JP4677204B2 - 自動車用の小型の暖房換気または空調装置 - Google Patents

自動車用の小型の暖房換気または空調装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車の設備に関する。
本発明は、特に、自動車の車室の暖房換気または空調装置に関する。
このような装置は、自動車の車室外部から取り出した外気または車室内部から取り出した再循環空気を供給される空気送り装置(または送風装置)を備えている。その後、この空気流は、少なくとも1つの熱交換器を介して送られ、温度調節された空気流を発生し、温度調節された空気流は、各吹き出し口を介して車室内に送られる。この吹き出し口は、大抵が、ダッシュボードに配置される通風装置と、フロントガラスの霜取り/曇り取りノズルと、車室下部の乗員の足元に配向されるノズルとを有し、場合によっては、車室後部に配置されるノズルを有する。
一般に、処理される空気流は、従来の空調回路に接続されるエバポレータを順次通過し、次いで、1つまたは複数のヒータを通過する。
大抵の場合、このような暖房換気または空調装置は、エンジン区画または車室内で、通常はダッシュボードの下の中央位置に配置されるように構成されたケーシングを有する。このケーシングから、吹き出し口を有する様々なダクトが出ている。
この装置の主な欠点は、外形寸法が比較的大きく、従来構造の車両に適していないということである。
ところで、現在の傾向は、異なる構造の車両、特に、センタコンソールボックスを備えない車両に向かっている。
本発明は、特に、上記の不都合を解消することを目的としている。
本発明は、特に、主に線形構造の自動車の車室の暖房換気または空調装置を得ることをめざしている。
本発明は、また、センタコンソールボックスを備えない自動車に使用可能な装置を得ることをめざしている。
本発明は、さらに、主として、自動車のダッシュボードに設置可能な装置を得ることをめざしている。
このため、本発明は、自動車の車室の暖房換気または空調装置であって、
車室前部に取り付け可能な細長い形状のケーシングと、前記ケーシングの両端の間に延びる第1のダクトおよび第2のダクトを画定するためにケーシングに配置される隔壁と、冷気流を発生して、これを前記第1のダクトに送るようになっている冷気流の発生ユニットと、温度調節不能な暖気流を発生するように構成され、前記第1のダクトと前記第2のダクトの境界面に配置され、冷気流の少なくとも一部が通過して、前記第2のダクトに暖気流を発生するように構成された、少なくとも1つのヒータと、前記ケーシング内で、前記第1のダクトおよび第2のダクトの境界面に設けられた吹き出し口と、前記第1のダクトと前記第2のダクトとの境界面で吹き出し口の前に配置されて、冷気流と暖気流との割合を調整し、各吹き出し口で温度調節された空気流を発生するようになっている、少なくとも1つの混合フラップと、前記吹き出し口に結合される分配フラップとを含み、前記混合フラップが空気拡散モジュールに組み込まれ、この空気拡散モジュールが、前記分配フラップを有し、前記ケーシングの外側に嵌め込まれていることを特徴とする装置を提案するものである。
このように、本発明による装置は、独創的な構造を備える細長い形状のケーシングを有し、このケーシングは、車室前部で横方向に水平に配置可能であり、ダッシュボードの前部または一部を占有する。またこの装置は、センタコンソールボックスを備えない自動車にも設置できる。
ケーシングは、隔壁により2個の隣接ダクトに分割され、第1のダクトは、冷気流を供給され、第2のダクトは暖気流を供給されるように構成されている。この暖気流は、少なくとも1つのヒータを介して、第1のダクトから取り出した冷気流の一部を加熱することによって得られる。
吹き出し口は、ケーシング内に直接設けられ、各吹き出し口の位置で空気流量を調整するために、分配フラップによりその都度制御される。
その結果、得られた線形構造の小型装置は、センタコンソールボックスを備えない車両に設置可能であり、装備する車両タイプに応じて、各種の仕様で製造可能である。
簡単な実施形態では、装置は、ケーシングの一端またはケーシングの中央位置に配置された単一ヒータを含む。この場合、さらに、ヒータ付近で、第1のダクトに配置される少なくとも1つのバランスフラップを設け、冷気流と暖気流とのバランスを改善させると有利である。
さらに進んだ実施形態では、この装置は、ケーシングの両端、またはケーシングの中央位置に、それぞれ配置された2個のヒータを有する。
散モジュールに組み込み可能である。
ヒータが、熱媒、特に自動車エンジンの冷却液が通る熱交換器であると有利である。
PTCサーミスタを含む付加的なヒータを、前記ヒータの付近に配置可能である。
これにより、特にエンジンの始動時間中、ヒータそのものが十分な温度の空気流を発生できない場合、補助的な加熱が得られるか、あるいは熱エネルギーの大部分が得られる。
本発明の好適な実施形態では、隔壁が水平に配置されるが、隔壁を斜めに配置することも可能である。いずれの場合にも、第1のダクトが下方のダクトであり、第2のダクトが上方のダクトである。
別の実施形態では、隔壁が垂直に配置され、第1のダクトおよび第2のダクトの、一方は右に、他方は左に、すなわちケーシングの右側と左側に配置される。
本発明による装置の冷気流の発生ユニットは、冷気流を発生するために、エバポレータを介して空気流を送るように構成された空気送り装置を含み、前記空気流の発生ユニットは、ケーシングの第1のダクトに通じる空気取り込み口に接続される。
本発明では、吹き出し口が、有利には、ダッシュボードの通風装置と、フロントガラスの霜取り/曇り取りノズルと、車室下部に通じる下部ノズルとを供給するように構成される。
ケーシングが、隔壁を封入することにより互いに結合される2個のシェルからなっていると有利である。2個のシェルの各々が、ポリマー材料、複合材料、および金属材料の中から選択される材料で形成されていると、好適である。
本発明のさらに別の特徴によれば、ケーシングが、自動車のダッシュボードに組み込まれるように構成されていると有利である。
単なる例として示す以下の説明では、添付図面を参照する。
図1に示すような自動車の車室の暖房換気または空調装置は、自動車の車室前部に、横方向に水平に設置可能な細長い形状のケーシング10を有する。このケーシングは、例では、下方のシェル10Aと上方のシェル10Bとの2個のシェルからなっている。下方のシェル10Aは、下壁12と、前壁14と、2個の端壁16とを有する。上方のシェル10Bは、主に、上壁18と、後壁20とを有する。
シェル10A、10Bを組み立てると、車両の横方向に水平に延びる、ほぼ平行六面体の細長い形状のケーシングが画定される。このケーシングは、車両のダッシュボード(図示せず)の全部または一部に収容可能である。その場合、前壁14は、車両前方、すなわちエンジン区画側に配向され、後壁20は、車両後方、すなわち車室側に配向される。
シェル10A、10Bの間に組み立て時に設置される隔壁22は、双方とも、ケーシングの全長にわたって延びる2個の積層ダクトを画定する。これらのダクトは、図2から分かるように、第1のダクト24(または下方のダクト)と、第2のダクト26(または上方のダクト)とを有する。
図7は、ケーシング10が隔壁22を介して全長でどのように分割されて、上記のダクト24、26を構成するかを示している。
下方のダクト24は、全体として符号28で示された冷気流発生ユニットにより、冷気を供給される(図1)。冷気流発生ユニットは、車室外部から取り出した外気、または車室内部から取り出した再循環空気を供給されて、送風装置とも呼ばれる空気送り装置30を有する。
この空気流は、従来の空調回路(図示せず)に接続されているエバポレータ32を介して送られる。これにより、冷気流または涼気流を発生可能であり、この気流は、シェル10Aの前壁14に沿って配置された細長い形状のケース34で受容される。冷気流は、矢印F1で示すように、壁14に設けられた開口部36を介して装置のケーシング10に入り、下方のダクト24に至る。
隔壁22は、水平に延びている壁38を有し、この壁は、その両端で途切れて、2個の溝または開口部を画定し、水平位置に対して、多少斜めの位置に双方とも配置される2個のヒータ40をそれぞれ受容している。ヒータは、下方ダクト24で取り出した空気流の少なくとも一部を加熱し、上方のダクト26に送られる暖気流を発生する役割を果たす。2個のヒータは、シェル10Aの壁14に設けられた細長いスリット41から挿入される。
これらのヒータは、様々なタイプとすることができる。
本発明では、ヒータは、温度調節不能な暖気流を発生するように構成される。代表的な例は、熱媒、通常はエンジンの冷却剤が常時通過する熱交換器の例である。この場合、車室内に送られる空気流の温度調節は、ヒータを通らなかった冷気流と、ヒータを通った暖気流とを可変の割合で混合することによって行われる。この場合、後述するように、この温度調節のために、「混合フラップ」と呼ばれるフラップを、その都度設けることが必要である。
参考例では、ヒータは、温度調節可能な暖気流を発生するように構成される。代表的な例は、流量調節可能な熱媒、特に自動車エンジンの冷却液が通る熱交換器の例である。この場合、ヒータを通る熱媒の流量を調節可能な調節コックを設けることにより、混合フラップを必要とせずに、暖気流の温度を直接調整できる。
図1からわかるように、シェル10Bの後壁20は、吹き出し口をなす2個の開口部42を有し、これらの開口部は、それぞれ右と左に配置されて、車室内部に温度調節した空気流を拡散することができる。2個の開口部の間で、後壁20および上壁18は、たとえば制御パネル(図示せず)の溝の役割を果たしうる引っ込み部分44を画定する。
ケーシング10の内部の空気流の循環は、図1、図2に概略的に示す各層で行われる。下方のダクト24に入る冷気流(矢印F1)は、各側(右側および左側)で、2個の流れまたは層、すなわち、開口部42の下部に直接達する冷気流(矢印F2で示す)と、2個のヒータ40を通って、開口部42の上部に達する暖気流(矢印F3で示す)とに分かれる。そのため、各開口部42は、下部で冷気流F2を供給され、上部で暖気流F3を供給される。
図7から分かるように、隔壁22、特に壁38は、ケーシングの前壁14から延び、ケーシングの後壁20から離れて配置された縁46を有する。下方のダクト24と上方のダクト26との境界面で、各開口部42の前に、混合フラップ48が配置されている。図7に示す例では、混合フラップ48は、ドラム型のフラップであり、円筒壁52を備え、水平軸50を中心として回転可能に取り付けられている。
冷気流(矢印F2)と暖気流(矢印F3)との混合により生ずる空気流の温度調節のために、各フラップ48を、他のフラップとは別に所望の位置に移動可能である。各フラップ48は、壁52が下方のダクト24の出口を塞ぐ「最も暖かい」位置と、壁52が上方のダクト26の出口を塞ぐ「最も涼しい」位置とを占有できる。
図7は、フラップ48が上記の二つの限界位置の間の中間位置にあるところを示しているため、吹き出し口を形成する開口部42は、冷気流と暖気流とを一緒に供給されて、温度調整される空気流F4を発生する。空気流F4は、この空気流F4の流量または配向を調節可能な分配フラップ56を備える空気拡散モジュール54を通過する。
図1、図2、図7に示す参考例では、混合フラップ48は、ケーシングに組み込まれている。図6、図8に示す本発明では、これらのフラップが、2個の拡散モジュール54にそれぞれ組み込まれている。
参考例では、混合フラップ48が隔壁に組み込まれているが、隔壁には、装置の空気力学的な動作を最適化可能な空気ガイド手段(図示せず)を組み込むこともできる。
本発明では、各ヒータ自体は、暖気流の温度調節ができないが、混合フラップを介して、冷気流および暖気流を調節可能な割合で混合することにより、所望の温度が得られる。
流量調節可能な暖気流が通るヒータを使用可能である。この場合、上記の混合フラップは除去される。
混合フラップを用いる場合、各吹き出し口に対して、1個の混合フラップを使用するのが有利である。前述のように、これらの混合フラップは、様々な吹き出し口を制御するために、分配フラップを同様に備える拡散モジュールに組み込むことができる。
上記の吹き出し口は、主に、ダッシュボードの通風装置、すなわち、後壁20に設けられた開口部42から供給される通風装置を有する。また、車室の適切な場所に配置されたノズルに、その都度空気流を導く管路を設けてもよい。
これらのノズルは、フロントガラスの霜取り/曇り取りノズル、乗員の足元に空気を送るために車室下部に通じるノズル、および前方に通じるノズルを含むことができる。
また、他の吹き出し口の供給手段を設け、車室後部の1つ、または複数の領域に温度調節された空気流を送ることも可能である。
いずれの場合にも、混合フラップは、冷気流を送る下方のダクト24と暖気流を送る上方のダクト26との境界領域に配置しなければならない。これらの混合フラップは、その角位置に応じて、暖気流および冷気流が比例して排出されるようにする。暖気流および冷気流は、その直後に混合されて、制御設定値に対応する均質な温度を供給する。
図1の例では、2個のヒータ40が、装置の左端および右端にそれぞれ設置されている。たとえばPTCサーミスタ型の付加的なヒータ(図示せず)により、各ヒータを補うこともできる。こうした付加的な抵抗器により、特に自動車エンジンの始動段階の際にヒータ40が最適温度に達しない場合、補助暖房が得られる。
図1の装置は、さらに、ここでは右側に配置されたヒータ40の付近で、下方のダクト24に配置されるバランスフラップ58(図3)を備えることができる。バランスフラップ58は、隔壁22の壁38に設けられたカバー62の内部で、水平軸60を中心として、回転式に取り付けられる。バランスフラップの機能は、冷気流と暖気流とのバランスを改善することにある。このようなバランスフラップの使用は、主に、単一ヒータを用いる実施形態に適している。
この実施形態を図4に詳しく示す。図4の装置は、図1の装置に類似しており、同じエレメントには同じ符号を付してある。主な相違点は、この装置が、ここではケーシングの右側に配置された単一ヒータ40を含むことである。
さらに、シェル10bの後壁20の構成が異なる。後壁は、ここでは、左側に配置された3個の開口部または吹き出し口64と、右側に配置された1個の開口部66とを有する。図1の実施形態と同様に、各開口部64および開口部66は、下方のダクト24と上方のダクト26の境界面に配置され、冷気流F2および暖気流F3を供給される。ここでも同様に、混合フラップを設けて、各吹き出し口を介して空気流の温度をその都度調節している。
図5では、また空気流の循環を示してある。ここでは、冷気流F2に対応する層と、暖気流F3に対応する層とが区別されている。
図6は、本発明による実施例で、ケーシング10の外部に設置される空気拡散モジュール68を示す。この空気拡散モジュールの構成は、図7の空気拡散モジュール54とは異なる。
空気拡散モジュール68は、ケーシング10の後壁20に設けられた開口部または吹き出し口と連通するほぼ円筒形のモジュールケーシング70を備えている。空気拡散モジュール68は、図7の混合フラップ48と同様の少なくとも一つの混合フラップ72を収容している。本発明では参考例と異なり、混合フラップ72が空気拡散モジュール68に組み込まれている。このモジュールは、さらに、ここではスロットルバルブとして構成された分配フラップ74を有する。モジュール68は、また、車室内に温度調節空気を拡散するための一つまたは複数のグリッド76を有する。
図8の装置は、本発明による実施例で、混合フラップがケーシングに組み込まれていない。
混合フラップは、2個の空気拡散モジュール、すなわち左側に配置された空気拡散モジュール78と右側に配置された空気拡散モジュール80とに組み込まれている。モジュール78は、図4の3個の開口部64にそれぞれ対応する3個の混合フラップ82と、図4の開口部66に対応する1個の混合フラップ84とを備えている。図8の装置は、さらに、ケーシング10の下壁12に設けられた開口部88に結合可能な後方拡散モジュール86を有している。このモジュール86は、温度調節された空気流を車室後方に送るように構成されている。
図9の装置は、参考例で、本発明との相違点は、混合フラップが、ケーシング、特に隔壁22に組み込まれていることにある。3個のフラップ82と、隔壁により支持されるフラップ84とが区別されている。
それに対して、空気拡散モジュール78、80は、分配フラップだけを有する(図9では示さず)。
2個のシェル10A、10Bは、ポリマー材料、複合材料、および金属材料の中から選択された材料から構成するのがよい。本発明による装置は、多数の変形例が可能である。この装置は、自動車のダッシュボードに、少なくとも部分的に容易に組み込むことができる。
以上の実施例では、隔壁22を水平なものとして示した。しかしながら、上記のような第1のダクトおよび第2のダクトを画定するという条件で、隔壁を斜めまたは垂直に配置することも、本発明の範囲に入る。
同様に、1つまたは複数のヒータは、必ずしもケーシングの端に配置されず、変形実施形態では、暖気流が通るという条件で、中央位置または準中央位置に配置可能である。
2個のヒータを含む参考例で、自動車の車室の暖房換気または空調装置を示す斜視図である。 空気流の循環を示す図1の装置の概略的な縦断面図である。 図1、図2の装置のケーシングの一端の斜視図である。 単一ヒータを含む参考例の斜視図である。 空気流の循環を示す図4の装置の概略的な断面図である。 本発明における空気拡散モジュールの斜視図である。 参考例のケーシングの断面図である。 単一ヒータを備え、混合フラップが、空気拡散モジュールに組み込まれている、本発明による装置の分解斜視図である。 単一ヒータを備え、混合フラップが、ケーシングに組み込まれている参考例の分解斜視図である。
10 ケーシング
10A、10B シェル
12 下壁
14 前壁
16 端壁
18 上壁
20 後壁
22 隔壁
24 第1のダクト
26 第2のダクト
28 冷気発生ユニット
30 空気送り装置
32 エバポレータ
34 ケース
36 空気取り込み口または開口部
38 壁
40 ヒータ
42;64、66 吹き出し口または開口部
44 引っ込み部分
48;72;82;84 混合フラップ
50 水平軸
52 円筒壁
54;68;78、80 空気拡散モジュール
56;74 分配フラップ
58 バランスフラップ
60 水平軸
62 カバー
66 開口部
76 グリッド
86 後方拡散モジュール
88 開口部
F2 冷気流
F3 暖気流
F4 温度調節された空気流

Claims (17)

  1. 自動車の車室の暖房換気または空調装置であって、
    車室前部に取り付け可能な細長い形状のケーシング(10)と、前記ケーシングの両端の間に延びる第1のダクト(24)および第2のダクト(26)を画定するためにケーシングに配置される隔壁(22)と、冷気流を発生して、これを前記第1のダクト(24)に送るようになっている冷気流の発生ユニット(28)と、温度調節不能な暖気流を発生するように構成され、前記第1のダクト(24)と前記第2のダクト(26)の境界面に配置され、冷気流の少なくとも一部が通過して、前記第2のダクト(26)に暖気流を発生するように構成された、少なくとも1つのヒータ(40)と、前記ケーシング内で、前記第1のダクトおよび第2のダクトの境界面に設けられた吹き出し口(42)と、前記第1のダクト(24)と前記第2のダクト(26)との境界面で吹き出し口(42)の前に配置されて、冷気流と暖気流との割合を調整し、各吹き出し口で温度調節された空気流を発生するようになっている、少なくとも1つの混合フラップ(72)(82)(84)と、前記吹き出し口に結合される分配フラップ(56)(74)とを含み、前記混合フラップ(72)(82)(84)が、空気拡散モジュール(68)(78)(80)に組み込まれ、この空気拡散モジュール(68)(78)(80)が、前記分配フラップ(56)(74)を有し、前記ケーシング(10)の外側に嵌め込まれていることを特徴とする装置。
  2. 前記ケーシング(10)の一端に配置された単一ヒータ(40)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記ケーシング(10)の中央位置に配置された単一ヒータ(40)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記ヒータ(40)の付近で、前記第1のダクト(24)に配置された少なくとも1つのバランスフラップ(58)を有し、冷気流と暖気流とのバランスを改善するようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記ケーシング(10)の両端に配置された2個のヒータ(40)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記ケーシング(10)の中央位置に配置された2個のヒータ(40)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記ヒータ(40)が、熱媒、特に自動車エンジンの冷却液が通る熱交換器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. PTCサーミスタを含む付加的なヒータを、前記ヒータ(40)の付近に配置してあることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記隔壁(22)が、水平に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の装置。
  10. 前記隔壁(22)が、斜めに配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の装置。
  11. 前記第1のダクト(24)が下方のダクトであり、第2のダクト(26)が上方のダクトであることを特徴とする請求項9または10に記載の装置。
  12. 前記隔壁(22)が、垂直に配置され、前記第1のダクト(24)および第2のダクト(26)が、一方は右に、他方は左に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の装置。
  13. 前記冷気流の発生ユニット(28)が、冷気流を発生するために、エバポレータ(32)を介して空気流を送るように構成された空気送り装置(30)を含み、前記空気流の発生ユニットが、前記ケーシング(10)の第1のダクト(24)に通じる空気取り込み口(36)に接続されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の装置。
  14. 前記吹き出し口(42)(64)(66)が、ダッシュボードの通風装置と、フロントガラスの霜取り/曇り取りノズルと、車室下部に通じる下部ノズルとを供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記ケーシングが、前記隔壁(22)を封入することにより互いに結合される2個のシェル(10A)(10B)から形成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記2個のシェル(10A)(10B)が、ポリマー材料、複合材料、および金属材料の中から選択される材料で形成されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記ケーシング(10)が、自動車のダッシュボードに組み込まれるように構成されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の装置。
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