JP4673001B2 - 筆記具付き広告紙 - Google Patents

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本発明は、販売促進用の景品(以下「販促品」)やサンプル商品(試供品)の頒布品等として使用される、商品の宣伝文や写真等が印刷された台紙と、例えばボールペンやシャープペンシル又は万年筆等の筆記具とを一体にした筆記具付き広告紙に関する。
詳しくは、開閉自在に折り畳まれる台紙に保持部を形成し、この保持部に筆記具を着脱自在に取り付けた筆記具付き広告紙に関する。
従来、この種の筆記具付き広告紙として、中央の谷折り線を介して二つ折りに開閉可能な一対の連続する包装紙体と、これら包装紙体に跨がるようにして、夫々の谷折り線を介して連結されたフラップ部材を具備し、このフラップ部材には保持片が一体に形成され、該保持片に形成された保持部材(挿通部)に筆記具の軸筒を挿入することで保持し、上記中央の谷折り線を介して両包装紙体を閉じて、それらの自由端に形成された切り込み部と差し込み片とを挿通させることにより、両包装紙体の展開が阻止されて包装状態が維持されると共に、筆記具が両包装紙体の間に挟み込まれるようにして包装された包装体がある(例えば、特許文献1参照)。
そして、この筆記具付き広告紙を受け取った消費者自身が、切り込み部から差し込み片を抜いて包装体を展開することにより、筆記具が露出して取り外し可能になると共に、両包装紙体が見開き状態となるので、その対向面に印刷された例えば製品の特徴や、他の自社製品の宣伝、或いはアンケート文等が読み取り可能となって、セールスプロモーション効果を上げることができるようにしている。
しかし乍ら、このような従来の筆記具付き広告紙によれば、切り込み部及び差し込み片により両包装紙体の展開が阻止された状態では、これら両包装紙体の間に筆記具が挟み込まれてほとんど見えないため、この包装体を販促品として頒布した場合には、そのまま受け取っても外からは筆記具の存在を確認し難いことから、展開しないまま捨てられる恐れがあると共に、切り込み部と差し込み片との一般的な開封手法で包装紙体を開放して展開させるため、操作者に強い好奇心を持たせることができず、筆記具を取り外した後は宣伝文等の目を通すことなく捨てられる可能性が高くて、宣伝効果や販売促進効果を上げられないという問題があった。
また、このような従来の筆記具付き広告紙を組み立てるには、筆記具を所定位置に挿入した後に包装紙体を谷折り線に所定の順番で数回折り畳む必要があるため、その組み立て作業に手間取るだけでなく、包装紙体の構造も複雑であることから、製造コストが高くなるという問題もあった。
特開2003−321080号公報(第3−5頁、図1−4)
本発明は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、簡単な構造で筆記具を確認し易くしながら台紙の展開操作に興味を持たせることが可能な筆記具付き広告紙を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、開閉自在に折り畳まれる台紙(1)に保持部(1b)を形成し、この保持部(1b)に、軸方向へ往復動自在なノック部(2a)を有する筆記具(2)を着脱自在に取り付けた筆記具付き広告紙において、前記台紙(1)を折り畳んでその少なくとも一端に係止部(1a)を形成し、前記保持部(1b)に筆記具(2)を取り付けることで、該筆記具(2)の前記ノック部(2a)が前記係止部(1a)と係合して前記係止部(1a)を閉塞させ、この閉塞状態から筆記具(2)の前記ノック部(2a)を移動することで、前記ノック部(2a)と係止部(1a)との係合を解除して前記係止部(1a)を開放させるようにしたことを特徴とする。
また、他の技術的手段では、開閉自在に折り畳まれる台紙(1)に保持部(1b)を形成し、この保持部(1b)に、径方向へ揺動自在なクリップ部(2b)を有する筆記具(2)を、周方向へ回転可能であって且つ着脱自在に取り付けた筆記具付き広告紙において、前記台紙(1)を折り畳んでその少なくとも一端に係止部(1a)を形成し、前記保持部(1b)に筆記具(2)を取り付けることで、該筆記具(2)の前記クリップ部(2b)が前記係止部(1a)と係合して前記係止部(1a)を閉塞させ、この閉塞状態から筆記具(2)全体を周方向へ回転操作することで、前記クリップ部(2b)と係止部(1a)との係合を解除して前記係止部(1a)を開放させるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る第一の形態では、台紙を折り畳んでその少なくとも一端に係止部を形成し、保持部に筆記具を取り付けることで、該筆記具が前記係止部と係合して閉塞させ、この閉塞状態から筆記具の一部又は全部を移動することで、係止部との係合を解除して開放させるようにした。
また、第二の形態では、上記第一の発明の構成に加えて、上記筆記具に備えた可動部で台紙の係止部を閉塞した。
また、第三の形態では、上記第二の形態の構成に加えて、上記筆記具の可動部が、筆記具の軸方向へ往復動自在なノック部であることとした。
また、第四の形態では、上記第二の形態の構成に加えて、上記筆記具に備えた可動部が、筆記具の径方向へ揺動自在なクリップ部であることとした。
また、第五の形態では、上記第一乃至第四の何れか一つの形態の構成に加えて、上記台紙の端部側に係止部を重ね合わせて配置した。
また、第六の形態では、上記第一乃至第五の何れか一つの形態の構成に加えて、上記台紙の重ね合わせられた係止部を筆記具により一ヶ所で閉塞した。
本実施の形態は、上記構成により下記の作用効果を奏する。
第一の形態によれば、台紙を折り畳んでその少なくとも一端に係止部を形成し、保持部に筆記具を取り付けることにより、該筆記具が前記係止部を浮き上がり不能に係合し閉塞させて台紙が展開不能に保持され、またこの閉塞状態から筆記具の一部又は全部を移動させることにより、該筆記具と係止部との係合が解除され、浮き上がり可能に開放されて台紙が展開可能となる。
したがって、簡単な構造で筆記具を確認し易くしながら台紙の展開操作に興味を持たせることができる。
よって、外からは筆記具の存在を確認し難い従来技術と比べ、展開しないまま捨てられる確率が著しく低下すると共に、展開した対向面に記載された宣伝文等にも好奇心を持たせることができ、その結果として宣伝効果や販売促進効果の向上が図れる。
また、筆記具を所定位置に挿入した後に包装紙体を谷折り線に所定の順番で数回折り畳む必要がある従来技術と比べ、その組み立て時の作業性が著しく向上し、製造コストの低減化が図れる。
第二の形態によれば、筆記具の可動部を操作することにより、台紙の係止部が開放されて、折り畳まれた台紙が展開される。
したがって、台紙の展開操作に更に強い興味を持たせることができる。
第三の形態によれば、筆記具のノック部を押動操作することにより、係止部との係合を解除して浮き上がり可能に開放される。
したがって、筆記具が一般的に具備しているノック部の操作で筆記具全体を取り外さなくても台紙を展開できて更に強い印象を与えることができる。
よって、筆記具に展開用の可動部を追加配備する必要がないから、その分だけ製造コストを低減できると共に、ノック部本来の機能とは別の作動で簡単に展開できるため、操作者に強い印象を与えることができ、それによって宣伝効果や販売促進効果も更に向上する。
第四の形態によれば、筆記具のクリップ部を揺動操作することにより、係止部との係合を解除して浮き上がり可能に開放される。
したがって、筆記具が一般的に具備しているクリップ部の操作で筆記具全体を取り外さなくても台紙を展開できて更に強い印象を与えることができる。
よって、筆記具に展開用の可動部を追加配備する必要がないから、その分だけ製造コストを低減できると共に、クリップ部本来の機能とは別の作動で簡単に展開できるため、操作者に強い印象を与えることができ、それによって宣伝効果や販売促進効果も更に向上する。
第五の形態によれば、台紙の端部側に係止部を重ね合わせて配置したため、折り畳まれた台紙1の対向面が広く確保される。
したがって、台紙1の対向面に記載する情報量を増大して宣伝効果や販売促進効果の向上を図ることができる。
第六の形態によれば、台紙の重ね合わせられた係止部を筆記具により一ヶ所で閉塞するため、台紙の形状及び閉塞構造が簡素化される。
したがって、製造性の向上を図ることができる。
本発明の筆記具付き広告紙Aは、図1〜図7に示す如く、台紙1を折り返して重ね合わせることにより、その少なくとも一端に形成された係止部1aを、筆記具2の保持部1bと並べて配置し、この保持部1bに棒状の筆記具2を取り付けることにより、該筆記具2の一部分が前記係止部1aを浮き上がり不能に係合し閉塞させて台紙1を展開不能に保持し、またこの閉塞状態から筆記具2の一部のみ又は全体を移動させることにより、その一部分と係止部1aとの係合が解除され、浮き上がり可能に開放されて台紙1を展開可能にしている。
前記保持部1bの好ましい一例によれば、台紙1に一対のスリット1b1を直線方向へ必要に応じて複数組切り込み形成し、一対のスリット1b1で挟まれた帯状部1b2の裏面を押し上げた状態で、各帯状部1b2の裏面と、その周囲の表面との間に挿通部を形成し、この挿通部に筆記具2を挿入して、例えばそのクリップ部2bの根元部分2b′が帯状部1b2に突き当たるまで差し込むことにより、筆記具2の挿入方向へ位置ズレしないように位置決めすると共に、該筆記具2の大部分が露出して保持される。
前記筆記具2の好ましい一例によれば、その軸方向へ往復動自在なノック部2aや径方向へ揺動自在なクリップ部2b等の可動部を備えた例えばノック式ボールペンやクリップ付きボールペン等であり、前記保持部1bに挿入保持した状態で、このノック部2a又はクリップ部2b等の可動部と、台紙1の係止部1aとを係合させることにより、浮き上がり阻止して閉塞状態を保持し、この閉塞状態からノック部2a又はクリップ部2b等の可動部を可動して係止部1aとの係合を解除することにより、浮き上がり可能に開放されるようにしている。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1及び図2に示す如く、台紙1の一端に一つの係止部1aを形成し、他端に筆記具2の保持部1bを形成すると共に、その略中央位置から二つ折りして両端を重ね合わせることにより、この係止部1aが保持部1bと該筆記具2の挿入方向へ並んで配置され、この保持部1bに筆記具2としてノック式筆記具を、前記係止部1aの重ね合わせ部分1a′を跨ぐように挿入保持することにより、その末端から突出したノック部2aで該係止部1aの浮き上がりを阻止して閉塞させ、この閉塞状態からノック部2aを押動操作することにより、係止部1aとの係合を解除して浮き上がり可能に開放される場合を示したものである。
この台紙1は、例えば厚紙や折り曲げ可能な合成樹脂シート等からなり、図2(b)に示す如く、全体の形状が略矩形状に裁断され、その一辺の片側のみに係止部1aを突出させて配置し、他辺の反対側に筆記具2の保持部1bを配置すると共に、略中央位置に両辺と平行な折線1cを配置し、この折線1cを挟んで一対の紙面部1d,1dが形成され、該折線1cに沿って谷折りすることにより、これら紙面部1d,1dが見開き状態で重ね合わされる。
更に、これら紙面部1d,1dの対向面には、例えば特開2003−321080号公報に開示されるように、例えば商品(製品)の特徴や写真又はイラスト、又は他の自社商品の宣伝、或いはアンケート文等の説明1eが印刷で記載されている。
また、紙面部1d,1dの表面には、図1及び図2(a)に示す如く、前述した説明1eを記載する以外に、例えば名刺等のカード3を差し込むための保持用切り込み1fを形成したり、台紙1を展開するために必要なノック式筆記具2の操作方法が文章又はイラスト等で表示された操作説明1gを、ノック部2aの近くに印刷等で記載することが好ましく、更に必要に応じてそれら以外の手段を設けても良い。
次に、斯かる筆記具付き広告紙Aの使用方法について説明する。
先ず、図1及び図2(a)に示す如く、台紙1を折線1cに沿って折り畳まれた状態で、保持部1bにノック式筆記具2を挿入して、その末端から突出するノック部2aが係止部1aの重ね合わせ部分1a′を跨ぐように配置するだけで、このノック部2aが係止部1aを浮き上がり不能に抑えるから、台紙1は閉塞状態に保持される。
この閉塞状態では、ノック式筆記具2を保持部1bから引き抜くか、又はノック部2aを押し操作しない限り、台紙1が展開しないため、販促品として頒布される場合には、その構造や組み立て作業が簡単であるにも拘わらず、多少の衝撃が与えられても広がらないから、収納時にかさばらず、頒布し易くて非常に使用勝手が良い。
更に、ノック式筆記具2の大部分が常時露出しているため、展開しないまま捨てられる恐れがない。
そして、この筆記具付き広告紙Aを受け取った消費者自身が、操作説明1gに従ってノック部2aを押して挿入させると、このノック部2aが係止部1aから外れて両者間の係合が解除され、該係止部1aが浮き上がり可能に開放される。
この際、台紙1自体に折線1cを挟んで折り畳み前の状態に戻ろうとする弾性力が残っている場合には、ノック部2aを押して挿入させるだけで、この復元力により折り畳まれた台紙1が自然に展開する。
その結果、簡単な構造で筆記具2を確認し易くしながら操作者に対して台紙1の展開操作に強い興味を持たせることができる。
更に、筆記具2が一般的に具備しているノック部2aの操作で筆記具2全体を取り外さなくても台紙1を展開できて更に強い印象を与えることができる。
即ち、ノック部2aを押すことで台紙1が開くという意外性が、操作者に強い好奇心を持たせることができ、それにより展開した対向面に記載された例えば商品の特徴や写真又はイラスト、又は他の自社商品の宣伝、或いはアンケート文等の説明1eにも好奇心を持たせて、心理的に目を通すように誘導され、その結果として宣伝効果や販売促進効果の向上に繋がる。
また、台紙1の端部側に、その係止部1aを重ね合わせて配置したため、折り畳まれた台紙1の対向面が広く確保され、更に、台紙1の重ね合わせられた係止部1aを筆記具2により一ヶ所で閉塞したため、台紙1の形状及び閉塞構造が簡素化されるという利点もある。
なお、図3に示す如く、台紙1の折線1cに沿って折込部1hを形成することにより、折り畳み前の状態に戻ろうとする弾性力を増大させて、ノック部2aを押すと、この復元力により折り畳まれた台紙1が確実に展開するようにしても良い。
この実施例2は、図4及び図5に示す如く、前記筆記具2のノック部2aに代えてクリップ付き筆記具2の径方向へ揺動自在なクリップ部2bにより、台紙1の一辺の中間部に突出形成した係止部1aの浮き上がりを阻止して閉塞させ、この閉塞状態からクリップ部2bを周方向へ回転操作することにより、該クリップ部2bと係止部1aとの係合が解除されて、浮き上がり可能に開放される構成が、前記図1〜図3に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1〜図3に示した実施例1と同じものである。
図示例では、このクリップ部2bが、軸筒2cに形成されたクリップ支持部(図示せず)に対し、板バネ等の弾性体2dを介して弾性的に揺動するように支持した場合を示しており、操作者が指で該クリップ部2bの基端部分2b1を摘むことによって、先端部分2b2を軸筒2cから離したまま筆記具2が移動操作できるようにしている。
それにより、図5(a)に示す閉塞状態から、図5(b)に示す如く、クリップ部2bの基端部分2b1を摘んで先端部分2b2を軸筒2cから離し、図5(c)に示す如く、この離したまま筆記具2全体を回転操作することで、係止部1aの係止片との係合を解除させている。
なお、クリップ部2bの構造は前述した板バネ等の弾性体2dを介して弾性的に揺動させるものに限定されず、例えば軸筒2cとクリップ部2bとを一体形成してその弾性変形により揺動される構造でも良い。
従って、図4及び図5に示すものも、前記図1〜図3に示した実施例1と同様に、筆記具2が一般的に具備しているクリップ部2bの操作で筆記具2全体を取り外さなくても台紙1を展開できて更に強い印象を与えることができるという利点がある。
この実施例3は、図6に示す如く、前記筆記具2のクリップ部2bにより、台紙1の一辺の中間部に突出形成した係止部1aの浮き上がりを阻止して閉塞させ、この閉塞状態からクリップ部2bを開方向へ揺動させると共に筆記具2全体を軸方向へ移動操作することにより、該クリップ部2bと係止部1aとの係合が解除されて、浮き上がり可能に開放される構成が、前記図4及び図5に示した実施例2とは異なり、それ以外の構成は実施例1と実施例2と同じものである。
従って、図6に示すものも、前記実施例2と同様に、筆記具2全体を取り外さなくても台紙1を展開できて更に強い印象を与えることができるという利点がある。
しかも、つまみ操作で開閉可能なクリップ部2bの機能を強調することができ、商品宣伝効果を高めることができる。
この実施例4は、図7に示す如く、前記台紙1の両辺の中間位置に一対の係止部1a.1aを夫々突出形成し、略中央位置には筆記具2の保持部1bが形成され、二本の略平行な折線1c,1c沿いに谷折りして、これら係止部1a,1aが接近するように観音開き状に重ね合わせることにより、両係止部1a,1aと筆記具2の保持部1bとが隣接して配置され、この保持部1bに筆記具2としてクリップ付き筆記具2を挿入保持することにより、そのクリップ部2bで両係止部1a,1aの浮き上がりを阻止して閉塞させ、この閉塞状態からクリップ部2bを周方向どちらか一方へ回転操作するか、又はクリップ部2bと共に筆記具2全体を軸方向へ移動操作ことにより、両係止部1a,1aの一方或いは両方との係合が解除されて、浮き上がり可能に開放される構成が、前記図4及び図5に示した実施例2と図6に示した実施例3は異なり、それ以外の構成は実施例1〜実施例3と同じものである。
従って、図7に示すものも、前記実施例2及び実施例3と同様に、筆記具2全体を取り外さなくても台紙1を展開できて更に強い印象を与えることができるという利点がある。
尚、上記筆記具付き広告紙Aによれば、筆記具2としてノック式筆記具やクリップ付き筆記具を使用したが、本発明は、これに限定されず、ノック部2aやクリップ部2b等の可動部を具備しない例えばキャップ式のボールペンや万年筆等でも良い。
この場合には図示せぬが、前記保持部1bに挿入保持した状態で、該筆記具2の一部分と台紙1の係止部1aとを係合させることにより、浮き上がり阻止して閉塞状態を保持し、またこの閉塞状態から筆記具2の全体を移動して、係止部1aとの係合を解除することにより、浮き上がり可能に開放されるようにする。
更に、上記筆記具2の保持部1bは一対のスリット1b1とそれで挟まれた帯状部1b2とから形成される挿通部に限定されず、筆記具2の軸方向へ位置ズレ不能でしかも該筆記具2の大部分が露出して保持できれば、図示例以外の構造であっても良い。
本発明の一実施例を示す筆記具付き広告紙の斜視図である。 (a)が折り畳まれた状態を示す正面図、(b)が展開状態を示す正面図である。 台紙の変形例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す筆記具付き広告紙の正面図である。 図4の(5)−(5)に沿える部分拡大断面図であり、開放操作の順番に(a)〜(c)に示している。 本発明の他の実施例を示す筆記具付き広告紙の正面図である。 本発明の他の実施例を示す筆記具付き広告紙の正面図である。
1 台紙 1a 係止部
1b 保持部 2 筆記具
2a ノック部 2b クリップ部

Claims (4)

  1. 開閉自在に折り畳まれる台紙(1)に保持部(1b)を形成し、この保持部(1b)に、軸方向へ往復動自在なノック部(2a)を有する筆記具(2)を着脱自在に取り付けた筆記具付き広告紙において、
    前記台紙(1)を折り畳んでその少なくとも一端に係止部(1a)を形成し、前記保持部(1b)に筆記具(2)を取り付けることで、該筆記具(2)の前記ノック部(2a)が前記係止部(1a)と係合して前記係止部(1a)を閉塞させ、この閉塞状態から筆記具(2)の前記ノック部(2a)を移動することで、前記ノック部(2a)と係止部(1a)との係合を解除して前記係止部(1a)を開放させるようにしたことを特徴とする筆記具付き広告紙。
  2. 開閉自在に折り畳まれる台紙(1)に保持部(1b)を形成し、この保持部(1b)に、径方向へ揺動自在なクリップ部(2b)を有する筆記具(2)を、周方向へ回転可能であって且つ着脱自在に取り付けた筆記具付き広告紙において、
    前記台紙(1)を折り畳んでその少なくとも一端に係止部(1a)を形成し、前記保持部(1b)に筆記具(2)を取り付けることで、該筆記具(2)の前記クリップ部(2b)が前記係止部(1a)と係合して前記係止部(1a)を閉塞させ、この閉塞状態から筆記具(2)全体を周方向へ回転操作することで、前記クリップ部(2b)と係止部(1a)との係合を解除して前記係止部(1a)を開放させるようにしたことを特徴とする筆記具付き広告紙。
  3. 上記台紙(1)の端部側に係止部(1a)を重ね合わせて配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具付き広告紙。
  4. 上記台紙(1)の重ね合わせられた係止部(1a)を筆記具(2)により一ヶ所で閉塞したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の筆記具付き広告紙。
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