JP4672810B1 - 海洋生物捕獲篭 - Google Patents

海洋生物捕獲篭 Download PDF

Info

Publication number
JP4672810B1
JP4672810B1 JP2010205107A JP2010205107A JP4672810B1 JP 4672810 B1 JP4672810 B1 JP 4672810B1 JP 2010205107 A JP2010205107 A JP 2010205107A JP 2010205107 A JP2010205107 A JP 2010205107A JP 4672810 B1 JP4672810 B1 JP 4672810B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
net
truncated cone
mesh
loosen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010205107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012060887A (ja
Inventor
善利 舘山
Original Assignee
善利 舘山
稚内製綱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 善利 舘山, 稚内製綱株式会社 filed Critical 善利 舘山
Priority to JP2010205107A priority Critical patent/JP4672810B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4672810B1 publication Critical patent/JP4672810B1/ja
Publication of JP2012060887A publication Critical patent/JP2012060887A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】漁獲量を増大させる海洋生物捕獲篭を提供する。
【解決手段】下部篭12を形成できるように製網された第1網11と、少なくとも上部環3と同心の位置関係で配置される、第1環10と略同一口径の第2環13が装着され、第2環13を除いた部分の上面円錐台8の全体を弛まないように覆うことによって上部篭15が形成できるように製網された第2網14とからなる海洋生物捕獲篭1であって、複数の連結材16により第1環10と第2環13とを連結して第1環10と第2環13とを対置させた、底面円錐台7とその上面上に配置された円錐台17とを含む下部篭12と、上面円錐台8とその底面上に形成された逆向きの円錐台18とを含む上部篭15とによって、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口19が形成された海洋生物捕獲篭1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、エビ類等の海洋生物の捕獲に用いる篭に関する。より具体的には漁撈効率を一段と高めるための、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口を設けた海洋生物捕獲篭に関する。
エビ、カニ等の海洋生物を捕獲するために、捕獲篭による浅海漁業は日本各地で盛んに行われている。「日本漁具・漁法図説(増補改訂版)」(非特許文献1)によると、それらに用いられる捕獲篭は、半円球状、椀状または円錐台形に形成した枠体に弛まないように網が張られた一つの網篭である。それらは、例えば図7に示されるように、側面または円周側部の2か所に向かい合わせの侵入通路が形成された海洋生物の落し口を有する捕獲篭、あるいは、図8に示されるように、頂部または上面中央部に海洋生物の落し口を有する捕獲篭などが一般的である。
非特許文献1によると、海洋生物捕獲篭は、図7に示されるように、落し口が侵入しやすく逃げ出しにくい形状に仕上げてあることが好ましい。また図8に示されるように、落し口は、捕獲された海洋生物が回収される前に篭外に逃げ出されない構造、例えば漏斗型侵入通路を形成するように、工夫されていることがより好ましい。ところで、一度篭内に進入した海洋生物が篭外へ逃げることを防ぐ機構については、特許文献1にみるように、これまでの種々の提案がなされている。
ちなみに、図7に示された捕獲篭は、北海道地域で多用されているホッコクアカエビ、ボタンエビなどの海洋生物捕獲篭である。また図8に示される捕獲篭は、日本海の羽幌沖の水深300mの武蔵堆でのエビ篭船で使用されている海洋生物捕獲篭である。
特開平2006−25624号公報 金田禎之著 「日本漁具・漁法図説(増補改訂版)」579頁〜585頁 株式会社成山堂書店 1989年
これまでのエビ、カニなどの海洋生物を捕獲するための篭は、1つの枠体に弛まないように網で張られた1つの篭からなる。例えば捕獲されたエビは、篭内に取り付けた餌を求めて侵入してきたエビであり、篭内の底または内壁の網に止まることになる。侵入口となる落し口は、通常、一度侵入したエビが篭外に逃げることがないように工夫が施されている。当然落し口の数は制限されており、一般的には、側面または円周側面に2か所、又は、頂部または上面に1か所程度である。落し口の数を増やすことはできるが、篭の作製過程が複雑になり、また捕獲篭として使用する際に、捕獲されたエビが逃げ出すことも容易になり、正味の捕獲量を増大させる適切な方法であるとは言い難い。
また互いにテリトリーを持つエビなどの海洋生物が捕獲篭に捕獲された場合、それらが一か所に集る数も限られる。結果として、落し口の数を1〜2か所に制限された、かつ一度侵入したエビなどの海洋生物が篭外に逃げることがないように工夫が施されているが、それらの捕獲篭を用いた場合、捕獲されるエビなどの海洋生物が篭内に進入する機会が少なく、捕獲量にも自ずと限界があった。
また、上面に落し口を設けた捕獲篭の場合、エビなどの海洋生物の侵入は容易になる一方で、餌を求めて篭内に進入したエビなどの海洋生物を捕食しようとする例えばタコなどの海洋生物の侵入を許すことになり、やはり正味の捕獲量を減少させる一因になりやすい。
本発明は、エビなどの海洋生物の捕獲量を劇的に改善させた海洋生物捕獲篭を提供する。より具体的には、エビなどの海洋生物の捕獲篭内への進入を容易にするように、360度からエビなどの海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口を有しており、かつ、捕獲篭内のエビなどの海洋生物が逃げ出すことを防止する構造を有し、加えて、互いにテリトリーを持つエビなどの海洋生物が捕獲篭内において互いに捕食し合うことがないように、対置する2つの空間部を有する構造の海洋生物捕獲篭を提供するものである。
本発明の実施態様は、以下の通りである。
本発明の第1の態様は、図1に示される海洋生物捕獲篭1である。具体的には、この海洋生物捕獲篭1は、底面環2と上面環3とを複数の外壁支柱4に固定することよって形成された円錐台形状の骨組に、底面環2を底面とする底面円錐台7を形成するための底面円錐台7の上面となる下部環5と、上面環3を上面とする上面円錐台8を形成するための上面円錐台8の下面となる上部環6とが、一定の間隔で対置するように外壁支柱4に固定された枠体9を有する。
海洋生物捕獲篭1はさらに、少なくとも下部環5と同心の位置関係で配置される、上部環6より小さい口径の第1環10が装着され、第1環10を除いた部分の底面円錐台7の全体を弛まないように覆うことによって下部篭12を形成できるように製網された第1網11と、少なくとも上部環6と同心の位置関係で配置される、第1環10と略同一口径の第2環13が装着され、第2環13を除いた部分の上面円錐台8の全体を弛まないように覆うことによって上部篭15が形成できるように製網された第2網14とを含む。
枠体9と第1網11と第2網14とからなる海洋生物捕獲篭1は、複数の連結材16により第1環10と第2環13とを連結して第1環10と第2環13とを対置させた、底面円錐台7とその上面上に配置された円錐台17とを含む下部篭12と、上面円錐台8とその底面上に形成された逆向きの円錐台18とを含む上部篭15とによって形成された、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口19を含む。
第1実施態様において、第1網11は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第1環10の外周から下部環5の位置まで外壁支柱4に対応した垂直方向の切り込み20が入れられた、第1環10の外周から下部環5の位置までの部分を弛まないように覆う上部網11’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または他方の長辺に別途設けられた連通路21に絞り紐22を通し、絞り紐22を絞ることによって、底面円錐台7の底面に開閉可能な取出口23を形成できるように底面円錐台7を弛まないように覆う下部網11”とを含むことができる。
第1実施態様において、第2網14は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第2環13の外周から上部環6の位置まで、外壁支柱4に対応した垂直方向の切り込み24が入れられた、第2環13の外周から上部環6の位置までの部分を弛まないように覆う下部網14’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または別途設けられた連通路25に絞り紐26を通し、絞り紐26を絞ることによって、上面円錐台8を弛まないように覆う上部網14”とを含むことができる。
第1実施態様において、下部篭12および/または上部篭15に取着可能な餌部27を設けることができる。また第1環10を除いた底面円錐台7を覆う第1網11を弛まないように底面環2と第1網11との接点28を適宜固定し、第2環13を除いた上面円錐台8を覆う第2網14を弛まないように上面環3と第2網14との接点29を適宜固定するようにしてもよい。
本発明の第2の態様は、図6に示される海洋生物捕獲篭101である。具体的には、同一口径の底面環102と上面環103とを複数の外壁支柱104に固定することよって形成された円筒形状の骨組に、底面環102を底面とする底面円筒台107を形成するための底面円筒台107の上面となる下部環105と、上面環103を上面とする上面円筒台108を形成するための上面円筒台108の下面となる上部環106とが、一定の間隔で対置するように外壁支柱104に固定された枠体109を有する。
海洋生物捕獲篭101はさらに、少なくとも下部環105と同心の位置関係で配置される、下部環105より小さい口径の第1環110が装着され、第1環110を除いた部分の底面円筒台107の全体を弛まないように覆うことによって下部篭112を形成できるように製網された第1網111と、少なくとも上部環106と同心の位置関係で配置される、第1環110と略同一口径の第2環113が装着され、第2環113を除いた部分の前記上面円筒台108の全体を弛まないように覆うことによって上部篭115が形成できるように製網された第2網114とを含む。
枠体109と第1網111と第2網114とからなる海洋生物捕獲篭101は、複数の連結材116により第1環110と第2環113とを連結して第1環110と第2環113とを対置させた、底面円筒台107とその上面上に配置された円錐台117とを含む下部篭112と、上面円筒台108とその底面上に形成された逆向きの円錐台118とを含む上部篭115とによって形成された、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口119を含む。
第2実施態様において、第1網111は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第1環110の外周から下部環105の位置まで、外壁支柱104に対応した垂直方向の切り込み120が入れられた、第1環110の外周から下部環105の位置までの部分を弛まないように覆う上部網111’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または別途設けられた連通路121に絞り紐122を通し、絞り紐122を絞ることによって、底面円筒台107の底面に開閉可能な取出口123を形成できるように底面円筒台107を弛まないように覆う下部網111”とを含むことができる。
第2実施態様において、第2網114は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第2環113の外周から上部環106の位置まで、外壁支柱104に対応した垂直方向の切り込み124が入れられた、第2環113の外周から上部環106の位置までの部分を弛まないように覆う下部網114’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または別途設けられた連通路125に絞り紐126を通し、絞り紐126を絞ることによって、上面円筒台108を弛まないように覆う上部網114”とを含むことができる。
第2実施態様において、下部篭112および/または上部篭115に取着可能な餌部127を設けることができる。また第1環110を除いた底面円筒台107を覆う第1網111を弛まないように底面環102と第1網111との接点128を適宜固定し、第2環113を除いた上面円筒台108を覆う第2網114を弛まないように上面環103と第2網114との接点129を適宜固定するようにしてもよい。
本発明の第3の態様は、図2から図5に示される海洋生物捕獲篭の製造方法である。ここで用いられる符号は、図1において、各構成要素を表した符号を用いることとする。具体的には、海洋生物捕獲篭1は以下のステップによって製造される。
図2に示されるように、第1および第2のステップは以下の通りである。
(1) 第1のステップにおいては、複数の外壁支柱4と、口径が最大L1から最小L4へと小さくなる底面環2、下部環5、上部環6、上面環3が準備される。
(2) 第2のステップにおいて、底面環2と、底面環2を底面とする底面円錐台7を形成するための底面円錐台7の上面となる下部環5と、上面環3と、上面環3を上面とする上面円錐台8を形成するための上面円錐台8の下面となる上部環6とからなる4つの環を、複数の外壁支柱4に固定することによって、円錐台形状の枠体9が形成される。
使用時における海洋生物捕獲篭1の安定性の観点から、限定されるものではないが、枠体9の高さHを枠体9の底面を形成する底面環の口径L1より低く設定することが好ましい。また枠体9を構成する底面環2、下部環5、上部環6、上面環3および複数の外壁支柱4には、曲線状および/または直線状の剛性の棒状または管状材料が用いられる。この材料としては、限定されるものではないが、金属、樹脂等を用いてもよく、さらに金属は、海水による腐食を防止する観点から樹脂でコーティングしてことが好ましい。
図3および図4に示されるように、枠体9に第1網および第2網を用いて、第1環10と第2環13からなる括れた円光形状の落し口19を構成する下部篭12と上部篭15が以下のステップによって形成される。
(3) 第3のステップにおいて、上部環6より小さい略同一口径の第1環10と第2環13とが準備される。
(4) 第4のステップにおいて、底面円錐台7を覆うことができるように製網された第1網11を用いて、少なくとも下部環5の同心の位置関係で配置される第1環10が装着され、第1環10の外周から下部環5までの部分で構成される円錐台17を含む底面円錐台7を弛まないように覆うことによって、下部篭12が形成される。
(5) 第5のステップにおいて、上面円錐台8を覆うことができるように製網された第2網14を用いて、少なくとも上部環6の同心の位置関係で配置される第2環13が装着され、第2環13の外周から上部環6までの部分で構成される逆向きの円錐台18を含む上面円錐台8を弛まないように覆うことによって、第2環13が下部篭12の第1環10と対置するように、上部篭15が形成される。
図1で示された海洋生物捕獲篭1は、次の最終ステップを経て完成される。
(6) 第6にステップにおいて、複数の連結材16により第1環10と第2環13とを連結して第1環10と第2環13とを対置させた、底面円錐台7とその上面上に配置された円錐台17とを含む下部篭12と、上面円錐台8とその底面上に形成された逆向きの円錐台18とを含む上部篭15とによって、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口19が構成される。
なお、第1環10と第2環13に用いられる材料は、枠体9を構成する材料と同様に、棒状または管状材料でもよいが、必ずしも剛性である必要はない。例えば、針金や可撓性の綱などでもよい。また第1環10と第2環13は、第1網11と第2網14のそれぞれの外縁部の網目を通すように装着することができる。その場合に用いられる環が剛性環であれば、その一部に切れ目を設けておくことが好ましい。
第3実施態様において、第1網11は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第1環10の外周から下部環5の位置まで、外壁支柱4に対応した垂直方向の切り込み20が入れられた、第1環10の外周から下部環5の位置までの部分を弛まないように覆う上部網11’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または別途設けられた連通路21に絞り紐22を通し、絞り紐22を絞ることによって、底面円錐台7の底面に開閉可能な取出口23を形成できるように底面円錐台7を弛まないように覆う下部網11”とを含むことができる。
第3実施態様において、第2網14は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された第2環13の外周から上部環6の位置まで、外壁支柱4に対応した垂直方向の切り込み24が入れられた、第2環13の外周から上部環6の位置までの部分を弛まないように覆う下部網14’と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または別途設けられた連通路25に絞り紐26を通し、絞り紐26を絞ることによって、上面円錐台8を弛まないように覆う上部網14”とを含むことができる。
第3実施態様において、第1環10の外周から下部環5の位置までの部分を弛まないように覆う上部網11’によって下部篭12の円錐台17が形成されたときに外壁支柱4に対応した入れられた垂直方向の切り込み20を綴じるステップ、また第2環13の外周から上部環6の位置までの部分を弛まないように覆う下部網14’によって上部篭15の逆向きの円錐台18が形成されたときに外壁支柱4に対応した入れられた垂直方向の切り込み24を綴じるステップを含むことができる。
第3実施態様において、下部篭12および/または上部篭15に取着可能な餌部27を設けるステップをさらに含むことができる。また第1環10を除いた底面円錐台7を覆う第1網11を弛まないように底面環2と第1網11との接点28を適宜固定し、第2環13を除いた上面円錐台8を覆う第2網14を弛まないように上面環3と第2網14との接点29を適宜固定するステップをさらに含むことができる。
本発明に係る海洋生物捕獲篭1を用いることにより、図7や図8に示される従来型の捕獲篭に比較して3倍程度の漁獲量を実現することができた。また下部篭12の第1環10と上部篭15の第2環13とで形成される括れた円筒形状の落し口19を通じて分離された下部篭12と上部篭15とから構成された捕獲篭としたことにより、本発明の捕獲篭内におけるタコなどの海洋生物による捕獲されたエビなどの海洋生物の捕食を防ぐことによって正味の捕獲量の減少を防止することができる。具体的には、2つの篭の一方に、エビ類及びタコ類が同時に捕獲された場合に、他方の篭とで互いに棲み分けることができるので、篭内でのタコ類によるエビ類の捕食を食い止めることができる。
さらに本発明に係る製造方法によって、本発明の2つの対置された篭からなる海洋生物捕獲篭を簡易に製造することができる。また使用の際に、下部篭12の底面円錐台7を覆う絞られた第1網11を弛め、取出口23を解放状態にすることによって、複数の海洋生物捕獲篭1を重ねて漁船に積み込み搬送することができ、海洋に投下するときに、絞り紐22によって底面円錐台7を弛まないように覆って使用することができる、極めて実用性の高い海洋生物捕獲篭である。
本発明に係る、海洋生物捕獲篭の斜視図である。 本発明に係る、海洋生物捕獲篭の一部を構成する枠体の平面図および正面図である。 本発明に係る、海洋生物捕獲篭の一部を構成する下部篭に用いられる第1網の展開図および下部篭に含まれる円錐台の斜視図である。 本発明に係る、海洋生物捕獲篭の一部を構成する上部篭に用いられる第2網の展開図および上部篭に含まれる逆向きの円錐台の斜視図である。 本発明に係る、取着可能な餌部を設けた海洋生物捕獲篭の正面図である。 本発明に係る、他の海洋生物捕獲篭の正面図である。 従来型の側面の2か所に落し口を有する捕獲篭の斜視図である。 従来型の頂部に落し口を有する捕獲篭の斜視図である。
本発明の海洋生物捕獲篭1の捕獲対象の海洋生物は、限定されるものではないが、エビ類、ツブ類などを挙げることができる。本発明の海洋生物捕獲篭1は、目的とする海洋生物が生息又は活動する海域の適切な水深に単独で設置されるかまたは複数を連結して設置されるものである。
本発明の海洋生物捕獲篭1は、直線状および/または曲線状の剛性棒状または管状材料からなる枠体9に、適切な材質、色彩および網目の大きさ若しくは結節方法からなる2つの第1網11および第2網14を枠体9の底面円錐台7および上面円錐台8に弛まないように覆い、かつ固定した下部篭12および上部篭15からなる網篭である。枠体9に用いられる剛性棒状または管状材料として、金属または樹脂等を用いることができる。また金属は、海水による腐食を防止する観点から樹脂でコーティングすることが好ましい。第1網11および第2網14に用いられる材料は、限定されるものではないが、天然繊維または合成繊維のいずれでもよい。合成繊維としては、ポリエチレン系、ポリアミド系、ポリエステル系の繊維が挙げられるが、ポリエチレン系の繊維を用いることが好ましい。
本発明において、枠体9を構成する複数の外壁支柱4は、枠体全体の強度を保ち、捕獲対象の海洋生物の進入を妨げない数の6本程度が好ましい。また枠体9を構成する底面環2、上面環3、下部環5及び上部環6は、原則として円形であることが好ましい。また枠体9は、それぞれが相似形の5角形以上の多角形または楕円形の環で構成することもできる。
また枠体9の大きさは、限定されるものではないが、例えば、北海シマエビ等の浅海漁業用として、底面環2の直径が96cm程度、上面環3の直径が80cm程度、また底面環2から上面環3までの高さHが43cm程度のものが好ましい。さらに第1環10と第2環13の直径は好ましくは約40cmであり、対置されるそれらの環の間隔は約3〜5cmである。
本発明において、第1網11及び第2網14に装着される第1環10及び第2環13は、必ずしも枠体9に用いられるような剛性棒状または管状材料である必要はない。例えば針金や可撓性の綱などを用いることができる。また第1環10と第2環13とを連結して括れた円筒形状の落し部19を形成するための連結材16は、限定されるものではないが、結び紐、弾性紐等を挙げることができる。連結材は、捕獲対象の海洋生物の進入を妨げない数の6本程度が好ましい。
本発明において、第1網11および第2網14で弛まないように覆い下部篭12および上部篭15を形成するときに、第1網11および第2網14と枠9の底面円錐台7および上面円錐台とを固定する方法は、限定されるものではないが、第1網11および第2網14がそれぞれ弛まないようにするために、少なくとも第1網11と底面環2および第2網14と上面環3とをそれぞれに固定する結束バンドを用いることが好ましい。本発明の海洋生物捕獲篭1が海底に設置された場合に、底面環2に固定された第1網が海底の岩場等によって傷つけられ破損するのを防ぐために、外壁支柱4の下端を脚部に形成し、底面環2が直接海底面と触れない構造を採用することもできる。
本発明において、下部篭12および/または上部篭15には、取着可能な餌部27を取り付けることができる。いずれも、限定されるものではないが、北海シマエビ用の海洋生物捕獲篭に用いられる1つの好ましい形態は、図5に示されるように、下部篭12には、それを構成する底面円錐台7の下部環5に渡された綱に装着された細かい網目からなる餌袋であり、また上部篭15には、それを構成する上面円錐台8の上面環3に係止された鉤針状または挟持状の餌取付具である。
1:海洋生物捕獲篭
2:底面環
3:上面環
4:外壁支柱
5:下部環
6:上部環
7:底面円錐台
8:上面円錐台
9:枠体9
10:第1環
11:第1網
11’:上部網
11”:下部網
12:下部篭
13:第2環
14:第2網
14’:下部網
14”:上部網
15:上部篭
16:連結材
17:円錐台
18:逆向きの円錐台
19:落し口
20:切り込み
21:連通路
22:絞り紐
23:取出口
24:切り込み
25:連通路
26:絞り紐
27:餌部
28:接点
29:接点
101:海洋生物捕獲篭
102:底面環
103:上面環
104:外壁支柱
105:下部環
106:上部環
107:底面円錐台
108:上面円錐台
109:枠体9
110:第1環
111:第1網
111’:上部網
111”:下部網
112:下部篭
113:第2環
114:第2網
114’:下部網
114”:上部網
115:上部篭
116:連結材
117:円錐台
118:逆向きの円錐台
119:落し口
120:切り込み
121:連通路
122:絞り紐
123:取出口
124:切り込み
125:連通路
126:絞り紐
127:餌部
128:接点
129:接点

Claims (15)

  1. 底面環と上面環とを複数の外壁支柱に固定することよって形成された円錐台形状の骨組に、前記底面環を底
    面とする底面円錐台を形成するための前記底面円錐台の上面となる下部環と、前記上面環を上面とする上面円錐台を形成するための前記上面円錐台の下面となる
    上部環とが、一定の間隔で対置するように前記外壁支柱に固定された枠体と、
    少なくとも前記下部環と同心の位置関係で配置される、前記上部環より小さい口径の第1環が装着され、前記第1環を除いた部分の前記底面円錐台の全体を弛まないように覆うことによって下部篭を形成できるように製網された第1網と、
    少なくとも前記上部環と同心の位置関係で配置される、前記第1環と略同一口径の第2環が装着され、前記第2環を除いた部分の前記上面円錐台の全体を弛まないように覆うことによって上部篭が形成できるように製網された第2網と、
    からなり、
    複数の連結材により前記第1環と前記第2環とを連結して前記第1環と前記第2環とを対置させた、前記底
    面円錐台とその上面上に配置された円錐台とを含む前記下部篭と、前記上面円錐台とその底面上に形成された逆向きの円錐台とを含む前記上部篭とによって、
    360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口が構成されたことを特徴とする海洋生物捕獲篭。
  2. 前記第1網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第1環の外周から前記下部
    環の位置まで前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第1環の外周から前記下部環の位置までの部分を弛まないように覆う上部網と、他
    方の長辺の最外縁より内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって、前記底面円錐台の底面に開閉
    可能な取出口を形成できるように前記底面円錐台を弛まないように覆う下部網とを含むことを特徴とする請求項1に記載の海洋生物捕獲篭。
  3. 前記第2網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第2環の外周から前記上部
    環の位置まで前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第2環の外周から前記上部環の位置までの部分を弛まないように覆う下部網と、他
    方の長辺の最外縁より内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって、前記上面円錐台を弛まないように覆う上部網とを含むことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  4. 前記下部篭および/または前記上部篭に取着可能な餌部を設けるようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  5. 前記第1環を除いた前記底面円錐台を覆う前記第1網を弛まないように前記底面環と前記第1網との接点を
    適宜固定し、前記第2環を除いた前記上面円錐台を覆う前記第2網を弛まないように前記上面環と前記第2網との接点を適宜固定するようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  6. 同一口径の底面環と上面環とを複数の外壁支柱に固定することよって形成された円筒形状の骨組に、前記底
    面環を底面とする底面円筒台を形成するための前記底面円筒台の上面となる下部環と、前記上面環を上面とする上面円筒台を形成するための前記上面円筒台の下
    面となる上部環とが、一定の間隔で対置するように前記外壁支柱に固定された枠体と、
    少なくとも前記下部環と同心の位置関係で配置される、前記上部環より小さい口径の第1環が装着され、前記第1環を除いた部分の前記底面円筒台を弛まないように覆うことによって下部篭を形成できるように製網された第1網と、
    少なくとも前記上部環の同心の位置関係で配置される、前記第1環と略同一口径の第2環を装着し、前記第2環を除いた部分の前記上面円筒台を弛まないように覆うことによって上部篭が形成できるように製網された第2網と、
    からなり、
    複数の連結材により前記第1環と前記第2環とを連結して前記第1環と前記第2環とを対置させた、前記底
    面円筒台とその上面上に配置された円錐台とを含む前記下部篭と、前記上面円筒台とその底面上に形成された逆向きの円錐台とを含む前記上部篭とによって、
    360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口が構成されたことを特徴とする海洋生物捕獲篭。
  7. 前記第1網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第1環の外周から前記下部
    環の位置まで、前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第1環の外周から前記下部環の位置までの部分を弛まないように覆う上部網と、
    他方の長辺の最外縁より内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって、前記底面円筒台の底面に開
    閉可能な取出口を形成できるように前記底面円筒台を弛まないように覆う下部網とを含むことを特徴とする請求項6に記載の海洋生物捕獲篭。
  8. 前記第2網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第2環の外周から前記上部
    環の位置まで、前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第2環の外周から前記上部環の位置までの部分を緩まないように覆う下部網と、
    他方の長辺の最外縁より内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって前記上面円筒台を弛まないように覆う上部網とを含むことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  9. 前記上部篭および/または前記下部篭に取着可能な餌部を設けるようにしたことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  10. 前記第1環の内部を除いた前記底面円筒台を覆う前記第1網を弛まないように前記底面環と前記第1網との
    接点を適宜固定し、第2環の内部を除いた前記上面円筒台を覆う前記第2網を弛まないように前記上面環と前記第2網との接点を適宜固定するようにしたことを
    特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭。
  11. 複数の外壁支柱と、口径が最大L1から最小L4へと小さくなる底面環、下部環、上部環、上面環を準備するステップと、
    前記底面環と、該底面環を底面とする底面円錐台を形成するための前記底面円錐台の上面となる前記下部環と、前記上面環と、該上面環を上面とする上面円錐台を形成するための前記上面円錐台の下面となる前記上部環とからなる4つの環を前記複数の外壁支柱に固定することによって、円錐台形状の枠体が形成されるステップと、
    前記上部環より小さい略同一口径の第1環と第2環とを準備するステップと、
    前記底面円錐台を覆うことができるように製網された第1網を用いて、少なくとも前記下部環の同心の位置関係で配置される前記第1環が装着され、前記第1環の外周から前記下部環までの部分で構成される円錐台を含む前記底面円錐台を弛まないように覆うことによって、下部篭が形成されるステップと、
    前記上面円錐台を覆うことができるように製網された第2網を用いて、少なくとも前記上部環の同心の位置関係で配置される前記第2環が装着され、前記第2環の外周から前記上部環までの部分で構成される逆向きの円錐台を含む前記上面円錐台を弛まないように覆うことによって、前記第2環が前記下部篭の前記第1環と対置するように、上部篭が形成されるステップと、
    複数の連結材により前記第1環と前記第2環とを連結して前記第1環と前記第2環とを対置させた、前記底面円錐台とその上面上に配置された前記円錐台とを含む前記下部篭と、前記上面円錐台とその底面上に形成された前記逆向きの円錐台とを含む前記上部篭とによって、360度から海洋生物の侵入を許す幅を有する括れた円筒形状の落し口が構成されるステップと、
    を含むことを特徴とする海洋生物捕獲篭の製造方法。
  12. 前記第1網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第1環の外周から前記下部環の位置まで、前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第1環の外周から前記下部環の位置までの部分を弛まないように覆う上部網と、他方の長辺の最外縁の内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって、前記円錐台の底面に開閉可能な取出口を形成できるように前記底面円錐台を弛まないように覆う下部網とを含み、
    前記第1環の外周から前記下部環の位置までの部分を弛まないように覆う前記上部網によって前記下部篭の前記円錐台が形成されたときに前記外壁支柱に対応した入れられた垂直方向の前記切り込みを綴じるステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の海洋生物捕獲篭の製造方法。
  13. 前記第2網は、矩形状に製網された一方の長辺の最外縁の網目に装着された前記第2環の外周から前記上部環の位置まで、前記外壁支柱に対応した垂直方向の切り込みが入れられた、前記第2環の外周から前記上部環の位置までの部分を弛まないように覆う下部網と、他方の長辺の最外縁より内側の網目または前記他方の長辺に別途設けられた連通路に絞り紐を通し、前記絞り紐を絞ることによって、前記上面円錐台を弛まないように覆う上部網とを含み、
    前記第2環の外周から前記上部環の位置までの部分を弛まないように覆う前記下部網によって前記上部篭の前記逆向きの円錐台が形成されたときに前記外壁支柱に対応した入れられた垂直方向の前記切り込みを綴じるステップをさらに含むことを特徴とする請求項11または12のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭の製造方法。
  14. 前記下部篭および/または前記上部篭に取着可能な餌部を設けるステップをさらに含むことを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭の製造方法。
  15. 前記第1環の内部を除いた前記底面円錐台を覆う前記第1網を弛まないように前記底面環と前記第1網との接点を適宜固定し、かつ、第2環の内部を除いた前記上面円錐台を覆う前記第2網を弛まないように前記上面環と前記第2網との接点を適宜固定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載の海洋生物捕獲篭の製造方法。
JP2010205107A 2010-09-14 2010-09-14 海洋生物捕獲篭 Expired - Fee Related JP4672810B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205107A JP4672810B1 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 海洋生物捕獲篭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205107A JP4672810B1 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 海洋生物捕獲篭

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4672810B1 true JP4672810B1 (ja) 2011-04-20
JP2012060887A JP2012060887A (ja) 2012-03-29

Family

ID=44080005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010205107A Expired - Fee Related JP4672810B1 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 海洋生物捕獲篭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4672810B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020122731A1 (en) * 2018-12-12 2020-06-18 Innomar As The invention relates to a pot. more specifically, the invention relates to a fish pot arranged for catching cod

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101700134B1 (ko) * 2015-02-05 2017-01-26 서영빈 접철식 통발

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025624A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Tetsuo Nakajima 捕獲具

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311789A (en) * 1976-07-21 1978-02-02 Tadayasu Takagi Fishing device
JPS5577961A (en) * 1978-12-11 1980-06-12 Japan Steel Works Ltd:The Production of hollow metal cast ingot
JPS56167981A (en) * 1980-05-28 1981-12-23 Dainippon Ink & Chemicals Plastic composite pipe
JPS6213161A (ja) * 1985-07-10 1987-01-21 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像処理装置
JPS6380967A (ja) * 1986-09-26 1988-04-11 Toshiba Corp はんだ溶融槽
JPH079231B2 (ja) * 1986-12-03 1995-02-01 日本電装株式会社 ピツクアツプコイル
JP2505441B2 (ja) * 1987-01-30 1996-06-12 日本電信電話株式会社 デイジタル交換網

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025624A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Tetsuo Nakajima 捕獲具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020122731A1 (en) * 2018-12-12 2020-06-18 Innomar As The invention relates to a pot. more specifically, the invention relates to a fish pot arranged for catching cod

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012060887A (ja) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6786000B1 (en) Pocketed hoop net
JP2012157294A (ja) 埋在性二枚貝の養殖方法及びその養殖具
KR101641180B1 (ko) 외해중층 전복양식장치
JP2013158318A (ja) 貝類の養殖装置
JP4861457B2 (ja) 貝類の養殖篭
US20220046905A1 (en) Fish pot
JP4385041B2 (ja) 貝類の養殖篭
JP4672810B1 (ja) 海洋生物捕獲篭
KR20150000335U (ko) 해삼 등의 어패류 및 해조류용 인공어초
US7975424B1 (en) Castable framed fish catching net
DK178704B1 (da) Trawl
KR101226391B1 (ko) 다어종 포획용 망낚시구
KR200485370Y1 (ko) 주꾸미 낚싯바늘 유닛
JP5291242B1 (ja) 小蟹小魚捕獲具
CN210538213U (zh) 多层环套多梯度虾类养殖网箱
KR200419022Y1 (ko) 참게 포획기구
Adamidou III. 4. COMMERCIAL FISHING GEARS AnD METHoDs usED In HELLAs
JP4629708B2 (ja) 貝類の養殖篭
CN202819289U (zh) 新型网衣
JP3140792U (ja) 蟹釣り用掛け針
JP6532624B1 (ja) 魚捕獲器、および、魚捕獲器を用いた漁獲方法
US20180027791A1 (en) Live Well Buddy
JP2571076B2 (ja) 浮魚礁装置およびこれを用いた漁撈方法
JP6234495B2 (ja) 漁網
JP2015080475A (ja) 釣竿活用網籠で一網打尽

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees