JP4172390B2 - サーバコンピュータおよびこれに適用されるプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、外部の端末装置と通信可能なサーバコンピュータおよびこれに適用されるプログラムに関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示すように、電子掲示板のページ作成方法は知られている。この電子掲示板のページ作成方法は、投稿記事ページにおいて、指定された投稿記事の内容の表示部と階層リスト表示部とが表示されるようにページが作成されるようになっている。そして、ユーザは、希望する投稿記事ページを指定してアクセスするようになっている。
また、従来から、例えば、下記特許文献2に示すように、電子メール送受信方法も知られている。この電子メール送受信方法は、MIDIデータからなる楽曲データが添付された電子メールを受信すると、表示装置に文字データと楽曲データを再生するための再生ボタンとを表示するようになっている。そして、ユーザは、電子メールアカウントを入力して、電子メールを送受信するようになっている。
上記した従来の電子掲示板のページ作成方法および電子メール送受信方法は、ユーザが各種情報の提供先を指定することによって、ユーザが情報を取得するようになっている。しかしながら、最近では、ユーザが使用するコンピュータ装置は多種多様であり、これに伴って、入力手段、例えば、キーボードやマウスなどを備えていないコンピュータ装置も存在する。このようなコンピュータ装置として、例えば、外部(サーバコンピュータ)と通信可能な電子音楽装置があり、この電子音楽装置を利用して、電子掲示板にアクセスしたり、電子メールを取得する際には、容易に情報の提供先を指定することができない場合がある。このため、ユーザがコンピュータ装置に入力する情報を少なくして、ユーザが容易に各種情報を取得できるようにすることが望まれている。
特開2002−183039号公報 特開平11−203217号公報
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザの入力する情報を少なくして、容易に各種情報を取得できるサーバコンピュータおよびこれに適用されるプログラムを提供することにある。
本発明の特徴は、ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子メールを提供するサーバコンピュータにおいて、前記外部の端末装置を識別するための識別情報と外部の端末装置のユーザを識別するためのユーザ情報とを関連付けて記憶する第1のデータベースと、前記ユーザ情報によって特定される前記外部の端末装置のユーザの電子メールを記憶する第2のデータベースと、前記外部の端末装置から識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて前記第1のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置のユーザを特定するユーザ特定手段と、前記ユーザ特定手段によって特定したユーザに基づいて前記第2のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置に提供する電子メールを抽出する電子メール抽出手段と、前記電子メール抽出手段によって抽出した電子メールを前記外部の端末装置に提供する電子メール提供手段と、前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定する判定手段と、前記外部の端末装置に対して、前記ユーザ情報を要求する要求手段と、前記外部の端末装置から前記ユーザ情報を受信する第2の受信手段とを備え、前記判定手段によって前記識別情報を受信していないと判定すると、前記要求手段が前記外部の端末装置に対して前記ユーザ情報を要求し、前記第2の受信手段が受信したユーザ情報に基づいて、前記電子メール抽出手段が前記第2のデータベースを検索して前記外部の端末装置に提供する電子メールを抽出することにある。
また、本発明の他の特徴は、ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子掲示板に登録された電子掲示板情報を提供するサーバコンピュータにおいて、前記外部の端末装置を識別するための識別情報と外部の端末装置の種類を特定するための種類情報とを関連付けて記憶する記憶する第1のデータベースと、前記種類情報によって特定される前記外部の端末装置の種類と関連付けられた複数カテゴリーからなる電子掲示板情報を記憶する第2のデータベースと、前記外部の端末装置から識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて前記第1のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置の種類を特定する種類特定手段と、前記種類特定手段によって特定した種類に基づいて、前記第2のデータベースから前記特定した種類と関連付けられたカテゴリーの電子掲示板情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出した電子掲示板情報を前記外部の端末装置に提供する情報提供手段と、前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定する判定手段と、前記外部の端末装置に対して、前記機種情報または電子掲示板のカテゴリーを識別するためのカテゴリー情報を要求する要求手段と、前記外部の端末装置から前記機種情報または前記カテゴリー情報を受信する第2の受信手段とを備え、前記判定手段によって前記識別情報を受信していないと判定すると、前記要求手段が前記外部の端末装置に対して前記機種情報またはカテゴリー情報を要求し、前記第2の受信手段が受信した機種情報またはカテゴリー情報に基づいて、前記情報抽出手段が前記第2のデータベースから前記外部の端末装置に提供する電子掲示板情報を抽出することにもある。
これらによれば、サーバコンピュータは、外部の端末装置(例えば、電子音楽装置)から同端末装置の識別情報(ID)を受信することにより、外部の端末装置のユーザの電子メールや端末装置の種類と関連付けられたカテゴリーの電子掲示板情報を提供することができる。したがって、外部の端末装置のユーザは、電子メールや電子掲示板情報を取得するために、例えば、ユーザ名やパスワードを入力する必要がない。このため、外部の端末装置が入力手段(例えば、キーボードやマウスなど)を備えていなくても、ユーザは、極めて容易に電子メールや電子掲示板情報を取得することができる。また、外部の端末装置から識別情報が送信されない場合には、サーバコンピュータは、端末装置に対して、ユーザ情報や機種情報、カテゴリー情報を要求する。このため、外部の端末装置が、例えば、汎用端末装置(PDA、パソコンなど)であってもサーバコンピュータにアクセスして、電子メール情報や掲示板情報を取得することができて、好適である。この場合には、機能的に十分な入力手段を備えているため、ユーザは、サーバコンピュータから要求された情報を極めて容易に入力することができる。
さらに、本発明の他の特徴は、前記と同様なサーバコンピュータに適用され、前記のような機能を実現するコンピュータ読み取り可能なプログラムにもある。
1.第1実施形態
以下に、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、ネットワークNWに通信可能に接続された本発明に係る電子音楽装置M1、電子音楽装置M2およびサーバコンピュータSCと、ネットワークNWに通信可能に接続された汎用端末装置H(例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話など)とをブロック図により示している。
電子音楽装置M1は、例えば電子楽器であって、図2に示すように、鍵盤11、パネル操作子群12および表示器13を備えている。鍵盤11は、演奏操作子としての複数の鍵からなり、各鍵の押離鍵により楽音信号の発生および停止が指示される。これらの鍵の押離鍵は、バス20に接続された検出回路14内に各鍵に対応して設けられた鍵スイッチのオン・オフによってそれぞれ検出される。
パネル操作子群12は、電子音楽装置M1の前面パネル(詳しくは、表示器13の周辺)に設けられてプッシュボタンを含む多数の操作子より構成されており、電子音楽装置M1の種々の動作を指示するために操作される。これらのパネル操作子群12の操作は、バス20に接続された検出回路15内に各操作子に対応して設けられた操作子スイッチのオン・オフによってそれぞれ検出される。表示器13は、液晶ディスプレイなどで構成されており、文字、符号、図形や後述するサーバコンピュータSCから取得した電子メールの内容などを表示する。この表示器13は、その表示可能領域が広く(すなわち解像度が高く)、また、カラー表示可能とされていて、バス20に接続された表示制御回路16によって表示態様が制御される。
バス20には、CPU31、タイマ32、ROM33、RAM34、外部記憶装置35、音源回路41およびサウンドシステム42が接続されている。CPU31、タイマ32、ROM33およびRAM34は、マイクロコンピュータ本体部を構成するものであり、電子音楽装置M1の各種動作をプログラムの実行により制御する。
ROM33には、図3に示すように、各種記憶エリアが設けられている。各種プログラム記憶エリアには、システムプログラム、電子音楽装置M1の各種機能を実現するための一部のプログラム、後述する図8に示す電子音楽装置側プログラムなどが記憶されている。スタイルデータ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて対応可能なジャス、ロック、ワルツやマーチなどの自動伴奏の種類ごとに用意されていて伴奏音の発生を制御するための一連の伴奏制御データが記憶されている。楽音データ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて自動演奏可能なデモンストレーション用の自動演奏データが記憶されている。
音色データ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて対応可能な音色名を分類分けして記憶した音色テーブルが設けられるとともに、各音色の楽音信号を音源回路41にて合成するために音色ごとに用意された音色パラメータ群が記憶されている。効果データ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて対応可能な効果名を分類分けして記憶した効果テーブルが設けられるとともに、音源回路41にて楽音信号に付与される効果ごとに用意された効果パラメータ群が記憶されている。
レジストレーションデータ記憶エリアには、複数組のレジストレーションデータが記憶されている。一組のレジストレーションデータは、楽音信号の音色、効果、スタイル(自動伴奏パターンの種類)などの楽音信号の各種発生態様を制御するための複数種類の制御データからなる。そして、一組のレジストレーションデータを指定するだけで、パネル操作子群12の種々の操作によって設定される楽音制御状態が実現されるようになっている。その他データ記憶エリアには、ユーザが使用する電子音楽装置M1に予め割り当てられた固有の装置ID情報などが記憶されている。この装置IDは、例えば、同じ電子音楽装置M1であっても、個体ごとに異なる値が割り振られたもので、製造番号のようなものでもよいし、それ以外のものであってもよい。なお、予めROM33に記憶されているものに限らず、電子音楽装置を購入後、任意の時点でフラッシュメモリなどに記憶したものであってもよい。
外部記憶装置35は、電子音楽装置M1に予め組み込まれているハードディスクHD、電子音楽装置M1に装着可能なコンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、大量のデータおよびプログラムを記憶および読み出し可能にしている。これらの記録媒体には、ROM33の場合と同種であるが、ROM33の場合とは異なる、多種類のプログラム、スタイルデータ、楽曲データ、音色データ、効果データ、レジストレーションデータが記憶されている。
音源回路41は、CPU31からの演奏情報(例えば、鍵盤11のキーオン信号、キーオフ信号など)に基づいて楽音信号を形成するとともに、形成された楽音信号にリバーブ、コーラスなどの効果を付与し、同効果の付与された楽音信号を出力する。この音源回路41によって形成される楽音信号の音色を含む楽音要素および同楽音信号に付与される効果は、CPU31による制御のもとに、ROM33または外部記憶装置35(場合によっては、RAM34)から供給される音色パラメータおよび効果パラメータを含む制御パラメータによって制御される。この場合、一般的には、ROM33内に音色テーブルに対応させて記憶されている音色パラメータおよび効果パラメータに加えて、ROM33内のレジストレーションデータに含まれる音色パラメータおよび効果パラメータまたは外部記憶装置35内に記憶されている音色パラメータおよび効果パラメータも利用される。ただし、この音源回路41は、機種によってその性能が異なり、音色を含む対応可能な楽音要素および楽音信号に付与される効果には種々の制限が加えられているようになっている。
音源回路41から出力された楽音信号は、サウンドシステム42に供給される。サウンドシステム42は、アンプ、スピーカなどからなり、前記供給された楽音信号に対応した楽音を発音する。
また、バス20には、インターフェース回路51も接続されている。インターフェース回路51は、他の電子音楽装置、パーソナルコンピュータなどの外部電子音楽装置52から、自動演奏データ、楽音制御データなどの各種データおよび各種プログラムを入力する。また、このインターフェース回路51は、ネットワークNW(例えば、インターネットなど)を介して、サーバコンピュータSCと接続可能となっていて、サーバコンピュータSCが提供する各種コンテンツ、各種プログラムおよびデータの更新を可能としている。
電子音楽装置M2も、図2に示すように、電子音楽装置M1と同様の構成とされている。このため、電子音楽装置M2の各構成部分の機能についても電子音楽装置M1の各構成部分の機能と同様であるため、その詳細な説明は省略する。ただし、表示器13’は、電子音楽装置M1の表示器13と異なっている。すなわち、電子音楽装置M2の表示器13’は、液晶ディスプレイなどで構成されており、文字、符号、図形やサーバコンピュータSCから取得した電子メールの内容などを表示する点において、電子音楽装置M1の表示器13と同様である。しかしながら、この表示器13’は、その表示可能領域が狭く(すなわち解像度が低く)、また、白黒表示のみ可能とされている。
また、汎用端末装置Hは、図2に示すように、電子音楽装置M1,M2の鍵盤11、パネル操作子群12および検出回路14,15が省略されて構成されている。その他の構成部分については、電子音楽装置M1,M2の構成部分と同様に機能するために、表示器113、表示制御回路116、CPU131、タイマ132、ROM133、RAM134、外部記憶装置135、音源回路141、サウンドシステム142、インターフェース回路151、外部電子音楽装置152の符号を付し、これらの構成部分の詳細な説明を省略する。また、汎用端末装置Hには、図2にて破線で示すように、キーボード161、マウス161aおよび表示器163が設けられている。キーボード161は、複数の操作子からなり、汎用端末装置Hのバス120に接続された検出回路162内に各操作子に対応して設けられた操作子スイッチのオン・オフによってそれぞれ検出される。マウス161aは、キーボード161を介して検出回路162に接続されており、このマウス161aの移動方向、移動量およびクリックの有無も検出回路162により検出される。
表示器163は、液晶ディスプレイなどで構成されており、文字、符号、図形やサーバコンピュータSCから取得した電子メールの内容などを表示する。この表示器163は、その表示可能領域が広く(すなわち解像度が高く)、また、カラー表示可能とされていて、汎用端末装置Hのバス120に接続された表示制御回路116によって表示態様が制御される。また、汎用端末装置HのROM133内には、図8に示す汎用端末装置側プログラムを含む各種プログラムおよび各種データなどが予め記憶されている。
サーバコンピュータSCは、図4のブロック図に示すように、バス200に接続されたCPU201、タイマ202、ROM203、RAM204および外部記憶装置205を備えている。CPU201は、プログラムを実行して、サーバコンピュータSCの各種動作を統括的に制御する。タイマ202は、時間を計測するものである。ROM203は、システムプログラム、サーバコンピュータSCの各種機能を実現するための一部のプログラム、各種データなどを予め記憶している。RAM204は、プログラムおよびプログラムの実行時に利用されるファイルを一時的に記憶する。
外部記憶装置205は、ハードディスクHD、コンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものである。これらの記録媒体は、大量のデータおよびプログラムを記憶および呼び出し可能にしており、図8に示すサーバコンピュータ側プログラムを含む各種プログラムを記憶している。また、ハードディスクHD内には、ユーザデータベース206a、電子メールデータベース206bが構築されている。
ユーザデータベース206aは、電子音楽装置M1、電子音楽装置M2および汎用端末装置HからサーバコンピュータSCにアクセスがあったときに、各装置M1,M1,Hのユーザを特定するためのユーザ情報を検索可能に記憶している。このユーザ情報は、ユーザ名、パスワードおよびユーザが取得した電子メールを送受信するための電子メール情報(例えば、メールアカウントやパスワードなど)から構成されるものである。そして、ユーザが電子音楽装置M1,M2を使用する場合には、ユーザデータベース206aは、各装置M1.M2の装置ID情報および機種を特定するための機種情報(例えば、M1,M2など)をユーザ情報に関連付けて(紐付けして)記憶している。また、ユーザデータベース206aは、後述するように、電子メールデータベース206bに構築されたメールボックスを特定するためのメールボックス特定情報もユーザ情報に関連付けて(紐付けして)記憶している。
電子メールデータベース206bは、ユーザの電子メール情報およびメールボックス特定情報に関連付けられたメールボックスが構築されている。このメールボックスは、サーバコンピュータSC(詳しくは、CPU201)が実行する周知の電子メール送受信処理に係る電子メールを一時的に記憶するようになっている。このとき、CPU201は、メールボックスに関連付けられた電子メール情報を利用して、前記電子メール送受信処理を実行する。また、メールボックスに記憶されてユーザが利用する電子音楽装置M1,M2に配信される電子メールは、配信される装置M1,M2の機種に応じて、その表示態様が適宜調整されるようになっている。すなわち、電子音楽装置M1,M2の表示機能を考慮して、例えば、電子音楽装置M1に配信する電子メールは、表示文字が大きくカラー表示とし、電子音楽装置M2に配信する電子メールは、表示文字を小さく白黒表示するように適宜調整されて記憶されている。
また、バス200には、通信インターフェース回路207(以下、通信I/F207という)も接続されている。この通信I/F207は、ネットワークNWに接続されており、サーバコンピュータSCの電子音楽装置M1,M2、汎用端末装置Hとの通信を可能としている。
次に、上記のように構成した第1実施形態の動作を説明する。まず、電子音楽装置M1,M2の一般的な動作について簡単に説明しておく。電子音楽装置M1,M2のユーザは、パネル操作子群12を操作することにより、音源回路41にて形成される楽音信号のスタイル(伴奏音の種類)、音色などに加え、楽音信号に付与される効果などを設定する。これを、図5に基づいて具体的に説明する。ユーザが電子音楽装置M1,M2を起動すると、CPU31は、ROM33内に記憶されている図示しない所定のプログラムを実行し、表示器13,13’に対して、図5(a)に示すように、初期画面(以下、トップメニュー画面という)を表示させる。これにより、ユーザは、表示器13,13’上に表示されたトップメニュー画面の各項目に隣接して設けられたパネル操作子群12を構成するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することによって、所望の項目を選択する。
すなわち、表示器13,13’に表示された”音色”に隣接するプッシュボタン12aが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(b)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、希望する音色名や、画面送りを表す”次へ”または画面戻りを表す”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の音色を選択する。また、トップメニュー画面にて、”伴奏スタイル”に隣接するプッシュボタン12bが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(c)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、自動伴奏を希望する伴奏スタイル名や、”次へ”または”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の伴奏スタイルを選択する。また、トップメニュー画面にて、”ソング”に隣接するプッシュボタン12eが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(d)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、自動演奏を希望する曲名や、”次へ”または”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の曲名を選択する。
このような操作により、ROM33または外部記憶装置35に記憶されていた音色、効果、伴奏スタイル、楽曲などに関する種々のデータが音源回路41に送られ、または、RAM34内に書き込まれる。その後、ユーザが鍵盤11を用いて演奏操作すれば、音源回路41は、所望の音色および効果を有する楽音信号を前記演奏に従って発生する。また、この楽音信号を前記選択された所望の伴奏スタイルに対応した自動演奏パターンで発生させたり、所望の伴奏スタイルに対応した伴奏音信号を前記演奏による楽音信号と並行させて音源回路41に発生させる。さらに、前記選択された曲に対応した自動演奏信号を発生させることもできる。このようにして、音源回路41から発生される楽音信号は、サウンドシステム42に供給され、サウンドシステム42から楽音として発音される。
また、ユーザは、トップメニュー画面に表示された”INTERNET”に隣接するプッシュボタン12fを押下操作することにより、ネットワークNWを介して、サーバコンピュータSCにアクセスして、各種コンテンツデータを取得することができる。このように、電子音楽装置M1,M2がサーバコンピュータSCにアクセスすることにより、サーバコンピュータSCは、電子音楽装置M1,M2の機種ごとに予め設定されたコンテンツを取得するためのメニュー(以下、コンテンツメニューをいう)を表す情報を送信する。
電子音楽装置M1,M2においては、前記コンテンツメニューを表す情報を取得すると、表示器13,13’に図6に示すようなコンテンツメニュー画面を表示する。このとき、コンテンツメニュー画面は、電子音楽装置M1,M2ごとに設定されているため、表示器13,13’の表示機能に対応した表示態様によって表示される。すなわち、図6(a)に示すように、電子音楽装置M1は、表示器13を備えているため、表示される文字などが大きく表示されるとともにカラー表示される。また、電子音楽装置M2は、図6(b)に示すように、表示器13’を備えているため、表示される文字などが小さく表示されるとともに白黒表示される。
このように、コンテンツメニューが表示されると、ユーザは、所望する情報を取得するために、プッシュボタン12a〜12fを押下操作して各種コンテンツを取得することができる。そして、ユーザによって、”電子メール”に隣接するプッシュボタン12bが押下操作されると、電子音楽装置M1,M2は、サーバコンピュータSCにユーザごとに構築されたメールボックスから電子メールを受信したり、電子メールを送信したりすることができる。また、メールボックスには、汎用端末装置Hもアクセスすることができる。これにより、ユーザが電子音楽装置M1,M2に代えて、汎用端末装置Hを利用した場合であっても、メールボックスを利用して電子メールを送受信することができる。以下、この電子メールの送受信について説明する。
この第1実施形態においては、図7に概略的に示すように、電子音楽装置M1,M2およびユーザが使用する汎用端末装置Hは、ユーザごとに構築されたメールボックスを利用して電子メールを送受信する。具体的に説明すると、電子音楽装置M1,M2および汎用端末装置Hは、サーバコンピュータSCの共通メールページにアクセスすると、サーバコンピュータSCは、電子音楽装置M1,M2、汎用端末装置Hのメールボックスをユーザデータベース206aを利用して特定する。そして、電子音楽装置M1,M2、汎用端末装置Hにユーザ宛の電子メールを送信したり、ユーザから送信された電子メールを外部に送信したりする。
これを、図8に示す電子メール送受信プログラムのフローチャートを用いて詳細に説明する。なお、電子メールの取得に際し、電子音楽装置M1,M2は、それぞれ同一の電子メール送受信プログラムを実行して、電子メールを送受信する。したがって、以下の説明においては、電子音楽装置M1を例示して、詳細に説明する。この電子メール送受信プログラムは、電子音楽装置M1のCPU31、汎用端末装置HのCPU131およびサーバコンピュータSCのCPU201によって実行される。すなわち、電子音楽装置M1のCPU31は、所定の短時間ごとに、ステップM10にて電子メール送受信プログラムの実行を開始し、ステップM11にて、ユーザにより”電子メール”が選択されたか否かを判定する。コンテンツメニュー画面において、ユーザによりプッシュボタン12bが押下操作されていなければ、「No」と判定して、ステップM16に進み、プログラムの実行を一旦終了する。
一方、ユーザによって、プッシュボタン12bが押下操作されていれば、「Yes」と判定して、ステップM12に進む。ステップM12においては、CPU31は、サーバコンピュータSCのCPU31に対して、共通メールページにアクセスするための共通メールページアクセス信号および装置ID情報を送信する。具体的に説明すると、CPU31は、予めROM33に記憶されている共通メールページアクセス情報(たとえは、URL(Uniform Resource Locator)情報など)を取得する。また、CPU31は、ROM33などに記憶されている装置ID情報を取得する。そして、インターフェース回路51およびネットワークNWを介して、取得した共通メールページアクセス情報に基づいて共通ページアクセス信号を送信するとともに、装置ID情報を送信する。
一方、汎用端末装置Hにおいては、CPU131が、所定に短時間ごとに、ステップC10にて電子メール送受信プログラムの実行を開始し、ステップC11にて、共通メールページアクセス信号を送信する。具体的に説明すると、CPU131は、図示しないブラウザプログラムを実行し、ユーザに共通メールページアクセス情報を入力するように促す。ユーザは、キーボード161およびマウス161aを利用して、例えば、サーバコンピュータSCの共通メールページのURLを入力する。このように、共通メールページアクセス情報が入力されると、CPU131は、インターフェース回路151およびネットワークNWを介して、入力された共通メールページアクセス情報に基づいて共通ページアクセス信号を送信し、サーバコンピュータSCにアクセスする。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU201が、ステップS10にて、前記ステップM12またはステップC11の送信処理によって送信された各情報を受信し、RAM204に一時的に記憶する。
前記ステップS10の受信処理後、ステップS11にて、現在のアクセスが汎用端末装置Hからのアクセスであるか否かを判定する。すなわち、CPU201は、前記ステップS10にて装置ID情報を受信していれば、「No」と判定して、ステップS13に進む。一方、装置ID情報を受信していなければ、「Yes」と判定して、ステップS12に進む。ステップS12においては、汎用端末装置Hに対して、ユーザ名およびパスワードを要求する画面データを送信するとともに送信されたユーザ名およびパスワードを受信する。汎用端末装置Hにおいては、CPU131が前記ステップS12からの要求画面データに従って、ユーザに対して、ユーザ名およびパスワードを入力する画面を表示する。ユーザは、表示器113に表示された入力画面に従って、予めサーバコンピュータSCに登録したユーザ名およびパスワードを入力する。これにより、CPU131は、入力されたユーザ名およびパスワードをサーバコンピュータSCに送信する。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU201が、ステップS13にて、前記ステップS10の受信処理によって受信した装置ID情報または前記ステップS12の受信処理によって受信した汎用端末装置Hのユーザ名を利用して、ユーザデータベース206aを検索し、ユーザのメールボックスを特定する。具体的に説明すると、CPU201は、受信した装置ID情報またはユーザ名に基づいてユーザデータベース206aを検索し、受信した装置ID情報またはユーザ名と一致する装置ID情報またはユーザ名に関連付けられたメールボックス特定情報を取得する。これにより、現在サーバコンピュータSCにアクセスしている電子音楽装置M1または汎用端末装置Hを使用しているユーザのメールボックスを特定し、ステップS14に進む。
ステップS14においては、前記ステップS13にて特定したメールボックスを検索し、同メールボックスに記憶されている電子メールを取得する。具体的に説明すると、CPU201は、前記ステップS13にて取得したメールボックス特定情報に基づいて、電子メールデータベース206bを利用して検索する。そして、特定したメールボックス内に記憶されている電子メールを取得し、同取得した電子メールをRAM204に一時的に記憶して、ステップS15に進む。
ステップS15においては、前記ステップS14にてRAM204に一時的に記憶した電子メールを電子音楽装置M1または汎用端末装置Hに送信する。すなわち、CPU201は、RAM204から電子メールを取得し、通信I/F207およびネットワークNWを介して、電子音楽装置M1または汎用端末装置Hに送信する。
電子音楽装置M1においては、CPU31が、ステップM13にて、インターフェース回路51およびネットワークNWを介して前記ステップS15の送信処理によって送信された電子メールを受信してステップM14に進む。ステップM14においては、CPU31は、表示器13に受信した電子メールを表示させる。具体的に説明すると、CPU31は、バス20を介して、表示制御回路16に対して、受信した電子メールを表すデータを供給し、同供給したデータに基づいて、表示器13に電子メールを表示するように指示する。
表示制御回路16は、同指示に従って、取得した電子メールを表すデータに基づいて表示器13を制御し、図9(a)に示すように、電子メールを表示する。このとき、電子メールは、表示器13の表示機能に基づいて調整されているため、表示される文字などが大きく表示されるとともにカラー表示される。また、電子メールに、例えば、曲データが添付されている場合には、ユーザは、プッシュボタン12fを押下操作することにより、添付された曲データを再生することができる。
また、ユーザがプッシュボタン12bを押下操作することにより、例えば、差出人に対して返信メールを作成して送信することもできる。簡単に説明しておくと、プッシュボタン12bが押下操作されると、例えば、表示画面が遷移し、表示器13上にソフトウェアーキーボードが表示される。ユーザは、表示されたソフトウェアーキーボードを利用して、返信メールを作成する。そして、CPU31は、後述するステップM15の「No」判定に基づいて、ふたたびステップM13を実行し、サーバコンピュータSCのユーザのメールボックスに対して、返信メールを送信する。このようにメールボックスに送信された返信メールは、サーバコンピュータSCによりユーザの電子メールアカウントなどを利用して、周知の送信方法に従って、外部に送信される。
一方、電子音楽装置M2が上記各ステップを実行して、電子メールを表示した場合には、電子メールが表示器13’の表示機能に基づいて調整されているため、図9(b)に示すように、表示される文字などが小さく表示されるとともに白黒表示される。このため、例えば、表示される文字量が多い場合であっても、表示器13’の表示可能領域に合わせて文字を小さくし、一画面内に全ての情報を表示することができる。
前記ステップM14の表示処理後、ステップM15に進み、CPU31は、ユーザによってサーバコンピュータSCから電子メールの送受信を終了する旨の指示がされたか否かを判定する。すなわち、ユーザによって終了する旨の指示がなければ、「No」と判定してふたたびステップM13に戻り、終了する旨の指示がされるまでステップM13とステップM14の処理を繰り返し実行する。一方、ユーザによって終了する旨の指示がされれば、「Yes」と判定して、ステップM16に進み、電子メール送受信プログラムを一旦終了する。
また、汎用端末装置Hにおいては、CPU131が、ステップC13からステップC16の処理を実行して、表示器113に電子メールを表示したり、電子メールを返信したりすることができる。なお、ステップC13からステップC16までの各処理は、上述した電子音楽装置M1のCPU31が実行するステップM13からステップM16までの処理と同様であるため、その説明を省略する。
以上の説明からも理解できるように、本実施形態によれば、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2からネットワークNW上のサーバコンピュータSCに接続する際に、装置ID情報を送信することで、自身の電子メールボックスにアクセスすることができる。これにより、ユーザは、電子メールを送受信するために、例えば、ユーザ名やパスワードを入力する必要がない。このため、電子音楽装置M1,M2のように、別途入力手段(キーボードやマウスなど)を備えていなくても、極めて容易に電子メールを送受信することができる。
また、サーバコンピュータSCは、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2のユーザを特定するユーザ情報に関連付けて構築されたメールボックスに電子メールを記憶している。このため、サーバコンピュータSCは、アクセスした電子音楽装置M1または電子音楽装置M2の装置ID情報を取得することで、ユーザを特定するとともにユーザのメールボックスを特定し、ユーザの電子メールを送受信することができる。これによっても、ユーザは、電子メールを送受信するために、例えば、ユーザ名やパスワードを入力する必要がない。このため、電子音楽装置M1,M2のように、別途入力手段(キーボードやマウスなど)を備えていなくても、極めて容易に電子メールを送受信することができる。
2.第2実施形態
上記第1実施形態においては、電子音楽装置M1,M2および汎用端末装置HがサーバコンピュータSCにアクセスし、サーバコンピュータSCがこれら各装置を利用するユーザのメールボックスを特定して電子メールすなわちテキストデータを送受信するように実施した。このように、テキストデータを送受信することができるため、電子メールに代えて、図10に概略的に示すように、サーバコンピュータSCに設けられた掲示板に登録されたテキストデータを、電子音楽装置M1,M2の機種に応じて送信するように実施することも可能である。以下、この第2実施形態を説明するが、上記第1実施形態と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第2実施形態におけるサーバコンピュータSCは、外部記憶装置205のユーザデータベース206cに記憶されているユーザ情報に関連付けて(紐付けして)電子音楽装置M1,M2の機種を表す機種情報を記憶している。また、この第2実施形態におけるサーバコンピュータSCは、外部記憶装置205のハードディスクHD内に上記第1実施形態の電子メールデータベース206bに代えてまたは加えて、掲示板データベース206cが構築されている。この掲示板データベース206cには、電子音楽装置M1,M2の機種ごとにカテゴリー分けして登録された複数カテゴリーの掲示板テキストデータが検索可能に記憶されている。このため、各掲示板テキストデータのカテゴリーには、電子音楽装置M1,M2の機種情報が関連付けられて(紐付けられて)いる。なお、1つの機種に対して、1つのカテゴリーが対応付けられているものに限らず、複数の機種をグループ化して1つのカテゴリーと対応付けてもよい。
そして、この第2実施形態における掲示板テキストデータ送受信プログラムは、図11のフローチャートに示すように、図8のフローチャートのステップS12〜S14が省略されるとともに、ステップS50〜S52およびステップC50が追加されている。すなわち、サーバコンピュータSCのCPU201は、前記ステップS11の「No」判定に基づいて、ステップS50にて、現在アクセスしている電子音楽装置M1または電子音楽装置M2の機種を特定する。具体的に説明すると、CPU201は、前記ステップS10にて受信した装置ID情報を利用して、ユーザデータベース206aを検索する。そして、受信した装置ID情報と一致する装置ID情報に関連付けられた機種情報を取得して機種を特定し、ステップS51に進む。
ステップS51においては、前記ステップS50にて特定した機種に対応するカテゴリーの掲示板を特定する。すなわち、CPU201は、前記ステップS50にて取得した機種情報を利用して、前記機種情報と一致する機種情報に関連付けられたカテゴリーの掲示板テキストデータを抽出してRAM204に一時的に記憶し、ステップS15に進む。
一方、前記ステップS11において、汎用端末装置Hからのアクセスと判定すなわち「Yes」判定に基づいて、CPU201は、ステップS52にて、掲示板特定ページ情報を汎用端末装置Hに送信するとともに、掲示板の特定情報を受信する。この掲示板特定ページ情報は、現在掲示板データベース206cに登録されている掲示板テキストデータの機種名またはカテゴリーを表したページ情報である。
汎用端末装置Hにおいては、CPU131が、ステップC50にて、前記ステップS52の送信処理により送信された掲示板特定ページ情報を受信するとともに、掲示板の特定情報を送信する。具体的に説明すると、CPU131は、受信した掲示板特定ページ情報を表示器113に表示させるとともに、ユーザに対して、確認を希望する機種名またはカテゴリーを選択するように促す。ユーザは、キーボード161またはマウス161aを利用して、機種名またはカテゴリーを選択して決定する。このように機種名またはカテゴリーが決定されると、CPU131は、決定された機種名またはカテゴリーを表す特定情報をサーバコンピュータSCに送信する。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU201が、ステップS15にて、前記ステップS51にて特定したカテゴリーの掲示板テキストデータまたは前記ステップS52にて受信した特定情報に対応するカテゴリーの掲示板テキストデータを電子音楽装置M1、電子音楽装置M2または汎用端末装置Hに送信する。電子音楽装置M1、電子音楽装置M2または汎用端末装置Hにおいては、上記第1実施形態と同様にして、ステップM13またはステップC13にて、掲示板テキストデータを受信し、ステップM14またはステップC14にて掲示板テキストデータを表示する。このとき、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2においては、それぞれの表示器13,13’の表示機能に対応して、掲示板テキストデータが表示される。
以上の説明からも理解できるように、電子音楽装置M1,M2がサーバコンピュータSCから掲示板テキストデータを取得する場合においては、掲示板を特定する情報を入力することなく、極めて容易にサーバコンピュータSCにアクセスすることができ、掲示板テキストデータを受信することができる。また、サーバコンピュータSCは、アクセスした電子音楽装置M1または電子音楽装置M2の装置ID情報を取得することで、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2の機種を特定し、掲示板テキストデータを提供することができる。これによっても、ユーザは、掲示板テキストデータを取得するために、例えば、掲示板を特定する情報を入力する必要がない。このため、電子音楽装置M1,M2のように、別途入力手段(キーボードやマウスなど)を備えていなくても、極めて容易に掲示板テキストデータを取得することができる。なお、装置IDは、専用サイト以外の一般サイトにて取得されユーザ名などの個人情報と結び付けて蓄積されることを防ぐため、特定のドメイン(専用サイト)以外には送出しない。このため、SSL(Secure Socket Layer)などでの経路の安全が確認できない場合には、装置IDを送出しないなどの制限を加えることが好ましい。
さらに、上記第1実施形態および第2実施形態においては、本発明を演奏操作子としての鍵盤11を備えた電子楽器の形態を有する電子音楽装置M1,M2に適用した例について説明したが、本発明は、表示器を有するとともに外部との交信を可能とする電子楽器であれば、タッチプレート、押しボタン、弦などを演奏操作子として備えた種々の電子楽器の形態を有する電子音楽装置にも適用できるものである。また、演奏操作子を備えた電子楽器の形態を有していなくても、表示器を有することを条件に、楽音信号を発生させるとともに外部と交信して各種情報を取得する電子音楽装置のシーケンサ(自動演奏装置)、音源、ミキサー、エフェクタ、レコーダ、コンピュータ装置には、広く適用できる。
さらに、本発明に実施にあたっては、上記第1実施形態および第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形も可能である。
本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る電子音楽装置、汎用端末装置およびサーバコンピュータが接続されたネットワークを示す概略ブロック図である。 図1に示した本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る電子音楽装置および汎用端末装置の概略ブロック図である。 図2に示した電子音楽装置のROMの各種記憶エリアを示すマップである。 図1に示した本発明の第1実施形態および第2実施形態に係るサーバコンピュータの概略ブロック図である。 図2に示した電子音楽装置の表示器における表示画面の表示例を示す図である。 図2に示した電子音楽装置の表示器におけるコンテンツメニューの表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電子音楽装置および汎用端末装置とサーバコンピュータとの間の電子メールの取得の流れを説明するための概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電子メール送受信プログラムを示すフローチャートである。 図2に示した電子音楽装置の表示器における電子メールの表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子音楽装置および汎用端末装置とサーバコンピュータとの間の掲示板テキストデータの取得の流れを説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る掲示板テキストデータ送受信プログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
11…鍵盤、12…パネル操作子群、13,13’、113…表示器、31,131…CPU、33,133…ROM、34,134…RAM、35,135…外部記憶装置、41,141…音源回路、42,142…効果回路、51,151…インターフェース回路、201…CPU、203…ROM、204…RAM、205…外部記憶装置、206a…ユーザデータベース、206b…電子メールデータベース、206c…掲示板データベース、207…通信I/F、M1,M2…電子音楽装置、H…汎用端末装置、SC…サーバコンピュータ、NW…ネットワーク

Claims (4)

  1. ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子メールを提供するサーバコンピュータにおいて、
    前記外部の端末装置を識別するための識別情報と外部の端末装置のユーザを識別するためのユーザ情報とを関連付けて記憶する第1のデータベースと、
    前記ユーザ情報によって特定される前記外部の端末装置のユーザの電子メールを記憶する第2のデータベースと、
    前記外部の端末装置から識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて前記第1のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置のユーザを特定するユーザ特定手段と、
    前記ユーザ特定手段によって特定したユーザに基づいて前記第2のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置に提供する電子メールを抽出する電子メール抽出手段と、
    前記電子メール抽出手段によって抽出した電子メールを前記外部の端末装置に提供する電子メール提供手段と
    前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定する判定手段と、
    前記外部の端末装置に対して、前記ユーザ情報を要求する要求手段と、
    前記外部の端末装置から前記ユーザ情報を受信する第2の受信手段とを備え、
    前記判定手段によって前記識別情報を受信していないと判定すると、前記要求手段が前記外部の端末装置に対して前記ユーザ情報を要求し、前記第2の受信手段が受信したユーザ情報に基づいて、前記電子メール抽出手段が前記第2のデータベースを検索して前記外部の端末装置に提供する電子メールを抽出することを特徴とするサーバコンピュータ。
  2. ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子掲示板に登録された電子掲示板情報を提供するサーバコンピュータにおいて、
    前記外部の端末装置を識別するための識別情報と外部の端末装置の種類を特定するための種類情報とを関連付けて記憶する記憶する第1のデータベースと、
    前記種類情報によって特定される前記外部の端末装置の種類と関連付けられた複数カテゴリーからなる電子掲示板情報を記憶する第2のデータベースと、
    前記外部の端末装置から識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて前記第1のデータベースを検索するとともに、前記外部の端末装置の種類を特定する種類特定手段と、
    前記種類特定手段によって特定した種類に基づいて、前記第2のデータベースから前記特定した種類と関連付けられたカテゴリーの電子掲示板情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段によって抽出した電子掲示板情報を前記外部の端末装置に提供する情報提供手段と
    前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定する判定手段と、
    前記外部の端末装置に対して、前記機種情報または電子掲示板のカテゴリーを識別するためのカテゴリー情報を要求する要求手段と、
    前記外部の端末装置から前記機種情報または前記カテゴリー情報を受信する第2の受信手段とを備え、
    前記判定手段によって前記識別情報を受信していないと判定すると、前記要求手段が前記外部の端末装置に対して前記機種情報またはカテゴリー情報を要求し、前記第2の受信手段が受信した機種情報またはカテゴリー情報に基づいて、前記情報抽出手段が前記第2のデータベースから前記外部の端末装置に提供する電子掲示板情報を抽出することを特徴とするサーバコンピュータ。
  3. ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子メールを提供するサーバコンピュータに適用されて、
    前記外部の端末装置から同端末装置を識別するための識別情報を受信するステップと、
    前記受信した識別情報に基づいて、同識別情報と前記外部の端末装置のユーザを識別するためのユーザ情報とを互いに関連付けて記憶する第1のデータベースを検索し、前記外部の端末装置のユーザを特定するステップと、
    前記特定したユーザに基づいて、前記外部の端末装置のユーザに対応した電子メールを記憶する第2のデータベースを検索し、前記外部の端末装置に提供する電子メールを抽出するステップと、
    前記抽出した電子メールを前記外部の端末装置に提供するステップと
    前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定するステップと、
    前記識別情報を受信していないと判定すると、前記外部の端末装置に対して前記ユーザ情報を要求するステップと、
    前記ユーザ情報を受信するステップとを含むコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  4. ネットワークに接続されて、同ネットワークに接続した外部の端末装置に対して電子掲示板に登録された電子掲示板情報を提供するサーバコンピュータに適用されて、
    前記外部の端末装置から同端末装置を識別するための識別情報を受信するステップと、
    前記受信した識別情報に基づいて、同識別情報と前記外部の端末装置の種類を表す種類情報とを互いに関連付けて記憶する第1のデータベースを検索し、前記外部の端末装置の種類を特定するステップと、
    前記特定した種類に基づいて、前記外部の端末装置の種類と関連付けられた複数カテゴリーからなる電子掲示板情報を記憶する第2のデータベースから前記特定した種類と関連付けられたカテゴリーの電子掲示板情報を抽出するステップと、
    前記抽出した電子掲示板情報を前記外部の端末装置に提供するステップと
    前記外部の端末装置から前記識別情報を受信したか否かを判定するステップと、
    前記識別情報を受信していないと判定すると、前記外部の端末装置に対して前記機種情報または電子掲示板のカテゴリーを識別するためのカテゴリー情報を要求するステップと、
    前記機種情報またはカテゴリー情報を受信するステップとを含むコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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