JP4681532B2 - 天井用目地装置 - Google Patents

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Description

本発明は目地部を介して設けられた左右の建物の天井部分の目地部を覆う天井用目地装置に関する。
従来の天井用目地装置は左右の天井材固定金具に所定間隔で複数本の支持バーを設け、該支持バーのほぼ中央部に目地カバー取付けバーを枢支して、この目地カバー取付けバーに天井目地カバーを取付けている。
このため、左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合に、天井目地カバーの損傷を防止するために両端部にスライド移動可能な端部目地カバーを設置したりしなければならず、構造が複雑になるとともに、複数本の支持バーの中央部を常時目地部の中央部に位置させる機構が必要となり、コスト高になるという欠点があった。
特許第3354885号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いても、その揺れ動きを損傷なく吸収することができるとともに、揺れ動きで設置位置が移動しないように左右の目地部側天井躯体に両端部を枢支状態で取付けることができる天井用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側天井躯体の天井面より上部位置に両端部が枢支された、少なくとも一対の垂直方向に伸縮する3個以上の四角枠を有し、2個以上の中央枢支部を有するパンタグラフ状の荷重支持リンク機構と、この荷重支持リンク機構の下部位置の天井面近傍部位の左右の目地部側天井躯体に両端部が枢支された水平方向に伸縮する、該荷重支持リンク機構と同構成のパンタグラフ状の天井材支持リンク機構と、この天井材支持リンク機構の中央枢支部と前記荷重支持リンク機構の中央枢支部とに両端部が枢支された複数個の吊り下げアームと、前記天井材支持リンク機構の中央枢支部に後端部がそれぞれ枢支された先端部が重なり合って天井目地部を覆う複数枚の天井目地カバーとで天井用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側天井躯体の天井面より上部位置に両端部が枢支された、少なくとも一対の垂直方向に伸縮する3個以上の四角枠を有し、2個以上の中央枢支部を有するパンタグラフ状の荷重支持リンク機構と、この荷重支持リンク機構の下部位置の天井面近傍部位の左右の目地部側天井躯体に両端部が枢支された水平方向に伸縮する、該荷重支持リンク機構と同構成のパンタグラフ状の天井材支持リンク機構と、この天井材支持リンク機構の中央枢支部と前記荷重支持リンク機構の中央枢支部とに両端部が枢支された複数個の吊り下げアームと、前記天井材支持リンク機構の中央枢支部に後端部がそれぞれ枢支された先端部が重なり合って天井目地部を覆う複数枚の天井目地カバーとで構成されているので、左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いても、荷重支持リンク機構、天井材支持リンク機構および複数枚の天井目地カバーが前後方向に移動して、その揺れ動きを吸収して損傷を防止することができる。
(2)前記(1)によって、荷重支持リンク機構と天井材支持リンクの両端部は左右の建物の目地部側の天井躯体に枢支されているため、揺れ動きによって移動したりするのを確実に防止できる。
したがって、揺れ動きが停止すると自動的に元の状態へ戻すことができる。
(3)前記(1)によって、構造が簡単であるので、容易に設置することができるとともに、目地部が広くなっても吊り下げアームによって目地部の中央部が下方へ下がったりするのを効率よく防止できる。
したがって、複数枚の天井目地カバーをほぼ平坦状態に設置でき、美観の向上を図ることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の建物3、3の天井目地部を覆う本発明の天井用目地装置で、この天井用目地装置1は前記左右の建物3、3の目地部側天井躯体4、4の天井面より上部位置に両端部が枢支金具5、5で枢支された少なくとも一対の垂直方向に伸縮する3個、本発明を実施する形態では5個の四角枠を有し、4個の中央枢支部6、6、6、6を有するパンタグラフ状の荷重支持リンク機構7、7と、この荷重支持リンク機構7、7の下部位置の天井面近傍部位の左右の目地部側天井躯体4、4に両端部が枢支金具5A、5Aで枢支された水平方向に伸縮する、該荷重支持リンク機構7、7と同構成のパンタグラフ状の天井材支持リンク機構8、8と、この天井材支持リンク機構8、8の中央枢支部6、6、6、6に閉鎖側の端部が枢支され、前記荷重支持リンク機構7、7の中央枢支部6、6、6、6に開口側の端部が枢支されたコ字状の吊り下げアーム9、9、9、9と、前記天井材支持リンク機構8、8の中央枢支部6、6、6、6および一方の端部の枢支部6に枢支された角パイプ材製の天井材取付けバー10、10、10、10、10と、この天井材取付けバー10、10、10、10、10に後端部が複数本のビス11等で固定され、先端部が重なり合って天井目地部2を覆う天井目地カバー12、12、12、12、12Aとで構成されている。
なお、先端部に位置する天井目地カバー12は、他方の建物3の目地部側の固定天井材13へスライド移動できるように突出するように設けられている。
上記構成の天井用目地装置1は荷重支持リンク機構7、7の中央枢支部6、6、6、6に枢支された吊り下げアーム9、9、9、9によって支持された天井材支持リンク機構8、8を確実に支持するため、該天井材支持リンク機構8、8に取付けられた天井目地カバー12、12、12、12、12Aは撓んだり、隙間が生じることなく、天井目地部を覆うことができる。
地震等によって左右の建物3、3が異なる左右方向に揺れ動いた場合には、図5および図6に示すように荷重支持リンク機構7、7と天井材支持リンク機構8、8が伸縮するとともに、天井目地カバー12、12、12、12、12Aが重なり合った状態でスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
また、左右の建物3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合には、図7に示すように荷重支持リンク機構7、7と天井材支持リンク機構8、8の両端部の枢支金具5、5、5A、5Aの枢支部を支点に回動するとともに、伸縮し、天井目地カバー12、12、12、12、12Aを前後方向および左右方向にスライド移動させて、その揺れ動きを吸収する。
なお、左右の建物3、3の揺れ動きが停止すると、元の状態へ自動的に戻る。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8ないし図13に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8ないし図10に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、左右の建物3、3の一方の建物3の外壁面3aに荷重支持リンク機構7、7および天井材支持リンク機構8、8の一端部を枢支金具5、5、5A、5Aで枢支するとともに、一方の建物3の外壁面3aに後端部の天井目地カバー12Bの後端部を固定した点で、このように構成した天井用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、四角枠が3個の荷重支持リンク機構7A、7Aと天井材支持リンク機構8A、8Aとを用いた点で、このように構成した天井用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記本発明を実施する各形態では天井材取付けバー10を用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、天井材支持リンク機構8、8の中央枢支部6に天井目地カバー12の後端部を枢支してもよい。
また、コ字状の吊り下げアーム9を用いるものについて説明したが、これに限らず、下端部が直角に曲げられたL字状の吊り下げアームを用いてもよい。
本発明は天井用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の底面図。 図1の3−3線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の荷重支持リンク機構の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の異なる前後方向の動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 本発明を実施するための第2の形態の底面図。 図8の10−10線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の底面図。 図11の13−13線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B:天井用目地装置、
2:目地部、 3:建物、
4:目地部側天井躯体、 5、5A:枢支金具、
6:中央枢支部、 7、7A:荷重支持リンク機構、
8、8A:天井材支持リンク機構、 9:吊り下げアーム、
10:天井材取付けバー、 11:ビス、
12、12A、12B:天井目地カバー、 13:固定天井材。

Claims (2)

  1. 目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側天井躯体の天井面より上部位置に両端部が枢支された、少なくとも一対の垂直方向に伸縮する3個以上の四角枠を有し、2個以上の中央枢支部を有するパンタグラフ状の荷重支持リンク機構と、この荷重支持リンク機構の下部位置の天井面近傍部位の左右の目地部側天井躯体に両端部が枢支された水平方向に伸縮する、該荷重支持リンク機構と同構成のパンタグラフ状の天井材支持リンク機構と、この天井材支持リンク機構の中央枢支部と前記荷重支持リンク機構の中央枢支部とに両端部が枢支された複数個の吊り下げアームと、前記天井材支持リンク機構の中央枢支部に後端部がそれぞれ枢支された先端部が重なり合って天井目地部を覆う複数枚の天井目地カバーとからなることを特徴とする天井用目地装置。
  2. 目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側天井躯体の天井面より上部位置に両端部が枢支された、少なくとも一対の垂直方向に伸縮する3個以上の四角枠を有し、2個以上の中央枢支部を有するパンタグラフ状の荷重支持リンク機構と、この荷重支持リンク機構の下部位置の天井面近傍部位の左右の目地部側天井躯体に両端部が枢支され水平方向に伸縮する、該荷重支持リンク機構と同構成のパンタグラフ状の天井材支持リンク機構と、この天井材支持リンク機構の中央枢支部に閉鎖側の端部が枢支され、前記荷重支持リンク機構の中央枢支部に開口側の端部が枢支された複数個のコ字状の吊り下げアームと、前記天井材支持リンク機構の中央枢支部に枢支された複数個の天井材取付けバーと、この複数個の天井材取付けバーに後端部がそれぞれ固定され、先端部が重なり合って天井目地部を覆う複数枚の天井目地カバーとからなることを特徴とする天井用目地装置。
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