JP6157343B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は毛髪化粧料に関し、詳しくは、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える毛髪化粧料に関する。
女性のヘアスタイルの流行に伴って、求められる髪の仕上がりや感触も並行して変化している。最近では、シャギーやレイヤーカットなどの毛先のボリュームを落としたヘアスタイルが一般的であるが、一方では、カラーリングやパーマ等の施術により、パサツキや髪の硬さが問題となっている。そのような背景から、仕上がりとして、しっとりまとまりながら、べたつかず、やわらかな仕上がり感が求められている。また、カラーリングやパーマ等の施術によって傷んだ髪は、ヘアトリートメントの濯ぎ時においても、絡みや引っ掛かりなど不快な感触につながる。この濯ぎ時の不快な感触は、仕上がり感の満足度にも大きな影響を与える。従って、満足度の高い仕上がりをえる為には、柔らかでしっとりまとまり、かつべたつかない仕上がりでありながら、さらにヘアトリートメントの濯ぎ時も、柔らかで指通り良い使用感が望まれる。ヘアトリートメント等の毛髪化粧料においては、従来、毛髪を柔軟にして櫛通りをよくする目的で、カチオン性界面活性剤やシリコーン等の配合、或いは、しっとりとした感触を与えるために液状や固形状の油剤の配合が試みられているが、これら従来の技術では、近年のヘアスタイルにおいて要求されているニーズを満足させることは困難であり、仕上がりはしっとりまとまりながらべた付かずやわらかで、かつ使用時は、濯ぎ時もやわらかで指通りの良い使用感を両立することは課題であった。
これらの課題を解決する方法として、例えば、脂肪酸アミドアミン化合物やヒドロキシエーテルアミン化合物を用いることにより、毛髪に滑らかさややわらかさを付与する毛髪化粧料(例えば、特許文献1〜4参照。)が提案されている。これらの技術は、いずれも一定の改善がなされているが、仕上がりは良くとも、濯ぎ時に十分な指通り性を持つことなく消費者を十分に満足させてはいない。
また、新たな抱水性の高い油剤やシリコーン類を配合することによって、毛髪に滑らかさや柔軟性を付与する試みがなされ、例えば、各種シリコーン化合物を配合して、やわらかさとしっとり感を付与する方法(例えば、特許文献5参照。)、ダイマージリノール酸ダイマー酸リノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)を配合したなじみや伸びに優れべたつきの少ない化粧料(例えば、特許文献6参照。)、分岐脂肪酸コレステリルエステルを配合してしっとり感、さらさら感、柔軟性を付与する毛髪化粧料(例えば、特許文献7参照。)が開示されている。しかしながら、これらの技術においても、しなやかさやしっとり感は実現できるものの、髪がべたつき、重くなり、濯ぎ時には、仕上がりへの十分な期待感を持つことなく消費者を十分に満足させてはいない。
また、PPG−1/PEG−1ステアラミンを、シリコーン類、カチオン活性剤と併用し配合する事によって、塗布時に髪になじみやすく、乾燥後にまで優れたコンディショニング効果を維持する技術(例えば、特許文献8、非特許文献1,2参照。)が提案されているが、乾燥後のしっとりまとまる仕上がり感において十分ではない。
特開平9−71515号公報 特開2000−053537号公報 特表2000−501430号公報 特開2004−323495号公報 特開2008−056665号公報 特開2007−269746号公報 特開平7−48232号公報 特開2012−197267号公報
「新規ヘアコンディショニング剤「カワソフトEP59S」川研ファインケミカル株式会社」、フレグランスジャーナル、2011年6月号、p.102−103 森下慕子、菊池隆二、「新規ヘアコンディショニング剤の化粧品への応用 −しっとり しなやかな髪へ−」、フレグランスジャーナル、2012年4月号、p.29−31
本発明の目的は、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者は、このような状況に鑑み、鋭意研究した結果、特定の脂肪酸アミンと、脂肪酸アミドアミンと、高級アルコールと、室温でペースト状の油剤とを含有する毛髪化粧料が、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記(A)〜(D)成分、および水を含有する毛髪化粧料である。
(A)下記一般式(1)で表される脂肪酸アミン
Figure 0006157343
(式中、R1は、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、R2はC24Oで表されるヒドロキシエチル基、R3はC36Oで表されるヒドロキシプロピル基、a、bは0〜3の整数)
(B)下記一般式(2)で表される脂肪酸アミドアミン
Figure 0006157343
(式中、R4は、直鎖又は分岐した炭素数13〜23の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R5は炭素数1〜3のアルキル基、は1〜5の整数を示す。)
(C)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
(D)室温でペースト状(半固体)の油剤であり、室温(15〜25℃)の範囲を超える温度に融点を持ち、かつこの範囲で完全に固化しない点で液体油、固体油脂と区別される油剤

また本発明の毛髪化粧料には、さらに(E)室温で液状の油剤を含有することが望ましく、また(D)成分はジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、ワセリンから選ばれる一種またはそれ以上であることがより望ましく、またさらに(F)ベヘニルPGトリモニウムクロリドを含有することが望ましい。

本発明の毛髪化粧料は、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える効果を付与することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における(A)成分の脂肪酸アミンは、下記一般式(1)で表される。
Figure 0006157343
(式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、RはCOで表されるヒドロキシエチル基、RはCOで表されるヒドロキシプロピル基、a、bは0〜3の整数)
このような脂肪酸アミンを具体的に示すとPPG−1/PEG−1ラウラミン、PPG−1/PEG−1ミリスタミン、PPG−1/PEG−1セタミン、PPG−1/PEG−1ステアラミン、PPG−1/PEG−1アラカミン、PPG−1/PEG−1ベヘナミン、PPG−1/PEG−1カルナバミン、PPG−1/PEG−1オレアミン、PPG−1/PEG−1エライザミン、PPG−1/PEG−1リノラミン、PPG−1/PEG−1リノレナル、PPG−1/PEG−2ラウラミン、PPG−1/PEG−2ラウラミン、PPG−1/PEG−2ミリスタミン、PPG−1/PEG−2セタミン、PPG−1/PEG−2ステアラミン、PPG−1/PEG−2アラカミン、PPG−1/PEG−2ベヘナミン、PPG−1/PEG−2カルナバミン、PPG−1/PEG−2オレアミン、PPG−1/PEG−2エライザミン、PPG−1/PEG−2リノラミン、PPG−1/PEG−2リノレナル、PPG−1/PEG−3ラウラミン、PPG−1/PEG−3ラウラミン、PPG−1/PEG−3ミリスタミン、PPG−1/PEG−3セタミン、PPG−1/PEG−3ステアラミン、PPG−1/PEG−3アラカミン、PPG−1/PEG−3ベヘナミン、PPG−1/PEG−3カルナバミン、PPG−1/PEG−3オレアミン、PPG−1/PEG−3エライザミン、PPG−1/PEG−3リノラミン、PPG−1/PEG−3リノレナル、PPG−2/PEG−1ラウラミン、PPG−2/PEG−1ミリスタミン、PPG−2/PEG−1セタミン、PPG−2/PEG−1ステアラミン、PPG−2/PEG−1アラカミン、PPG−2/PEG−1ベヘナミン、PPG−2/PEG−1カルナバミン、PPG−2/PEG−1オレアミン、PPG−2/PEG−1エライザミン、PPG−2/PEG−1リノラミン、PPG−2/PEG−1リノレナル、PPG−2/PEG−2ラウラミン、PPG−2/PEG−2ミリスタミン、PPG−2/PEG−2セタミン、PPG−2/PEG−2ステアラミン、PPG−2/PEG−2アラカミン、PPG−2/PEG−2ベヘナミン、PPG−2/PEG−2カルナバミン、PPG−2/PEG−2オレアミン、PPG−2/PEG
−2エライザミン、PPG−2/PEG−2リノラミン、PPG−2/PEG−2リノレナル、PPG−2/PEG−3ラウラミン、PPG−2/PEG−3ミリスタミン、PPG−2/PEG−3セタミン、PPG−2/PEG−3ステアラミン、PPG−2/PEG−3アラカミン、PPG−2/PEG−3ベヘナミン、PPG−2/PEG−3カルナバミン、PPG−2/PEG−3オレアミン、PPG−2/PEG−3エライザミン、PPG−2/PEG−3リノラミン、PPG−2/PEG−3リノレナル、PPG−3/PEG−1ラウラミン、PPG−3/PEG−1ミリスタミン、PPG−3/PEG−1セタミン、PPG−3/PEG−1ステアラミン、PPG−3/PEG−1アラカミン、PPG−3/PEG−1ベヘナミン、PPG−3/PEG−1カルナバミン、PPG−3/PEG−1オレアミン、PPG−3/PEG−1エライザミン、PPG−3/PEG−1リノラミン、PPG−3/PEG−1リノレナル、PPG−3/PEG−2ラウラミン、PPG−3/PEG−2ミリスタミン、PPG−3/PEG−2セタミン、PPG−3/PEG−2ステアラミン、PPG−3/PEG−2アラカミン、PPG−3/PEG−2ベヘナミン、PPG−3/PEG−2カルナバミン、PPG−3/PEG−2オレアミン、PPG−3/PEG−2エライザミン、PPG−3/PEG−2リノラミン、PPG−3/PEG−2リノレナル、PPG−3/PEG−3ラウラミン、PPG−3/PEG−3ミリスタミン、PPG−3/PEG−3セタミン、PPG−3/PEG−3ステアラミン、PPG−3/PEG−3アラカミン、PPG−3/PEG−3ベヘナミン、PPG−3/PEG−3カルナバミン、PPG−3/PEG−3オレアミン、PPG−3/PEG−3エライザミン、PPG−3/PEG−3リノラミン、PPG−3/PEG−3リノレナル、PPG−1ラウラミン、PPG−1ミリスタミン、PPG−1セタミン、PPG−1ステアラミン、PPG−1アラカミン、PPG−1ベヘナミン、PPG−1カルナバミン、PPG−1オレアミン、PPG−1エライザミン、PPG−1リノラミン、PPG−1リノレナル、PPG−2ラウラミン、PPG−2ミリスタミン、PPG−2セタミン、PPG−2ステアラミン、PPG−2アラカミン、PPG−2ベヘナミン、PPG−2カルナバミン、PPG−2オレアミン、PPG−2エライザミン、PPG−2リノラミン、PPG−2リノレナル、PPG−3ラウラミン、PPG−3ミリスタミン、PPG−3セタミン、PPG−3ステアラミン、PPG−3アラカミン、PPG−3ベヘナミン、PPG−3カルナバミン、PPG−3オレアミン、PPG−3エライザミン、PPG−3リノラミン、PPG−3リノレナル、PEG−1ラウラミン、PEG−1ミリスタミン、PEG−1セタミン、PEG−1ステアラミン、PEG−1アラカミン、PEG−1ベヘナミン、PEG−1カルナバミン、PEG−1オレアミン、PEG−1エライザミン、PEG−1リノラミン、PEG−1リノレナル、PEG−2ラウラミン、PEG−2ミリスタミン、PEG−2セタミン、PEG−2ステアラミン、PEG−2アラカミン、PEG−2ベヘナミン、PEG−2カルナバミン、PEG−2オレアミン、PEG−2エライザミン、PEG−2リノラミン、PEG−2リノレナル、PEG−3ラウラミン、PEG−3ミリスタミン、PEG−3セタミン、PEG−3ステアラミン、PEG−3アラカミン、PEG−3ベヘナミン、PEG−3カルナバミン、PEG−3オレアミン、PEG−3エライザミン、PEG−3リノラミン、PEG−3リノレナル、ラウラミン、ミリスタミン、セタミン、ステアラミン、アラカミン、ベヘナミン、カルナバミン、オレアミン、エライザミン、リノラミン、リノレナル等が挙げられる。これらの中でも、a≠0、b≠0のものが好ましく、特にRが炭素数18のステアリル基、a=1、b=1である、PPG−1/PEG−1ステアラミンと、Rが炭素数22のベヘニル基、a=1、b=1である、PPG−1/PEG−1ベヘナミンが特に好ましい。本発明では、これらの脂肪酸アミンの中から1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全体に対して好ましくは0.1〜10質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す。)、更に好ましくは0.5〜5%の範囲である。この配合量の範囲であれば、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明における(B)成分の脂肪酸アミドアミンは、下記一般式(2)で表される。
Figure 0006157343

(式中、R4は、直鎖又は分岐した炭素数13〜23の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R5は炭素数1〜3のアルキル基、は1〜5の整数を示す。)
このような脂肪酸アミドアミンを具体的に示すと、ラウリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ヤシ脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、パーム脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、牛脂脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、イソステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、オレイン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、パーム脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、牛脂脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、イソステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パーム脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、牛脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、イソステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド等が挙げられる。これらの中でもRが炭素数17〜21、Rがメチル基、cが3の整数であるベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが特に好ましい。本発明では、これらの脂肪酸アミドアミンの中から1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全体に対して好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは0.5〜5%の範囲である。この配合量の範囲であれば、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。
脂肪酸アミドアミンは、通常、酸を添加して中和して配合することが好ましく、中和により乳化剤としての機能がより発揮される。中和剤としては有機酸を用いることが好ましい。有機酸を具体的に示すと、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、グルコン酸、パントテン酸等のヒドロキシモノカルボン酸;リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシジカルボン酸;クエン酸等のヒドロキシトリカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、グルタル酸等のジカルボン酸;L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;ピログルタミン酸、;安息香酸、p−トルエンスルホン酸等の芳香族酸等が挙げられる。これらの中でも、乳化性の点から、ヒドロキモノカルボン酸、ヒドロキシジカルボン酸、ヒドロキシトリカルボン酸が好ましく、その中でも特に乳酸がより好ましい。脂肪酸アミドアミンと有機酸の中和は、乳化工程中で行っても、あるいはあらかじめ脂肪酸アミドアミンと有機酸の塩を形成させてから配合しても良い。また、有機酸は、1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、脂肪酸アミドアミンに対して、好ましくは0.5〜2.0モル倍、更に好ましくは0.7〜1.2モル倍の範囲である。
本発明における(C)成分は炭素数14〜22の長鎖のアルキル基を有する高級アルコールである。このような高級アルコールのうち好ましいものは、炭素数16〜22の長鎖高
級アルコールであり、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールである。これらの高級アルコールは、1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全体に対して好ましくは1〜20%、更に好ましくは3〜10%の範囲である。この配合量の範囲であれば、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明における(D)成分は室温でペースト状の油剤である。このような油剤のうち好ましいものは、ラノリン、トリラノリン脂肪酸グリセリル、軟質ラノリン脂肪酸、ワセリン、分岐脂肪酸(C12−31)コレステリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等)、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、脂肪酸フィトステリル、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、乳酸ミリスチル、ジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは、室温でペースト状(半固体)の油剤であり、室温(15〜25℃)の範囲を超える温度に融点を持ち、かつこの範囲で完全に固化しない点で液体油、固体油脂と区別される油剤である。
上記室温でペースト状の油剤の中でも、より好ましいものとしては例えばジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、ワセリン、ラノリンである。これらの中でもさらに好ましいものは、ジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステルである。これらの室温でペースト状の油剤は、1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、組成物全体に対して好ましくは0.01〜10%、更に好ましくは0.1〜5.0%である。この配合量の範囲であれば、濯ぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明における(E)成分は室温で液状の油剤である。このような室温で液状の油剤を具体的に示すと、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などの高級脂肪酸;ラウリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級アルコール;ミネラルオイル、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、イソパラフィン、軽質イソパラフィンなどの炭化水素;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、パルミチン酸オクチル、コハク酸ジエチルヘキシル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルなどのエステル類;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテルなどのエーテル油;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アミノポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類;ホホバ油、グレープシード油、ローズヒップ油、クルミ油、キョウニン油、コメ胚芽油、ヒマワリ油、アボガド油、オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、アーモンド油、パーム油、ヒマシ油、ミンク油などの植物油および動物油等が挙げられる。これらの室温で液状の油剤のうち好ましいものとしては、シリコーン油、エステル油、植物油である。これらの室温で液状の油剤は、1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は組成物全体に対して好ましくは0.01〜10%、更に好ましくは0.1〜5.0%である。この配合量の範囲であれば、濯ぎ時に指通りよくやわらか
で、かつ毛髪にべたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。
さらに本発明においては使用時の感触を高める目的で、(F)成分のベヘニルPGトリモニウムクロリドを配合することができる。ベヘニルPGトリモニウムクロリドは、下記一般式(3)で表され、その配合量は、組成物全体に対して好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは0.5〜5%の範囲である。
Figure 0006157343
本発明の毛髪化粧料は、一般式(1)で表されるような脂肪酸アミン、一般式(2)で表されるような脂肪酸アミドアミン、高級アルコール、上記記載の室温でペースト状の油剤を必須成分とし、これらを水又は水に適宜な溶剤などを加えた液に含有させることによって調製されるが、これらの必須成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常毛髪化粧料に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。
そのような成分としては、例えば、ラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルーテル硫酸塩、ラウリルベンゼンスルホン酸塩、ラウロイルメチ−β−アラニンナトリウム等のアニオン性界面活性剤;2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキルN−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム等の両性界面活性剤:カチオン化セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸、ステアロキシプロピルデンプンリン酸、ポリ(塩化ジアリルジメチルアンモニウム)、高重合ポリエチレングリコール等の高分子化合物;ソルビトール、イノシトール、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、磯プレングリコール等の湿潤剤;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分;エタノール、メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アルギニン、グリシン、L−グルタミン酸、L−システイン、L−スレオニン等のアミノ酸;その他紫外線吸収剤、防腐剤、糖類、香料、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、各種薬剤等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアローション、ヘアリキッド、ヘアクリーム、ヘアフォーム、リーブオントリートメント、パーマ剤、ヘアカラー等に用いることができる。また本発明の毛髪化粧料は、常法により製造することができる。
次に本発明を実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)使用時の感触試験法
20名のパネルが試料を使用し、使用時の濯ぎ時の指どおり、やわらかさについて「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。判断基準は以下の通りである。
◎:大変優れている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下
(2)使用後の毛髪の仕上がり感試験法
20名のパネルが試料を使用し、使用後の毛髪のしっとり感、べたつかなさ、やわらかさ、まとまりについて「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。判断基準は以下の通りである。
◎:大変優れている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下
表1〜2に示す処方の毛髪化粧料を常法により調製し、使用時の感触試験法、及び使用後の毛髪の仕上がり感試験法を実施した。評価結果を表1〜2に併せて示す。
Figure 0006157343
Figure 0006157343
表1〜2より明らかなように、本発明による毛髪化粧料は比較例の組成物に比べて、優れた性能を示した。
以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、濯ぎ時の指通り、やわらかさと、仕上がりのベタツキのなさ、やわらかさ、しっとり感、まとまり、各項目を評価したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例17(ヘアコンディショナー)
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 1.0
(2)ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0
(3)セトステアリルアルコール 6.5
(4)ジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/
セチル/ステアリル/ベヘニル) 1.0
(5)ベヘニルアルコール 0.5
(6)べヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(7)ステアリルPGトリモニウムクロリド 1.0
(8)コハク酸ジエチルヘキシル 2.0
(9)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 2.0
(10)乳酸 1.0
(11)パラフィン 1.0
(12)プロピレングリコール 0.5
(13)ソルビトール 3.0
(14)グリセリン 0.5
(15)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(16)アンズ核油 0.1
(17)セラミド2 0.1
(18)トウモロコシ由来スフィンゴ脂質 0.1
(19)ポリグルタミン酸 0.1
(20)シャクヤクエキス 0.1
(21)ローヤルゼリーエキス 0.1
(22)ユズ果実エキス 0.1
(23)コメヌカエキス 0.1
(24)フェノキシエタノール 0.2
(25)サリチル酸 0.1
(26)香料 0.5
(27)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(11)を80℃にて均一に混合溶解したものに、80℃に加温した(12)〜(15)、(27)を分散したものをプロペラで攪拌しながら加え、乳化を行う。徐々に冷却を行い、60℃にて(16)〜(26)を添加し、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。
実施例18(ヘアトリートメント)
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 2.0
(2)ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0
(3)セトステアリルアルコール 7.5
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル 1.0
(6)アモジメチコン 2.0
(7)メチルポリシロキサン(300cs) 5.0
(8)高重合メチルポリシロキサン(50万cs) 2.0
(9)べヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(10)ステアリルPGトリモニウムクロリド 1.0
(11)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(12)乳酸 1.0
(13)パラフィン 1.0
(14)白色ワセリン 1.0
(15)1,3−ブチレングリコール 3.0
(16)ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
(17)セレブロシド 0.1
(18)ヒオウギエキス 0.5
(19)加水分解コムギ末 1.0
(20)LIPIDURE−C(日本油脂社製) 1.0
(21)プロピレングリコール 0.5
(22)ソルビトール 3.0
(23)グリセリン 0.5
(24)アンズ核油 0.1
(25)セラミド2 0.1
(26)トウモロコシ由来スフィンゴ脂質 0.1
(27)ヒドロキシエチルセルロース 0.5
(28)フェノキシエタノール 0.2
(29)サリチル酸 0.1
(30)防腐剤(ケーソンCG) 0.1
(31)香料 0.5
(32)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(16)、(24)〜(26)を80℃にて均一に混合溶解し油相とする。(32)に(21)〜(23)及び(27)を60℃にて均一に混合攪拌し水相とする。水相に油相を加えて乳化したのち、(28)及び(29)加えて、ホモミキサーを用いて均一に混合する。混合しながら徐々に冷却を行い、40℃にて(17)〜(20)、(30)、(31)を添加し、室温まで冷却して、ヘアトリートメントを調製した。
実施例19(アウトバストリートメント)
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 0.5
(2)ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.5
(3)セトステアリルアルコール 4.0
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)ワセリン 2.0
(6)アモジメチコン 1.0
(7)アミノポリエーテルシリコン 0.5
(8)べヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(9)ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.5
(10)シリコーン水性エマルジョン 2.0
(XS65−B7116、GE東芝シリコン社製)
(11)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(12)オレイン酸コレステリル 1.0
(13)1,3−ブチレングリコール 2.0
(14)セバシン酸ジエチル 3.0
(15)海苔タンパク質加水分解物 2.0
(ピュアポルフィラPE、株式会社白子社製)
(16)グリコール酸 0.2
(17)フェノキシエタノール 0.2
(18)香料 微 量
(19)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(9)及び(11)〜(14)を80℃にて均一に混合溶解させ、(15)〜(17)及び(19)を70℃にて混合したものを加えて乳化し、ホモミキサーで混合分散を行いながら、60℃にて(10)及び(18)を加え、室温まで冷却して、アウトバストリートメントを調製した。
実施例20(ヘアパック)
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 2.0
(2)ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.5
(3)セトステアリルアルコール 5.0
(4)ベヘニルアルコール 1.0
(5)ラノリン 1.0
(6)アモジメチコン 1.0
(7)アミノポリエーテルシリコン 0.5
(8)べヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(9)ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.5
(10)シリコーン水性エマルジョン 5.0
(XS65−B7116、GE東芝シリコン社製)
(11)ヒドロキシウレア 1.0
(12)PG 3.0
(13)セバシン酸ジエチル 1.0
(14)乳酸 0.5
(15)フェノキシエタノール 0.2
(16)香料 0.6
(17)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(9)、(13)を80℃にて均一に混合溶解させ、(12)(14)(17)を50℃にて混合したものを加えて乳化し、ホモミキサーで混合分散を行いながら、50℃で(10)、(11)、(15)、(16)を加えて、室温まで冷却して、ヘアパックを調製した。
実施例21(トリートメントフォーム)
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 0.3
(2)ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.3
(3)セトステアリルアルコール 1.0
(4)ベヘニルアルコール 0.1
(5)アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル 1.0
(6)アミノポリエーテルシリコン 0.1
(7)べヘニルPGトリモニウムクロリド 0.2
(8)メチルポリシロキサン(300cs) 0.5
(9)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 1.0
(10)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 0.2
(11)セラミド1・セラミド5混合物(1:1) 0.1
(12)乳酸 0.2
(13)ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0
(14)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
(15)1,3−ブチレングリコール 0.5
(16)フェノキシエタノール 0.5
(17)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(14)を80℃にて均一に混合溶解し、80℃に加温した(17)にプロペラで攪拌しながら加えて乳化する。徐々に冷却を行い、60℃にて(15)及び(16)を添加し、室温まで冷却して、原液とした。次にエアゾール耐圧容器に原液:LPGガスを92:8の比率で充填し、トリートメントフォームを調製した。

Claims (4)

  1. 下記(A)〜(D)成分、および水を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
    (A)下記一般式(1)で表される脂肪酸アミン
    Figure 0006157343

    (式中、R1は、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、R2はC24Oで表されるヒドロキシエチル基、R3はC36Oで表されるヒドロキシプロピル基、a、bは0〜3の整数)
    (B)下記一般式(2)で表される脂肪酸アミドアミン
    Figure 0006157343

    (式中、R4は、直鎖又は分岐した炭素数13〜23の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R5は炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数を示す。)
    (C)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
    (D)室温でペースト状(半固体)の油剤であり、室温(15〜25℃)の範囲を超える温度に融点を持ち、かつこの範囲で完全に固化しない点で液体油、固体油脂と区別される油剤
  2. さらに、(E)室温で液状の油剤を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. (D)成分がジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、ワセリンから選ばれる一種単独または2種以上を含有する請求項1または2記載の毛髪化粧料。
  4. さらに、(F)ベヘニルPGトリモニウムクロリドを含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
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