JP4676952B2 - 包装システムならびにその制御方法 - Google Patents

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本発明は、PTPシートによる内容物の包装システムならびにその制御方法に関する。
PTP(プレススルーパッケージ)シート1は、図4に示すように、熱可塑性樹脂フィルムで形成された複数のポケット2を備える容器本体3と、これらのポケット2の開口部をシート状の蓋材4で閉塞したものである。なお、各ポケット2には、錠剤やカプセル剤などの固形薬剤または粒状の固形食品などが内容物5として収容されている。
このようなPTPシート1によって内容物5を包装する、従来の包装システム100では、図5に示すように、ポケット2を備える基材シート6とシート状の蓋材4とを蓋取付装置102で熱圧着することによりポケット2の開口部を蓋材4で閉塞し、その後基材シート6および蓋材4の接合体からPTPシート1を打ち抜いてPTPシート1が製造される。そして、製造されたPTPシート1は、袋材などにPTPシート1を収容するピロー包装機や、複数のPTPシート1を帯状シート材で束ねるバンディングマシンなどの後処理装置104へ供給されるようになっていた。
ところが、この後処理装置104に何らかの不具合が生じたことにより後処理装置104が停止したとき、包装システム100も後処理装置104に追従させて即座に停止すると、基材シート6と蓋材4とを熱圧着する蓋取付装置102から基材シート6と蓋材4とが過剰な熱を受けて劣化するだけでなく、基材シート6のポケット2に収容されている内容物5もこの熱の影響を受けて変質および劣化することにより、その内容物5を包含するPTPシート1は不良シートとなる。
このような不良シートの発生を回避するため、従来の包装システム100では、仮に後処理装置104が停止しても包装システム100を停止しないようにしていた。しかし、この場合、後処理装置104の手前まで搬送されてきた良品のPTPシート1の行き場がないことから、そのまま系外に排出されるようになっており(図5中(A))、結局、不良シートと同じ取り扱いになるか、または、不良シートにはならなくても作業員の手で後処理装置104に供給する必要があり、非常に効率が悪かった。
特開2005−306402
このように、従来の包装システム100によれば、後処理装置104が何らかの不具合によって停止したとき、包装システム100の停止または運転継続のどちらを選択しても不良のPTPシート1が発生して内容物5の無駄が生じるおそれがあるという問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、後処理装置が停止しても良品のPTPシートを系外に排出する必要がなく、かつ、包装システムを停止してもポケットに収容された内容物が熱による劣化を生じない包装システムならびにその制御方法を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、「基材シート6に形成されたポケット2に内容物5を充填する充填装置14と、シート状の蓋材4を基材シート6に熱圧着してポケット2の開口部を閉塞する蓋取付装置18と、基材シート6および蓋材4の接合体からPTPシート1を打ち抜く打抜装置20と、PTPシート1を後処理装置22へ向けて搬送する搬送装置24とを備える包装システム10において、後処理装置22が停止したときに後処理装置22に代わってPTPシート1を受け入れるバッファ装置32が搬送装置24の下流側に配設されており、バッファ装置32は、少なくとも充填装置14から蓋取付装置18までの範囲に存在する基材シート6から取得されるPTPシート1の数の収容量を有することを特徴とする包装システム10」である。
この発明によれば、後処理装置22が停止したとき、搬送装置24で搬送されてきたPTPシート1をバッファ装置32に受け入れることができる。また、後処理装置22の停止と同時にポケット2への内容物5の充填を停止し、既に充填されている内容物5の全てが高温の蓋取付装置18を通過して蓋取付装置18から熱の影響を受けない位置に移動するまで包装システム10を継続稼働することにより、内容物5が蓋取付装置18からの熱を長時間受けることによる変質や変色を回避することができる。
また、この発明によれば、後処理装置22が停止したとき、すぐに内容物5の充填を停止することにより、既に基材シート6のポケット2に充填された内容物5の全てが高温の蓋取付装置18を通過するまで包装システム10の稼働を継続することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「包装システム10」において、「PTPシート1を集積する集積装置28をさらに備えており、集積装置28は、少なくともバッファ装置32の上流側に配設されていること」を特徴とする。
この発明では、PTPシート1を集積する集積装置28をさらに備えているので、PTPシート1を集積した状態でまとめてバッファ装置32に供給することができる。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した「包装システム10」において、「PTPシート1を搬送装置24から後処理装置22およびバッファ装置32に選択的に供給するとともに、バッファ装置32に受け入れられたPTPシート1を後処理装置22に供給する供給装置30を備えること」を特徴とする。
この発明によれば、供給装置30がPTPシート1を搬送装置24から後処理装置22またはバッファ装置32のどちらに供給するかを選択する。さらに、後処理装置22が稼働しているとき、PTPシート1が搬送装置24によって搬送されてくるまでの供給装置30の「待機時間」を利用して、バッファ装置32に受け入れられたPTPシート1を後処理装置22に供給することができる。
請求項に記載した発明は、「基材シート6に形成されたポケット2に内容物5を充填する充填装置14と、シート状の蓋材4を基材シート6に熱圧着してポケット2の開口部を閉塞する蓋取付装置18と、基材シート6および蓋材4の接合体からPTPシート1を打ち抜く打抜装置20と、PTPシート1を後処理装置22へ向けて搬送する搬送装置24と、後処理装置22が停止したときに後処理装置22に代わってPTPシート1を受け入れるバッファ装置32とを備える包装システム10の制御方法であって、
(a)後処理装置22が停止したときに内容物5の充填を停止し、
(b)既に充填されている内容物5の全てが蓋取付装置18を通過して蓋取付装置18からの熱の影響を受けない位置に移動するまで、打ち抜いたPTPシート1をバッファ装置32に供給し、
(c)包装システム10の運転を停止する包装システム10の制御方法」である。
この発明は、請求項1に記載した包装システム10の制御方法である。
本発明によれば、後処理装置が停止しても包装システムを即座に停止する必要がなく、また、包装システムの稼働を継続しても、製造した良品のPTPシートを系外に排出する必要がない。したがって、不良のPTPシートが発生せず、内容物の無駄が生じない。
また、ポケットに充填された内容物の全てが蓋取付装置からの熱の影響を受けない位置に移動するまで包装システムの稼働を継続することができるので、内容物の変質や変質を確実に回避することができる。
請求項2に記載した発明によれば、バッファ装置におけるPTPシートの収納効率を高めることができるだけでなく、バッファ装置においてPTPシートをひとまとめにして受け入れるので、バッファ装置内の機構を簡略化することができる。
請求項3に記載した発明によれば、供給装置以外にPTPシートを供給する装置を設ける必要がなく、供給装置によってPTPシートの「搬送装置から後処理装置への供給」と「バッファ装置から後処理装置への供給」を制御するので、複数の装置の動作を同調させるといった微妙な調整が不要となる。これにより、調整や保守管理の容易な包装システムを提供することができる。また、供給装置以外の装置が誤ってPTPシートを停止中の後処理装置に供給するといった動作不良が生じることもない。
本発明に係る包装システム10は、図1に示すように、基材シート6にポケット2を成形するポケット成形装置12と、ポケット2に内容物5を充填する充填装置14と、内容物5の有無などを検査する検査装置16と、基材シート6にシート状の蓋材4を熱圧着する蓋取付装置18と、PTPシート1を打ち抜く打抜装置20と、PTPシート1を後処理装置22に向けて搬送する搬送装置24と、搬送装置24の途中に設けられ、内容物5がポケット2に充填されていないといった不良PTPシートXを系外に排出する不良シート排出装置26と、搬送されてきたPTPシート1をポケット2が形成された面を互いに向かい合わせて2枚一組にする反転装置27と、該2枚一組にされたPTPシート1を所定の枚数分集積する集積装置28と、集積装置28で集積されたPTPシート1を後処理装置22に供給する供給装置30と、後処理装置22が故障などにより停止したとき、集積装置28に集積されたPTPシート1を受け入れるバッファ装置32とを備えている。
ポケット成形装置12は、シート加熱装置34と、成形装置36とで構成されており、シート加熱装置34は、基材シート6にポケット2を成形する前準備として、基材シート6を加熱して軟らかくするための装置であり、本実施例では電気ヒータ(図示せず)が用いられている。なお、電気ヒータに限らず、他の熱源を用いたヒータを使用することもできる。
成形装置36は、多数の凹部を有する金型(図示せず)の該凹部内面に、シート加熱装置34において加熱されて軟化した基材シート6を空気圧で押し当てることによってポケット2を成形する装置である。なお、成形装置36におけるポケット2の成形は、金型の凹部内面に基材シート6をプラグ(雄型)で押し当てることにより行ってもよいし、他の方法でポケット2の成形を行うようにしてもよい。
充填装置14は、基材シート6に形成されたポケット2に錠剤やカプセル剤などの内容物5を充填する装置であり、本実施例では、基材シート6の送り速度に同調させつつ、ポケット2に内容物5を落下させることにより内容物5を充填するようにしている。なお、内容物5は、錠剤やカプセル剤に限定されるものではなく、球状(丸剤)、楕円型(ソフトカプセル剤、カプレット剤)、レンズ型(R剤)などであってもよい。また、ポケット成形装置12において、予めこれら剤形に応じた形状にポケット2を成形しておく必要があることは言うまでもない。
検査装置16は、内容物5が各ポケット2に確実に充填されているか否か、また内容物5の(形状や色の)異常の有無、さらに異物がポケット2に混入しているか否かの検査を行う装置である。本実施例では、ポケット2の開口部が蓋材4で覆われる前段階に、ポケット2の開口側から検査を行うようになっている。検査装置16によって不良と判定された場合、その不良と判定されたポケット2を含むPTPシート(つまり、不良PTPシートX)は、下流側に設けられた不良シート排出装置26によって系外に排出される。なお、検査装置16による検査は、蓋取付装置18の下流側、つまりポケット2の開口部が蓋材4で覆われた後に行うようにしてもよいし、蓋取付装置18の前後において検査を行うようにしてもよい。
蓋取付装置18は、搬送ローラ38と、圧接ローラ40とで構成されており、基材シート6および蓋材4を加熱するための電気ヒータ(図示せず)が搬送ローラ38および圧接ローラ40の双方に埋設されている。なお、圧接ローラ40だけに加熱機能を持たせるようにしてもよい。また、電気ヒータに限らず、他の熱源を用いたヒータを使用することもできる。
搬送ローラ38は、基材シート6を搬送する金属製のローラであり、圧接ローラ40との接触面で基材シート6と蓋材4とを圧接する役割を有している。
圧接ローラ40は、埋設された電気ヒータにより蓋材4を加熱しながら基材シート6に圧接させる金属製ローラである。
打抜装置20は、基材シート6および蓋材4の接合体からPTPシート1を打ち抜く装置であり、本実施例では、打ち抜かれたPTPシート1は、落下して搬送装置24に供給される。
搬送装置24は、打抜装置20から供給されたPTPシート1を後処理装置22に向けて反転装置27まで搬送する装置である。本実施例における搬送装置24は、PTPシート1が移動する水平移動面Yを有するシートガイド42と、シートガイド42の下側に設置され、シートガイド42の水平移動面Yに設けられた細い隙間(図示せず)からシートガイド42よりも上側に露出する搬送用爪44を複数有する搬送用チェーン46と、搬送用チェーン46を駆動するステッピングモータ47とで概略構成されている。搬送用チェーン46がステッピングモータ47によって駆動されることにより搬送用爪44が移動され、PTPシート1が搬送用爪44に押圧されて下流側に移動する。なお、シートガイド42の水平移動面Yには、PTPシート1が移動する際の摩擦抵抗を少なくするためにテフロン(登録商標)がコーティングされている。
不良シート排出装置26は、検査装置16によって検出された「内容物5が入っていないポケット2が1つでも存在する(充填不良)」不良PTPシートXを系外に排出する装置であり、搬送装置24と一体的に設けられている。本実施例では、不良PTPシートXが不良シート排出装置26まで搬送装置24によって搬送されてきたとき、水平移動面Yの一部が円弧状にせり上がって搬送方向に対向する開口を形成し、不良PTPシートXはこの開口から系外に排出される。なお、不良PTPシートXを系外に排出する方法については、圧縮空気で不良PTPシートXのみを吹き飛ばすなど、他の方法を用いてもよい。また、不良PTPシートXには、上述したような充填不良だけでなく、包装システム10が停止したときに蓋取付装置18やシート加熱装置34から長時間熱を受けたことによって発生した熱不良シートも含めることができる。この場合、熱不良シートが蓋取付装置18で発生することがわかっており、搬送装置24のステッピングモータ47などを利用して当該熱不良シートが不良シート排出装置26まで搬送されてきたことを検知することができるので、検出装置16を使用する必要がない。
反転装置27は、搬送されてきたPTPシート1をポケット2が形成された面を互いに向かい合わせて2枚一組にした後、集積装置28に供給する装置である。本実施例の反転装置27は、2枚のPTPシート1を一枚ずつ順に挟持する、4本のチャック48と、ロータ49とで構成されている。また、各チャック48は、ロータ49対して回転可能に取り付けられており、ロータ49はPTPシート1の搬送方向に直交する水平軸を中心として回転可能に配置されている。
集積装置28は、反転装置27から供給されてきたPTPシート1を集積する装置であって、本実施例では、PTPシート1を集積する枚数の初期設定値を2ないし10枚にすることができる。もちろん、PTPシート1の用途に応じて必要な枚数にセットすることにより、所望の枚数のPTPシート1を1セットにして取り扱うことができる。なお、集積装置28で1セットにされたPTPシート1は、後処理装置22でピロー包装され、またはシードバンドなどでバンディングされる。
供給装置30は、集積装置28で集積して1セットにしたPTPシート1を1セットずつ後処理装置22に供給する装置であり、本実施例では、供給装置30としてマイコンMで制御されたロボットアームがPTPシート1を集積装置28から1セットずつ取り出して、後処理装置22に設けられたPTPシート供給台50に載置するようになっている。また、供給装置30は、集積装置28からバッファ装置32にPTPシート1を供給することができるとともに、バッファ装置32に保持されたPTPシート1を後処理装置22に供給することもできる。
バッファ装置32は、後処理装置22が停止したときに後処理装置22に代わってPTPシート1を受け入れる装置であり、少なくとも充填装置14から蓋取付装置18までの範囲に存在する基材シート6から取得されるPTPシート1の数がバッファ装置32の収容量として設定されている。
バッファ装置32は、図2に示すように、1セットにされたPTPシート1を挟持する複数の爪部51と、これらの爪部51が取付られた四角柱状の支柱52と、支柱52の底面に取り付けられた旋回ベース板54とを有している。
爪部51は、一端が支柱52に取り付けられた2枚の略矩形状の爪板56で構成されており、これら爪板56は、集積装置28で設定した枚数のPTPシート1を集積したときの高さよりもやや狭い隙間を開けてそれぞれ取り付けられている。また、1セットのPTPシート1は、同一水平面に取り付けられた2つの爪部51によって挟持されるようになっており、供給装置30が1セットのPTPシート1を隙間に嵌め込むことにより、爪部51がPTPシート1を挟持するようになっている。なお、本実施例では、支柱52の各壁面にそれぞれ3組の爪部51が取り付けられており、合計で12の爪部51が取り付けられているが、爪部51の数はこれに限られず、支柱52の高さや爪部51同士の間隔を考慮して任意の数に設定することができる。また、図2には、4枚のPTPシート1を1セットとして、1つの爪部51に3セットのPTPシート1が挟持されている状態を示している。
また、旋回ベース板54は、包装システム10内の所定の位置において回転自在に設置されており、バッファ装置32全体は、支柱52を中心として回転することができるようになっている。
このような包装システム10(図1)を用いて内容物5をPTPシート1で包装した後、後処理装置22に供給するまでの流れについて、以下に説明する。
ポケット成形装置12に供給された基材シート6は、シート加熱装置34で加熱された後、成形装置36に供給されてポケット2が成形される。そして、ポケット2が成形された基材シート6は、充填装置14に送られ、充填装置14においてポケット2に錠剤やカプセル剤などの内容物5が充填される。
ポケット2に内容物5が充填された基材シート6は、検査装置16で内容物5の有無が検査された後、蓋取付装置18に与えられる。蓋取付装置18では、基材シート6とは別に供給された蓋材4と基材シート6とが搬送ローラ38および圧接ローラ40からの熱および接触圧力により互いに熱圧着される。この場合、加熱機能を有する圧接ローラ40と蓋材4との接触面積を大きくして、蓋材4の方を主に加熱軟化させるようにすることが望ましい。基材シート6を長時間加熱したり、高温にしたりすると、内容物5が変質・変色するおそれがあるからである。
蓋取付装置18で接合された基材シート6および蓋材4の接合体は、打抜装置20に与えられた後打ち抜かれてPTPシート1が形成される。
打ち抜かれたPTPシート1は、搬送装置24の水平移動面Y上に落下し、搬送装置24の搬送用爪44によって反転装置27に搬送される。そして、反転装置27のチャック48が1のPTPシート1を挟持して180°回転した後、さらにもう1枚のPTPシート1を受け入れる。これにより、1つのチャック48において2枚一組のPTPシート1がポケット2を互いに向かい合わせにされた状態になる。次に、ロータ49が90°回転して次のチャック48が新たなPTPシート1を受け入れる。一方、PTPシート1を挟持したチャック48は、ロータ49が180°回転して集積装置28に対向する位置まで移動した後、2枚一組としたPTPシート1を集積装置28に供給する。その後、集積装置28で予め設定された枚数のPTPシート1が集積され、稼働中の後処理装置22に供給装置30によって供給される。
この包装システム10によれば、後処理装置22が停止したとき、供給装置30によるPTPシート1の供給先を後処理装置22からバッファ装置32に切り替えることにより、搬送装置24によって搬送されてきたPTPシート1をバッファ装置32に受け入れることができる。また、後処理装置22の停止と同時にポケット2への内容物5の充填を停止し、既に充填されている内容物5の全てが高温の蓋取付装置18を通過して蓋取付装置18から熱の影響を受けない位置に移動するまで包装システム10を継続稼働することにより、内容物5が蓋取付装置18からの熱を長時間受けることによる変質や変色を回避することができる。
したがって、後処理装置22が停止しても包装システム10を即座に停止する必要がなく、また、包装システム10の稼働を継続しても製造した良品のPTPシート1を系外に排出する必要がない。これにより、不良のPTPシート1が発生せず、内容物5の無駄が生じない。
また、少なくとも充填装置14から蓋取付装置18までの範囲に存在する基材シート6から取得されるPTPシート1の数をバッファ装置32の収容量として設定されているので、後処理装置22が停止したときに内容物5の充填を停止し、既に基材シート6のポケット2に充填された内容物5の全てが蓋取付装置18を通過するまで包装システム10の稼働を確実に継続することができる。
また、後処理装置22が稼働しているとき、PTPシート1が搬送装置24によって搬送されて集積装置28で集積されるまでの供給装置30の「待機時間」を利用して、バッファ装置32に受け入れられたPTPシート1を後処理装置22に供給することができる。
したがって、供給装置30以外にPTPシート1を供給する装置を設ける必要がなく、供給装置30によってPTPシート1の「搬送装置24から後処理装置22への供給」と「バッファ装置32から後処理装置22への供給」を同時に制御するので、複数の装置の動作を同調させるといった微妙な調整が不要となる。これにより、調整や保守管理の容易な包装システム10を提供することができる。また、供給装置30以外の装置がPTPシート1を誤って停止中の後処理装置22に供給するといった動作不良が生じることがない。
さらに、この包装システム10は、PTPシート1を集積する集積装置28を備えているので、PTPシート1を集積した状態でまとめてバッファ装置32に供給することができる。
このため、バッファ装置32におけるPTPシート1の収納効率を高めることができるだけでなく、バッファ装置においてPTPシートひとまとめにして受け入れるので、バッファ装置32内の機構を簡略化することができる。
なお、蓋取付装置18から打抜装置20までの間に、蓋材4に刻印を付する「刻印装置」や、基材シート6と蓋材4との接合体に切れ目(スリット)を設ける「スリッター」などの内容物5に熱の影響を与える装置を備えた包装システム10である場合には、バッファ装置32の収容量を大きくする必要がある。すなわち、充填装置14から当該熱の影響を与える装置までの範囲に存在する基材シート6から取得されるPTPシート1の数をバッファ装置32の収容量として設定することで、前述したように、内容物5の全てが熱を受けて劣化などしない位置まで包装システム10の稼働を確実に継続することができる。また、充填装置14から打抜装置20までの範囲に存在する基材シート6から取得されるPTPシート1の数をバッファ装置32の収容量として設定しておくことで、充填装置14から打抜装置20までの間にどのような装置を設けたとしても、内容物5の全てが熱を受けて劣化などしない位置まで包装システム10の稼働を確実に継続することができる。
また、打抜装置20において一度に2つのPTPシート1を打ち抜くようにして搬送装置24、不良シート排出装置26、反転装置27および集積装置28を2系列設けるようにしてもよい。このようにすれば、一方の系列においてPTPシート1を集積装置28で集積している間に、他方の系列で集積が終了したPTPシート1を供給装置30によって後処理装置22またはバッファ装置32に供給するというように、供給装置30の「待機時間」を少なくして包装システム10全体としての効率を高めることができる。
また、本実施例に係る包装システム10では、反転装置27を用いて2枚一組としたPTPシート1のポケット2が成形された面を互いに向かい合わせにしているが、反転装置27のチャック48がPTPシート1を1枚ずつ集積装置28に供給するように設定し、ポケット2が成形された面をすべて同じ方向に向けた状態で集積して1セットのPTPシート1としてもよい。もちろん、反転装置27を設けず、搬送装置24から直接集積装置28にPTPシート1を供給することにより、同様に、ポケット2が成形された面をすべて同じ方向に向けた状態で集積してもよい。
また、反転装置27において一組のPTPシート1を向かい合わせにする際、図3に示すように、一方のPTPシート1における1のポケット2と当該ポケット2に隣り合うポケット2との間隙に他方のPTPシート1のポケット2が嵌り込むようにすることにより、一組のPTPシート1の厚さTを薄くすることができる。これにより、バッファ装置32をよりコンパクトにすることができるとともに、供給装置30から後処理装置22ならびにバッファ装置32に向けて一度に多くのPTPシート1を供給することができる。
また、本明細書では、後処理装置22の具体例として、ピロー包装装置やバンディングマシンを挙げているが、後処理装置22としてはこれらの装置に限定されることはなく、どのような装置であってもよい。
本件発明にかかる包装システムを示す図である。 本実施例におけるバッファ装置を示す図である。 集積されたPTPシートの一例を示す図である。 PTPシートを示す図である。 従来の包装システムを示す図である。
符号の説明
1 …PTPシート
2 …ポケット
3 …容器本体
4 …蓋材
5 …内容物
6 …基材シート
10…包装システム
12…ポケット成形装置
14…充填装置
16…検査装置
18…蓋取付装置
20…打抜装置
22…後処理装置
24…搬送装置
26…不良シート排出装置
27…反転装置
28…集積装置
30…供給装置
32…バッファ装置
34…シート加熱装置
36…成形装置
38…搬送ローラ
40…圧接ローラ
42…シートガイド
44…搬送用爪
46…搬送用チェーン
47…ステッピングモータ
48…チャック
49…ロータ
50…PTPシート供給台
51…爪部
52…支柱
54…旋回ベース板
56…爪板

Claims (4)

  1. 基材シートに形成されたポケットに内容物を充填する充填装置と、シート状の蓋材を前記基材シートに熱圧着して前記ポケットの開口部を閉塞する蓋取付装置と、前記基材シートおよび前記蓋材の接合体からPTPシートを打ち抜く打抜装置と、前記PTPシートを後処理装置へ向けて搬送する搬送装置とを備える包装システムにおいて、
    前記後処理装置が停止したときに前記後処理装置に代わって前記PTPシートを受け入れるバッファ装置が前記搬送装置の下流側に配設されており、
    前記バッファ装置は、少なくとも前記充填装置から前記蓋取付装置までの範囲に存在する前記基材シートから取得される前記PTPシートの数の収容量を有することを特徴とする包装システム。
  2. 前記PTPシートを集積する集積装置をさらに備えており、
    前記集積装置は、少なくとも前記バッファ装置の上流側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の包装システム。
  3. 前記PTPシートを前記搬送装置から前記後処理装置および前記バッファ装置に選択的に供給するとともに、前記バッファ装置に受け入れられた前記PTPシートを前記後処理装置に供給する供給装置を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の包装システム。
  4. 基材シートに形成されたポケットに内容物を充填する充填装置と、シート状の蓋材を前記基材シートに熱圧着して前記ポケットの開口部を閉塞する蓋取付装置と、前記基材シートおよび前記蓋材の接合体からPTPシートを打ち抜く打抜装置と、前記PTPシートを後処理装置へ向けて搬送する搬送装置と、前記後処理装置が停止したときに前記後処理装置に代わって前記PTPシートを受け入れるバッファ装置とを備える包装システムの制御方法であって、
    (a)前記後処理装置が停止したときに前記内容物の充填を停止し、
    (b)既に充填されている前記内容物の全てが前記蓋取付装置を通過して前記蓋取付装置からの熱の影響を受けない位置に移動するまで、打ち抜いた前記PTPシートを前記バッファ装置に供給し、
    (c)前記包装システムの運転を停止する包装システムの制御方法。
JP2006341735A 2006-12-19 2006-12-19 包装システムならびにその制御方法 Active JP4676952B2 (ja)

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