JP4675929B2 - インクジェットヘッドの製造装置およびそれを用いるインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
ズルプレートを保持する押圧具とが、位置合わせ工程を行なうときと接合工程を行なうときとで位置ずれを起こすことが主原因である。以下この現象を説明する。
回避することができない。
ノズルプレートのノズル孔と、ヘッド部に形成される開口部とが連通されるように位置合わせを行なう位置合わせ手段と、
一方の面をノズルプレートに接触させてノズルプレートを保持するとともに、ノズルプレートに対してヘッド部に向う側の押圧力を付与し、ノズルプレートとヘッド部とを密着させる押圧保持手段と、
押圧保持手段により押圧されるノズルプレートの押圧保持手段と接触する部分の面積が押圧開始時よりも押圧開始から時間経過とともに大きくなるように、押圧保持手段が付与する押圧力を制御する制御手段とを含み、
押圧保持手段は、
ノズルプレートに接触する押圧部と、押圧部が装着され、ノズルプレートに対して近接離反するように移動可能な保持部とを有し、
前記押圧部は、
弾性材料からなり、ノズル孔が配列される方向に直交する方向の断面が、半円状または弓状となるように形成され、
押圧開始時において、押圧保持手段は、前記ノズル孔と、押圧部のノズルプレートを保持すべき面に形成される凸部の頂部との位置が整合するように配置され、ノズルプレートと線接触することを特徴とするインクジェットヘッドの製造装置である。
自己吸着性を有する材料からなることを特徴とする。
押圧保持手段のノズルプレートを臨む側に開口部を有し、真空吸着手段に接続されるように形成される吸引孔とを含むことを特徴とする。
押圧保持手段によりノズルプレートを保持するステップと、
位置合わせ手段により、押圧保持手段に保持されるノズルプレートのノズル孔とヘッド部の開口部とが連通されるように位置合わせを行なうステップと、
ノズルプレートに対してヘッド部側に向う押圧力を押圧保持手段により付与して、ノズルプレートとヘッド部とを接合するステップとを含み、
ノズルプレートとヘッド部とを接合するステップでは、
押圧保持手段により押圧されるノズルプレートの押圧保持手段と接触する部分の面積が押圧開始時よりも押圧開始から時間経過とともに大きくなるように、制御手段によって押圧保持手段が付与する押圧力を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
法である。
また、押圧保持手段の押圧部は、ノズル孔が配列される方向に直交する方向の断面が半円状または弓状となるように形成される。このため、ノズルプレートのノズル孔が配列される方向に直交する方向であるノズルプレートの短手方向に余剰接着剤および気泡を排出することができるので、余剰接着剤および気泡がノズルプレート外部に排出されるまでの移動距離を短くすることができ、効率的に余剰接着剤および気泡の除去を行なうことができる。また、このような押圧保持手段を用いることにより、ノズルプレートが押圧部と線接触の状態で保持され、押圧開始時にノズルプレートを押圧する面積を小さくすることができるので、ノズルプレートとヘッド部との間に気泡を噛み込むことなくノズルプレートとヘッド部との接合を行なうことができる。
ことができる。制御手段28は、押圧開始時、すなわちノズルプレート22とヘッド部24とが当接した時よりも、押圧開始から時間経過とともに押圧力が大きくなるように、押圧保持手段27からの押圧力を制御する。すなわち制御手段28は、計時部で計測される時間に応じて、たとえば、押圧開始時における保持部30とヘッド部24との距離が、押圧開始から時間経過とともに小さくなるように、押圧保持手段27に含まれる保持部30の動作を制御する。
部29とノズルプレート22との当接により、図2の(S1)に示すように、ノズルプレート22を押圧部29に吸着保持させることができる。
ノズルプレートの押圧部のノズルプレート保持面内でのスライド移動および回転移動を防止する防止力の大半は、ノズルプレートと押圧部との間の静止摩擦力である。この静止摩擦力は、両者の静止摩擦係数、真空吸着面積および減圧力値に依存する。ここで、互いに当接するノズルプレートと押圧部とは、いずれも平滑性に優れる部材であるので、これらの間の静止摩擦係数は非常に小さい。したがって、ヘッド部とノズルプレートとの当接時にかかる負荷が僅かなものであっても、ノズルプレートがツール吸着面の面内で移動してしまう原因となる。
うにして、ノズルプレート22が押圧部29に保持される。また、ノズルプレート22と押圧保持手段27とが接触する部分31の面積が押圧開始時よりも押圧開始から時間経過とともに大きくなるように、押圧保持手段27からノズルプレート22に押圧力が付与される。
るためのモータとを用い、偏心カムの回転動作に基づいて押圧板を押圧するような構成などを用いることができる。
部を有し、押圧部41を貫通する吸引孔43が形成される。なお、吸引孔43は、保持するノズルプレートのノズル孔が存在しない部分に形成される。吸引孔43は、真空吸着手段に接続され、吸引孔43内部を真空にすることにより押圧部41にノズルプレートを保持させる。
22 ノズルプレート
23 インク室開口部
24 ヘッド部
25 ノズル孔
26 アライメントカメラ
27 押圧保持手段
28 制御手段
29,41 押圧部
30 保持部
31 ノズルプレート22と押圧保持手段27との接触部分
42 平面部
43 吸引孔
Claims (4)
- インクを貯留し、表面に開口部を有する複数のインク室が形成されるヘッド部と、インクを吐出させるための複数のノズル孔が一方向に配列して形成されるノズルプレートとを含むインクジェットヘッドを製造するインクジェットヘッドの製造装置において、
ノズルプレートのノズル孔と、ヘッド部に形成される開口部とが連通されるように位置合わせを行なう位置合わせ手段と、
一方の面をノズルプレートに接触させてノズルプレートを保持するとともに、ノズルプレートに対してヘッド部に向う側の押圧力を付与し、ノズルプレートとヘッド部とを密着させる押圧保持手段と、
押圧保持手段により押圧されるノズルプレートの押圧保持手段と接触する部分の面積が押圧開始時よりも押圧開始から時間経過とともに大きくなるように、押圧保持手段が付与する押圧力を制御する制御手段とを含み、
押圧保持手段は、
ノズルプレートに接触する押圧部と、押圧部が装着され、ノズルプレートに対して近接離反するように移動可能な保持部とを有し、
前記押圧部は、
弾性材料からなり、ノズル孔が配列される方向に直交する方向の断面が、半円状または弓状となるように形成され、
押圧開始時において、押圧保持手段は、前記ノズル孔と、押圧部のノズルプレートを保持すべき面に形成される凸部の頂部との位置が整合するように配置され、ノズルプレートと線接触することを特徴とするインクジェットヘッドの製造装置。 - 押圧保持手段の押圧部は、
自己吸着性を有する材料からなることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッドの製造装置。 - ノズルプレートを真空吸引力により押圧保持手段に吸着させる真空吸着手段と、
押圧保持手段のノズルプレートを臨む側に開口部を有し、真空吸着手段に接続されるように形成される吸引孔とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッドの製造装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のインクジェットヘッドの製造装置を用いるインクジェットヘッドの製造方法であって、
押圧保持手段によりノズルプレートを保持するステップと、
位置合わせ手段により、押圧保持手段に保持されるノズルプレートのノズル孔とヘッド部の開口部とが連通されるように位置合わせを行なうステップと、
ノズルプレートに対してヘッド部側に向う押圧力を押圧保持手段により付与して、ノズルプレートとヘッド部とを接合するステップとを含み、
ノズルプレートとヘッド部とを接合するステップでは、
押圧保持手段により押圧されるノズルプレートの押圧保持手段と接触する部分の面積が押圧開始時よりも押圧開始から時間経過とともに大きくなるように、制御手段によって押圧保持手段が付与する押圧力を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
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