JP2008072491A - 電子機器及び電子機器の設定内容を表示し、変更する方法 - Google Patents

電子機器及び電子機器の設定内容を表示し、変更する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多機能な電子機器の操作は煩雑で習得が難しい。
【解決手段】LCDの周縁部分に、現在の機器の設定値を列挙表示する。十字キー、またはジョグダイヤルを操作すると、列挙表示されている設定値のうちの一つを強調表示し、カーソルとして移動し、選択できる。選択した設定値を更に展開し、プルダウン/プルアップメニュー形式で複数の設定可能な値を列挙表示し、これを選択する。選択して決定した新たな値は、列挙表示される設定値として新たに反映される。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子機器において設定内容を表示し、変更する方法、またその装置に関する。
より詳細には、LCD等の小型表示素子を備える携帯型電子機器において、当該機器の設定内容を小型表示素子に表示し、その設定内容を変更したり確認したりする方法、またそのような機能を備える電子機器に関する。
市場に流通する電子機器は、高機能化及び多機能化が進んでいる。
電子機器は機能の多さに比例して操作ボタン等が増える。これに伴い、利用者は、そのような電子機器の操作を習熟することが難しくなっている。
一例として、デジタル一眼レフカメラを考察する。
デジタル一眼レフカメラには、モードダイヤル、ドライブボタン、シャッターボタン、コントロールダイヤル、プレビューボタン、ファンクションボタン、ファンクションダイヤル、フォーカスモードスイッチ、パワースイッチ、メニューボタン、表示切替ボタン、消去ボタン、再生ボタン、十字キー、実行ボタン、視度調整ダイヤル、露出補正ボタン、AEロックボタン、手ぶれ補正スイッチと、操作子が沢山存在する。
これほどの操作子があると、使用者は、デジタル一眼レフカメラが備える機能を使いこなすために、操作方法を覚えるための努力をする必要が生じる。また、一朝一夕に全ての機能を把握することは困難である。
特開2001−75712号公報
機器が備える多種多様な機能をおよそ単一に等しい操作子の操作にて表示し、設定する技術として、特許文献1に開示される技術内容がある。
特許文献1には、ノート型パーソナルコンピュータにジョグダイヤルを装備し、表示されている稼働中のプログラムの設定項目の値をジョグダイヤルで変更できる技術内容が開示されている。
しかしながら、開示されている技術内容では、設定内容は一目では判り得ない。また、設定内容を変更するには専用のメニュー画面を別途の操作手段にて呼び出す必要がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、多機能な電子機器の操作が煩雑で習得が難しい点を解決することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、表示画面に複数の設定値を表示する。これを第1の状態とする。そして、正方向及び逆方向の二方向以上の指示信号を出力する第1のスイッチ、承諾の意思を示す指示信号を出力する第2のスイッチ、取り消しの意思を示す指示信号を出力する第3のスイッチの操作を表示画面制御部が受け、表示画面に表示されている複数の設定値のうちの一つを選択的に強調表示する第2の状態と、選択された設定値の変更を実行可能に表示する第3の状態とで遷移する。選択した設定内容にて設定値を変更すると、その値が表示画面にて表示される設定値に反映される。
本発明によると、表示画面に表示された複数の設定値の表示状態が、第1〜第3の3つのスイッチの操作で、第1の状態と第2の状態と第3の状態との間で遷移し、3つのスイッチによる操作だけで、ユーザフレンドリーな操作体系を提供することが可能となる。
本発明により、LCD等の表示画面を備える携帯型電子機器において、3つのスイッチによる操作だけで、およそ必要な設定項目の表示や変更を容易に実現できる、ユーザフレンドリーな操作体系を提供する電子機器、及び電子機器の設定内容を表示し、変更する方法が実現できる。
更に、本発明により、静止画或は動画を撮影する装置においては、表示画面に表示されている撮影中の画像をオンデマンドに変更できるので、操作に伴ってどのように撮影画像が変更されるのかが、使用者は直感的に把握できる。特に、動画撮影機器においては撮影中の設定変更が確実且つ高品位に実現できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図13を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態である、ビデオカメラの概観図である。
ビデオカメラ101は、動画或は静止画の記録及び再生ができる機器であり、図示しないビデオテープに動画を、図示しないフラッシュメモリに静止画を記録する。
グリップ部102の近傍には、録画ボタン103とジョグダイヤル104が設けられている。
録画ボタン103は動画においては録画時に、静止画においては撮影時に押すボタンである。
ジョグダイヤル104は携帯電話やノート型パーソナルコンピュータ等、多くの電子機器に採用されている操作子であり、本発明に直接関わる操作子である。ジョグダイヤル104は、回転体と、回転体により駆動されるロータリースイッチを備え、回転体が回転される毎にパルスを発生すると共に、回転体の回転方向も検出できるものである。更に、回転体に連動する押しボタンスイッチも内蔵されており、回転体を押し込むことにより押しボタンスイッチが押圧され、回転体が押し込まれている期間だけ押しボタンスイッチがオン状態になる。つまり、ジョグダイヤル104は「回す」動作と「押す」動作を受け入れる操作子である。
ジョグダイヤル104の近傍には、キャンセルキー105が設けられている。これは、ジョグダイヤル104等による種々の操作において、ある状態から一歩手前の状態等に戻る際に用いられる。
操作パネル112の左脇にはLCD106が設けられており、操作パネル112には円形の十字キー107が設けられている。更に、十字キー107の中央にはエンターキー108が設けられている。
LCD106は設置角度が変更可能に設けられている。LCD106はカメラの現在の状態を表示すると共に、録画或は撮影される風景や人物等、現在の映像をも表示できるものである。また、非撮影状態においては撮影済みの画像を再生する役割も担う。
ビデオカメラ101は更に、設置角度が変更可能なファインダー111も備える。ファインダー111もLCDによって構成されており、表示内容はLCD106と同じである。
図3(a)及び(b)は静止画撮影時におけるLCD106の表示状態を示すものである。
図3(a)は現在の撮影状態をほぼ全て網羅的に表示する状態を示す。これら表示されている項目はカメラの設定情報(いわゆるステータス情報)である。
図3(b)は現在カメラ内部の図示しないCCD撮像素子にて受光している画像と、現在の撮影状態(設定情報)の一部を画面周縁に表示する状態を示す。
本発明にかかる実施形態では、この画面周縁に表示される設定情報を、前述のジョグダイヤル104及び十字キー107にて直接操作し、設定内容を変更するものである。この動作の詳細については後述する。
再び図1において、十字キー107は、上下左右の方向を指示する、周知のキーである。
左右方向のキーは左右方向にカーソルを移動させる機能の他に、表示される項目によっては、右方向を押すとエンターキー108の代わりに、左方向を押すとキャンセルキー105の代わりに使われる場合がある。
十字キー107の中心にはエンターキー108が設けられている。エンターキー108は必ずしも必要とはいえないものの、操作者の誤操作を防ぐ意味で設けられている。
図2(a)及び(b)は、カメラ内部の、主に電子回路部分のみに注目した機能ブロック図である。
図2(a)において、CCD撮像素子202は撮影画像を電気信号に変換する。
A/D変換器203はCCD撮像素子202から得られるアナログの画像信号をデジタル情報信号に変換する。
DSP(Digital Signal Processor: 音声や画像などの処理に特化した演算処理集積回路装置)204は、デジタル情報信号である入力画像データに適切な処理を施し、撮影用画像データを作成する。そして、撮影用画像データはディスプレイドライバ205を介して表示部であるLCD106に出力すると共に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の画像ファイルフォーマットに変換し、インターフェース(図2(a)中「I/F」)206を通じて不揮発性ストレージ207に出力し、保存する。
不揮発性ストレージ207は撮影画像をファイルとして保存するものであり、動画の場合はビデオテープ、ハードディスク或は光ディスク等の大容量記憶媒体を、静止画の場合は主にフラッシュメモリを用いる。
一方、DSP204にはマイクロコンピュータ208が接続されており、マイクロコンピュータ208から発される様々な指示命令によって、DSP204はその動作状態が制御される。また、マイクロコンピュータ208には十字キー107とジョグダイヤル104等の操作子が接続されている。
例えば、図2においては図示していない録画ボタン103を押すと、マイクロコンピュータ208は録画ボタン103の押し下げ状態を検出し、DSP204に対して撮影実行命令を発行する。DSP204はこれを受けて、CCD撮像素子202が現在受光している画像の信号から、A/D変換器203にて変換された入力画像データに対し、輝度の補正等、所定の加工を施した後、JPEG変換して、不揮発性ストレージ207にファイルとして保存する。このように、操作子の操作がマイクロコンピュータ208を通じてDSP204を制御する。
図2(b)はDSP204とマイクロコンピュータ208の内部の機能ブロック図である。周知のように、DSP204とマイクロコンピュータ208はソフトウェアにて動作するものである。そこで、当該ソフトウェアが提供する機能を詳述する目的でこのような図面を作成した。
DSP204の内部の撮影信号処理部211は、A/D変換器203から得られる入力画像データに所定の処理を施す。撮影信号処理部211から出力される撮影用画像データは、インターフェース206に出力されると共に、画像合成部212にも出力される。
一方、マイクロコンピュータ208の内部は、主にメニュー表示及び設定値変更部213によって機能が成り立っている。実体はRAMである設定情報記憶部214に記憶されている様々な設定情報から、LCD106に表示する画面の情報を作成し、画像合成部212に送る。また、シリアルインターフェース215を介して入力される操作子の操作状態信号を受けて、表示している設定情報を変更するメニュー等を作成する。
画像合成部212では、撮影信号処理部211から得られる画像情報と、メニュー表示及び設定値変更部213から得られるメニュー画面情報を合成する。つまり、スーパーインポーズ処理を施すものである。
図3(a)は、ビデオカメラ101を静止画撮影モードにて動作させる際に、LCD106においてビデオカメラ101の設定情報の殆ど全てを表示する状態を示す図である。一方、図3(b)は、LCD106においてビデオカメラ101の設定情報の一部を表示すると共に、現在CCD撮像素子202が受光している状態をモニタしている図である。図3(a)と(b)は、十字キー107やジョグダイヤル104、或は図示しない他の操作子による所定の操作により、使用者の意思に基づいて切り替えが可能になっている。
以下、表示項目について簡単に説明する。
撮影モード302は、撮影する指針を指示するものである。
撮影モード302の表示が「P」のときは「プログラムオート撮影」を意味し、露出(シャッタースピードと絞り)はビデオカメラ101の制御に委ねる(すなわち、変更不可能)一方、その他の値は変更が可能な撮影モードである。
図3(a)では図示していないが、後述する「M」のときは「マニュアル撮影」を意味し、シャッタースピードも絞りも変更が可能な撮影モードである。
この他にも、殆ど全ての設定をビデオカメラ101の制御に委ねるオート撮影モード、絞り値を優先する絞り優先撮影モード、シャッタースピードを優先するシャッタースピード優先撮影モード等があるが、本発明の趣旨から外れるのでこれら機能の詳細な説明は省略する。
ここで注目して頂きたいのは、「P」のときはシャッタースピードと絞りが変更不可能である一方、「M」のときは変更が可能である、ということである。このことについては後述する。
シャッタースピード303はシャッターが開けられる時間を示すものである。「125」とは「125分の1秒」を示す。
絞り値305は光学系に挿入されている絞りの開口状態を示すものである。
フラッシュモード306はフラッシュの発光状態を示すものである。
露出補正307は自動にて設定した露出状態、すなわちシャッタースピード303と絞り値305の組み合わせに対し、使用者の発意に基づいて補正する機能と、その状態を示すものである。
調光補正308は、露出補正307とは別にフラッシュの発光量だけを調整する機能と、その状態を示すものである。
測光インジケータ309は、周知の露出計である。
ISO感度310は、光に対する感度を示す値である。この値が大きければ感度は増すが、画質は荒くなる。「ISO AUTO」と表示されているときは、ISO感度310の調整をビデオカメラ101の自動調整機能に委ねることを意味する。
画像仕上げ機能311は、撮影シーンや用途に応じて、色調、ホワイトバランス、彩度、シャープネス等を予め最適な値に設定(プリセット)したものを選択できる機能である。
測光モード312は、ビデオカメラ101が被写体の明るさを測る方法を選択できる機能である。画面全体から平均的に測光するモード、画面の中心を重点的に測光するモード、画面の中心だけを測光するモードの三種類から選べる。
画像サイズ313は不揮発性ストレージ207に保存する画像ファイルにおける、画面の大きさを指定する機能である。「画像サイズ」と書かれてはいるが、画像ファイルの大きさではないことに注意されたい。画質314は不揮発性ストレージ207に保存する画像ファイルにおける、画面の質を指定する機能である。これらの値は画像ファイルの大きさを左右するので、撮影可能枚数に大きく関係する。
撮影可能枚数315は、不揮発性ストレージ207の空き容量に対し、現在の画像サイズ313及び画質314の設定によって生成される大きさ(データ容量)の画像ファイルが格納可能なファイル数を示す。要するに、不揮発性ストレージ207の空き容量をファイルサイズ(クラスタ単位)で割った、整数値である。
バッテリー残量316は現在の電池の残り容量である。
コントラスト317は画像の明暗差である。
彩度318は画像の色の鮮やかさである。
シャープネス319は画像中の輪郭部分における鮮鋭度である。
Dレンジオプティマイザ320は、先ず画像を分析して当該画像がどのような撮影シーンであるかを判別し、その判別結果を基に画面全体の明るさやコントラスト317を自動調整し、撮影画像の画質314を向上させる機能である。
図3(a)と図3(b)とを見比べると、図3(b)の方はLCD106の表示画面の上側と下側にしか設定項目を表示していないので、表示できる項目数が少ないことがわかる。したがって、画面を切り替えて表示できなかった項目を表示させる必要が生じる。この機能については後述する。
図4は本実施形態におけるメニュー表示及び設定機能の動作を示す状態遷移図である。
図5は本実施形態におけるメニュー表示及び設定機能の動作を示す状態遷移表である。
図4は原理説明に特化するため、図3(b)のような表示ではなく、「項目1」、「項目2」、「項目3」及び「項目4」だけを画面内に表示させている。
図4及び図5を見ればわかるが、本実施形態において、画面上における設定項目の表示状態は、「初期状態S401」、「カーソル表示状態S402」及び「プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403」の三つが存在する。
初期状態S401では、図4(a)に示すように、LCD106の画面内には項目1から項目4までが画面下側に単純に列挙表示されているだけである。
初期状態S401において、十字キー107の上下左右のいずれかのボタンを押すと(T404)、画面内にて最も左端に位置する項目1を明滅表示させ(図4(b))、カーソル表示状態S402に移行する。項目の明滅状態がカーソルである。
カーソル表示状態S402において、何も操作せずに5秒経過するか、キャンセルキーを押すと(T405)、項目の明滅表示状態を止めて(図4(a))、初期状態S401に戻る。
カーソル表示状態S402において左右十字キー107を押すと(T406)、項目の明滅表示状態が左右に移動し(図4(c))、再びカーソル表示状態S402に戻る。カーソルの移動である。
カーソル表示状態S402において上下十字キー107を押すと(T407)、現在明滅表示状態にある項目から画面の上方向或は下方向に選択可能な値、或は設定され得る値を列挙表示し(図4(d))、プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403に移行する。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403において上下十字キー107を押すと(T408)、現在上下方向に列挙表示されている複数の値のうち、選択可能な値の間において明滅表示を移動し(図4(e))、再びプルダウン/プルアップメニュー表示状態S403に戻る。カーソルの上下方向への移動である。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403において右十字キー107又はエンターキー108を押すと(T409)、現在上下方向に列挙表示されている複数の値のうち、明滅表示している値を設定値に設定する。次に、プルダウン/プルアップメニューの表示を止めて、設定した項目を新たに設定した値にて明滅表示し、カーソル表示状態S402に移行する。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403において左十字キー107又はキャンセルキーを押すと(T410)、何ら値を設定することなくプルダウン/プルアップメニューの表示を止めて、設定した項目を明滅表示し、カーソル表示状態S402に移行する。
以上説明したように、十字キー107の操作によって、画面の周縁に表示されている設定項目から、選択した項目について設定し得る値を列挙表示し、設定可能な値については設定することができる。
なお、ジョグダイヤル104による操作では、以下のような対応となる。
初期状態S401(図4(a))におけるダイヤル右回し、ダイヤル左回し及びダイヤル押し込み(エンターキー108)は、夫々カーソル表示後(T404)、カーソル表示状態S402へ移行する(図4(b))。
カーソル表示状態S402におけるダイヤル右回しは、カーソルを右へ移動し(T406)、カーソル表示状態S402に戻る(図4(c))。
カーソル表示状態S402におけるダイヤル左回しは、カーソルを左へ移動し(T406)、カーソル表示状態S402に戻る。
カーソル表示状態S402におけるダイヤル押し込み(エンターキー108と等価)は、プルダウン/プルアップメニューを表示し(T407)、プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403へ移行する(図4(d))。
カーソル表示状態S402におけるキャンセルキーは、カーソル表示を止めて(T405)、初期状態S401へ移行する(図4(a))。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403におけるダイヤル右回しは、カーソルを上へ移動し(T408)、プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403に戻る(図4(e))。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403におけるダイヤル左回しは、カーソルを下へ移動し(T408)、プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403に戻る。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403におけるダイヤル押し込み(エンターキー108と等価)は、現在明滅表示している値を設定値に設定し、プルダウン/プルアップメニューの表示を止めて、設定した項目を明滅表示し(T409)、カーソル表示状態S402に移行する。
プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403におけるキャンセルキーは、何ら値を設定することなくプルダウン/プルアップメニューの表示を止めて(T410)、カーソル表示状態S402に移行する。
図6(a)、(b)、(c)及び(d)は、画面上における項目の表示方法のバリエーションを示すものである。
本来表示したり設定したりする項目が多過ぎて、スーパーインポーズの状態では画面内に全ての項目が収まり切らない場合がある。図3(a)及び(b)の場合はまさにこれに該当する。そこで、カーソル表示状態S402において、左右十字キー或はジョグダイヤルの回転によってカーソルを移動する際に(T406)、表示したい項目を複数画面に分ける等で対応する。
図6(a)は、上側に常時表示させておきたい項目を列挙し、下側のみ複数画面にて表示する実施形態である。
第一画面では上側に1から4までの項目、下側に5から8までの項目が列挙表示されている。
カーソル表示状態S402のときに右十字キー押し下げ或はジョグダイヤル右回しを行うと、カーソルが1から順番に8へと移動する。8の次は第二画面に移行し、上側は1から4までの項目、下側に9から11までの項目が列挙表示されており、右十字キー押し下げ或はジョグダイヤル右回しにてカーソルが9から順番に11へと移動する。更に11から先は第一画面に戻り、1からカーソル表示を移動する。
図6(b)は、上側及び下側の項目も複数画面にて表示する実施形態である。
第一画面では上側に1から4までの項目、下側に5から8までの項目が列挙表示されている。
カーソル表示状態S402のときに右十字キー押し下げ或はジョグダイヤル右回しを行うと、カーソルが1から順番に8へと移動する。8の次は第二画面に移行し、上側にのみ9から11までの項目が列挙表示されており、右十字キー押し下げ或はジョグダイヤル右回しにてカーソルが9から順番に11へと移動する。更に11から先は第一画面に戻り、1からカーソル表示を移動する。
図6(c)は、図6(d)のようなリング状に項目を順番に表示する実施形態である。
画面では下側に1から4までの項目が列挙表示されている。カーソル表示状態S402のときに右十字キー押し下げ或はジョグダイヤル右回しを行うと、カーソルが1から順番に4へと移動する。4の次は各表示項目が左側へずれ、左端の1は消えると共に、左端から2、3、4、そして右端には5が表示され、5を明滅表示させる。つまり、カーソル位置は画面右端に固定しつつ、項目が移動する。これ以降も同様に、表示項目が一つずつ左にずれていき、リング状の表示項目を順番に表示させると同じような状態となる。
図7及び図8は、本実施形態にかかるビデオカメラ101における、各項目の具体的な表示状態の一例を示す図である。
図7(a)はプログラムオート撮影モード302における、LCD106の上側の表示状態を示す。
プログラムオート撮影モード302では、
- ISO感度310は変更可であり、
- シャッタースピード303は変更不可であり、
- 絞り値305は変更不可であり、
- フラッシュモード306は変更可であり、
- 撮影可能枚数315は変更不可であり、
- バッテリー残量316は変更不可である。
以上のような状態から、撮影モード302をマニュアル撮影モード302に変更すると、図7(b)のようになる。
マニュアル撮影モード302では、
- ISO感度310は変更可であり(但しAUTOは選択不可である)、
- シャッタースピード303は変更可であり、
- 絞り値305は変更可であり、
- フラッシュモード306は変更可であり、
- 撮影可能枚数315は変更不可であり、
- バッテリー残量316は変更不可である。
すなわち、主要な設定項目の値が使用者の意のままに設定可能になる代わりに、自動的に設定できる機能が無効になる。
図7(c)はプログラムオート撮影モード302における、ISO感度310のプルダウンメニュー項目の表示状態を示す。この状態では、「AUTO」を含め全ての値が設定可能である。
図7(d)はマニュアル撮影モード302における、ISO感度310のプルダウンメニュー項目の表示状態を示す。この状態では、「AUTO」が設定不可能になり、それを示すために「AUTO」の文字が他の値と比べて薄い表示になる。
以上に説明したように、撮影モードを変更することで、それまで選択設定ができなかった項目が選択設定できるようになったり、またはその逆になったり、或は選択設定できる項目が変わったりする。
つまり、ある設定項目を変更すると、変更項目の内容に依存する他の設定項目或は表示項目に変化を生じさせることができる。
図8はプログラムオート撮影モード302において、撮影シーンの変化と、それに対するLCD106の上側の表示状態の変化を示す。
図8(a)は晴天の屋外を示す。一方、図8(b)は室内を示す。
図8(c)は、図8(a)におけるLCD106の上側の表示状態である。ISO感度310がAUTOに設定されているので、シャッタースピード303と絞り値305は通常の値に設定されている。
図8(d)は、図8(b)におけるLCD106の上側の表示状態である。ISO感度310がAUTOに設定されているが、室内は暗いので、シャッタースピード303が30分の1秒という、手ブレによる画質314の悪化の可能性が極めて高い値に設定されている。つまり、ISO感度310をAUTOに設定するだけでは適切な設定にならないことがわかる。
そこで、図8(e)に示すように、ISO感度310のプルダウンメニューを開き、AUTOから変更する。すると、設定していない状態でもシャッタースピード303が選択した値に応じてオンデマンドに変化する。図8(e)では、カーソルをISOの400に移動したときに、シャッタースピード303が60分の1秒に変化した。60分の1秒なら、手ブレの影響は30分の1秒よりも小さいので、これを選択するべく、右十字キー107で設定を確定する。
図9は本発明の第二の実施形態を示す、ビデオカメラ101の内部の機能ブロック図である。
第一の実施形態ではビデオカメラ101を静止画撮影モードにて稼動させる際の技術を説明したが、第二の実施形態ではビデオカメラ101を動画の録画モードにて稼動させる際の技術を説明する。
ビデオカメラ101全体の機能ブロック図は図2(a)と殆ど同じである。異なるのは、不揮発性ストレージ207がフラッシュメモリでは容量が少ないので、フラッシュメモリの代わりにハードディスク装置や光ディスク装置が用いられる点である。なお、音声信号の記録機能については本発明の趣旨に関係しないので説明を割愛する。
そして、DSP204とマイクロコンピュータ208の機能は、図2(b)の代わりに図9によって表される。
図9の、図2(b)と異なる点は、撮影信号処理部211の他に表示信号処理部903が新たに設けられ、画像合成部212は表示信号処理部903から出力されるデジタル画像情報とメニュー表示とをスーパーインポーズする点と、メニュー表示及び設定値変更部213は撮影信号処理部211と表示信号処理部903とでそれぞれ異なる設定を指示する点である。
図10はビデオカメラ101のLCD106或はファインダー111における、表示状態の一例を示す。図中に表されているメニュー表示機能及び項目値設定機能は、マイクロコンピュータ208にて稼動するプログラムによってもたらされる。
図10(a)は通常の表示状態を示す。初期状態S401と等価である。
ATWは Auto Tracking White の略で、動画像中のホワイトバランスを自動追尾する機能である。
「18dB」という表記は映像アンプのゲインを設定し、表示するものである。動画像が暗く、光量が少ないときにゲインを増加させる。
「ND1」という表記はNDフィルタの装着状態を表示するものである。NDフィルタは光学フィルタなので、当然にメニューからの変更はできない。しかし、ビデオカメラ101が装着可能なNDフィルタの一覧を表示させることはできる。
図10(b)はカーソル位置表示状態を示す。カーソル表示状態S402と等価である。図10(a)の状態から十字キー107のいずれかのキーを押し下げるか、ジョグダイヤル104を回転させるか又は押し込む操作をすると、この状態に移行する。最初はカーソル位置は左端なので、「ATW」が明滅表示されている。
図10(c)はカーソル位置表示状態を示す。カーソル表示状態S402と等価である。図10(b)の状態から十字キー107の左右を押し下げるか、ジョグダイヤル104を回転操作すると、この状態に移行する。「ND1」は選択不能であるものの表示は可能な項目なので、「ND1」が明滅表示されている。
図10(d)は項目を選択した状態を示す。プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403と等価である。図10(b)の状態から十字キー107の上下を押し下げるか、ジョグダイヤル104を押し込み操作すると、この状態に移行する。
図10(e)は項目を選択した状態を示す。特にこの場合は数値の変更にかかるユーザインターフェースの一形態である。すなわち、プルダウン/プルアップメニューを表示しない代わりに、項目の上下に三角のマークを表示し、上下十字キー或はジョグダイヤルを操作すると、表示されている項目内の数値が変化する。なお、このような表示形態に代えて、或はこのような表示形態と共に、回転ボリュームやスライドボリュームの画像を表示させて、これを増減させる表示形態であってもよい。
図10(f)は項目を選択した状態を示す。特にこの場合は、選択及び設定が不可能な項目における表示状態の一形態である。図10(c)の状態から十字キー107の上下を押し下げるか、ジョグダイヤル104を回転操作すると、この状態に移行する。「ND1」は選択不能であるものの表示は可能な項目なので、「ND1」が明滅表示されている。
図11は、十字キー107の操作と、これに応じて撮影信号処理部211と表示信号処理部903がそれぞれ出力する画像データの内容を示す。
図11(a)では、上十字キー107を押すと、表示されているプルアップメニュー中の設定値を選択する。図11(a)では、撮影信号処理部211の画像データと、表示信号処理部903の画像データの両方共、CCD撮像素子202の感度が低いために、画像データの内容が暗い。
図11(b)では、更に上十字キー107を押すと、表示されているプルアップメニュー中の設定値を選択する。すると、表示信号処理部903にはCCD撮像素子202の感度が変更される。ところが、撮影信号処理部211では値が変更されない。図11(b)では、表示信号処理部903の画像データは設定が変わって明るくなっている。しかし、撮影信号処理部211の画像データは設定が変わっていないので、CCD撮像素子202の感度が低いままである。このため、画像データが暗い。
図11(c)では、右十字キー107を押すと、表示されているの設定値を設定する。すると、表示信号処理部903ではCCD撮像素子202の感度はそのままである一方、撮影信号処理部211では値が変更され、表示信号処理部903が出力する画像データと同じ内容になる。図11(c)では、表示信号処理部903の画像データは(b)のときと同じである。一方、撮影信号処理部211の画像データは設定が変わったので、CCD撮像素子202の感度が高くなり、画像データが明るくなる。
図11ではLCD106やファインダー111による撮影モニタの画面で実際に値を選択すると、オンデマンドに表示画面が変化する一方、実際に不揮発性ストレージ207に記録されている動画像は一切設定が変更されていない。つまり、使用者は十字キー107やジョグダイヤル104でオンデマンドに表示状態を変更しながらモニタを行い、最適な撮影状態を見出したら、それを確定する。確定したときになって初めて撮影動画像は変更された撮影状態にて記録される。したがって、撮影しながら最適値を模索する等の、撮影動画像に影響するような見苦しい状態がなくなる。
以上に説明した内容は、第一の実施形態における、一瞬で終わる静止画の撮影とは異なり、連続した時間における動画撮影の最中に、設定項目の変更を確実且つ容易に行うことができる機能を提供するものである。
本実施形態には、以下のような応用例が考えられる。
(1)図3(b)、図4、図6、図10等では、メニュー項目は表示画面の上側或は下側に列挙表示されていたが、表示画面の右側或は左側に列挙表示させることも可能である。また、プルアップ/プルダウンメニューの項目数が多いときは、列挙表示する項目を複数の列や行に配置することも可能である。
なお、表示画面の右側或は左側にメニュー項目を列挙表示させる際には、十字キーのボタンの意味付けを項目の配置及びプルアップ/プルダウンメニューの配置に応じて変更することも可能である。つまり、項目が画面右側の列にあるときは、項目の移動を左右キーではなく上下キーに変更する、等である。
(2)本実施形態はビデオカメラに留まらず、デジタルカメラにも適用可能である。
デジタルカメラは横向きだけでなく縦向きに使用されることが非常に多い。そのとき、LCD106に表示されるメニューと、十字キー107の操作体系も設置方向に応じて変わると非常に便利である。
図12(a)はデジタル一眼レフカメラ1201を通常の横置きにしている状態を示す。図12(b)はそのときのLCD1206の表示状態を示し、図12(c)はそのときの十字キー1207に割り振られた操作機能を示す。
図12(d)は、デジタル一眼レフカメラ1201を図12(a)の状態から時計回り逆方向(左回り)に90°回転させて、垂直にした状態を示す。図12(e)はそのときのLCD1206の表示状態を示し、図12(f)はそのときの十字キー107に割り振られた操作機能を示す。
デジタル一眼レフカメラ1201は図示しない重力センサを内蔵する。重力センサはデジタル一眼レフカメラ1201の設置方向を検出し、これを内部のマイクロコンピュータに伝える。すると、マイクロコンピュータは重力方向に応じて、LCD1206の表示項目と十字キー1207のキー割り当てを変更する。この機能により、
- 水平状態では十字キー1207の「上」が、左回りの垂直状態では「左」に、
- 水平状態では十字キー1207の「下」が、左回りの垂直状態では「右」に、
- 水平状態では十字キー1207の「左」が、左回りの垂直状態では「下」に、
- 水平状態では十字キー1207の「右」が、左回りの垂直状態では「上」に
機能が変更される。
なお、図示はしていないが、カメラ1201の回転方向を時計回り方向(右回り)に90°回転させると、
- 水平状態では十字キー1207の「上」が、左回りの垂直状態では「右」に、
- 水平状態では十字キー1207の「下」が、左回りの垂直状態では「左」に、
- 水平状態では十字キー1207の「左」が、左回りの垂直状態では「上」に、
- 水平状態では十字キー1207の「右」が、左回りの垂直状態では「下」に
機能が変更される。
(3)図13(a)に示すように、カーソル表示状態S402において、各項目の内容を詳述する簡易説明ウィンドウ1302を表示させてもよい。
(4)図13(b)に示すように、プルダウン/プルアップメニュー表示状態S403において、各設定値の内容を詳述するヘルプ付選択メニュー1303の形式にしてもよい。
(5)前述の第一及び第二の実施形態では、それぞれ撮影装置における実施形態を示した。
本発明は必ずしも静止画或は動画を撮影する装置に適用されるものではない。
例えば、周知の携帯電話において、十字キーを操作して各種設定値を確認したり変更したりする実施形態に応用が可能である。現在市場に流通する通常の携帯電話は、メニュー項目を呼び出す操作によって、各設定項目の表示はあれど、項目の値を一覧表示して、そこにカーソルを合わせて変更する、というユーザインターフェースを備えているものは見かけない。
(6)本実施形態の技術思想を、ソフトウェア製品にそのまま応用することも可能である。
例えば、マイクロソフト社(登録商標)の「Office」等の、パーソナルコンピュータ上で稼動するビジネスソフトウェア等、多くのソフトウェアは多機能である。そのため、それらソフトウェアのプルダウンメニューは階層構造化されているものが多く、目的の機能を見つけることが困難になってしまっている。そこで、本実施形態の技術内容をそのまま適用する。具体的には、あるプルダウン項目を選択すると、図3(b)のようなメニュー表示専用のウィンドウが表示中の画面とは別に独立して表示され、図6に示すように設定項目を矢印キー等で選択できる。
本実施形態においては、LCD等の表示画面を備える携帯型電子機器において、十字キー及び/又はジョグダイヤルによる操作だけで、およそ必要な設定項目の表示や変更を容易に実現できる。
表示画面には、設定項目名ではなく設定内容そのものがそのまま表示されており、使用者は変更したい値にカーソルを合わせて変更することができる。そして、変更された内容は直ちに表示画面中の設定値として反映されるので、極めて直感的で判り易い。
本実施形態によるこのような操作体系は、従来の電子機器にありがちな、沢山の操作ボタンの操作の習熟を要せずに、極めて迅速に目的を達成できる、直感的なユーザインターフェースを提供するものである。
しかしながら、本実施形態による操作体系は、電子機器に対する操作の習熟度が向上すれば、次第にメニューの選択が煩わしく思えるようになるだろう。そうなったら、使用者は頻繁に使用する設定変更項目を直接的に呼び出して変更するための、別のユーザインターフェース(操作体系)を習熟すればよい。
本実施形態によるユーザインターフェースは、いわば「初心者のための操作体系」を提供するものである。分厚いマニュアル等を通読することなく、先ずは取り敢えず使える機器にするための、ユーザフレンドリーな操作体系である。
更に、本実施形態は、静止画或は動画を撮影する装置において特に有益である。
設定を選択していく過程で、LCDに表示されている撮影中の画像がオンデマンドに変更されるので、操作に伴ってどのように撮影画像が変更されるのかが、使用者は直感的に把握できる。
特に、ビデオカメラにおいては、撮影中にカメラの感度を適切な値に変更する等の設定変更が、使用者の勘等に頼ることなく、確実且つ高品位に実現できる。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
本発明の第一の実施の形態によるビデオカメラの外観図である。 本発明の第一の実施の形態によるビデオカメラの内部機能ブロック図である。 表示画面の一例である。 十字キーの操作に対応する状態遷移図である。 十字キーの操作に対応する状態遷移表である。 表示画面上における表示項目の移動を示す概念図である。 表示画面の変化を示す概念図である。 表示画面の変化を示す概念図である。 本発明の第二の実施の形態によるビデオカメラの内部機能ブロック図である。 表示画面の一例である。 表示画面の一例である。 応用例による、デジタル一眼レフカメラの載置状態と表示画面の変化と十字キーの機能割り当ての変化を示す概略図である。 応用例による、デジタル一眼レフカメラの表示画面の変化を示す概略図である。
符号の説明
101…ビデオカメラ、102…グリップ部、103…録画ボタン、104…ジョグダイヤル、105…キャンセルキー、106…LCD、107…十字キー、108…エンターキー、202…CCD撮像素子、203…A/D変換器、204…DSP、205…ディスプレイドライバ、206…インターフェース、207…不揮発性ストレージ、208…マイクロコンピュータ、211…撮影信号処理部、212…画像合成部、213…メニュー表示及び設定値変更部、214…設定情報記憶部、215…シリアルインターフェース

Claims (7)

  1. 表示画面を有する表示部と、
    正方向及び逆方向の二方向以上の指示信号を出力する第1のスイッチと、
    承諾の意思を示す指示信号を出力する第2のスイッチと、
    取り消しの意思を示す指示信号を出力する第3のスイッチと、
    複数の設定値を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に接続され、前記表示画面に複数の設定値を表示すると共に、前記第1及び第2及び第3のスイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値を変更し、前記記憶部に反映する表示画面制御部と
    よりなることを特徴とする携帯型電子機器であり、
    前記表示画面制御部は更に、
    前記表示画面に複数の設定値を表示する第1の状態と、
    前記第1及び第2及び第3のスイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値のうちの一つを選択的に強調表示する第2の状態と、
    前記第1及び第2及び第3のスイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値のうちの一つを選択した後、前記選択された設定値の変更を実行可能に表示する第3の状態を備え、
    前期第3の状態にて前記選択された設定値を変更した後、前記変更した設定値にて前記表示画面上の前記複数の設定値の表示を更新することを特徴とする、携帯型電子機器。
  2. 前記携帯型電子機器は撮影装置であり、
    前記携帯型電子機器は更に、
    撮像素子と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する撮影信号処理部と、
    前記表示画面制御部が出力する表示画面情報と、前記撮影信号処理部が出力する撮影情報を合成する画像合成部と
    を備え、
    前記表示画面制御部は前記複数の設定値の内容を前記撮影信号処理部に反映させることを特徴とする、請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記携帯型電子機器は撮影装置であり、
    前記携帯型電子機器は更に、
    撮像素子と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する撮影信号処理部と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する表示用信号処理部と、
    前記表示画面制御部が出力する表示画面情報と、前記表示用信号処理部が出力する撮影情報を合成する画像合成部と
    を備え、
    前記表示画面制御部は、前記複数の設定値の内容を未決定の状態で前記表示用信号処理部に反映させると共に、前記複数の設定値の内容を決定した状態で前記撮影信号処理部に反映させることを特徴とする、請求項1記載の携帯型電子機器。
  4. 表示画面を有する表示部と、
    少なくとも4つの異なる方向の指示信号を出力するスイッチと、
    複数の設定を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に接続され、前記表示画面に複数の設定値を表示すると共に、前記スイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値を変更し、前記記憶部に反映する表示画面制御部と
    よりなることを特徴とする携帯型電子機器であり、
    前記表示画面制御部は更に、
    前記表示画面に複数の設定値を表示する第1の状態と、
    前記スイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値のうちの一つを選択的に強調表示する第2の状態と、
    前記スイッチから得られる指示信号を受けて、前記複数の設定値のうちの一つを選択した後、前記選択された設定値の変更を実行可能に表示する第3の状態を備え、
    前期第3の状態にて前記選択された設定値を変更した後、前記変更した設定値にて前記表示画面上の前記複数の設定値の表示を更新することを特徴とする、携帯型電子機器。
  5. 前記携帯型電子機器は撮影装置であり、
    前記携帯型電子機器は更に、
    撮像素子と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する撮影信号処理部と、
    前記表示画面制御部が出力する表示画面情報と、前記撮影信号処理部が出力する撮影情報を合成する画像合成部と
    を備え、
    前記表示画面制御部は前記複数の設定値の内容を前記撮影信号処理部に反映させることを特徴とする、請求項4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記携帯型電子機器は撮影装置であり、
    前記携帯型電子機器は更に、
    撮像素子と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する撮影信号処理部と、
    前記撮像素子が出力する信号を処理する表示用信号処理部と、
    前記表示画面制御部が出力する表示画面情報と、前記表示用信号処理部が出力する撮影情報を合成する画像合成部と
    を備え、
    前記表示画面制御部は、前記複数の設定値の内容を未決定の状態で前記表示用信号処理部に反映させると共に、前記複数の設定値の内容を決定した状態で前記撮影信号処理部に反映させることを特徴とする、請求項4記載の携帯型電子機器。
  7. 表示画面に複数の設定値を列挙表示する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて、正方向及び逆方向の二方向以上の指示信号を出力する第1のスイッチまたは承諾の意思を示す指示信号を出力する第2のスイッチのいずれかの操作を検出して、前記複数の設定値のうちの一つを強調表示する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて、前記第1のスイッチの操作を検出して、前記複数の設定値のうちの一つの前記強調表示を移動する第3ステップと、
    前記第2ステップまたは前記第3ステップにおいて、前記第2のスイッチの操作を検出して、前記強調表示されている前記複数の設定値のうちの一つにおける、複数の設定可能な値を列挙表示する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいて、前記第1のスイッチの操作を検出して、前記列挙表示されている前記設定可能な値のうちの一つを選択的に強調表示する第5ステップと、
    前記第4ステップまたは前記第5ステップにおいて、前記第2のスイッチの操作を検出して、前記列挙表示されている前記設定可能な値のうちの一つを新たな設定値として設定し、新たに前記表示画面に列挙表示する第6ステップと
    よりなることを特徴とする、電子機器の設定内容を表示し、変更する方法。
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