JP4680332B2 - チップコンデンサの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機能性結晶膜である強誘電体膜を回路基板に一体に形成したチップコンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、チップコンデンサは図3に示すように絶縁性のセラミックス等の基板10の表面に、所定の下部電極12を形成し、次にチタン酸ストロンチウム(STO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム(BTO)等からなる強誘電体膜16を形成していた。
【0003】
この強誘電体膜16の形成方法は、これらの強誘電体のセラミック粉体としてバインダ中に設けてスクリーン印刷する方法や、これら強誘電体の中間体酸化物のゾルをゲル化させて薄膜を形成するゾル−ゲル法があった。さらに、これらの強誘電体の薄膜を形成する方法として、これらの強誘電体を真空中で基板上に積層するスパッタリングや真空蒸着等もあった。そして、この強誘電体膜16の表面側には、所定の部位で下部電極12と接続した上部電極14が、印刷等により形成され、さらにオーバーコート20が施されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、近年電子機器の高度化や多機能化、小型化に伴い、より小形、薄形で高性能の強誘電体膜が要求されているが、これらの要求に十分に対応できるチップコンデンサが得られず、コンデンサとしての性能が劣るものであった。またその厚さも、セラミックチップコンデンサの場合、0.35mm程度の厚さを必要としていた。
【0005】
また、強誘電体膜16を形成する際、上記スパッタリング等により形成した薄膜の場合、形成した薄膜の結晶成長を促し、高誘電率化をもたらすために400℃〜600℃の高温での加熱処理工程があり、この工程により形成した薄膜が剥離したり、亀裂が生じたり、あるいは基板と反応するという問題があった。
【0006】
さらに、強誘電体膜16を複数積層すると、加熱処理を行う工程の回数が増えるため、上記問題点がさらに繰り返される上、製造工程が複雑になるため生産効率も悪く、製造コストも高くなった。
【0007】
そこでこの発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、強誘電体膜を簡単な構成で比較的低温で積層することができ、品質も良好なチップコンデンサの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明のチップコンデンサは、絶縁性の基板の表面に所定の下部電極が形成され、この下部電極の表面にチタン膜が設けられ、さらにこのチタン膜の表面に電気化学的に形成された結晶性の強誘電体膜を備え、この強誘電体膜を挟んで上記下部電極と対向した上部電極が設けられている。上記下部電極と上部電極は各々上記基板の各端部に設けられた導電性樹脂等による端部電極に各々接続されている。ここでいうチタン膜は純チタン、チタン合金、またはチタン化合物を含むものである。
【0009】
またこの発明のチップコンデンサは、上記チップコンデンサの上部電極の表面に絶縁性の樹脂層を設け、この樹脂層にチタン膜を積層し、このチタン膜に電気化学的に形成された結晶性の強誘電体膜を設け、その表面に上記強誘電体膜を挟んで上記チタン膜と対向した上部電極を形成したものである。上記チタン膜は、上記下部電極と接続し、上記各上部電極は各々互いに接続し炊いている。さらに絶縁性の樹脂層を介して上記チタン膜、結晶性の強誘電体膜、及び上部電極が複数回繰り返し積層されているものである。これらのチップコンデンサに設けた強誘電体膜は、PZT又はSTOの結晶で、上記基板は絶縁性の樹脂フイルムである。
【0010】
この発明のチップコンデンサの製造方法は、絶縁性フイルムの基板の表面に銅箔やアルミニウム箔からなる下部電極を形成し、この下部電極の表面の所定の部位に、ペースト状にした純チタン粉末や酸化チタン粉末、又はチタン合金粉末のチタンペーストを印刷し、上記基板に影響を与えない温度で焼成してチタン膜を形成し、このチタン膜が形成された上記基板を、所望の強誘電体を形成する元素による有機金属を含有したアルカリ溶液中に浸漬し、100℃〜200℃の温度で、1気圧以上飽和蒸気圧以下の圧力下で種結晶膜を形成し、この後、上記種結晶膜が形成された上記基板を、上記強誘電体を形成する元素による有機金属を含有したアルカリ溶液中に浸漬し、100℃〜200℃の温度で、1気圧以上飽和蒸気圧以下の圧力下で、水熱合成反応を起こし、上記チタン膜表面に結晶性の強誘電体膜を形成し、この後、上記強誘電体膜を介して導電性ペーストを印刷して、上記下部電極と対向する上部電極を形成するものである
【0011】
また電極を複数層に形成する場合は、上記上部電極の表面に絶縁性樹脂層を形成し、この絶縁性樹脂層の表面にチタンペーストを印刷し、上記下部電極と接続したチタン膜を形成するとともに、上記と同様の手順で強誘電体膜を形成し、この強誘電体膜を介して上記チタンペーストのチタン膜と対向し上記上部電極と接続する他の上部電極を形成する。そして、この手順を繰り返すことにより複数層に積層された薄型コンデンサを形成することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第一実施形態のチップコンデンサ8を示している。矩形の絶縁性基板10の表面に、銅箔やアルミニウム箔からなる下部電極12が形成されている。基板10はポリイミド、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、テフロン等の有機ポリマーのフイルムからなり、用途に合わせて適宜選択可能である。さらに、ガラスエポキシやフェノール樹脂基板を用いることもできる。
【0013】
下部電極12の表面には、所定の形状のチタン膜14が形成されている。このチタン膜14は、純チタンの膜の他、酸化チタン等のチタン化合物やチタン合金を含むものである。さらにこのチタン膜14の表面には、結晶性の強誘電体膜16が形成され、この強誘電体膜16に積層され、基板10の一端部に達した上部電極18が形成されている。上部電極18は、下部電極12及びチタン膜14と絶縁するように、上部電極の形成個所で下部電極12及びチタン膜14が露出した個所には、絶縁性樹脂26が被覆されている。さらに上部電極18の表面には、絶縁性樹脂のオーバーコート20が施されている。強誘電体膜16は、チタン酸ジルコン酸鉛(以下PZTと称す)、またはチタン酸ストロンチウム(以下STOと称す)の結晶である。
【0014】
基板10の下部電極12の端部が露出した側縁部及び上部電極18の端部が位置した側縁部には、各々導電性樹脂22が塗布された一対の端部電極24形成されている。端部電極24は、基板10の端面及びその両側の表面及び裏面の一部にかかるように形成され、図示しない回路基板への表面実装を可能にしている。
【0015】
この実施形態のチップコンデンサ8の厚さは、例えば基板10が0.050mm、各層の厚みは、銅箔の下部電極12が0.018mm、チタン膜14は0.0003mm、PZT結晶の強誘電体膜16は0.006mm、上部電極18は0.0020mm、オーバーコート20は0.0030mmである。全体としてこのチップコンデンサ8の厚みは0.124mmとなる。これは上記従来のチップコンデンサの厚み0.35mmと比べ大幅に薄い。
【0016】
次にこの実施形態のチップコンデンサ8の製造方法について以下に説明する。この実施形態のチップコンデンサ8の製造方法は、まず絶縁性フイルムの大型の基板10の表面に銅箔やアルミニウム箔を貼り付け、図示しないレジストを塗布し、所定のパターンを貼り付ける。次に露光、感光し、レジストを所定パターンに対応した形状にした後、エッチング処理し、所望のパターンの下部電極12を形成する。
【0017】
次に基板10表面の所定の位置に、ペースト状にした純チタン粉末や酸化チタン粉末、チタン合金粉末を印刷し、基板10に影響を与えない程度の温度で焼成しチタン膜14を形成する。
【0018】
この後、チタン膜14上に、いわゆる水熱合成法により、強誘電体膜のPZT種結晶膜を形成する。水熱合成法では、先ず、種結晶膜を形成するため、最初にPb(OR)2、Zr(OR)4、Ti(OR)4を含む強アルカリ溶液に、下部電極12が露出した絶縁性基板10を浸し、200℃以下、2〜3気圧程度に設定されたオートクレーブに、溶液とともに入れる。これによりチタン膜14のチタンと密着性の強いPZT種結晶膜を形成する。
【0019】
ここで強アルカリ溶液のRは、Pb(O211192=(Pb(DPM)2)、Pb(C254、(C253PbOCH2C(CH33、Zr(DPM)2、Zr(t−OC494、Ti(i−OC374、Ti(DPM)2、Sr(OC240CH32等の有機金属の有機部組成を示し、適宜選択して用いる。
【0020】
次に、PZT結晶膜が所定の厚みを有するように、Pb(OR)2、Zr(OR)4、Ti(OR)等を含む強アルカリ溶液に絶縁性基板12を浸し、200℃以下、2〜3気圧程度に設定されたオートクレーブに入れ、水熱合成反応を起こし、PZT結晶の強誘電体膜16を形成する。
【0021】
そして、アルカリ溶液から絶縁性基板10を取り出し、中和処理を施した後、絶縁性基板10の表面に付着した中和処理液等を洗浄除去し、乾燥させる。またPZT結晶の強誘電体膜16の周縁部にショート防止用の絶縁性樹脂26を印刷し焼き付ける。
【0022】
次にPZT結晶の強誘電体膜16に積層する上部電極18を形成する。上部電極18は、銀・パラジウム、ニッケル、銅等の導電性ペーストを、印刷により設ける。そして、これらの表面に樹脂のオーバーコート20を印刷し焼き付け、チップコンデンサ8を形成する。
【0023】
大型の基板10上にこれらを積層した後、下部電極12と上部電極18の端部が各々両端に位置するように、所定の幅で大型の基板10を切断し、短冊状にする。そして、基板10の下部電極12の端部が露出した側縁部及び上部電極18の端部が位置した側縁部に各々導電性樹脂22を塗布し硬化させ、一対の端部電極24を形成する。この後、個々のチップコンデンサ8となるように、短冊状の基板10を切断する。
【0024】
なお、この水熱合成法では、PZT結晶膜以外にも、チタン酸ストロンチウム(STO)結晶膜を強誘電体膜16として形成することができる。この場合も上記と同様に、絶縁性基板10に下部電極12、チタン膜14を形成した後、PZT結晶膜と同様に水熱合成法でSTO結晶膜を形成する。
【0025】
この場合、先ずSr(OR)2等を含む強アルカリ溶液に、下部電極12、チタン膜16を有する絶縁性基板10を浸し、200℃以下、2〜3気圧程度に設定されたオートクレーブに溶液とともに入れる。ここで強アルカリ溶液のRは、PZT結晶膜形成のときに使用した強アルカリ溶液に含まれる化合物のRと同じものである。これにより、これによりチタン膜14のチタンと密着性の強いSTO種結晶膜を形成する。
【0026】
次に、STO結晶膜が所定の厚みを有するように、Sr(OR)2、Ti(OR)4等を含む強アルカリ溶液に絶縁性基板10を浸し、200℃以下、2〜3気圧程度に設定されたオートクレーブに入れ、水熱合成反応を起こし、STO結晶膜を形成する。
【0027】
この実施形態のチップコンデンサ8は、PZT結晶膜やSTO結晶膜などの強誘電体膜16が、それ自体分極しているため、絶縁油中での分極処理が必要なく、またチタン膜14上であればどのような形状の基板10にでも形成することができ、小型薄型のチップコンデンサを低コストで設けることができる。また、強誘電体膜16の表面には微視的に凹凸があるが、内部は空隙が少なく緻密であることから、製造中の破損等が少ない。さらに、大面積化が容易で、膜厚も適宜の厚さに設定することができ、形成する基板10の種類も選ばない。
【0028】
なおこの発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、使用する各部材の材料、製造方法等は適宜変更することができる。
【0029】
次にこの発明の第二実施形態について図2に基づいて説明する。ここで上記実施形態と同様の部材は、同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】
この実施形態のチップコンデンサ28は、矩形の絶縁性基板10の表面に下部電極12、チタン膜14及びPZT結晶の強誘電体膜16が形成され、このPZT結晶の強誘電体膜16に積層された上部電極30が形成されている。上部電極30は、下部電極12が延びた端部とは反対側の基板10の一端部に達している。
【0031】
さらにこの上部電極30の表面に絶縁性のレジスト32が塗布され、絶縁した後、上記と同様に、チタン膜14が形成され、さらにPZT結晶の強誘電体膜16がチタン膜14に積層されている。そして、このチタン膜14の表面に、上記と同様に、PZT結晶の強誘電体膜16が形成され、その上に上部電極30所定の部位と接続した最上部の上部電極38が形成されている。ここで上部電極30及び上部電極38は、第一実施形態の上部電極18と同様の材料からなり、互いに一端部で接続している。また、各チタン膜14は各々下部電極12または下層のチタン膜14に接続している。
【0032】
この実施形態のチップコンデンサ28の製造方法は、上記実施形態と同様に絶縁性のフイルム状の大型の基板10の表面に、上記実施形態と同様の方法で下部電極12、チタン膜14、PZT結晶の強誘電体膜16を形成し、このPZT結晶の強誘電体膜16に、上部電極30を上記実施形態と同様に、印刷等により積層させて形成する。
【0033】
次に上部電極30の表面に、一端部のみ除いた全面にレジスト32を印刷し焼き付けた後、上記と同様にチタン膜14を形成し、さらにPZT結晶の強誘電体膜16を上記実施形態と同様に積層する。このチタン膜14の一端部は、下部電極12または下層のチタン膜14と接続させる。そして、PZT結晶の強誘電体膜16の上面に上部電極30の所定の端部と接続するように最上部の上部電極38を印刷等により設ける。上部電極38の表面には、樹脂のオーバーコート20を印刷し焼き付ける。
【0034】
この後、上記実施形態と同様に、この大型の基板10を所定の大きさとなるように短冊状に切断し、基板10の側面及び基板10上に積層された下部電極12と上部電極30等の各側縁部に接続するように導電性樹脂22を塗布し、端部電極24を形成する。この後、個々のチップコンデンサ28となるように、短冊状の基板10を切断する。
【0035】
この実施形態のチップコンデンサ28によれば、多層に渡ってコンデンサを形成する場合も、各工程で高温にさらすことなく、確実に各電極12,30及び強誘電体膜16を形成することができ、大容量で薄型のチップコンデンサを効率よく製造することができる。
【0036】
この実施形態の場合もPZT結晶膜をSTO結晶膜に換えてチップコンデンサを形成することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
この発明のチップコンデンサは、基板表面のチタン膜に強誘電体膜を比較的低温で一体に形成することが可能であることから、様々な絶縁性基板の表面に直接コンデンサを形成することができる。しかも、チタン膜は印刷や塗布等により、低温で簡単に形成することができるため、製造が簡単で設備投資もすくないことから、製造コストが低下し、安価で高品質のチップコンデンサを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態のチップコンデンサの縦断面図である。
【図2】この発明の第二実施形態のチップコンデンサの縦断面図である。
【図3】従来のチップコンデンサの縦断面図である。
【符号の説明】
8,28
チップコンデンサ
10 基板
12 下部電極
14 チタン膜
16 強誘電体膜
18,30
上部電極
20 オーバーコート
22 導電性樹脂
24 端部電極

Claims (2)

  1. 絶縁性フイルムの基板の表面に銅箔やアルミニウム箔からなる下部電極を形成し、この下部電極の表面の所定の部位に、ペースト状にした純チタン粉末や酸化チタン粉末、又はチタン合金粉末のチタンペーストを印刷し、上記基板に影響を与えない温度で焼成してチタン膜を形成し、このチタン膜が形成された上記基板を、所望の強誘電体を形成する元素による有機金属を含有したアルカリ溶液中に浸漬し、100℃〜200℃の温度で、1気圧以上飽和蒸気圧以下の圧力下で種結晶膜を形成し、この後、上記種結晶膜が形成された上記基板を、上記強誘電体を形成する元素による有機金属を含有したアルカリ溶液中に浸漬し、100℃〜200℃の温度で、1気圧以上飽和蒸気圧以下の圧力下で、水熱合成反応を起こし、上記チタン膜表面に結晶性の強誘電体膜を形成し、この後、上記強誘電体膜を介して導電性ペーストを印刷して、上記下部電極と対向する上部電極を形成するチップコンデンサの製造方法。
  2. 上記上部電極の表面に絶縁性樹脂層を形成し、この絶縁性樹脂層の表面にチタンペーストを印刷し、上記下部電極と接続したチタン膜を形成するとともに、このチタン膜上に上記と同様の方法により強誘電体膜を形成し、この強誘電体膜を介して上記チタンペーストのチタン膜と対向し上記上部電極と接続する他の上部電極を形成し、この手順を繰り返す請求項1記載のチップコンデンサの製造方法。
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