JP4859768B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る車両用空気調和装置は、空気流路が形成されるユニット本体内に、前記空気流路を流通する空気を冷却する冷却器と、この冷却器により冷却された冷風を加熱する加熱ヒータとがこの順に配置されるとともに、前記加熱ヒータの下流側に複数の空気吹出し口が設けられる車両用空気調和装置において、前記加熱ヒータは、前記空気流路を遮る方向の同一面上に配設される複数のヒータであって、その1つが電気式ヒータ、他の1つが温水式ヒータにより構成され、これら電気式ヒータおよび温水式ヒータは、それぞれ独立して温度調整可能であり、前記空気流路には、前記電気式ヒータおよび前記温水式ヒータをバイパスして前記冷風を流通させる冷風バイパス流路が形成され、前記冷風バイパス流路には、その流路断面積を調整可能なマックスクールダンパが設けられることを特徴とする。
[参考例]
以下、本発明の参考例について、図1ないし図3を用いて説明する。
図1には、本発明の参考例にかかる車両用空気調和装置1を構成する空調ユニット(以下、「HVACユニット」という。)2の縦断面図が示されている。車両用空気調和装置1は、HVACユニット2と、その上流側に接続される図示省略のブロアユニットとから構成される。ブロアユニットは、車内空気または外気を取り込み、それを下流側のHVACユニット2に圧送する送風機を備えている。
ブロアユニットにより取り込まれた外気または車内空気は、送風機によりHVACユニット2に圧送される。この空気は、HVACユニット2の空気流路4を流通される間に冷却器5により冷却され、マックスクールダンパ8が全閉であれば、冷却された冷風の全量が電気式ヒータ6A,6Bに流通される。電気式ヒータ6A,6Bは、それぞれ通電量に応じて発熱され、冷風を加熱して設定温度の温調風を生成する。この温調風は、フェース吹出し口9、デフ吹出し口10、およびフット吹出し口11のいずれかから、選択された吹出しモードに従って車内に吹出され、車室内の空調に供される。
それぞれ独立して温度調整可能な複数の電気式ヒータ6A,6Bの発熱量を任意にコントロールして自由に温度調整することできるため、状況に応じてバイレベルモードやデフフットモード時等における上下温度差を任意にコントロールすることが可能となり、温調制御の自由度を大幅に向上させることができる。また、複数の空気吹出し口9,10,11の位置が上下温度差を付けるための制約にならず、吹出し口9,10,11の位置を自由にレイアウトすることができるため、HVACユニット2の設計がし易く、圧損の少ない空気流路4を形成することができる。また、冷風と温風とを混合するエアミックス領域が不要となるため、空気流路4の簡素化ならびにHVACユニット2のコンパクト化を図ることができる。
次に、本発明の第1実施形態について、図1を用いて説明する。
本実施形態は、上記した参考例に対して、電気式ヒータ6A,6Bのいずれか一方を温水式ヒータ6Cとした点が異なっている。その他の点については、参考例と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図1に示されるように、参考例における電気式ヒータ6A,6Bのいずれか一方のヒータが温水式ヒータ6Cに置き換えられる。つまり、上下に複数配設される加熱ヒータ6のうち、上方のヒータが電気式ヒータ6A、下方のヒータが温水式ヒータ6Cとされる場合と、上方のヒータが温水式ヒータ6C、下方のヒータが電気式ヒータ6Bとされる場合とが考えられる。
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、電気式ヒータ6A,6Bおよび/または温水式ヒータ6Cを上下に複数配設するだけでなく、左右にも2つに分割して配設している点が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
つまり、本実施形態では、図4に示されるように、車両の左右(運転席側と助手席側)に対応して、加熱ヒータ6より下流側の空気流路4にセンタプレート20を設置し、空気流路4を左右2つの流路4A,4Bに仕切っている。そして、この2つの流路4A,4Bに対し、それぞれ独立して温度調整可能な上下複数の電気式ヒータ6A,6B(一方が温水式ヒータ6Cであってもよい。)を配設している。
3 ユニット本体
4,4A,4B 空気流路
5 冷却器
6 加熱ヒータ
6A,6B 電気式ヒータ
6C 温水式ヒータ
7 冷風バイパス流路
8 マックスクールダンパ
9,9A,9B フェース吹出し口
10,10A,10B デフ吹出し口
11,11A,11B フット吹出し口
15 リアコンソールダンパ
16 リアコンソールダクト
17 リアコンソールユニット
18 電気式ヒータ
19 リアコンソール吹出し口
20 センタプレート
Claims (5)
- 空気流路が形成されるユニット本体内に、前記空気流路を流通する空気を冷却する冷却器と、この冷却器により冷却された冷風を加熱する加熱ヒータとがこの順に配置されるとともに、前記加熱ヒータの下流側に複数の空気吹出し口が設けられる車両用空気調和装置において、
前記加熱ヒータは、前記空気流路を遮る方向の同一面上に配設される複数のヒータであって、その1つが電気式ヒータ、他の1つが温水式ヒータにより構成され、これら電気式ヒータおよび温水式ヒータは、それぞれ独立して温度調整可能であり、
前記空気流路には、前記電気式ヒータおよび前記温水式ヒータをバイパスして前記冷風を流通させる冷風バイパス流路が形成され、
前記冷風バイパス流路には、その流路断面積を調整可能なマックスクールダンパが設けられることを特徴とする車両用空気調和装置。 - 前記マックスクールダンパおよび前記電気式ヒータは、前記複数の空気吹出し口の中のフェース吹出し口側に配設され、前記温水式ヒータは、前記複数の空気吹出し口の中のフット吹出し口側に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
- 前記マックスクールダンパおよび前記温水式ヒータは、前記複数の空気吹出し口の中のフェース吹出し口側に配設され、前記電気式ヒータは、前記複数の空気吹出し口の中のフット吹出し口側に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
- 前記空気流路の前記加熱ヒータ下流部には、車両の左右に対応して前記空気流路を2つの流路に仕切るセンタプレートが設置され、
前記電気式ヒータおよび/または温水式ヒータは、前記2つの流路に対応して各々左右に分割されて設置され、それぞれ独立して温度調整可能とされるとともに、
前記2つの流路には、各流路に対応して前記複数の空気吹出し口が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空気調和装置。 - 前記冷却器と前記加熱ヒータとの間の前記空気流路には、リアコンソールダンパを介してリアコンソールダクトが接続され、
前記リアコンソールダクトは、電気式ヒータおよびリアコンソール吹出し口を備えたリアコンソールユニットに接続されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用空気調和装置。
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