JP2017130529A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017130529A
JP2017130529A JP2016008180A JP2016008180A JP2017130529A JP 2017130529 A JP2017130529 A JP 2017130529A JP 2016008180 A JP2016008180 A JP 2016008180A JP 2016008180 A JP2016008180 A JP 2016008180A JP 2017130529 A JP2017130529 A JP 2017130529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
semiconductor device
contact plug
electrode
insulating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016008180A
Other languages
English (en)
Inventor
王俊 岡野
Kimitoshi Okano
王俊 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2016008180A priority Critical patent/JP2017130529A/ja
Publication of JP2017130529A publication Critical patent/JP2017130529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】本実施形態の課題は高速動作可能な半導体装置を提供することである。【解決手段】本実施形態の半導体装置は、基板と、前記基板の上に配置された第一電極及び第二電極と、前記第一電極に接続され、前記基板の表面に交差する第一方向に延伸した第一コンタクトプラグと、前記第二電極に接続され、前記第一方向に延伸した第二コンタクトプラグと、前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとの間に配置された複数のギャップを有する第一絶縁層と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体装置の高速化が望まれている。
米国特許出願公開第2015/0076708号明細書 特許第5613203号公報 米国特許出願公開第2012/0213006号明細書
本実施形態の課題は高速動作可能な半導体装置を提供することである。
本実施形態の半導体装置は、基板と、前記基板の上に配置された第一電極及び第二電極と、前記第一電極に接続され、前記基板の表面に交差する第一方向に延伸した第一コンタクトプラグと、前記第二電極に接続され、前記第一方向に延伸した第二コンタクトプラグと、前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとの間に配置された複数のギャップを有する第一絶縁層と、を有する。
第一実施形態に係る半導体装置の模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その1)。 第一実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その2)。 第一実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その3)。 第一実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その4)。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一の実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第一実施形態に係る半導体装置の変形例を示す模式的な断面図と平面図。 第二実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その1)。 第二実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その2)。 第二実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その3)。 第三実施形態に係る半導体装置を示す模式的な断面図と平面図(その1)。 第三実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その1)。 第三実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その2)。 第三実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その3)。 第三実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図(その4)。 第四実施形態に係る半導体装置を示す模式的な断面図と平面図。 第四実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図。 第五実施形態に係る半導体装置を示す模式的な断面図と平面図。 第五実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す模式的な断面図と平面図。 第六の実施形態に係る半導体装置を示す模式的な断面図。
以下、実施形態の半導体装置および半導体装置の製造方法を、図面を参照して説明する。
なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それらの重複する説明は省略する場合がある。なお、図面は模式的なものであり、各構成要素の数、厚み、幅、比率などは、現実のものと異なることがある。
(第一実施形態)
図1(A)及び図1(B)は、第一実施形態に係る半導体装置の断面を模式的に示す断面図及び平面図である。図1(A)は、図1(B)のB−B’線(E1線)における断面図に相当する。図1(B)は、図1(A)のA−A’線における平面図に相当する。ただし、図1(B)は、説明の便宜のため、一部の要素の記載が省略して記載されている。
なお、本実施形態又は他の実施形態における図面において、特に断りが無い場合は、図の(A)は、図1(B)のB−B’線における断面図に相当する。図の(B)は、図1(A)のA−A’線における平面図に相当する。ただし、図の(A)は、説明の便宜のため、一部の要素の記載が省略して記載されている。
ここで、X方向、Y方向、Z方向について定義する。X方向およびY方向は、後述する基板10の表面に沿う方向である。また、X方向は、後述する1つの導電コンタクト90から他の導電コンタンクと90へ向かう方向である。又は、X方向は、例えば、後述するゲート電極30の延伸方向に交差する(例えば略直交する)方向であってもよい。Y方向は、X方向とは交差する(例えば略直交する)方向である。Y方向は、例えば、ゲート電極30の延伸方向であってもよい。Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば略直交する)方向である。Z方向は、基板10の厚さ方向であり、基板10から離れる方向である。
図1に示されるように、半導体装置5は、基板10が設けられる。基板10は、例えばシリコン基板、SOI基板、シリコンゲルマニウム基板等任意の基板が用いられる。
不純物層50a(第一電極)、不純物層50b(第二電極)は、基板10の上部に配置される。不純物層50a及び50bを区別しない場合は、単に不純物層50と表記する。
不純物層50は、例えば基板10にボロン、ヒ素、リン、等の不純物が拡散されることで形成される。不純物層50a及び50bはゲート電極(第三電極)30を挟んで離隔して配置される。例えば、図面の右側の不純物層50が第一電極であり、図面の左側の不純物層50が第二電極である。
ゲート絶縁膜20、及びゲート電極30は、基板10の上方の一部に設けられる。ゲート絶縁膜20は、例えば、シリコン酸化膜、高誘電率膜(いわゆるHigh-k膜)、又はそれらの積層膜が用いられる。ゲート電極30は、不純物を添加したシリコン、金属とシリコンの化合物(シリサイド化合物)、タングステン、アルミニウム、等の金属が用いられる。
ゲート電極30、ゲート絶縁膜20、不純物層50は、トランジスタを構成する。つまり、不純物層50aは、トランジスタのソース又はドレイン電極であり、不純物層50bは、他方である。ゲート電極30の直下の基板10のチャネル領域110は、トランジスタのチャネルである。
サイドウォール40は、ゲート電極30の側面に配置される。サイドウォール40は、絶縁膜である。サイドウォール40は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はこれらの積層膜である。
第一絶縁層60は、不純物層50、サイドウォール40、ゲート電極30上に、その形状に沿って配置される。第一絶縁層60は、例えばシリコン酸化膜である。
第二絶縁層70は、第一絶縁層60上に、その形状に沿って配置される。第二絶縁層70は、第一絶縁層60と異なる材料が用いられ、例えばシリコン窒化膜である。
第三絶縁層80は、第二絶縁層70上に配置される。第三絶縁層80は、後述する導電コンタクト90間に配置される。第三絶縁層80はその内部に後述するギャップ100を含む。第三絶縁層80は、例えばシリコン酸化膜である。
導電コンタクト(コンタクトプラグ)90は、第三絶縁層80を貫通して配置される。つまり、導電コンタクト90は、Z方向に延伸し、第三絶縁層80の上面から、第二絶縁層70、第一絶縁層60を貫通し、不純物層50又はゲート電極30に到達する。導電コンタクト90は、例えば、図示しないバリアメタル膜と金属膜とを含む。バリアメタル膜は、チタン、窒化チタン、タンタル、窒化タンタル、又はこれらの積層膜を含む。金属膜は、タングステン、銅、不純物添加シリコン、又はこれらの積層膜を含む。
導電コンタクト90は、導電コンタクト90a〜90eを含む。なお、区別しない場合は、単に導電コンタクト90と称する。導電コンタクト90は、不純物層50a又は50bとゲート電極30に対して、少なくとも2つ配置される。図1に示されるように、3つの電極すべてに対して接続されていてもよい。
さらに詳細に導電コンタクト90の配置を説明する。導電コンタクト90a及び90bは不純物層50aに接続する。導電コンタクト90c及び90dは不純物層50bに接続する。導電コンタクト90eは、ゲート電極30に接続する。
導電コンタクト90a及び導電コンタクト90cは、X方向に配置される。導電コンタクト90b及び導電コンタクト90dは、X方向に配置される。
ここで、導電コンタクト90aの中心と90cの中心を結ぶ直線を第一直線E1(B−B‘線と同じ)、導電コンタクト90bの中心と90dの中心を結ぶ直線を第二直線E2とする。なお、導電コンタクト90aの中心とは、例えば、後述するギャップ100の上面の位置のXY平面(すなわちZ方向から見た場合)において、導電コンタクト90aが形成する円の中心を指す。円でない場合は、近似円を書いた場合の中心でよい。長円やオーバル形状の場合は、重心等でも構わない。なお、図1において、第一直線E1と第二直線E2とは略平行であって、X方向であるが、これに限られない。例えば、第一直線と第二直線との間に角度があった場合も本実施形態の範囲に含まれる。
ギャップ100は、導電コンタクト90の間に離隔して複数配置される。ギャップ100は、XY方向の断面において、上方のほうが断面の断面積が大きく、下方のほうが小さく形成される。また、ギャップ100は、XY方向の断面において、略円形に形成される。ギャップ100の上端の高さは、導電コンタクト90の上端よりも低い。ギャップ100の下端の高さは、基板10の上面よりも高く、導電稿タンクと90の下端よりも高く、ゲート電極30の上面よりも高い。ギャップ100は、例えば、中に空気を含む。
別の見方をすれば、第三絶縁層80は、複数のギャップ100間と、ギャップ100と導電コンタクト90との間とに一体に設けられる。
ギャップ100の配置をより詳細に説明する。ギャップ100は、不純物層50、ゲート電極30等の異なる電極に接続された導電コンタクト90間に配置される。図1においては、導電コンタクト90a及び90c間に第一直線に沿って、5つ配置される。また、導電コンタクト90b及び90dの間に第二直線に沿って、5つ配置される。
ギャップ100は、図1では、導電コンタクト90a及び90cと、導電コンタクト90b及び90dと、の間に10個配置されている。このギャップの個数は任意である。すなわち、10個より多くてもよいし、少なくてもよい。これは、後述する他の実施形態及び変形例でも同様である。
図1(B)に示されるように、ギャップ100のY方向の長さD2は、導電コンタクト90のY方向の長さD1よりも短い。長さD2を短く設けることで、後述する製造方法において、その製造が容易となる。
さらに、導電コンタクト90は、例えばその高さが0.7〜4.0umの高さであり、ギャップ100は、例えばその高さが0.5um以上の高さである。ギャップ100は、導電コンタクト90の高さの12.5%〜75%の高さであることが望ましい。
(第一実施形態の製造方法)
続いて、図2〜図5を用いて、第一実施形態の製造方法を説明する。
まず、図2に示される断面図までの製造方法を説明する。
絶縁層及び導電層が基板10上に形成される。レジストマスクが導電層上に形成される。導電層は、レジストマスクをマスク材として、エッチング加工される。このエッチングにより、ゲート電極30が形成される。
ボロン、ヒ素、リン、等の不純物がイオン注入法により、基板10に注入され、不純物層50が基板10の上部に形成される。
シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はこれらの積層膜が、ゲート電極30及び基板10上に形成される。これらの膜は、RIE(Reactive Ion Etching)によりエッチバック加工され、サイドウォール40が形成される。
サイドウォール40及びゲート電極30をマスク材として、基板10上の絶縁膜はエッチング加工され、ゲート絶縁膜20が形成される。
ゲート電極30及び基板10等の上に形状に沿って、第一絶縁層60及び第二絶縁層70が形成される。第二絶縁層70は例えば、シリコン窒化膜が用いられる。
さらに、第二絶縁層70上に、第三絶縁層80aが形成される。第三絶縁層80aは、その上部で、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化される。第三絶縁層80aは、例えばシリコン酸化膜である。第三絶縁層80aは、シリコン窒化膜を含んだ積層膜であってもよい。
図2(A)に示されるように、コンタクトホール85が形成される。コンタクトホール85は、第三絶縁層80a、第二絶縁層70及び第一絶縁層60を貫通し、不純物層50及びゲート電極30に到達する。
図3に示されるように、コンタクトホール85内に、導電コンタクト90が形成される。導電コンタクト90は、例えば次の通り形成される。コンタクトホール85内、及び第三絶縁層80上にバリアメタル膜及び金属膜が形成される。その後、例えばCMP法により、第三絶縁層80a上のバリアメタル膜及び金属膜が除去され、導電コンタクト90が形成される。バリアメタル膜は、チタン、窒化チタン、タンタル、窒化タンタル、又はこれらの積層膜を含む。金属膜は、タングステン、銅、不純物添加シリコン、又はこれらの積層膜を含む。
図4に示されるように、ギャップホール87が導電コンタクト90間の第三絶縁層80aに形成される。ギャップホール87は、例えば次の通り形成される。第三絶縁層80a上に、図示しないレジストマスクが形成される。そして、レジストマスクをマスク材として、第三絶縁層80aがエッチング加工されることで、ギャップホール87が形成される。なお、ギャップホール87は、ゲート電極30に到達しない深さで形成される。
図5に示されるように、第三絶縁層80bが、ギャップホール87及び第三絶縁層80a上に形成される。ギャップホール87は、その上方に第三絶縁層80bが形成され、封がされることで、ギャップ100となる。第三絶縁層80bはカバレッジが悪い方法、例えばPECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)で成膜される。第三絶縁層80bは、第三絶縁層80aと同じ膜、例えばシリコン酸化膜である。
つまり、ギャップホール87内にギャップ100を残すために、ギャップホール87の開口を投じるように、第三絶縁層80が形成される。
図5から、例えばRIEにより、第三絶縁層80bの上部の一部がエッチング加工されることで、図3の状態となる。さらに、第三絶縁層80b及び導電コンタクト90の上方に配線層が形成されることで、第一実施形態の半導体装置は形成される。
なお、図5の状態から、第三絶縁層80bにトレンチを形成して、そのトレンチ内部に配線層を形成してもよい。この場合も同様に第一実施形態の半導体装置は形成される。
(第一実施形態の効果)
本実施形態によれば、導電コンタクト90の間には、ギャップ100が複数配置される。ギャップ100は、例えば空気を含むため、誘電率がシリコン酸化膜などに比べて低い。すなわち、導電コンタクト90の間は、単にシリコン酸化膜だけで形成される場合に比べて、全体としての誘電率が低くなる。すると、導電コンタクト90間に生じる寄生容量を低減することが可能である。
さらに、本実施形態によれば、導電コンタクト90間の第三絶縁層80に複数のギャップ100が形成される。ギャップ100を複数配置し、ギャップ100の間に第三絶縁層80が配置される。この第三絶縁層80は、ギャップ100の上下に一体につながる。第三絶縁層80が上下に一体としてつながることで、半導体装置5の機械的な強度を向上させることができる。半導体装置5の形成において、図5以降もCMP等により、半導体装置5に圧力がかかる場合がある。そして、広い領域に単独のギャップ100が設けられる場合に比べて、第三絶縁層80が上下に接続される領域を複数確保することで、圧力に対する機械的な強度を向上させることが可能である。
さらに、本実施形態は、典型的には、導電コンタクト90の高さが0.7〜4.0umの高さであり、ギャップ100は、その高さが0.5um以上の高さである。ギャップ100は、導電コンタクト90の高さの12.5%〜75%の高さであることが望ましい。例えば、最近の三次元メモリでは、そのメモリセルの集積のために、メモリセル部分の積層数が多く、周辺回路部分の導電コンタクト90の高さが高くなる場合がある。その場合は、導電コンタクト90間同士の寄生容量が大きくなり、三次元メモリの動作速度の低減を招く場合があった。本実施形態を三次元メモリの周辺回路に使った場合、ギャップ100を導電コンタクト90の12.5%〜75%の高さで配置するため、寄生容量の低減が可能である。
さらに、本実施形態では、ギャップ100の上面は、導電コンタクト90の上面よりも低い。導電コンタクト90が順テーパーで形成されている場合は、導電コンタクト90はその上面で広くなる。つまり、ギャップ100の上面を導電コンタクト90の上面よりも低く配置することで、導電コンタクト90とギャップ100が接触することを防ぐことができる。また、導電コンタクト90とギャップ100を近づけることが可能となる。つまり、導電コンタクト90間に、より密にギャップ100を配置することが可能となる。
さらに、本実施形態では、ギャップ100はその下面は、ゲート電極30の上面よりも高い。また、ギャップ100はその下面は、導電コンタクト90の下面よりも高い。このように、ギャップ100を配置することで、ギャップ100がゲート電極30と接触することで、ゲート電極30の信頼性などに悪影響が生じることを防ぐことが可能である。
さらに、本実施形態によれば、ギャップ100のY方向の長さD2は、導電コンタクト90のY方向の長さD1よりも短い。このように、ギャップ100の一つの方向の長さを短くすることで、図5で説明した第三絶縁層80bの形成が容易となる。すなわち、ギャップ100の幅が広いと、カバレッジが悪い成膜方法を用いても、ギャップ100の内部に一部が成膜され、ギャップ100を十分な大きさとして形成することが困難な場合がある。本実施形態のように、ギャップ100の長さD2を細くすることで、ギャップ100の形成が容易となる。
(第一実施形態の変形例)
図6〜図13は第一実施形態の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。
図6は、第一実施形態の第一の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図6はギャップ100の形状以外は、図1と同様である。図1(B)において、ギャップ100は、略円状に形成されている。それに対し、図6の変形例では、ギャップ100は、X方向がY方向に比べて長いオーバル状に形成されている。
なお、ギャップ100のY方向の長さを十分に細く設ければ、図5で説明した第三絶縁層80bの形成は本変形例においても容易である。
本変形例によれば、第一実施形態で説明したのと同様の効果を得ることが可能である。また、本変形例では、ギャップ100のX方向の長さが長いため、リソグラフィーによるマスクパターンの形成や、RIEの加工が容易になる利点がある。
図7は、第一実施形態の第二の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図7はギャップ100の配置以外は、図1と同様である。図1では、ギャップ100は、導電コンタクト90の間に格子状に配置されている。それに対し、図7の変形例では、ギャップ100は、図7(B)の図面上方に配置される3つのギャップと、図7(B)の図面下方に配置される3つのギャップとは、X軸方向にずれて配置される。つまり、ギャップ100は、複数の導電コンタクト90の間に千鳥状に配置される。さらに、別の言い方をすれば、ギャップ100は、複数の導電コンタクト90の間にジグザグに配置される。
本変形例によれば、第一実施形態よりも、第三絶縁層80が形成されている領域が大きいため、機械的強度を強く設けることが可能となる利点がある。
図8は、第一実施形態の第三の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図8はギャップ100の配置以外は、図7と同様である。図8の変形例では、ギャップ100は、導電コンタクト90を結ぶ直線上に必ずしも配置されない点が異なる。別の言い方をすれば、導電コンタクト90を結ぶ直線(E1,E2)に対して、ギャップ100は、その中心が上下にずれて配置される。図8の例では、ギャップ100は、E1又はE2の上下に交互にジグザグに配置される。
また、さらに本変形例では、導電コンタクト90が2行(すなわちE1上の導電コンタクト90とE2上の導電コンタクト90の2行)設けられているのに対し、ギャップ100はY方向に4行(すなわち、F1〜F4上のギャップの4行)設けられている。すなわち、導電コンタクトのY方向に配置される行数よりもギャップ100のY方向に配置される行数のほうが多い。
本変形例によれば、図7で説明した第二の変形例と同じく、機械的強度を強く設けることが可能となる利点がある。また、ギャップ100のY方向に配置される行数が多いことで、図7よりギャップ100の密度を高くすることが可能である。つまり、導電コンタクト90間の寄生容量を小さくすることができる。
図9は、第一実施形態の第四の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図9はギャップ100の形状及び配置以外は、図1と同様である。図9において、ギャップ100は導電コンタクト90を結ぶ直線(E1、E2)上に、導電コンタクト90間に一つ配置されている。
ギャップ100は、X方向において、Y方向の長さが長い部分と短い部分が交互に繰り返されて配置される。
本変形例の製造方法を簡単に説明する。本変形例は図4のギャップホール87形成時のマスクパターン形成時に図9と同様のマスクパターンを形成すればよい。
なお、マスクパターンを図9と同様にせず、エッチング加工時にギャップホール87を繋げてもよい。すなわち、図4で説明したギャップホール87形成時にX方向に隣接するギャップホール87を十分に近く配置することで、エッチング加工時に隣接するギャップホール87が接続され、図9のようなギャップ100が形成されるとしてもよい。
なお、ギャップ100のY方向の長さを十分に細く設ければ、図5で説明した第三絶縁層80bの形成は本変形例においても容易である。
本変形例によれば、第一実施形態で説明したのと同様の効果を得ることが可能である。また、図1よりも導電コンタクト90間のギャップ100が占める割合が大きい。すなわち、導電コンタクト90間の寄生容量をより小さくすることが可能である。
図10は、第一実施形態の第五の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図10はギャップ100の形状以外は、図9と同様である。図10において、ギャップ100は導電コンタクト90を結ぶ直線(E1、E2)上に一つ配置されている点は共通であるが、その形状が異なっている。
ギャップ100は、X方向において、Y方向の長さが略同じに形成されている。ただし、X方向の端部においては細く形成される場合があるし、略同じな領域も製造上のバラツキ等による多少の長さの違いは当然含まれる。
本変形例の製造方法を簡単に説明する。本変形例は図4のギャップホール87形成時のマスクパターン形成時に図10と同様のマスクパターンを形成すればよい。
なお、ギャップ100のY方向の長さを十分に細く設ければ、図5で説明した第三絶縁層80bの形成は本変形例においても容易である。
本変形例によれば、第一実施形態で説明したのと同様の効果を得ることが可能である。また、図1よりも導電コンタクト90間のギャップ100が占める割合が大きい。すなわち、導電コンタクト90間の寄生容量をより小さくすることが可能である。
図11は、第一実施形態の第六の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図11はギャップ100の配置形状以外は、図1と同様である。図11において、ギャップ100は、ゲート電極30上に配置されている導電コンタクト90と、不純物層50上に配置されている導電コンタクト90を結ぶ直線(G1,G2)上にも配置されている。
なお、先述した図8と同様に、ギャップ100は必ずしも直線G1,G2上に配置される必要はない。直線G1、G2からずれた位置に配置されていても構わない。
本変形例によれば、不純物層50に接続される導電コンタクト90と、ゲート電極30に接続される導電コンタクト90との間の寄生容量も低減することが可能である。
図12は、第一実施形態の第七の変形例を示した模式的な断面図及び平面図である。図12はゲート電極30及びゲート絶縁膜20の代わりに素子分離絶縁体150が配置されている点が異なる。すなわち、素子分離絶縁体150を挟んで配置される2つの不純物層50に配置される導電コンタクト90間に、ギャップ100が配置される。素子分離絶縁体150は、例えばシリコン酸化膜である。
本変形例によれば、素子分離絶縁体150の両側に配置されている不純物層50に接続される導電コンタクト90間の寄生容量を低減することが可能である。なお、図12では、ギャップ100は、図1と同様の配置及び構造の場合を示しているが、前述した変形例と同じ配置及び構造としてもよい。
(第二実施形態)
図13〜図15を用いて第二実施形態の製造方法を説明する。
図13に示されるように、第二実施形態においては、コンタクトホール85とギャップホール87は同じ加工工程にて形成される。つまり、第三絶縁層80a上にコンタクトホール85及びギャップホール87に対応するマスクパターンが形成される。その後、マスクパターンをマスク材として、RIEにより、コンタクトホール85及びギャップホール87が形成される。
ここで、ギャップホール87は、コンタクトホール85よりもその上端における穴径(例えば、X方向又はY方向において一番長い長さ、又は円に近似した際の直径)が小さい。ギャップホール87は穴径が小さいため、RIEのマイクロローディング効果により、ギャップホール87がより浅く形成される。
図14に示されるように、コンタクトホール85及びギャップホール87内に、金属膜及びバリアメタル膜が形成される。その後、第三絶縁層80a上の金属膜及びバリアメタル膜が、例えばCMPにより除去され、コンタクトホール85内に導電コンタクト90が形成される。
図15に示されるように、導電コンタクト90上にマスク材130が形成される。その後、例えば硫酸及び過酸化水素を含んだ薬液により、ギャップホール87内の金属膜及びバリアメタル膜が除去される。
その後、RIEやアッシングによりマスク材130が除去される。第三絶縁層80bが、ギャップホール87及び第三絶縁層80a上に形成される。ギャップホール87は、その上方に第三絶縁層80bが形成され、封がされることで、ギャップ100となる。このようにして、図5と同様の構造が形成される。
なお、マスク材130を残したまま、第三絶縁層80bが成膜されてもよい。
(第二実施形態の効果)
本実施形態の製造方法によれば、コンタクトホール85及びギャップホール87形成時のマスクパターン形成を同一工程にすることができる。さらに、コンタクトホール85及びギャップホール87のエッチング加工を同一工程で行うことができる。つまり、第一実施形態よりも安価に半導体装置5を製造することができる場合がある。
(第二実施形態の変形例)
第二実施形態の変形例を説明する。
ギャップホール87はコンタクトホール85よりも穴径が小さい。図14の金属膜及びバリアメタル膜が成膜時に、穴径が小さいギャップホール87内では十分な密度で金属膜及びバリアメタル膜が成膜されない場合がある。つまり、ギャップホール87内の金属膜及びバリアメタル膜が、コンタクトホール85内の金属膜及びバリアメタル膜よりも密度が低い場合がある。
ここで、密度が低いバリアメタル膜及び金属膜は薬液に対するエッチングレートが高い。つまり、導電コンタクト90に対するエッチングレートが、ギャップ内の金属膜等に対するエッチングレートより遅い。そこで、図15に示したマスク材130無く薬液処理を行うことが可能である。ギャップ内の金属膜等が除去された時点でも、導電コンタクト90が十分な高さを残すことが可能な場合がある。
(第三実施形態)
続いて、図16〜図20を用いて第三実施形態について説明する。
図16を用いて、第三実施形態に係る半導体装置5を説明する。図16に示される通り、導電コンタクト190は、第一部分190a及び第二部分190bを含む。
第一部分190aは、略円柱の形状をしている。第一部分190aは、第三絶縁層80の上方から第三絶縁層80、第二絶縁層70第一絶縁層60を貫通して配置され、不純物層50又はゲート電極30に到達する。
第二部分190bは、XY平面において、第一部分190aから突出して配置される。第二部分190bは、略円柱の一部の形状をしている。つまり、略円柱形の形状から、第一部分190aと重なる部分がくぼんだ形状をしている。第二部分190bの上面の高さは、第一部分190aとほぼ同じ高さである。第二部分190bの下面の高さは、ギャップ100の下面とほぼ同じ高さである。また、第二部分190bの幾つかは、二つの第一部分190aの間に配置され、二つの第一部分を接続して配置されてもよい。
本変形例の製造方法を図17〜図20を用いて説明する。
図17に示される通り、第三絶縁層80に、ギャップホール87及びコンタクトホール85bが形成される。これらのホールは、第三絶縁層80上にマスクパターンが形成され、そのマスクパターンをマスク材として、第三絶縁層80がエッチングされことで形成される。
なお、ギャップホール87及びコンタクトホール85bはほぼ同じ大きさで形成され、その底面の高さはほぼ同じである。
図18に示される通り、コンタクトホール85aが形成される。コンタクトホール85aは、第三絶縁層の上にマスクパターンが形成され、そのマスクパターンをマスク材として、エッチングされることで形成される。
コンタクトホール85aは、不純物層50及びゲート電極30に到達して形成される。また、コンタクトホール85aは、コンタクトホール85bとその一部が重なって配置される。
図19に示される通り、ギャップホール87及びコンタクトホール85aと85bにバリアメタル膜及び金属膜が成膜される。第三絶縁層80上のバリアメタル膜及び金属膜は、例えばCMPにより第三絶縁層80上から除去され、コンタクトホール85a及び85b内に導電コンタクト190が形成される。
図20に示されるように、ギャップホール87内からバリアメタル膜及び金属膜は除去される。この除去は第二実施形態と同様の方法による。つまり、導電コンタクト190上に図示しないマスク材を形成し、硫酸及び過酸化水素を含む薬液により、ギャップホール87内からバリアメタル膜及び金属膜は除去される。
本実施形態によれば、導電コンタクト190の体積が大きくなるため、導電コンタクト190の電気抵抗を下げることが可能である。また、導電コンタクト190の第二部分190bの形成をギャップホール87の形成と同時に行うことができるため、第一実施形態から追加の製造コストを低減することができる場合がある。
(第四実施形態)
図21を用いて、第四実施形態に係る半導体装置5を説明する。図21に示される通り、ギャップ100は、例えば、第一領域100a〜第五領域100eを含む。第一領域100aは、その上部と下部とに比べて、その中央部でXY平面での面積が大きくなっている。第一領域100a〜第五領域100eは、その中頃の高さで、お互いに接続している。つまり、第一領域100a〜第五領域100eは一体として、ギャップ100を構成する。
図22を用いて、第四実施形態に係る半導体装置5の製造方法を説明する。
図22に示されるように、ギャップホール87はボーイング形状(ギャップホール87の上部、下部よりもその中部付近において幅(X方向又はY方向の長さ)が太い形状)にて形成される。これは、ギャップホール87のRIE加工時に、副生成物が少ないガス条件を用いることで可能である。
このような、ギャップ100の形状を用いても第一の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
(第五実施形態)
図23を用いて、第五実施形態に係る半導体装置5の製造方法を説明する。
図23に示されるように、ギャップ100は逆テーパー形状(ギャップ100の下部における幅(X方向の長さ又はY方向の長さ)がその上部の幅より太い形状)にて形成される。
図24に示されるように、ギャップホール87は逆テーパー形状で形成されることによって、本実施形態の半導体装置5は加工される。ギャップホール87は、第四実施形態より副生成物が少ないガス条件を用いることで、加工される。
本実施形態のようにギャップ100を形成することで、導電コンタクト90が順テーパー形状な場合、導電コンタクト90に沿ってギャップ100の形状を形成できる。つまり、導電コンタクト90は下から上に向かって細くなるのに対し、ギャップ100は下から上に向かって太くなる。つまり、図23(A)に示されるXZ平面において、導電コンタクト90及びギャップ100はおよそ平行に形成することが可能である。
このようなギャップ100を配置することで、より導電コンタクト90にギャップ100を近づけて配置させることが可能である。つまり、より導電コンタクト90間の寄生容量を低減させることが可能である。
(第六実施形態)
図25を用いて、第六実施形態に係る半導体装置を説明する。なお、図25においては、説明の便宜上、幾つかの要素は記載を省略して記載される。
図25において、導電コンタクト90及びギャップ100は第一実施形態と同様に形成される。なお、ギャップ100の数は、図面の記載上4つとして記載されている。
本実施形態において、基板10上には、導電層220及び絶縁層230が交互に積層された積層体250が配置される。また、導電コンタクト90は、積層体250の最上層より高い位置から、積層体250の最下層より低い基板に到達して配置される。
半導体ピラー210は、積層体250を貫通し、基板に到達して配置される。半導体ピラー210と導電層220の間には、図示しない記憶膜、例えば、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)膜や、Floating Gate電極が配置される。すなわち、半導体ピラー210と導電層220の間には記憶素子(メモリセル)が積層されて配置される。つまり、本実施形態は、いわゆる三次元メモリである。
導電層220の端部は基板から遠ざかるにつれて、半導体ピラー側に後退して配置される。つまり、導電層220はその端部で階段構造を有する。
本実施形態のような三次元メモリの半導体装置では、その記憶容量が積層数に依存する。そこで、三次元メモリの大容量化のため、より積層数を増やす場合がある。
積層数が増えると、積層体250の高さが高くなる。さらに、積層体250と共に、周辺回路の接続用の導電コンタクト90の高さが高くなる。すると、導電コンタクト90間の寄生容量が大きくなる場合がある。
そこで、第一実施形態から第五実施形態において、説明したギャップを導電コンタクト90間に配置することで、導電コンタクト90間の寄生容量を低減することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、そのほかの様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とのその均等の範囲に含まれる。
5…半導体装置、10…基板、20…ゲート絶縁膜、30…ゲート電極、40…サイドウォール、50…不純物層、60…第一絶縁層、70…第二絶縁層、80…第三絶縁層、85…コンタクトホール、87…ギャップホール、90…導電コンタクト、100…ギャップ、110…チャネル領域、130…マスク材、150…素子分離絶縁体、190…導電コンタクト、210…半導体ピラー、220…導電層、230…絶縁層、250…積層体

Claims (17)

  1. 基板と、
    前記基板の上に配置された第一電極及び第二電極と、
    前記第一電極に接続され、前記基板の表面に交差する第一方向に延伸した第一コンタクトプラグと、
    前記第二電極に接続され、前記第一方向に延伸した第二コンタクトプラグと、
    前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとの間に配置された複数のギャップを有する第一絶縁層と、
    を有する半導体装置。
  2. 前記複数のギャップは、前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとを結ぶ直線上に配置されている
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記複数のギャップは、前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとの間に、千鳥状に配置されている
    請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記複数のギャップは、第一ギャップと第二ギャップとが含まれ、
    前記第一絶縁層は、前記第一ギャップと前記第一コンタクトプラグとの間と、前記第一ギャップと前記第二ギャップと間と、前記第二ギャップと前記第二コンタクトプラグとの間と、に一体に設けられる
    請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第一電極に接続され、前記第一方向に延伸した第三コンタクトプラグと、
    前記第二電極に接続され、前記第一方向に延伸した第四コンタクトプラグと、をさらに備え、
    前記第二コンタクトプラグは前記第一コンタクトプラグから前記基板に沿った第二の方向に配置され、前記第四コンタクトプラグは、前記第三コンタクトプラグから前記第二の方向に配置され、
    前記複数のギャップは、複数の第三ギャップと複数の第四ギャップとを含み、前記第三ギャップは、前記第一コンタクトプラグと前記第二コンタクトプラグとを結ぶ第一直線の上に配置され、前記第四ギャップは、前記第三コンタクトプラグと前記第四コンタクトプラグとを結ぶ第二直線の上に配置されている
    請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記第三ギャップと前記第四ギャップは前記第一直線の延伸方向において、ずれて配置されている
    請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記ギャップは、前記ギャップ内に空気を含んでいる請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記ギャップの上端の高さは、前記第一コンタクトプラグの上端よりも低く、前記ギャップの下端の高さは、前記第一コンタクトプラグの下端よりも高い、
    請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記第一電極及び前記第二電極は不純物層である請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記第一電極及び前記第二電極の間にはゲート電極が配置されている請求項9記載の半導体装置。
  11. 前記第一電極及び前記第二電極の間には素子分離絶縁体が配置されている請求項9記載の半導体装置。
  12. 前記第一電極は不純物層であり、前記第二電極はゲート電極である請求項1記載の半導体装置。
  13. 前記第一コンタクトプラグは、その高さが0.7um〜4.0umであり、前記ギャップは、その高さが0.5um以上であり、かつ前記第一コンタクトプラグの12.5%以上、75%以下の高さである
    請求項1記載の半導体装置。
  14. 前記基板の上に配置された複数の第一導電層と第二絶縁層とを含んだ積層体と、
    前記積層体を貫通して配置された複数の半導体層と、
    前記半導体層と第一導電層との間に配置された記憶層と、
    をさらに備え、
    前記第一コンタクトプラグは、その上端が前記積層体の最上層よりも高く、その下端が前記積層体の最下層よりも低い
    請求項13記載の半導体装置。
  15. 基板に第一電極と第二電極とを形成する工程と、
    前記第一電極及び前記第二電極の上に第一絶縁層を形成する工程と、
    前記第一絶縁層にコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールの間にギャップホールを形成する工程と、
    前記ギャップホール内にギャップを残すために、前記ギャップホールの開口を閉じるように、前記ギャップホールの上部に第二絶縁層を形成する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  16. 前記コンタクトホールを形成する工程と、前記ギャップホールを形成する工程とを同じ加工で行う請求項15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記コンタクトホールを形成後、前記ギャップホールを形成する前に前記コンタクトホールに金属膜を成膜し、コンタクトプラグを形成する工程を備える
    請求項15記載の半導体装置の製造方法。
JP2016008180A 2016-01-19 2016-01-19 半導体装置及びその製造方法 Pending JP2017130529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016008180A JP2017130529A (ja) 2016-01-19 2016-01-19 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016008180A JP2017130529A (ja) 2016-01-19 2016-01-19 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017130529A true JP2017130529A (ja) 2017-07-27

Family

ID=59395013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016008180A Pending JP2017130529A (ja) 2016-01-19 2016-01-19 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017130529A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251896A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2009295733A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2010212518A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2011171623A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Panasonic Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2011243639A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Elpida Memory Inc 半導体装置の製造方法
US20140264896A1 (en) * 2013-03-12 2014-09-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Structure and Method for a Low-K Dielectric with Pillar-Type Air-Gaps
JP2015207640A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 ソニー株式会社 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2016004963A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251896A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2009295733A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2010212518A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2011171623A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Panasonic Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2011243639A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Elpida Memory Inc 半導体装置の製造方法
US20140264896A1 (en) * 2013-03-12 2014-09-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Structure and Method for a Low-K Dielectric with Pillar-Type Air-Gaps
JP2015207640A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 ソニー株式会社 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2016004963A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102238791B1 (ko) 3차원 메모리 소자를 위한 트렌치 구조
US10741571B2 (en) Vertical memory devices and methods of manufacturing the same
CN110970441B (zh) 垂直存储器装置
KR20230118785A (ko) 반도체 장치
US8927384B2 (en) Methods of fabricating a semiconductor memory device
US20230142435A1 (en) Semiconductor structure and manufacturing method thereof
US11658117B2 (en) Semiconductor devices having improved electrical characteristics and methods of fabricating the same
US9929099B2 (en) Planarized interlayer dielectric with air gap isolation
US11476276B2 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
KR20160109988A (ko) 반도체 소자 및 이의 제조 방법
TWI738489B (zh) 記憶裝置
US9136269B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2010165742A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
CN112447588A (zh) 集成电路装置
KR20210040708A (ko) 집적회로 장치 및 그 제조 방법
TW202117934A (zh) 三維及式快閃記憶體及其製造方法
TWI758031B (zh) 包括具有梅花形狀的通道結構的三維記憶體元件
JP2017130529A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US11770926B2 (en) Semiconductor devices including an edge insulating layer
TWI854190B (zh) 具有虛設閘極結構的半導體裝置
US20220406786A1 (en) Semiconductor devices having dummy gate structures
US20230061535A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof, nand memory device
US20240324181A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
US20230371235A1 (en) Semiconductor device
US20230084281A1 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170531

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20170821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180306

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180907

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20180907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190617