JPH11203217A - 電子メールシステム、電子メール送受信方法および記憶媒体 - Google Patents

電子メールシステム、電子メール送受信方法および記憶媒体

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JPH11203217A
JPH11203217A JP10298329A JP29832998A JPH11203217A JP H11203217 A JPH11203217 A JP H11203217A JP 10298329 A JP10298329 A JP 10298329A JP 29832998 A JP29832998 A JP 29832998A JP H11203217 A JPH11203217 A JP H11203217A
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data
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JP10298329A
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Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質かつデータ量の少ない楽音や音声を電
子メールとともに送受信することが可能な電子メールシ
ステム、電子メール送受信方法および記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 MIDIデータからなる楽曲データを添
付した電子メールが送信端末から送信されると(ステッ
プS1)、サーバコンピュータは、このデータを記憶装
置に記憶し(ステップS2)、受信端末へメール着信が
あったことを通知し(ステップS3)、これを受けて、
受信端末はサーバコンピュータに受信メールを読みに行
き(ステップS4〜S7)、サーバコンピュータからデ
ータを受信すると(ステップS8)、受信データのうち
文字データと画像データが再生ボタンとともに表示装置
に表示され(ステップS9)、受信データのうちMID
Iデータが自動再生され発音される(ステップS10,
S11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールに楽音
制御情報を添付して送受信する電子メールシステム、電
子メール送受信方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールで楽音や音声を送受信
するには、その音声信号をデジタル変換して生成した音
声データそのものを添付ファイルとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子メールシステムでは、データ量が多い音声デー
タそのものを添付ファイルとしていたので、このような
ファイルが添付された電子メールを送受信するには時間
がかかり、特に、高速でないモデムを使用していたり、
通信回線が混雑していたりするときには、通信回線を占
有している時間が長時間に亘る場合もあった。
【0004】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、高品質かつデータ量の少ない楽音や音声を電子
メールとともに送受信することが可能な電子メールシス
テム、電子メール送受信方法および記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子メールシステムを構成する送信端末
は、通信回線を介して該通信回線に接続された受信端末
に電子メールを送信するものであって、楽音制御情報に
よって構成される楽曲データを前記電子メールに添付す
る添付手段と、該楽曲データが添付された電子メールを
前記受信端末に送信する送信手段とを有することを特徴
とする。
【0006】楽器制御情報とは、典型的にはMIDI
(Musical Instrument Digital Interface)データであ
るが、これに限るものではなく、もとの楽音や音声より
データ量が少なく、かつこれに基づいて目的の楽音や音
声を再現できるものであればどのようなものであっても
よい(以下、同様)。
【0007】さらに、特許請求の範囲で用いる「電子メ
ール」は、文字データのみでなく、文字データに画像・
映像データやデータ量の少ない音声データそのもの等を
付加したものをも意味している。
【0008】また、本発明の電子メールシステムを構成
する受信端末は、通信回線を介して該通信回線に接続さ
れた送信端末により送信された電子メールを受信するも
のであって、前記送信端末が送信した、楽音制御情報に
よって構成される楽曲データが添付された電子メールを
受信する受信手段と、該電子メールを開封する開封手段
と、該開封手段により電子メールが開封されたときに、
当該電子メールに添付された楽曲データを自動再生する
自動再生手段とを有することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の電子メールシステムを構
成する通信端末は、通信回線を介して、該通信回線に接
続された送信端末が送信する電子メールを受信するとと
もに、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛
先である受信端末に該受信した電子メールを転送する通
信端末であって、前記送信端末から楽音制御情報によっ
て構成される楽曲データが添付された前記電子メールを
受信する受信手段と、該受信された楽曲データが添付さ
れた電子メールを記憶する記憶手段と、前記送信手段か
らの前記電子メールを受信したときに、その受信を前記
受信端末に通知する通知手段と、該通知に対して前記受
信端末が当該電子メールを受け取る旨の要求をしたとき
に、前記記憶手段から当該電子メールおよびその添付さ
れた楽曲データを読み出して、前記受信端末に転送する
転送手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、さらに、本発明の電子メールシステ
ムを構成する通信端末は、通信回線を介して、該通信回
線に接続された送信端末が送信する電子メールを受信す
るとともに、前記通信回線に接続された、当該電子メー
ルの宛先である受信端末に該受信した電子メールを転送
する通信端末であって、前記送信端末が送信する電子メ
ールを装飾する複数種類の装飾データおよび該電子メー
ルに添付する、楽音制御情報によって構成される複数種
類の楽曲データを記憶する第1の記憶手段と、該第1の
記憶手段に記憶された各種データの組み合わせを前記送
信端末が選択指定できるように当該送信端末に提示する
提示手段と、前記送信端末が該選択指定されたデータの
組み合わせを電子メールとして前記受信端末に送信要求
したときに、該電子メールデータを前記第1の記憶手段
から読み出して記憶する第2の記憶手段と、前記送信端
末からの送信要求に応じて当該電子メールデータを前記
第2の記憶手段に記憶したときに、当該電子メールの着
信を前記受信端末に通知する通知手段と、該通知に対し
て前記受信端末が当該電子メールを受け取る旨の要求を
したときに、前記第2の記憶手段から当該電子メールデ
ータを読み出して、前記受信端末に転送する転送手段と
を有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の電子メ
ールシステムを構成する送信端末を制御する送信端末制
御方法は、通信回線を介して該通信回線に接続された受
信端末に電子メールを送信する送信端末を制御するもの
であって、楽音制御情報によって構成される楽曲データ
を前記電子メールに添付し、該楽曲データが添付された
電子メールを前記受信端末に送信することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の電子メールシステムを構成
する受信端末を制御する受信端末制御方法は、通信回線
を介して該通信回線に接続された送信端末により送信さ
れた電子メールを受信する受信端末を制御するものであ
って、前記送信端末が送信した、楽音制御情報によって
構成される楽曲データが添付された電子メールを受信
し、該電子メールを開封し、前記電子メールが開封され
たときに、当該電子メールに添付された楽曲データを自
動再生することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の電子メールシステムを構
成する通信端末を制御する通信端末制御方法は、通信回
線を介して、該通信回線に接続された送信端末が送信す
る電子メールを受信するとともに、前記通信回線に接続
された、当該電子メールの宛先である受信端末に該受信
した電子メールを転送する通信端末を制御する通信端末
制御方法であって、前記送信端末から楽音制御情報によ
って構成される楽曲データが添付された前記電子メール
を受信し、該受信された楽曲データが添付された電子メ
ールを記憶手段に記憶し、前記送信手段からの前記電子
メールを受信したときに、その受信を前記受信端末に通
知し、該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを
受け取る旨の要求をしたときに、前記記憶手段から当該
電子メールおよびその添付された楽曲データを読み出し
て、前記受信端末に転送することを特徴とする。
【0014】また、さらに、本発明の電子メールシステ
ムを構成する通信端末を制御する通信端末制御方法は、
通信回線を介して、該通信回線に接続された送信端末が
送信する電子メールを受信するとともに、前記通信回線
に接続された、当該電子メールの宛先である受信端末に
該受信した電子メールを転送する通信端末を制御する送
信端末制御方法であって、前記送信端末が送信する電子
メールを装飾する複数種類の装飾データおよび該電子メ
ールに添付する、楽音制御情報によって構成される複数
種類の楽曲データを第1の記憶手段に記憶し、該第1の
記憶手段に記憶された各種データの組み合わせを前記送
信端末が選択指定できるように当該送信端末に提示し、
前記送信端末が該選択指定されたデータの組み合わせを
電子メールとして前記受信端末に送信要求したときに、
該電子メールデータを前記第1の記憶手段から読み出し
て第2の記憶手段に記憶し、前記送信端末からの送信要
求に応じて当該電子メールデータを前記第2の記憶手段
に記憶したときに、当該電子メールの着信を前記受信端
末に通知し、該通知に対して前記受信端末が当該電子メ
ールを受け取る旨の要求をしたときに、前記第2の記憶
手段から当該電子メールデータを読み出して、前記受信
端末に転送することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の電子メ
ールシステムを構成する送信端末を制御する送信端末制
御モジュールを含む記憶媒体は、通信回線を介して該通
信回線に接続された受信端末に電子メールを送信する送
信端末を制御する送信端末制御モジュールであって、楽
音制御情報によって構成される楽曲データを前記電子メ
ールに添付するモジュールと、該楽曲データが添付され
た電子メールを前記受信端末に送信するモジュールとを
含むことを特徴とする。
【0016】また、本発明の電子メールシステムを構成
する受信端末を制御する受信端末制御モジュールを含む
記憶媒体は、通信回線を介して該通信回線に接続された
送信端末により送信された電子メールを受信する受信端
末を制御する受信端末制御モジュールであって、前記送
信端末が送信した、楽音制御情報によって構成される楽
曲データが添付された電子メールを受信するモジュール
と、該電子メールを開封するモジュールと、前記電子メ
ールが開封されたときに、当該電子メールに添付された
楽曲データを自動再生するモジュールとを含むことを特
徴とする。
【0017】さらに、本発明の電子メールシステムを構
成する通信端末を制御する通信端末制御モジュールを含
む記憶媒体は、通信回線を介して、該通信回線に接続さ
れた送信端末が送信する電子メールを受信するととも
に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
端末を制御する通信端末制御モジュールであって、前記
送信端末から楽音制御情報によって構成される楽曲デー
タが添付された前記電子メールを受信するモジュール
と、該受信された楽曲データが添付された電子メールを
記憶手段に記憶するモジュールと、前記送信手段からの
前記電子メールを受信したときに、その受信を前記受信
端末に通知するモジュールと、該通知に対して前記受信
端末が当該電子メールを受け取る旨の要求をしたとき
に、前記記憶手段から当該電子メールおよびその添付さ
れた楽曲データを読み出して、前記受信端末に転送する
モジュールとを含むことを特徴とする。
【0018】また、さらに、本発明の電子メールシステ
ムを構成する通信端末を制御する通信端末制御モジュー
ルを含む記憶媒体は、通信回線を介して、該通信回線に
接続された送信端末が送信する電子メールを受信すると
ともに、前記通信回線に接続された、当該電子メールの
宛先である受信端末に該受信した電子メールを転送する
通信端末を制御する送信端末制御モジュールであって、
前記送信端末が送信する電子メールを装飾する複数種類
の装飾データおよび該電子メールに添付する、楽音制御
情報によって構成される複数種類の楽曲データを第1の
記憶手段に記憶するモジュールと、該第1の記憶手段に
記憶された各種データの組み合わせを前記送信端末が選
択指定できるように当該送信端末に提示するモジュール
と、前記送信端末が該選択指定されたデータの組み合わ
せを電子メールとして前記受信端末に送信要求したとき
に、該電子メールデータを前記第1の記憶手段から読み
出して第2の記憶手段に記憶するモジュールと、前記送
信端末からの送信要求に応じて当該電子メールデータを
前記第2の記憶手段に記憶したときに、当該電子メール
の着信を前記受信端末に通知するモジュールと、該通知
に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取る旨の
要求をしたときに、前記第2の記憶手段から当該電子メ
ールデータを読み出して、前記受信端末に転送するモジ
ュールとを含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】本発明の第1の実施の形態の電子メールシ
ステムは、電子メールを送信する送信端末と、この送信
された電子メールを記憶装置に蓄えるとともに、この蓄
えられた電子メールをその送信先に配信するサーバコン
ピュータと、この配信された電子メールを受信する受信
端末とにより構成され、各構成装置は、たとえばパーソ
ナルコンピュータやワークステーション等の汎用コンピ
ュータによってそれぞれ構成されている。もちろん、送
信端末と受信端末とは、その機能が固定的に決まってい
るものではなく、たとえば、受信端末であっても電子メ
ールを送信でき、このときには送信端末になる。
【0021】図1は、本実施の形態の電子メールシステ
ムを構成する送信端末、すなわち汎用コンピュータの概
略構成を示すブロック図である。
【0022】同図に示すように、本実施の形態の送信端
末は、主に文字情報を入力するためのキーボード1と、
ポインティングデバイスであるマウス2と、キーボード
1の各キーの操作状態を検出するキー操作検出回路3
と、マウス2の操作状態を検出するマウス操作検出回路
4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が
実行する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶する
ROM6と、演奏データ、各種入力情報および演算結果
等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理に
おける割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各
種情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプレイ
(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディス
プレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示
装置9と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)2
0をドライブするフロッピディスクドライブ(FDD)
10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーショ
ンプログラムや各種データ等を記憶するハードディスク
(図示せず)をドライブするハードディスクドライブ
(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種アプ
リケーションプログラムや各種データ等を記憶するコン
パクトディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−RO
M)21をドライブするCD−ROMドライブ(CD−
ROMD)12と、外部からのMIDI信号を入力した
り、MIDI信号として外部に出力したりするMIDI
インターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク
101を介して、たとえばサーバコンピュータ102や
他のクライアントコンピュータ(本実施の形態では受信
端末)103とデータの送受信を行う通信インターフェ
ース(I/F)14と、MIDII/F13や通信I/
F14を介して入力された演奏データや予め設定された
演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路15と、該
音源回路15からの楽音信号に各種効果を付与するため
の効果回路16と、該効果回路16からの楽音信号を音
響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog
Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム
17とにより構成されている。
【0023】上記構成要素3〜16は、バス18を介し
て相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、
MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続
され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接
続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効
果回路16にはサウンドシステム17が接続されてい
る。
【0024】HDD11のハードディスクには、前述の
ように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶で
き、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合
には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させ
ておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM
6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU5にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0025】CD−ROMドライブ12のCD−ROM
21から読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD11内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドラ
イブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディス
ク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するた
めの装置を設けるようにしてもよい。
【0026】通信I/F14は、上述のように、たとえ
ばLAN(Local Area Network)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102や他のクライアントコンピュータ103に接続
される。HDD11内のハードディスクに上記各プログ
ラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通
信I/F14は、サーバコンピュータ102からプログ
ラムやパラメータをダウンロードするために用いられ
る。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態で
は、送信端末および受信端末)は、通信I/F14およ
び通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ
102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要
求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102
は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラ
メータを、通信ネットワーク101を介してコンピュー
タへと配信し、コンピュータが通信I/F14を介し
て、これらプログラムやパラメータを受信してHDD1
1内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロ
ードが完了する。
【0027】この他、外部コンピュータ等との間で直接
データのやりとりを行うためのインターフェースを備え
てもよい。
【0028】なお、本実施の形態では、サーバコンピュ
ータ102は1台のみとし、この1台のサーバコンピュ
ータ102に送信端末および受信端末が接続されている
が、これに限らず、複数台あってもよい。たとえば、サ
ーバコンピュータを2台とすると、一方に送信端末を接
続し、もう一方に受信端末を接続し、各サーバコンピュ
ータをネットワークで接続するという構成をとることが
できる。もちろん、この構成に限定されるものではな
い。
【0029】本実施の形態の電子メールシステムを構成
する他の構成装置、すなわちサーバコンピュータおよび
受信端末は、上述したように、汎用コンピュータによっ
て構成されているため、そのハードウェア構成は、上述
した送信端末とほぼ同様の構成である。もちろん、各構
成装置間で、その構成を異ならせるようにしてもよい。
たとえば、サーバコンピュータ102は、本実施の形態
では、電子メールデータを受信して記憶装置に記憶する
とともに、その電子メールデータを相手先に配信するこ
とを主要な機能としており、楽音を発音する副次的な機
能を有する構成要素、すなわち音源回路15,効果回路
16およびサウンドシステム17を省略することができ
る。また、サーバコンピュータ102に、上記HDD1
0およびCD−ROMドライブ12が設けられていると
きには、クライアントコンピュータである送信端末およ
び受信端末は、これらHDD10およびCD−ROMド
ライブ12を共有することができるので、送信端末およ
び受信端末側には、HDD10およびCD−ROMドラ
イブ12を設けないようにすることもできる。
【0030】以上のように構成された電子メールシステ
ムを構成する各構成装置、すなわち送信端末、サーバコ
ンピュータ102および受信端末が実行する制御処理
を、以下、図2を参照して説明する。
【0031】同図において、たとえばユーザの指示に応
じて送信端末が、電子メールに楽音制御情報(この楽音
制御情報は、典型的には、MIDIデータであるため、
以下、MIDIデータに限定して説明する)からなる楽
曲データ(この楽曲データはユーザ自身が用意したもの
であり、この楽曲データも、混同の恐れのないときに
は、以下「MIDIデータ」という)を添付して受信端
末宛、すなわち受信端末が属するサーバコンピュータ1
02の当該アドレスに対して送信する(ステップS
1)。ここで、本実施の形態では、電子メールは、文字
データ(テキストデータ)のみから構成されるものでは
なく、文字データに加えて画像データによっても構成さ
れている。このように、電子メールを文字データおよび
画像データによって構成するには、電子メールを、たと
えばHTML(HyperText Make-up Language)で記述
し、このHTMLで記述された電子メールを送るように
すればよい。このようなシステムは周知である。なお、
小容量の音声データ(この音声データは、MIDIデー
タではなく、音声そのものをデジタル化したものであ
る)を、電子メールに添付することもできる。以下、楽
曲データや音声データが添付された電子メールを電子メ
ールデータという。
【0032】次に、サーバコンピュータ102は、送信
端末からの電子メールデータを記憶装置(たとえばHD
D11内のハードディスク)内に設けられた、相手先の
メールボックスに記憶する(ステップS2)とともに、
受信端末に対してメールの着信があったことを通知する
(ステップS3)。
【0033】これを受けて、受信端末は、サーバコンピ
ュータ102からのメール着信の通知を認識し(ステッ
プS4)、上記サーバコンピュータ102の記憶装置に
格納されている送信者からの電子メールデータを受信端
末側にダウンロードするよう要求するコマンドをサーバ
コンピュータ102に送信する、すなわち受信メールを
読みに行く(ステップS5)。
【0034】サーバコンピュータ102は、この受信端
末からの要求を認識し(ステップS6)、要求に係る電
子メールデータを受信端末にダウンロードする(ステッ
プS7)。
【0035】受信端末は、この電子メールデータを受信
し(ステップS8)、この電子メールデータのうち文字
データと画像データを表示装置9に、再生ボタンととも
に表示し(ステップS9)、この電子メールデータのう
ちMIDIデータを自動的に再生し、音源回路15に送
信する(ステップS10)。音源回路15は、この再生
データに基づいて楽音信号を生成して効果回路16に送
出し、効果回路16では、生成された楽音信号に各種効
果が付与され、サウンドシステム17を介して発音され
る(ステップS11)。
【0036】このように、本実施の形態では、受信端末
が電子メールデータを読みに行くと、その電子メールデ
ータのうち文字データおよび画像データを表示装置9に
表示すると同時にMIDIデータの再生を行うようにし
ている。これにより、MIDIデータを改めて再生する
という処理、すなわち、添付ファイルであるMIDIデ
ータの開封およびこの開封されたMIDIデータを再生
するアプリケーションの起動の各処理を行うことなく、
直ちに楽音や音声を再生することができ、ユーザの手間
が省け操作性を向上させることができる。
【0037】図3は、前記ステップS9で表示される電
子メールデータおよび再生ボタンの一例を示す図であ
り、バースディカードに相当する電子メールを表示した
表示例を示している。
【0038】同図において、「元気でやっていますか
?」という部分91が、ユーザによって入力された文字
データに基づいて表示されたものであり、“Happy birt
hday"という文字が入った部分92が、ユーザによって
作成された画像データに基づいて表示されたものであ
る。また、再生ボタン93は、受信したMIDIデータ
の再生状態を制御するためのものであり、その再生を開
始する再生開始ボタン93aと、その再生を停止させる
停止ボタン93bと、早送りする早送りボタン93c
と、巻き戻しする巻き戻しボタン93dとによって構成
されている。
【0039】本実施の形態では、上述のように、電子メ
ールデータを表示装置9に表示させると同時に、MID
Iデータの再生が開始するように構成されているので、
ユーザが、たとえばマウス2を操作して、再生ボタン9
3のうちいずれかのボタン93a〜93dを押すことに
より、この再生状態を思い通りに制御することができ
る。
【0040】このように、本実施の形態では、電子メー
ルに、データ量の少ないMIDIデータからなる楽曲デ
ータを添付するようにしたので、高品質かつデータ量の
少ない楽音や音声を電子メールとともに送受信すること
ができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態の電子メ
ールシステムを説明する。本実施の形態の電子メールシ
ステムは、上記第1の実施の形態の電子メールシステム
に対して、電子メールシステムを構成する各構成装置の
制御処理が異なるのみであるので、その制御処理のみを
説明し、各構成装置のハードウェア構成の説明は省略す
る。
【0042】図4は、本実施の形態の電子メールシステ
ムを構成する各構成装置、すなわち送信端末、サーバコ
ンピュータ102および受信端末が実行する制御処理の
手順を示すフローチャートである。
【0043】同図において、たとえばユーザの指示に応
じて送信端末が、この送信端末が接続されているサーバ
コンピュータ(以下、「接続サーバ」という)に電子メ
ールの配信要求を送信する(ステップS21)と、接続
サーバは、送信端末からのメール配信要求を受信して
(ステップS22)、この接続サーバの記憶装置(たと
えば前記HDD11内のハードディスク)に格納されて
いる電子メールデータのサンプル、たとえば画像データ
(縮小画像)、および各MIDIデータの楽曲名を示す
データを送信端末側に送信して、送信端末側の表示装置
9に表示させるとともに、メッセージ記入欄も表示させ
る(ステップS23)。
【0044】図5は、送信端末側の表示装置9に表示さ
れる電子メールデータのサンプルの一例を示す図であ
り、同図の例では、画像データの縮小画像およびMID
Iデータの楽曲名が複数個表示されるとともに、メッセ
ージ記入欄(この記入欄には、既にユーザによって、
「元気にやっていますか?」というメッセージが記入さ
れている)95も表示されている。
【0045】図4に戻り、図5のように表示された複数
の縮小画像および曲名から、ユーザが配信したい画像デ
ータおよびMIDIデータを選択するとともに、メッセ
ージ記入欄95にメッセージを記入し(ステップS2
4)、メッセージ記入欄内に設けられた送信ボタン96
(図5参照)を押すと、送信端末は、接続サーバに対し
て、この内容の電子メールデータを相手先に配信するよ
うに要求する(ステップS25)。
【0046】これを受けて、接続サーバは、記憶装置内
に設けられた、相手先のメールボックスに要求された電
子メールデータ(文字データ、画像データおよびMID
Iデータ)を記憶する(ステップS26)。これ以降の
処理、すなわちステップS27〜S35の処理は、前記
第1の実施の形態のステップS3〜S11の処理と同様
であるので、その説明を省略する。
【0047】このように、本実施の形態では、前記第1
の実施の形態と同様に、電子メールに、データ量の少な
いMIDIデータからなる楽曲データを添付するように
するとともに、接続サーバから電子メールデータのサン
プルを取得するようにしたので、前記第1の実施の形態
と同様の効果に加えて、ユーザ自ら電子メールデータ、
特に楽曲データを用意することなく電子メールデータを
相手に送ることができる。
【0048】なお、上述した各実施の形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、
システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置
のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムを読出し実行することによって
も、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0049】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。
【0050】プログラムを供給するための記憶媒体とし
ては、たとえば、前記HDD11のハードディスク、C
D−ROM21,MO,MD,フロッピーディスク2
0、CD−R(CD- Recordable)、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク10
1を介してサーバコンピュータ102からプログラムが
供給されるようにしてもよい。
【0051】また、コンピュータが読出したプログラム
を実行することにより、上述した各実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云
うまでもない。
【0052】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その
機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5な
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含
まれることは云うまでもない。 なお、上記各実施の形
態において、送信端末や受信端末は、図1に示されるよ
うに、楽曲データに基づいて楽音を合成し、発音するた
めに音源回路15、効果回路16を利用しているが、こ
れに代えて、CPUが楽音発生プログラムのようなプロ
グラムを実行することにより実現されるソフトウェアに
よる楽音合成手段、効果付与手段を利用してもよい。
【0053】また、上記各実施の形態では、電子メール
に、MIDIデータからなる楽曲データを添付して送受
信させているが、たとえば、受信端末側に、指定した音
色データ(波形データ、楽音パラメータ等)が記憶され
ていない場合もあるので、そのような音色データを添付
して送信してもよい。さらに、受信端末が指定する音色
の楽音を発生するための楽音発生プログラムを有してい
ない場合に備えて、そのプログラムを添付して送信して
もよい。それらの場合には、受信端末は、必要に応じ
て、上記音色データ、プログラムを利用する。不必要な
場合には、受け取らないようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、5およ
び9記載の発明に依れば、楽音制御情報によって構成さ
れる楽曲データが電子メールに添付されて受信端末に送
信されるので、高品質かつ容量少ない楽音や音声を電子
メールとともに送受信することが可能となる効果を奏す
る。
【0055】また、請求項2、6および10記載の発明
に依れば、送信端末が送信した、楽音制御情報によって
構成される楽曲データが添付された電子メールが受信さ
れ、該電子メールが開封されたときに、当該電子メール
に添付された楽曲データが自動再生されるので、電子メ
ールを開封するとともに、添付された楽曲データを開封
し、この開封された楽曲データを再生するアプリケーシ
ョンを起動するという手間を省くことができる。
【0056】さらに、請求項3、7および11記載の発
明に依れば、楽音制御情報によって構成される楽曲デー
タが添付された電子メールを送信端末から受信して、受
信端末に転送するので、送信端末が受信端末に直接楽曲
データの添付された電子メールを配信する必要がなくな
り、送信端末の機能を簡単化するとともに、楽音制御情
報によって構成される楽曲データが電子メールに添付さ
れて受信端末に送信されるので、高品質かつ容量少ない
楽音や音声を電子メールとともに送受信することが可能
となる。
【0057】また、さらに、請求項4、8および12記
載の発明に依れば、第1の記憶手段に記憶された複数種
類の装飾データおよび楽曲データの組み合わせが選択指
定できるように送信端末側に提示され、該送信端末のユ
ーザによってその組み合わせが選択指定されると、当該
電子メールデータを受信端末に配信するので、電子メー
ルデータを最初から用意する必要がなくなり、送信端末
のユーザの手間を省くことができるとともに、楽音制御
情報によって構成される楽曲データが電子メールに添付
されて受信端末に送信されるので、高品質かつ容量少な
い楽音や音声を電子メールとともに送受信することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る電子メールシステムを
構成する送信端末の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る電子メールシステムを
構成する送信端末、サーバコンピュータおよび受信端末
が実行する制御処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】図2のステップS9で表示される電子メールデ
ータおよび再生ボタンの一例を示す図である。
【図4】第2の実施の形態に係る電子メールシステムを
構成する送信端末、サーバコンピュータおよび受信端末
が実行する制御処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】送信端末側の表示装置9に表示される電子メー
ルデータのサンプルの一例を示す図である。
【符号の説明】
5 CPU(添付手段、送信手段、受信手段、開封手
段、自動再生手段) 14 通信I/F(送信手段、受信手段) 102 サーバコンピュータ(通信端末) 103 他のクライアントコンピュータ(受信端末)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して該通信回線に接続され
    た受信端末に電子メールを送信する送信端末であって、 楽音制御情報によって構成される楽曲データを前記電子
    メールに添付する添付手段と、 該楽曲データが添付された電子メールを前記受信端末に
    送信する送信手段とを有することを特徴とする送信端
    末。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して該通信回線に接続され
    た送信端末により送信された電子メールを受信する受信
    端末であって、 前記送信端末が送信した、楽音制御情報によって構成さ
    れる楽曲データが添付された電子メールを受信する受信
    手段と、 該電子メールを開封する開封手段と、 該開封手段により電子メールが開封されたときに、当該
    電子メールに添付された楽曲データを自動再生する自動
    再生手段とを有することを特徴とする受信端末。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して、該通信回線に接続さ
    れた送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末であって、 前記送信端末から楽音制御情報によって構成される楽曲
    データが添付された前記電子メールを受信する受信手段
    と、 該受信された楽曲データが添付された電子メールを記憶
    する記憶手段と、 前記送信手段からの前記電子メールを受信したときに、
    その受信を前記受信端末に通知する通知手段と、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記記憶手段から当該電子メ
    ールおよびその添付された楽曲データを読み出して、前
    記受信端末に転送する転送手段とを有することを特徴と
    する送信端末。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して、該通信回線に接続さ
    れた送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末であって、 前記送信端末が送信する電子メールを装飾する複数種類
    の装飾データおよび該電子メールに添付する、楽音制御
    情報によって構成される複数種類の楽曲データを記憶す
    る第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された各種データの組み合わせ
    を前記送信端末が選択指定できるように当該送信端末に
    提示する提示手段と、 前記送信端末が該選択指定されたデータの組み合わせを
    電子メールとして前記受信端末に送信要求したときに、
    該電子メールデータを前記第1の記憶手段から読み出し
    て記憶する第2の記憶手段と、 前記送信端末からの送信要求に応じて当該電子メールデ
    ータを前記第2の記憶手段に記憶したときに、当該電子
    メールの着信を前記受信端末に通知する通知手段と、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記第2の記憶手段から当該
    電子メールデータを読み出して、前記受信端末に転送す
    る転送手段とを有することを特徴とする送信端末。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して該通信回線に接続され
    た受信端末に電子メールを送信する送信端末を制御する
    送信端末制御方法であって、 楽音制御情報によって構成される楽曲データを前記電子
    メールに添付し、 該楽曲データが添付された電子メールを前記受信端末に
    送信することを特徴とする送信端末制御方法。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して該通信回線に接続され
    た送信端末により送信された電子メールを受信する受信
    端末を制御する受信端末制御方法であって、 前記送信端末が送信した、楽音制御情報によって構成さ
    れる楽曲データが添付された電子メールを受信し、 該電子メールを開封し、 前記電子メールが開封されたときに、当該電子メールに
    添付された楽曲データを自動再生することを特徴とする
    受信端末制御方法。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して、該通信回線に接続さ
    れた送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末を制御する通信端末制御方法であって、 前記送信端末から楽音制御情報によって構成される楽曲
    データが添付された前記電子メールを受信し、 該受信された楽曲データが添付された電子メールを記憶
    手段に記憶し、 前記送信手段からの前記電子メールを受信したときに、
    その受信を前記受信端末に通知し、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記記憶手段から当該電子メ
    ールおよびその添付された楽曲データを読み出して、前
    記受信端末に転送することを特徴とする送信端末制御方
    法。
  8. 【請求項8】 通信回線を介して、該通信回線に接続さ
    れた送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末を制御する送信端末制御方法であって、 前記送信端末が送信する電子メールを装飾する複数種類
    の装飾データおよび該電子メールに添付する、楽音制御
    情報によって構成される複数種類の楽曲データを第1の
    記憶手段に記憶し、 該第1の記憶手段に記憶された各種データの組み合わせ
    を前記送信端末が選択指定できるように当該送信端末に
    提示し、 前記送信端末が該選択指定されたデータの組み合わせを
    電子メールとして前記受信端末に送信要求したときに、
    該電子メールデータを前記第1の記憶手段から読み出し
    て第2の記憶手段に記憶し、 前記送信端末からの送信要求に応じて当該電子メールデ
    ータを前記第2の記憶手段に記憶したときに、当該電子
    メールの着信を前記受信端末に通知し、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記第2の記憶手段から当該
    電子メールデータを読み出して、前記受信端末に転送す
    ることを特徴とする送信端末制御方法。
  9. 【請求項9】 通信回線を介して該通信回線に接続され
    た受信端末に電子メールを送信する送信端末を制御する
    送信端末制御モジュールであって、 楽音制御情報によって構成される楽曲データを前記電子
    メールに添付するモジュールと、 該楽曲データが添付された電子メールを前記受信端末に
    送信するモジュールとを含む、コンピュータが実現でき
    るプログラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 通信回線を介して該通信回線に接続さ
    れた送信端末により送信された電子メールを受信する受
    信端末を制御する受信端末制御モジュールであって、 前記送信端末が送信した、楽音制御情報によって構成さ
    れる楽曲データが添付された電子メールを受信するモジ
    ュールと、 該電子メールを開封するモジュールと、 前記電子メールが開封されたときに、当該電子メールに
    添付された楽曲データを自動再生するモジュールとを含
    む、コンピュータが実現できるプログラムを格納した記
    憶媒体。
  11. 【請求項11】 通信回線を介して、該通信回線に接続
    された送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末を制御する通信端末制御モジュールであって、 前記送信端末から楽音制御情報によって構成される楽曲
    データが添付された前記電子メールを受信するモジュー
    ルと、 該受信された楽曲データが添付された電子メールを記憶
    手段に記憶するモジュールと、 前記送信手段からの前記電子メールを受信したときに、
    その受信を前記受信端末に通知するモジュールと、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記記憶手段から当該電子メ
    ールおよびその添付された楽曲データを読み出して、前
    記受信端末に転送するモジュールとを含む、コンピュー
    タが実現できるプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 通信回線を介して、該通信回線に接続
    された送信端末が送信する電子メールを受信するととも
    に、前記通信回線に接続された、当該電子メールの宛先
    である受信端末に該受信した電子メールを転送する通信
    端末を制御する送信端末制御モジュールであって、 前記送信端末が送信する電子メールを装飾する複数種類
    の装飾データおよび該電子メールに添付する、楽音制御
    情報によって構成される複数種類の楽曲データを第1の
    記憶手段に記憶するモジュールと、 該第1の記憶手段
    に記憶された各種データの組み合わせを前記送信端末が
    選択指定できるように当該送信端末に提示するモジュー
    ルと、 前記送信端末が該選択指定されたデータの組み合わせを
    電子メールとして前記受信端末に送信要求したときに、
    該電子メールデータを前記第1の記憶手段から読み出し
    て第2の記憶手段に記憶するモジュールと、 前記送信端末からの送信要求に応じて当該電子メールデ
    ータを前記第2の記憶手段に記憶したときに、当該電子
    メールの着信を前記受信端末に通知するモジュールと、 該通知に対して前記受信端末が当該電子メールを受け取
    る旨の要求をしたときに、前記第2の記憶手段から当該
    電子メールデータを読み出して、前記受信端末に転送す
    るモジュールとを含む、コンピュータが実現できるプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
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