JP3189023U - 梱包用兼陳列用収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体の広告領域を拡大できるとともに、広告の内容を自由に変更できるようにした梱包用兼陳列用収納箱を提供する。【解決手段】開口2wを有する箱本体2と、開口2wの開口端の一辺に連設されて開口2wを閉塞し、開放状態で先端縁が一辺を含む箱本体2の側壁2fに重なるように折り曲げ可能な蓋体2aと、折り曲げ状態における蓋体2aの折り曲げ部より先端側の上面に接合され、蓋体2aにおける先端側の領域より広い広告領域を有する硬質板6とを備える。【選択図】図2

Description

本考案は、梱包用兼陳列用収納箱に関する。
従来、図8(a)のように、四角形状の箱本体20の内部に頒布物(パンフレットやカタログ等)が梱包されている梱包用兼陳列用収納箱がある(特許文献1参照)。
そして、図8(b)のように、後側部20bと前側部20cとの間の略半分の長さ位置で上蓋部(蓋体)20aを山折り線yで山折りしながら、図8(c)のように、上蓋部20aを箱本体20の後側部20bに沿って上方に立ち上げるようにしている。
これにより、箱本体20の上蓋部20aが開封された状態となり、いわゆるポスターラックとなって、頒布物21を開封面から取り出し可能に陳列することができる。
また、上蓋部20aの略半分の長さである前側部20cの側の面〔図8(c)にハッチングで示す。〕は、頒布物21の内容を説明するための文章、図案、写真等が印刷された広告面22となる。
実用新案登録第3134204号公報
しかしながら、特許文献1では、上蓋部20aが箱本体20の後側部20bと前側部20cとの方向に長いJIS規格のA4サイズであるとした場合、前側部20cの側の面は、その略半分のA5サイズの広告面22となる。すなわち、広告面22については上蓋部20aの半部のサイズとなって、広告領域の充分な確保という点では不満の残るものであった。
また、広告面22には、頒布物21の内容を説明するための文章等が予め印刷されている。したがって、広告内容が固定されてしまい、時期に応じて広告内容を変更し、或いは別の頒布物を入れて再利用したりすることができないという問題がある。
本考案は、前記問題を解消するためになされたもので、蓋体の広告領域を拡大できるとともに、広告の内容を自由に変更できるようにした梱包用兼陳列用収納箱を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本考案は、開口を有する箱本体と、前記開口の開口端の一辺に連設されて前記開口を閉塞し、開放状態で先端縁が前記一辺を含む前記箱本体の側壁に重なるように折り曲げ可能な蓋体と、前記折り曲げ状態における前記蓋体の折り曲げ部より先端側の上面に接合され、当該蓋体における前記先端側の領域より広い広告領域を有する硬質板とを備えることを特徴とする梱包用兼陳列用収納箱を提供するものである。
本考案によれば、蓋体は、開放状態で先端縁が一辺を含む箱本体の側壁に重なるように折り曲げ可能で、折り曲げ状態で開口を開放するようになっている。また、折り曲げ状態における蓋体の先端側の上面に、先端側の領域より広い広告領域を有する硬質板が接合されている。
これにより、蓋体が折り曲げられたとき、箱本体の上部に硬質板が臨むようになる。したがって、先端側の領域より広い広告領域を有する硬質板が広告面となり、蓋体の広告領域が拡大されるようになる。
また、硬質板にポスターを着脱可能に保持可能であるから、時期に応じて広告内容を変更し、或いは別の頒布物を入れて箱本体を再利用するのには、硬質板のポスターを交換するだけでよくなる。
前記硬質板は、前記蓋体が前記開口を閉塞した状態で、前記蓋体全体の領域と一致する大きさである構成とすることができる。
この構成によれば、硬質板は蓋体と同じサイズとなるから、蓋体の広告領域が大きく拡大されるようになる。
前記硬質板は、少なくとも前シートが透明若しくは半透明である自立性の前・後シートを備え、前記前・後シートの間にポスターを収納可能である構成とすることができる。
この構成によれば、自立性の前・後シートの間にポスターを収納するだけであるから、ポスターを交換することができる。
前記蓋体の先端縁に前記箱本体の一側壁が連設され、前記箱本体は、前記一側壁に重合される内側壁を備える構成とすることができる。
この構成によれば、蓋体の先端縁に箱本体の一側壁を連設することで、この一側壁も広告面として利用可能であるから、蓋体の広告領域をより拡大できる。また、箱本体は、一側壁に重合される内側壁を備えることで、箱本体に入れた頒布物が抜け出さないようなラックとして機能するようになる。
前記折り曲げ状態における前記蓋体の先端側と後端側の対向面同士を接着する接着部を有する構成とすることができる。
この構成によれば、蓋体の先端側と後端側の対向面同士が開かないので、折り曲げられた蓋体の強度が向上するようになる。
前記蓋体は、蓋本体と、この蓋本体に切り込みが設けられることにより前記箱本体側に折り返し可能な補強片をさらに備え、この補強片は、前記蓋体の折り曲げ状態で前記蓋本体から前記箱本体に跨って重合可能に構成され、先端部が前記箱本体に接着される接着部を有する構成とすることができる。
この構成によれば、折り返した補強片の先端部が箱本体に接着されるから、補強片が副木としての効果を発揮し、立ち上がり姿勢にある蓋体の倒伏を効果的に抑制して、長期にわたって使用しても前倒れや後倒れがしにくくなる。
本考案によれば、蓋体の広告領域を拡大できるとともに、広告の内容を自由に変更できるようになる。
本考案に係る梱包用兼陳列用収納箱の箱本体の展開図である。 (a)は図1の箱本体の梱包状態の斜視図、(b)は図1の箱本体の上開口を開放した陣列状態の斜視図である。 硬質板を省略した箱本体であり、(a)は組み立て状態の斜視図、(b)は頒布物を挿入する状態の斜視図である。 陳列時に箱本体の上蓋部を切り離して、ほぼ垂直の立ち上げ状態の斜視図である。 陳列状態の箱本体であり、(a)は補強片を切り抜く前の背面斜視図、(b)は切り抜いた補強片を折り返して接着した背面斜視図である。 (a)はポスターの正面図、(b)は頒布物の正面図である。 (a)(b)は硬質板の変形例の平面図、(c)(d)は箱本体の変形例の斜視図、(e)は硬質板の変形例の斜視図、(f)は深い箱本体の斜視図である。 背景技術の箱本体であり、(a)は梱包状態の斜視図、(b)は陳列時に上蓋部を切り離して山折りしている途中の斜視図、(c)は陳列状態の斜視図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は梱包用兼陳列用収納箱1の箱本体2の展開図である。図2(a)は図1の箱本体2の梱包状態の斜視図、図2(b)は図1の箱本体2の上開口2wを開放した陣列状態の斜視図である。
梱包用兼陳列用収納箱1は、厚みが例えば2mm程度の硬質厚紙(段ボール等)を、例えばJIS規格のA4サイズの多数枚の頒布物3を内部に梱包できるように四角形状の箱本体2に組み立てるようになっている。頒布物3は、例えば図6(b)のような特産品のパンフレットやカタログであり、数百枚が収納されるようになる。なお、箱本体2は、必ずしも四角形状である必要はなく、五角や六角等の多角形状、円形や楕円形状等であってもよく、この場合、頒布物3は、これらに合わせた形状にすることができる。
図1のように、箱本体2は、上蓋部(蓋体)2aと底部2bと左側部2cと右側部2dと前側部(一側壁)2eと後側部2fとを備えている。
上蓋部2aと底部2bは、A4サイズの長さLと幅Wに相当する長さ・幅寸法に設定されている。また、ポスター3の枚数高さTに相当する深さ寸法で、左側部2cは上蓋部2aの左縁に連設され、右側部2dは、上蓋部2aの右縁に連設されるとともに底部2bにも連設されている。さらに、ポスター3の枚数高さTに相当する寸法で、前側部2eは上蓋部2aの前縁に連設され、後側部2fは上蓋部2aの後縁(一辺)に連設されている。
そして、上蓋部2aと底部2bと左側部2cと右側部2dとを長さ方向の山折り線a,b,c,dで折り込む。ついで、底部2bの糊しろ部2gに貼り付けられた両面テープ(ハッチングで示す。)4aで、糊しろ部2gを左側部2cの内面に接着することで、四角筒状に組み立てる。なお、山折り線a,bは、切り取り可能なミシン目となっている。
その後、左側部2cの前フラップ部2hと右側部2dの前フラップ部2iとを、山折り線e,fで山折りして内側に折り込む。この際、両面テープ(ハッチングで示す。)4bがそれぞれ貼り付けられた糊しろ部2j,2kも山折り線g,hで山折りして内側に折り込んでおく。
また、両面テープ(ハッチングで示す。)4cがそれぞれ貼り付けられた左側部2cの後フラップ部2mと右側部2dの後フラップ部2nとを、山折り線i,jで山折りして内側に折り込む。
その後、上蓋部2aの前側に連設された前側部2eを山折り線k1で山折りし、前差し込み部2pを、切り取り可能なミシン目である山折り線k2で山折りして、前差し込み部2pを底部2bと前フラップ部2h,2iの各糊しろ部2j,2kとの隙間に差し込む。また、上蓋部2aの後側に連設された後側部2fを山折り線(連設縁)m1で山折りし、後差し込み部2qを山折り線m2で山折りして、後差し込み部2qを底部2bと後フラップ部2m,2nとの隙間に差し込む。なお、後側部2fの後差し込み部2qの山折り線m2の中央部分には、スリットuが形成されている。後側部2fを山折り線m1で山折りする際に、後フラップ部2m,2nは、両面テープ4cで後側部2fの内面に接着されるようにする。
前側部2eの前差し込み部2pは、陳列時には、クロスハッチングで示す部分をミシン目で切り取って、タブ状部分2p’だけが残るようにする。
このようにして、図1の展開状態の箱本体2は、図2(a)の梱包状態の四角形状の箱本体2に組み立てることができる。
箱本体2の上蓋部2aには、後側部2fと前側部2eとの間の略半分の長さ位置で山折り可能な山折り線pが形成されている。なお、山折り線pは、必ずしも略半分の長さ位置である必要はない。
また、山折り線pを境にした上蓋部2aの前側部2eの側の上面の幅方向の両側には、両面テープ(ハッチングで示す。)4dが長さ方向にそれぞれ貼り付けられている。
この両面テープ4dには、図2(a)(b)のように、上蓋部2aの略半分の長さよりも長い形状で、ポスター5を着脱可能に保持する硬質板6が貼り付けられている。
硬質板6は、上蓋部2aの前側部2eの側の上面に貼り付けられた状態で、立直状態が維持できる自立性が要求される。その一例として、A4サイズのクリアファイル6(A)で形成されて、クリアファイル6(A)の前側部2eの側の裏面を、両面テープ4dで前側部2eの側の上面に貼り付ける。クリアファイル6(A)は、少なくとも前シートが透明若しくは半透明である自立性の前・後シートを備え、前・後シートの間に、図6(a)のように、頒布物3の内容を説明するための文章、図案、写真等が印刷された広告面となるA4サイズのポスター5を挟み込んで収納可能である。上蓋部2aがA4サイズであり、クリアファイル6(A)もA4サイズであれば、このクリアファイル6(A)は、上蓋部2aの全体の領域を覆う大きさということになる。
また、山折り線pを境にした上蓋部2aの後側部2fの側の下面の幅方向の両側には、山折りされた上蓋部2aの後側部2fの面と前側部2eの面の対向面同士を接着するための両面テープ(ハッチングで示す。)4eがそれぞれ貼り付けられている。
さらに、山折り線pを境にした上蓋部2aの後側部2fには、U字形状のミシン目qで切り込んで谷折り線rで後側部2fの外面方向に折り返し可能な補強片2rが形成されている。この補強片2rの上面の長さ方向の両側には、両面テープ(ハッチングで示す。)4fがそれぞれ貼り付けられている。この両面テープ4fは、上蓋部2aが山折りされたとき、補強片2rを、上蓋部2aの後側部2fの側の上面と後側部2fの外面とに接着するためのものである。
前記のように梱包用兼陳列用収納箱1を構成すれば、組み立てられた箱本体2は図3(a)の状態である。なお、上蓋部2aの両面テープ4dにはクリアファイル6(A)が貼り付けられているが、図3(a)(b)においては図示を省略している。
そして、図3(b)のように、前側部2eを上方に開き、前フラップ部2h,2iを側方に開いた状態で、矢印のように、多数枚の頒布物3を前開口2sから箱本体2の内部に挿入する。その後、前フラップ部2h,2iを内方に閉じ、前側部2eを下方に閉じて、前側部2eの前差し込み部2pを底部2bと前フラップ部2h,2iの各糊しろ部2j,2kとの隙間に差し込む。これにより、箱本体2内に頒布物3が梱包されることになる。
そして、ポスター5を硬質板6であるクリアファイル6(A)に挟み込み、そのポスター5の上となるように、梱包用兼陳列用収納箱1を配布する配布先等が印刷された配布先シート等を挟み込む。
この梱包用兼陳列用収納箱1は、別の手提げ用袋や段ボール箱に必要個数を詰めて、配布先にトラック等で搬送される。
配布先では、クリアファイル6(A)に挟み込まれた配布先シート等の配布先を確認した後に、配布先シートを抜き取って、クリアファイル6(A)からポスター5が見える状態とする。
クリアファイル6(A)にポスター5や配布先シートを挟み込まない場合には、図3(b)に二点鎖線zで示す上蓋部2aの上面の範囲に、配布先を直接印刷し、または配布先を印刷したシール等を直接貼り付けることもできる。この印刷は、クリアファイル6(A)を透して見ることができる。なお、クリアファイル6(A)は、通常、両面が透明であるが、クリアファイル6(A)を透して印刷を見る必要が無いような場合には、裏面が不透明のタイプのものであってもよい。
そして、配布先において陳列する際には、前側部2eを上方に開いて、前差し込み部2pのクロスハッチングで示す部分(図1参照)をミシン目で切り取って、タブ状部分2p’だけが残るようにする。
また、上蓋部2aの山折り線a,bはミシン目であるから、上蓋部2aを後側部2fの方向に持ち上げながら、左側部2cと右側部2dとから切り離すことで、図4のように、上開口2wが開放されて、上蓋部2aがほぼ垂直の立ち上げ状態となる。
その後、上蓋部2aを山折り線pで山折りして折り曲げ、上蓋部2aの後側部2fの面と前側部2eの面の対向面同士を両面テープ4eで接着する。また、前側部2eの内面を後側部2fの内面に沿わせて、タブ状部分2p’を後側部2fの山折り線m2のスリットuに差し込んで、前側部2eが前方に移動しないようにする。
さらに、図5(a)(b)のように、上蓋部2aの補強片2rをミシン目qでU字形状に切り込んで、谷折り線rで後側部2fの外面方向に折り返し、この補強片2rを、上蓋部2aの後側部2f側の上面と後側部2fの外面とに両面テープ4fで接着する。補強片2rは、図5(a)(b)のような矩形状である必要はなく、複数片で構成し、或いは三角形状や半円形状等であってもよい。なお、補強片2rは、上蓋部2aの後側部2fの側の上面には、必ずしも接着しなくてもよい。
また、左側部2cの前フラップ部(内側壁)2hと右側部2dの前フラップ部(内側壁)2iの各糊しろ部2j,2kを、底部2bの内面に両面テープ4bで接着する。
このようにして、梱包用兼陳列用収納箱1の箱本体2は、図2(a)の梱包状態から図2(b)の陣列状態とすることができる。
前記のような梱包用兼陳列用収納箱1であれば、箱本体2の上蓋部2aは、箱本体2の後側部2fに沿って上方に立ち上がるように、箱本体2の後側部2fと前側部2eとの間の略半分の長さ位置で山折りされている。そのうえで、上蓋部2aの前側部2eの側の上面には、上蓋部2aの略半分の長さよりも長い形状で、ポスター5を着脱可能に保持する硬質板6が貼り付けられている。
これにより、上蓋部2aが山折りされたとき、後側部2fの側の硬質板6が山折り線pの上端よりも上方に突出するようになる。したがって、上蓋部2aが箱本体2の後側部2fと前側部2eとの方向に長いJIS規格のA4サイズであるとした場合、前側部2eの側の面に後側部2fの側の面を加えた面、つまり、A4フルサイズの広告面となる。したがって、A4サイズのポスター5による広告面が背景技術の2倍に拡大されるから、上蓋部2aの広告領域を拡大できるようになる。
さらに、上蓋部2aの先端縁に箱本体2の一側壁である、前側部2eを連設することで、この前側部2eも広告面として利用可能であるから、上蓋部2aの広告領域をより拡大できるようになる。また、箱本体2は、前側部2eに重合される、内側壁である前フラップ部2h,2iを備えることで、箱本体2に入れた頒布物3が抜け出さないようなラックとして機能するようになる。なお、前フラップ部2h,2iの間に隙間を形成しておけば、箱本体2に収納された頒布物3を指先で取り出し易くなる。
また、上蓋部2aの前側部2eの側の上面に貼り付けられた硬質板6でポスター5を着脱可能に保持するから、箱本体2を再利用するために別の頒布物3を入れる際には、硬質板6のポスター5を着脱して交換するだけでよいので、広告の内容を自由に変更できるようになる。
さらに、硬質板6をクリアファイル6(A)とすれば、ポスター5を挟み込むだけで交換することができる。
また、硬質板6を、図7(a)のようなクリップ6aを有する自立性のクリップボード6(B)とすれば、ポスター5をクリップ6aにクリッピングするだけで交換することができる。なお、図7(b)のように、クリップ6aに代えて、粘着テープ6bを設ければ、ポスター5を粘着テープ6bに貼るだけで交換することができる。
さらに、山折りされた上蓋部2aの後側部2fの面と前側部2eの面の対向面同士を両面テープ4eで接着すれば、上蓋部2aの後側部2fの面と前側部2eの面が開かないので、2つに山折りされて上方に立ち上がった上蓋部2aの強度が向上するようになる。
また、折り返した補強片2rの外面が上蓋部2aの外面と後側部2fの外面とに接着されるから、補強片2rが副木としての効果を発揮し、立ち上がり姿勢にある上蓋部2aの倒伏を効果的に抑制して、長期にわたって使用しても前倒れや後倒れがしにくくなる。
前記実施形態では、箱本体2の前側部2eは、上蓋部2aの前縁に連なるようにしたが、図7(c)のように、上蓋部2aの前縁と底部2bの前縁とに半分ずつの長さで連ならせて、前開口2sを閉じるようにすることもできる。
前記実施形態では、箱本体2の上蓋部2aは、左側部2cと右側部2dに連なるようにしたが、図7(d)のように、左側部2cと右側部2dの上縁に折り込み部2a’被せるような構造としても良い。
前記実施形態では、硬質板6は、上蓋部2aのサイズと同じサイズ(例えばJIS規格のA4サイズ)にしたが、図7(e)のように、上蓋部2aのサイズよりも大きいサイズ(例えばJIS規格のB4サイズ)とすることも可能である。なお、硬質板6のサイズは、上蓋部2aが山折りされたとき、硬質板6が山折り線pの上端よりも上方に突出すれば、その突出分だけ広告面が拡大されるので、JIS規格のサイズにこだわる必要はない。
前記実施形態では、箱本体2は、数百枚のポスター5の枚数高さTの深さに設定したが、図7(f)のように、厚めの冊子であれば数倍の深さ寸法(本例では4倍)にすることも可能である。
1 梱包用兼陳列用収納箱
2 箱本体
2a 上蓋部(蓋体)
2b 底部
2c 左側部
2d 右側部
2e 前側部(一側壁)
2f 後側部
2h,2i 前フラップ部(内側壁)
2p 前差し込み部
2g 後差し込み部
2r 補強片
2s 前開口
2w 上開口(開口)
3 頒布物
4a〜4f 両面テープ(接着部)
5 ポスター
6 硬質板
6(A) クリアファイル(硬質板)
6(B) クリップボード(硬質板)
m1 山折り線(連設縁)
p 山折り線

Claims (6)

  1. 開口を有する箱本体と、
    前記開口の開口端の一辺に連設されて前記開口を閉塞し、開放状態で先端縁が前記一辺を含む前記箱本体の側壁に重なるように折り曲げ可能な蓋体と、
    前記折り曲げ状態における前記蓋体の折り曲げ部より先端側の上面に接合され、当該蓋体における前記先端側の領域より広い広告領域を有する硬質板とを備えることを特徴とする梱包用兼陳列用収納箱。
  2. 前記硬質板は、前記蓋体が前記開口を閉塞した状態で、前記蓋体全体の領域と一致する大きさであることを特徴とする請求項1に記載の梱包用兼陳列用収納箱。
  3. 前記硬質板は、少なくとも前シートが透明若しくは半透明である自立性の前・後シートを備え、前記前・後シートの間にポスターを収納可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の梱包用兼陳列用収納箱。
  4. 前記蓋体の先端縁に前記箱本体の一側壁が連設され、前記箱本体は、前記一側壁に重合される内側壁を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の梱包用兼陳列用収納箱。
  5. 前記折り曲げ状態における前記蓋体の先端側と後端側の対向面同士を接着する接着部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の梱包用兼陳列用収納箱。
  6. 前記蓋体は、蓋本体と、この蓋本体に切り込みが設けられることにより前記箱本体側に折り返し可能な補強片をさらに備え、この補強片は、前記蓋体の折り曲げ状態で前記蓋本体から前記箱本体に跨って重合可能に構成され、先端部を前記箱本体に接着する接着部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の梱包用兼陳列用収納箱。
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