JP2007169225A - 皮膚用液体洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い洗浄性能を有し、洗浄・乾燥後の使用感、しっとり感などに優れた皮膚用液体洗浄剤を提供する。
【解決手段】本発明の皮膚用液体洗浄剤は、(A)(a)シリコーン成分と(b)界面活性剤0.5〜50重量%と(c)水をそれぞれ含有し、平均粒子径が0.5〜20μmであるシリコーンエマルジョン0.1〜15重量%と、(B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、(C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%、および(D)水をそれぞれ含有する。(a)シリコーン成分は、(a1)25℃における粘度が10〜5,000Pa・sである直鎖状ポリオルガノシロキサン5〜80重量%と、(a2)25℃における粘度が0.001〜5Pa・sであるポリオルガノシロキサン5〜80重量%とを含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚用液体洗浄剤に係り、特に、泡立ちや泡質が良好で使用感に優れ、洗浄後および乾燥後のすべすべ感やしっとり感に優れた皮膚用液体洗浄剤に関する。
従来から、皮膚用の液体洗浄剤として、高級脂肪酸塩が配合されたものが使用されている。このような洗浄剤は、洗浄後にさっぱりした感触を与えるという点で好まれているが、使用後の皮膚のつっぱり感や乾燥感が非常に強いという欠点があった。これは、洗浄時における油分の過剰な洗い流しが原因であると考えられている。
そのため最近は、皮膚への刺激が弱い界面活性剤として、N−アシル化されたアミノ酸系の界面活性剤が使用されている。しかし、このような界面活性剤を含む皮膚用洗浄剤は、使用後のつっぱり感は弱いものの、すすぎ時にぬるつきがあり、さっぱり感に欠けるという問題があった。また、いずれの洗浄剤によっても、使用後に滑らかな感触、いわゆるすべすべ感が得られていないのが現状であった。
さらに、洗浄性能とすすぎ時並びに洗浄後の良好な使用感(すべすべ感、しっとり感など)とを両立するために、シリコーンオイルを配合した皮膚用洗浄剤も知られている。例えば、直鎖状シリコーンを含有する皮膚用洗浄組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロックを反復単位とする非加水分解性ブロック共重合体を含有する洗浄剤組成物(例えば、特許文献2参照)や、ノニオン変性ポリオルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物(例えば、特許文献3参照)も提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載された直鎖状シリコーンを含む洗浄組成物においては、使用感は改善されるものの、すすぎ時のさっぱり感が未だ不十分であり、さらにシリコーンオイルを直接洗浄組成物に配合した場合は、泡立ちが悪くなるといった欠点があった。また、特許文献2および特許文献3に記載された、ジメチルシロキサンの一部をポリエーテル基やアルキルアルコキシ基などで変性したポリオルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物では、泡立ちは確かに改善されるものの、未だ十分な感触を満足させることができなかった。
さらに、マイクロエマルジョン化したアミノ変性シリコーンを配合した皮膚用液体洗浄剤も提案されている(例えば、特許文献4参照)が、この液体洗浄剤は、しっとり感は確かに改善されるものの、泡立ちや乾燥後のすべすべ感は十分に満足のゆくものではなかった。
特開平6−17097号公報 特開平6−49486号公報 特開平9−278891号公報 特開平11−29791号公報
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので、良好な泡立ちを示して高い洗浄性能を有し、かつ洗浄・乾燥後の使用感、しっとり感などに優れた皮膚用液体洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明の皮膚用液体洗浄剤は、(A)平均粒子径が0.5〜20μmであるシリコーンエマルジョン0.1〜15重量%と、(B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、(C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%、および(D)水をそれぞれ含有する液体洗浄剤であり、前記(A)シリコーンエマルジョンが、(a)(a1)25℃における粘度が10〜5,000Pa・sである直鎖状ポリオルガノシロキサン5〜80重量%と、(a2)25℃における粘度が0.001〜5Pa・sであるポリオルガノシロキサン5〜80重量%とを含むシリコーン成分と、(b)界面活性剤0.5〜50重量%と、(c)水をそれぞれ含有することを特徴としている。
本発明の皮膚用液体洗浄剤は、泡立ちや泡質が良好で皮膚に対して高い洗浄性を有するうえに、使用感が良好であり、洗浄時および乾燥後のすべすべ感、しっとり感に極めて優れている。
以下、本発明に係る皮膚用液体洗浄剤の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施形態において、皮膚用液体洗浄剤とは、一般の身体用洗浄剤のうちで皮膚の洗浄に直接用いられる液状の洗浄剤を意味する。具体的には、ボディーソープ、ボディーシャンプーと称される全身用洗浄剤、手のひら洗浄用のハンドソープ、ならびに洗顔料などが含まれる。
本発明の実施形態の皮膚用液体洗浄剤は、(A)平均粒子径が0.5〜20μmであるシリコーンエマルジョン0.1〜15重量%と、(B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、(C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%、および(D)水をそれぞれ含有する液体洗浄剤である。そして、(A)シリコーンエマルジョンは、(a)(a1)25℃における粘度が10〜5,000Pa・sである直鎖状ポリオルガノシロキサンをエマルジョン全体の5〜80重量%と、(a2)25℃における粘度が0.001〜5Pa・sであるポリオルガノシロキサンをエマルジョン全体の5〜80重量%と含むシリコーン成分と、(b)界面活性剤0.5〜50重量%、および(c)水をそれぞれ含有する。
実施形態において、(A)成分であるシリコーンエマルジョンは本発明の特徴をなす成分であり、良好な泡立ち性を保持しつつ、皮膚に対して洗浄時および乾燥後の良好な使用感、すべすべ感などを付与することができる。
(A)成分であるシリコーンエマルジョンの平均粒子径は、0.5〜20μmであることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜15μmである。(A)シリコーンエマルジョンの平均粒子径が0.5μm未満である場合には、十分な使用感を付与することができず、反対に平均粒子径が20μmを超えると泡立ちが悪くなり好ましくない。
また、この(A)シリコーンエマルジョンは複数の成分から構成されるため、製造方法の観点から、機械乳化されたエマルジョンであることが好ましい。機械乳化方法としては、例えばコロイドミル乳化法、反転乳化法、PIT乳化法(転相乳化法)など、公知の機械乳化方法を採ることができる。
(A)成分であるシリコーンエマルジョンを構成する主成分は、(a)シリコーン成分であり、泡立ちや泡質が良好で皮膚に対する使用感が良く、洗浄時および乾燥後の優れたすべすべ感やしっとり感を付与することができる。
この(a)シリコーン成分を構成する第1の成分は、(a1)10〜5,000Pa・sの粘度(25℃)を有する直鎖状ポリオルガノシロキサンである。この(a1)直鎖状ポリオルガノシロキサンにおいて、分子中のケイ素原子に結合する有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、へキシル基などのアルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;アミノエチル基、アミノプロピル基などのアミノ基;およびこれらの基の炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子、シアノ基などで置換された基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノメチル基などが例示される。ケイ素原子に結合するその他の基として、アルコキシ基、水酸基、水素原子などを部分的に含んでいてもよい。分子鎖の末端基としては、トリオルガノシリル基、またはその有機基の一部の代わりに水酸基がケイ素原子に結合した基が例示される。
(a1)成分である直鎖状ポリオルガノシロキサンとしては、両末端がトリメチルシリル基であるポリジメチルシロキサン(ジメチコン)、および両末端がジメチルヒドロキシシリル基であるポリジメチルシロキサン(ジメチコノール)から選ばれる1種または2種以上の使用が特に好ましい。
このような(a1)直鎖状ポリオルガノシロキサンの粘度(25℃)が10Pa・s未満であると、皮膚に対して十分なしっとり感を与えることができず、反対に粘度(25℃)が5,000Pa・sを超えると、きしみ感が出てしまい好ましくない。粘度のより好ましい範囲は50〜4,000Pa・sであり、さらに好ましい範囲は100〜3,000Pa・sである。
(a)シリコーン成分を構成する第2の成分は、(a2)25℃における粘度が0.001〜5Pa・sのポリオルガノシロキサンである。(a2)成分であるポリオルガノシロキサンのケイ素原子に結合する有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、へキシル基などのアルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;アミノエチル基、アミノプロピル基などのアミノ基;およびこれらの基の炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子、シアノ基などで置換された基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノメチル基などが例示される。ケイ素原子に結合するその他の基として、アルコキシ基、水酸基、水素原子などを部分的に含んでいてもよい。
(a2)成分として好ましいものは、両末端がトリメチルシリル基であるポリジメチルシロキサン(ジメチコン)、両末端がジメチルヒドロキシシリル基であるポリジメチルシロキサン(ジメチコノール)、および25℃において液状のアルキル変性ポリオルガノシロキサンであり、これらの中でも、炭素数2〜18のアルキル鎖を有するアルキル変性ポリオルガノシロキサンがより好ましく、3−アルキルヘプタメチルトリシロキサンの使用が特に好ましい。
このような(a2)成分の粘度(25℃)が0.001Pa・s未満であるか、もしくは5Pa・sを超えると、皮膚に対して十分なすべすべ感を与えることができない。粘度のより好ましい範囲は0.001〜1Pa・sである。
(a1)成分および(a2)成分の配合割合は、いずれも(A)成分であるシリコーンエマルジョン全体に対して5〜80重量%とすることが好ましい。また、(a1)成分と(a2)成分との配合比は、重量比で1:10〜10:1であることが好ましい。さらに好ましい範囲は、2:10〜10:2である。この範囲を外れると、皮膚に対するしっとり感、すべすべ感などの効果を満足させることができない。
本発明の実施形態の(A)シリコーンエマルジョンにおいては、(a)シリコーン成分として、25℃における粘度が0.5〜100Pa・sでアミノ基含有量が0.05〜2.0重量%であるN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基含有ポリジメチルシロキサン(アモジメチコン)を、さらに配合することができる。このアモジメチコンの配合割合は、前記した(a1)成分および(a2)成分の合計量に対して2〜50重量%とすることが好ましく、5〜35重量%とすることがより好ましい。アモジメチコンの配合により、皮膚に対してすすぎ時および乾燥時のしっとり感をさらに付与することができる。
本発明の実施形態の(A)シリコーンエマルジョンの調製に用いられる(b)界面活性剤は、前記(a)シリコーン成分を水中に乳化させるためのものであり、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤などの中から任意に選択して使用することができる。
アニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、アルキル硫酸、およびそれらの塩が例示される。具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸として、ポリオキシエチレン(2)オクチルエーテル硫酸、ポリオキシエチレン(8)デシルエーテル硫酸、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸などが、アルキル硫酸として、ラウリル硫酸、ミリスチル硫酸、セチル硫酸などが挙げられ、さらにはそれらの塩、すなわち塩型のアニオン性界面活性剤も含まれる。塩の種類としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩およびトリエタノールアミンなどのアミン塩が好ましく、すすぎ時の感触の点から、それらの中でも、トリエタノールアミンおよびアンモニウム塩の使用が好ましい。アニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシルタウリン酸塩なども使用することができる。
カチオン性界面活性剤としては、以下の一般式[化1]で表されるものが好適に用いられる。
Figure 2007169225
式中、R、R、RおよびRのうちで少なくとも1つは、8〜30個の炭素原子を有する脂肪族基あるいは22個以下の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基から選択され、残りのものは独立して、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族基あるいは22個以下の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基から選択される。Xはハロゲン(例えば塩化物、臭化物)、アセテート、クエン酸、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、スルホン酸塩、硫酸塩、アルキル硫酸塩およびアルキルスルホン酸ラジカルなどから選択される塩形成アニオンである。
脂肪族基は、炭素および水素原子に加えてエーテル結合およびアミノ基のような他の基を含有することができる。さらに、長鎖の脂肪族基、例えば炭素数12以上のものは、飽和でも不飽和でもよい。R、R、RおよびRが、独立して炭素数1〜22個のアルキル基から選択されることが好ましい。
有用なカチオン性界面活性剤の具体例としては、以下のCTFA(化粧品、洗面用品、および芳香剤協会;The Cosmetic, Toiletry, and Fragrance Association, Inc.)名称:クオタニウム−8、クオタニウム−14、クオタニウム−18、クオタニウム−18メソスルフェート、クオタニウム−24およびこれらの混合物を有する物質が含まれるが、これらに限定されない。
前記一般式で表されるカチオン性界面活性剤の中では、少なくとも16個の炭素原子を有する少なくとも1つのアルキル鎖を分子内に含有しているものが好ましい。このようなカチオン性界面活性剤の例としては:例えば、クローダ(Croda)社製の商品名インクロクァット(INCROQUAT)TMC−80や、三洋化成社からエコノール(ECONOL)TM22として入手可能なベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド;ニッコー・ケミカルズ(Nikko Chemicals)社から商品名CA−2350として入手可能なセチルトリメチルアンモニウムクロリド;水素添加タローアルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、二水素添加タローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアンモニウムクロリド、ジ(ベヘニル/アラキジル)ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルプロピレングリコールホスフェートジメチルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド、およびN−(ステアロイルコラミノホルミルメチル)ピリジニウムクロリドなどが挙げられるが、これらに限定されない。
好ましいカチオン性界面活性剤は、置換基の少なくとも1つが、ラジカル鎖に置換基または結合として存在する1つ以上の芳香族基、エーテル基、エステル基、アミド基、またはアミノ部分を含有し、R〜R基の少なくとも1つがアルコキシ基(好ましくは炭素数1〜3のアルコキシ基)、ポリオキシアルキレン基(好ましくは炭素数1〜3のポリオキシアルキレン基)、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アルキルエステル基、およびこれらの組み合わせから選択される1つ以上の親水性部分を含有する親水的に置換されたカチオン性界面活性剤である。親水的に置換されたカチオン性界面活性剤は、前記範囲内に位置する2〜10個の非イオン親水性部分を含有していることが好ましい。親水的に置換された好ましいカチオン性界面活性剤には、以下の式[化2]から[化7]に表されるものが含まれる
Figure 2007169225
式中、nは8〜28、x+yは2〜40の数を表し、Z1は短鎖アルキル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基、より好ましくはメチル基、あるいは(CHCHO)Hである。x+y+zは60以下、Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 2007169225
式中、mは1〜5の数、R、RおよびRのうち1つ以上は、それぞれ独立して炭素数1〜30のアルキル基であり、その他はCHCHOHであり、R、RおよびR10のうち1つまたは2つはそれぞれ炭素数1〜30のアルキル基であり、その他はCHCHOHである。Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 2007169225
これらの式のそれぞれにおいて、Zはアルキル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基であり、Zは短鎖ヒドロキシアルキル基好ましくはヒドロキシメチル基またはヒドロキシエチル基であり、pおよびqはそれぞれ2〜4の整数で、好ましくは2〜3、より好ましくは2である。R11およびR12は、それぞれ置換または非置換炭化水素、好ましくは炭素数12〜20のアルキル基またはアルケニル基、Xは前記の塩形成アニオンである。
Figure 2007169225
式中、R13はヒドロカルビル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基であり、ZおよびZはそれぞれ短鎖ヒドロカルビル基、好ましくは炭素数2〜4のアルキル基またはアルケニル基より好ましくはエチル基であり、rは2〜40好ましくは7〜30の数、Xは前記の塩形成アニオンである。
Figure 2007169225
式中、R14およびR15は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基、Zは炭素数12〜22のヒドロカルビル基、アルキルカルボキシ基またはアルキルアミド基である。Aはたんぱく質、好ましくはコラーゲン、ケラチン、乳たんぱく質、シルク、大豆たんぱく質、小麦たんぱく質、またはそれらの加水分解型であり、Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 2007169225
式中、sは2または3、R16およびR17は、それぞれ炭素数1〜3のヒドロカルビル基好ましくはメチル基であり、Xは前記塩形成アニオンである。
有用な親水的に置換されているカチオン性界面活性剤の例としては、次のCTFA名称:クオタニウム−16、クオタニウム−26、クオタニウム−27、クオタニウム−30、クオタニウム−33、クオタニウム−43、クオタニウム−52、クオタニウム−53、クオタニウム−56、クオタニウム−60、クオタニウム−61、クオタニウム−62、クオタニウム−70、クオタニウム−71、クオタニウム−72、クオタニウム−75、クオタニウム−76加水分解コラーゲン、クオタニウム−77、クオタニウム−78、クオタニウム−79加水分解コラーゲン、クオタニウム−79加水分解ケラチン、クオタニウム−79加水分解乳タンパク質、クオタニウム−79加水分解シルク、クオタニウム−79加水分解大豆タンパク質およびクオタニウム−79加水分解小麦タンパク質、クオタニウム−80、クオタニウム−81、クオタニウム−82、クオタニウム−83、クオタニウム−84を有する物質ならびにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
とりわけ好ましい親水的に置換されているカチオン性界面活性剤としては、ジアルキルアミドエチルヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキルアミドエチルジモニウム塩、ジアルキロイルエチルヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキロイルエチルジモニウム塩、およびこれらの混合物が挙げられる。
これらは、次のような商品名で市販されている。すなわち、ウィットコ化学(Witco Chemical)社のバリソフト(VARISOFT)110、バリクァット(VARIQUAT)K1215および638、マクインタイア(McIntyre)社のマックプロ(MACKPRO)KLP、マックプロWLW、マックプロMLP、マックプロNSP、マックプロNLW、マックプロWWP、マックプロNLP、マックプロSLP、アクゾ(Akzo)社のエトクァッド(ETHOQUAD)18/25、エトクァッド0/12PG、エトクァッドC/25、エトクァッドS/25、およびエトデュオクァッド、ヘンケル(Henkel)社のデェイクァッド(DEHYQUA)SP、およびICIアメリカ社のアトラス(ATLAS)G265などである。
一級、二級、および三級脂肪族アミンの塩は、好適なカチオン性界面活性剤である。このようなアミンのアルキル基は、好ましく12〜22個の炭素原子を有し、かつ置換または非置換型であることができる。一般式:R18CONH(CHN(R19で表されるアミドアミンが特に有用である。式中R18は炭素数11〜24の脂肪酸の残基、R19は炭素数1〜4のアルキル基を表し、lは1〜4の整数である。
好ましいアミドアミンとしては、ステアロアミドプロピルジメチルアミン、ステアロアミドプロピルジエチルアミン、ステアロアミドエチルジエチルアミン、ステアロアミドエチルジメチルアミン、パルミトアミドプロピルジメチルアミン、パルミトアミドプロピルジエチルアミン、パルミトアミドエチルジエチルアミン、パルミトアミドエチルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジエチルアミン、アラキドアミドエチルジエチルアミン、アラキドアミドエチルジメチルアミンおよびこれらの混合物が挙げられる。より好ましくは、ステアロアミドプロピルジメチルアミン、ステアロアミドエチルジエチルアミン、およびこれらの混合物が挙げられる。
好ましいアミドアミンは、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、L−グルタミン酸塩酸塩、酒石酸およびこれらの混合物からなる群から選択された酸、特に好ましくはL−グルタミン酸、乳酸、塩酸およびこれらの混合物により、部分的に四級化されたものである。アミドアミンと酸とのモル比は、好ましくは1:0.3〜1:1、より好ましくは1:0.5〜1:0.9である。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、直鎖状または分岐状の脂肪族(C8〜C18)第一または第二アルコールまたはフェノールと、アルキレンオキシド(通常はエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド)との縮合物であり、一般的に3〜50個のエチレンオキシド基を有しているものが挙げられる。例えば、ノイゲンET−102(ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:5)、第一工業製薬(株)製)、ノイゲンYX−400(ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:40)、第一工業製薬(株)製)などが市販品として挙げられる。
両性界面活性剤および/または半極性界面活性剤としては、化粧品基剤などに通常用いられるものがすべて適用されるが、特に、下記一般式[化8]〜[化12]で表される化合物からなる群より選ばれる1種または2種以上が好ましく用いられる。
すなわち、
Figure 2007169225
で表されるアミドベタイン型両性界面活性剤。
Figure 2007169225
で表されるアミドスルホベタイン型両性界面活性剤。
Figure 2007169225
で表されるベタイン型両性界面活性剤。
Figure 2007169225
で表されるスルホベタイン型両性界面活性剤。
Figure 2007169225
で表されるイミダゾリニウム型両性界面活性剤。
なお、上記一般式[化8]〜[化12]中、R20は炭素原子数9〜21のアルキル基またはアルケニル基を表し、上記炭素原子数は、より好ましくは1〜17であり、最も好ましくは11〜13である。炭素原子数が9未満では、親水性が強すぎるため複合体を形成しにくく、一方炭素原子数が21を超えると、水への溶解性が悪くなり、複合体を形成しにくい。R21は、それぞれ独立に炭素原子数10〜18のアルキル基またはアルケニル基を表し、tは2〜4の整数を、uは0〜3の整数を表し、vは1または2の整数を表す。
ここで、一般式[化8]で表されるアミドベタイン型両性界面活性剤としては、例えばヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられ、「レボン2000」(三洋化成(株)製)、「アノンBDF」(日本油脂(株)製)などが市販品として例示される。一般式[化9]で表されるアミドスルホベタイン型両性界面活性剤としては、「ロンザイン−CS」(ロンザ(株)製)、「ミラタインCBS」(ミラノール(株)製)などが市販品として例示される。一般式[化10]で表されるベタイン型両性界面活性剤としては、例えばラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられ、「アノンBL」(日本油脂(株)製)、「デハイントンAB−30」(ヘンケル(株)製)などが市販品として例示される。一般式[化11]で表されるスルホベタイン型両性界面活性剤としては、「ロンザイン−12CS」(ロンザ(株)製)などが市販品として例示される。さらに、一般式[化12]で表されるイミダゾリニウム型両性界面活性剤としては、例えば2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウムなどが挙げられ、「オバゾリン662−N」(東邦化学(株)製)、「アノンGLM」(日本油脂(株)製)などが市販品として例示される。これらの中でも、特にヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが望ましい。
半極性界面活性剤としては、化粧品基剤などに通常用いられるものがすべて適用されるが、下記一般式[化13]で表される第三級アミンオキシド型半極性界面活性剤が最も好適に用いられる。
Figure 2007169225
式中、R21は炭素原子数10〜18のアルキル基またはアルケニル基を表す。
上記一般式[化13]で表される第三級アミンオキシド型半極性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドなどが挙げられ、「ユニセーフA−LM」(日本油脂(株)製)、「マックアミンLAO」(Mclntyre(株)製)などが市販品として例示される。中でも、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドが望ましい。
本発明の実施形態の(A)シリコーンエマルジョンにおいて、(b)成分の界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル油脂肪酸アミドプロピルベタインなどから選ばれる1種または2種以上のものを使用することが望ましい。
(b)成分である界面活性剤の配合割合は、(A)シリコーンエマルジョン全体に対して0.5〜50重量%、より好ましくは1〜20重量%とする。0.5重量%未満では、エマルジョンの安定性が低下して分離することがあり、反対に50重量%を超えると、エマルジョンが増粘して流動性が悪くなる場合がある。
(c)成分である水は、(a)シリコーン成分を分散させ乳化させる媒体である。(c)水の配合量は、(A)シリコーンエマルジョン中の(a1)成分および(a2)成分の濃度がいずれも5〜80重量%、より好ましくは10〜80重量%となるような量とする。
本発明の実施形態に使用される(B)成分の脂肪酸石けんとしては、炭素数が10〜22の飽和または不飽和の直鎖状あるいは分岐鎖状脂肪酸石けんが好ましい。炭素数12〜18の脂肪酸石けんの使用がより好ましく、特に、炭素数12〜14の脂肪酸と炭素数16〜18の脂肪酸との比率が1/1〜10/1である脂肪酸石けんの使用が好ましい。好ましい脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などが挙げられる。
(B)成分である脂肪酸石けんを調製するにあたって、脂肪酸の中和に用いられるカチオンとしては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属イオン、マグネシウムなどのアルカリ土類金属イオン、トリエタノールアミン、アンモニアなどが挙げられるが、カリウムイオンまたはトリエタノールアミンがより好ましい。本発明の実施形態において、これらの脂肪酸石けんは、単独で使用しても2種以上を混合して用いてもよい。また、本発明の洗浄剤に配合する前に脂肪酸石けんを調製してもよいが、脂肪酸とアルカリの両者を洗浄剤組成物に配合し、組成物中で反応させて脂肪酸石けんとしてもよい。
本発明の実施形態において、(C)成分であるカチオンコンディショニング剤は、カチオン性界面活性剤、カチオンポリマー、およびこれらの混合物からなる群から選択される。これらの(C)カチオンコンディショニング剤は、皮膚用液体洗浄剤中に0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜8重量%、より好ましくは0.1〜3重量%の割合で含有される。
カチオン性界面活性剤としては、前記した(A)シリコーンエマルジョンの配合成分である(b)界面活性剤の説明において、カチオン性界面活性剤として例示したものと同様なものを使用することができる。
次に、(C)成分であるカチオンコンディショニング剤として有用なカチオンポリマーについて記載する。なお、「ポリマー」なる用語は、1種類のモノマーの重合によって製造される物質、および2種以上のモノマーによって製造される物質を包含するものとする。
カチオンポリマーは、水溶性カチオンポリマーであることが好ましい。「水溶性」カチオンポリマーとは、水に十分に可溶性であり、25℃の水(蒸留水または同等の水)に0.1%の濃度で肉眼で見て実質的に透明な溶液を形成するポリマーを意味する。好ましいカチオンポリマーは、十分に可溶性であり、0.5%の濃度でさらに好ましくは1.0%の濃度で実質的に透明な溶液を形成する。
また、実施形態のカチオンポリマーは、少なくとも5,000、典型的には少なくとも10,000でありかつ10,000.000未満の平均分子量を有する。好ましい平均分子量は、100,000〜2,000,000である。そして、第四級アンモニウム部分および/またはカチオンアミノ部分のようなカチオン窒素含有部分を有する。
カチオン電荷密度は、好ましくは0.1meq/g以上、より好ましくは0.5meq/g以上、さらに好ましくは1.1meq/g、よりいっそう好ましくは1.2meq/g以上である。カチオンポリマーのカチオン電荷密度は、ケルダール法により測定することができる。アミノ含有ポリマーの電荷密度はpHおよびアミノ基の等電点により変化するので、電荷密度は所望の用途のpHで前記範囲内に設定される。
水溶解度の基準が満たされる限り、カチオンポリマーに対していかなるアニオン対イオンも利用することができる。好適な対イオンとしては、ハライド(例えばCl、Br、IまたはF化物、好ましくはCl、BrまたはI化物)、サルフェートおよびメチルサルフェートが挙げられるが、他のものを使用することもできる。
カチオン窒素含有部分は、カチオンポリマーの全モノマー単位に置換基として存在する。したがって、このカチオンポリマーは、第四級アンモニウムまたはカチオンアミン置換モノマー単位、およびスペーサモノマー単位と呼称される他の非カチオン単位のコポリーまたポリマーなどを含んでいる。このようなポリマーは当該技術分野で既に公知であり、国際化粧品成分辞典、第3版、1982年などに記載されている。
好適なカチオンポリマーとしては、アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキルアクリルアミドおよびジアルキルアクリルアミド、アルキルメタクリルアミドおよびジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、ビニルカプロラクトン、ならびにビニルピロリドンのような水溶性スペーサモノマー、カチオンアミンまたは四級アンモニウム官能基を有するビニルモノマーとのコポリマーが挙げられる。
アルキル置換モノマーおよびジアルキル置換モノマーは、好ましくは炭素数1〜7のアルキル基、より好ましくは炭素数1〜3のアルキル基を有する。他の好適なスペーサモノマーとしては、ビニルエステル、ポリ酢酸ビニルの加水分解により得られるビニルアルコール、無水マレイン酸、プロピレングリコールおよびエチレングリコールなどがある。
前記カチオンアミンは、第一級、第二級または第三級アミンであることができる。第二級および第三級アミンが好ましく、特に第三級アミンが好ましい。
アミン置換ビニルモノマーをアミン形態で重合させることができ、その後任意に四級化反応によりアンモニウムに変換することができる。ポリマーが形成された後に、アミンを同様にして四級化することもできる。例えば、第三級アミン官能基を、式RXの塩と反応させることによって四級化することができる。ここで、Rは短鎖アルキル基、好ましくは炭素数1〜7のアルキル基、より好ましくは炭素数1〜3のアルキル基、Xは四級化アンモニウムと水溶性の塩を形成するアニオンである。
好適なカチオンアミノモノマーおよび第四級アンモニウムモノマーとしては、例えばジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアルキルメタクリレート、トリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム塩、トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル第四級アンモニウム塩で置換されたビニル化合物、およびピリジニウム、イミダゾリウムといった環状カチオン窒素含有環を有するビニル第四級アンモニウムモノマーおよび四級化ピロリドン、例えば、アルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、アルキルビニルピロリドン塩が挙げられる。
これらのモノマーのアルキル部分は、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基、より好ましくは炭素数1または2のアルキル基のような低級アルキル基である。好適なアミン置換ビニルモノマーとしては、ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、およびジアルキルアミノアルキルメタクリルアミドが挙げられる。ここでアルキル基は、好ましくは炭素数1〜7のヒドロカルビル基、より好ましくは炭素数1〜3のアルキル基である。
このカチオンポリマーは、アミンおよび/または第四級アンモニウム置換モノマーおよび/または相溶性スペーサモノマーから誘導されるモノマー単位の混合物を含むことができる。
好適なカチオンポリマーとしては、例えば、1−ビニル−2−ピロリドンおよび1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば塩化物)のコポリマー(「CTFA」ではポリクアテリウム−16と呼ばれる)、BASFワイアンドット(BASF Wyandotte Corp.、米国ニュージャージー州、パルシパニー)社より市販されている商品名ルビクアット(LUVIQUAT)(例えば、ルビクアット FC 370);1−ビニル−2−ピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「CTFA」ではポリクアテリウム−11と呼ばれる)、ガフコーポレーション(Gaf Corporation、米国、ニュージャージー州、ウェイン)社より市販されている商品名ガフクアット(GAFQUAT)(例えばガフクアット755N);ジメチルジアリルアンモニウム塩化物ホモポリマーおよびアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウム塩化物コポリマーを含むカチオンジアリル第四級アンモニウム含有ポリマー、(「CTFA」業界ではポリクアテルニウム6およびポリクアテルニウム7と呼ばれる);米国特許第4,009,256号に記載の3〜5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモポリマーおよびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩が挙げられる。
使用できる他のカチオンポリマーとしては、多糖ポリマー、例えばカチオンセルロース誘導体およびカチオンデンプン誘導体が挙げられる。好適なカチオン多糖ポリマーとしては、次の式を有するものが挙げられる。
Figure 2007169225
式中、Aはデンプン無水グルコース残基またはセルロース無水グルコース残基などの無水グルコース残基であり、Rは、アルキレンオキシアルキレン基、ポリオキシアルキレン基、またはヒドロキシアルキレン基またはこれらの組み合わせである。R22、R23およびR24は、それぞれ独立してアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、アルコキシアルキル基、またはアルコキシアリール基から選択され、それぞれの基は18個以下の炭素を含有し、各カチオン部分の炭素総数(すなわちR22、R23およびR24の炭素数の合計)は好ましくは20以下である。Xは前述のようなアニオン対イオンである。
カチオンセルロースは、アメルコール社(Amerchol Corp.、米国、ニュージャージー州、エディソン)から商品名ポリマーJRおよびLRシリーズで、ヒドロキシエチルセルロースとトリメチルアンモニウム置換エポキシドを反応させた塩として市販されており、「CTFA」業界ではポリクオタニウム10と呼ばれている。他の型のカチオンセルロースとしては、ヒドロキシエチルセルロースとラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドを反応させたポリマー第四級アンモニウム塩、「CTFA」業界ではポリクオタニウム24と呼ばれるものが挙げられる。これらの物質は、前記アメルコール社から商品名ポリマーLM−200として市販されている。
他のカチオンポリマーとしては、グアーヒドロキシプロピル塩化トリモニウム(ケラネ−ゼ社(Celanese Corp.)から市販されている商品名ジャガーR(JaguarR)シリーズ)のようなカチオングアーゴム誘導体が挙げられる。また、第四級窒素含有セルロースエーテル(例えば米国特許3,962,418に記載されているもの)、およびエーテル化セルロースおよびデンプン(例えば米国特許3,958,581に記載されているもの)が挙げられる。
本発明の実施形態において(D)成分である水は、(A)シリコーンエマルジョンと(B)脂肪酸石けんおよび(C)カチオンコンディショニング剤の分散媒として用いられる。(D)水の配合により、均一な皮膚用液体洗浄剤を得ることができる。
本発明の実施形態においては、これら(A)〜(D)の各成分を常法にしたがって混合することにより、液状の洗浄剤組成物を調製することができる。組成物中には、必要に応じて、化粧料で一般的に用いられる界面活性剤を配合することができ、さらに粘度調整剤、防腐剤、消毒剤、香料、色素などの任意成分を添加することができる。組成物の形態としては、乳液状が好ましく、皮膚用の洗浄剤、特に手、顔または全身用洗浄剤として使用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例において、「部」は「重量部」を、「%」は「重量%」をそれぞれ表す。
[(A)シリコーンエマルジョンの調製]
(調製例1)
25℃における粘度が500Pa・sのジメチコン40部と、25℃における粘度が0.005Pa・sのジメチコン20部を、70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24.5部とサリチル酸0.5部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−1)を得た。
このエマルジョン(E−1)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が1.8μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
(調製例2)
25℃における粘度が1000Pa・sのジメチコノール40部と、25℃における粘度が0.1Pa・sのジメチコノール20部を、70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24.5部とサリチル酸0.5部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−2)を得た。
このエマルジョン(E−2)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が2.1μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
(調製例3)
25℃における粘度が500Pa・sのジメチコン45部と、25℃における粘度が0.003Pa・sのヘプタメチルオクチルトリシロキサン(カプリリルメチコン)15部を、70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24.5部とサリチル酸0.5部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−3)を得た。
このエマルジョン(E−3)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が1.6μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
(調製例4)
25℃における粘度が500Pa・sのジメチコン38部と、25℃における粘度が0.2Pa・sのジメチコン16部、およびカプリリルメチコン6部を、70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24.5部とサリチル酸0.5部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−4)を得た。
このエマルジョン(E−4)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が1.4μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
(調製例5)
25℃における粘度が500Pa・sのジメチコン38部と、25℃における粘度が0.2Pa・sのジメチコン16部、および25℃における粘度が1Pa・sでアミノ基含有量が0.9%であるN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基含有ポリジメチルシロキサン(アモジメチコン)6部を、70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24部とサリチル酸1部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−5)を得た。
このエマルジョン(E−5)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が0.9μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
(調製例6)
25℃における粘度が100Pa・sのジメチコン60部を70℃で均一に混合した後、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル4.0部とポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル4.0部を加えてさらに70℃で撹拌を1時間続け、系を均一にした。次いで、これに水7.0部を加え、3時間撹拌して転相させ、透明なグリース状とした。その後、水24.5部とサリチル酸0.5部を加えて1時間撹拌し、シリコーン分60%の均一なO/W型エマルジョン(E−6)を得た。
このエマルジョン(E−6)の粒子径を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用い、屈折率を1.45に設定して測定したところ、平均粒子径が2.1μmであった。このエマルジョンを50℃で1ヶ月間静置したところ、目視によるエマルジョンの分離は見られなかった。
た。
実施例1〜3,比較例1〜4
調製例1〜6で得られたシリコーンエマルジョン(E−1)〜(E−4)並びにシリコーンオイル(s−1)および(s−2)をそれぞれ使用し、表1に示す組成(重量%)でボディーソープを調製した。次いで、こうして調製されたボディーソープについて、10名のパネリストに、洗浄中の「泡立ち」、「しっとり感」および「すべすべ感」と、洗浄後の「しっとり感」および「すべすべ感」を、それぞれ下記の基準で5段階の点数付けを行ってもらい、その平均値を算出した。これらの評価結果を表1に示す。
なお、シリコーンオイル(s−1)および(s−2)としては、以下に示すものをそれぞれ使用した。
s−1:粘度(25℃)が0.5Pa・sのポリジメチルシロキサン(当社製TSF451−500A)
s−2:アミノ変性シリコーンオイル(当社製TSF4703)
[評価基準]
(泡立ち)
5:良い⇔1:悪い
(しっとり感)
5:有り⇔1:無し
(すべすべ感)
5:すべり心地よい⇔1:滑らず悪い
Figure 2007169225
表1から明らかなように、実施例1〜5で得られたボディーソープは、泡立ちが良好で洗浄時および乾燥後のしっとり感、すべすべ感に極めて優れている。
本発明の皮膚用液体洗浄剤は、泡立ちが良く使用感に優れているうえに、洗浄時および乾燥後のしっとり感、すべすべ感に極めて優れているので、ボディーソープ、ボディーシャンプーのような全身用洗浄剤、手のひら洗浄用のハンドソープ、洗顔料などに好適する。

Claims (7)

  1. (A)平均粒子径が0.5〜20μmであるシリコーンエマルジョン0.1〜15重量%と、
    (B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、
    (C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%、および
    (D)水をそれぞれ含有する液体洗浄剤であり、
    前記(A)シリコーンエマルジョンが、
    (a)(a1)25℃における粘度が10〜5,000Pa・sである直鎖状ポリオルガノシロキサン5〜80重量%と、(a2)25℃における粘度が0.001〜5Pa・sであるポリオルガノシロキサン5〜80重量%とを含むシリコーン成分と、
    (b)界面活性剤0.5〜50重量%と、
    (c)水をそれぞれ含有することを特徴とする皮膚用液体洗浄剤。
  2. 前記(A)成分であるシリコーンエマルジョンが、機械乳化エマルジョンであることを特徴とする請求項1記載の皮膚用液体洗浄剤。
  3. 前記(a1)成分である直鎖状ポリオルガノシロキサンが、両末端トリメチルシリル基含有ポリジメチルシロキサン(ジメチコン)および両末端ジメチルヒドロキシシリル基含有ポリジメチルシロキサン(ジメチコノール)から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1または2記載の皮膚用液体洗浄剤。
  4. 前記(a2)成分であるポリオルガノシロキサンが、両末端トリメチルシリル基含有ポリジメチルシロキサン(ジメチコン)、両末端ジメチルヒドロキシシリル基含有ポリジメチルシロキサン(ジメチコノール)、およびアルキル変性ポリオルガノシロキサンから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の皮膚用液体洗浄剤。
  5. 前記(a1)成分である直鎖状ポリオルガノシロキサンと、前記(a2)成分であるポリオルガノシロキサンとの配合比が、重量比で1:10〜10:1であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の皮膚用液体洗浄剤。
  6. 前記(a2)成分であるポリオルガノシロキサンが、3−アルキルへプタメチルトリシロキサンを含有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の皮膚用液体洗浄剤。
  7. 前記(a)シリコーン成分が、25℃における粘度が0.5〜100Pa・sでアミノ基含有量が0.05〜2.0重量%であるN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基含有ポリジメチルシロキサン(アモジメチコン)を、前記(a1)成分および(a2)成分の合計量に対して2〜50重量%の割合で含有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の皮膚用液体洗浄剤。
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