003 マニュアルフォーカス起動の機能処理番号
E001 「撮影用設定をした」の機器状態データ番号
E002 「前回の電源OFFの時間」の機器状態データ番号
E003 「短期間撮影の設定履歴」の機器状態データ番号
E004 「シャッターn/50」の機器状態データ番号
E005 「明暗が偏っている」の機器状態データ番号
E006 「シャッタースピードが手動」の機器状態データ番号
E008 「前回のRF信号は正常」の機器状態データ番号
E009 「待機時にACコード抜け」の機器状態データ番号
A001 マニュアルフォーカス設定用の表示
A002 マニュアルフォーカス設定量のカーソル
M001 メッセージ番号
Claims (7)
- マイクロコンピューター内蔵の電子機器で文章、静止画、動画または音声にて操作設定用の選択肢を表現し、階層構造上に位置する該選択肢の選択、および電子機器の状態により、該選択肢の表現する位置および表現内容を変更するものであり、
選択肢推定処理プログラムの中に、ユーザーの選択肢の選択から推定できる、ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適した、選択肢が表現される位置の変更、および表現内容の変更、および電子機器の設定変更のデータを用意しておき、ユーザーの選択肢の選択から、該選択肢推定処理プログラムを実行するものであり、
機器推定処理プログラムの中に、機器状態データの変化から推定できる、ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適した、選択肢が表現される位置の変更、および表現内容の変更、および電子機器の設定変更のデータを用意しておき、機器状態データの変化から、該機器推定処理プログラムを実行するものであり、
選択肢推定処理プログラムと機器推定処理プログラムを合わせたものが推定処理プログラムであり、
該推定処理プログラムの実行の効果として、ユーザーの選択肢の選択や、電子機器の状態の変化により、
ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適切な、操作項目に自動的に変更されるもので、
選択肢が表現される位置と表現内容の再構成、および電子機器の設定変更を行うことを特徴とした操作項目自動適切化方法。 - 前記の推定処理プログラムにおいて、ユーザーの目的と操作熟練度と習慣性と、電子機器の状態とに適した、選択肢が表現される操作項目に変更する為の、演算式を実行するもので、
ユーザーが選択する選択肢の内容に含まれる属性に分類された値と、電子機器の状態の 変化の内容に含まれる属性に分類された値とを、該演算式の被演算数値として、
推定結果の実行が適切な該操作項目の変更になる、該演算式を設定し、
その演算結果の値の程度に応じて、該推定結果である表現処理および機能処理の実行をおこなう、請求項1記載の操作項目自動適切化方法。 - 前記の推定処理プログラムにおいて、被演算数値である固定演算基準値、変動演算基準値、機器状態データを用いた演算式を用意しておき、
該演算式にて推定演算を行い評価値を求める、請求項1乃至2記載の操作項目自動適切化方法。 - 前記の推定演算において、ユーザーが選択する選択肢の内容に含まれる属性に分類された値と、電子機器の状態の変化の内容に含まれる属性に分類された値との被演算数値に対して、
設定された値の条件値にて演算を行い評価値を求める、請求項1乃至3記載の操作項目自動適切化方法。 - 前記の推定演算において、推定結果の実行の是非を決める判定基準値と、前記評価値とを比較し、その比較の結果に応じて該推定結果を実行する、請求項1乃至4記載の操作項目自動適切化方法。
- 第1は、前記の推定演算において、工場出荷されてからの電源の起動回数の値を被演算数値とする、
第2は、前記の推定演算において、電源ONもしくは電源OFFの特性に分類された値を被演算数値とする、
第3は、前記の推定演算において、選択肢の選択、もしくは機器状態データの変化からの時間の値を被演算数値とする、
第4は、前記の推定演算において、選択肢の選択の回数の値を被演算数値とする、
第5は、前記の推定演算において、選択肢の内容の属性に分類された値を被演算数値とする、
第6は、前記の推定演算において、電子機器の待機電源時の電源切れの特性に分類された値を被演算数値とする、
第7は、前記の推定演算において、選択肢が表現される位置の順位の値を被演算数値とする、
第8は、前記の推定演算において、選択肢が表現される位置の順位に対し、付随する選択肢が表現される位置の順位を設ける、
前記の第1から第8のいずれかの、請求項1乃至5記載の操作項目自動適切化方法。 - 第9は、請求項1乃至6の推定演算による推定結果によって設定された、該設定に対し、選択肢の選択もしくは機器状態データの変化によって該設定を変更する、
第10は、請求項1乃至6の推定演算による一つの推定結果によって設定された、該設定に対し、請求項1乃至6の他の推定結果によって該設定を変更する、
第11は、請求項1乃至6の、一つの選択肢の選択による推定処理プログラムの実行において、他の選択肢の推定演算および推定結果の実行を行う、
前記の第9から第11のいずれかの、請求項1乃至5記載の操作項目自動適切化方法。
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