JP4307848B2 - シリコーンを含有する毛髪トリートメント組成物 - Google Patents

シリコーンを含有する毛髪トリートメント組成物 Download PDF

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Description

本発明は、組成物にコンディショニング効果を付加し得る特定種類のシリコーンブレンドを含有する毛髪トリートメント組成物に関する。
毛髪トリートメント組成物中にコンディショニング剤としてシリコーンを使用することは公知であり、多くの特許文献に記載されている。一般には、組成物中にシリコーンの分散液滴が懸濁しており、組成物が毛髪に塗布されたときにシリコーン材料が毛幹に付着し、その結果として毛幹に薄膜が形成される。シリコーンの使用は、例えば、しっとりとした櫛通りなど優れたコンディショニング特性が得られるが、毛髪トリートメント組成物中にシリコーンを使用することに付随していくつかの欠点が生じる。例えば、これらの組成物を繰り返し使用すると、シリコーンが蓄積し、毛髪に濃厚な油のべたつき感などの不快な悪影響を生じさせる。
従って、トリートメント組成物に付随する欠点、例えば毛髪の清潔感を損なうなどの欠点を生じることなく毛髪にコンディショニング効果を与え得る毛髪トリートメント組成物が要望されている。
国際特許WO99/44565及びWO99/44567(Unilever)は、アミノ官能化シリコーンと不溶性非アミノ官能性不溶性シリコーンとの組合せを含有するシャンプー組成物を開示している。国際特許WO99/44565では、非アミノ官能性シリコーンの粒度が2ミクロン未満である。WO99/44567では、非アミノ官能性シリコーンが少なくとも500,000cstの粘度を有している。双方の文献では、2つのシリコーン成分が個別のエマルジョンとしてシャンプー組成物に混和されている。
国際特許WO99/49836(Unilever)は、定義された一般式で表されアミノ官能価のモルパーセントが少なくとも1モル%であるようなアミノ官能性シリコーンを含有しているリンスオフコンディショナー配合物を開示している。該配合物は更に、非アミノ官能化シリコーンの乳化粒子を含んでいる。
国際特許WO99/53889(Unilever)は、0.15−30ミクロンの粒度を有している第一の不溶性シリコーンと0.10ミクロン未満の粒度を有している第二の不溶性シリコーンとの乳化粒子を含有するシャンプー組成物を開示している。シリコーンは予め形成された水性エマルジョンとしてシャンプーに混和されている。
国際特許WO97/12594(L′Oreal)は、非シリコーン有機モノマーによってグラフトされたポリシロキサン主鎖をもつ少なくとも1つのシリコーングラフトポリマーと、第四アミン官能基、シリコーン樹脂及びシリコーンガムを含むシリコンから選択された少なくとも1つのシリコーンとを含有する毛髪用組成物を記載している。
米国特許第6,028,031号(L′Oreal)及び欧州特許EP 0 811 371(L′Oreal)は、少なくとも1つのアミノ化シリコーンと25℃で100Pa.s(100,000cSt)以下の粘度を有している少なくとも1つの不溶性シリコーンとの混合物をコンディショニング用ヘアケア組成物中に使用することを開示している。
国際特許WO98/18443(Procter & Gamble)は、2μm未満の粒度をもつ第一の不揮発性コンディショニング剤と5μmよりも大きい粒度をもつ第二の不揮発性コンディショニング剤とを含有するシャンプー組成物を開示している。不揮発性コンディショニング剤はシリコーンでもよい。
上記の従来技術の文献はいずれも、個々の粒子がシリコーンの混合物から成るようなシリコーンの組合せの均質なブレンドの使用を開示していない。対照的にこれらの文献では、構成成分となる各シリコーン成分のエマルジョンが個別に毛髪用組成物に添加されると記載されている。
国際特許WO98/43599(Unilever)は、(i)1 McStよりも大きい粘度を有している0.01−50重量%のシリコーンガムと、(ii)100 kcStよりも小さい粘度を有している30−95重量%のシリコーン流体と、(iii)0.1−10重量%のアミノ官能化シリコーンと、から成るシリコーン成分を含むシャンプーまたはコンディショナーのような毛髪トリートメント組成物を開示している。シリコーン成分は、単一ブレンドとして添加するのが好ましいが、その形状については、製造中の組成物に添加されるシリコーン混合物、または製造中の組成物に添加される水性エマルジョンであってもよい。
我々は意外にも、少なくとも100,000m/秒の粘度を有している第一シリコーンと官能化されている第二シリコーンとの組合せから成る均質ブレンドが優れたコンディショニング効果を与えるために毛髪トリートメント組成物に使用できることを知見した。国際特許WO98/43599の教示とは違い、改善されたコンディショニング効果を得るために第三成分としてシリコーン流体を使用する必要がない。
(発明の要約)
本発明は第一目的として、シリコーンブレンドの液滴から成るシリコーン成分を含有する組成物であって、該シリコーンブレンドが、
(i)シリコーン成分の50−95重量%を構成しており25℃で少なくとも100,000mm/秒の粘度を有している第一シリコーンと、
(ii)シリコーン成分の5−50重量%を構成しており官能化されている第二シリコーンと、
から成ることを特徴とする毛髪トリートメント組成物を提供する。
(発明の詳細)
異なる指定がない限り、本文中に明記されたすべての重量%は毛髪トリートメント組成物の全重量を基準としたパーセンテージである。
本文中に使用した“第一シリコーン”という用語は、シリコーンブレンドの成分(i)、即ち、25℃で少なくとも100,000mm2/秒の粘度を有しているシリコーンを指し、“第二シリコーン”という用語は、シリコーンブレンドの成分(ii)、即ち、官能化されているシリコーンを指す。
シリコーン成分
本発明の組成物の全シリコーン含量は適正には0.1−20重量%の範囲、好ましくは1−10重量%の範囲である。
好適には、第一シリコーンが毛髪トリートメント組成物のシリコーン成分の全シリコーン含量を基準として少なくとも50重量%の量で存在し、第二シリコーンが毛髪トリートメント組成物のシリコーン成分の全シリコーン含量を基準として少なくとも5重量%の量で存在する。
組成物のシリコーン成分は、製造中に組成物に添加される単一ブレンドとして提供される。この単一ブレンドは、単に製造中の組成物に添加できるシリコーン混合物の形態でもよい。
しかしながら、単一ブレンドは製造中に組成物に添加される水性エマルジョンの形態であるのが好ましい。予め形成されたシリコーンの水性エマルジョンは、シリコーン成分を構成する“未加工の”シリコーン材料よりも処理または加工が容易な点で利点があり得る。
いずれにしても、シリコーン成分を毛髪トリートメント組成物に添加すると、シリコーン成分はエマルジョンの内相になる。このエマルジョン自体が毛髪トリートメント組成物を構成するが、この場合エマルジョンは水性が好ましい。
本発明の別の特徴は、組成物中に存在するシリコーンを既に均質化された混合物として添加すると、それが毛髪トリートメント組成物中に均質なシリコーン混合物として存在し得ることである。即ち、組成物中のシリコーン液滴のそれぞれは、本質的に同じ組成を有することになり、且つ、組成物のシリコーン成分を共に構成している2種類のシリコーン、即ち、第一シリコーンと第二シリコーンとの混合物(典型的に溶液)を構成することになる。
好適には、シリコーン成分中の第一シリコーン対第二シリコーンの重量比は15:1−1:1、好ましくは10:1−1:1、より好ましくは8:1−1:1、もっと好ましくは6:1−2:1の範囲である。特に好ましい比は3:1である。
第一シリコーン
第一シリコーンはシリコーン成分の全重量を基準として少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも60重量%のレベルで存在する。
第一シリコーンは、25℃で少なくとも100,000mm2/秒、好ましくは25℃で少なくとも200,000mm2/秒、より好ましくは25℃で少なくとも400,000mm2/秒の粘度を有している。
好ましい実施態様では、第一シリコーンがシリコーンガムであり、25℃で少なくとも500,000mm2/秒、より好ましくは25℃で少なくとも600,000mm2/秒、もっと好ましくは25℃で少なくとも1,000,000mm2/秒の粘度を有している。
第一シリコーンの分子量は少なくとも100,000ダルトン、好ましくは少なくとも200,000ダルトンが好適である。第一シリコーンがガムのとき、分子量は適正には少なくとも400,000ダルトン、好ましくは少なくとも500,000ダルトン、より好ましくは少なくとも550,000ダルトンである。
第一シリコーンの適例は、好ましくは構成単位RSiO0.5と構成単位RSiOとの適当な組合せから誘導されたポリジオルガノシロキサンである。式中のRは各々独立に、アルキル基、アルケニル(例えばビニル)基、アルカリール基、アラルキル基またはアリール(例えばフェニル)基を表す。Rは最も好ましくはメチルである。従って、本発明の組成物のシリコーン成分中に使用するための好ましい第一シリコーンは、場合によってはヒドロキシルのような末端基を有しているポリジメチルシロキサン(CTFA名称はジメチコーン)である。ジメチコーンの使用によって好結果が得られている。
適当な材料としてはDC−200(Dow corning製)がある。適当なシリコーンガムとしてはSE30、SE54及びSE76(General Electric Silicones製)がある。
第一シリコーンは官能化されていない。
第二シリコーン
第二シリコーンは、シリコーン成分の全重量を基準として少なくとも5重量%、好ましくは少なくとも10重量%、より好ましくは少なくとも15重量%のレベルで存在する。
好適には、第二シリコーンは、25℃で500,000mm2/秒未満、好ましくは25℃で400,000mm2/秒未満、より好ましくは25℃で200,000mm2/秒未満の粘度を有している。
好適には、第二シリコーンは、200,000ダルトン未満、好ましくは100,000ダルトン未満、より好ましくは1−80,000ダルトンの範囲の分子量を有している。
シリコーンブレンドの第二成分は官能化シリコーンである。適当な官能化シリコーンとして、例えば、アミノ−、カルボキシ−、ベタイン−、第四アンモニウム−、カルボヒドレート−、ヒドロキシ−及びアルコキシ−置換シリコーンが挙げられる。
好ましくは、官能化シリコーンが多数の置換基を含んでいる。
疑問が生じないように明記すれば、ヒドロキシル−置換シリコーンに関して、ヒドロキシル末端基だけを有しているポリジメチルシロキサン(CTFA名称はジメチコノール)は本発明の範囲内の官能化シリコーンであるとは考えない。しかしながら、ポリマー鎖に沿ってヒドロキシル置換基を有しているポリジメチルシロキサンは官能化シリコーンであると考える。
好ましい官能化シリコーンはアミノ−官能化シリコーンである。適当なアミノ官能化シリコーンは、欧州特許EP455,185(Helene Curtis)に記載されており、例えば以下の式で表すトリメチルシリルアモジメチコーンであり、本発明の組成物に有用となるように十分に水不溶性である。
Si(CH−O−[Si(CH−O−]−[Si(CH)(R−NH−CHCHNH)−O−]−Si(CH
式中、x+yは約50−約500の数であり、アミン官能価のモル%は約0.3−約8%の範囲であり、Rは2−5個の炭素原子を有しているアルキレン基である。好ましくは数x+yの値が約100−約300の範囲であり、アミン官能価のモル%が約1.5−約6%の範囲である。
本発明の組成物のシリコーン成分中に使用し得るアミノ官能化シリコーンの例は、Dow Corningから入手可能なQ2−8220及びQ2−8466、General Electric Siliconesから入手可能なSF−1708−D1である。
好適には、アミノ官能化シリコーンが有しているアミノ官能価のモルパーセントが0.3−8、好ましくは0.5−4の範囲である。
シリコーンの粘度は、Dow Corning Corporate Test Method CTM004,1970年7月20日、に詳細に示されているようにガラス毛管粘度計を使用して測定できる。
上述のように、組成物のシリコーン成分は、製造中に組成物に添加される単一ブレンドとして提供される。この単一ブレンドは、製造中の組成物に添加できる単なるシリコーン混合物の形態でもよい。
しかしながら、ブレンドは、水性エマルジョンの形態でありそれ自体を組成物の製造中に添加され得ることが極めて好ましい。水性エマルジョンは機械的に形成されることが好ましい。このようなエマルジョン中では、シリコーンエマルジョンを安定化するためにエマルジョンが更に少なくとも1種類の乳化剤を含むのが好ましい。
適当な乳化剤は当業者に公知であり、それにはアニオン性及び非イオン性の界面活性剤がある。シリコーン粒子の乳化剤として使用されるアニオン性界面活性剤の例は、アルキルアリールスルホネート類、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルスルフェート類、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルエーテルスルフェート類、例えば、ラウリルエーテル硫酸ナトリウムnEO(ここにnは1−20)、アルキルフェノールエーテルスルフェート類、例えば、オクチルフェノールエーテルスルフェートnEO(ここにnは1−20)、及び、スルホスクシネート類、例えば、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムである。
シリコーン粒子の乳化剤として使用される非イオン性界面活性剤の例は、アルキルフェノールエトキシレート類、例えば、ノニルフェノールエトキシレートnEO(nは1−50)、アルコールエトキシレート類、例えば、ラウリルアルコールnEO(nは1−50)、エステルエトキシレート類、例えば、1−30個数のオキシエチレン単位を有しているポリオキシエチレンモノステアレートである。
好ましくは、エマルジョン中、及び、最終組成物中のシリコーン液滴のD3,2平均粒度は、100μm未満、より好ましくは20μm未満、もっと好ましくは10μm未満である。好ましくは、エマルジョン及び最終組成物中のシリコーン液滴の平均粒度は0.1μmよりも大きい値である。組成物中のシリコーンが同量であるとき、シリコーン粒度が小さいほどシリコーンがより均等に毛髪に分配される。
シリコーンの粒度は、レーザー光散乱技術によって、例えば、Malvern Instruments社の2600D Particle Sizerを使用して測定し得る。
本発明の組成物のシリコーン成分として使用するための特に適当なエマルジョンは、第一シリコーン特にシリコーンガムと第二シリコーン特にアミノ官能化シリコーンとを非イオン性界面活性剤基剤中に含有しているシリコーン粒度3μmの予め形成されたエマルジョンである。
本発明の毛髪トリートメント組成物は、シャンプー、コンディショナー、スプレー、ムースまたはローションの形態を適宜取り得る。毛髪トリートメント組成物の好ましい形態は、シャンプー、コンディショナー及びムースである。
水性シリコーンブレンドエマルジョンの調製
単一シリコーンブレンドの水性エマルジョンを調製し、次いでそれを毛髪トリートメント組成物に混和する過程には高剪断ミキサーの使用が好ましい。適当なミキサーは、低温で高粘度材料を処理できる能力を有していなければならない。ミキサーは好ましくは中空円筒または半球形で、中央部に同時に回転するツールまたはブレードを備えた回転シャフトが搭載されている。
ミキサーの壁からツールまたはブレードの先端までの間隙は比較的小さい値が適当であり、例えば20mm未満、好ましくは15mm未満、より好ましくは10mm未満である。シャフトの回転速度はミキサーの寸法により異なるが、典型的には10−120rpmの範囲であろう。
また、ミキサーは作動中の冷却が可能であることが好ましい。例えば、冷却液の循環が可能なジャケットを有するミキサーがよい。
第一シリコーンがガムであるときに特に適用できる好ましい方法は以下のような方法である。
低いブレード速度で運転しているミキサー(例えば、2Z Winkworth実験用z−ブレード)に第一シリコーンを入れる。次に、ミキサー内の第一シリコーンに第二シリコーンを少量の部分量ずつ加える。一回部分量の第二シリコーンの添加の度に混和を継続し、第一シリコーンと第二シリコーンとの混合を促進するため乳化用界面活性剤の一部分をミキサーに加える。乳化用界面活性剤は処理温度で液体であってはならず例えば好ましくはペースト状がよい。乳化用界面活性剤は非イオン性界面活性剤であることが好適である。混合物が実質的に均質になるまで低速で混合を継続し、混合物が実質的に均質になったときにはじめて次の部分量の第二シリコーンをミキサーに加える。第二シリコーン材料の全量の添加が終わるまでこの手順を繰り返す。
次に、ミキサーの速度を増加し、この時点で乳化助剤を添加してもよい。ここで混合物はシリコーンブレンドの不連続な塊から構成されるようになり、これらの塊が一定の寸法に維持されるまで混合を継続しなければならない。
混合物に水をゆっくりと添加する。水は好ましくは、例えばセルサイズ(cellusize)のような増粘剤含有溶液として添加する。増粘剤溶液はミキサーに添加するときには粘性ゲルの形態でよい。水の添加に伴って、混合物が転化して均質ミックスとなる。狭い粒度分布を得るために、この段階で水の添加を中止し混合物の混合を続けなければならない。次に、残りの水、例えば増粘剤溶液を少量のアリコートずつ添加する。
最後に、エマルジョンのpHを適宜調節し、その他の微量成分を添加し得る。
処理工程を通じてミックスの温度が過度に高温にならないことが重要である。その理由は、過度の高温では第一シリコーンが、特にシリコーンガムの場合には、エマルジョンから分離するからである。更に、混合工程中の温度が高いほど問題が起きる可能性がある。例えば、第二シリコーンの添加の後に毎回添加される乳化用界面活性剤は液体にならないのが好ましい。液体になるとシリコーン混合物との混合が効率よくできなくなるからである。この理由から、ミキサーは、常に、例えば40℃よりも低い温度、好ましくは30℃よりも低い温度に冷却しなければならない。
シャンプー組成物
本発明による特に好ましい毛髪トリートメント組成物はシャンプー組成物である。
このようなシャンプー組成物は、化粧品としての条件を満たし且つ毛髪への局所使用に適切な1種または複数の洗浄用界面活性剤を含むことができる。洗浄目的としては不十分な場合シリコーン成分に対する乳化剤として別の複数の界面活性剤が追加成分として存在してもよい。本発明のシャンプー組成物は、(シリコーン成分の乳化剤として使用される界面活性剤に加えて)洗浄効果を得るため少なくとも1種類の別の界面活性剤を含んでいるのが好ましい。
単独でまたは組合せて使用され得る適当な洗浄用界面活性剤は、アニオン性、両性及び双イオン性の界面活性剤並びにそれらの混合物から選択される。洗浄用界面活性剤は乳化剤と同じ界面活性剤でもよく、または、異なる界面活性剤でもよい。
本発明のシャンプー組成物は典型的には、化粧品としての条件を満たし且つ毛髪塗布への局所使用に適した1種または複数のアニオン性界面活性剤を含むことができる。
アニオン性洗浄用界面活性剤の適例は、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルカリールスルホネート、アルカノイルイセチオネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシネート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート、アルファ−オレフィンスルホネート、特に、それらのナトリウム、マグネシウム、アンモニウム、並びに、モノ−、ジ−及びトリエタノールアミン塩である。アルキル基及びアシル基は一般に、8−18個の炭素原子を含んでおり、不飽和でもよい。アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルホスフェート及びアルキルエーテルカルボキシレートは1分子あたり1−10個のエチレンオキシド単位またはプロピレンオキシド単位を含有し得る。
本発明のシャンプー組成物に使用するための典型的なアニオン性洗浄用界面活性剤は、オレイルコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリエタノールアミンドデシルベンゼンスルホネート、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウム、及び、N−ラウリルサルコシン酸ナトリウムである。最も好ましいアニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(n)EO(nは1−3の範囲)、ラウリル硫酸アンモニウム、及び、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム(n)EO(nは1−3の範囲)である。
上記のアニオン性洗浄用界面活性剤の任意の混合物もまた適切である。
本発明のシャンプー組成物中のアニオン性洗浄用界面活性剤の総量は、一般には5−30重量%、好ましくは6−20重量%、より好ましくは8−16重量%の範囲である。
シャンプー組成物は、組成物の美的特性、物理的特性または洗浄特性の向上を助ける補助界面活性剤を任意に含ませることができる。
好ましい例は、両性または双イオン性の界面活性剤であり、0−約8重量%、好ましくは1−4重量%の範囲の量で含有され得る。
両性及び双イオン性の界面活性剤の例は、アルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアムホプロピオネート、アルキルアムホグリシネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレート、及び、アシルグルタメートである。これらに含まれるアルキル基及びアシル基は8−19個の炭素原子を有している。本発明のシャンプーに使用できる典型的な両性及び双イオン性の界面活性剤は、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタインであり、好ましくはラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン及びコカムホプロピオン酸ナトリウムである。
別の好ましい例は、非イオン性界面活性剤であり、0−8重量%、好ましくは2−5重量%の範囲の量で含有され得る。
例えば、本発明のシャンプー組成物に含有され得る代表的な非イオン性界面活性剤は、直鎖状または分枝状の脂肪族(C−C18)第一または第二アルコールまたはフェノールとアルキレンオキシド通常はエチレンオキシドとの縮合物であり、該縮合物は一般に6−30個のエチレンオキシド基を有している。
別の代表的な非イオン性界面活性剤は、モノ−またはジ−アルキルアルカノールアミドである。実例は、ココモノ−またはジ−エタノールアミド、及び、ココモノ−イソプロパノールアミドである。
本発明のシャンプー組成物に含有され得る別の非イオン性界面活性剤はアルキルポリグリコシド(APG)類である。典型的なAPGは、(場合によっては架橋基を介して)1つまたは複数のグリコシル基のブロックに結合されたアルキル基を含むAPGである。好ましいAPGは以下の式:
RO−(G)
によって定義され、式中のRは、飽和または不飽和の分枝状または直鎖状のアルキル基を表し、Gは糖基である。
Rが約C−約C20の平均アルキル鎖長を表してもよい。好ましくはRが約C−約C12の平均アルキル鎖長を表す。最も好ましくは、Rの値は約9.5−約10.5の範囲である。GはCまたはCの単糖残基から選択でき、好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マンノース及びそれらの誘導体から成るグループから選択され得る。好ましくはGがグルコースである。
重合度nは約1−約10またはそれ以上の値を有し得る。好ましくはnの値が約1.1−約2の範囲である。最も好ましくはnの値が約1.3−約1.5の範囲に存在する。
本発明に使用するための適当なアルキルポリグリコシドは市販されており、例えば、Seppic社のOramix NS10、Henkel社のPlantaren 1200及びPlantaren 2000などの製品がある。
本発明のシャンプー組成物に含有され得るその他の糖由来の非イオン性界面活性剤は、C10−C18N−アルキル(C−C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えば、国際特許WO92 06154及び米国特許US5 194 639に記載されているようなC12−C18N−メチルグルカミド、及び、N−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えばC10−C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドである。
シャンプー組成物はまた場合によっては、1種または複数のカチオン性補助界面活性剤を0.01−10重量%、より好ましくは0.05−5重量%、最も好ましくは0.05−2重量%の範囲の量で含有し得る。
本発明のシャンプー組成物中の界面活性剤の全量は(任意の補助界面活性剤及び/または任意のシリコーン成分用乳化剤も含めると)、一般には、0.1−50重量%、好ましくは5−30重量%、より好ましくは10−25重量%である。
カチオン性付着ポリマー
カチオン性付着ポリマーは、シャンプーのコンディショニング性能を増進するための本発明のシャンプー組成物中の好ましい成分である。“付着ポリマー”という用語は、使用中にシリコーン成分がシャンプー組成物から対象部位、即ち毛髪及び/または頭皮に付着するのを増進する物質を意味する。
付着ポリマーはホモポリマーでもよく、または、2種以上のモノマーから形成されてもよい。ポリマーの分子量は一般には5,000−10,000,000、典型的には少なくとも10,000、好ましくは100,000−約2,000,000の範囲であろう。ポリマーはカチオン性窒素含有基、例えば、第四アンモニウムまたはプロトン化アミノ基またはそれらの混合物を有してよい。
カチオン性窒素含有基は一般に付着ポリマーの全モノマー単位の一部分に置換基として存在する。従って、ポリマーがホモポリマーでないときは、該ポリマーは非カチオン性モノマー単位をスペーサーとして含有し得る。このようなポリマーはCTFA Cosmetic Ingredient Directory,3rd editionに記載されている。カチオン性モノマー単位対非カチオン性モノマー単位の比は、必要な範囲のカチオン性電荷密度を有するポリマーとなるよう選択される。
適当なカチオン性付着ポリマーは例えば、カチオン性アミン官能基または第四アンモニウム官能基を有するビニルモノマーと、水溶性スペーサーモノマー、例えば(メタ)アクリルアミド、アルキル及びジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトン及びビニルピロリドンとのコポリマーである。アルキル及びジアルキル置換モノマーは好ましくはC1−C7アルキル基、より好ましくはC1−3アルキル基を有している。その他の適当なスペーサーとしては、ビニルエステル類、ビニルアルコール、マイレン酸無水物、プロピレングリコール及びエチレングリコールがある。
カチオン性アミンは、個々の種及び組成物のpH次第で、第一アミン、第二アミンまたは第三アミンのいずれかでよい。一般的には第二アミン及び第三アミンが好ましく、第三アミンが特に好ましい。
アミン置換ビニルモノマー及びアミンは、アミン形態で重合し、次いで第四級化によってアンモニウムに変換され得る。
カチオン性付着ポリマーは、アミン−及び/または第四アンモニウム−置換モノマーに由来するモノマー単位及び/または適合性スペーサーモノマーの混合物を含んでもよい。
適当なカチオン性付着ポリマーの例を以下に挙げる:
−業界でCosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,(CTFA)によってポリクアテルニウム−16と呼ばれている1−ビニル−2−ピロリジンと1−ビニル−3−メチル−イミダゾリウム塩(例えば塩化物塩)とのコポリマー。この材料は、BASF Wyandotte Corp.(Parsippany,NJ,USA)から商標LUVIQUAT(例えば、LUVIQUAT FC 370)として市販されている;
−業界(CTFA)でポリクアテルニウム−11と呼ばれている1−ビニル−2−ピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー。この材料は、Gaf Corporation(Wayne,NJ,USA)から商標GAFQUAT(例えばGAFQUAT 755N)として市販されている;
−カチオン性ジアリル第四アンモニウム含有ポリマー、例えば、業界(CTFA)でポリクアテルニウム 6及びポリクアテルニウム 7とそれぞれ呼ばれているジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー及びアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー;
−3−5個の炭素原子を有している不飽和カルボン酸のホモポリマー及びコ−ポリマーのアミノ−アルキルエステルの無機酸塩(例えば、米国特許第4,009,256号に記載されている);
−カチオン性ポリアクリルアミド(例えば、国際特許WO95/22311に記載されている)。
使用できるその他のカチオン性付着ポリマーとしては、カチオン性多糖ポリマー、例えば、カチオン性セルロース誘導体、カチオン性デンプン誘導体、及び、カチオン性グアーガム誘導体がある。好適には、このようなカチオン性多糖ポリマーが0.1−4meq/gの範囲の電荷密度を有している。
本発明の組成物に使用するための適当なカチオン性多糖ポリマーとしては、式:
A−O−[R−N(R)(R)(R)X
で示されるポリマーがある。式中のAは無水グルコース残基、例えば、デンプンまたはセルロースの無水グルコース残基を表す。Rはアルキレン基、オキシアルキレン基、ポリオキシアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基またはそれらの組合せを表す。R、R及びRは独立に、アルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、アルコキシアルキル基またはアルコキシアリール基を表し、各基は約18個までの炭素原子を有している。カチオン性部分の各々が有している炭素原子の総数(即ち、R、R及びRに含まれる炭素原子の総和)は好ましくは約20個以下であり、Xはアニオン性対イオンを表す。
カチオン性セルロースはAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)からそれらのPolymer JR(商標)及びLR(商標)というポリマーシリーズで、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩として入手できる。この材料は業界(CTFA)でポリクアテルニウム 10と呼ばれている。別の種類のカチオン性セルロースとしては、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの高分子第四アンモニウム塩があり、業界(CTFA)ではポリクアテルニウム 24と呼ばれている。これらの材料はAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から商標Polymer LM−200で入手可能である。
その他の適当なカチオン性多糖ポリマーは、第四窒素含有セルロースエーテル(例えば米国特許第3,962,418号に記載されている)、及び、エーテル化セルロースとデンプンとのコポリマー(例えば、米国特許第3,958,581号に記載されている)である。
使用できる特に好適な種類のカチオン性多糖ポリマーは、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドのようなカチオン性グアーガム誘導体(Rhone−Poulencから商標JAGUARシリーズで市販されている)である。
実例は、低置換度のカチオン性基をもつ高粘度のJAGUAR C13S、中位の置換度及び低粘度をもつJAGUAR C15、JAGUAR C17(高置換度、高粘度)、低レベルの置換基とカチオン性第四アンモニウム基とを含有するヒドロキシプロピル化カチオン性グアー誘導体であるJAGUAR C16、及び、高い透明度、中位の粘度、低置換度のグアーから成るJAGUAR 162である。
カチオン性付着ポリマーはチオン性セルロース誘導体及びカチオン性グアー誘導体から選択することが好ましい。
特に好ましい付着ポリマーはJAGUAR C13S、JAGUAR C15、JAGUAR C17及びJAGUAR C16及びJAGUAR C162である。
コンディショナー
本発明の組成物はまた、(典型的にはシャンプーによる洗髪後及びその後のリンス後の)毛髪トリートメント用コンディショナーとして配合されてもよい。
コンディショニング用界面活性剤
このようなコンディショナーは、化粧品としての条件を満たし局所使用に適した1種または複数のコンディショニング用界面活性剤を含有することができる。
適当なコンディショニング用界面活性剤はカチオン性界面活性剤から選択され、これらは単独で使用されてもよく混用されてもよい。実例は、第四アンモニウム水酸化物またはその塩、例えば塩化物である。
本発明の毛髪コンディショナーに使用するための適当なカチオン性界面活性剤は、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリド、オクチルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、
オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、
デシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、
ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、
ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド、
ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリド、タロウトリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド、PEG−2オレイルアンモニウムクロリド、及び、対応するそれらの水酸化物である。その他の適当なカチオン性界面活性剤としては、CTFA名称でクアテルニウム−5、クアテルニウム−31及びクアテルニウム−18と呼ばれる材料がある。上記材料のいずれかの混合物も適当であろう。本発明の毛髪コンディショナーに使用するための特に有用なカチオン性界面活性剤は、Hoechst Celanese社のGENAMIN CTACのような市販のセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。
第一、第二及び第三の脂肪アミンの塩もまた適当なカチオン性界面活性剤である。このようなアミンのアルキル基は、好ましくは約12−約22個の炭素原子を有しており、置換されていてもよく、または、未置換でもよい。
アミド置換第三脂肪アミンが特に有用である。本発明に有用なこのようなアミンとしては、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアラミドがある。また、ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、(5モルのエチレンオキシドによって)エトキシル化されたステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン及びアラキジルベヘニルアミンも有用である。これらのアミンは典型的には、カチオン性種を提供するために酸と組合せて使用される。本発明に有用な好ましい酸としては、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、L−グルタミン酸塩酸塩及びそれらの混合物があり、L−グルタミン酸、乳酸、クエン酸がより好ましい。本発明に有用なカチオン性アミン界面活性剤に包含されるカチオン性アミン界面活性剤は1981年6月23日に許諾されたNachtigalらの米国特許第4,275,055号に開示されている。
プロトン付加可能なアミンと酸由来のHとのモル比は、好ましくは約1:0.3−1:1.2、より好ましくは約1:0.5−約1:1.1である。
本発明のコンディショナー中のカチオン性界面活性剤のレベルは全組成物の重量を基準として好ましくは0.01−10重量%、より好ましくは0.05−5重量%、最も好ましくは0.1−2重量%である。
脂肪アルコール
本発明のコンディショナーは脂肪アルコール材料を含有するのが有利である。コンディショニング組成物中に脂肪アルコール材料とカチオン性界面活性剤とを混用するのが特に有利であると考えられている。その理由は、この混用によって内部にカチオン性界面活性剤が分散したラメラ相が形成されるからである。
代表的な脂肪アルコールは8−22個の炭素原子、より好ましくは16−20個の炭素原子を含む。適当な脂肪アルコールの例は、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びそれらの混合物である。これらの材料の使用はまた、本発明の組成物の総合的コンディショニング特性に貢献するという利点を有している。
本発明のコンディショナー中の脂肪アルコール材料の好都合なレベルは全組成物の0.01−10重量%、好ましくは0.1−5重量%である。カチオン性界面活性剤と脂肪アルコールとの重量比は、適正には10:1−1:10、好ましくは4:1−1:8、最適には1:1−1:4である。
ムース
本発明の毛髪トリートメント組成物はまたエアロゾルフォーム(ムース)の形態を有し得る。この場合、組成物は噴射剤を含有しなければならない。噴射剤は噴射剤以外の材料を容器から射出してヘアムースを形成させる機能を有している。
噴射剤ガスは従来よりエアロゾル容器に使用されている任意の液化可能ガスでよい。適当な噴射剤の例は、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタン及びイソブタンであり、これらは単独でまたは組合せて使用される。
噴射剤ガスの量は、エアロゾル業界で公知の標準要因に左右される。ヘアムースの場合、噴射剤のレベルは一般には全組成物の3−30重量%、好ましくは5−15重量%である。
0.1−10重量%の範囲内の任意の値、好ましくは0.1−約1重量%、例えば0.3重量%という少量の界面活性剤が本発明のヘアムース組成物中に存在してもよい。この界面活性剤はアニオン性、非イオン性またカチオン性の乳化剤である。脂肪アルコール、脂肪酸及びフェノールのような疎水性物質のアルコキシ化によって形成される非イオン性乳化剤が特に好ましい。
任意成分
本発明の組成物はヘアトリートメント配合物に常用される成分以外の別の成分を含有し得る。これらの別の成分としては、粘度調節剤、保存剤、着色剤、グリセリン及びポリプロピレンのようなポリオール、EDTAのようなキレート化剤、抗酸化剤、芳香剤、抗菌剤及び日焼け止め剤がある。これら各成分は、それぞれの目的を果たすために有効な量で存在する。一般に、これらの任意成分は各々が全組成物の5重量%までのレベルで含有されている。
好ましくは本発明の組成物がまた、ヘアケアに好適な補助剤も含有している。一般に、これらの各成分は全組成物の2重量%まで、好ましくは1重量%までのレベルで含有されている。
適当なヘアケア補助剤を以下に挙げる:
(i)アミノ酸及び糖のような天然の毛根栄養素。適当なアミノ酸の例は、アルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、セリン及びバリン、及び/または、それらの前駆体及び誘導体である。アミノ酸は単独で添加されてもよくまたは混合物として添加されてもよくまたはペプチド例えばジペプチド及びトリペプチドの形態で添加されてもよい。アミノ酸はまた、ケラチンまたはコラーゲンの加水分解物のようなタンパク質の加水分解物の形態で添加されてもよい。適当な糖は、グルコース、デキストロース及びフルクトースである。これらは単独で添加されてもよくまたは例えば果実エキスの形態で添加されてもよい。天然の毛根栄養素を本発明の組成物に含有させる場合の特に好ましい組合せはイソロイシンとグルコースとの組合せである。特に好ましいアミノ酸栄養素はアルギニンである;
(ii)毛髪繊維有益物質。その例は以下の通りである:
−繊維を湿潤化しクチクラの完全性を維持するセラミド類。セラミド類は天然資源からの抽出でも入手できるが合成セラミド類及び擬似セラミド類としても入手できる。好ましいセラミドは、Quest社のCeramide IIである。Laboratoires Serobiologiques社のCeramides LSのようなセラミド類の混合物も好適である。
使用方法
本発明の組成物は、ヒトの毛髪及び/または頭皮への局所使用を主な目的とし、その使用により滑らかさ、柔らかさ、扱い易さ、クチクラの完全性及び光沢のような毛髪繊維の表面特性を改善することを目的とする。
次に、本発明を以下の非限定実施例によって更に詳細に説明する。
(実施例)
毛髪トリートメント組成物に含有させるための適当な以下のシリコーンブレンドエマルジョンを調製した:
Figure 0004307848
バッチを30℃以下に維持するために水冷しているモデル2Z Winkworth実験用z−ブレードを使用してシリコーンエマルジョンを調製した。後方ブレードは約32rpm、前方ブレードは19−95rpmで回転させた。
前方ブレードを低速回転させながらシリコーンガムをミキサーに導入した。次に、混合中のガムに10gのアミノシリコーン、10gのSynperonic 13/15(ペースト状)を順次添加し、混合物が均質になるまで混合を続けた。アミノシリコーン全量の添加が終わるまでこの添加工程を繰り返した。
次に、残りのSynperonicをミキサーに加えて、混合物が均質になるまで混合を続けた。
次いで、ラウリルアルコールを混合物に加えて、前方ブレードの速度を増加させた。“塊”が一定の寸法を保つまで混合を続けた。
安息香酸ナトリウムをミキサーに添加した。
Silverstonミキサーでセルサイズ(増粘剤)を軟水と混合し、高粘度のゲルが形成されるまで混合した。次に増粘剤溶液をz−ブレードミキサーの混合物に、混合物が転化し均質ミックスとなるまでゆっくりと添加した。この時点で増粘剤溶液の添加を中止し、所望の狭い粒度分布が確実に得られるように混合物の混合を暫く続けた。次に増粘剤溶液の残量を少量のアリコートずつ加え、最後にpHが4−5になるまで酸を加え、次いでKathonを加えた。
上記の製造方法を使用して以下のシリコーンガムとアミノ官能化シリコーンとのブレンドを含むシャンプー組成物を調製した。
Figure 0004307848
ガムX:MW525,000−675,000
直鎖状ポリジメチルシロキサン
ガムY:MW750,000−850,000
直鎖状ポリジメチルシロキサン
アミノA:MW116,000
アミノ分枝:−(CH−O−(CNH(CH);
NHはアゾ環
0.2モル%のアミノ官能価
アミノB:MW32,000
アミノ分枝:−(CH−NH−CH−NH
0.75モル%のアミノ官能価。
実施例1のシャンプー組成物IIIを別の3つのシャンプー組成物、即ち、組成物A、B及びCと共にパネル試験で評価した。
組成物Aは、アミノ−シリコーンエマルジョン(DC−949)と高分子量PDMS(DC−1784)とを含有し、2つのシリコーンが別々にシャンプーに添加された標準的市販シャンプーであった。
組成物Bは、アミノ官能化シャンプーの代わりに非官能化PDMS流体を使用して実施例1に記載の手順で製造したシャンプー組成物であった。シリコーンガム対PDMS流体の比は3:1であった。
組成物Cは、PDMSシリコーンガムエマルジョンだけが唯一のシリコーンとして存在する以外は実施例1の組成物と同様のシャンプー組成物であった。
中質または上質の普通または脂質の髪の女性約160人に各自4種類のシャンプー組成物が夫々60ml入ったペットボトルを渡し、4週間使用させた。1商品につき、少なくとも2回使用され(最多で4回)、いずれの週も1商品のみ使用された。回答者は常用のシャンプーの替わりに試験品を普段の習慣通りに使用し、試験品の使用当日にはコンディショナーまたは慣用のムースの使用を禁じた。同数の回答者が、各週に各商品を使用するよう調整した。各回答者は毎週末、その週に試験したシャンプーの特性についての評価をアンケートに記入した。
回答者からの情報から、シャンプー組成物III、B及びCの7つの特性群について市販シャンプーAのそれと比較した。有意評価は以下の通りとなった。
* p<0.10
** p<0.05
*** p<0.01
以下の特性に関し組成物IIIが組成物Aに優った。
Figure 0004307848
更に、清潔感特性についても組成物IIIは組成物Aに優ったが、有意のレベルには達しなかった。
組成物Bは、滑らかな感触については組成物Aに優ったが(有意レベル*)、その他の6つの特性に関しては有意な効果を示さなかった。
組成物Cは、しっとりした櫛通りについては組成物Aに優ったが(有意レベル*)、その他の6つの特性に関しては有意な効果を示さなかった。
結論
結果は、本発明である実施例IIIのシャンプーは、比較用市販商品Aに比べ、重要なコンディショニング特性において、清潔感を損なうことなく改善していることを示す。
対照的に、本発明のシャンプーでない組成物B及びCは、比較用市販商品Aに比べ、同じコンディショニング特性について改善された結果は示さなかった。

Claims (12)

  1. シリコーンブレンドの液滴から成るシリコーン成分を含有する毛髪トリートメント組成物であって、前記シリコーンブレンドのシリコーン成分が、
    (i)シリコーン成分の50−95重量%を構成している第一シリコーンと、
    (ii)シリコーン成分の5−50重量%を構成しておりアミノ官能化されている第二シリコーンとから成り、前記第一シリコーンがガムであり、25℃で少なくとも500,000mm/秒の粘度有しており、シリコーン成分中の第一シリコーン対第二シリコーンの重量比が8:1−1:1の範囲であることを特徴とする前記組成物。
  2. 第二シリコーンが25℃で500,000mm/秒未満の粘度を有していることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 第一シリコーンが少なくとも200,000ダルトンの分子量を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
  4. 第二シリコーンが200,000ダルトン未満の分子量を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. シリコーンブレンドの平均D3,2粒度が0.01−100μmの範囲であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 毛髪トリートメント組成物中のシリコーン含量が0.1−20重量%の範囲であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 第一シリコーンがポリジメチルシロキサンであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 第二シリコーンが有しているアミノ官能価のモルパーセントが0.3−8の範囲であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 第二シリコーンが有しているアミノ官能価のモルパーセントが0.5−4の範囲であることを特徴とする請求項に記載の組成物。
  10. シリコーン成分が機械的エマルジョンの形態であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  11. アニオン性、両性及び双イオン性の界面活性剤及びそれらの混合物から選択された少なくとも1つの洗浄用界面活性剤を含み、更に、カチオン性付着ポリマーを含むシャンプー組成物であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 少なくとも1つのコンディショニング用界面活性剤と脂肪アルコール及び/またはアルコキシル化脂肪アルコールとを含むコンディショナー組成物であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
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