JP4670618B2 - 楽器端末 - Google Patents
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Description
また、ユーザがファイル名を入力する場合は、ファイル名にある程度の意味を持たせることができるので、上述した問題は緩和されるが、ファイル名の文字数は限られていることが多く、本来残したい意味内容を含めたファイル名にすることができないことが多い。そのため、上述の場合と同様に所望のファイルがなかなか見つけられないことが多かった。
このような場合は、ユーザは、いちいちそのファイルを開いて、ファイルの内容を確認しなければ、そのファイルがどのようなものであるかを把握することができなかった。更に、ファイルを読み出して再生しても、曲の特徴部分(サビの部分など)を聞かないと、所望のファイルかどうか分からないことが多いため、そのファイルの最初の音声を確認しただけでは内容が把握できず、結局有る程度の時間をかけてそのファイルの内容を試聴しなければならず、所望のファイルを探すのに時間がかかってしまうという問題があった。
しかしながら、特許文献1,2に記載の技術においては、いずれも記録するファイルにファイル名を付けるという点においては、上述した従来の手法となんら代わりが無く、ファイルを読み出す際には、結局、ファイル名あるいはキーワードを頼りにするしかなかった。また、特許文献2ではキーワードを使って検索を補助することができるものの、ファイル名そのものの記憶が曖昧な場合には、キーワード検索の的中率も悪くなるから、結局、上記の問題を解決することはできない。
したがって、特許文献1,2に記載の技術では、所望のファイルを即座に検索することは困難である。
本発明の更に好ましい態様においては、前記記憶手段に記憶された音声データを読み出して、前記所定のサーバ装置に通信ネットワークを介して送信する音声データ送信手段と、前記所定のサーバ装置から、前記演奏データを受信する演奏データ受信手段と、前記演奏データ受信手段により受信された演奏データを記憶する演奏データ記憶手段とを備えることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。図に示すように、このシステムは、楽器端末1とサーバ装置2とが、通信ネットワークにより接続されて構成される。なお、実際にはより多くの楽器端末が接続されるが、説明の簡略化のために1つの楽器端末1だけを示している。
なお、記憶部12は、数曲の演奏データを記憶可能な記憶領域を備えており、制御部11によって生成された演奏データを記憶部12に記憶できるようになっている。
本実施形態においては、図5に示すように、文字タイトル情報TIと音声タイトル情報AIと演奏データDAとの3つの情報が互いに対応付けられて構成されるファイルを取り扱う。このファイルは他の一般的なファイルとは拡張子によって区別される。図5において文字タイトル情報TIは、ファイル名や、そのファイルが生成された日付等のテキスト形式のデータであり、ファイルを識別するためにファイルに付与される情報である。文字タイトル情報TIは一般的なファイルに付随しているものと同様である。次に、音声タイトル情報AIは、音声データであり、文字タイトル情報TIと同様にファイルを識別するためにファイルに付与される情報である。この音声タイトル情報AIは、一般的ファイルにはない付加的な情報である。演奏データDAは、楽器端末1によって生成される演奏データである。
次に、本実施形態の動作について説明する。
<B−1:ファイル生成>
まず、楽器端末1のユーザが楽器端末1を演奏して楽曲を収録し、収録した演奏データを含むファイルを、サーバ装置2に送信する動作について、図6を参照しつつ説明する。図6は、楽器端末1の制御部11が行うファイル生成処理を示すフローチャートである。まず、楽器端末1のユーザは、操作部16の「収録」ボタンを押下して、楽曲の収録を開始させ、演奏部10を操作して楽器端末1の演奏を行う。楽器端末1の制御部11は、収録を開始する旨の操作が行われたことを検知すると(ステップSA1;YES)、演奏部10から供給される信号からMIDI形式の演奏データを生成し、生成した演奏データを記憶部12に記憶させる(ステップSA2)。また、同時に、制御部11は、生成した演奏データをオーディオ制御部18に供給し、オーディオ制御部18は、供給されるデータに基づいてスピーカ19を駆動する。これにより、楽器端末1のユーザによって演奏される演奏音が、スピーカ19から出力される(ステップSA3)。
次に、ファイルの一覧表示動作について説明する。
楽器端末1のユーザは、操作部16を操作して、ファイルの一覧を表示させる旨の操作を行う。楽器端末1の制御部11は、ファイルの一覧を表示する旨の操作が行われたことを検知すると、例えば図7に示すような、記憶部12に記憶された文字タイトル情報TIに基づく文字タイトルを一覧表示する。図7に示すように、複数のファイルについて、その文字タイトル情報の示す文字タイトルが表示部15に表示される。
次に、ファイルの取得動作について説明する。楽器端末1のユーザは、取得したいファイルの文字タイトルを選択した状態で、操作部16の「受信」ボタンを押下する。楽器端末1の制御部11は、「受信」ボタンが押下されたことを検知すると、選択されたファイルの文字タイトル情報TIと音声タイトル情報AIとを記憶部12から読み出し、読み出した文字タイトル情報TIと音声タイトル情報AIとを通信部14を介してサーバ装置2に送信する。
逆に、一致するものが検索されなかった場合は、ファイルに対するアクセスを拒否する。すなわち、文字タイトル情報TIが一致しても、音声タイトル情報AIが一致しない場合は、そのファイルへのアクセスが拒否されることになる。このように、本実施形態においては、文字タイトル情報TIに加えて音声タイトル情報AIが認証のための情報として用いられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態においては、楽器端末として、電子キーボード等の電子楽器を用いたが、楽器端末はこれに限定されるものではなく、電子ドラムや電子ギター等であってもよい。
また、音声タイトル情報の照合や解析を行う際に、複数のアルゴリズムからいずれか一つを選択できるようにしてもよい。
または、音声を所定のアルゴリズムで変形する特殊マイクを楽器端末に設けるようにし、このマイクに入力される音声を所定のアルゴリズムで変形して生成した音声データを音声タイトル情報として用いるようにしてもよい。
なお、この場合、楽器端末1に呼気センサを備えたマイクロフォンを設けるようにしてもよい。音声照合するときに、自分の音声データが他人に傍受されると、他人でもデータを取得できるという問題があるが、呼気センサーマイクで音声タイトルを入力すると、音声を収録した機器から発音されたのか、人がライブでしゃべったのかを認識することができる。
Claims (3)
- 演奏を行うための操作子と、
前記操作子が操作された内容に応じた信号を出力する検知手段と、
前記検知手段によって出力された信号に基づいて演奏データを生成する演奏データ生成手段と、
前記演奏データのタイトルを示すタイトルデータを生成するタイトルデータ生成手段と、
入力される音声に対応する音声データを生成する音声入力手段と、
前記演奏データと前記音声データと前記タイトルデータとを互いに対応付けて、所定のサーバ装置に通信ネットワークを介して送信する送信手段と、
前記演奏データ生成手段による演奏データの生成を終了する旨のコマンド信号を受け取ると、前記音声入力手段への音声入力を促す報知動作を行う報知手段と
を有し、
前記送信手段は前記報知手段による報知動作が行われ、前記音声入力手段によって音声データが生成されたことを認識した後に、前記演奏データと前記音声データと前記タイトルデータとを互いに対応付けて送信する
ことを特徴とする楽器端末。 - 前記タイトルデータと前記音声データとを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された1または複数のタイトルデータを表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されたタイトルデータのうちのいずれか一つを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたタイトルデータと対応する音声データを前記記憶手段から読み出し、読み出した音声データに基づいて音声を発音する発音手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の楽器端末。 - 前記記憶手段に記憶された音声データを読み出して、前記所定のサーバ装置に通信ネッ
トワークを介して送信する音声データ送信手段と、
前記所定のサーバ装置から、前記演奏データを受信する演奏データ受信手段と、
前記演奏データ受信手段により受信された演奏データを記憶する演奏データ記憶手段と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の楽器端末。
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