JP3177363U - 展開式封筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り線を介して連接した封筒と異なり、横方向への幅広い展開ができて折り畳み・切り離しを任意に行うことのできる展開式封筒を提供する。
【解決手段】二つ折り状となる外紙の内面周縁に帯状の糊層4を設け、外紙と同形とした中紙3を前記糊層に剥離可能に取り付け、中紙における糊層の周縁内側と中間部該当個所にミシン目5・5aを形成する。中紙は左右の半体3a、3bからなるのでミシン目から切り取ることも折り線6から折り曲げて展開自在とすることもできる。中紙の周縁を剥がして糊層を露出させると全体を二つ折りしたときに糊層同士が接着するので封筒形態とすることができ、ペラ物などを内部に差し込むこともできる。情報は外紙の内外面と中紙半体の表裏面に記録できて多数の情報の取り込みが可能となる。
【選択図】図2

Description

本考案は、私信用・DM用などに広く利用できる展開式封筒に関する。
封筒の構成は内部に必要書類を収納できるものが一般的であるが、用途によっては利便性を考慮して紙片の片側若しくは両側に別の紙片を連接して折り畳み式としたもの、或いは別の紙片を切り離し可能にして必要時に切り離し片を内部に収納できるようにしたものなどがある(例えば特許文献1、2参照)。
特開2000−127661号公報 特開2004−196380号公報
すなわち上記文献1は、返信用のはがきや封筒などを返信用書類に残すことができて受取人による返信時の住所氏名の記入の手間を省くことができることなどを特徴としており、そのために最外面の紙片に窓形のミシン目を形成し、その紙片に二枚の他の紙片を連接することを主要な構成としている。この技術によると窓形部分に宛名を印字するとしているので三枚の紙片を折り畳んだときに下側の紙片に宛名がそのまま残るため返信時の記入の手間が省けるということは理解できるが、いずれの紙片も同じ大きさのものを折り線を介して一体的にしたものであるから情報の容量も限定され、個人的な事項の書き込みや他の紙片を同封することは難しく用途も限られるという問題がある。
特許文献2に示されたものは、封筒サイズと封入サイズがほヾ等しくなるようにした封筒に関し、ラベルを添付することができ、また印字できるようにして個別情報を設けることも容易にしたラベル付き封筒である。このラベル付き封筒の封筒部は、三枚連接の封筒基材を折り畳み、2辺が綴じられた袋状部を形成する部分であり、粘着ラベル部は封筒部の一部に添付させた部分であって剥離シート裏面の接着剤によって封筒部の糊付け部に添付することを特徴としている。この技術も三枚の紙片で封筒基材を構成する点において前記特許文献1と大差はなく、添付するラベルも封筒基材とほヾ同形のものからなるものであり糊付けをして添付することは特に目新しいものとは言いがたい。
本考案はこのような従来技術に鑑みてなされたもので、従来品と異なり開封したときに左右を見開き状とすることで複数の情報欄を設けることができる展開式封筒を提供することを意図している。
そのために本考案は、中央部で二つ折り状となる外紙の内面周縁に帯状の糊層を設け、外紙と同形とした中紙を前記糊層に剥離可能に取り付付けるとともに中紙における前記糊層の周縁内側及び中間部該当個所にミシン目を形成し且つ中紙左右の縦方向ミシン目近傍に折り線を設けて中紙を切り取り若しくは展開自在となし、しかして前記外紙の左右外・内面、及び中紙左右の半体表・裏面を情報欄として夫々印字又は手書きすることを可能にした展開式封筒を主旨とする。
外紙の左右外面には宛名・広告などの情報を記載でき、外紙を反転して開いた中紙の表面にも情報を記載できる。そして開いた状態の中紙の中間部にあるミシン目を剥がすと中紙は切り離されて左右半体に分かれ、縦方向のミシン目又は折り線を支点として左右に展開できるので左右半体の裏面にも情報を記載できる。またあらかじめ外紙の内面にも広告などの情報を記載できるため外紙の左右内外面、中紙の左右半体の表裏面に情報の記載ができ、都合8か所を情報欄とすることができるのみならず、中紙の左右半体は縦方向のミシン目からの切り取りも可能となる。また糊層から中紙の周縁を除去すると二つ折りしたときに糊層同士が接着して全体を袋状とすることもできるので、糊層に干渉しないサイズであれば接着する前にあらかじめペラ物を挟み込むことで封筒仕様ともなり、企業のDMや伝票類、個人の手紙などの活用に適し、従来品には見られない多目的利用ができる。
外紙を開いた状態の平面図である。 外紙を反転して中紙を俯瞰した説明図である。 図2のA−A線断面図である。 中紙の半体を開いて外紙の内面側を目視した説明図である。 中紙の周縁部を剥がして糊層を露出させた説明図である。 (a)は全体を二つ折りとしてペラ物を差し込む状態、(b)は封筒として仕上げた状態を示す説明図である。
図面を参照して本考案を実施するための形態につき説明すると、図1は外紙1を開いた状態の概略を示し、折り線2を境に二つ折り状となるもので、両側又は片側に任意の事項例えば宛先や宣伝用文言などを印字若しくは手書きすることができる。全体は横長形状であるからA4のものであれば折り線2から折り畳むとA5の大きさとなり封筒としての使用が可能となる。
図2は図1の外紙1を反転して同形状の中紙3を示したもので、前記折り線2を境に谷折りされるものであり、外紙1は左右一体状であるが中紙3は後記するように左右の半体3a・3bに分かれる構成となる。そして外紙1の内面周縁に帯状の糊層4が設けられており中紙3はこの糊層4に剥離可能に貼付されている。中紙3には前記周縁糊層4の内側該当個所にミシン目5が、また中間部該当個所に二条のミシン目5aが形成されていてこの部分より切り離しができ、また左右の半体3a・3bを展開するだけであればミシン目5の縦の部分近傍に形成した折り線6に沿って折り曲げればよい。
図3は外紙1と中紙3の重ね合わせ状態を示したもので、外紙1を最下部とすると該外紙の上面に糊層4が一体状に位置し、この糊層4の上面に中紙3が位置する。そして前記折り線6は図ではミシン目5の内側にあるが、外側に設けるようにしてもよい。糊層4は外紙1に固着されているため双方を引き剥がすことはできないが、中紙3は仮接着状であるから糊層4から容易に剥がすことができる。
図4は中紙3を前記中間部のミシン目5aから切り離して展開した例を示す。中紙3は元々一枚ものであるが、ミシン目5aから帯状部分を切り離すことで左右の半体3a・3bに分けることができ、夫々を端部の折り線6から折り曲げることができるため展開すると図示のように横長状にすることができる。このようにして中紙3を展開すると、下面には外紙1の内面が現われ、該内面に広告文などが印字されていると直接目視することができて宣伝効果が発揮される。そして展開した箇所も情報欄としての活用ができるため半体3a・3bの表裏両面を必要事項の記録欄としても十分に利用できる。
図5は中紙3の周縁を剥がして外紙1の糊層4を露出させて封筒仕様を可能とした例を示すものであって、中間部の折り線2から谷折りすると図6(a)のように二つ折り状となり、したがって糊層4に干渉しないサイズのペラ物7の収納ができ、糊層4相互を密接させれば封筒状態となる(b)。
上記のように本考案によると、外紙1の内外面の左右と中紙3の左右表面はあらかじめプリンタ印字、若しくは手書きによる情報を記録することができ、展開した中紙3の左右半体3a・3b表面には手書きによる情報の記録ができるため広告宣伝文はもとより私信用としての機能を発揮することに頗る効果的であって、しかも中紙3の切り取りと展開にも複雑な手数がかからず、構造も簡単であるから容易に製作もできて安価量産ができるといった副次的効果もある。
前記実施形態で触れなかった事項、例えば図形・絵柄、写真などを外紙1、中紙3に設けること、コーナーカットの説明等は自明に付き省略した。また本考案は様々な分野での使用が可能となるものであり、本考案の目的効果を奏する範囲におけるその他の変更事項も本考案の実施の範疇に属すること勿論である。
1 外紙
2 折り線
3 中紙
3a 半体
3b 半体
4 糊層
5 ミシン目
5a ミシン目
6 折り線
7 ペラ物

Claims (1)

  1. 中央部で二つ折り状となる外紙の内面周縁に帯状の糊層を設け、外紙と同形とした中紙を前記糊層に剥離可能に取り付けるとともに中紙における糊層の周縁内側及び中間部該当個所にミシン目を形成し且つ中紙左右の縦方向ミシン目近傍に折り線を設けて中紙の左右半体を切り取り若しくは展開自在となし、しかして前記外紙の左右外・内面、及び中紙左右の半体表・裏面を情報欄として夫々印字又は手書きすることを可能にした展開式封筒。
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