JP4677770B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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活性エネルギー線硬化性インクを記録媒体に向けて吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搭載して、記録媒体の搬送方向と直交する走査方向に移動自在なキャリッジと、
インクを吸収する吸収部材を備え、前記キャリッジに対向して前記記録ヘッドに付着したインクを除去する除去機構と、
前記記録ヘッド、前記キャリッジ、前記除去機構を収容する記録装置本体と、
前記記録装置本体の一端であって前記除去機構に対向する位置に設けられ、前記除去機構を前記記録装置本体内から外部に取り出すことのできる取り出し口と、
前記除去機構と前記記録ヘッドとの間に配置されて前記除去機構を外光から遮蔽する閉位置と前記除去機構の遮蔽を解除する開位置とをとり得るように開閉自在に設けられ、前記閉位置において前記取り出し口から前記記録装置本体内に入射する外光を遮蔽する遮蔽板と、
を備えることを特徴とする。
また、除去機構の上方には遮蔽板が開閉自在に備えられており、取り出し口から記録装置本体内に入射する外光を遮蔽するため、記録装置本体内部に外光が入射してインクが硬化することを確実に防止することができる。
前記キャリッジは、前記除去機構の取り出しの際には前記取り出し口に対向しない位置で待機するように制御されることを特徴とする。
前記キャリッジは活性エネルギー線を照射する活性化エネルギー線照射装置を搭載し、前記活性化エネルギー線照射装置は前記除去機構の取り出しの際には活性エネルギー線の照射を停止するように制御されることを特徴とする。
前記吸収部材は、ポリエステル、アクリル、ナイロンのうちの少なくとも一つを備える0.1デニール以下の高密度繊維により形成されていることを特徴とする。
前記吸収部材は、ロール状に形成され、順次繰り出されて記録ヘッドに押圧されることを特徴とする。
前記取り出し口には、可視光を1%以上透過しつつ活性エネルギー線を遮蔽する取り出し蓋が開閉自在に備えられていることを特徴とする。
前記吸収部材の使用量を表示する表示部を備えており、前記表示部は前記吸収部材の交換の際にリセットするように制御されることを特徴とする。
前記活性エネルギー線硬化性インクは、25℃における粘度が10mPa・s以上50mPa・s以下であり、表面張力が20mN/m以上40mN/m以下であることを特徴とする。
また、粘性が高いため、着弾後に不用意にインク滴が広がることはないため、どのような記録媒体においても滲みなどが無く高画質を得ることができる。
前記活性エネルギー線は紫外線であることを特徴としている。
ホームポジションZには、記録ヘッド5にインクを供給するインクタンク27が備えられている。
本実施形態に係るインクジェット記録装置には、キャリッジモータ、記録媒体Pの搬送機構、記録ヘッド5、紫外線照射装置8、メンテナンスユニット9、カウンタなどに電気的に接続されるとともにこれらを制御する制御部28が設けられている。制御部28は、例えば、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)からなり、ROMに記録された処理プログラムをRAMに展開してCPUによりこの処理プログラムを実行するものである。
本実施形態に用いられるインクは、紫外線の被照射により硬化する紫外線硬化性インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)、光開始剤及び色材を少なくとも含むものである。そして、25℃における粘度が10mPa・s以上50mPa・s以下であり、表面張力が20mN/m以上40mN/m以下である場合が多く、粘性が高く、濡れ性が悪いインクである。
本実施形態に用いられる記録媒体Pとしては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙、再生紙、光沢紙などの各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラスなどの材質からなるものが適用可能である。また、記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状などが適用可能である。
まず、押圧部材17が移動して、吸収シート13が対向する記録ヘッド5のインク吐出面6に押圧される。吸収シート13は高密度繊維からなるので、インク吐出面6に押圧されると、インク吐出面6に付着したインクを吸収する。つまり、押圧部材17がインク吐出面6に吸収シート13を押圧しながら移動することにより、インク吐出面6の拭き取りが行われる。ここで、本実施形態で用いられる紫外線硬化性インクは、粘性が高く、濡れ性が悪いので、記録ヘッド5のインク吐出面6などに付着しやすく除去し難いということになるが、吸収シート13の高密度繊維により、効率良くインクを除去することができる。
4 キャリッジ
5 記録ヘッド
8 紫外線照射装置
9 メンテナンスユニット
10 除去機構
11 吸引機構
13 吸収シート
18 ロータリエンコーダ
19 筐体
21 取り出し口
22 取り出し蓋
24 遮蔽板
Claims (9)
- 活性エネルギー線硬化性インクを記録媒体に向けて吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搭載して、記録媒体の搬送方向と直交する走査方向に移動自在なキャリッジと、
インクを吸収する吸収部材を備え、前記キャリッジに対向して前記記録ヘッドに付着したインクを除去する除去機構と、
前記記録ヘッド、前記キャリッジ、前記除去機構を収容する記録装置本体と、
前記記録装置本体の一端であって前記除去機構に対向する位置に設けられ、前記除去機構を前記記録装置本体内から外部に取り出すことのできる取り出し口と、
前記除去機構と前記記録ヘッドとの間に配置されて前記除去機構を外光から遮蔽する閉位置と前記除去機構の遮蔽を解除する開位置とをとり得るように開閉自在に設けられ、前記閉位置において前記取り出し口から前記記録装置本体内に入射する外光を遮蔽する遮蔽板と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記キャリッジは、前記除去機構の取り出しの際には前記取り出し口に対向しない位置で待機するように制御されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記キャリッジは活性エネルギー線を照射する活性化エネルギー線照射装置を搭載し、前記活性化エネルギー線照射装置は前記除去機構の取り出しの際には活性エネルギー線の照射を停止するように制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸収部材は、ポリエステル、アクリル、ナイロンのうちの少なくとも一つを備える0.1デニール以下の高密度繊維により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸収部材は、ロール状に形成され、順次繰り出されて記録ヘッドに押圧されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記取り出し口には、可視光を1%以上透過しつつ活性エネルギー線を遮蔽する取り出し蓋が開閉自在に備えられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸収部材の使用量を表示する表示部を備えており、前記表示部は前記吸収部材の交換の際にリセットするように制御されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記活性エネルギー線硬化性インクは、25℃における粘度が10mPa・s以上50mPa・s以下であり、表面張力が20mN/m以上40mN/m以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記活性エネルギー線は紫外線であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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