JP4675279B2 - ヘアトリートメント組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪のキューティクル剥離を防止し、さらに、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを付与できるヘアトリートメント組成物に関するものである。
毛髪の滑らかさや光沢を付与し、櫛通りをよくする等のコンディショニング効果を持つ毛髪化粧料として、一般にヘアリンス、へアトリートメント、ヘアパック等が挙げられる。これらの毛髪化粧料には、主成分として第4級アンモニウム塩が配合されており、さらにコンディショニング効果を高めるため高級アルコール、流動パラフィン、エステル油等が配合されている。これらの成分が、毛髪に付着することにより、前記記載のコンディショニング効果が得られることが知られている。
例えば、カチオン性界面活性剤と高級アルコールが特定比率で組み合わされた混合成分並びに低粘度油分を、それぞれ特定量含めた毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照)が開示されており、それらは毛髪に優れた滑らかさとべたつきのない使用感を与えることが示されている。
また、カチオン性界面活性剤と特定のペースト油剤を含むヘアリンス組成物(例えば、特許文献2参照)が開示されており、それらが毛髪のパサツキを押さえ、まとまりを付与することが示されている。
また、アミドアミン化合物、脂肪酸、有機酸と高重合ジメチルポリシロキサンとを組み合わせた毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照)が開示されており、滑らか感、柔軟性、光沢を付与することが提示されている。
さらに、本願出願人は、高重合シロキサン化合物と低重合シロキサン化合物を組み合わせた退色防止剤組成物の発明(特許文献4参照)を出願しており、洗浄等により染毛処理した毛髪の退色を低減すると同時に、まとまり易さ、しなやかさ、櫛通り、艶を付与する効果があることが開示されている。
特開昭61−286311号 特開2001−139437号 特許第3522024号 特開2005−8554号
上記従来技術は、いずれもヘアトリートメント組成物として一定の改善がなされているが、例えば、従来から用いられているジメチコンでは、毛髪表面に存在するキューティクル剥離の防止や、毛髪のパサツキ防止等の効果において、満足できる特性を十分に得られない。
そこで、本発明の目的は、従来の組成物が有する利点を低下させることなく、毛髪のキューティクル剥離を防止し、パサツキを押さえ、しなやかさの付与効果をさらに高め、かつ洗髪後長時間たっても、それらの効果が持続し、毛髪のやわらかさやまとまりに優れたヘアトリートメント組成物を提供することにある。
上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、ジメチコンでは得られなかった上記課題に対して、ジメチコノールの重合度や質量比を限定することで、枝毛や毛髪のツヤ・はり・こし欠如の原因にもなっている、キューティクルの剥離を防止することができ、さらにやわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを付与できることを見出した。
即ち、本発明の請求項1は、下記一般式(1)で示される(A)25℃における動粘度が5,000mm2/s以下のジメチコノールと(B)25℃における動粘度が100,000mm2/s以上のジメチコノールとを含有し、さらに(A)と(B)との質量比が2:3〜1:8で配合されることを特徴とするヘアトリートメント組成物である。
〔nは整数を表す〕
また、本発明の請求項2は、(A)及び/又は(B)が予め水性エマルジョンで配合されることを特徴とする請求項1記載のヘアトリートメント組成物、本発明の請求項3は、(A)と(B)との混合物が予め水性エマルジョンで配合されることを特徴とする請求項1記載のヘアトリートメント組成物、本発明の請求項4は、洗い流して用いるコンディショナーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物、本発明の請求項5は、さらに下記一般式(2)で示される(C)アミドアミン化合物と(D)有機酸を含有する請求項1〜4のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
〔式中、Rは炭素数11〜23の脂肪族炭化水素基を示し、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、mは2〜4の整数を示す〕
そして本発明の請求項6はアウトバス用毛髪化粧料であることを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物である。
本発明のヘアトリートメント組成物は、毛髪のキューティクル剥離を防止し、さらに、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを付与することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の成分(A)、(B)に用いられる、下記一般式(1)で示されるジメチコノールにおいて、成分(A)としては25℃における動粘度が5,000mm2/s以下のジメチコノールであり、好ましくは25℃における動粘度が1,000mm2/s以下のジメチコノール、さらに好ましくは25℃における動粘度が200mm2/s以下のジメチコノールである。成分(B)としては25℃における動粘度が100,000mm2/s以上のジメチコノ
ールであり、好ましくは25℃における動粘度が500,000mm2/s以上のジメチコノール、さらに好ましくは25℃における動粘度が1,000,000mm2/s以上のジメチコノールである。
〔nは整数を表す〕
また、成分(A)と成分(B)の質量比は2:3〜1:8であり、さらに好ましくは2:3〜1:6、特に好ましくは2:3〜1:4である。成分(A)が成分(A):成分(B)=2:3の比率を超えて多く配合されると、本発明の目的とするキューティクル剥離防止効果が十分に発揮されず、また成分(B)が成分(A):成分(B)=1:8の比率を超えて多く配合すると、乾燥後にごわつき感が生じ好ましくない。
また、これらのジメチコノールは、(A)、(B)それぞれが予め水性エマルジョンとして配合する、又は、(A)と(B)との混合物が予め水性エマルジョンとしたものを配合することが好ましい。
本発明で使用するこれらエマルジョンは様々な方法で作成することができ、それらの方法は広く知られている。例えば、シリコーンと水の機械的な高せん断混合により重合する、またはシリコーンを水及び乳化剤で乳化することにより重合する、あるいは機械重合と乳化重合の組み合わせにより作成することができる。これらのうち、良好な感触を付与する面で機械重合による作成が好ましい。
成分(A)、(B)のジメチコノールの含有量は、毛髪のキューティクル剥離防止、やわらかさ、しなやかさの付与の点から、(A)、(B)の合計含有量は本発明のヘアトリートメント組成物の0.01〜20.0質量%、特に0.1〜10.0質量%が好ましい。0.01質量%未満では、本発明の目的とするキューティクル剥離防止効果が十分に発揮されない場合があり、10.0質量%を超えると、乾燥後にべたつき感が生じる場合があり好ましくない。
本発明において、下記一般式(2)で示される(C)アミドアミン化合物は、毛髪のキューティクル剥離防止、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の感触を向上させることができる。
〔式中、Rは炭素数11〜23の脂肪族炭化水素基を示し、R2は水素原子又は炭素
数1〜4のアルキル基を示し、mは2〜4の整数を示す〕
一般式(2)中のRCOとしては、例えばラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、ベヘノイル基等が挙げられる。
2としては、メチル基、エチル基、プロピル基、特にメチル基、エチル基が好ましく、nとしては、2及び3が好ましい。
(C)アミドアミン化合物の具体例としては、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が挙げられ、なかでも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが好ましく、さらにはベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが好ましい。
成分(C)アミドアミン化合物は、1種又は2種以上を組み合わせてもよく、またその含有量は、毛髪のキューティクル剥離防止、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさの付与の点から、本発明のヘアトリートメント組成物の0.01〜20.0質量%、特に0.1〜10.0質量%が好ましい。0.01質量%未満では、本発明の目的とするキューティクル剥離防止効果が十分に発揮されず、10.0質量%を超えると、乾燥後にパサツキ感が生じ好ましくない。
本発明のヘアトリートメント組成物は、(D)有機酸を用いて、成分(C)のアミドアミン化合物を中和し、またpHを調整する。
有機酸としては、アルキル硫酸、アルキルリン酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ポリカルボン酸、酸性アミノ酸、酸性アミノ酸等が挙げられる。このうち、カルボン酸が好ましく、特にジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸が好ましい。
ジカルボン酸としては、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等が挙げられ、特にL−グルタミン酸が好ましい。
ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等が挙げられ、なかでもα−ヒドロキシカルボン酸、特に乳酸が好ましい。
有機酸は過剰に使用しても組成物に悪影響を与えないため、十分な量の酸を組成物に加えて中和し、25℃における組成物のpHが2.0〜6.0、特に3.0〜5.0となるように調整するのが、良好な感触の点で好ましい。有機酸は、1種又は2種以上を組み合わせてもよく、その配合量は、上記範囲に組成物のpHを調節するため、十分な量の酸の添加が好ましい。25℃における組成物のpHが上記範囲を超えると本発明の効果が発揮されない場合があり、また製品の安定性の観点から好ましくない。
本発明の組成物は、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパックなどの洗い流して用いるヘアトリートメント組成物、又はヘアエッセンス、ヘアクリーム、ヘアフォーム、ヘアスプレーなどのアウトバスに用いるヘアトリートメント組成物として用いられる。また、これらは液状、クリーム状、ペースト状、泡状、霧状、粉末状等種々の剤型で用いられる。
本発明のヘアトリートメント組成物は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常使用されている任意の成分を使用することが出来る。これらの成分としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、これに限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
本発明のヘアトリートメント組成物を用いたキューティクル剥離防止効果の評価法を説明する。
5g/15cmの中国人毛髪を8%過酸化水素水に30分浸漬させ、ブリーチ処理を行い、シャンプーで洗浄した後、それぞれのヘアトリートメント組成物を毛髪に2g塗布し、お湯で十分に洗い流し、25℃湿度60%の環境下において24時間乾燥させた。そして、それぞれの毛髪をブラッシングテスター(テクノ・ハシモト社製)にて2000回ブラッシングを行い、走査電子顕微鏡(SEM)にてキューティクルの状態を観察し、ブラッシング前の毛髪と比較した。
(1)キューティクル剥離防止効果
◎ :極めて良好 毛髪のキューティクル剥離が見られない
○ :良好 毛髪のキューティクル剥離がほとんど見られない
△ :やや悪い 毛髪のキューティクル剥離が見られる
× :悪い 毛髪のキューティクル剥離がかなり見られる
本発明のヘアトリートメント組成物の効果を評価するために、次の方法で毛髪の処理を行った。
毛髪の処理方法は、5g/15cmの中国人毛髪を市販のシャンプーで処理し、それぞれのヘアトリートメント組成物をシャンプーで洗浄した毛髪に2g塗布し、その後、お湯で十分に洗い流し、25℃湿度60%の環境下において24時間乾燥させた。そして、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさの項目について評価を行った。
(2)やわらかさ
20名の専門パネラーにより毛髪のやわらかさを評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
◎ :極めて良好 毛髪のやわらかさがあると答えた被験者の数が17人以上
○ :良好 毛髪のやわらかさがあると答えた被験者の数が
12人以上、17人未満
△ :やや悪い 毛髪のやわらかさがあると答えた被験者の数が
8人以上、12人未満
× :悪い 毛髪のやわらかさがあると答えた被験者の数が8人未満
(3)まとまりやすさ
20名の専門パネラーにより毛髪のまとまりやすさを評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
◎ :極めて良好 毛髪のまとまりがよいと答えた被験者の数が17人以上
○ :良好 毛髪のまとまりがよいと答えた被験者の数が
12人以上、17人未満
△ :やや悪い 毛髪のまとまりがよいと答えた被験者の数が
8人以上、12人未満
× :悪い 毛髪のまとまりがよいと答えた被験者の数が8人未満
(4)しなやかさ
20名の専門パネラーにより毛髪のしなやかさを評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
◎ :極めて良好 毛髪のしなやかさがあると答えた被験者の数が17人以上
○ :良好 毛髪のしなやかさがあると答えた被験者の数が
12人以上、17人未満
△ :やや悪い 毛髪のしなやかさがあると答えた被験者の数が
8人以上、12人未満
× :悪い 毛髪のしなやかさがあると答えた被験者の数が8人未満
実施例1〜11(ヘアトリートメント)
表1に記載の配合組成よりなるヘアトリートメントを調製し、これらを使用したときの毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを評価し、その結果を表1に示した。
実施例1〜11
表1より明らかなように、実施例1〜11のヘアトリートメント組成物は、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさにおいて、いずれも優れた性能を示していた。
比較例1〜12(ヘアトリートメント)
表2に記載の配合組成よりなるヘアトリートメントを調製し、これらを使用したときの毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを評価し、その結果を表2に示した。
比較例1〜12
表2より明らかなように、比較例1〜12では、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさにおいて劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
実施例12 ヘアリンス
(%)
ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.0
(商品名:カチナールBMPA[東邦化学工業社製])
セタノール 2.5
スクワラン 2.0
セバシン酸ジエチル 1.0
POE(5)ステアリルエーテル 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ジメチコノール 1.0
(100mm2/s;25℃)
ジメチコノール 3.0
(1,000,000mm2/s;25℃)
加水分解コンキオリン液 1.0
(商品名:真珠たん白抽出液[丸善製薬社製])
加水分解シルク液 1.0
(商品名:プロモイスシルク−1000[成和化成社製])
加水分解大豆タンパク 1.0
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル) 0.1
(商品名:エルデュウPS−203[味の素社製])
乳酸 0.6
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
香料 適 量
精製水 残 余
常法により上記組成のヘアリンスを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例13 ヘアリンス
(%)
ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.5
(商品名:カチナールBMPA[東邦化学工業社製])
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.5
セトステアリルアルコール 2.5
セバシン酸ジエチル 3.0
アルギニン誘導体 0.5
(商品名:アミセーフLMA−60[味の素社製])
グリセリン 5.0
ジメチコノール 水性エマルジョン 3.0
(200mm2/s;25℃ シリコーン純分60%)
ジメチコノール 水性エマルジョン 9.0
(2,000,000mm2/s;25℃ シリコーン純分30%)
カワラヨモギ抽出物 0.5
(商品名:インチンコウ抽出液BG[丸善製薬社製])
加水分解コラーゲン液 1.0
(商品名:プロモイスW−32MR[成和化成社製])
ローヤルゼリーエキス 0.1
(商品名:ローヤルゼリー抽出液BG[丸善製薬社製])
加水分解大豆タンパク 0.1
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
乳酸 0.5
L−グルタミン酸 0.2
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
香料 適 量
精製水 残 余
常法により上記組成のヘアリンスを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例14 ヘアトリートメント
(%)
ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.5
(商品名:カチナールBMPA[東邦化学工業社製])
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0
セタノール 5.0
流動パラフィン 1.0
オクチルドデカノール 2.0
セバシン酸ジエチル 1.0
トリ[カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸]グリセリド 1.0
ジイソステアリン酸デカグリセリル 2.0
ポリエーテル変性シリコーン 0.5
(商品名:SH3771M[東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製])
ジメチコノール 水性エマルジョン 3.0
(1,000,000mm2/s;25℃:100mm2/s;25℃
=7:3 シリコーン純分70%)
POE(60)硬化ヒマシ油 0.5
アルギニン誘導体 0.2
(商品名:アミセーフLMA−60[味の素社製])
ウスベニアオイ抽出物 0.1
(商品名:ウスベニアオイ抽出液BG[丸善製薬社製])
ユキノシタ抽出物 0.1
(商品名:ユキノシタ抽出液BG[丸善製薬社製])
シナノキ抽出物 0.1
(商品名:シナノキ抽出液BG[丸善製薬社製])
加水分解コンキオリン液 0.1
(商品名:真珠たん白抽出液[丸善製薬社製])
加水分解シルク液 0.5
(商品名:プロモイスシルク−1000[成和化成社製])
カチオン化ハチミツ誘導体 0.1
(商品名:ハニーコート50[ARCH社製])
加水分解大豆タンパク 0.1
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
プロピレングリコール 5.0
乳酸 0.8
グリコール酸 0.2
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
香料 適 量
精製水 残 余
常法により上記組成のヘアトリートメントを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例15 ヘアクリーム
(%)
ミツロウ 3.0
ワセリン 5.0
ステアリルアルコール 5.0
流動パラフィン 25.0
スクワラン 10.0
POE(60)セチルエーテル 2.5
セバシン酸ジエチル 5.0
メチルフェニルポリシロキサン 0.5
(商品名:SH−556[東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製])
ジメチコノール 0.5
(10mm2/s;25℃)
ジメチコノール 3.0
(2,000,000mm2/s;25℃)
ゴボウ抽出物 1.0
(商品名:ゴボウ抽出液BG[丸善製薬社製])
加水分解大豆タンパク 1.0
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
EDTA−2Na 0.1
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.1
香料 適 量
精製水 残 余
常法により上記組成のヘアクリームを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例16 ヘアフォーム
(原液) (%)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
4級化ポリビニルピロリドン誘導体 15.0
(商品名:GAFQUAT755N[ISP社製])
セバシン酸ジエチル 1.0
ジメチコン 1.0
(10mm2/s;25℃)
ジメチコノール 水性エマルジョン 1.0
(200mm2/s;25℃ シリコーン純分60%)
ジメチコノール 4.0
(1,000,000mm2/s;25℃)
加水分解コムギ液 0.2
(商品名:プロモイスWG[成和化成社製])
チャノキ抽出物 0.2
(商品名:ウーロン茶抽出液BG[丸善製薬社製])
加水分解大豆タンパク 0.1
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
エタノール 10.0
POE(80)硬化ヒマシ油 1.0
香料 適 量
精製水 残 余
(噴射剤)
液化石油ガス 5.0
常法により上記組成のヘアフォームを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例17 アウトバストリートメント
(%)
カルボキシビニルポリマー 0.5
エタノール 10.0
セバシン酸ジエチル 3.0
環状シリコーン 4.0
(商品名:DC246[東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製])
ジメチコノール 水性エマルジョン 3.0
(1,000,000mm2/s;25℃:200mm2/s;25℃
=7:3 シリコーン純分7%)
トリエタノールアミン 0.5
スギナ抽出物
(商品名:スギナ抽出液[丸善製薬社製]) 0.2
加水分解大豆タンパク 0.1
(商品名:プロモイスWS[成和化成社製])
エデト酸塩 0.1
香料 適 量
精製水 残 余
常法により上記組成のアウトバストリートメントを調製し、毛髪のキューティクル剥離防止効果、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
尚、上記実施例12〜17において使用した香料の組成を表3に示す。
本発明のヘアトリートメント組成物は、毛髪のキューティクル剥離を防止し、さらに、やわらかさ、まとまりやすさ、しなやかさを付与することができるため、従来になく使用感のよいヘアトリートメント剤の供給が可能である。

Claims (5)

  1. 下記成分(A)〜(D)を含有し、(A)及び(B)の合計含有量が、0.01〜20.0質量%であり、(A)と(B)との質量比が2:3〜1:8で配合され、且つ25℃におけるpHが2.0〜6.0であることを特徴とするヘアトリートメント組成物。
    (A)下記一般式(1)で示される25℃における動粘度が10〜5,000mm2/sのジメチコノール
    (B)下記一般式(1)で示される25℃における動粘度が100,000〜200万mm2/sのジメチコノール
    (C)下記一般式(2)で示されるアミドアミン化合物:0.01〜20.0質量%
    (D)有機酸
    〔nは整数を表す〕
    〔式中、R1は炭素数11〜23の脂肪族炭化水素基を示し、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、mは2〜4の整数を示す〕
  2. (A)及び/又は(B)が予め水性エマルジョンとして配合されることを特徴とする請求項1記載のヘアトリートメント組成物。
  3. (A)と(B)との混合物が予め水性エマルジョンとして配合されることを特徴とする請求項1記載のヘアトリートメント組成物。
  4. 洗い流して用いるコンディショナーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
  5. アウトバス用毛髪化粧料であることを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
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