JP2012051138A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホームポジションに、記録ヘッド9のフェイス面の払拭だけでなく、ノズルからの予備吐出のインク受容にも用いられる払拭ユニット35が配置されている。さらに、ホームポジションで使用された後の払拭ユニット35であるリユースユニット38が、ホームポジションとはプラテン4を挟んで反対側の位置にも配置されていて、ノズルから吐出されたインクの受容のみに用いられる。
【選択図】図5
Description
記録ヘッドを移動させたときに、フェイス面と接触することによりフェイス面を払拭するための払拭部材を有する払拭ユニットと、
キャリッジの移動経路と対向する位置に設けられ、払拭ユニットを装着するための第1の装着部と、
を備えるインクジェット記録装置において、
キャリッジの移動経路と対向する位置に設けられ、払拭ユニットを装着するための第1の装着部と異なる第2の装着部を備え、
第1の装着部に装着されてフェイス面の払拭が行われた払拭ユニットを第2の装着部に装着することが可能であり、
第2の装着部に装着された払拭ユニットに対して、記録ヘッドから予備吐出を行わせることが可能であることを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置(以下、プリンタともいう)の外観(カバーを外しての内部外観)を示す。これはいわゆるシリアルスキャン型のプリンタであり、記録用紙等の記録メディアの搬送方向に対して交差する方向(主走査方向)に記録ヘッドをスキャン(主走査)させて画像を形成するものである。この記録装置は、記録ヘッド9を搭載して主走査方向に移動可能なキャリッジユニット2を有する。キャリッジユニット2は、記録開始前または記録中に必要に応じてホームポジションで停止する。ホームポジション付近には、回復系ユニット45と払拭ユニット(図5の符号35)が配置されている。
次に第2の実施形態を示す。第1の実施形態では、払拭部材保持機構を、第1の装着部と第2の装着部ともに、バックアップブレード25及びバックアップローラ34で構成した。第2の実施形態では、払拭部材保持機構を第1の装着部と第2の装着部で異ならせる構成について説明する。
記録装置の長期間放置した後に行われる回復動作の際に行われる予備吐出動作や、記録ヘッドの吐出ノズル吸引動作の直後に混色防止のため行われる予備吐出動作については、予備吐出されるインクの発数が多い。そのため、被吐出位置を変えて払拭部材30に吐出及び吸収させたとしても、吸収容量の限界に近いインク量を払拭部材30に吐出される可能性が高い。このように払拭部材30に吸収限界に近いインクが存在し、このユニットをリユースした場合には、インクがオーバーフローする可能性がある。そこで、単位面積当たりに吐出されたインク吐出をカウントしてインクの吐出量を推定し、リユース時にオーバーフローが懸念される場合にはユニット全体をリユース禁止とする構成も可能である。
以上の実施形態ではリユースユニット38はバックポジションで予備吐出を受容するものとして説明したが、本発明の趣旨はこれに限定されるものではない。例えば近年行われているフチ無し記録においても予備吐出と同様にはみ出したインクを受容し回収する手段が必要となる。このようなインクを回収する為に、第1の装着部で払拭に使用された払拭部材30およびこれを含む払拭ユニット35を再利用することも可能である。したがって、上記第2の装着部はバックポジションに限らず、記録ヘッド9の移動経路と対向する位置であってフチ無し記録での記録メディアの搬送方向端部に位置であってもよい。
9 記録ヘッド
11〜16 フェイス面
25 バックアップブレード
30 払拭部材
31 供給ローラ
32 巻き取りローラ
34 バックアップローラ
35 払拭ユニット
38 リユースユニット
39 バックアッププレート
40 ラチェット
41 ギヤ
42 スプリング
43 レバー
45 回復系ユニット
50 区分エリア
51 記憶手段
52 使用済みパターン
Claims (10)
- インク滴を吐出する複数のノズルが形成されたフェイス面を持つ記録ヘッドを搭載して移動可能なキャリッジと、
前記記録ヘッドを移動させたときに、前記フェイス面と接触することにより前記フェイス面を払拭するための払拭部材を有する払拭ユニットと、
前記キャリッジの移動経路と対向する位置に設けられ、前記払拭ユニットを装着するための第1の装着部と、
を備えるインクジェット記録装置において、
前記キャリッジの移動経路と対向する位置に設けられ、前記払拭ユニットを装着するための前記第1の装着部と異なる第2の装着部を備え、
前記第1の装着部に装着されて前記フェイス面の払拭が行われた払拭ユニットを前記第2の装着部に装着することが可能であり、
前記第2の装着部に装着された前記払拭ユニットに対して、前記記録ヘッドから予備吐出を行わせることが可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記払拭部材はベルト状部材からなり、
前記第1の装着部での前記払拭ユニットは、前記フェイス面の払拭の都度、前記払拭部材の払拭部分を巻き取る機構を有し、
前記第2の装着部に装着された、前記第1の装着部で払拭した後の前記払拭ユニットでは、前記第1の装着部での使用時に巻き取られた前記払拭部材が使用当初の位置に巻き戻されており、当該払拭部材を前記インクの吐出に伴って、前記第1の装着部での払拭ユニットにおける前記払拭部材と同じ方向に巻き取りながら使用することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の装着部において予備吐出したインク量を計測する手段を備え、該手段の計測結果から前記第1の装着部での前記払拭ユニットがリユースできるかどうかを判定し、リユースが不可と判定された場合にはユーザーに警告を与える手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記払拭ユニットに使用履歴を記憶する記憶手段を備え、前記第1の装着部での前記払拭ユニットがリユース不可である場合には前記記憶手段にリユース不可であることを記憶することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記払拭部材に対しての一定の区分ごとのインク許容量を前記記憶手段に予め記憶しており、
前記第1の装着部において前記払拭部材の前記区分ごとに吐出されたインクの量が、前記記憶手段に記憶されたインク許容量を超過しているかどうかの判定を行い、その結果、インク許容量を超過していなければ該当する区分についてリユースを実施し、超過していれば該当する区分についてリユース禁止箇所として前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の装着部において前記払拭部材に対して一定の区分ごとに、当該区分での前記払拭部材の使用量に応じた特定の使用済みパターンを前記記録ヘッドにより記録し、
前記第2の装着部に装着された、前記第1の装着部で払拭した後の前記払拭ユニットを使用するとき、前記各区分に記録された特定の使用済みパターンに基づいて前記払拭部材のリユースできる区分を判断することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記キャリッジに記録メディアを読み取るセンサを有し、該センサにより前記第1の装着部での払拭部材の汚れ具合を検知し、この結果によりリユースの可否を判別する手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の装着部が、前記キャリッジの移動経路と対向する位置であってフチ無し記録での記録メディアの搬送方向端部に位置することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の装着部での前記払拭ユニットは、前記記録ヘッドから予備吐出を行う際に前記フェイス面に近接した位置で前記払拭部材を保持する払拭部材保持機構をさらに有し、
前記第2の装着部に装着された、前記第1の装着部で払拭した後の前記払拭ユニットは、前記払拭部材保持機構の一部を代えたものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第2の装着部での前記払拭部材保持機構は、前記フェイス面と平行に配置されて前記払拭部材を保持する面部材を備えることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
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