JP2009525998A - 毛髪コンディショニング組成物 - Google Patents

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Abstract

a)疎水性コンディショニングオイル;およびb)フルクトース単位を含む疎水性多糖類を含む毛髪トリートメント組成物。

Description

本発明は、毛髪に適用されるコンディショニング組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、組成物から毛髪上へのコンディショニングオイルの付着の改良および標的化に関する。
多くの場合において、毛髪の脱色は、毛髪の状態を著しく破壊する。これは、毛髪にハイライトを入れ/縞を入れる場合に、毛髪の同じ頭において、強力なコンディショニングが必要な脱色された毛髪の部分と、コンディショニングのレベルがあまり強力であってはならない非脱色の毛髪の部分とが存在するので、問題となり得る。
コンディショニングを改良する1つの方法は、毛髪をコンディショニングするために知られている材料の付着を増大させることである。カチオン性ポリマーの使用は、付着を増大させる1つのこのような方法であり、米国特許第3,753,916号は、付着助剤としてのカチオン性ポリマーの使用を開示している。
本発明は、毛髪のコンディショニングの改良方法に関する。本発明は、コンディショニングオイルが、非脱色の毛髪よりも脱色された毛髪により直接に付着するので、脱色された毛髪に特に有用である。この技術の1つの利点は、そのような強力なコンディショニングを必要としていない毛髪に逆に悪影響を与えずに、必要なところ(すなわち、ハイライトを入れた毛髪の上に)にコンディショナーを送達することができることである。
本発明は、
a)疎水性コンディショニングオイル;および
b)フルクトース単位を含む疎水性多糖類
を含む毛髪トリートメント組成物に関する。
本発明のさらなる態様は、毛髪に前記の組成物を適用する工程を含む毛髪のコンディショニング方法である。
また、本発明は、毛髪のクリーニングおよびコンディショニングのための前記の水性組成物の使用に関する。
また、疎水性コンディショニングオイルおよび疎水性多糖類が、組成物に加えられる前に、前もって混合されて水性乳化物を形成する、前記の毛髪トリートメント組成物の製造方法も記述される。
疎水性多糖類
本発明は、フルクトース単位を含む疎水性多糖類を含む。
疎水性多糖類は、直鎖多糖類である場合が好ましい。好適な多糖類は、グラフトコポリマーであり、ポリマーが、10から22個の炭素原子を有するアルキル鎖を含む場合が特に好ましい。
好ましくは、疎水性多糖類は、分子量20,000g/mol未満、さらに好ましくは、600g/molから10,000g/mol、最も好ましくは、2,000から6,000g/molを有する。
本発明に関して使用に好適なポリマーは、Langmuir 2003年、19巻、10463−10467頁に記載されている。
特に好ましい疎水性多糖類は、例えばOraftiからのInutec SP1などのイヌリンラウリルカルバメート(ラウラミドイルイヌリン)である。
好ましくは、疎水性多糖類のレベルは、組成物全体の0.01から10重量%、さらに好ましくは、組成物全体の0.1から5重量%である。
疎水性コンディショニングオイル
本発明による組成物は、水不溶性の疎水性コンディショニングオイルを含む。これは、非シリコーン疎水性オイルもあり得るが、さらに好ましくは、シリコーンコンディショニング剤であり得る。水不溶性とは、材料が、25℃の水についての0.1重量%以下の水中溶解度を有することを意味する。好ましくは、コンディショニング剤は、非揮発性であり、25℃で1000Pa未満の蒸気圧を有することを意味する。コンディショニングオイルは、不連続の乳化液滴として組成物中に存在する。
本発明のシャンプーまたはシャワーゲル組成物における使用のための乳化疎水性コンディショニングオイルは、好適には、4マイクロメートル以下、好ましくは2マイクロメートル、さらに好ましくは1マイクロメートル以下の、組成物中の平均液滴直径(D3,2)を有する。
3,2平均直径を測定する好適な方法は、例えばMalvern Mastersizerなどの装置を使用するレーザー光散乱によるものである。
好適なシリコーンは、ポリジ有機シロキサン、特にジメチコーンのCTFA名称を有するポリジメチルシロキサンである。また、ジメチコノールのCTFA名称を有する、末端ヒドロキシル基含有ポリジメチルシロキサンも本発明の組成物(特にシャンプーおよびコンディショナー)における使用に好適である。また、例えばWO96/31188に記載されているような、わずかな程度の架橋を有するシリコーンガムも本発明の組成物における使用に好適である。
シリコーン自体(乳化物または最終の毛髪コンディショニング組成物ではなく)の粘度は、典型的には25℃で350から200,000,000mm/秒である。好ましくは、粘度は、25℃で少なくとも5,000mm/秒であり、さらに好ましくは、少なくとも10,000mm/秒である。好ましくは、この粘度は、20,000,000mm/秒、さらに好ましくは、10,000,000mm/秒、最も好ましくは5,000,000mm/秒を超えない。
シリコーンの粘度は、Dow Corning社試験方法CTM004(1970年7月20日)において始められたようにガラス毛細管粘度計を使用して25℃で測定され得る。粘度は、シリコーンの供給者によって、測定されたもの、または分子量から推測されたものが一般に提供される。
いくつかの場合においては、シリコーンオイルは、官能基化シリコーンをまた含む。好適な官能基化シリコーンは、アミノ−、カルボキシ−、ベタイン−、四級アンモニウム、炭水化物−、ヒドロキシ−、およびアルコキシ−置換シリコーンを含む。好ましくは、官能基化シリコーンは、多数の置換を含む。
疑義を避けるために、ヒドロキシル−置換シリコーンについては、ヒドロキシ末端基を単に有するポリジメチルシロキサン(これは、CTFA名称ジメチコノールを有する。)は、本発明の定義の中の官能基化シリコーンとはみなされない。しかし、ポリマー鎖に沿ってヒドロキシル置換を有するポリジメチルシロキサンは、官能基化シリコーンとみなされる。
本発明の組成物において含有されるための官能基化シリコーンの1つのクラスは、アミノ官能性シリコーンである。「アミノ官能性シリコーン」とは、少なくとも1つの第一級、第二級もしくは第三級アミン基、または第四級アンモニウム基を含むシリコーンを意味する。好適なアミノ官能性シリコーンの例は、CTFA名称「アモジメチコーン」を有するポリシロキサンを含む。
本発明における使用に好適なアミノ官能性シリコーンの具体的な例は、アミノシリコーンオイル DC2−8220、DC2−8166、DC2−8466およびDC2−8950−114(全てDow Corningから)およびGE 1149−75(General Electric Siliconesから)である。好適な第四級シリコーンポリマーは、EP−A−0 530 974に記載されている。好ましい第四級シリコーンポリマーは、GoldschmidtからのK3474である。
疎水性コンディショニングオイルにおける一成分としての使用するための別の好ましい官能性シリコーンは、アルコキシ置換シリコーンである。このような分子は、シリコーンコポリオールとして知られ、シリコーンポリマーの骨格に、場合によりアルキル結合基を通して結合された1つまたは複数のポリエチレンオキシドまたはポリプロピレンオキシド基を有する。
好適なシリコーンコポリオールは、10以下、好ましくは7以下、さらに好ましくは、4以下のHLBを有する。好適なシリコーンコポリオール材料は、Dow Corningから入手し得る、ラウリルPEG/PPG−18/18メチコーン(INCI名称)として知られているDC5200である。
親水性/親油性バランス、すなわちHLBは、表面活性分子および乳化剤を特徴付けるために当業者によって使用される、よく知られたパラメートルである。HLBの実験的な定量のための好適な方法は、Griffin W.C.、Journal of the Society of Cosmetic Chemists、第1巻、311頁(1949年)にある。商業的に入手し得るシリコーンコポリオールは、Dow CorningによってこれらのHLBの値と共に供給される。
シリコーンの組合せも使用され得る。
シリコーンの合計量は、組成物全体の0.01から10重量%、さらに好ましくは、0.1から5重量%、最も好ましくは、0.5から3重量%である。
シリコーンは、液体として組成物に加えられ、次いで乳化され得るが、好ましくは、前もって形成された乳化物として加えられる。さらに好ましくは、シリコーン乳化物は、製品の残部に加える前に、例えばInutec SPIのような疎水性多糖類をさらに含む。
非シリコーン疎水性コンディショニングオイル
本発明の組成物は、分散された非揮発性の水不溶性油状の非シリコーンコンディショニング剤を含むことができる。
好適な油状ないし脂状物質は、炭化水素油、脂肪族エステルおよびこれらの混合物から選択される。
直鎖状炭化水素油は、好ましくは約12個から約30個の炭素原子を含む。また、好ましくは、約12から約42個の炭素原子を含む分枝鎖炭化水素油も好適である。また、例えばC2−C6のアルケニルモノマーなどのアルケニルモノマーのポリマー炭化水素も好適である。
好適な炭化水素油の具体的な例は、パラフィン油、鉱油、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカンおよびこれらの混合物を含む。これらの化合物の分枝鎖異性体およびさらに長鎖の炭化水素も使用することができる。別の好適な物質は、ポリイソブチレンである。
好適な脂肪族エステルは、少なくとも10個の炭素原子を有することで特徴付けられ、脂肪酸またはアルコールから誘導されるヒドロカルビル鎖を有するエステルを含む。モノカルボン酸エステルは、式:R’COOR(式中、R’およびRは、独立してアルキルまたはアルケニル基を示し、R’およびR中の炭素原子の合計は、少なくとも10個、好ましくは、少なくとも20個である。)のアルコールおよび/または酸のエステルを含む。また、カルボン酸のジ−およびトリアルキルならびにアルケニルエステルも使用され得る。
特に好ましい脂肪酸エステルは、モノ−、ジ−およびトリ−グリセリド、さらに特別には、グリセロールと例えばC1−C22のカルボン酸などの長鎖カルボン酸とのモノ−、ジ−およびトリ−エステルである。好ましい物質は、カカオ脂、パームステアリン、ひまわり油、大豆油およびヤシ油を含む。
好ましくは、コンディショニング油自体(乳化物または最終の毛髪コンディショニング組成物ではなく)の粘度は、25℃で350から10,000,000mm/秒である。さらに好ましくは、前記粘度は、25℃で少なくとも5,000mm/秒、最も好ましくは、少なくとも10,000mm/秒である。好ましくは、前記粘度は、500,000mm/秒を超えない。
油状ないし脂状物質は、好適には組成物の0.05から20重量%、好ましくは0.2から10重量%、さらに好ましくは約0.5から5重量%のレベルで存在する。
水性コンディショニング組成物
本発明の組成物は、好ましくはリンスオフおよび/または水性である。水性コンディショニング組成物は、この主成分として、水または水溶液またはリオトロピック液晶相を有する組成物を意味する。好適には、組成物は、水50から98重量%、好ましくは、60から90重量%を含む。本発明の特に好ましい具現化は、毛髪シャンプーおよび/または毛髪コンディショナーである。毛髪シャンプーは、クレンジング界面活性剤を含み、さらにカチオン性付着ポリマー、懸濁剤および補助剤をさらに含み得る。毛髪コンディショナーは、コンディショニング界面活性剤を含む。
クレンジング界面活性剤
本発明によるシャンプー組成物は、化粧用に許容され、毛髪への局所適用のために好適である1つまたは複数のクレンジング界面活性剤を含む。水不溶性油状成分のための乳化剤によってクレンジング目的のために必ずしも十分な界面活性剤が供給されないならば、さらなる界面活性剤が追加成分として存在し得る。本発明のシャンプー組成物は、クレンジングの利益を与えるために、少なくとも1つのさらなる界面活性剤(水不溶性油状成分のための乳化剤として使用されるものに加えて)を含むことが好ましい。
単独または組合せで使用され得る好適なクレンジング界面活性剤は、アニオン性、両性および双性イオン性界面活性剤およびこれらの混合物であり得る。クレンジング界面活性剤は、乳化剤と同じ界面活性剤でもよく、または異なっていてもよい。
アニオン性クレンジング界面活性剤
本発明によるシャンプー組成物は、化粧用に許容され、毛髪への局所適用に好適である1つまたは複数のアニオン性クレンジング界面活性剤を典型的に含む。
好適なアニオン性クレンジング界面活性剤の例は、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルカリールスルホネート、アルカノイルイセチオネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシネート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレートおよびアルファ−オレフィンスルホネートであり、特にこれらのナトリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩ならびにモノ−、ジ−およびトリエタノールアミン塩である。アルキルおよびアシル基は、一般に8個から18個までの炭素原子を含み、不飽和でもよい。アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルホスフェートおよびアルキルエーテルカルボキシレートは1分子当たり1から10個のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド単位を含むことができる。
本発明のシャンプー組成物における使用のための典型的なアニオン性クレンジング界面活性剤は、ナトリウムオレイルスクシネート、アンモニウムラウリルスルホスクシネート、アンモニウムラウリルスルフェート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、トリエタノールアミンドデシルベンゼンスルホネート、ナトリウムココイルイセチオネート、ナトリウムラウリルイセチオネートおよびナトリウムN−ラウリルサルコシネートを含む。最も好ましいアニオン性界面活性剤は、ナトリウムラウリルスルフェート、ナトリウムラウリルエーテルスルフェート(n)EO(ここで、nは1から3である。)、アンモニウムラウリルスルフェートおよびアンモニウムラウリルエーテルスルフェート(n)EO(ここで、nは1から3である。)である。
また、前記のいずれかのアニオン性クレンジング界面活性剤の混合物も好適であり得る。
本発明のシャンプー組成物におけるアニオン性クレンジング界面活性剤の合計量は、一般には、通常で、組成物の0.5から45重量%、好ましくは1.5から35重量%、さらに好ましくは5から20重量%である。
共界面活性剤
組成物に対して、審美的、物理的またはクレンジング特性を付与するのを援助するために、組成物は共界面活性剤を含むことができる。
好ましい例は、両性または双イオン性界面活性剤であり、これらは0から約8重量%、好ましくは1から4重量%の範囲の量で含有させることができる。
両性および双イオン性界面活性剤の例は、アルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアンホプロピオネート、アルキルアンホグリシネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレートおよびアシルグルタメートであり、これらのアルキル基およびアシル基は、8から19個までの炭素原子を有する。本発明のシャンプーに使用するための典型的な両性および双イオン性の界面活性剤は、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタインであり、好ましくはラウリルベタイン、コカミドプロピルベタインおよびナトリウムコカムホプロピオネートである。
別の好ましい共界面活性剤は、非イオン性界面活性剤であり、これを組成物の0から8重量%まで、好ましくは2から5重量%までの範囲の量で含有させることができる。例えば、本発明のシャンプー組成物に含有させ得る代表的な非イオン性界面活性剤は、脂肪族(C−C18)の第一級または第二級の直鎖または分枝のアルコールまたはフェノールと、アルキレンオキシド、通常はエチレンオキシドとの縮合物であり、一般的に6から30個のエチレンオキシド基を有している。
他の代表的なノニオン性界面活性剤は、モノ−またはジ−アルキルアルカノールアミドを含む。これらの例は、ココモノ−またはジ−エタノールアミドおよびココモノ−イソプロパノールアミドを含む。
本発明のシャンプー組成物に含有させることができるさらなる非イオン性界面活性剤は、アルキルポリグリコシド(APG)である。典型的なAPGは、1つまたは複数のグリコシル基のブロックに(場合によっては架橋基を介して)結合したアルキル基を含むAPGである。好ましいAPGは、次の式:
RO−(G)
(式中、Rは、分枝または直鎖のアルキル基であり、このアルキル基は、飽和でも、または不飽和でもよく、Gは、糖基である。)
によって定義される。
Rは、約Cから約C20の平均アルキル鎖長を表す。好ましくは、Rは、約Cから約C12の平均アルキル鎖長を表す。最も好ましくは、Rの値は、約9.5から約10.5の間にある。Gは、CまたはCの単糖類残基から選択され得、好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マンノースおよびこれらの誘導体を含む群から選択され得る。好ましくは、Gはグルコースである。
重合の程度、すなわちnは、約1から約10またはこれより多い値を有し得る。好ましくは、nの値は、約1.1から約2までにある。最も好ましくは、nの値は、約1.3から約1.5までにある。
本発明における使用に好適なアルキルポリグリコシドは、商業的に入手でき、例えばOramix NS10(Seppicから);Plantaren 1200およびPlantaren 2000(Henkelから)と確認されるこれらの物質を含む。
本発明の組成物に含有させることができる他の糖類誘導非イオン性界面活性剤は、例えばWO9206154およびUS5194639に記載されているC12−C18N−メチルグルカミドなどのC10−C18N−アルキル(C−C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド;および例えばC10−C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含む。
また、本発明による組成物は、場合により、組成物の0.01から10重量%、さらに好ましくは0.05から5重量%、最も好ましくは0.05から2重量%の範囲の量で含有される1つまたは複数のカチオン性共界面活性剤を含むことができる。
本発明の組成物における界面活性剤(いかなる共界面活性剤および/またはいかなる乳化剤をも含む)の合計量は、一般的に組成物の1から50重量%、好ましくは2から40重量%、さらに好ましくは10から25重量%である。
クレンジング界面活性剤の好ましい配合は、アンモニウムラウリルエーテルスルフェート、アンモニウムラウリルスルフェート、PEG5コカミドおよびコカミドMEA(CTFA名称)の組合せである。
カチオン性付着ポリマー
カチオン性ポリマーは、シャンプーのコンディショニング性能をさらに高めるために存在し得る。
カチオン性ポリマーは、ホモポリマーでもよく、または二種もしくはそれ以上のタイプのモノマーから形成されてもよい。ポリマーの分子量は、一般に5,000と10,000,000ダルトンの間であり、典型的には少なくとも10,000、好ましくは100,000から2,000,000ダルトンである。ポリマーは、例えば第四アンモニウム基またはプロトン化アミノ基またはそれらの混合物などのカチオン性窒素含有基を有する。
カチオン性窒素含有基は、一般にカチオン性ポリマーの全モノマー単位の一部分に置換基として存在する。したがって、ポリマーがホモポリマーでない場合、これは、スペーサーの非カチオン性モノマー単位を含有することができる。このようなポリマーはCTFA Cosmetic Ingredient Directory、第3版に記載されている。カチオン性モノマー単位対非カチオン性モノマー単位の割合は、必要な範囲内のカチオン性電荷密度を有しているポリマーを与えるように選択される。
好適なカチオン性付着ポリマーは、例えばカチオン性アミンまたは第四級アンモニウム官能基を有しているビニルモノマーと、例えば(メタ)アクリルアミド、アルキルおよびジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトンおよびビニルピロリジンなどの水溶性スペーサーモノマーとのコポリマーである。アルキルおよびジアルキル置換モノマーは、好ましくはC1−C7アルキル基、さらに好ましくはC1−3アルキル基を有している。他の好適なスペーサーは、ビニルエステル、ビニルアルコール、マレイン酸無水物、プロピレングリコールおよびエチレングリコールを含む。
カチオン性アミンは、組成物の特定の化学種およびpHに依存し、第一級、第二級または第三級アミンであり得る。一般的に、第二級アミンおよび第三級アミン、特に第三級アミンが好ましい。
アミン置換ビニルモノマーおよびアミンは、アミンの形で重合され、次いで第四級化によってアンモニウムに変換され得る。
カチオン性付着ポリマーは、アミン−および/または第四級アンモニウム−置換モノマーおよび/または適合性のあるスペーサーモノマーに由来する、モノマー単位の混合物を含み得る。
好適なカチオン性コンディショニングポリマーは、例えば:
−Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association、(CTFA)によって業界においてポリクオタニウム−16と呼ばれている1−ビニル−2−ピロリジンと1−ビニル−3−メチル−イミダゾリウム塩(例えば塩化物塩)とのコポリマー。この材料は、BASF Wyandotte Corp.(Parsippany、ニュージャージー州、米国)から商品名LUVIQUAT(例えばLUVIQUAT FC 370)で商業的に入手し得る;
−業界(CTFA)でポリクオタニウム−11と呼ばれている、1−ビニル−2−ピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー。この材料はGaf Corporation(Wayne、ニュージャージー州、米国)から商品名GAFQUAT(例えばGAFQUAT 755N)で商業的に入手し得る;
−カチオン性ジアリル第四級アンモニウム含有ポリマー、例えば、業界(CTFA)でそれぞれポリクオタニウム6およびポリクオタニウム7と呼ばれているジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー、およびアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー;
−3から5個までの炭素原子を有している不飽和カルボン酸のホモ−およびコ−ポリマーのアミノ−アルキルエステルの無機酸塩(例えば米国特許第4,009,256号に記載されたもの);
−カチオン性ポリアクリルアミド(例えばWO95/22311に記載されたもの)
を含む。
使用され得る他のカチオン性付着ポリマーとしては、カチオン性多糖類ポリマー、例えば、カチオン性セルロース誘導体、カチオン性デンプン誘導体およびカチオン性グアーガム誘導体などがある。好適には、このようなカチオン性多糖類ポリマーは、0.1から4meq/gの電荷密度を有する。
本発明の組成物において使用するための好適なカチオン性多糖類ポリマーは、式:
A−O−[R−N(R)(R)(R)X
(式中、Aは無水グルコース残基、例えばデンプンまたはセルロースの無水グルコース残基などを表す。Rは、アルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレンもしくはヒドロキシアルキレン基またはそれらの組合せである。R、RおよびRは独立して各々の基が約18個までの炭素原子を含んでいるアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキルまたはアルコキシアリール基を表す。各カチオン性部分の炭素原子の合計(すなわち、R、RおよびRの炭素原子の総和)は好ましくは約20個以下であり、Xはアニオン性対イオンある。
カチオン性セルロースは、業界(CTFA)においてポリクオタニウム10と呼ばれている、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩としてAmerchol Corp.(Edison、ニュージャージー州、米国)からPolymer JR(商標)およびLR(商標)シリーズのポリマーで入手し得る。別のタイプのカチオン性セルロースは、業界(CTFA)においてポリクオタニウム24と呼ばれている、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの高分子第四級アンモニウム塩である。これらの材料はAmerchol Corp.(Edison、ニュージャージー州、米国)から商品名Polymer LM−200で入手し得る。
他の好適なカチオン性セルロースは、Amerchol社からのWO2005/000903A1に記載されている、疎水性に変性されたカチオン性セルロース、すなわちINCIポリクオタニウム67である。好ましいPQ67は、Amerchol社から商品名SofCatで入手し得る。
他の好適なカチオン性多糖類ポリマーは、第四級窒素含有セルロースエーテル(例えば米国特許第3,962,418号に記載のもの);およびエーテル化セルロースとデンプンとのコポリマー(例えば米国特許第3,958,581号に記載のもの)がある。
使用され得る特に好適なタイプのカチオン性多糖ポリマーは、例えばグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Rhodiaから商標JAGUARシリーズで商業的に入手し得る。)などのカチオン性グアーガム誘導体である。
例としては、低置換度のカチオン基および高粘度を有しているJAGUAR C13S、中位の置換度および低粘度を有しているJAGUAR C15、JAGUAR C17(高置換度、高粘度)、低レベルの置換基およびカチオン性第四級アンモニウム基を含むヒドロキシプロピル化カチオン性グアー誘導体であるJAGUAR C16および低置換度を有する高い透明度、中程度の粘度のグアーであるJAGUAR162がある。
好ましくは、カチオン性コンディショニングポリマーは、カチオン性セルロースおよびカチオン性グアー誘導体から選択される。特に好ましいカチオン性ポリマーは、JAGUAR C13S、JAGUAR C15、JAGUAR C17およびJAGUAR C16およびJAGUAR C162である。
カチオン性コンディショニングポリマーは一般に、組成物の0.01から5重量%、好ましくは0.02から1重量%、さらに好ましくは0.04から0.5重量%のレベルで本発明の組成物中に存在する。
懸濁剤
場合により、本発明の組成物は、0.1から10重量%、好ましくは0.6から6重量%の懸濁剤をさらに含む。好適な懸濁剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エステルの架橋コポリマー、ヘテロ多糖類ガムおよび結晶性長鎖アシル誘導体から選択される。長鎖アシル誘導体は、望ましくは、エチレングリコールステアレート、16から22個の炭素原子を有する脂肪酸アルカノールアミドおよびこれらの混合物から選択される。エチレングリコールジステアレートおよびポリエチレングリコール3ジステアレートが、好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、Carbopol 420、Carbopol 488またはCarbopol 943として商業的に入手し得る。多官能性薬剤で架橋したアクリル酸のポリマーも使用することができ、これらは、Carbopol 910、Carbopol 934、Carbopol 940、Carbopol 941およびCarbopol 980として商業的に入手し得る。カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルの好適なコポリマーの例は、Carbopol 1342である。全てのCarbopol(商標)物質は、Goodrichから入手し得る。
好適なアクリル酸とアクリレートエステルの架橋ポリマーは、Pemulen TR1またはPemulen TR2である。好適なヘテロ多糖類ガムは、例えばKelzan muとして入手し得るキサンタンガムである。
補助剤
また、本発明の組成物は、毛髪ケアに好適な補助剤も含有することができる。一般にこのような成分は、独立して組成物全体の2重量%までのレベルで含まれる。
好適な毛髪ケア補助剤は、例えばアミノ酸および糖類などの天然毛根栄養分である。好適なアミノ酸は、アルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、セリンおよびバリンおよび/またはこれらの前駆体および誘導体を含む。アミノ酸は、単独で、混合物で、または例えばジ−およびトリペプチドなどのペプチドの形で加えられ得る。また、アミノ酸は、蛋白質加水分解物、例えばケラチンまたはコラーゲンの加水分解物などの形で加えられ得る。好適な糖類は、グルコース、デキストロースおよびフルクトースである。これらは、単独で、または例えば果実抽出物の形で加えられ得る。本発明の組成物中に含有させるための天然毛根栄養分の特に好ましい組合せは、イソロイシンとグルコースである。特に好ましいアミノ酸栄養分は、アルギニンである。別の好適な補助剤は、グリコール酸である。
使用の態様
本発明の組成物は、人間被験者の毛髪および/または頭皮への局所適用を意図するものであり、好ましくはリンスオフ組成物である。
次の限定されない実施例に言及しながら、本発明は、さらに説明される。
本発明の実施例は、数字によって例示され、比較例は、文字によって例示される。
疎水性化されたイヌリンを使用する脱色毛髪への改良されたシリコーン付着
Figure 2009525998
シリコーン乳化物、すなわちDow CorningからのDC−1786(乳化重合ルートによって調製され、トリエタノールアミンドデシルベンゼンで乳化されている平均液滴径約250nmを有する高粘度(1McS)ポリジメチルシロキサンポリマーの液滴を含む。)を、疎水性化イヌリン(OraftiからのInutec SP1)の10%水性懸濁液の同量と混合した。この混合物は以下、Silicone Emulsion 1Aと呼ぶ。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドを1%活性成分懸濁液として、カルボマーを4%活性成分水性懸濁液として調製した。次いで、適当な容器の中で蒸留水へ全ての成分(プレ−ミックス)を一緒に入れ、オーバーヘッドパドル攪拌機を使用して周囲の温度で混合することによって、シャンプー配合物を調製した。食塩は、加えられるべき最終の成分でなければならない。
実施例のものを人間の毛髪のヘアピースを洗浄するためにそれぞれ使用した。シャンプーの一定量を秤量し(洗浄される毛髪の1g当たりシャンプー0.1g)、毛髪に適用し、水の一定量を加え(毛髪1g当たり水1g)、次いで30秒間泡立て、30秒間すすぐことによって、洗浄を行った。洗浄された毛髪のヘアピースを乾燥させ、X線蛍光分光分析法によって付着したシリコーンを分析した。それぞれの試作品に関して、未使用のダークブラウンのヨーロッパ人の毛髪と、市販の毛髪脱色剤製品を使用して脱色した同じ供給源からの毛髪との両方についてこの試験を行った。それぞれの試験は、5回繰り返しヘアピースについて行った。平均シリコーン付着データ(未使用毛髪についての実施例1のシリコーン付着によって正規化された。)を、以下に見ることができる。
Figure 2009525998
本発明に従っている実施例1は、本発明に従わなかった比較実施例Aと比較して、脱色毛髪上の優れたシリコーン付着を示している。さらに未使用毛髪上のシリコーンの付着は、二つの試作品に関して同等であり、したがって実施例1は、脱色毛髪へのシリコーン付着の優れた標的化を発揮する。
疎水性化イヌリンを使用する脱色毛髪上への改良されたシリコーン付着−さらなる証拠
Figure 2009525998
1は、平均液滴径約250nmを有する高粘度(1McS)ポリジメチルシロキサンポリマーである。
Dow CorningからのDC−1786を、実施例2を与えるために疎水性化イヌリン(OraftiからのInutec SP1)、比較例Bを与えるために改変されていないイヌリン(OraftiからのInutec H25P)または比較例Cを与えるためにポロクサマー 217(BASFからのPluronic F77)のいずれかと共に加えることによってプレ乳化物を調製した。これらのプレ乳化物を前に記載したシャンプー配合物に加えた。
実施例2および比較例BおよびCのものを人間の毛髪のヘアピースを洗浄するためにそれぞれ使用した。シャンプーの一定量を秤量し(洗浄される毛髪の1g当たりシャンプー0.1g)、毛髪に適用し、水の一定量を加え(毛髪1g当たり水1g)、次いで30秒間泡立て、30秒間すすぐことによって、洗浄を行った。洗浄された毛髪のヘアピースを乾燥させ、X線蛍光分光分析法によって付着したシリコーンを分析した。それぞれの試作品に関して、未使用のダークブラウンのヨーロッパ人の毛髪と、市販の毛髪脱色剤製品を使用して脱色した同じ供給源からの毛髪との両方についてこの試験を行った。それぞれの試験は、5回繰り返しヘアピースについて行った。平均シリコーン付着のデータ(未使用毛髪についての実施例1のシリコーン付着によって正規化された。)を、以下に見ることができる。
Figure 2009525998
本発明に従っている実施例2は、本発明に従わなかった比較実施例BおよびCと比較して、脱色毛髪上の優れたシリコーン付着を示している。さらに実施例2は、比較実施例Bと比較して脱色毛髪へのシリコーン付着の実質的に優れた標的化を発揮し、比較実施例Cと比較して脱色毛髪へのシリコーン接着の方向的に優れた標的化を発揮した。
シャンプー配合物
Figure 2009525998
コンディショナー配合物
Figure 2009525998
(1)ヒドロキシエチルセルロース、Aqualonから

Claims (16)

  1. a)疎水性コンディショニングオイル;および
    b)フルクトース単位を含む疎水性多糖類
    を含む毛髪トリートメント組成物。
  2. 疎水性多糖類が直鎖多糖類である、請求項1に記載の毛髪トリートメント組成物。
  3. 疎水性多糖類が、10から22個の炭素原子を有するアルキル基をさらに含む、請求項1または2に記載の毛髪トリートメント組成物。
  4. 疎水性多糖類がイヌリンラウリルカルバメートである、請求項1から3のいずれかに記載の毛髪トリートメント組成物。
  5. 組成物全体中の疎水性多糖類のレベルが0.01から10重量%である、請求項1から4のいずれかに記載の毛髪トリートメント組成物。
  6. 疎水性コンディショニングオイルがシリコーンオイルである、請求項1から5のいずれかに記載の毛髪トリートメント組成物。
  7. リンスオフ製品として配合される、請求項1から6のいずれかに記載の毛髪トリートメント組成物。
  8. 水性系シャンプーである、請求項1から7のいずれかに記載の毛髪トリートメント組成物。
  9. アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤およびこれらの混合物からなる群から選択されるクレンジング界面活性剤2から40重量%を含む、いずれかの請求項8に記載の組成物。
  10. 組成物がカチオン性付着ポリマーをさらに含む、請求項8または請求項9に記載の組成物。
  11. カチオン性付着ポリマーがカチオン性グアーガム誘導体である、請求項8から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 疎水性コンディショニングオイルが、4マイクロメートル以下の平均直径(D3,2)を有する、先行するオイルのいずれかに従う毛髪トリートメント組成物。
  13. 疎水性コンディショニングオイルの液滴の平均直径(D3,2)が、1マイクロメートル以下である、請求項12に記載の毛髪トリートメント組成物。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物を毛髪に適用する段階を含む、毛髪のコンディショニング方法。
  15. 請求項1から13のいずれか一項に記述されている毛髪トリートメント組成物の製造方法であり、疎水性コンディショニングオイルおよび疎水性多糖類が、前記組成物に加えられる前に、前もって混合されて水性乳化物を形成する、製造方法。
  16. 毛髪の清浄化およびコンディショニングのための請求項1から13のいずれか一項に記載の水性組成物の使用。
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