JP4674491B2 - 先行車追従制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、先行車に追従して走行する先行車追従制御装置に関する。
従来、先行車に追従して自動走行する先行車追従制御装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−334552
しかしながら、従来の先行車追従制御装置では、車速が所定の速度以下になると、先行車追従制御を解除して制動力制御のみ継続し、車速が略0になったら制動力制御を解除するようにしているので、先行車が停止して再び発進する際に、自車両を停止保持させるためのブレーキ操作、自車両の発進時のアクセル操作、および、先行車追従制御を再び開始させるためのスイッチ操作が必要になるという問題があった。
本発明による先行車追従制御装置は、先行車に追従して自動走行するための制御(以下、先行車追従制御と呼ぶ)を行う制御手段と、車両が停止した時に、先行車追従制御時にブレーキの制御を行うブレーキ制御手段を作動させずに、車両の停止を保持する停止保持手段と、停止保持手段を作動可能な状態/作動不可能な状態に設定するための操作手段と、車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、制御手段は、操作手段によって停止保持手段が作動可能な状態に設定されている場合は、車両が停止するまで先行車追従制御を行うとともに、停止保持手段が停止保持制御を開始しても、先行車追従制御を解除せず、先行車追従制御を行っている時に、停止保持手段が作動不可能な状態に設定されている場合には、車速検出手段によって検出される車速が第1の所定車速を下回ると、先行車追従制御を解除することを特徴とする。
本発明による先行車追従制御装置によれば、先行車追従制御が行われている状態で車両の停止保持制御が開始されても、先行車追従制御を解除しないので、先行車に追従して、自車両の停止・発進を行うことができる。
図1は、一実施の形態における先行車追従制御装置の構成を示す図である。一実施の形態における先行車追従制御装置は、シフトポジションセンサ1と、アクセルセンサ2と、車速センサ3と、車間距離センサ4と、スロットルアクチュエータ5と、ブレーキアクチュエータ6と、ブレーキスイッチ7と、電動パーキングブレーキスイッチ8(以下、EPKBスイッチ8)と、電動パーキングブレーキ9(以下、EPKB9)と、操作スイッチ10と、ディスプレイ11と、スピーカ12と、自動停止保持スイッチ13と、制御装置20とを備える。
シフトポジションセンサ1は、現在のシフトポジションを検出する。アクセルセンサ2は、図示しないアクセルペダルが操作されたことを検知する。車速センサ3は、車両の速度を検出する。車間距離センサ4は、レーダ装置を備えており、車両前方にレーザ光を送出することによって、先行車を検出するとともに、検出した先行車までの車間距離を検出する。
スロットルアクチュエータ5は、制御装置20からの指令に基づいて、図示しないスロットルバルブの開閉を制御することによって、車両の加減速を制御する。ブレーキアクチュエータ6は、制御装置20からの指令に基づいて、各車輪に設けられている油圧ブレーキ(不図示)の制動力を制御する。
制御装置20は、車間距離センサ4によって検出される車間距離、および、車速センサ3によって検出される自車両の速度に基づいて、自車両が先行車両に追従して自動走行するための先行車追従制御を行う。すなわち、先行車両が検出されている場合に、自車両と先行車両との車間距離が一定距離に保たれるように、スロットルアクチュエータ5およびブレーキアクチュエータ6を制御する。ブレーキスイッチ7は、図示しないブレーキペダルが操作されたことを検知する。
EPKBスイッチ8は、後述するEPKB9の作動/解除を行うためのスイッチである。車両が停止している状態で、ドライバによってEPKBスイッチ8が操作されると、左右の後輪に設けられているEPKB9が作動する。EPKB9の作動時には、電動モータ(不図示)によって、図示しないブレーキワイヤを巻き取ることによって、図示しない摩擦材をブレーキディスクに押し付けて、車輪をロックする。これにより、ドライバがブレーキペダルを操作しなくても、車両の停止が保持される。
自動停止保持スイッチ13は、自動停止保持システムのオン/オフを切り換えるためのスイッチである。ここで、自動停止保持システムについて説明しておく。自動停止保持システムがオンになっている状態で、運転者のブレーキ操作により車両が停止すると、制御装置20は、図示しない油圧ブレーキを解除する指令をブレーキアクチュエータ6に出すとともに、EPKB9を作動させる。このEPKB9の作動は、ドライバによるEPKBスイッチ8の操作とは関係なく行われる。これにより、ドライバがブレーキペダルを操作しなくても、車両の停止が保持される。さらに、運転者の発進操作(アクセル操作)があると、EPKB9の作動を解除して、通常の運転操作が可能となる。このように、車両の停止時に、EPKB9による停止保持制御を行うシステムを自動停止保持システムと呼ぶ。
なお、自動停止保持システムがオンの状態からオフの状態になるのは、自動停止保持スイッチ13が操作された場合に限られず、自動停止保持システムに異常が発生した場合もオンからオフになる。
本発明は、この自動停止保持スイッチ13のオン/オフ状態に応じて、先行車追従制御の態様を変更するものであり、詳細については後述する。
操作スイッチ10は、先行車追従制御の各種操作を行うためのスイッチである。図2は、操作スイッチ10の詳細な構成を示す図である。この操作スイッチ10は、ステアリング上のドライバが操作しやすい位置に設けられている。メインスイッチ21は、先行車追従制御システムのオン/オフを行うためのスイッチである。リジューム/アクセラレートスイッチ22は、先行車追従制御が行われている時に、速度を上昇させるためのスイッチであり、セット/コーストスイッチ23は、先行車追従制御が行われている時に、速度を減少させるためのスイッチである。セット/コーストスイッチ23は、また、メインスイッチ21が押されて、先行車追従制御システムがオンの状態の時に、先行車追従制御を実際に開始するためのスイッチでもある。
キャンセルスイッチ24は、先行車追従制御が行われている場合に、先行車追従制御を解除するためのスイッチである。車間設定スイッチ25は、先行車までの車間距離(目標車間距離)を変更するためのスイッチである。
ディスプレイ11は、ドライバの見やすい位置に設けられており、先行車追従制御の制御状態や、EPKB9の作動状態(作動可能な状態であるか否か)を表示する。スピーカ12は、後述する先行車追従制御の制御状態が変化した時に、音を発することによって、制御状態が変更したことをドライバに報知する。
図3は、自動停止保持システムにおける停止保持制御の各制御状態の遷移図である。状態31および32は、自動停止保持システムがオフの状態である。このうち、状態31は、EPKBスイッチ8の操作によって、EPKB9が作動している状態であり、状態32は、EPKB9が作動していない状態である。自動停止保持システムがオフの状態31または32において、自動停止保持スイッチ13が操作されると、自動停止保持システムがオンとなる。この時、車速が0km/hより大きければ、状態33に移行する。状態33は、自動停止保持システムがオンとなっているが、EPKB9による車両の停止保持制御が行われていない状態、すなわち、自動停止保持システムの作動待機状態である。
一方、状態31または32において、自動停止保持スイッチ13が押された時に、車速が0km/hの場合、すなわち、車両が停止している場合には、状態34に移行する。状態34は、EPKB9による車両の停止保持制御が行われている状態(停止保持制御の作動状態)である。また、状態33において、車速が0km/hになった場合、すなわち、車両が停止した場合も、状態34に移行する。
停止保持制御が作動している状態34において、ドライバがアクセルペダルを操作すると、EPKB9の作動が解除されて、停止保持制御の作動待機状態である状態33に移行する。また、状態34において、自動停止保持スイッチ13による自動停止保持システムの解除操作が行われた場合には、状態31に移行する。すなわち、EPKB9による車両停止保持制御が行われている状態で、自動停止保持システムの解除操作が行われた場合には、EPKB9による停止保持制御を継続した状態で、自動停止保持システムをオフにする。
図4は、先行車追従制御の各制御状態の遷移図である。状態41は、先行車追従制御システムがオフの状態である。この状態で、操作スイッチ10に含まれるメインスイッチ21が押されると、先行車追従制御システムがオンとなり、状態42に移行する。状態42は、先行車追従制御システムはオンとなっているが、先行車追従制御が開始されていない待機状態である。逆に、先行車追従制御の待機状態42において、メインスイッチ21が押されると、先行車追従制御システムはオフとなって、状態41に移行する。
先行車追従制御が行われている状態には、状態43〜45がある。状態43は、車速が40km/h以上、100km/h以下の間で先行車追従制御が行われている状態であり、状態44および45は、車速が40km/h未満において、先行車追従制御が行われている状態である。ここでは、状態43を高速域作動状態と呼ぶ。
状態44は、自動停止保持システムがオフの状態であり、かつ、車速が5km/h以上、40km/h未満の間で先行車追従制御が行われている状態である。ここでは、状態44を第1の低速追従走行状態と呼ぶ。状態45は、自動停止保持システムがオンの状態であり、かつ、車速が0km/h以上40km/h未満の間で先行車追従制御が行われている状態である。ここでは、状態45を第2の低速追従走行状態と呼ぶ。すなわち、一実施の形態における先行車追従制御装置では、自動停止保持システムのオン/オフによって、先行車追従制御の制御内容を変更している。
先行車追従制御の作動待機状態42において、車速が40km/h以上100km/h以下であり、ドライバがブレーキペダルを操作しておらず、かつ、ドライバがセット/コーストスイッチ23を操作すると、高速域作動状態43に移行する。高速域作動状態43では、自車両の前方に先行車を検出している場合には、ドライバが予め設定した車速を上限として、予め設定されている車間距離で追従走行する制御が行われる。先行車を検出していない場合には、ドライバが予め設定した車速(設定車速)で走行する制御が行われる。
高速域作動状態43において、次の(a)〜(d)のいずれか1つの条件が成立すると、先行車追従制御の作動待機状態である状態42に移行する。
(a)先行車両を検出していない状態で車速が40km/hを下回る
(b)ドライバがブレーキ操作を行う
(c)キャンセルスイッチ24が操作される
(d)自動変速機(不図示)のシフト位置がドライブ(D)以外の位置に動かされる
先行車追従制御の作動待機状態42において、次の(e)〜(i)の全ての条件が成立すると、第1の低速追従走行状態44に移行する。
(e)ドライバがブレーキペダルを操作していない
(f)先行車両を検出している
(g)セット/コーストスイッチ23が操作される
(h)車速が5km/h以上、40km/h未満である
(i)自動停止保持システムがオフとなっている
第1の低速追従走行状態44において、上述した(b)〜(d)の条件、および、以下の(j)、(k)の条件のうち、いずれか1つの条件が成立すると、状態42に移行する。
(j)車速が5km/hを下回る
(k)先行車両を見失う(先行車両を検出できない)
また、第1の低速追従走行状態44において、車速が40km/h以上となり、かつ、高速域作動状態43で定速走行するための設定車速がドライバによって設定されている場合には、高速域作動状態43に移行する。逆に、高速域作動状態43において、先行車両を検出している状態で車速が40km/hを下回り、かつ、自動停止保持システムがオフとなっていれば、第1の低速追従走行状態44に移行する。
先行車追従制御の作動待機状態42において、上述した(e)〜(g)の条件、および、以下の(l)、(m)の全ての条件が成立すると、第2の低速追従走行状態45に移行する。
(l)車速が0km/h以上であり、かつ、40km/h未満である
(m)自動停止保持システムが作動状態または作動待機状態である
第2の低速追従走行状態45において、上述した(b)〜(d),(k)の条件、および、以下の(n)の条件のうち、いずれか1つの条件が成立すると、状態42に移行する。
(n)車速が0km/h以上5km/h未満で、自動停止保持システムがオフとなった
また、第2の低速追従走行状態45において、車速が5km/h以上の時に、自動停止保持システムがオフになると、第1の低速追従走行状態44に移行する。逆に、第1の低速追従走行状態44において、自動停止保持システムが作動待機状態になると、第2の低速追従走行状態45に移行する。
第2の低速追従走行状態45において、車速が40km/h以上となり、かつ、高速域作動状態43で定速走行するための設定車速がドライバによって設定されている場合には、高速域作動状態43に移行する。逆に、高速域作動状態43において、先行車両を検出している状態で車速が40km/hを下回り、かつ、自動停止保持システムが作動待機状態となっていれば、第2の低速追従走行状態45に移行する。
先行車追従制御が作動している状態43,44,45において、メインスイッチ21が押されると、先行車追従制御システムはオフとなって、状態41に移行する。
上述したように、一実施の形態における先行車追従制御装置では、自動停止保持システムのオン/オフによって、先行車追従制御の制御内容を変更している。このため、先行車追従制御の状態が第1の低速追従走行状態44にある時と、第2の低速追従走行状態45にある時とにおいて、ディスプレイ11の表示形態を変更する。図5(a)は、第1の低速追従走行状態44におけるディスプレイ11の表示状態、図5(b)は、第2の低速追従走行状態45におけるディスプレイ11の表示状態をそれぞれ示している。ディスプレイ11には、車速メーターとともに、先行車追従制御が行われる車速域、および、自動停止保持システムのオン/オフの状態が示される。
第1の低速追従走行状態44では、先行車追従制御が行われる車速域が5km/h以上であることをディスプレイ11上で示すとともに、自動停止保持システムがオフであることを示す。第1の低速追従走行状態44において、先行車追従制御が行われる車速域は、5km/h以上40km/h未満であるが、車速が40km/hを越えると、高速域作動状態43に移行して、先行車追従制御が継続して行われる。従って、ここでは、図5(a)に示すように、先行車追従制御が行われる車速域を5km/h〜100km/hとして表示している。
第2の低速追従走行状態45では、先行車追従制御が行われる車速域が0km/h以上であることをディスプレイ11上で示すとともに、自動停止保持システムがオンであることを示す。自動停止保持システムがオンであることは、「Auto Parking」の文字により表示している。ただし、第1の低速追従走行状態44の表示形態と同様に、先行車追従制御が行われる車速域の上限を40km/hではなく、100km/hとして表示している(図5(b)参照)。
図6は、先行車追従制御が第1の低速追従走行状態44にある場合において、制御装置20によって行われる処理内容を示すフローチャートである。先行車追従制御が第1の低速追従走行状態44に移行すると、制御装置20は、ステップS10の処理を開始する。ステップS10では、車速センサ3により検出される車速が40km/h以上になったか否かを判定する。車速が40km/h以上になったと判定すると、ステップS20に進み、高速域作動状態43における先行車追従制御を行う。
一方、ステップS10において、車速が40km/h未満であると判定すると、ステップS30に進む。ステップS30では、メインスイッチ21が押されたか否かを判定する。メインスイッチ21が押されたと判定すると、ステップS40に進む。ステップS40では、先行車追従制御システムをオフにする。これにより、先行車追従制御は、第1の低速追従走行状態44から、状態41に移行する。
一方、ステップS30において、メインスイッチ21が押されていないと判定すると、ステップS50に進む。ステップS50では、上述した(b)〜(d)の条件のうち、いずれか1つの条件が成立したか否か、すなわち、ドライバがブレーキ操作、キャンセルスイッチ24の操作、シフト位置をドライブ(D)以外の位置に動かす操作のうち、いずれか1つの操作を行ったか否かを判定する。ブレーキスイッチ7、操作スイッチ10、および、シフトポジションセンサ1から入力される信号に基づいて、ドライバがブレーキ操作、キャンセルスイッチ24の操作、シフト位置をドライブ(D)以外の位置に動かす操作のうち、いずれか1つの操作を行ったと判定すると、ステップS60に進み、いずれの操作も行われていないと判定すると、ステップS70に進む。
ステップS70では、車間距離センサ4から入力される信号に基づいて、先行車を見失ったか否かを判定する。先行車を見失ったと判定すると、ステップS60に進み、見失っていないと判定すると、ステップS80に進む。ステップS80では、車速センサ3によって検出される車速が5km/h未満になったか否かを判定する。車速が5km/h未満になったと判定するとステップS60に進み、5km/h未満になっていないと判定すると、ステップS90に進む。
ステップS60では、先行車追従制御を解除する。これにより、先行車追従制御は、第1の低速追従走行状態44から、作動待機状態である状態42に移行する。
ステップS90では、自動停止保持システムが作動待機状態になったか否かを判定する。第1の低速追従走行状態44では、自動停止保持システムがオフになっているが、ドライバによって自動停止保持スイッチ13が押されることにより、自動停止保持システムが作動待機状態になったと判定すると、ステップS100に進む。ステップS100では、第2の低速追従走行状態45における先行車追従制御を行う。すなわち、先行車追従制御は、第1の低速追従走行状態44から第2の低速追従走行状態45に移行する。
図7は、先行車追従制御が第2の低速追従走行状態45にある場合において、制御装置20によって行われる処理内容を示すフローチャートである。先行車追従制御が第2の低速追従走行状態45に移行すると、制御装置20は、ステップS200の処理を開始する。ステップS200では、車速センサ3により検出される車速が40km/h以上になったか否かを判定する。車速が40km/h以上になったと判定すると、ステップS210に進み、高速域作動状態43における先行車追従制御を行う。
一方、ステップS200において、車速が40km/h未満であると判定すると、ステップS220に進む。ステップS220では、メインスイッチ21が押されたか否かを判定する。メインスイッチ21が押されたと判定すると、ステップS230に進む。ステップS230では、先行車追従制御システムをオフにする。これにより、先行車追従制御は、第2の低速追従走行状態45から、状態41に移行する。
一方、ステップS220において、メインスイッチ21が押されていないと判定すると、ステップS240に進む。ステップS240では、車間距離センサ4から入力される信号に基づいて、先行車を見失ったか否かを判定する。先行車を見失ったと判定すると、ステップS250に進む。ステップS250では、車速センサ3により検出される車速が所定車速以上であるか否かを判定する。ここでは、所定車速を3km/hとする。車速が3km/h以上であると判定すると、ステップS380に進み、3km/h未満であると判定すると、ステップS260に進む。
ステップS260では、車速が0km/hになるように、ブレーキアクチュエータ6に対して、油圧ブレーキ(不図示)の作動指令を出す。上述したように、第2の低速追従走行状態45において、先行車を見失うと、先行車追従制御が解除されて待機状態となる。しかし、車速が3km/h未満の場合には、車両を停止させる制御中に先行車を見失ったと判断して、車両を停止させるために、油圧ブレーキを作動させる(油圧ブレーキが作動していた場合には、作動し続ける)。また、車両が停止すると、油圧ブレーキを解除する指令をブレーキアクチュエータ6に出すとともに、EPKB9を作動させる。
ステップS260に続くステップS270では、自動停止保持制御が作動したか否か、すなわち、EPKB9による車両の停止保持制御が作動したか否かを判定する。EPKB9による車両の停止保持制御が作動したと判定するとステップS380に進み、作動していないと判定すると、ステップS260に戻って、油圧ブレーキの作動を継続して行う。
すなわち、一実施の形態における先行車追従制御装置では、第2の低速追従走行状態45において、先行車に追従して自車両が減速して停止すると、車両の減速時に用いられる油圧ブレーキ(不図示)から、EPKB9に切り換えて、車両の停止を保持する。車両の停止後にも、油圧ブレーキを作動し続ける方法では、ブレーキアクチュエータ6に長時間、電流を流し続ける必要があるが、車両の停止時にEPKB9に切り換えることにより、ブレーキアクチュエータ6に電流を流し続けることを防ぐことができる。
ステップS240において、先行車を見失っていないと判定すると、ステップS280に進む。ステップS280では、上述した(b)〜(d)の条件のうち、いずれか1つの条件が成立したか否か、すなわち、ドライバがブレーキ操作、キャンセルスイッチ24の操作、シフト位置をドライブ(D)以外の位置に動かす操作のうち、いずれか1つの操作を行ったか否かを判定する。ブレーキスイッチ7、操作スイッチ10、および、シフトポジションセンサ1から入力される信号に基づいて、ドライバがブレーキ操作、キャンセルスイッチ24の操作、シフト位置をドライブ(D)以外の位置に動かす操作のうち、いずれか1つの操作を行ったと判定すると、ステップS380に進み、いずれの操作も行われていないと判定すると、ステップS290に進む。
ステップS290では、自動停止保持システムがオフになったか否かを判定する。上述したように、自動停止保持システムがオンの状態で、ドライバが自動停止保持スイッチ13を操作するか、自動停止保持システムに異常が発生すると、自動停止保持システムはオフとなる。自動停止保持システムがオフになったと判定すると、ステップS340に進み、オンのままであると判定すると、ステップS300に進む。
ステップS300では、EPKB9による車両の停止保持制御が作動しているか否かを判定する。上述したように、先行車に追従して車両が減速して停止すると、油圧ブレーキ(不図示)から、EPKB9に切り換えて、車両の停止を保持する。EPKB9による車両の停止保持制御が作動していると判定すると、ステップS310に進み、停止保持制御は作動しておらず、車両が走行中であると判定すると、ステップS200に戻る。
ステップS310では、先行車追従制御よりもEPKB9による車両の停止保持制御を優先するようにして、車両の停止保持を継続して行う。一実施の形態における先行車追従制御装置では、自動停止保持システムがオンであり、かつ、先行車追従制御が行われている状態で、車両が減速して停止すると、EPKB9による車両の停止保持制御を行うが、停止保持制御を行っている間も、先行車追従制御を解除せずに、作動状態のままとする。しかし、自車両が停止している状態では、ドライバの発進意図が明確にならない限り、停止保持制御を継続して行うようにするため、停止している先行車が発進しても、先行車追従制御による自車両の発進は行わず、車両の停止保持制御を優先するようにする。
ステップS310に続くステップS320では、アクセルセンサ2から入力される信号に基づいて、ドライバがアクセルペダル(不図示)を操作したか否かを判定する。アクセルペダルが操作されていないと判定すると、ステップS310に戻り、アクセルペダルが操作されて、ドライバの発進意図が明確になると、ステップS330に進む。
ステップS330では、EPKB9の作動を解除して、先行車追従制御によって自車両を発進させるとともに、車間距離センサ4に含まれるレーダ装置の検知距離を拡大する。図8は、レーダ装置の検知距離を拡大した時の検知範囲の一例を示す図であり、黒塗りの部分が拡大された検知範囲である。検知距離を拡大することにより、先行車が発進して、停止している自車両との車間距離が広がってしまった場合でも、レーダ装置によって先行車を確実に検出することができる。すなわち、先行車を見失って先行車追従制御が解除されてしまうのを防ぐことができる。車間距離センサ4に含まれるレーダ装置の検知距離を拡大すると、ステップS200に戻る。
ステップS290において自動停止保持システムがオフになったと判定された後に進むステップS340では、車速センサ3によって検出される車速が5km/h以上であるか否かを判定する。車速が5km/h以上であると判定するとステップS350に進み、5km/h未満であると判定すると、ステップS380に進む。ステップS380では、先行車追従制御を解除する。これにより、先行車追従制御は、第2の低速追従走行状態45から、作動待機状態である状態42に移行する。
ステップS350では、自動停止保持システムがオフになった理由が、ドライバによる自動停止保持スイッチ13の操作によるものであるか否かを判定する。ドライバが自動停止保持スイッチ13を操作することによって、自動停止保持システムがオフになったと判定すると、ステップS370に進み、自動停止保持システムに異常が発生することによって、自動停止保持システムがオフになったと判定すると、ステップS360に進む。
ステップS360では、先行車追従制御における目標車間距離を、設定されている車間距離より長くする。車速が5km/h以上の状態で先行車追従制御が行われている時に、自動停止保持システムがオフになると、先行車追従制御の制御状態が第2の低速追従走行状態45から、第1の低速追従走行状態44に移行する。第1の低速追従走行状態44では、例えば、車速が5km/h未満になると、先行車追従制御が解除されて作動待機状態となる等のように、第2の低速追従走行状態45とは異なる制御が行われる。従って、自動停止保持システムに異常が発生して、自動的に自動停止保持システムがオフとなり、先行車追従制御の状態が第1の低速追従走行状態44に移行する場合には、先行車追従制御の状態が変化したことをドライバが認識するための余裕時間を与えるために、先行車追従制御時の目標車間距離を長くする。目標車間距離を長くする制御は、所定時間だけ行うようにすればよい。ステップS360に続くステップS370では、第1の低速追従走行状態44における処理を行う。
図5(a)および図5(b)を用いて説明したように、第1の低速追従走行状態44および第2の低速追従走行状態45では、ディスプレイ11の表示形態を変更している。これにより、ドライバは、先行車追従制御の制御状態を把握することができるが、一実施の形態における先行車追従制御装置では、後述する車両の走行シーンにおいて、第1の低速追従走行状態44と第2の低速追従走行状態45とにおいて、スピーカ12から異なる音を発することにより、ドライバが先行車追従制御の制御状態をさらに容易に把握できるようにする。音を変更する車両の走行シーンは、以下の3つとする。
(T1)車間距離センサ4に含まれるレーダ装置によって、先行車を見失った時
(T2)先行車が接近してきて、先行車との車間距離が短くなった時
(T3)高速域作動状態43から自動的に低速追従走行状態に切り替わった時
一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、先行者追従制御が行われている時に、自動停止保持システムが作動可能な状態になっている場合には、車両が停止すると、車両の停止保持制御を開始し、停止保持制御を開始した後も先行車追従制御を解除しないようにしたので、先行者追従制御が行われている状態において、車両の停止から発進にかけてのドライバの操作負担を軽減することができる。従来の先行車追従制御装置では、先行車追従制御が行われている時に、車両が停止する前に先行車追従制御を解除していたので、ドライバは車両を停止させるためのブレーキペダル操作、車両を発進させるためのアクセルペダル操作、先行車追従制御を再び開始するためのスイッチ操作が必要であったが、一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、先行車に追従して、自動的に、自車両の停止・発進を行うことができる。
また、一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、先行車追従制御が行われている状態で、自車両が停止すると、ブレーキアクチュエータ6による油圧ブレーキ(不図示)から、EPKB9に切り換えて、車両の停止を保持する。これにより、車両が停止している間、ブレーキアクチュエータ6に電流を流し続けることを防ぐことができる。
一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、先行車追従制御を行っている時に、自動停止保持システムが作動不可能な状態にされている場合には、自車両の速度が所定車速(一実施の形態では、5km/h)を下回ると、先行車追従制御を解除するようにした。これにより、自動停止保持システムが作動不可能な状態にある時に、車両を停止させるために、ブレーキペダルを踏む必要があることをドライバに認識させることができるので、先行車追従制御によって車両が停止し、停止後に自動停止保持システムが作動するとドライバが思いこんで、車両停止時に、ブレーキペダルを踏み忘れてしまうのを防ぐことができる。なお、第1の低速追従制御状態において、先行車追従制御を解除する車速は、5km/hに限られず、ほぼ0m/hになった後に解除してもよい。
一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、自動停止保持システムが作動可能な状態にされており、かつ、自車両の速度が所定車速(一実施の形態では、3km/h)を下回った状態で、先行車追従制御において先行車を見失った場合には、先行車追従制御を解除するが、油圧ブレーキ(不図示)によって車両を減速させて停止させるとともに、車両の停止後には、EPKB9による停止保持制御を行う。これにより、先行車を見失った場合でも、自動的に車両を停止させて、停止保持制御を行うことができるので、ドライバによる操作負担を軽減することができる。
一実施の形態における先行車追従制御装置によれば、第2の低速追従走行状態45において、自動停止保持システムに異常が発生することによって、自動停止保持システムがオフになった場合には、第1の低速追従走行状態44に移行するとともに、先行車追従制御時における目標車間距離を長くする。これにより、先行車追従制御の状態が変化したことをドライバが認識するための余裕時間を与えることができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、上述した一実施の形態では、先行車追従制御の作動時に車両が停止すると、図示しない油圧ブレーキから、EPKB9に切り換えて、車両の停止を保持するようにしたが、他のシステムによって、車両の停止を保持するようにしてもよい。油圧ブレーキは、通常、ブレーキペダルの踏み込みによりブレーキ圧液を押し出すマスタシリンダ(不図示)と、マスタシリンダからの液圧によりブレーキをかけるホイールシリンダ(不図示)とを備えた構成となっているが、例えば、マスタシリンダとホイールシリンダとの間に、電磁弁を設けて、車両の停止時に、電磁弁を閉じて、ブレーキ圧液を閉じこめることにより、車両の停止を保持する自動停止保持装置を利用することもできる。
図9は、自動停止保持装置を備えた車両の構成図である。図1に示す構成に対して、EPKBスイッチ8、EPKB9の代わりに、自動停止保持装置51を備えており、また、自動停止保持スイッチ13の代わりに、自動停止保持スイッチ13aを備えている。自動停止保持装置51は、上述したような構成を備えた車両の停止を保持する装置であり、自動停止保持スイッチ13aは、自動停止保持装置51を作動可能な状態/作動不可能な状態に切り換えるためのスイッチである。EPKB9による停止保持制御の場合と同様に、自動停止保持装置51が作動可能な状態であり、かつ、先行車追従制御が行われている状態で、車両が停止すると、自動停止保持装置51が作動して、車両の停止が保持される。
自動停止保持装置51を用いた構成でも、車両の停止保持をEPKB11の代わりに、自動停止保持装置51が行うだけで、一実施の形態における先行車追従制御が行う処理と同じ処理を行うことができる。例えば、先行者追従制御が行われている時に、自動停止保持装置51が作動可能な状態になっている場合には、車両が停止すると、自動停止保持装置51によって、車両の停止保持制御を開始し、停止保持制御が開始された後も先行車追従制御を解除しないようにする。これにより、先行者追従制御が行われている状態において、車両の停止から発進にかけてのドライバの操作負担を軽減することができる。
車両の停止保持制御は、上述したEPKB9や、自動停止保持装置51以外の装置を用いるようにしてもよい。ただし、自動停止保持制御が作動している状態での油圧ブレーキによる車両停止保持制御は、ブレーキアクチュエータ6に長時間、電流を流し続けることになるため、ブレーキアクチュエータ6の耐久スペックを過度のものにする必要がある。従って、ブレーキアクチュエータ以外のシステムを用いて、停止保持制御を行うことが好ましい。なお、EPKB9および自動停止保持装置51の両方を備えるようにして、状況に応じて、EPKB11および自動停止保持装置51を使い分けるようにしてもよい。
追従走行状態が変更になった場合には、変更があったことをスピーカ12による音声案内や、ディスプレイ11への表示によって、ドライバに報知するようにしてもよい。特に、第1の低速追従走行状態44と、第2の低速追従走行状態45との間では、先行車追従制御が行われる車速域が異なる等の違いがあるので、状態44と状態45との間で状態の変更があった場合には、状態の移行があったことをドライバに報知することが好ましい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、制御装置20が制御手段を、EPKB9が停止保持手段を、EPKBスイッチ8が操作手段を、車速センサ3が車速検出手段を、ディスプレイ11またはスピーカ12が報知手段を、ディスプレイ11が表示手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
一実施の形態における先行車追従制御装置の構成を示す図 操作スイッチの詳細な構成を示す図 自動停止保持制御の各制御状態の遷移図 先行車追従制御の各制御状態の遷移図 図5(a)は、第1の低速追従走行状態におけるディスプレイの表示状態を示す図、図5(b)は、第2の低速追従走行状態におけるディスプレイ11の表示状態を示す図 先行車追従制御が第1の低速追従走行状態にある場合において、制御装置によって行われる処理内容を示すフローチャート 先行車追従制御が第2の低速追従走行状態にある場合において、制御装置によって行われる処理内容を示すフローチャート レーダ装置の検知距離を拡大した時の検知範囲の一例を示す図 自動停止保持装置を備えた先行車追従制御装置の構成図
符号の説明
1…シフトポジションセンサ、2…アクセルセンサ、3…車速センサ、4…車間距離センサ、5…スロットルアクチュエータ、6…ブレーキアクチュエータ、7…ブレーキスイッチ、8…電動パーキングブレーキスイッチ、9…電動パーキングブレーキ、10…操作スイッチ、11…ディスプレイ、12…スピーカ、13…自動停止保持スイッチ、20…制御装置

Claims (10)

  1. 先行車に追従して自動走行するための制御(以下、先行車追従制御と呼ぶ)を行う制御手段と、
    車両が停止した時に、前記先行車追従制御時にブレーキの制御を行うブレーキ制御手段を作動させずに、車両の停止を保持する停止保持手段と、
    前記停止保持手段を作動可能な状態/作動不可能な状態に設定するための操作手段と
    車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記操作手段によって前記停止保持手段が作動可能な状態に設定されている場合は、車両が停止するまで前記先行車追従制御を行うとともに、前記停止保持手段が前記停止保持制御を開始しても、前記先行車追従制御を解除せず、前記先行車追従制御を行っている時に、前記停止保持手段が作動不可能な状態に設定されている場合には、前記車速検出手段によって検出される車速が第1の所定車速を下回ると、前記先行車追従制御を解除することを特徴とする先行車追従制御装置。
  2. 請求項1に記載の先行車追従制御装置において、
    前記制御手段は、前記停止保持手段が作動可能な状態に設定されており、かつ、前記車速検出手段によって検出される車速が第2の所定車速を下回った状態で、前記先行車追従制御において先行車を見失った場合には、前記先行車追従制御を解除するが、車両を減速させて停止させ、
    前記停止保持手段は、前記制御手段によって車両が停止させられると、車両の停止保持制御を行うことを特徴とする先行車追従制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の先行車追従制御装置において、
    前記制御手段は、前記停止保持手段が作動可能な状態に設定されており、かつ、前記車速検出手段によって検出される車速が前記の所定車速を下回った状態で、前記操作手段によって、前記停止保持手段が作動不可能な状態に設定された場合には、前記先行車追従制御を解除することを特徴とする先行車追従制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の先行車追従制御装置において、
    前記制御手段は、前記停止保持手段が作動可能な状態に設定されており、かつ、前記車速検出手段によって検出される車速が前記第1の所定車速以上の状態で、前記停止保持手段が作動不可能な状態になった場合には、前記停止保持手段が作動不可能な状態に設定されている場合の先行車追従制御を行うことを特徴とする先行車追従制御装置。
  5. 請求項に記載の先行車追従制御装置において、
    前記停止保持手段が作動可能な状態に設定されている場合の先行車追従制御から、前記停止保持手段が作動不可能な状態に設定されている場合の先行車追従制御に変更される場合には、変更があったことをドライバに報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする先行車追従制御装置。
  6. 請求項4または5に記載の先行車追従制御装置において、
    前記制御手段は、前記停止保持手段に異常が発生することによって、前記停止保持手段が作動可能な状態から作動不可能な状態になった場合には、前記停止保持手段が作動不可能な状態に設定されている場合の先行車追従制御を行う際に、先行車との目標車間距離を設定値よりも長くすることを特徴とする先行車追従制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の先行車追従制御装置において、
    前記停止保持手段による車両の停止保持制御が行われている間は、前記制御手段による先行車追従制御よりも、前記停止保持制御を優先して行うことを特徴とする先行車追従制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の先行車追従制御装置において、
    前記停止保持手段が作動可能な状態か否かを表示するとともに、前記先行車追従制御の制御内容を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする先行車追従制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の先行車追従制御装置において、
    前記停止保持手段は、電動機のトルクを利用して、制動力を得る電動パーキングブレーキであることを特徴とする先行車追従制御装置。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載の先行車追従制御装置において、
    前記停止保持手段は、油圧ブレーキのブレーキ圧液を閉じこめることにより、車両の停止を保持することを特徴とする先行車追従制御装置。
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