JP7353161B2 - 洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物に関する。
従来、手指の殺菌清浄剤としてエタノール製剤が良く用いられている。
例えば、低級アルコールと、カチオン性殺菌剤と、湿潤剤とを含有し、所定の式で表される環状または鎖状シリコーンおよび/またはIOBが0.22~0.85の多価アルコール脂肪酸エステルを配合することにより、十分な殺菌力を有し、かつ手荒れやべたつきのない速乾性であり、使用頻度の高い場合にも手荒れを起こさない消毒用組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この消毒用組成物は、アルコール刺激のない4級アンモニウム化合物を殺菌成分とするが、エタノールを75.0重量%も含むため、使用時のアルコール臭や刺激、使用後の手肌のかさつきなど、使用者にとって不具合が存在する。
したがって、殺菌力を有し、使用時の手肌への刺激が低く、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、乾燥後の手肌のしっとり感のすべてを満たす洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物は未だ提供されておらず、その速やかな開発が強く望まれているのが現状である。
特開平7-165571号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、殺菌力を有し、使用時の手肌への刺激が低く、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、乾燥後の手肌のしっとり感が良好である洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、(A)4級アンモニウム塩殺菌剤と、(B)ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、高級脂肪酸又はそのエステル、高級アルコール、及びオレフィン化合物から選択される少なくとも1種の油性成分と、(C)多価アルコールと、を含有し、(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満である洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物が、殺菌力を有し、使用時の手肌への刺激が低く、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、乾燥後の手肌のしっとり感が良好であることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1> (A)4級アンモニウム塩殺菌剤と、
(B)ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、高級脂肪酸又はそのエステル、高級アルコール、及びオレフィン化合物から選択される少なくとも1種の油性成分と、
(C)多価アルコールと、
を含有し、
(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満であることを特徴とする洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物である。
<2> 前記(C)成分の含有量と、前記(B)成分の含有量との質量比[(C)/(B)]が10~180である前記<1>に記載の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物である。
<3> 前記(A)成分の含有量が0.01質量%~0.2質量%であり、
前記(B)成分の含有量が0.03質量%~0.2質量%であり、
前記(C)成分の含有量が0.1質量%~10質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物である。
<4> (E)界面活性剤(ただし、(A)成分を除く)を更に含有し、前記(E)成分の含有量が5質量%以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物である。
<5> (F)水を更に含有し、前記(F)成分の含有量が70質量%以上である前記<1>から<4>のいずれかに記載の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、殺菌力を有し、使用時の手肌への刺激が低く、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、乾燥後の手肌のしっとり感が良好である洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物を提供することができる。
(殺菌清浄剤組成物)
本発明の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物(以下、「殺菌清浄剤組成物」と略記することがある)は、(A)4級アンモニウム塩殺菌剤と、(B)ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、高級脂肪酸又はそのエステル、高級アルコール、及びオレフィン化合物から選択される少なくとも1種の油性成分と、(C)多価アルコールと、を含有し、(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満であり、(E)界面活性剤(ただし、(A)成分を除く)を5質量%以下、(F)水を70質量%以上含有することが好ましく、必要に応じて、更にその他の成分を含有する。
<(A)4級アンモニウム塩殺菌剤>
前記(A)成分としての4級アンモニウム塩殺菌剤は、主に殺菌力を向上させるために含有される。
前記(A)成分の4級アンモニウム塩殺菌剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウムなどが挙げられる、これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、特に優れた殺菌力を有する点から、塩化ベンザルコニウムが好ましい。
前記(A)成分の4級アンモニウム塩殺菌剤としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(A)成分の市販品としては、例えば、カチオンG-50(三洋化成工業株式会社製、塩化ベンザルコニウム)、ロンザガード(三菱化ケミカルフーズ株式会社製、塩化ベンゼトニウム)などが挙げられる。
前記(A)成分の4級アンモニウム塩殺菌剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、殺菌力、及び使用時の手肌への刺激の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.005質量%~0.5質量%が好ましく、0.01質量%~0.2質量%がより好ましい。前記(A)成分の含有量が、0.005質量%以上であると、殺菌力が良好であり、0.5質量%以下であると、使用時の手肌への刺激が低く良好である。
<(B)油性成分>
前記(B)成分としての油性成分は、主に塗布後の乾きの早さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感を向上させるために含有される。
前記(B)成分の油性成分は、ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、高級脂肪酸又はそのエステル、高級アルコール、及びオレフィン化合物から選択される少なくとも1種の油性成分である。
前記(B)成分の油性成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジメチルポリシロキサンとしては、動粘度が3~100,000mm/sのトリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン又はシラノール基末端ジメチルポリシロキサンが挙げられ、環状シリコーンとしては、デカメチルシクロテトラシロキサンが挙げられ、ポリオキシエチレン変性シリコーンとしては、平均重合度が3~12のポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体が挙げられ、アミノ変性シリコーンとしては、ジメチルシロキサン・メチルアミノプロピルシロキサン(アミノプロピルジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アモジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(トリメチルシリルアモジメチコン)が挙げられ、高級脂肪酸又はそのエステルとしては、イソステアリン酸、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリル酸ヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、トリイソオクタン酸グリセリン、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、リノール酸イソプロピルが挙げられ、高級アルコールとしては、ヘキシルデカノールが挙げられ、オレフィン化合物としては、α-オレフィンオリゴマーが挙げられる。前記油性成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、塗布後の乾きの早さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感の点から、動粘度が10~500mm/sのトリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン又は動粘度が10~500mm/sのシラノール基末端ジメチルポリシロキサンが好ましい。なお、前記ジメチルポリシロキサンの25℃における動粘度は、例えば、下記に示す方法により測定することができる。
1g/100mL濃度のジメチルポリシロキサンのトルエン溶液を調製し、下記式(1)により、比粘度ηsp(25℃)を求める。次に、下記式(2)に示すHugginsの関係式に代入し、固有粘度〔η〕を求める。Huggins定数は、中牟田,日化,77,588,1956に記載のものを用いる。次に、〔η〕を下記式(3)に示すA.Kolorlovの式に代入し、分子量を求める。最後に、Mを下記式(4)に示すA.J.Barryの式に代入し、ジメチルポリシロキサンの動粘度ηを求めることができる。
ηsp=(η/η0)-1・・・式(1)
ηsp=〔η〕+K’〔η〕・・・式(2)
〔η〕=0.215×10-40.65・・・式(3)
logη=1.00+0.0123M0.5・・・式(4)
前記式(1)中、「η0」は、トルエンの粘度を示し、「η」は、溶液の粘度を示す。
前記η0及び前記ηは、化粧品原料基準一般試験法粘度測定法第1法に準拠して測定したものである。
前記(B)成分の油性成分としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(B)成分の市販品としては、例えば、20csジメチルポリシロキサン(商品名:SH200 C Fluid 20 CS、東レダウコーニング株式会社製)、100,000csジメチルポリシロキサン(商品名:SH200 Fluid 100,000 CS、東レダウコーニング株式会社製)、デカメチルシクロテトラシロキサン(商品名:SH245 Fluid、東レダウコーニング株式会社製)、PEG12ジメチコン(商品名:SH3771M、東レダウコーニング株式会社製)、アモジメチコン(商品名:FZ-4672、東レダウコーニング株式会社製)、イソステアリン酸(商品名:イソステアリン酸EX、高級アルコール工業株式会社製)、アジピン酸ジイソブチル(商品名:KAK DIBA、高級アルコール工業株式会社製)、アジピン酸ジイソプロピル(商品名:DID、日光ケミカルズ株式会社製)、ミリスチン酸オクチルドデシル(商品名:ODM、高級アルコール工業株式会社製)、ラウリン酸ヘキシル(商品名:KAK HL、高級アルコール工業株式会社製)、2-エチルヘキサン酸セチル(商品名:CI0、日光ケミカルズ株式会社製)、トリイソオクタン酸グリセリン(高級アルコール工業株式会社製)、パルミチン酸イソプロピル(商品名:IPP、日光ケミカルズ株式会社製)、ミリスチン酸イソプロピル(商品名:コリクリームIPM、BASF株式会社製)、リノール酸イソプロピル(商品名:VF-IP、日光ケミカルズ株式会社製)、ヘキシルデカノール(商品名:リソノール16SP、高級アルコール工業株式会社製)、α-オレフィンオリゴマー(商品名:シンセラン4SP、日光ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。
前記(B)成分の油性成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、塗布後の乾きの早さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.01質量%~1.0質量%が好ましく、0.03質量%~0.2質量%がより好ましい。前記(B)成分の含有量が、0.01質量%以上であると、塗布後の乾きの早さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感が良好であり、1.0質量%以下であると、塗布後の乾きの早さが良好である。
<(C)多価アルコール>
前記(C)成分としての多価アルコールは、主に塗布後の剤の伸びの良さを向上させるために含有される。
前記(C)成分の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、ジエチレングリコール、イソプロピレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量200~2,000)、ポリプロピレングリコール(平均分子量150~2,000)、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコールなどが挙げられる。前記多価アルコールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、塗布後の剤の伸びの良さの点から、グリセリン、プロピレングリコールが好ましい。なお、ポリエチレングリコールの平均分子量は、例えば、医薬部外品原料規格2006に記載の平均分子量試験により測定することができる。ポリプロピレングリコールは、化粧品原料基準(第2版注解)記載の水酸基価測定法に従って水酸基価を測定し、平均分子量を算出できる。算出式は以下の通りである。
ポリプロピレングリコール(ジオールタイプ)の場合、
平均分子量=56.11×2000/水酸基価
ポリプロピレングリコール(トリオールタイプ)の場合、
平均分子量=56.11×3000/水酸基価
前記(C)成分の多価アルコールとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(C)成分の市販品としては、例えば、化粧品グリセリン(阪本製品株式会社製、グリセリン)、プロピレングリコール(ADEKA株式会社製、プロピレングリコール)、DPG-RF(ADEKA株式会社製、ジプロピレングリコール)、ジグリセリンS(阪本製品株式会社製、ジグリセリン)、モノエチレングリコール(三菱ケミカル株式会社製、エチレングリコール)、1,3-BG(オクセアジャパン株式会社製、1,3-ブチレングリコール)、ソルビットD-50(三菱商事ライフサイエンス株式会社製、ソルビトール)、ジエチレングリコール(三菱ケミカル株式会社製、ジエチレングリコール)、マクロゴール200(三菱ケミカル株式会社製、ポリエチレングリコール(平均分子量200))、マクロゴール400(三菱ケミカル株式会社製、ポリエチレングリコール(平均分子量400))、サンニックスPP-400(三洋化成工業株式会社製、ポリプロピレングリコール(平均分子量400))、サンニックスPP-2000(三洋化成工業株式会社製、ポリプロピレングリコール(平均分子量2000))、コリソルブP124(BASF株式会社製、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール)などが挙げられる。
前記(C)成分の多価アルコールの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、塗布後の剤の伸びの良さ、及び塗布後の乾きの早さの点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.01質量%~15質量%が好ましく、0.1質量%~10質量%がより好ましく、3質量%~7質量%が特に好ましい。前記(C)成分の含有量が、0.01質量%以上であると、塗布後の剤の伸びの良さが良好であり、15質量%以下であると、塗布後の乾きの早さが良好である。
<質量比[(C)/(B)]>
前記(C)多価アルコールの含有量(質量%)と、前記(B)油性成分の含有量(質量%)との質量比[(C)/(B)]は、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感の点から、10~180が好ましく、15~70がより好ましい。前記質量比[(C)/(B)]が、10以上であると、塗布後の剤の伸びの良さが良好であり、180以下であると、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、及び乾燥後の手肌のしっとり感の点が良好である。
<(D)炭素数1~3の1価アルコール>
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。前記炭素数1~3の1価アルコールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(D)成分の市販品としては、例えば、95度合成特定アルコール(信和アルコール産業株式会社製、エタノール)、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤株式会社製、イソプロピルアルコール)などが挙げられる。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールの含有量としては、使用時の手肌への刺激の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、10質量%未満であり、5質量%以下が好ましく、0.01質量%以下がより好ましい。なお、前記(D)成分の含有量の下限値としては、0質量%である。前記(D)成分の含有量が10質量%未満であると、使用時の手肌への刺激が低くなり、良好である。
<(E)界面活性剤>
前記(E)成分の界面活性剤(ただし、(A)成分に該当する界面活性剤を除く)としては、アニオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられ、例えば、下記のような界面活性剤が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
例えば、EMALEX HC-20(日本エマルジョン株式会社製、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油)、EMALEX HC-40(日本エマルジョン株式会社製、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油)、EMALEX HC-60(日本エマルジョン株式会社製、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油)、EMALEX HC-100(日本エマルジョン株式会社製、ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油)、AX剤-S(ライオンアクゾ株式会社製、ラウリルジメチルアミンオキシド)、レボンLD-36(三洋化成工業株式会社製、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)、エナジコールL-30B(ライオン株式会社製、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液)などが挙げられる。
前記(E)成分の界面活性剤の含有量としては、塗布後の乾きの早さの点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。なお、前記(E)成分を含有する場合、前記(E)成分の含有量の下限値としては、0質量%である。前記(E)成分の含有量が5質量%以下であると、塗布後の乾きの早さの点が良好である。
<(F)水>
前記(F)成分としての水は、主に塗布後の乾きの早さを向上させるために含有してもよい。
前記(F)成分の水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水が挙げられる。
前記(F)成分の水の含有量としては、塗布後の乾きの早さの点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、70質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましい。前記(F)成分の含有量が70質量%以上であると、塗布後の乾きの早さの点が良好である。
<その他の成分>
本発明の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物は、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分、前記(E)成分、及び前記(F)成分の各成分以外にも、本発明を損なわない範囲で、必要に応じて、殺菌清浄剤組成物などに通常用いられる成分をその他の成分として配合することができる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水溶性高分子、芳香族アルコール、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、ビタミンなどの薬剤、(A)成分以外の殺菌剤、防腐剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を妨げない範囲で、通常用いられる含有量とすることができる。
-pH-
前記殺菌清浄剤組成物は、使用時の手肌への刺激および殺菌力の点から、25℃におけるpHが、6以上11以下が好ましく、7以上8以下がより好ましい。
前記pHは、例えば、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(装置名:pHメーター HM-30R型、東亜ディーケーケー株式会社製、電極タイプ:GST-5721)により、25℃環境下において測定できる。
-製造方法-
本発明の殺菌清浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、及び前記(F)成分を混合し、必要に応じて、前記(D)成分、前記(E)成分、及び前記その他の成分を混合して得ることができる。
-使用方法-
前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の使用方法としては、手肌に前記液体殺菌清浄剤組成物を使用した後、水等により洗い流すことを必要としない。具体的には、前記液体殺菌清浄剤組成物を、手の平、及び手の甲に擦り込んだ後、水道水等で洗い流す必要がない。
前記液体殺菌清浄剤組成物を洗い流さないことにより、殺菌力、及び使用時の簡便性が向上する。
-用途-
前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、手肌消毒剤などに好適に用いることができる。また、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物は、ボディー用等の身体用としても利用可能である。その適用現場としては、例えば、病院、介護施設、厨房用途などが挙げられ、家庭においても好適に用いられる。
以下に、本発明を実施例及び比較例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない。
実施例及び比較例に記載の各成分の含有量は「質量%」で示し、全て純分換算した値である。
(実施例1~35及び比較例1~6)
下記表1~表6に示す組成及び含有量の殺菌清浄剤組成物を常法により調製した。具体的には、以下の方法により調製した。
25℃の環境下において、最終的に得られる殺菌清浄剤組成物全量における84.85質量%となる量の前記(F)成分に、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分を加えて溶解させ、必要に応じて、前記(D)成分、前記(E)成分を添加し、各殺菌清浄剤組成物の全量が100質量%となるように前記(F)成分を加えた。
調製した実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物について、以下のようにして、「殺菌力」、「手肌への刺激」、「塗布後の乾燥の早さ」、「塗布後の剤の伸びの良さ」、及び「乾燥後の手肌のしっとり感」を評価及び判定した。結果を下記表1~表6に示す。
<殺菌力>
対象菌として、大腸菌(Escherichia coil NBRC3972、独立行政法人製品評価基盤機構より入手)を用い、定量的懸濁法にて、実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物の殺菌力を評価した。
前記大腸菌を、SCDLP寒天培地(日本製薬株式会社製)を用いて、好気条件下で37℃にて18~24時間静置培養した。次に、SCDLP寒天培地上に形成されたコロニーを適量掻きとり、生理食塩水(大塚製薬株式会社)に懸濁させ、菌濃度:10cfu/mLとなるように調製し、試験菌液とした。なお、cfuとは、コロニー形成単位(colony forming unit)を意味する。
次に、実施例1~35及び比較例1~6の各殺菌清浄剤組成物0.45mLに前記試験菌液0.05mLを加えて混合させ、30秒間後、直ちに混合液をSCDLP液体培地(日本製薬株式会社製)で10倍に希釈し、不活化した。更に、不活化した溶液を、SCDLP液体培地で100倍希釈、1,000倍希釈、及び10,000倍希釈として、10倍ごとの段階希釈を行った。その後、SCDLP寒天培地(日本製薬株式会社製、9cmシャーレ)に、各濃度に希釈した前記不活化した溶液を、各々0.1mL播種(n=3)し、混釈平板培養法により、好気条件下で37℃にて24時間静置培養した。培養後、形成された全コロニー数をカウントし、残存生菌数を測定した。コロニーが観測されない場合は、残存生菌数は、検出限界の10cfu/mL未満とした。測定した残存生菌数より、下記判断基準に基づいて、殺菌力を点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて「殺菌力」を評価した。なお、評価基準が〇以上であれば、「殺菌力」は良好である。
[判断基準]
-「殺菌力」の判断基準-
5点:残存生菌数が10cfu/mL未満(検出限界未満)である
4点:残存生菌数が10cfu/mL以上100cfu/mL未満である
3点:残存生菌数が100cfu/mL以上1,000cfu/mL未満である
2点:残存生菌数が1,000cfu/mL以上10,000cfu/mL未満である
1点:残存生菌数が10,000cfu/mL以上である
[評価基準]
-「殺菌力」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<手肌への刺激>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5人、女性5人)が、実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込んだ後の手肌への刺激について、下記判断基準に基づいて点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「手肌への刺激」を評価した。なお、評価基準が〇以上であれば、「手肌への刺激」が低く、良好である。
[判断基準]
-「手肌への刺激」の判断基準-
5点:手肌への刺激を感じない
4点:手肌への刺激をほとんど感じない
3点:僅かに手肌への刺激を感じるが、問題のないレベルである
2点:手肌への刺激を感じる
1点:手肌への刺激を強く感じる
[評価基準]
-「手肌への刺激」の評価基準-
◎◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<塗布後の乾きの早さ>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5人、女性5人)が、実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込むときの乾きの早さについて、下記判断基準に基づいて点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「塗布後の乾きの早さ」を評価した。なお、評価基準が〇以上であれば、「塗布後の乾きの早さ」は良好である。
[判断基準]
-「塗布後の乾きの早さ」の判断基準-
5点:乾きが早いと感じる
4点:乾きがやや早いと感じる
3点:乾くまでにやや時間を感じるが、問題のないレベルである
2点:乾きがやや遅いと感じる
1点:乾きが遅いと感じる
[評価基準]
-「塗布後の乾きの早さ」の評価基準-
◎◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上、3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<塗布後の剤の伸びの良さ>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5人、女性5人)が、実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込むときの剤の伸びの良さについて、下記判断基準に基づいて点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「塗布後の剤の伸びの良さ」を評価した。なお、評価基準が〇以上であれば、「塗布後の剤の伸びの良さ」は良好である。
[判断基準]
-「塗布後の剤の伸びの良さ」の判断基準-
5点:非常に伸ばしやすいと感じる
4点:伸ばしやすいと感じる
3点:やや伸ばしやすいと感じる
2点:やや伸ばしにくいと感じる
1点:伸ばしにくいと感じる
[評価基準]
-「塗布後の剤の伸びの良さ」の評価基準-
◎◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<乾燥後の手肌のしっとり感>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5人、女性5人)が、実施例1~35及び比較例1~6の殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込んだ後の手肌のしっとり感について、下記判断基準に基づいて点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「乾燥後の手肌のしっとり感」を評価した。なお、評価基準が〇以上であれば、「乾燥後の手肌のしっとり感」は良好である。
[判断基準]
-「乾燥後の手肌のしっとり感」の判断基準-
5点:手肌のしっとり感を非常に感じる
4点:手肌のしっとり感を感じる
3点:手肌のしっとり感をやや感じる
2点:手肌のしっとり感をあまり感じない
1点:手肌のしっとり感を感じない
[評価基準]
-「乾燥後の手肌のしっとり感」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
Figure 0007353161000001
Figure 0007353161000002
Figure 0007353161000003
Figure 0007353161000004
Figure 0007353161000005
Figure 0007353161000006
前記実施例及び比較例で使用した各種成分の詳細は、下記表7に記載の通りである。
Figure 0007353161000007
本発明の洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物は、殺菌力を有し、使用時の手肌への刺激が低く、塗布後の乾きの早さ、塗布後の剤の伸びの良さ、乾燥後の手肌のしっとり感に優れるため、例えば、手肌消毒剤として用いることができ、ボディー用等の身体用としても利用可能であり、その適用現場としては、例えば、病院、介護施設、厨房用途などが挙げられ、家庭においても好適に用いられることができる。

Claims (4)

  1. (A)4級アンモニウム塩殺菌剤と、
    (B)25℃における動粘度が3mm/s以上100000mm/s以下であるトリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン又はシラノール基末端ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、高級脂肪酸又はそのエステル、ヘキシルデカノール、及びオレフィン化合物から選択される少なくとも1種の油性成分と、
    (C)多価アルコールと、を含有する洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物であって、
    前記高級脂肪酸又はそのエステルが、イソステアリン酸、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリル酸ヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、トリイソオクタン酸グリセリン、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、及びリノール酸イソプロピルから選択される少なくとも1種であり、
    前記(A)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.005質量%以上0.5質量%以下であり、
    前記(B)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.01質量%以上1質量%以下であり、
    前記(C)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.01質量%以上15質量%以下であり、
    前記(C)成分の含有量と、前記(B)成分の含有量との質量比[(C)/(B)]が10以上180以下であり、
    (D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0質量%であることを特徴とする洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物。
  2. 前記(A)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.01質量%以上0.2質量%以下であり、
    前記(B)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.03質量%以上0.2質量%以下であり、
    前記(C)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0.1質量%以上10質量%以下である、請求項1に記載の洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物。
  3. (E)界面活性剤(ただし、(A)成分を除く)を更に含有し、
    前記(E)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、0質量%以上5質量%以下である、請求項1から2のいずれかに記載の洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物。
  4. (F)水を更に含有し、
    前記(F)成分の含有量が、前記洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物の全量に対して、70質量%以上である、請求項1から3のいずれかに記載の洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物。
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