JP2003308148A - プログラム、端末装置 - Google Patents

プログラム、端末装置

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JP2003308148A
JP2003308148A JP2002113172A JP2002113172A JP2003308148A JP 2003308148 A JP2003308148 A JP 2003308148A JP 2002113172 A JP2002113172 A JP 2002113172A JP 2002113172 A JP2002113172 A JP 2002113172A JP 2003308148 A JP2003308148 A JP 2003308148A
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functions
application program
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learning
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JP2002113172A
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Makoto Kawatoko
誠 川床
Yuji Nagano
裕二 永野
Hiroki Tamura
弘樹 田村
Hirobumi Kamimaru
博文 神丸
Yoshikazu Shigematsu
美和 繁松
Kiyohide Yamashita
清秀 山下
Takato Ohashi
隆登 大橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションプログラムの使用状態に応
じて自動的に機能を設定し、かつユーザに対する学習機
能を有することで、操作性及びアプリケーションプログ
ラムの習得度の向上を図る。 【解決手段】 記憶部12は、アプリケーションプログ
ラムの複数の機能の各機能の使用履歴を記憶する。制御
部14は、複数の機能のうちの関連付けられた二以上の
機能についての使用履歴に基づいて二以上の機能に含ま
れる一の機能についての実行を簡略化するようにアプリ
ケーションプログラムの設定パラメータを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端末装置及びプログ
ラムに関し、特に、アプリケーションプログラムを起動
した際の使い勝手の向上、アプリケーションプログラム
の諸機能をユーザがより使いこなせるように配慮した端
末装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザがパソコン等の端末装置を用いて
作業をする場合、必要なアプリケーションプログラムは
主記憶内にインストールしておく。そして、ユーザは、
端末装置を操作して所望のアプリケーションプログラム
の起動を指示する。アプリケーションプログラムが起動
されると、端末装置のディスプレイには当該アプリケー
ションプログラムに記述された内容に従って、初期画面
が表示されることなる。初期画面には、それぞれ選択可
能な文字、図形等が表示されており(これらの選択可能
な文字等をメニューと称する)、ユーザが、当該文字等
の選択を端末装置の操作部を操作することにより行う
と、その文字等に関連する複数の機能のリストが表示さ
れる(このリストをサブメニューと称する)。そして、
アプリケーションプログラムの機能が多数存在する場合
には、メニューは階層化され、上述サブメニューに表示
された文字等を更に選択することで、更に階層の下のサ
ブメニュー(諸機能)が表示される。従って、機能によ
っては、階層化されたメニューを辿り、所望の機能を実
行するまでに煩雑な操作(例えば、マウスの長距離の移
動、複数回のクリック等)を行う必要となる。尚、ユー
ザは、頻繁に利用する機能を、それぞれアイコンと称す
図形等に対応させ、ツールバー上に登録し、当該機能の
実行を行う為に要する操作を軽減させることも可能であ
る。
【0003】更に、ユーザは、アプリケーションプログ
ラムの機能の全てを知っていることはまれであるので、
そのような場合には、どのような機能があるのかをユー
ザがヘルプ機能で調べることができるようにしているこ
ともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヘルプ機能が
充実しても、初心者にとってはそのヘルプ機能の使い方
が適切でない(例えば、ヘルプ機能を利用した機能の検
索方法が誤っている等)ために、「機能の存在自体を知
らない」、「機能は知っているが使い方を知らない」、
「ヘルプを読みながら使ったことがあるが、方法を忘れ
てしまったのでもう一度調べなければならない」などと
いうことになりがちである。
【0005】一方、ワープロソフト、表計算ソフトや図
形作成ソフトなど多分野で利用できるアプリケーション
では、利用分野によってどの機能を頻繁に用いるかがユ
ーザ毎に大きく異なるにも関わらず、インストール直後
にユーザが容易に発見できる(簡易な操作(例えば、マ
ウスの移動距離がより短くて済む、マウスのクリック数
が少なくてすむ等である)で実行できる)機能は固定か
つ限りがある。
【0006】このため、不要な機能が含まれていて混乱
を招いたり、必要な機能が表面上は見えないために「こ
のソフトには、この機能は存在しない」と勘違いするこ
とも少なくない。したがって、多機能アプリケーション
に習熟するには、ユーザがガイドブックを読むなどして
学習していくことが必要である。
【0007】このような状況に対し、従来技術として、
例えば、特開平10−232731号公報では、使用頻
度の高いツールボタンをツールバーに配置して、アプリ
ケーションのコマンドを使いやすくしたりするものや、
特開2000−112613号公報では、使用頻度の高
いオブジェクトのアイコンをディスプレイ画面上に追加
表示するものが提案されている。
【0008】上述の従来技術は、使用頻度の高い機能そ
のものについて、実行しやすいように画面上に表示する
が、ユーザがアプリケーションプログラムの諸機能を段
階的に学習していくことへの配慮については何ら考慮さ
れておらず、ユーザの習得度を上げて行くための教育的
な効果は期待できないといった問題があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、アプリケーションプログラムの各種機能の使
用状態に応じて自動的に関連機能の存在を明示し又は関
連機能実行までに要する操作が軽減されるように設定
し、アプリケーションプログラムの諸機能実行の利便性
向上、アプリケーションの習得度の向上を図った端末装
置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、コンピュータを、コンピュータで動作す
るアプリケーションプログラムの複数の機能の各機能の
使用履歴を記憶する記憶手段、複数の機能のうちの関連
付けられた二以上の機能についての使用履歴に基づいて
二以上の機能に含まれる一の機能についての実行を簡略
化するようにアプリケーションプログラムの設定パラメ
ータを更新する更新手段、として機能させるためのプロ
グラムが提供される。
【0011】また、図1に示すような、アプリケーショ
ンプログラムの複数の機能の各機能の使用履歴を記憶す
る記憶手段、複数の機能のうちの関連付けられた二以上
の機能についての使用履歴に基づいて二以上の機能に含
まれる一の機能についての実行を簡略化するようにアプ
リケーションプログラムの設定パラメータを更新する更
新手段、を有することを特徴とする端末装置が提供され
る。
【0012】ここで、記憶手段は、アプリケーションプ
ログラムの複数の機能の各機能の使用履歴を記憶する。
更新手段は、複数の機能のうちの関連付けられた二以上
の機能についての使用履歴に基づいて二以上の機能に含
まれる一の機能についての実行を簡略化するようにアプ
リケーションプログラムの設定パラメータを更新する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の端末装置の構成の
例を示したものである。端末装置は、例えば汎用のパソ
コン等であり、アプリケーションプログラムの実行が可
能なコンピュータである。
【0014】図において、11は表示部であり、後述す
る制御部14の制御に従って、文字、図形等を表示する
表示部である。12は、記憶部であり、制御部14が、
不図示の読み取り部(例えば、CD−ROMドライブ装
置)から読み取った、記録媒体(CD−ROMなど)の
記録内容(アプリケーションプログラム等)を記憶する
ための記憶領域を有する。尚、無線又は電気通信回線を
介してアプリケーションプログラムを当該端末装置10
に入力し、各種アプリケーションプログラムを制御部1
4の制御のもと、記憶部12に記憶してもよい。また、
本発明においては、記憶部12は、学習支援プログラム
を記憶しており(アプリケーションプログラムの一部と
してもよい)、制御部14は、当該学習支援プログラム
に従って、ユーザが実行指示したアプリケーションプロ
グラムの機能の使用履歴情報(例えば、使用回数、使用
頻度)、当該使用履歴情報を数値情報等のレベル値に変
換したレベル値情報を記憶部12に記憶する。また、制
御部14は、学習支援プログラムに従って、使用履歴又
はレベル値情報に応じて設定パラメータ情報を記憶部1
2に記憶する。尚、設定パラメータ情報とは、アプリケ
ーションプログラムの起動時における表示、アプリケー
ションプログラムの機能の実行に関するパラメータ情報
である。制御部12は、アプリケーションプログラム起
動時、実行時においては、この設定パラメータを参照し
て表示部11への表示(初期画面含む)制御を行う。従
って、設定パラメータに、あるアイコンXをツールバー
上に表示するというパラメータ、このアイコンXが選択
された場合には、ある機能Xを実行するというパラメー
タが含まれていれば、表示部11の表示画面のツールバ
ー上にこのアイコンXが表示され、ユーザが、操作部1
3を操作し、このアイコンXを選択すると、この機能X
が実行されることとなる。
【0015】13は、操作部であり、ユーザが当該操作
部13を操作することにより、制御部14に対して信号
を送出することができる。例えば、キーボード、マウス
等が例としてあげられる。14は制御部であり、表示部
11の表示制御、記憶部12への各種情報の書き込み、
読出しを含む種種の演算処理、制御等を行う。
【0016】図2の画面G1〜G3は、端末装置10の
表示部11の画面表示例を示している。画面G1〜G3
は、アプリケーションプログラムを起動し、メニューボ
タンを選択し、メニューリストを表示させた時の画面
(例えば、図形作成アプリケーションプログラムの画
面)を示しており、メニューリストには機能A〜機能D
に対応するボタンが含まれる。このとき、ユーザは画面
G1を参照しながら、操作部13を操作して、機能Cを
選択して実行指示(例えば、キーボードの操作、マウス
のクリック)したとする。
【0017】すると、制御部14は、記憶部14に記憶
された機能Cについてのプログラム部分を実行する。ま
た、制御部14は、学習支援プログラムに従って、以下
の処理を行う。まず、機能Cについての使用履歴を更新
する。すなわち、記憶部12に記憶している使用履歴の
うち機能Cに対応する情報を更新する(使用履歴を使用
回数として管理している場合には、機能Cについての使
用回数を加算(+1)する)。
【0018】好ましくは、制御部14は、使用履歴(こ
こでは使用回数)を学習支援プログラムに従った演算に
よりレベル値に変換し、記憶部12に記憶させる。そし
て、制御部14は、各機能ごとに使用履歴又はレベル値
を基準(基準使用回数、基準使用頻度等)又は基準レベ
ル値と比較する。そして、使用履歴又はレベル値が基準
又は基準レベル値を超えた場合には、制御部14は、機
能Cに対応するアイコン(対応関係はアプリケーション
プログラム又は学習支援プログラム既に記述されている
ことが望ましいが、複数のアイコンを表示し、ユーザに
選択させることで対応関係を記憶部12に記憶してもよ
い)をツールバーに追加表示するように設定パラメータ
の更新を行う。これにより、メニューを選択するまでも
なく、機能Cに対応するアイコン(機能Aは既にアイコ
ン化されているものとする)が画面G2のように追加さ
れる。
【0019】従って、ユーザは、このアイコンを操作部
13により選択することで、簡易な操作で機能Cを実行
できることとなり、機能Cを実行するために要する操作
が簡略されたこととなる。
【0020】また、制御部14は、学習支援プログラム
に従って、機能A〜機能Dの使用履歴又はレベル値か
ら、(図形作成)アプリケーションプログラムの習得度
を判定し(単一の機能の使用履歴だけでなく、複数の機
能の使用履歴又はレベル値と所定の基準使用履歴又は基
準レベル値とを比較し)、判定した習熟度(例えば基準
を超えた機能の数等)に対応するメッセージ(ここで
は、習熟度は殆どの機能について所定の基準を下回るの
で、習得不足メッセージ(“図形作成アプリケーション
未習得です”))を画面G2に表示する。尚、比較結果
と表示すべきメッセージとの対応関係は、予めアプリケ
ーションプログラム又は学習支援プログラムに記憶して
おく。
【0021】そして、ユーザはこの図形作成アプリケー
ションプログラムを用いて作業を行い、その後、習得す
べき代表の機能としてすべての機能A〜機能Dが画面G
3上に追加されるようになり、かつ習得レベルを超えて
これらの機能が使用された場合に、そのことを制御部1
4が、学習支援プログラムに従った前述の判定により認
識すると、基本機能の習得した旨を知らせるためのメッ
セージ(“図形作成アプリケーション習得しました”)
を表示部11の表示画面G3上に表示させる。
【0022】なお、機能A〜機能Dが画面G3上にツー
ルボタンとして追加設定された時点で、習得した旨を知
らせるためのメッセージを表示してもよい。また、習得
不足情報及び習得情報の表示時期及び表示時間は適宜設
定することが望ましい。
【0023】次に機能の追加に関する動作について詳し
く説明する。図3は第1の実施形態の動作を示す図であ
る。T11a、T12aは、学習支援プログラムに従っ
て、制御部14が生成、更新する使用履歴情報の1例と
しての使用回数テーブル及びレベル値への変換用のレベ
ル値変換テーブルをそれぞれ示したものである。いずれ
も記憶部12に記憶される。
【0024】ここで、使用回数テーブルT11aは、ア
プリケーションプログラムの各機能毎の使用回数を管理
するためのテーブルである。レベル値変換テーブルT1
2aは、各機能に対する使用回数と順序関係を有する要
素(例えば、数値で表されるレベル値)との対応関係を
示すテーブルである。 〔S11〕ユーザは、表示部11の表示画面G11を参
照して、メニューバーボタンを選択(階層が下の方にあ
ればその階層に応じた複数回の選択操作)し、メニュー
リストを表示させてメニューリスト上の機能Cを選択し
て実行指示する(10回目の実行指示とする)。 〔S12〕制御部14は、指示に従って、機能Cを実行
する。また、制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、使用回数テーブルT11aの機能Cの使用回数の値
を9から10に更新する。 〔S13〕制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、レベル値変換テーブルT12aを参照して、機能C
の使用回数(=10)に対応するレベル値(ここでは、
5)を読み出す。 〔S14〕制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、レベル値と学習支援プログラムに予め記述された基
準値(=5)とを比較し、レベル値≧基準値の場合に、
該当の機能に対応するアイコンをツールバー上に追加登
録するように記憶部12の設定パラメータ情報を更新す
る。制御部14は、アプリケーションプログラムの起動
時(中)に表示する表示画面(特にツールバー)は設定
パラメータ情報を参照して表示する。したがって、更新
された設定パラメータは、機能Cに対応するアイコンを
ツールバー上に表示すべきことを示すため、表示部11
の表示は、画面G12のようになる。
【0025】このように、使用履歴情報を各機能毎に管
理し、使用履歴(例えば、使用回数)により主要機能に
対する補助機能を自動的に追加することで、操作性及び
利便性の向上を図ることが可能になる。
【0026】次に第2の実施の形態について説明する。
図4は第2の実施形態を示す図である。この実施例で
は、学習支援プログラムは、レベル値変換テーブル情報
T12bを含む(記憶部に別途記憶してもよい)。
【0027】レベル値変換テーブル情報T12bは、各
機能の使用履歴(例えば、実行回数)をパラメータとし
て、を各機能の習熟度を示すレベル値を算出する際に用
いる演算法則を記述した情報である。特に、この演算法
則においては、1の機能の習熟度を示すレベル値を算出
する際に、関連する他の機能の使用履歴(例えば、実行
回数)を演算式のパラメータに含むことを特徴としてい
る。
【0028】ここで、機能A〜機能Cは互いに図形移動
機能であり(例えば、機能Aは図形反転移動、機能Bは
図形平行移動、機能Cは図形回転移動等)、関連し合う
ものとしてこれらをグループ1、機能D、Eは互いに関
連し合う他の機能でありこれらをグループ2と称する場
合について具体的に説明する。
【0029】機能A〜機能Eの使用履歴(ここでは実行
回数)をNa〜Neとすれば、グループ1内の機能Aに
対応するレベル値変換のための演算法則には、Naだけ
でなく、他の機能の使用履歴であるNb、Ncのパラメ
ータを含むこととし(ここでは、機能B、Cも同様に3
つのパラメータを含むとする)、グループ2内の機能
D、Eの各変換式は、それぞれNd、Neの2つのパラ
メータを含むこととする(図4レベル値変換テーブル情
報T12bに具体的な変換式を示す)。
【0030】したがって、例えば、機能Cの使用(実
行)回数が上がれば、機能Cのレベル値だけでなく、同
一グループ内の機能A、Bのレベル値も上がることにな
る。また、機能Dの使用回数が上がれば、機能Dのレベ
ル値だけでなく、同一グループ内の機能Eのレベル値も
上がることになる。 〔S21〕ユーザは表示部11の表示画面G21を参照
して、アプリケーションプログラムの機能Cを選択して
実行するように指示をする(ここでは、6回目の選択と
する)。 〔S22〕制御部14は、かかる指示を検出し、アプリ
ケーションプログラム中の機能Cに関するプログラムを
実行する。そして、制御部14は、学習支援プログラム
に従い、機能Cについての使用状態を更新する(例え
ば、機能Cの使用回数の値を5から6に値を替える)。 〔S23〕そして、制御部14は、レベル値変換テーブ
ル情報T12bの演算法則(変換式)により、機能Cの
使用回数(=6)からレベル値51(=Na+Nb+3Nc=22+11
+3×6)を算出し、学習支援プログラムに従って、記憶
部12にレベル値として記憶する。また、同様にして、
機能Cに関連する機能である機能Aのレベル値は61
(=2Na+Nb+Nc=2×22+11+6)、機能Bのレベル値は50
(=Na+2Nb+3Nc=22+2×11+6)として算出し、記憶部12
に記憶する。 〔S24〕制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、記憶部12に記憶した各機能のレベル値と各機能の
基準値(ここでは、基準値は一律=50とする)とを比
較し、レベル値≧基準値の場合に、その機能についての
各種設定パラメータ情報を更新する。すなわち、その機
能の実行指示用のボタンがツールバー上に設定表示され
るように、ツールバーの表示のための設定パラメータを
更新する。尚、アプリケーション終了後、再度、アプリ
ケーション起動を行っても、以降、各種設定パラメータ
として記憶された設定情報がアプリケーションプログラ
ムの起動に反映され、機能B、Cのボタンが、表示部1
1の表示画面G22におけるツールバー上に設定表示さ
れる(機能Aのレベル値は、ステップS21で機能Cを
選択する以前にレベル値は60であるから設定、表示済
み)。従って、メニューボタンの選択によるメニューリ
ストを表示させ、更にそのリストから各機能を選択する
操作から、メニューボタンの選択なしに、ツールバー上
の機能B、Cそれぞれのボタンを選択するより簡略した
操作により機能B、Cに実行ができることとなる。
【0031】このように、第2の実施の形態では、関連
機能のレベルを同時に上げることでアプリケーションの
うち、使用頻度は少ないものの、使用頻度が高い機能に
関連する機能としてユーザが習得することが望ましいと
思われる機能に限定して、自動的に、ツールバー上に追
加設定することができる。
【0032】なお、上記の説明では、機能Cを操作する
ことで、機能Cだけでなく、操作していない機能Bのレ
ベル値もしきい値を超えたため、機能B、Cをアイコン
化してツールバー上に表示したが、表示する条件とし
て、少なくとも一度選択操作されたことを含めることと
してもよい。
【0033】また、レベル値により、複数の機能をツー
ルバーに追加表示することとなった場合、よりレベル値
の大きい方だけ追加表示することとし、他方の追加表示
を遅延させる(例えば、その機能が以後選択されるま
で)ことで、機能拡張のペースを落とすことができ、ユ
ーザに負担をかけないように補助機能の追加を行うこと
ができる。
【0034】次に第3の実施の形態について説明する。
図5は第3の実施形態を示す図である。この例では、記
憶部12に記憶する各機能の使用履歴は、例えば、使用
回数÷アプリケーションプログラム起動回数で定義され
る使用頻度とし、学習支援プログラムは、図5に示すレ
ベル値変換テーブル情報T12c、レベル値比較テーブ
ル情報T13を含む。
【0035】使用頻度テーブルT11cは、各機能に対
する使用状態として使用頻度を管理するためのテーブル
である。制御部14は、学習支援プログラムに従い、ア
プリケーションプログラムの起動回数、の各機能の実行
回数を記憶部12に記憶する。そして、定期的又はアプ
リケーション起動時、終了時等において、記憶したこれ
らの情報に基づいて、各機能の使用頻度(その機能の実
行回数÷アプリケーションプログラムの機能回数)を算
出して、使用頻度テーブルを更新する。レベル値変換テ
ーブルT12cは、各機能に対する使用頻度と各機能の
レベル値とを対応付けている。尚、図のように、各機能
の特性に合わせて、レベル値の対応関係も機能ごとに設
定することが望ましい。
【0036】レベル値比較テーブルT13は、各機能毎
のレベル値の変化前、後を記したテーブルである。レベ
ル値比較テーブルT13に対し、“前”とは記憶済のレ
ベル値を示す欄である。“後”とは所定の契機により、
新たに算出した更新後のレベル値を示す欄である。 〔S31〕ユーザは表示部12の表示画面G31を参照
して、メニューを選択し、図5のような機能リスト(機
能A、機能B、機能C、機能D)を表示させる。そし
て、ユーザは、操作部13を操作して、機能Aを選択す
る。また、ツールバーから機能Dを直接選択して実行す
る(機能C、D、Eを実行するためのボタンが既にツー
ルバー上に表示されており、選択可能な状態となってい
る)。 〔S32〕制御部14は、各機能について先に説明した
ように、使用頻度を算出し、使用頻度管理テーブルT1
1cを更新する。 〔S33〕そして、制御部14は、レベル値変換テーブ
ルT12Cに基づいて、各機能の使用頻度を対応するレ
ベル値を求める(機能A〜Eのレベル値はそれぞれ、
5、3、7、7、4である)。 〔S34〕制御部14は、求めたレベル値を最新の値と
してレベル値比較テーブルT13の“後”の欄に記録す
る。前回求めたレベル値は“前”の欄に記録している。
そして、制御部14は、学習支援プログラムに従って、
これらのレベル値と基準値との関係を調べていく。
【0037】最初に、レベル値比較テーブルT13の
“前”と“後”の両方に記録されているレベル値が、基
準値(=5)以上のものを、若番順に(ここでは機能A
から機能Eに向かって順番に)検索する。この処理で
は、すでにアイコン化されているものを検索することに
なる。
【0038】すると、機能C、Dが該当しており、機能
Cのレベル値は8→7へ変化し、機能Dのレベル値は6
→7へ変化している。機能C、Dのレベル値はしきい値
(=5)以上であるから、機能C、Dのボタンは、画面
G32のようにツールボタンとしてそのまま設定表示す
る(設定パラメータに変更なし)。
【0039】次にレベル値比較テーブルT13の“前”
のレベル値がしきい値以上で、“後”のレベル値がしき
い値未満のものを機能Aから機能Eに向かって順番に検
索する。この処理では、アイコン化されているボタンと
して削除すべきものを検索することになる。
【0040】すると、機能Eが該当しており、機能Eの
レベル値は5→4へ変化している。機能Eのレベル値は
しきい値(=5)未満になっているから、機能Eのツー
ルボタンは表示部11の表示画面G32のツールバー上
から削除する。即ち、制御部14は、ツールバーの表示
に関する設定を更新するために、各種設定パラメータを
更新する(機能Eのボタンがツールバーに表示されない
設定とする)。従って、制御部14が、アプリケーショ
ンプログラムに従った演算を行い、表示部11に表示制
御をする際に、この各種設定パラメータを参照するの
で、表示部11に表示される表示画面G32のツールバ
ー上に機能Eのボタンは削除されるのである。
【0041】次に制御部14、学習支援プログラムに従
って、レベル値比較テーブルT13の“前”のレベル値
がしきい値未満で、“後”のレベル値がしきい値以上の
ものを機能Aから機能Eに向かって順番に検索する。こ
の処理では、アイコン化して追加すべきボタンを検索す
ることになる。
【0042】すると、機能Aが該当し、機能Aのレベル
値は4→5へ変化している。機能Aのレベル値はしきい
値(=5)以上になっているから、機能Aのボタンをア
イコン化して、ツールボタンとして追加し、表示部11
の表示画面G32のように設定表示するように各種設定
パラメータとして記憶するパラメータの更新を行う。ま
た、画面表示の時には、上述のような検索手順により、
追加されるアイコンはすでに表示済みのアイコンの最後
尾に表示されることになる。
【0043】ここで、もし、レベル比較テーブルT13
がなかった場合を考える。しきい値5以上の機能を、レ
ベル変換テーブルT12cにもとづき検索すると、機能
A、C、Dが検索される。
【0044】ところが、この場合、単純に機能A、C、
Dがしきい値以上であることがわかるだけで、その機能
がすでにアイコン化されているものか、または、どの機
能があらたにアイコン化すべきかといったことが認識で
きなくなる(過去のレベル値の情報がないから)。
【0045】このため、第3の実施の形態では、過去の
アプリケーションプログラム起動回数における使用頻度
に対応するレベル値と、現在のアプリケーションプログ
ラム起動回数における使用頻度に対応するレベル値と、
基準値との関係をステップS34で示した検索手順で調
べていく。これにより、機能の設定表示状態を認識し、
効率のよい補助機能の追加/削除を行うことが可能にな
る。
【0046】次に第4の実施の形態について説明する。
図6、図7は第4の実施形態を示す図である。学習支援
プログラムは、使用回数テーブルT11−1、使用頻度
テーブルT11−2、レベル値変換テーブルT12d、
レベル値比較テーブルT13(図4で上述したテーブル
と同様)を含む。
【0047】使用回数テーブルT11−1は、各機能に
対する使用回数を管理するテーブルであり、使用頻度テ
ーブルT11−2は、各機能に対する使用頻度を管理す
るテーブルである。いずれのテーブルも図3で上述した
ようなグループ分け(類似機能を同一グループにする)
がされている。レベル値変換テーブルT12dは、各機
能に対する使用回数及び使用頻度をレベル値に変換する
ためのテーブルである。 〔S41〕ユーザは画面G41に対し、メニューから機
能Aを選択して実行する(ツールボタンとして機能B、
C、D、Eはすでに表示されている)。 〔S42〕制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、使用回数テーブルT11−1、使用頻度テーブルT
11−2により、アプリケーションが起動されてから、
終了されるまでの間に使用された、グループ内の機能毎
の使用回数と使用頻度の最新5回分を記憶部12に記憶
しておく。
【0048】そして、選択された機能に対しては、その
機能が属するグループ内の使用回数、他グループに対し
ては使用頻度を記憶部12から読み出す。ここでは機能
Aが選択され、これはグループ1に属している。したが
って、使用回数テーブルT11−1から機能A、B、C
の使用回数25、9、41を読み出し、使用頻度テーブ
ルT11−2からグループ2の機能D、Eの使用頻度
3.6、2.8を読み出す。 〔S43〕そして、制御部14は、学習支援プログラム
に従って、レベル値変換テーブルT12dにもとづい
て、機能A〜機能Cの使用回数をレベル値に変換し、機
能D、Eの使用頻度をレベル値に変換する。 〔S44〕更に、制御部14は、学習支援プログラムに
従って、変換後のレベル値を最新の値として“後”の欄
に記載する。前回の5回分のレベル値は“前”の欄に記
載する。そして、制御部14は、これらのレベル値と基
準値との関係を調べていく。
【0049】最初に、レベル値比較テーブルT13の
“前”と“後”の両方に記載されているレベル値が、基
準値(=5)以上のものを、機能Aから機能Eに向かっ
て順番に検索する。すると、機能C、Dが該当してお
り、機能Cのレベル値は8→6へ変化し、機能Dのレベ
ル値は6→5へ変化している。機能C、Dのレベル値は
しきい値(=5)以上であるから、機能C、Dのボタン
は、画面G42のようにツールボタンとしてそのまま設
定表示する(変更なし)。
【0050】次にレベル値比較テーブルT13の“前”
のレベル値が基準値以上で、“後”のレベル値が基準値
未満のものを機能Aから機能Eに向かって順番に検索す
る。すると、機能B、Eが該当しており、機能Bのレベ
ル値は6→4へ変化し、機能Eのレベル値は5→4へ変
化している。機能B、Eのレベル値はしきい値(=5)
未満になっているから、機能B、Eのツールボタンは画
面G42のツールバー上から削除するように設定パラメ
ータのパラメータを更新する。
【0051】次にレベル値比較テーブルT13の“前”
のレベル値がしきい値未満で、“後”のレベル値がしき
い値以上のものを機能Aから機能Eに向かって順番に検
索する。すると、機能Aが該当し、機能Aのレベル値は
4→6へ変化している。機能Aのレベル値はしきい値
(=5)以上になっているから、機能Aのボタンをアイ
コン化して、ツールボタンとして追加し、画面G32の
ように設定表示するように各種設定パラメータのパラメ
ータを更新する。また、画面表示の時には、上述のよう
な検索手順により、追加されるアイコンはすでに表示済
みのアイコンの最後尾に表示されることになる。
【0052】このように第4の実施の形態の場合は、ア
プリケーションプログラムの機能の使用状態を、使用回
数と使用頻度で管理する。そして、制御部14は、学習
支援プログラムに従って、使用された機能が属するグル
ープ内の機能については使用回数をもとにレベル値変換
を行い(回数優先)、他グループ内の機能については使
用頻度をもとにレベル値変換を行う(頻度優先)構成と
した。
【0053】これにより、ユーザが補助機能を習得すべ
き期間を柔軟に設定することが可能になる。例えば、メ
ニューリストの機能に関しては使用回数が一定値を超え
た場合に習得したとみなし、ツールバー上の機能に関し
ては使用頻度が一定値を超えた場合に習得したとみなす
ことができる。
【0054】次に習得度の通知パターン(習得度通知例
(1)、(2)、(3a)、(3b)とする)について
説明する。まず、習得度通知例(1)について説明す
る。図8は機能の習得度を示す図である。尚、簡単のた
め、ここでの習得度としてレベル値を用いることとす
る。
【0055】制御部14は、学習支援プログラムに従っ
て、表示部11に、特定のアプリケーションプログラム
の複数の機能に対して、最も使用されない機能に対して
習得不足情報を通知する。
【0056】図の場合、機能A〜機能Eの習得度に対
し、機能Cの習得度が最も低いので、制御部14は、
“機能Cは習得不足です”といった習得不足情報を表示
部11の表示画面に表示させる。
【0057】次に習得度通知例(2)について説明す
る。図9は機能の習得度を示す図である。特定のアプリ
ケーションプログラムに対し、そのプログラムを使用す
るのに最低限必要な習得度レベルL(基準値に対応)が
設定してある。制御部14は、表示部11に、機能A〜
機能EがレベルLに達するまでは、不足している機能に
ついて、ユーザに通知する。したがって、図の場合では
“機能Cは習得不足です”といった習得不足情報を画面
に表示することになる。
【0058】次に習得度通知例(3a)、(3b)につ
いて説明する。学習支援プログラムは、ユーザが希望す
る習得の流れを選択可能な習得の流れの選択に関するプ
ログラムを含み、すべての機能が図9で示した最低限の
レベルLに達したら、次の習得の流れは、ユーザにより
選択することができるようにする(即ち、制御部14
は、学習支援プログラムに含まれる習得の流れに関する
プログラムに基づいて、習得の流れの選択画面を表示部
11に表示させ、ユーザの操作部13の操作により選択
された習得の流れに従うこととなる)。また、この場合
の通知例は以下の2通りある。
【0059】図10は機能の習得度を示す図である。習
得度通知例(3b)の場合では、選択した習得の流れ
(習得プログラム1と称することとする)に対し、制御
部14は、学習支援プログラムに含まれる習得プログラ
ム1に従って、機能A〜機能Eが平均してマスターレベ
ルLmまでアップしていくように、習得レベルの足りな
い機能から優先的にユーザに通知する。
【0060】図11は機能の習得度を示す図である。習
得度通知例(3a)の場合では、前述とは別に選択した
習得の流れ(習得プログラム2と称することとする)に
対し、制御部14は、学習支援プログラムに含まれる習
得プログラム2に従って、特定の機能を指定し、その機
能のみがマスターレベルLmまでアップしていくよう
に、優先的に通知する。このため、習得プログラム2で
は、ユーザは特定の機能についてより早く習得すること
ができる。
【0061】次に習得度(ここでは前述レベル値とす
る)に応じたヘルプメニューの表示制御について説明す
る。図12は本発明のヘルプメニューの表示例を示す図
である。アプリケーションプログラムの各機能のヘルプ
項目は、基本的な説明から応用的な内容へレベル分けさ
れている。ユーザから、ある機能についてのヘルプ出力
の要求があると、ユーザのその機能に対する習得レベル
で、どのレベルのヘルプメニューを出力するかを決定す
る。
【0062】まったく使用したことのない機能について
は、最低限必要な基本的な操作が書かれたヘルプ内容の
み出力する。逆に、ある程度基本操作は使えるようなユ
ーザに対しては、基本操作の表示は行わず、次のレベル
のヘルプ内容を表示する。即ち、ユーザがある機能につ
いてのヘルプ表示要求(機能の説明の表示)を操作部1
3の操作により行ったとすると、制御部14はそれを検
知して、対応する機能の習得度(レベル値)を記憶部1
2から読み出し、そのレベル値を用いて複数種類の説明
情報の中からいずれかを選択し、その選択した説明情報
を表示部14に表示するように制御する。尚、この制御
部14の制御は、学習支援プログラムの記述に従って行
われる。
【0063】例えば、図の場合、初めて使用するボタン
として機能Aが選択されてヘルプ表示が指示されたとき
(例えばレベル値が第1レベル値以下)には、ヘルプ内
容として、メニューLV1の“基本的な使い方のみ”を
表示する。また、機能Cが選択されてヘルプ表示が指示
されたときには、機能Cの習得度がある程度あるものと
判断すると(例えばレベル値が第1レベル値より大きく
第2レベル値以下)、ヘルプ内容としては、メニューL
V2の“さらに詳しいオプションなど”を表示する。メ
ニューLV3の“応用的な使い方”はレベル値2より大
きい場合に表示する。尚、ここではレベル値1<レベル
値2である。
【0064】これにより、ユーザはヘルプ機能の操作性
の向上を図ることができ、効率よくヘルプ機能を利用す
ることができる。さらに、基本レベルの表示がされた場
合も、ユーザの指定によりもっと詳しく知りたいという
要求があれば、次のレベルのヘルプ表示を行うことも可
能である。
【0065】次に習得情報について説明する。図13は
習得情報を通知するまでの流れを示す図である。制御部
14は、学習支援プログラムに従って、ユーザが操作し
たアプリケーションの各機能について、使用回数及び使
用時間をカウントアップし、機能毎に記憶部12に記憶
する。そして、同様に記憶部12に記憶された習得レベ
ル管理データ14bと比較し、習得レベルを超えた場合
は、ユーザに通知する。例えば、図形作成アプリケーシ
ョン内の図形作成機能を使用した場合に、設定してある
習得レベルを越えれば、図形作成機能を習得したことが
画面に表示される。
【0066】次に解説メニュー表示について説明する。
図14は解説メニューの表示制御を示す図である。制御
部14は、学習支援プログラムに従って、習得した機能
の通知後に、次に習得されると予想される機能について
解説(紹介)メニューを表示する。
【0067】例えば、図の場合、現在活用中の機能につ
いてキーワードを入力することができるキーワード入力
画面g51を表示する。ユーザはキーワード入力画面g
51にキーワードを入力する。
【0068】すると、制御部14は、ユーザの残したキ
ーワードと、記憶している習得レベルとにより、最適な
解説メニューを検索し、次回のアプリケーション起動時
には、ワンポイントメモとして、その解説メニューg5
2を表示する。
【0069】次に本発明の機能設定方法について説明す
る。図15は本発明の機能設定方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。 〔S51〕アプリケーションプログラムに対し、ユーザ
が操作した機能の使用履歴を管理する。 〔S52〕使用履歴状態をレベル値に変換して記憶す
る。 〔S53〕レベル値と基準値との比較処理を行う。 〔S54〕ユーザのアプリケーションプログラムに対す
る機能の習得度が上がるように、比較結果にもとづき、
自動的に機能の追加または削除の設定制御を行う。 〔S55〕習得度を上げていくためのユーザインタフェ
ース処理を行う。
【0070】以上説明したように、本発明によれば、ア
プリケーションプログラムの機能の使用履歴により、主
要機能に対する補助機能を自動的に追加/削除し、かつ
アプリケーションプログラムに対する機能の習得度を上
げていくためのユーザインタフェース処理を行う構成と
した。
【0071】これにより、インストール直後には極力機
能を限定した状態とすることで、どのボタンがどのよう
な機能を持っているかといった混乱を防ぎ、その後、ユ
ーザが作業を行っていく中で徐々に機能が拡張していく
ので、操作性及び利便性の向上を図ることが可能にな
る。
【0072】また、初めてのアプリケーションソフトを
使用するユーザでも使用回数/使用頻度が増すにつれ
て、機能が自動的に付加されていくため、強い学習意識
を持たずに(知らず知らずの内に)そのソフトウェアを
習得することができ、ソフトウェア学習の教育面に対し
ても効果を上げることが可能になる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
ム及び端末装置は、コンピュータで動作するアプリケー
ションプログラムの複数の機能の各機能の使用履歴を記
憶し、複数の機能のうちの関連付けられた二以上の機能
についての使用履歴に基づいて二以上の機能に含まれる
一の機能についての実行を簡略化するようにアプリケー
ションプログラムの設定パラメータを更新することとし
た。これにより、これにより、アプリケーションプログ
ラムの使用状態に応じて自動的に機能を設定できるので
操作性及び利便性が向上し、かつユーザに対するアプリ
ケーションプログラムの習得度の向上を図ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の原理図である。
【図2】端末装置の表示部の画面表示例を示す図であ
る。
【図3】第1の実施形態の動作を示す図である。
【図4】第2の実施形態を示す図である。
【図5】第3の実施形態を示す図である。
【図6】第4の実施形態を示す図である。
【図7】第4の実施形態を示す図である。
【図8】機能の習得度を示す図である。
【図9】機能の習得度を示す図である。
【図10】機能の習得度を示す図である。
【図11】機能の習得度を示す図である。
【図12】本発明のヘルプメニューの表示例を示す図で
ある。
【図13】習得情報を通知するまでの流れを示す図であ
る。
【図14】解説メニューの表示制御を示す図である。
【図15】本発明の機能設定方法の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 端末装置 11 表示部 12 記憶部 13 操作部 14 制御部
フロントページの続き (72)発明者 永野 裕二 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 田村 弘樹 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 神丸 博文 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 繁松 美和 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 山下 清秀 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 大橋 隆登 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5B042 MC12 5B076 AB18 BB17 DC01 5E501 BA13 CA02 CB02 CB09 DA11 DA13 DA14 DA17 EA05 EA10 FA03 FA04 FA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを該コンピュータで動作す
    るアプリケーションプログラムの複数の機能の各機能の
    使用履歴を記憶する記憶手段、 該複数の機能のうちの関連付けられた二以上の機能につ
    いての使用履歴に基づいて該二以上の機能に含まれる一
    の機能についての実行を簡略化するように前記アプリケ
    ーションプログラムの設定パラメータを更新する更新手
    段、として機能させるためのプログラム。
  2. 【請求項2】 コンピュータを該コンピュータで動作す
    るアプリケーションプログラムの複数の機能の各機能の
    使用履歴を記憶する記憶手段、 該複数の機能のうちの関連付けられた二以上の機能につ
    いての使用履歴に基づいて該二以上の機能に含まれる一
    の機能についての実行を簡略化するように前記アプリケ
    ーションプログラムの設定パラメータを更新する更新手
    段、として機能させるためのプログラム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載のプログラムに
    おいて、前記更新手段における前記使用履歴に基づいて
    とは、使用履歴に対応する順序関係を有する要素に変換
    した値に基づいて、であることを特徴とするプログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 アプリケーションプログラムの複数の機
    能の各機能の使用履歴を記憶する記憶手段、 該複数の機能のうちの関連付けられた二以上の機能につ
    いての使用履歴に基づいて該二以上の機能に含まれる一
    の機能についての実行を簡略化するように前記アプリケ
    ーションプログラムの設定パラメータを更新する更新手
    段、を有することを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを該コンピュータで動作す
    るアプリケーションプログラムの機能についての使用履
    歴を記憶する記憶手段、該コンピュータで動作するアプ
    リケーションプログラムの機能についての複数の説明情
    報の中から、該機能に対応する前記使用履歴に応じた説
    明情報を選択して表示させる制御手段、として機能させ
    るためのプログラム。
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