JP4671614B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明はトランジスタ近傍に形成される寄生容量を低減する半導体装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴い、MOSトランジスタを形成するゲート電極の寸法制御がより困難になってきている。特にゲートパターンの疎密差により、光近接効果の影響やエッチング特性に差が生じるため、周囲形状の違いによるゲート電極の仕上り寸法ばらつきが問題となってきている。この問題について、図8(a)〜(c)を参照しながら説明する。
図8(a)はゲート電極の仕上り寸法ばらつき低減のためダミーゲートを配置した従来の半導体装置の平面構造の一例を示す図であり、図8(b)及び図8(c)は順に図8(a)のVIIb−VIIb線及びVIIc−VIIc線における断面図である。
図8(a)〜(c)に示すように、従来の半導体装置の構造において、基板10上には、複数のトランジスタ領域を区画する素子分離領域11が形成されている。素子分離領域11は、例えばSiO2 膜からなる。基板10の各トランジスタ領域の上にはゲート絶縁膜13を挟んでゲート電極12が形成されている。また、基板10の各トランジスタ領域におけるゲート電極12の両側には、ソース領域及びドレイン領域となる例えばN型不純物拡散領域14が設けられている。具体的には、ゲート電極12a及び不純物拡散領域14aからなる第1のNMOSトランジスタTNaと、ゲート電極12b及び不純物拡散領域14bからなる第2のNMOSトランジスタTNbとが、素子分離領域11を挟んで隣り合うように基板10上に設けられている。
また、素子分離領域11上には、ゲート電極12と平行してダミーゲート15が形成されている。具体的には、第1のNMOSトランジスタTNaに隣接する素子分離領域11のうち、第2のNMOSトランジスタTNbと反対側に形成された素子分離領域の上にはダミーゲート15aが、第1のNMOSトランジスタTNaと第2のNMOSトランジスタTNbに挟まれた素子分離領域11上にはダミーゲート15bが、第2のNMOSトランジスタTNbに隣接する素子分離領域11のうち、第1のNMOSトランジスタTNaと反対側に形成された素子分離領域の上にはダミーゲート15cが形成されている。
基板10、素子分離領域11、ゲート電極12、ゲート絶縁膜13、N型不純物拡散領域14及びダミーゲート15は、SiO2 からなる層間絶縁膜16によって覆われている。ここで、該層間絶縁膜16には、N型不純物拡散領域14のゲート電極12の両側それぞれに達するコンタクトプラグ17が形成されている。具体的には、N型不純物拡散領域14aに対してコンタクトプラグ17aとコンタクトプラグ17bとが、N型不純物拡散領域14bに対してはコンタクトプラグ17cとコンタクトプラグ17dとが形成されている。尚、コンタクトプラグ17は、コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んだ構造を持つ。
このような従来の半導体装置の構造では、ゲート電極12に対し所定の距離を置いてダミーゲート15を配置することでゲートパターンの疎密差を低減している。これによって、ゲートパターンの疎密差を原因とする光近接効果及びエッチング特性のばらつきを低減させ、ゲート仕上がり寸法のばらつきを低減する。
また、図9は、従来のゲート電極の仕上り寸法ばらつき低減のためダミーゲートを配置し、更に不要となったダミーゲートを配線として利用した半導体装置の構造の一例を示す平面図である。
図9に示す半導体装置の構造では、基板(図示せず)上には、複数のトランジスタ領域を区画する素子分離領域(図示せず)が形成されている。基板の各トランジスタ領域の上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を挟んでゲート電極12cが形成されている。また、基板の各トランジスタ領域におけるゲート電極12cの両側には、ソース領域及びドレイン領域となる例えばN型不純物拡散領域14及びP型不純物拡散領域18が設けられている。具体的には、ゲート電極12c及びN型不純物拡散領域14cからなるNMOSトランジスタTNcと、ゲート電極12c及びP型不純物拡散領域18からなるPMOSトランジスタTPとが素子分離領域を挟んで隣り合うように設けられている。
ここで、ゲート電極12cは、NMOSトランジスタTNcとPMOSトランジスタTPとの両方に亘って連結して形成された単一のゲート電極となっている。
また、ゲート電極12cの両側の領域に形成されているN型不純物拡散領域14c上及びP型不純物拡散領域18上に、ゲート電極12cと平行にダミーゲート15d及びダミーゲート15eが形成されている。ここで、ダミーゲート15dは、それぞれN型不純物拡散領域14c上及びP型不純物拡散領域18上に独立して別個に形成されたダミーゲートである。これに対し、ダミーゲート15eは、隣接するNMOSトランジスタTNcとPMOSトランジスタTPとに亘って連結して形成された単一のダミーゲートである。
N型不純物拡散領域14c及びP型不純物拡散領域18、ゲート電極12c、ダミーゲート15d及びダミーゲート15eは、SiO2 からなる層間絶縁膜(図示せず)によって絶縁されている。ここで、層間絶縁膜には、NMOSトランジスタTNcのN型不純物拡散領域14c及びPMOSトランジスタTPのP型不純物拡散領域18にそれぞれ達するコンタクトプラグ17e及び17fが形成されている。尚、コンタクトプラグ17は、コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んだ構造を持つ。また、コンタクトプラグ17e、コンタクトプラグ17fはそれぞれダミーゲート15d及びダミーゲート15eに接続されている。
ダミーゲート15d及びダミーゲート15eはゲート電極12cの仕上り寸法のばらつき低減のために形成されるが、ゲート電極12cの形成後は不要となる。ここで、NMOSトランジスタTNcの不純物拡散領域14c上でダミーゲート15eとコンタクトプラグ17fとを接続すると共に、PMOSトランジスタTPの不純物拡散領域18上でダミーゲート15eとコンタクトプラグ17fと接続し、ダミーゲート15eを配線として利用することで、配線層のリソースを確保し集積度の向上を図ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−208643号公報(第10頁、第5図)
しかしながら、従来の半導体装置の構造には、以下のような課題がある。
図8に示す半導体装置の構造では、ゲート電極から所定の距離にダミーゲートが近接して配置される。よって、ダミーゲート15とそれに近接するコンタクトプラグ17、ゲート電極14とそれに近接するコンタクトプラグ17、及びゲート電極14とその一番近くにあるダミーゲート15がそれぞれ一組の電極となり、且つ該一組の電極がそれぞれ層間絶縁膜を挟んで容量素子を形成する構造となっている。具体的には、例えば第1のNMOSトランジスタTNaにおいて、ダミーゲート15aとコンタクトプラグ17a、ダミーゲート15bとコンタクトプラグ17b、ゲート電極12aとダミーゲート15a、及びゲート電極12aとダミーゲート15b等がそれぞれ一組の電極となり、且つ該一組の電極がそれぞれ層間絶縁膜16を挟んで容量素子を形成している。また、第2のNMOSトランジスタTNbにおいても、例えばダミーゲート15bとコンタクトプラグ17c、ダミーゲート15cとコンタクトプラグ17d、ゲート電極12bとダミーゲート15b、及びゲート電極12bとダミーゲート15c等がそれぞれ一組の電極となり、且つ該一組の電極がそれぞれ層間絶縁膜16を挟んで容量素子を形成している。このような容量素子が形成されてしまうことから、NMOSトランジスタのゲート、ソース及びドレインのいずれにも寄生容量が付加された構造となり、スイッチング動作の速度低下が引き起こされる。
また、図9に示す半導体装置の構造においては、ゲート電極12cから所定の距離にダミーゲート15d及びダミーゲート15eが近接して配置され、且つダミーゲート15d及びダミーゲート15eがソース又はドレインと電気的に接続されている。さらに、ダミーゲート15d及びダミーゲート15eはいずれもゲート電極12cに平行して配置されている。このため、ゲート電極12cとダミーゲート15dが層間絶縁膜を挟んで平行平板容量素子を形成する構造となると共に、ゲート電極12cとダミーゲート15eが層間絶縁膜を挟んで平行平板容量素子を形成する構造となる。このことから、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタのゲート・ソース間、ゲートドレイン間に寄生容量が付加された構造となり、スイッチング動作の速度低下が引き起こされる。
また、例えば図9に示す半導体装置の構造ではダミーゲート15d及びダミーゲート15eは順にコンタクトプラグ17e及びコンタクトプラグ17fによって配線と接続された構造を取っている。しかし、該構造とは異なりダミーゲート15d及びダミーゲート15eが配線に接続されていない構造を取っていた場合、ダミーゲート15d及びダミーゲート15eはフローティングノード(どこにも接続されていない配線や拡散領域等)となる。フローティングノードは電位状態が安定せず、デバイスとしてのモデル化が困難であり、設計環境への正確な反映ができない。よって誤動作の原因となる可能性がある。
以上のことから、本発明の目的は、ダミーゲートを利用してゲート電極の仕上り寸法ばらつきを低減した半導体装置において、トランジスタのゲート、ソース及びドレイン等に付加される寄生容量を低減し、より高速動作、低消費電力及び安定動作を実現する半導体装置とその製造方法を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明に係る第1の半導体装置は、基板上に形成された第1のゲート電極および第2のゲート電極と、基板上における第1のゲート電極および第2のゲート電極の両側にそれぞれ形成された不純物領域と、第1のゲート電極を覆うように形成された第1の層間絶縁膜と、第2のゲート電極を覆うように形成された第2の層間絶縁膜と、基板の主面方向において第1の層間絶縁膜第2の層間絶縁膜との間に形成された第3の層間絶縁膜とを備え、第の層間絶縁膜は第1の層間絶縁膜および第2の層間絶縁膜よりも誘電率が低く、第1の層間絶縁膜の誘電率と第2の層間絶縁膜の誘電率は同じである。
第1の半導体装置において、第1及び第2の層間絶縁膜が例えば比誘電率4.2であるSiO2 で形成されているのに対して、第の層間絶縁膜は例えば比誘電率2.9であるSiOCなどのLow−k材料で形成されている。
このような場合、第の層間絶縁膜が低誘電率であるとは、SiO2 の誘電率4.2に比べて誘電率が低いことを示すことになる。但し、第1の層間絶縁膜及び第2の層間絶縁膜を形成する材料を前記のSiO2 に、第3の層間絶縁膜を形成する材料を前記のSiOCに限るわけではなく、第1及び第2の層間絶縁膜に比べて第の層間絶縁膜の誘電率が低くなっていれば良い。
このような構成となっていることから、第1の半導体装置においては、寄生容量が低減されている。具体的には、基板上に互いに隣接して形成された複数のトランジスタのそれぞれのゲート電極(例えば第1のトランジスタに形成された第1のゲート電極と、第1のトランジスタに隣接する第2のトランジスタに形成された第2のゲート電極)同士で層間絶縁膜を挟むことによって生じている寄生容量が軽減されている。これは、第1の半導体装置の構造では、第1及び第2のゲート電極の間に形成されている層間絶縁膜の一部が低誘電率の第の層間絶縁膜となっているためである。
また、第1の半導体装置では、ゲート電極とソース又はドレインとの間で層間絶縁膜を挟むことによって生じている寄生フリンジ容量が低減されている。これは、第1の半導体装置では、第1及び第2のゲート電極とソース又はドレインとの間の層間絶縁膜の一部が低誘電率の第の層間絶縁膜となっているためである。ここで、フリンジ容量とは、二次元的及び三次元的な電界分布の影響による、平行平板容量で近似された容量に対する容量の増大分である。
上記のように、第1の半導体装置によると寄生容量が低減できることから、スイッチ動作の速度低下を抑制できると共に消費電力を低減できる。
ここで、Low−k材料は機械的強度や密着性等の点でSiO2 等の従来から用いられている層間絶縁膜に比べて劣る場合があるが、第1の半導体装置ではSiO2 等の従来から用いられている層間絶縁膜に対して局所的にLow−k材料を埋め込んだ構造となるため、信頼性は確保できる。
また、基板の第1のゲート電極両側の領域に形成されたLDD(Lightly Doped Drain)領域と、第1のゲート電極両側に形成されたサイドウォールと、基板、第1のゲート電極及びサイドウォールを覆うように形成されたライナーエッチ膜とを更に備えていても良い。
また、第1の半導体装置の第の層間絶縁膜は、不純物拡散領域上に形成されていてもよい。
また、基板上に前記不純物拡散領域を囲むように形成された素子分離領域をさらに備えていることが好ましい。
また、第1の半導体装置の第の層間絶縁膜は、素子分離領域上に形成されていても良いし、不純物拡散領域上と該素子分離領域上とにまたがるように形成されてもよい。
の層間絶縁膜が上のいずれの位置に形成されていても、第1の半導体装置の効果が十分に得られる。
また、第1の層間絶縁膜に、前記不純物拡散領域に達するコンタクトプラグが形成されていることが好ましい。
このようにすると、コンタクトプラグを介して不純物拡散領域と配線とを接続できる。また、互いに隣接する複数のトランジスタのそれぞれのコンタクトプラグ(例えば第1のトランジスタに接続されたコンタクトプラグと、第1のトランジスタに隣接する第2のトランジスタに接続するコンタクトプラグ)同士は層間絶縁膜を挟んで寄生容量を生じているが、第1の半導体装置の構造を用いると、該寄生容量を低減できる。これは、第1の半導体装置では、2つのコンタクトプラグの間に形成された層間絶縁膜の少なくとも一部を低誘電率の第の層間絶縁膜とすることができるためである。
また、コンタクトプラグと基板との間には層間絶縁膜及び素子分離領域を挟むことによって寄生フリンジ容量が発生するが、第1の半導体装置によると、該寄生容量が低減されている。これは、第1の半導体装置においては、コンタクトプラグと基板との間に形成された前記層間絶縁膜の少なくとも一部を低誘電率の第の層間絶縁膜とすることができることからである。
以上のように寄生容量が低減できることから、スイッチ動作の速度低下を低減できると共に消費電力を低減できる。
尚、不純物領域に達するコンタクトプラグの形成位置については、第1の層間絶縁膜に形成されているのに代えて第の層間絶縁膜に形成されていても良いし、第1の層間絶縁膜及び第の層間絶縁膜にまたがって形成されていても良い。
このような位置に形成されている場合にも、第1の層間絶縁膜にコンタクトプラグが形成されている場合と同様の効果が得られる。
本発明によると、ダミーゲートを利用することによりゲート仕上がり寸法のばらつきを低減できると共に、ゲート電極形成後にダミーゲートを除去することによりダミーゲートに起因する寄生容量を解消することができる。また、ダミーゲートを除去することでフローティングノードの発生を防ぐことができ、半導体装置の動作の安定化を実現できる。
また、層間絶縁膜の一部を低誘電率の層間絶縁膜とするか又は中空領域とすることで、トランジスタのゲート、ソース及びドレイン並びにコンタクトプラグに付加される寄生容量を低減できる。このように寄生容量が低減できることから、より高速で低消費電力な半導体装置が実現できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係わる半導体装置の構造を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)及び図1(c)は順に図1(a)のIb−Ib線における断面図及びIc−Ic線における断面図である。
図1(a)〜(c)に示すように、基板100上には、複数のトランジスタ領域を区画する素子分離領域101が形成されている。素子分離領域101は、例えばSiO2 膜からなる。基板100の各トランジスタ領域の上にはゲート電極102がゲート絶縁膜103を挟んで形成されている。また、基板100の各トランジスタ領域におけるゲート電極102の両側には、ソース領域及びドレイン領域となる例えばN型不純物拡散領域104が設けられている。具体的には、ゲート電極102a及び不純物拡散領域104aからなる第1のNMOSトランジスタTN1と、ゲート電極102b及び不純物拡散領域104bからなる第2のNMOSトランジスタTN2とが、素子分離領域101を挟んで隣り合うように基板100上に設けられている。
不純物拡散領域104上には、ゲート電極102を覆うように第1の層間絶縁膜105が形成されており、該第1の層間絶縁膜105は、例えばSiO2 膜からなる。また、基板100の主面方向において第1の層間絶縁膜105の一部を挟んでゲート電極102と隣り合うように第2の層間絶縁膜106が形成されている。第2の層間絶縁膜106は、第1の層間絶縁膜105に比べて低誘電率である膜、例えばSiOC膜等からなる。具体的には、第1のNMOSトランジスタTN1のゲート電極102aを覆う第1の層間絶縁膜105の一部は、第2のNMOSトランジスタTN2の反対側に設けられた第2の層間絶縁膜106aと、第2のNMOSトランジスタTN2側に設けられた第2の層間絶縁膜106bとによって挟まれている。また、第2のNMOSトランジスタTN2のゲート電極102bを覆う第1の層間絶縁膜105の一部は、第2の層間絶縁膜106bつまり第1のNMOSトランジスタTN1側に設けられた第2の層間絶縁膜106bと、第1のNMOSトランジスタTN1の反対側に設けられた第2の層間絶縁膜106cとによって挟まれている。
また、第1の層間絶縁膜105には、各トランジスタのN型不純物拡散領域101にそれぞれ達するコンタクトプラグ107が形成されている。具体的には、第1のNMOSトランジスタTN1では不純物拡散領域104aに達するコンタクトプラグ107a及びコンタクトプラグ107bが形成されており、また第2のNMOSトランジスタTN2では不純物拡散領域104bに達するコンタクトプラグ107c及びコンタクトプラグ107dが形成されている。尚、コンタクトプラグ107は、コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んだ構造を持つ。
図2(a)〜(c)並びに図3(a)及び(b)は、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図2(a)に示すように、予め選択的酸化法等により、基板100に素子分離領域101を形成する。
次に、図2(b)に示すように、ゲート絶縁膜103と、ゲート電極102及びダミーゲート108となる導電膜とを順に形成した後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術により、該導電膜をパターン化してゲート電極102及びダミーゲート108を形成する。
次に、図2(c)に示すように、基板100のゲート電極102の両側に相当する領域に、イオン注入等の方法によって、不純物拡散領域104を形成する。続いて、CVD(Chemical Vapor Deposition )法等によって基板100の上に第1の層間絶縁膜105を形成する。
続いて、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術によってダミーゲート108上の第1の層間絶縁膜105を除去すると共に、ダミーゲート108を除去する。この際、層間絶縁膜105について、図3(a)のように、ダミーゲート108上に加えてダミーゲート108の横の領域についても除去されても良い。
この後、図3(b)に示すように、ダミーゲート108上の第1の層間絶縁膜105とダミーゲート108とを除去した領域に、例えばCVD法等により、第1の層間絶縁膜105に比べて低誘電率の第2の層間絶縁膜106を形成する。
次に、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術によって、第1の層間絶縁膜105に、不純物拡散領域104に達するコンタクトホールを形成する。最後に該コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んでコンタクトプラグ107を形成すると、図1(a)〜(c)に示した半導体装置を製造できる。
第1の実施形態によると、ダミーゲート108によってゲートパターンの疎密差を低減することで、ゲートパターンの疎密差を原因とする光近接効果又はエッチング特性のばらつきを低減させる。これによって、ゲート仕上がり寸法のばらつきを低減する。これと共に、基板100、素子分離領域101、ゲート電極102、ゲート絶縁膜103、不純物拡散領域104及びダミーゲート108を被覆するような第1の層間絶縁膜105の形成後、ダミーゲート108上部の一部の第1の層間絶縁膜105を除去し、さらにゲート電極102形成後は不要となるダミーゲート108を除去するようになっている。
従来の半導体装置のようにダミーゲート108が除去されずに残っていた場合には、ダミーゲート108とその両隣のコンタクトプラグ107との間及びダミーゲート108とその両隣のゲート電極102との間にそれぞれ寄生容量が発生する。具体的には、例えば図2(c)に示すダミーゲート108aとゲート電極102aの間、ダミーゲート108bとゲート電極102aの間、ダミーゲート108aとコンタクトプラグ107aの間及びダミーゲート108bとコンタクトプラグ107bの間等にそれぞれ寄生容量が発生する。
これに対し第1の実施形態では、ダミーゲート108が除去されていることにより、これらの寄生容量は発生せず、半導体装置の寄生容量を低減している。
また、第1の実施形態の半導体装置では、第1の層間絶縁膜105及びダミーゲート108を除去した領域に、第2の層間絶縁膜106が形成されている。また、該第2の層間絶縁膜106は第1の層間絶縁膜105に比べて低誘電率の層間絶縁膜となっている。具体的には、第1の層間絶縁膜105が例えば比誘電率4.2であるSiO2 で形成されているのに対して、第2の層間絶縁膜106は例えば比誘電率が2.9であるSiOCなどのLow−k材料で形成されている。
ここで、隣接する2つのトランジスタのそれぞれのゲート電極102同士は寄生容量を生じている。第1の実施形態では、2つのゲート電極102の間には第1の層間絶縁膜105と共に低誘電率である第2の層間絶縁膜106が形成されているため、2つのゲート電極102の間に第1の層間絶縁膜105だけが形成されている場合に比べ、該寄生容量は低減されている。
具体的には、例えば図1(b)に示す第1のNMOSトランジスタTN1を構成するゲート電極102aと第2のNMOSトランジスタTN2を構成するゲート電極102bとの間には、第1の層間絶縁膜105と共に低誘電率である第2の層間絶縁膜106bが形成されている。このため、第2の層間絶縁膜106bの形成されている領域にも第1の層間絶縁膜105が形成されている場合に比べ、ゲート電極102aとゲート電極102bとの間の寄生容量は低減されている。
また、あるトランジスタのコンタクトプラグ107と、該トランジスタに隣接する他のトランジスタのコンタクトプラグ107との間には寄生容量が生じている。ここで、第1の実施形態では、該2つのコンタクトプラグ107の間には低誘電率である第2の層間絶縁膜106が形成されているため、該2つのコンタクトプラグ107の間に第1の層間絶縁膜105が形成されている場合に比べ、該寄生容量は低減されている。
具体的には、例えば図1(c)に示す第1のNMOSトランジスタTN1を構成するコンタクトプラグ107bと、第2のNMOSトランジスタTN2を構成するコンタクトプラグ107cとの間には、低誘電率である第2の層間絶縁膜106bが形成されている。このため、コンタクトプラグ107bとコンタクトプラグ107cとの間に第1の層間絶縁膜105が形成されている場合に比べ、コンタクトプラグ107bとコンタクトプラグ107cとの間の寄生容量は低減されている。
また、コンタクトプラグ107と基板100との間には第2の層間絶縁膜106及び素子分離領域101を介して寄生フリンジ容量が発生する。ここで、第2の層間絶縁膜106が低誘電率であるため、第2の層間絶縁膜106に代えて第1の層間絶縁膜105が形成されている場合に比べ、前記寄生フリンジ容量が低減されている。具体的には、例えば図1(c)で示すコンタクトプラグ107aと、基板100との間の寄生フリンジ容量が、低誘電率の第2の層間絶縁膜106bを間に挟んでいるために低減されている。同様に、コンタクトプラグ107dと、基板100との間の寄生フリンジ容量も低誘電率の第2の層間絶縁膜106cを間に挟んでいるために低減されている。
以上のように、第1の実施形態によると、寄生容量が低減できるため、スイッチ動作の速度低下を低減できると共に消費電力を低減できる。
ここで、第2の層間絶縁膜106に使用する比誘電率の低い材料(Low−k材料)は、機械的強度や密着性等の点でSiO2 等の従来から用いられている層間絶縁膜の材料に比べて劣る場合がある。しかし第1の実施形態では、SiO2 等の従来から用いられている材料で形成された第1の層間絶縁膜105に対し、Low−k材料で形成された第2の層間絶縁膜106を局所的に埋め込んだ構造となるため、信頼性は確保できる。
また、ダミーゲート108が除去されずに残されていた場合には、ダミーゲート108が配線と接続されている場合を除き、残されているダミーゲート108はフローティングノードとなる。フローティングノードは誤動作の原因となる可能性があるため存在しないことが望ましいが、第1の実施形態によれば、ダミーゲート108を除去することでフローティングノードの発生を防ぐことができる。この結果、半導体装置の動作の安定性を向上することができる。
以上説明したように、第1の実施形態によると、ダミーゲートによってゲート電極の仕上がり寸法ばらつきを低減する場合に、より高速動作、低消費電力及び安定動作を実現する半導体装置が得られる。
尚、第1の実施形態では、ダミーゲート108は素子分離領域101上に形成された。しかし、この形成位置は必須のものではなく、ゲートパターンの疎密差を軽減するのに都合の良い位置に形成すればよい。具体的には、ダミーゲート108は、不純物拡散領域104上に形成されても良いし、素子分離領域101上と不純物拡散領域104上とに亘って形成されても良い。また、ダミーゲート108と層間絶縁膜105の一部を取り除いた領域に形成される第2の層間絶縁膜106についても、図6(a)〜(c)に示すような素子分離領域101上と不純物拡散領域104上とに亘って形成されている構成に限るものではない。具体的には、第2の層間絶縁膜106は、素子分離領域101上に形成されていても良いし、不純物拡散領域104上に形成されていても良い。
また、第1の実施形態では、ダミーゲート108上の第1の層間絶縁膜105を除去する際、図3(b)に示すように、ダミーゲート108に相当する領域よりも広い幅に亘って層間絶縁膜105を除去している。結果としてダミーゲート108は上面に加えて側面についても露出していた。しかし、このような領域の層間絶縁膜105を除去することは必須の要素ではない。つまり、例えばダミーゲート108上に相当する領域のみについて層間絶縁膜105を除去しても良いし、ダミーゲート108よりも幅の狭い領域についてのみ層間絶縁膜105を除去するのであっても差し支えない。また、ダミーゲートの長さ方向について、本実施形態ではどの位置でも同じ断面になるように層間絶縁膜105を除去することを想定していたが、部分的に層間絶縁膜105を除去する幅や形状が異なっていても差し支えないし、一部除去されずに残る領域があっても差し支えない。
また、第1の実施形態では第2の層間絶縁膜106は第1の層間絶縁膜105よりも低誘電率の層間絶縁膜とした。しかし、第2の層間絶縁膜106が第1の層間絶縁膜105と同じ誘電率であるか又は第2の層間絶縁膜106が第1の層間絶縁膜105よりも誘電率の高い層間絶縁膜であっても良い。あるいは、第1の層間絶縁膜105と第2の層間絶縁膜106が同一の材料からなる層間絶縁膜であっても良い。これらの場合でも、ダミーゲート108を除去することは可能であるから、ダミーゲート108に起因する寄生容量を無くして高速動作と低消費電力を実現する効果及びフローティングノートの発生を防いで安定動作を実現する効果は実現できる。
また、第1の実施形態では、第2の層間絶縁膜106は第1の層間絶縁膜105と面一で形成したが、第2の層間絶縁膜106が第1の層間絶縁膜105に対して凸状に突出する形状又は凹んだ形状になっていても差し支えない。あるいは、第1の層間絶縁膜105の上面を覆うように第2の層間絶縁膜106を形成しても良い。
また、第1の実施形態では、コンタクトプラグ107は、第1の層間絶縁膜105に形成された。しかし、この形成位置は必須ではなく、コンタクトプラグ107は、不純物拡散領域104に接続できる位置に形成されていればよい。具体的には、第2の層間絶縁膜106に形成されていても良いし、第1の層間絶縁膜105及び第2の層間絶縁膜106にまたがって形成されていてもよい。
また、第1の実施形態に係る半導体装置は、図4に示すように、基板100のゲート電極102両側の領域に形成されたLDD領域112と、ゲート電極102の両側に形成されたサイドウォール113と、基板100、ゲート電極102及びサイドウォール113を覆うように形成されたライナーエッチ層114とを更に備えていることが好ましい。
ここで、基板100におけるゲート電極102及びサイドウォール113の両側の領域には不純物領域104が形成されていると共に、基板100及びゲート電極102等のパターンを覆うように、第1の層間絶縁膜105が形成されている。
このようにすると、短チャンネル効果の緩和等の目的でLDD領域とサイドウォールの形成された半導体装置において、本発明の効果が実現できる。
このようなLDD領域102、サイドウォール113及びライナーエッチ層114を備えた半導体装置の製造方法について、以下に説明する。
第1の実施形態係る半導体装置の製造方法を示す断面図である図2(a)及び(b)に示した前述の半導体装置の製造方法により、基板100に対して素子分離領域101、ゲート電極102、ゲート絶縁膜103及びダミーゲート108を形成する。
次に、ゲート電極102をマスクとして、イオン注入等の方法によってLDD領域112を形成する。さらに、TEOS(Tetra Ethyl Orso Silicate )膜等を基板100及びゲート電極102等を覆うように形成した後、該TEOS膜に対して異方性エッチングによりエッチバックを行なうことで、サイドウォール113を形成する。
続いてゲート電極102及びサイドウォール113をマスクとして、イオン注入等の方法によって不純物領域104を形成する。
この後、基板100、ゲート電極102、不純物領域104、LDD領域112及びサイドウォール113を覆うように、SiN等からなるライナーエッチ層114を形成する。
この後、図2(c)並びに図3(a)及び(b)に示した第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法に従って製造すると、LDD領域112、サイドウォール113及びライナーエッチ層114を更に備えた第1の実施形態の半導体装置が製造できる。
尚、ライナーエッチ層114は、ボーダーレスコンタクトの形成に使用される。つまり、第1の層間絶縁膜105に対してエッチングを行なってコンタクトホールを形成する際、第1の層間絶縁膜105とライナーエッチ層114とで十分な選択比の得られる条件でエッチングを行ない、ライナーエッチ層114をエッチングストッパーとして使用する。次に、ライナーエッチ層を高精度に開口すると、基板100等をエッチングしてしまうことなくコンタクトホールが形成できる。
(第1の実施形態の変形例)
以下、第1の実施形態の変形例について説明する。
第1の実施形態では、図3(b)に示すように、第2の層間絶縁膜106はダミーゲート108及び第1の層間絶縁膜105を除去した領域全体に充填するように形成した。しかし、前記ダミーゲート108及び第1の層間絶縁膜105を除去した領域に中空領域109が形成されるように第2の層間絶縁膜106を形成しても良い。この様子を図5に示す。
中空領域109を形成するには、第2の層間絶縁膜106として、例えばシランガス及び一酸化二窒素ガスを用いたプラズマCVD法により、指向性が高くて被覆率が低い酸化シリコンからなる層間絶縁膜106Aを堆積し、続いて、高密度プラズマCVD法により、埋め込み性能が良い酸化シリコンからなる層間絶縁膜106Bを堆積する。
このようにすると、基板100の主面方向において層間絶縁膜105の一部を挟んでゲート電極102と隣り合うように、中空領域109を形成できる。具体的には、第1のNMOSトランジスタTN1のゲート電極102aを覆う層間絶縁膜105の一部は、第2のNMOSトランジスタTN2の反対側に設けられた中空領域109aと、第2のNMOSトランジスタTN2側に設けられた中空領域109bとによって挟まれている。また、第2のNMOSトランジスタTN2のゲート電極102bを覆う層間絶縁膜105の一部は、中空領域109bつまり第1のNMOSトランジスタTN1側に設けられた中空領域109bと、第1のNMOSトランジスタTN1の反対側に設けられた中空領域109cとによって挟まれている。
このようにすると、ダミーゲート108及び第1の層間絶縁膜105を除去した領域全体が充填されるように第2の層間絶縁膜106を形成した場合よりも更に寄生容量を低減できるため、半導体装置の低消費電力化及び高速化が実現できる。これは、中空領域の比誘電率がほぼ1であり、Low−k材料であるSiOCの比誘電率2.9と比較しても小さいためである。
尚、図5では中空領域109は素子分離領域101上と不純物拡散領域104上とに亘って形成されているが、この形成位置は必須のものではなく、他の位置に形成されていても良い。具体的には、中空領域109は、素子分離領域101上に形成されても良いし、不純物拡散領域104上に形成されても良い。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図6(a)〜(c)は本発明の第2の実施形態に係わる半導体装置の構造を示す図であり、図6(a)は平面図、図6(b)及び(c)は順に(a)のVb−Vb線による断面図及びVc−Vc線による断面図である。
図6(a)〜(c)に示すように、基板100上には、複数のトランジスタ領域を区画する素子分離領域101が形成されている。素子分離領域101は、例えばSiO2 膜からなる。基板100の各トランジスタ領域の上にはゲート絶縁膜103を挟んでゲート電極102が形成されている。また、基板100の各トランジスタ領域におけるゲート電極102の両側には、ソース領域及びドレイン領域となる例えばN型不純物拡散領域104が設けられている。具体的には、ゲート電極102a及び不純物拡散領域104aからなる第1のNMOSトランジスタTN1と、ゲート電極102b及び不純物拡散領域104bからなる第2のNMOSトランジスタTN2とが、素子分離領域101を挟んで隣り合うように基板100上に設けられている。
基板100上には、素子分離領域101、ゲート電極102、ゲート絶縁膜103及び不純物拡散領域104を覆うように、例えばSiO2 膜からなる層間絶縁膜105Aが形成されている。また、基板100の主面方向において層間絶縁膜105Aの一部を挟んでゲート電極102と隣り合うように、中空領域109が形成されている。具体的には、第1のNMOSトランジスタTN1のゲート電極102aを覆う層間絶縁膜105Aの一部は、第2のNMOSトランジスタTN2の反対側に設けられた中空領域109aと、第2のNMOSトランジスタTN2側に設けられた中空領域109bとによって挟まれている。また、第2のNMOSトランジスタTN2のゲート電極102bを覆う層間絶縁膜105Aの一部は、中空領域109bつまり第1のNMOSトランジスタTN1側に設けられた中空領域109bと、第1のNMOSトランジスタTN1の反対側に設けられた中空領域109cとによって挟まれている。
また、層間絶縁膜105Aには、各トランジスタN型不純物拡散領域101にそれぞれ達するコンタクトプラグ107が形成されている。具体的には、第1のNMOSトランジスタTN1の不純物拡散領域104aに達するコンタクトプラグ107a及びコンタクトプラグ107bが形成されており、また第2のNMOSトランジスタTN2の不純物拡散領域104bに達するコンタクトプラグ107c及びコンタクトプラグ107dが形成されている。尚、コンタクトプラグ107は、コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んだ構造を持つ。
図2(a)〜(c)並びに図7(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。但し、図2(c)における第1の層間絶縁膜105については、第2の実施形態では層間絶縁膜105Aであるものとする。
図2(a)に示すように、予め選択的酸化法等により、基板100に素子分離領域101を形成する。
次に、図2(b)に示すように、ゲート絶縁膜103と、ゲート電極102及びダミーゲート108となる導電性膜とを順に形成した後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術により、該導電性膜をパターン化してゲート電極102及びダミーゲート108を形成する。
次に、図2(c)に示すように、基板100のゲート電極102の両側に相当する領域に、イオン注入等の方法によって不純物拡散領域104を形成する。続いて、CVD法等によって素子分離領域101、ゲート電極102、不純物拡散領域104及びダミーゲート108の形成された基板100の上に、層間絶縁膜105Aを形成する。
続いて、図7(a)に示すように、層間絶縁膜105Aに公知のリソグラフィ技術及びエッチング技術によってダミーゲート108に達する第1のコンタクトホール110を形成する。
さらに、第1のコンタクトホール110を経由するエッチング等の手法によってダミーゲート108を除去する。つまり、例えば、ダミーゲート108を溶解できるエッチング液を第1のコンタクトホール110経由でダミーゲート108に供給し、反応後の該エッチング液及びダミーゲート108の溶解した液体を第1のコンタクトホール110経由で取り除く。このようなウェットエッチング等の方法によって、ダミーゲート108を除去する。
これによって、ダミーゲート108の除去された空間が中空領域109となる。
この後、図7(b)に示すように、公知のリソグラフィ技術及びエッチング技術によって、層間絶縁膜105Aに不純物拡散領域104に達する第2のコンタクトホール111を形成する。最後に該コンタクトホールにタングステン等の高融点金属を埋め込んでコンタクトプラグ107を形成すると、図6(a)〜(c)に示した半導体装置を製造できる。
第2の実施形態によると、ダミーゲート108によってゲートパターンの疎密差を低減することで、ゲートパターンの疎密差を原因とする光近接効果及びエッチング特性のばらつきを低減させる。これによって、ゲート仕上がり寸法のばらつきを低減する。これと共に、基板100、素子分離領域101、ゲート電極102、ゲート絶縁膜103、不純物拡散領域104及びダミーゲート108を被覆するような層間絶縁膜105Aの形成後、ダミーゲート108に達するコンタクトホール110を形成し、さらにゲート電極102の形成後は不要となるダミーゲート108を除去するようになっている。
従来の半導体装置のようにダミーゲート108が除去されずに残っていた場合には、ダミーゲート108とその両隣のコンタクトプラグ107との間及びダミーゲート108とその両隣のゲート電極102との間にそれぞれ寄生容量が発生する。具体的には、例えばダミーゲート108aとゲート電極102aの間、ダミーゲート108bとゲート電極102aの間、ダミーゲート108aとコンタクトプラグ107aの間及びダミーゲート108bとコンタクトプラグ107bの間等にそれぞれ寄生容量が発生する。
これに対し第1の実施形態では、ダミーゲート108を除去することにより、これらの該寄生容量は発生しなくなるため、半導体装置の寄生容量を低減できる。
また、第2の実施形態の半導体装置では、ダミーゲート108を除去した空間が中空領域109となっている。中空領域109の誘電率はほぼ1であり、層間絶縁膜105Aの材料、例えばSiO2 の誘電率4.2よりも小さい。
ここで、隣接する2つのトランジスタのそれぞれのゲート電極102同士は寄生容量を生じている。第2の実施形態では、2つのゲート電極102の間には層間絶縁膜105Aが形成され、さらに該層間絶縁膜105Aの内部の一部に中空領域109が形成されている。中空領域109の誘電率は層間絶縁膜105Aの誘電率に比べて小さいため、中空領域109の形成されている部分にも層間絶縁膜105Aが形成されている場合に比べ、寄生容量は低減されている。
具体的には、例えば図6(b)に示す第1のNMOSトランジスタTN1を構成するゲート電極102aと第2のNMOSトランジスタTN2を構成するゲート電極102bとの間には、層間絶縁膜105Aが形成され、さらに該層間絶縁膜105Aの内部の一部に中空領域109bが形成されている。中空領域109bの誘電率は層間絶縁膜105Aの誘電率に比べて小さいため、中空領域109bの形成されている部分にも層間絶縁膜105Aが形成されている場合に比べ、寄生容量は低減されている。
また、あるトランジスタのコンタクトプラグ107と、該トランジスタに隣接する他のトランジスタのコンタクトプラグ107との間には寄生容量が生じている。ここで、第2の実施形態では、2つのコンタクトプラグ107の間には層間絶縁膜105Aが形成され、さらに該層間絶縁膜105Aの内部の一部に中空領域109が形成されている。中空領域109の誘電率は層間絶縁膜105Aの誘電率に比べて小さいため、中空領域109の形成されている部分にも層間絶縁膜105Aが形成されている場合に比べ、寄生容量は低減されている。
具体的には、例えば図6(c)に示す第1のNMOSトランジスタTN1を構成するコンタクトプラグ107bと、第2のNMOSトランジスタTN2を構成するコンタクトプラグ107cの間には、層間絶縁膜105Aが形成され、さらに該層間絶縁膜105Aの内部の一部に中空領域109bが形成されている。中空領域109bの誘電率は層間絶縁膜105Aの誘電率に比べて小さいため、中空領域109bの形成されている部分にも層間絶縁膜105Aが形成されている場合に比べ、寄生容量は低減されている。
また、コンタクトプラグ107と基板100との間には層間絶縁膜105A、中空領域109及び素子分離領域101を介して寄生フリンジ容量が発生する。ここで、中空領域109が低誘電率であるため、中空領域109が形成されている領域にも層間絶縁膜105Aが形成されている場合に比べ、前記寄生フリンジ容量が低減されている。具体的には、例えば図6(c)で示すコンタクトプラグ107aと、基板100との間の寄生フリンジ容量が、層間絶縁膜105A内部に形成された中空領域109を間に挟んでいるために低減されている。同様に、コンタクトプラグ107dと、基板100との間の寄生フリンジ容量も層間絶縁膜105A内部に形成された中空領域109を間に挟んでいるために低減されている。
以上のように、第2の実施形態によると、寄生容量が低減できるため、スイッチ動作の速度低下を低減できると共に消費電力を低減できる。
また、ダミーゲート108が除去されずに残されていた場合には、ダミーゲート108が配線と接続されている場合を除き、残されているダミーゲート108はフローティングノードとなる。フローティングノードは誤動作の原因となる可能性があるため存在しないことが望ましいが、第2の実施形態によれば、ダミーゲート108を除去することでフローティングノードが生じるのを防ぐことができる。この結果、半導体装置の動作の安定性を向上することができる。
以上説明したように、第2の実施形態によると、ダミーゲートによってゲート電極の仕上がり寸法ばらつきを低減する場合に、より高速動作、低消費電力及び安定動作を実現する半導体装置が得られる。
ここで、中空領域109が形成されていると機械的強度等が劣化する可能性があるが、第2の実施形態ではSiO2 等従来から用いられている層間絶縁膜105Aに対して局所的にだけ中空領域109を形成した構造となるため、信頼性は確保できる。
尚、第2の実施形態では、第1のコンタクトホール110を形成し、続いてダミーゲート108を除去した後に、不純物拡散領域104に達する第2のコンタクトホール111を形成している。しかし、第1のコンタクトホール110と第2のコンタクトホール111を同一の工程で形成しても良い。
この場合、第1のコンタクトホール110を通じてダミーゲート108を除去した後、第2のコンタクトホール111に対してコンタクトプラグ107を形成すれば第2の実施形態に係る半導体装置となる。このようにすると、第1のコンタクトホール110と第2のコンタクトホール111を別の工程で形成するのに比べて製造工程が短縮できる。
また、第2の実施形態では、ダミーゲート108は素子分離領域101上に形成された。しかし、この形成位置は必須のものではなく、ゲートパターンの疎密差を軽減するのに都合の良い位置に形成すればよい。具体的には、ダミーゲート108は、不純物拡散領域104上に形成されても良いし、素子分離領域101上と不純物拡散領域104上とに亘って形成されても良い。
この結果として、ダミーゲート108を除去することで形成される中空領域109についても、図6(a)〜(c)に示すような素子分離領域101上に形成されている構成だけではなく、不純物拡散領域104上に形成されている構成でも良いし、素子分離領域101上と不純物拡散領域104上とに亘って形成されている構成でも良い。
また、第2の実施形態では、コンタクトプラグ107は、層間絶縁膜105Aに形成された。しかし、この形成位置は必須ではなく、コンタクトプラグ107は、不純物拡散領域104に接続できる位置に形成されていればよい。具体的には、中空領域109及び中空領域109上の層間絶縁膜105Aに形成されていても良いし、中空領域109及び中空領域109上の層間絶縁膜105Aと層間絶縁膜105Aとにまたがって形成されていてもよい。
また、第2の実施形態に係る半導体装置についても、図4に示したようにLDD領域112、サイドウォール113及びライナーエッチ層114を更に備えているのが良い。ここで、第1の層間絶縁膜105は層間絶縁膜105Aと読み替える。
このようにすれば、第1の実施形態に係る半導体装置がLDD領域112、サイドウォール113及びライナーエッチ層114を更に備えているのと同様の効果を得られる。
製造方法については、ライナーエッチ層114の形成後、図2(c)並びに図7(a)及び(b)に示した第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法に従って製造すればよい。
本発明は、高速動作、安定動作及び低消費電力を実現する半導体装置及びその製造方法として有用である。
(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)、(c)は順にIb−Ib線、Ic−Ic線による断面図である。 (a)〜(c)は本発明の第1及び第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の各工程(第1の層間絶縁膜の形成工程まで)を表す断面図である。 (a)、(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の各工程(第2の層間絶縁膜の形成まで)を表す断面図である。 LDD領域、サイドウォール及びライナーエッチ層を更に備えた本発明の第1の実施形態又は第2の実施形態に係る半導体装置のゲート電極周辺の構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る半導体装置を示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)及び(c)は順にVb−Vb線、Vc−Vc線による断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の各工程(第2のコンタクトホールの形成まで)を表す断面図である。 (a)〜(c) 従来の半導体装置の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)、(c)は順にVIIb−VIIb線、VIIc−VIIc線による断面図である。 従来の半導体装置の構造を示す図である。
100 基板
101 素子分離領域
102a、102b ゲート電極
103 ゲート絶縁膜
104a、104b 不純物拡散領域
105 第1の層間絶縁膜
105A 層間絶縁膜
106 第2の層間絶縁膜
106A プラズマCVD法によって形成する層間絶縁膜
106B 高密度プラズマCVD法によって形成する層間絶縁膜
107a〜107d コンタクトプラグ
108a〜108c ダミーゲート
109a〜109c 中空領域
110 第1のコンタクトホール
111 第2のコンタクトホール
112 LDD領域
113 サイドウォール
114 ライナーエッチ層
TN1、TN2 NMOSトランジスタ
10 基板
11 素子分離領域
12a、12b ゲート電極
13 ゲート絶縁膜
14a〜14c N型不純物拡散領域
15a〜15e ダミーゲート
16 層間絶縁膜
17a〜17f コンタクトプラグ
18 P型不純物拡散領域
TNa〜TNc NMOSトランジスタ
TP PMOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 基板上に形成された第1のゲート電極および第2のゲート電極と、
    前記基板上における前記第1のゲート電極および第2のゲート電極の両側にそれぞれ形成された不純物領域と、
    前記第1のゲート電極を覆うように形成された第1の層間絶縁膜と、
    前記第2のゲート電極を覆うように形成された第2の層間絶縁膜と、
    前記基板の主面方向において前記第1の層間絶縁膜と前記第2の層間絶縁膜との間に形成された第3の層間絶縁膜とを備え、
    前記第の層間絶縁膜は前記第1の層間絶縁膜および前記第2の層間絶縁膜よりも誘電率が低く、
    前記第1の層間絶縁膜の誘電率と前記第2の層間絶縁膜の誘電率は同じであることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記基板の前記第1のゲート電極両側の領域に形成されたLDD(Lightly Doped Drain)領域と、
    前記第1のゲート電極両側に形成されたサイドウォールと、
    前記基板、前記第1のゲート電極及び前記サイドウォールを覆うように形成されたライナーエッチ膜とを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第の層間絶縁膜が前記不純物領域上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記基板上に前記不純物領域を囲むように形成された素子分離領域をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  5. 前記第の層間絶縁膜が前記素子分離領域上に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第の層間絶縁膜が前記不純物領域及び前記素子分離領域にまたがって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記第1の層間絶縁膜に、前記不純物領域に達するコンタクトプラグが形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  8. 前記第の層間絶縁膜に、前記不純物領域に達するコンタクトプラグが形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  9. 前記第1の層間絶縁膜及び前記第の層間絶縁膜にまたがって、前記不純物領域に達するコンタクトプラグが形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
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