JP4681861B2 - タフテッド・パイル地 - Google Patents

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本発明は、屋内床カーペット、電気カーペット表面材、出入口マット、自動車床マット、炬燵敷きカーペット、タイルカーペット等として使用されるタフテッドパイル地に関するものである。
タフテッドパイル地は、基布11に繊度20dtex未満の繊維に成るパイル糸12を差し込んでパイルを形成したタフテッド布帛13の裏面にエマルジョン樹脂組成物14を塗布して裏布15を貼り合わせて構成され、その使用目的に応じて、遮水(非透水・防水)性、透水性、透湿性、通気性、防音性、吸音性、撥水性、防汚性、制電性、防黴性、抗菌性、防虫性、防炎性、消臭性、芳香性、成形性、クッション性等々の機能性が付与される。
例えば、自動車床マットとして使用されるタフテッド・パイル地に吸音性と通気性を付与するために、裏布に不織布を使用し、熱融着性樹脂パウダーによってタフテッド布帛と裏布を貼り合わせ、通気度1〜50cm/cc/secに仕上げることが知られている(例えば、特許文献1参照)。出入口マットとして使用されるタフテッド・パイル地に防滑性を付与するために、タフテッド布帛に貼り合わせた裏材の外面にゴム・ラテックスを防滑性樹脂としてスプレー塗着することが知られている(例えば、特許文献2参照)。防滑剤としては、水素添加スチレン・ジエン・共重合体が好適とされる(例えば、特許文献3参照)。屋内床カーペット(床敷きマット)に使用されるタフテッド・パイル地に遮水性を付与するために、プラスチック・フイルムをタフテッド布帛の裏面に重着することが知られている(例えば、特許文献4参照)。屋内床カーペットに使用されるタフテッド・パイル地に撥水性を付与するために、そのパイル糸に揮発性油剤を付与し、パイル形成後にその油剤を揮散除去してから、パイル面に撥水剤を付与することが知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−219989号公報 特許第2935406号公報(特開平7−308255号公報) 特許第3366368号公報(特開平6−269347号公報) 実開平7−17174号公報 特許第2572503号公報(特開平5−302256号公報)
タフテッド・パイル地に多くの機能性を同時に付与することは難しく、ある機能性を付与すると他の機能性が損なわれるケースが多い。例えば、前掲特許文献4に記載されているように、電気カーペット表面材や自動車床マットに使用されるタフテッド・パイル地に遮水性を付与するために、その裏面や、タフテッド布帛と裏布の間に、プラスチックフイルムを重着すると、通気性や透湿性、吸音性等が損なわれる。又、前掲特許文献5に記載されているように、電気カーペット表面材や自動車床マットに使用されるタフテッド・パイル地に撥水性を付与するために、そのパイル面に撥水剤を付与すると、パイル面の色調や風合いが損なわれる。
通気性、透湿性および吸音性を維持しつつ遮水性を付与するために、タフテッド布帛と裏布を貼り合わせるエマルジョン樹脂組成物にワックス等の固形の撥水剤粉末を配合すると、タフテッド布帛と裏布との貼り合わせが困難になる。そこで、そのエマルジョン樹脂組成物の塗着(付与)量を多くすると、タフテッド・パイル地の通気性や透湿性、吸音性が損なわれるだけではなく、可撓性も損なわれ、タフテッド・パイル地が板状に仕上がって、電気カーペット表面材や自動車床マットには不向きなものになってしまう。
そこで本発明は、通気性、透湿性、吸音性、可撓性、クッション性、或いは、パイル面の色調や風合いを損なうことなく、タフテッド・パイル地に防滑性と遮水性を付与し、電気カーペット表面材、自動車床マット、屋内床カーペット等に適したタフテッド・パイル地を得ることを目的とする。
本発明に係るタフテッド・パイル地は、基布11に繊度20dtex未満の繊維に成るパイル糸12を差し込んでパイルを形成したタフテッド布帛13の裏面にエマルジョン樹脂組成物14を塗布して裏布15を貼り合わせて成るタフテッド・パイル地において、パイル糸12が非合撚糸の単糸であり、裏布15が目付け60〜500g/m2 の不織布であり、裏布15の外面16(タフテッド・パイル地の裏面)にバインダー樹脂と撥水剤を必須成分とする撥水性組成物17が10〜70g/m2 (固形分質量)付与されていることを第1の特徴とする。
本発明に係るタフテッド・パイル地の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、タフテッド布帛13に塗布されるエマルジョン樹脂組成物14が樹脂固形分100重量部に対し500重量部以下(0〜500重量部)となる充填剤を含有し、その固形分塗着量が80〜1000g/m2 であり、撥水性組成物17に占める撥水剤の固形分質量比率が1〜30質量%である点にある。
本発明に係るタフテッド・パイル地の第3の特徴は、上記第1と第2の何れかの特徴に加えて、撥水性組成物17のバインダー樹脂が防滑性樹脂である点にある。
本発明によると、水を貯えた容器がパイル面に落下し、その容器からパイル面に水が勢いよく溢れ、その水がパイル層に吸収されても裏面に滲出しない遮水性タフテッド・パイル地が得られる。そのように水が裏面(16)に滲出しないのは、次の理由によるものと考えられる。
即ち、パイル層19に吸収保持された水は、パイル根元の繊維を伝ってタフテッド布帛13の裏面へと滲出し得る状況下にある。しかし、パイル糸12が、合撚結束されたものではなく、嵩高に脹らみ易い非合撚単糸であり、基布11にパイル糸を差し込んで出来るニードル貫通孔18に均一に混在して嵩高に脹らもうとするパイル繊維によって、ニードル貫通孔18が施栓状況下におかれるため、パイル層に吸収保持された水が、ニードル貫通孔18を通ってタフテッド布帛の裏面へと滲出し難くなる。そして、時間が経つにつれてタフテッド布帛の裏面へと滲出した水は、バックステッチ20が、嵩高に脹らみ易い非合撚単糸であるため、そのバックステッチ20に吸収保持され、又、タフテッド布帛の裏面を被覆しており、バックステッチ20と裏布15と一体になったエマルジョン樹脂組成物の塗膜14が、乳化剤としての界面活性剤を含有するので、その塗膜14にも吸収保持される。このように、タフテッド布帛の裏面に吸収保持された水は、裏布15と撥水性組成物17が一体になった遮水層24の撥水作用を受けて押し返される恰好になるため、裏面への滲出が防止される。
そのように考えられるのは、裏布15に織物を使用したり、複数本の単糸21・22に成る合撚糸をパイル糸12に使用した場合には、撥水性組成物17による遮水効果は生ぜず、裏布の外面16へと水が滲み出るからである。その理由は、織物では、布目から水が滲み出し易く、合撚糸では、バックステッチ20が嵩高に脹らみ難く、従って、保水容量が少なく、ニードル貫通孔18において単糸間の撚溝23が水をタフテッド布帛の裏側へと導く導管の如き作用をなすことによるものと考えられる。
本発明を効果的に実施する上でも、繊度20dtex未満の繊維によってパイル糸12を構成し、パイル層とパイル根元(ニードル貫通孔18)とバックステッチ20、および、バックステッチ20と裏布15と一体になったエマルジョン樹脂組成物の塗膜14の保水容量を多くする。そのためには、繊度10dtex未満、好ましくは繊度5dtex未満の繊維をパイル糸12に使用することが望ましく、又、裏布(不織布)15にも繊度5dtex未満の繊維を使用する。
本発明において、エマルジョン樹脂組成物14に占める充填剤の比率を樹脂固形分100重量部に対し500重量部以下とするのは、充填剤によってエマルジョン樹脂組成物塗膜14の耐水性や柔軟・可撓性が損なわれることがないようにし、その塗膜14の柔軟・可撓性によってタフテッド・パイル地の吸音特性が維持されるようにするためでもある。充填剤には珪藻土やゼオライト、炭酸カルシウム等の保水性を有するものを用いるとよい。塗膜14の透湿性と通気性を高め、又、タフテッド・パイル地の吸音性を高めるためには、エマルジョン樹脂組成物14をミキサーによって泡立てて塗布するとよい。
撥水剤と共に用いるバインダー樹脂には、防滑剤として公知の天然ゴム・ラテックス、合成ゴム・ラテックス、エチレン・酢酸ビニル樹脂、軟質アクリル樹脂、軟質塩化ビニル樹脂等のゴム粘弾性を有する防滑性樹脂を用いると、遮水性と同時に防滑性をタフテッド・パイル地に付与することが出来る。
本発明によると、パイル面に撥水剤を付与することなく遮水性タフテッド・パイル地が得られるので、パイル面の外観(色調)や風合いが損なわれることがない。そのように、タフテッド・パイル地に遮水性を付与するためにパイル面に撥水剤を付与する必要がないので、パイル面に保湿剤、防汚剤、制電剤、防黴剤、抗菌剤、防虫剤、防炎剤、消臭剤等を付与してタフテッド・パイル地の機能性を高めることが自由に出来る。又、本発明によると、タフテッド・パイル地に遮水性を付与するために非通気性プラスチックフイルムを接着積層する必要がなく、タフテッド・パイル地に遮水性を付与するために塗布される撥水性組成物の塗布量も10〜70g/m2 (固形分質量)と少ないので、通気性や吸音性や透湿性を損なうことなくタフテッド・パイル地に遮水性を付与することが出来る。
本発明によると、パイル面に撥水剤を付与することなく遮水性タフテッド・パイル地を得ることが出来るが、そのことは、パイル面に撥水剤を付与してはならないと言うことを意味せず、本発明による遮水効果を高めるために、パイル面(19)や基布11の表面(パイル面側)に撥水剤を付与することも出来る。裏布15の目付けを60〜500g/m2 とするのは、それが60g/m2 未満のものでは緻密な遮水層24が形成されず、エマルジョン樹脂組成物塗膜14の吸湿保持する水が裏布の外面16へと滲出し易くなるためである。一方、その目付けが500g/m2 を超えると、エマルジョン樹脂組成物塗膜14と撥水性組成物17による遮水層24の間に不織布の繊維だけの厚い保水層25が形成されて水が裏布の外面16へ滲出し難くなり、格別撥水性組成物17を付与すべき理由もなくなるためである。
本発明による遮水効果は、コンクリート下地・リノリウム施工仕上床面に置き敷きしたタフテッド・パイル地のパイル面に、その1m上から水150ccをコップから瞬時に垂れ落とし、そのパイル面に溢れた水が3分後に裏布の外面に滲出せず、且つ、その溢れた5分後にパイル面から水を拭き取ったとき裏布の外面に水が滲出しない程度でよい。何故なら、タフテッド・パイル地は防水シートとして使用されるものではなく、誤ってパイル面に溢した水は拭き取られるものであり、多くの場合、その拭き取るまでに水が裏面に滲出しない程度以上の遮水性はタフテッド・パイル地に要求されず、又、本発明は、通気性と透湿性を損なうことなく遮水性を付与することを目的とし、遮水性と共に通気性と透湿性を有するタフテッド・パイル地が得られることを特徴とするからである。
撥水性組成物17を裏布15に付与する時機は、タフテッド布帛13との貼合前と貼合後の何れでもよい。タフテッド布帛13との貼合前に付与する場合は、裏布15の片面にだけ付与し、他の片面は、タフテッド布帛13に貼り合わせ易い非遮水層(25)としておく。
[実施例1]
繊度8dtexのポリエステル繊維に成る総繊度3960dtexのマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、繊度590dtexのポリプロピレンテープヤーンを経糸とし、繊度790dtexのポリプロピレンテープヤーンを緯糸とする経糸密度20本/2.54cm、緯糸密度15本/2.54cm、目付け110g/m2 の織物を基布11とするパイル長7mm、ニードルゲージ1/10×2.54cm、ステッチゲージ5/32×2.54cm、パイル目付け773g/m2 のタフテッド布帛13の裏面に、スチレン・ブタジエン・ラテックス(樹脂分50%)30重量部と、増量剤(カルボキシルメチルセルローズソーダー塩固形分4%)4重量部と、充填剤(炭酸カルシウム)50重量部と、安定剤4重量部と、水12重量部とから成るエマルジョン樹脂組成物14を455g/m2 (乾燥塗布量)塗布し、繊度6dtexのポリエステル繊維に成る目付け70g/m2 の不織布を裏布15として貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示す撥水性組成物17をスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
[実施例2]
上記実施例1に用いたマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、繊度10dtexのポリエステル繊維に成る目付け110g/m2 の不織布を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示す撥水性組成物17をスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔比較例1〕
繊度8dtexのアクリル繊維に成る総繊度1980dtex(5番手)の紡績糸を2本合撚した合撚糸をパイル糸12とし、上記実施例2に用いたポリエステル繊維不織布を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示す撥水性組成物17をスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔比較例2〕
上記実施例1に用いたマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、上記実施例1に用いた織物を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示すアクリル樹脂エマルジョンをスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔比較例3〕
上記実施例1に用いたマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、上記実施例2に用いたポリエステル繊維不織布を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示すアクリル樹脂エマルジョンをスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔比較例4〕
上記実施例1に用いたマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、上記実施例1に用いた織物を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示すシリコン系撥水剤をスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔比較例5〕
上記実施例1に用いたマルチフィラメント単糸をパイル糸12とし、上記実施例2に用いたポリエステル繊維不織布を基布11とし、タフテイング仕様を実施例1と同じくするタフテッド布帛13の裏面に、実施例1に用いたエマルジョン樹脂組成物14を実施例1と同様に塗布し、実施例1に用いた裏布15を貼り合わせ、〔表1〕に示す通り、実施例1と同様に裏布15を貼り合わせ、その裏布15の外面16に〔表1〕に示す示すシリコン系撥水剤をスプレー塗布してタフテッド・パイル地を仕上げた。
〔遮水性試験〕
上記実施例と比較例に係るタフテッド・パイル地を、コンクリート下地・リノリウム施工仕上床面に置き敷きし、その1m上から水150ccをコップから瞬時に垂れ落とし、それぞれのパイル面に溢れた水が3分後に裏布の外面に滲出したか否か、又、5分後にパイル面に溢れた水を拭き取ったとき裏布の外面に水が滲出したか否かを調べ、〔表1〕に示す結果を得た。
Figure 0004681861
本発明の比較例に係るタフテッド・パイル地の斜視図である。
符号の説明
11:基布
12:パイル糸
13:タフテッド布帛
14:エマルジョン樹脂組成物(塗膜)
15:裏布(不織布)
16:外面(裏面)
17:撥水性組成物
18:ニードル貫通孔
19:パイル層
20:バックステッチ
21:単糸
22:単糸
23:撚溝
24:遮水層
25:保水層

Claims (3)

  1. 基布(11)に繊度20dtex未満の繊維に成るパイル糸(12)を差し込んでパイルを形成したタフテッド布帛(13)の裏面にエマルジョン樹脂組成物(14)を塗布して裏布(15)を貼り合わせて成るタフテッド・パイル地において、
    パイル糸(12)が非合撚糸の単糸であり、
    裏布(15)が目付け60〜500g/m2 の不織布であり、
    裏布(15)の外面(16)(タフテッド・パイル地の裏面)にバインダー樹脂と撥水剤を必須成分とする撥水性組成物(17)が10〜70g/m2 (固形分質量)付与されているタフテッド・パイル地。
  2. タフテッド布帛(13)に塗布されるエマルジョン樹脂組成物(14)が樹脂固形分100重量部に対し500重量部以下となる充填剤を含有し、
    その固形分塗着量が80〜1000g/m2 であり、
    撥水性組成物(17)に占める撥水剤の固形分質量比率が1〜30質量%である前掲請求項1に記載のタフテッド・パイル地。
  3. 撥水性組成物(17)のバインダー樹脂が防滑性樹脂である前掲請求項1と請求項2の何れかに記載のタフテッド・パイル地。
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