JPH11161465A - 情報処理装置、情報処理システムおよびその方法、ならびに情報媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよびその方法、ならびに情報媒体

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JPH11161465A
JPH11161465A JP9326352A JP32635297A JPH11161465A JP H11161465 A JPH11161465 A JP H11161465A JP 9326352 A JP9326352 A JP 9326352A JP 32635297 A JP32635297 A JP 32635297A JP H11161465 A JPH11161465 A JP H11161465A
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道昭 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームページを作成する際に、WWWサーバ
側あるいはWWWクライアント側に既に用意された音声
データ以外の音声データを用いることができるようにす
る。 【解決手段】 WWWサーバに置かれているHTMLフ
ァイルがクライアントのWWWブラウザに読み込まれ
る。クライアント側で、例えばユーザにより作成された
音声データが選択され、サーバに対して転送される。次
に、サーバ側に予め用意された音声データが、クライア
ント側から選択される。選択された音声データと、クラ
イアントから転送された音声データとが合成される。合
成された音声データは、サーバにおいて固有のURLを
与えられて保存される。サーバでは、合成音声データの
URLが記述されたHTMLファイルを自動的に生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
におけるWWW(World Wide Web)サーバとWWWクライ
アントとの間で音声データの合成を行い、新たな音声デ
ータを自動的に生成するようにされた情報処理装置、情
報処理システムおよびその方法、ならびに情報媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、HTML(Hyper-Text Markup Lan
guage)によって記述されたHTMLファイルをWWWサ
ーバ上に置き、これをインターネットに向けて公開す
る、ホームページ(Webページ)が普及している。こ
のホームページは、比較的平易な言語であるHTMLに
よって記述されるため、個人による情報発信の手段とし
て盛んに利用されている。
【0003】このホームページのような、HTMLファ
イルを閲覧するためには、一般的に、WWWブラウザと
称されるアプリケーションが用いられる。WWWブラウ
ザは、例えば入力されたURL(Uniform Resource Loca
tors) の記述に従い、指定されたファイルを読み込む。
URLとしてインターネット上のアドレスが記述されて
いれば、インターネット上でそのファイルが検索され、
読み込まれる。同様に、URLとしてローカルな記憶媒
体、例えばこのWWWブラウザが稼働しているパーソナ
ルコンピュータのハードディスクを指定することも可能
である。
【0004】WWブラウザに読み込まれたファイルがH
TML形式のファイルであれば、ファイルの記述に従い
WWWブラウザ上に表示がなされる。読み込んだHTM
Lファイルに画像データを読み込む指定があれば、自動
的に画像データの読み込みがなされ、ブラウザ上に表示
される。同様に、音声データの読み込みの指示があれ
ば、自動的に音声データの読み込みがなされ、音声デー
タの再生が行われる。
【0005】WWWブラウザは、HTML形式とは異な
る、他のファイルも読み込むことができる。例えば、U
RLの記述に従い読み込まれたファイルが画像データで
あれば、WWWブラウザに対して直接的に画像データの
表示がなされ、音声データが読み込まれれば、音声デー
タの再生がなされる。
【0006】また、所定の記述がなされたHTMLファ
イルをWWWブラウザに読み込まれることで、ユーザ
の、WWWブラウザに対する様々なコントロールが実現
される。例えば、HTMLファイルの記述に基づき、W
WWブラウザ上に、所定のコントロールに対応したボタ
ンなどの操作部を適宜、配置することができる。コント
ロールを工夫して設定することにより、WWWブラウザ
に対する、ユーザによるインタラクティブな操作が実現
できる。例えば、このように配置されたボタンを操作す
ることによって、画像ファイルの表示や音声ファイルの
再生を、ユーザが制御するようにできる。
【0007】一方、ホームページを自動生成するサービ
スが提案されている。このサービスは、例えば、サービ
スを行うようにされたWWWサーバ上に、予め、ホーム
ページの作成に用いられる素材が幾種類か用意される。
この素材の一例としては、ホームページに表示させる画
像ファイルや、HTMLで記述されレイアウトなどが設
定されたホームページのテンプレートファイルなどがあ
る。また、このWWWサーバ上には、ホームページの自
動生成サービスの指示を行うためのホームページが置か
れる。この自動生成サービスのホームページは、これら
の素材を選択するようにされている。
【0008】ホームページの自動生成を行いたいユーザ
は、WWWブラウザが搭載された情報機器、例えばパー
ソナルコンピュータをWWWクライアントとして用い、
インターネットを介してこのWWWサーバにアクセスす
る。WWWサーバでは、アクセスがあったユーザの認証
を行い、ホームページ自動生成サービスを利用できるよ
うに登録されたユーザであれば、アクセスを許可する。
このようにして自動生成サービスのホームページのUR
Lが指定され、これがユーザのWWWブラウザに表示さ
れる。ユーザは、WWWブラウザに表示されたこの自動
生成サービスのホームページ上で、希望するレイアウ
ト、自動生成されるホームページに表示される画像ファ
イルなどを選択する。また、必要に応じて、ユーザは、
WWWブラウザ上で、ホームページに表示させるための
テキストデータの入力を行う。
【0009】選択および入力された内容は、WWWクラ
イアントから、自動生成サービスを行うWWWサーバに
転送される。転送先のWWWサーバにおいて、選択され
た内容や、入力されたテキストデータなどに基づき、H
TMLファイルが自動的に生成される。自動生成された
HTMLファイルは、例えば所定のWWWサーバに対し
て転送され、ユーザのホームページとして、インターネ
ットに向けて公開される。このように、このホームペー
ジ自動生成システムを利用することにより、ユーザは、
特にHTMLに関する知識が無くても、自分のホームペ
ージを持つことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホームペー
ジにレイアウトすることが可能なデータは、テキストデ
ータや画像データに限られず、音声データも扱うことが
できる。上述した従来のホームページ自動生成サービス
では、サービスを行うWWWサーバ上に、既にサンプル
となる音声データが幾つか用意されていた。ユーザは、
その中から所望の音声データを選択して、自動生成する
ホームページ上にレイアウトしていた。あるいは、WW
Wクライアント側で入手または作成した音声データを、
インターネットを介してWWWサーバに転送し、この音
声データをそのままホームページ上で使用していた。
【0011】このように、従来のシステムでは、ホーム
ページ上で音声データを扱おうとする場合、WWWサー
バ側に予め用意された音声データを使うか、あるいはW
WWクライアント側において用意した音声データをWW
Wサーバ側に転送して用いるかの、何れかの方法しか取
り得ないという問題点があった。
【0012】したがって、この発明の目的は、ホームペ
ージを作成する際に、WWWサーバ側あるいはWWWク
ライアント側に既に用意された音声データ以外の音声デ
ータを用いることができるようにされた情報処理装置、
情報処理システムおよびその方法、ならびに情報媒体を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、ネットワークに接続されたクライ
アント用の情報機器に対してサービスを提供するように
された情報処理装置において、クライアント用の情報機
器から転送された音声データに対して、クライアント用
の情報機器からの第1の指示に基づく音声修飾処理を施
す音声修飾処理手段と、音声修飾処理手段によって音声
修飾処理を施された音声データを格納する格納手段と、
クライアント用の情報機器から受け取った第2の指示に
基づき、格納手段に格納された音声データのURLを記
述したHTMLファイルを自動的に生成するHTMLフ
ァイル生成手段とを備えることを特徴とする情報処理装
置である。
【0014】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、WWWサーバを用いてネットワーク通信を行
うと共に、読み込んだHTMLファイルの記述に応じた
処理を行うようにされた情報処理装置において、音声デ
ータを格納する音声データ格納手段と、音声データ格納
手段に格納された音声データを選択し、選択された音声
データをWWWサーバへ転送する選択手段と、選択手段
によって選択されWWWサーバへ転送された音声データ
に対してWWWサーバ上で施される音声修飾処理を指示
する指示手段とを備えることを特徴とする情報処理装置
である。
【0015】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、WWWサーバを用い、ネットワークにより接
続されたクライアント用の情報機器との間でhttpに
よりデータの送受信を行う情報処理システムにおいて、
ネットワークに接続する接続手段と、クライアント用の
情報機器から転送された音声データに対して、クライア
ント用の情報機器からの第1の指示に基づく音声修飾処
理を施す音声修飾処理手段と、音声修飾処理手段によっ
て音声修飾処理を施された音声データを格納する第1の
格納手段と、クライアント用の情報機器から受け取った
第2の指示に基づき、第1の格納手段に格納された音声
データのURLを記述したHTMLファイルを自動的に
生成するHTMLファイル生成手段とを備えるWWWサ
ーバと、ネットワークを介してWWWサーバと通信する
通信手段と、音声データを格納する第2の格納手段と、
第2の格納手段に格納された音声データを選択し、選択
された音声データを、通信手段による通信でWWWサー
バへ転送する選択手段と、選択手段によって選択されW
WWサーバへ転送された音声データに対してWWWサー
バ上で施される音声修飾処理の選択を指示する第3の指
示手段とを備えるクライアント用の情報機器とを有する
ことを特徴とする情報処理システムである。
【0016】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、ネットワークに接続されたクライアント用の
情報機器に対してサービスを提供するようにされた情報
処理方法において、クライアント用の情報機器から転送
された音声データに対して、クライアント用の情報機器
からの第1の指示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾
処理のステップと、音声修飾処理のステップによって音
声修飾処理を施された音声データを格納する格納のステ
ップと、クライアント用の情報機器から受け取った第2
の指示に基づき、格納のステップで格納された音声デー
タのURLを記述したHTMLファイルを自動的に生成
するHTMLファイル生成のステップとを備えることを
特徴とする情報処理方法である。
【0017】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、WWWサーバを用いてネットワーク通信を行
うと共に、読み込んだHTMLファイルの記述に応じた
処理を行うようにされた情報処理方法において、音声デ
ータを格納する音声データ格納のステップと、音声デー
タ格納のステップに格納された音声データを選択し、選
択された音声データをWWWサーバへ転送する選択のス
テップと、選択のステップによって選択されWWWサー
バへ転送された音声データに対してWWWサーバ上で施
される音声修飾処理を指示する指示のステップとを備え
ることを特徴とする情報処理方法である。
【0018】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、WWWサーバを用い、ネットワークにより接
続されたクライアント用の情報機器との間でhttpに
よりデータの送受信を行う情報処理方法において、ネッ
トワークに接続する接続のステップと、クライアント用
の情報機器から転送された音声データに対して、クライ
アント用の情報機器からの第1の指示に基づく音声修飾
処理を施す音声修飾処理のステップと、音声修飾処理の
ステップによって音声修飾処理を施された音声データを
格納する第1の格納のステップと、クライアント用の情
報機器から受け取った第2の指示に基づき、第1の格納
ステップに格納された音声データのURLを記述したH
TMLファイルを自動的に生成するHTMLファイル生
成のステップとを備えるWWWサーバと、ネットワーク
を介してWWWサーバと通信する通信のステップと、音
声データを格納する第2の格納のステップと、第2の格
納のステップに格納された音声データを選択し、選択さ
れた音声データを、通信のステップによる通信でWWW
サーバへ転送する選択のステップと、選択のステップに
よって選択されWWWサーバへ転送された音声データに
対してWWWサーバ上で施される音声修飾処理を指示す
る第3の指示のステップとを備えるクライアント用の情
報機器とを有することを特徴とする情報処理方法であ
る。
【0019】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、コンピュータプログラムを提供する情報媒体
において、クライアント用の情報機器から転送された音
声データに対して、クライアント用の情報機器からの第
1の指示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理手段
と、音声修飾処理手段によって音声修飾処理を施された
音声データを格納する格納手段と、クライアント用の情
報機器から受け取った第2の指示に基づき、格納手段に
格納された音声データのURLを記述したHTMLファ
イルを自動的に生成するHTMLファイル生成手段とを
備え、ネットワークに接続されたクライアント用の情報
機器に対してサービスを提供するようにされた情報処理
装置を、対応する情報機器によって読み取り可能で且つ
実行可能なコンピュータプログラムとして提供する情報
媒体である。
【0020】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、コンピュータプログラムを提供する情報媒体
において、音声データを格納する音声データ格納手段
と、音声データ格納手段に格納された音声データを選択
し、選択された音声データをWWWサーバへ転送する選
択手段と、選択手段によって選択されWWWサーバへ転
送された音声データに対してWWWサーバ上で施される
音声修飾処理の選択を指示する指示手段とを備え、WW
Wサーバを用いてネットワーク通信を行うと共に、読み
込んだHTMLファイルの記述に応じた処理を行うよう
にされた情報処理装置を、対応する情報機器によって読
み取り可能で且つ実行可能なコンピュータプログラムと
して提供する情報媒体である。
【0021】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、コンピュータプログラムを提供する情報媒体
において、ネットワークに接続する接続手段と、クライ
アント用の情報機器から転送された音声データに対し
て、クライアント用の情報機器からの第1の指示に基づ
く音声修飾処理を施す音声修飾処理手段と、音声修飾処
理手段によって音声修飾処理を施された音声データを格
納する第1の格納手段と、クライアント用の情報機器か
ら受け取った第2の指示に基づき、第1の格納手段に格
納された音声データのURLを記述したHTMLファイ
ルを自動的に生成するHTMLファイル生成手段とを備
えるWWWサーバと、ネットワークを介してWWWサー
バと通信する通信手段と、音声データを格納する第2の
格納手段と、第2の格納手段に格納された音声データを
選択し、選択された音声データを、通信手段による通信
でWWWサーバへ転送する選択手段と、選択手段によっ
て選択されWWWサーバへ転送された音声データに対し
てWWWサーバ上で施される音声修飾処理を指示する第
3の指示手段とを備えるクライアント用の情報機器とを
有し、WWWサーバを用い、ネットワークにより接続さ
れたクライアント用の情報機器との間でhttpにより
データの送受信を行う情報処理システムを、対応する情
報機器によって読み取り可能で且つ実行可能なコンピュ
ータプログラムとして提供する情報媒体である。
【0022】上述したように、この発明は、WWWサー
バにおいて、転送された音声データに対して指示に基づ
き音声修飾処理が施され、処理された音声データが第1
の格納手段に対して格納され、URLを与えられる。ま
た、クライアント用の情報機器において、格納された音
声データがWWWサーバに対して転送され、WWWサー
バにおける音声修飾処理を選択するようにされている。
そのため、WWWサーバ上で、クライアント用の情報機
器側から転送された音声データに対して、選択された音
声修飾処理を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の第1の形
態を、図面を参照しながら説明する。この第1の形態で
は、ユーザ側のクライアントコンピュータが有する音声
データをWWWサーバに対して転送し、WWWサーバ側
で、転送された音声データとWWWサーバが有する音声
データとを合成して、新たな音声データを自動的に生成
する。
【0024】図1は、この発明を適用できる通信システ
ムの一例を概略的に示す。この例は、通信ネットワーク
としてインターネット1が用いられている例である。イ
ンターネット1に対して、WWWサーバ2が接続され
る。WWWサーバ2は、1または複数のコンピュータか
らなる。WWWサーバ2が有するストレージ3には、H
TMLファイルや音声データファイルなどが格納されて
いる。WWWサーバ2は、ストレージ3に格納されたH
TMLファイルをインターネット1に対して公開するこ
とができる。
【0025】インターネット1にプロバイダ4が接続さ
れる。プロバイダ4には、複数のクライアントコンピュ
ータ5が例えば公衆電話回線を介して接続される。プロ
バイダ4は、WWWサーバを有しており、インターネッ
ト1に対して様々なコンテンツを提供すると共に、複数
のクライアントコンピュータ5のそれぞれとインターネ
ット1との接続を確保するサービスを行う。このシステ
ムでは、WWWサーバ2と複数のクライアントコンピュ
ータ5のそれぞれとは、http(hyper texttransfer
protocol)によってデータの送受信を行うことができる
ようにされている。
【0026】各々のクライアントコンピュータ5には、
パーソナルコンピュータが用いて好適である。これに限
らず、例えばワードプロセッサやインターネットアクセ
ス機能付テレビジョン、家庭用コンピュータゲーム機と
いった、ネットワーク接続機能などを有する他の情報機
器をクライアントコンピュータ5として利用することが
できる。
【0027】図2は、例えばパーソナルコンピュータか
らなるクライアントコンピュータ5の構成の一例を示
す。パーソナルコンピュータ100において、ローカル
バス105に対して、メモリコントローラとバスコント
ローラの機能を兼ねるコントローラ111が接続され
る。コントローラ111に、例えばSRAMからなるキ
ャッシュ112およびDRAMからなるRAM114が
接続される。キャッシュ112に対して、プロセサバス
110を介してCPU113が接続される。
【0028】また、ローカルバス105に対して、ハー
ドディスクコントローラ115を介してハードディスク
116が接続されると共に、グラフィックコントローラ
117を介して例えばCRTやLCD(Liquid Crystal
Display)からなるディスプレイ118が接続される。さ
らに、ローカルバス105がバスブリッジ119を介し
て拡張バス120に接続される。
【0029】拡張バス120に対して入出力コントロー
ラ121が接続される。入出力コントローラ121に
は、必要とされる入出力デバイスが適宜接続される。入
出力コントローラ121に接続される入出力デバイスと
しては、例えばキーボード122やマウス123といっ
た入力デバイス、また、例えばフロッピードライブやC
D−ROMドライブ、光磁気ディスクドライブといった
ディスクドライブ、さらに、例えばプリンタ125とい
った出力デバイスなどが挙げられる。
【0030】拡張バス120に対して、さらに、モデム
126が接続される。モデム126を介して、例えば公
衆電話回線127に接続することができる。モデム12
6の代わりに、外部のネットワークに接続できるように
されたネットワークアダプタを接続するようにしてもよ
い。この例では、公衆電話回線127を介してプロバイ
ダ4に接続される。プロバイダ4はインターネット1に
接続される。したがって、パーソナルコンピュータ10
0は、公衆電話回線127を通じてインターネット1に
接続し、接続されたインターネット1を介してWWWサ
ーバ2に接続することができる。
【0031】拡張バス120には、さらに、音源モジュ
ール128が接続される。この音源モジュール128
は、CPU113の制御に基づき音声を出力して、スピ
ーカ129を駆動する。また、この音源モジュール12
8は、例えばマイク130によって収録された音声信号
を所定の音声データに変換することができる。外部入力
端子をこの音源モジュール128に設け、アナログオー
ディオ信号を音声データに変換するようにもできる。
【0032】これらマイク130や外部入力端子から入
力された音声信号は、例えば44.1KHz、あるいは
22.05KHzといったサンプリング周波数Fsでサ
ンプリングされる。そして、量子化ビット数mが例えば
8ビット、あるいは16ビットで量子化され、音声デー
タに変換される。変換された音声データは、例えばハー
ドディスク116に格納される。
【0033】パーソナルコンピュータ100が起動され
ると、ディスプレイ118に対して所定の画面が表示さ
れると共に、マウス123やキーボード122といった
入力デバイスの操作で移動するカーソルが表示される。
ユーザは、このカーソルを上述の入力デバイスで操作す
ることで、パーソナルコンピュータ100において所望
の機能を実現することができる。
【0034】図3は、この構成において行われる、ホー
ムページ自動生成サービスの処理の一例のフローチャー
トを示す。このホームページ自動生成サービスでは、W
WWサーバ2上に予め用意された画像データだけでな
く、ユーザ側で所有している画像データをWWWサーバ
2に転送し、これを予め用意されたホームページのレイ
アウト上に配置することができる。また、ホームページ
に対して、音声データの配置も行うことができる。この
音声データは、WWWサーバ2側で予め用意されたもの
が用いられると共に、ユーザ側で用意されたものを用い
ることができるようにされている。
【0035】なお、この図3のフローチャートにおい
て、クライアントコンピュータ5側での処理は、WWW
サーバ2からクライアントコンピュータ5に対して送ら
れたHTMLファイルに基づきなされる。すなわち、W
WWサーバ2から送られたHTMLファイルがWWWブ
ラウザに読み込まれ、読み込まれたHTMLファイルに
基づいた表示がWWWブラウザに対してなされる。ユー
ザは、このWWWブラウザに表示された、種々のコント
ロールなどを用いて、クライアントコンピュータ5内部
での処理およびWWWサーバ2に対するデータの転送な
どを行う。
【0036】先ず、ステップS10で、WWWサーバ2
において、ホームページ自動生成サービスを受けたいユ
ーザのユーザ登録が行われる。これは、WWWサーバ2
に対して画像データを転送する際のセキュリティを考慮
したものである。
【0037】ユーザ登録は、例えばユーザ自身の電子メ
ールアドレスとパスワードとを、WWWサーバ2に登録
することによってなされる。ユーザは、例えば所定の手
続でクライアントコンピュータ5をインターネット1に
接続し、コンピュータ5上でWWWブラウザを起動す
る。そして、WWWブラウザ上で予め知られている該当
サービスのURLが指定されると、そのホームページが
検索され、WWWブラウザ上に表示される。ユーザ登録
は、例えばこのホームページ上で行われる。ユーザ登録
が行われると、WWWサーバ2(ストレージ3)に対し
て、登録されたユーザのデータ格納領域(ディレクト
リ)が確保される。このユーザディレクトリには、固有
のURLが設定される。
【0038】ユーザ登録の内容は、WWWサーバ2から
ユーザのクライアントコンピュータ5に対して、例えば
電子メールで以て通知される。ステップS11で、この
通知がユーザのクライアントコンピュータ5に受信さ
れ、登録内容の確認がなされる。登録内容が正しいとさ
れれば、このユーザは、WWWサーバ2によるホームペ
ージ自動生成サービスを受けることができるようにな
る。
【0039】ホームページ自動生成サービスを受けたい
ユーザがクライアントコンピュータ5を用いてWWWサ
ーバ2にアクセスし、所定の入力画面(ログイン画面)
に対して予め登録したパスワードを入力することで、ロ
グイン処理がなされる(ステップS12)。WWWサー
バ2で、入力されたパスワードが正しいかどうかチェッ
クされる。若し、ユーザによって入力されたパスワード
が登録されたものと異なっている場合には、処理はステ
ップS14に移行し、元のログイン画面が表示され、処
理はステップS12に戻され、再びパスワードの入力が
求められる。
【0040】ステップS13で、ユーザによって入力さ
れたパスワードが正しいものであるとされた場合には、
処理はステップS15に移行する。ステップS15で
は、クライアントコンピュータ5において、画像データ
転送処理が起動される。これにより、ユーザは、クライ
アントコンピュータ5からWWWサーバ2に対して、画
像データファイルの転送を行うことができるようにな
る。
【0041】次のステップS16では、クライアントコ
ンピュータ5側で予め保有している画像データファイル
のうち、ホームページに掲載するためにWWWサーバ2
に対して転送するファイルの選択がなされる。例えば、
WWWブラウザ上にファイル名を入力するための入力部
と、ハードディスク116のディレクトリ構造を参照し
てファイル名の入力を支援するボタンとが表示される。
この表示に基づき、ユーザによる画像ファイルの選択が
行われる。
【0042】画像ファイルが選択されると、次のステッ
プS17で、選択された画像ファイルが所定の形式に則
っているかどうかが判断される。例えば、ファイルサイ
ズが所定のサイズ以下であるか、および、ファイルフォ
ーマットが所定のものであるかどうかが判断される。転
送可能なファイル形式は、例えば、ファイルサイズは、
64kバイト以下とされ、ファイルフォーマットは、J
PEG(Joint Photographic Experts Group)あるいはG
IF(Graphics Interchange Format) の何れかとされ
る。若し、ステップS17で、画像ファイルの形式が所
定のものではないとされた場合には、処理はステップS
18に移行し、エラーである旨が表示され、処理が終了
される。ステップS18からステップS16へ処理を戻
すようにしてもよい。
【0043】一方、ステップS17で、画像ファイルの
形式が所定のものであると判断された場合には、処理は
ステップS19に移行する。ステップS19では、選択
された画像ファイルのWWWサーバ2への転送が行われ
る。転送された画像ファイルは、ユーザ登録時に設定さ
れた、該当ユーザのユーザディレクトリに格納される。
【0044】画像データの転送が行われると、処理はス
テップS20に移行する。ステップS20では、この発
明の特徴である、音声データに関する処理が行われる。
詳細は後述するが、この発明によるホームページ自動生
成サービスにおいては、音声データをホームページに対
してレイアウトすることができる。音声データは、ユー
ザがクライアントコンピュータ5上で作成したものや、
WWWサーバ2において予め用意されたものを利用する
ことができる。このステップS20では、これらの音声
データに対して、音声データの合成やエフェクト処理な
どの音声修飾処理を施すことができる。処理された音声
データは、音声データファイルとして保存され、ユーザ
のホームページにレイアウトされる。
【0045】次のステップS21では、自動生成したい
ホームページのレイアウト構成が設定される。すなわ
ち、予め用意された数種類のレイアウトから所望のもの
が選択されると共に、そのホームページに表示したいタ
イトルやメッセージなどのテキストデータの入力などが
なされる。WWWサーバ2に予め用意されたレイアウト
は、例えばサンプル画像ファイルとしてクライアントコ
ンピュータ5に送られ、WWWブラウザに表示される。
ユーザは、この画面を見て、所望のレイアウトを選択
し、そのレイアウト内の所定位置に表示するようにされ
たタイトルやメッセージなどを、WWWブラウザに設け
られた入力部に対して入力する。また、ユーザは、背景
画像やライン、マークなどの飾りなど、ホームページの
構成に必要なものを選択することもできる。
【0046】これらレイアウト構成の設定データは、例
えばWWWブラウザに配置されたページ作成指示ボタン
を押することで、クライアントコンピュータ5からWW
Wサーバ2に対して送られる。設定内容が気に入らない
ときは、例えばWWWブラウザに配置されたリセットボ
タンを押すことで、設定内容を取り消し、再び設定を行
うことができる。
【0047】WWWサーバ2では、クライアントコンピ
ュータ5から送られたレイアウト構成設定データに基づ
き、HTMLファイルを自動生成する(ステップS2
2)。そして、次のステップS23において、自動生成
されたHTMLファイルがクライアントコンピュータ5
に対して送られる。クライアントコンピュータ5側で
は、送られたこのHTMLファイルがWWWブラウザに
読み込まれ、ファイルの内容に従い自動生成されたホー
ムページが表示される。この表示を見て、ユーザは、ホ
ームページの仕上がりを確認することができる。
【0048】このとき、自動生成されたホームページと
は別に、この結果でいいかどうかをWWWサーバ2に通
知するためのボタンが配置される。ユーザは、WWWブ
ラウザの表示によりホームページの仕上がり確認を行っ
て、これらのボタンを操作することによって、WWWサ
ーバ2に対して仕上がり結果の良否を通知する。若し、
結果が意に沿わないような場合には、その旨WWWサー
バ2に通知され、処理はステップS15に戻される。
【0049】一方、ステップS24で、ユーザによっ
て、例えば仕上がり結果が満足すべきものであると判断
された場合には、その旨WWWサーバ2に通知され、処
理はステップS25に移行する。
【0050】このホームページ自動生成サービスでは、
自動生成によってユーザのホームページが更新された場
合、予め指定された相手に、その旨を自動的に通知する
ことができる。通知は、電子メールによって行われる。
ステップS25では、この通知を行う相手先の設定がな
される。相手先は、複数設定することができる。ステッ
プS25で通知先が設定されたら、次のステップS26
で、設定された通知先に対して、自動的に電子メールが
送信される。この更新通知のための電子メールは、予め
設定された日時に送信するようにもできいる。
【0051】この更新通知電子メールには、例えば更新
されたホームページのURLが記述されており、メール
を受け取ったユーザは、この記述に基づき容易に更新さ
れたホームページにアクセスすることができる。
【0052】このように、このホームページ自動生成サ
ービスでは、サービスによってホームページが更新され
たことを、特定の相手に自動的に通知することができ
る。これを利用することで、例えば、年賀状やグリーテ
ィングカードをHTMLファイルとして自動生成し、自
動生成されたこれらのHTMLファイルを、インターネ
ット上で自動配信することができる。
【0053】次に、ステップS20で上述した、音声修
飾処理について説明する。この実施の第1の形態では、
音声修飾処理として、WWWサーバ2に用意された音声
データとクライアントコンピュータ5側に用意された音
声データとの合成処理を行う。図4は、この実施の第1
の形態における音声修飾処理、すなわち音声データの合
成を示すフローチャートである。
【0054】上述の図3において、ステップS20に処
理が移行すると、先ず、図4のフローチャートに示され
るように、ステップS200で、クライアントコンピュ
ータ5側での音声データの選択が行われる。この音声デ
ータは、例えば、ユーザによって、マイク130を用い
て収録されて得られたものを用いることができる。この
音声データは、ファイル名が付けられ音声データファイ
ルとされ、ハードディスク116の所定領域に格納され
ている。
【0055】図5は、ステップS200での音声データ
の選択の際の、WWWブラウザにおける表示の一例を示
す。WWWブラウザ表示300に対して、音声データフ
ァイルのファイル名を入力するための、ファイル名入力
部301が配置される。また、参照ボタン302および
転送ボタン303が配置される。
【0056】この表示は、WWWサーバ2からクライア
ントコンピュータ5に対して送られたHTMLファイル
がWWWブラウザに読み込まれることで表示される。図
6は、この場合のHTMLファイルの記述の一例を示
す。タグ<FORM ENCTYPE=…> ・・・</FORM> の部分がフ
ァイル名入力部301,参照ボタン302,および転送
ボタン303に対応する。また、この部分に、後述する
CGIを用いたファイル転送プログラムを呼び出すため
の記述がなされる。
【0057】参照ボタン302を押すことで、クライア
ントコンピュータ5におけるハードディスク116のデ
ィレクトリ構成が表示される。ユーザは、このディレク
トリ構成の表示上でファイルの検索を行い、所望の音声
データファイルを指定する。これにより、ファイル名入
力部301に対して、正確なファイル名の入力を自動的
に行うことができる。
【0058】ファイル名入力部301に音声データファ
イルのファイル名が入力され、音声データファイルの選
択が行われると、次のステップS201で、選択された
音声データファイルの、WWWサーバ2への転送が指示
される。これは、ファイル名入力部301にファイル名
が入力された状態で転送ボタン303が押されることで
行われる。転送ボタン303が押されると、HTMLフ
ァイルの記述に対応したWWWブラウザの機能により、
選択された音声データファイルがハードディスク116
の、ファイル名入力部301で指定された領域から読み
出され、公衆電話回線127およびインターネット1を
介してWWWサーバ2に転送される。
【0059】WWWサーバ2では、クライアントコンピ
ュータ5から転送された音声データファイルのチェック
が行われる。転送された音声データファイルについて、
ファイルの種類とファイルサイズとがチェックされる。
そして、これらが所定の条件を満たしている場合には、
その音声データファイルがWWWサーバ2に受け付けら
れ、例えばストレージ3の所定の領域に格納される。
【0060】若し、転送された音声データファイルにつ
いて、これらが所定の条件を満たしていない場合には、
その音声データファイルは、WWWサーバ2に受け付け
られない。そして、WWWサーバ2からその音声データ
ファイルを転送したクライアントコンピュータ5に対し
て、エラーである旨が通知される。例えばエラー表示を
行うように記述されたHTMLファイルがWWWサーバ
2から該当クライアントコンピュータ5に対して送ら
れ、WWWブラウザに読み込まれると、WWWブラウザ
表示300にエラー通知が表示される。このとき、音声
データファイルの再送を指示するように表示してもよ
い。
【0061】ファイルの種類は、例えばPCM(Pulse C
ode Modulation) 方式に基づくディジタル音声データに
対応した形式を用いることができる。複数の形式の音声
データファイルに対応させることも可能である。ファイ
ルの種類は、ファイル名の末尾に、通常「.(ピリオ
ド)」で区切って付された拡張子に基づき判断すること
が可能である。ファイルのヘッダ情報などから自動的に
判断するようにしてもよい。また、転送可能なファイル
サイズには制限を与えることができる。この例では、5
00kバイトが上限とされる。
【0062】なお、音声データファイルに関するこれら
の諸条件は、HTMLファイルに記述し、図5に一例が
示されるように、WWWブラウザ表示300に対して表
示すると、より好ましい。また、図5において、ファイ
ル条件の表示における「wav形式」は、特定のOS(O
peration System)で用いられるPCMに基づく音声デー
タファイルの形式の一例である。
【0063】図7は、このステップS201における音
声データファイル転送の処理を行うためのプログラムの
一例を示す。この例では、プログラムは、Perl(Pra
ctical Extraction and Report Language)で記述されて
おり、CGI( Common Gateway Interface) において用
いられる。このプログラムは、WWWサーバ2上に格納
され、上述した、タグ<FORM ENCTYPE=…> ・・・</FORM
> の部分の記述により、WWWサーバ2から呼び出され
る。このプログラムがWWWサーバ2上で実行されるこ
とによって、転送された音声データファイルが上述の条
件を満たしているかどうかのチェックが行われる。
【0064】音声データファイルの、クライアントコン
ピュータ5からWWWサーバ2への転送が完了すると、
処理はステップS202に移行する。ステップS202
では、WWWサーバ2に予め用意された音声データの選
択が行われる。この実施の第1の形態では、選択された
音声データと、上述のステップS201でクライアント
コンピュータ5から音声データファイルとして転送され
た音声データとの合成処理が行われる。
【0065】図8は、WWWサーバ2上の音声データの
選択を行うための、WWWブラウザにおける表示の一例
を示す。これは、WWWサーバ2からクライアントコン
ピュータ5に対して送られたHTMLファイルに基づき
表示される。WWWブラウザ表示300に対して、WW
Wサーバ2に予め用意された音声データの一覧305が
表示されると共に、それぞれの音声データに対応したラ
ジオボタン306,306,・・・が表示される。この
例では、WWWサーバ2において、「波の音」,「風の
音」,および「車の音」といった、複数の環境音が用意
されている。ユーザは、このラジオボタン306,30
6,・・・の中の1つを押すことで、合成したい音声デ
ータの選択を行うことができる。
【0066】ラジオボタン306が押されると、WWW
ブラウザにおいて、HTMLファイルの記述に基づき、
押されたラジオボタン306に対応したパラメータが生
成される。このパラメータがクライアントコンピュータ
5からWWWサーバ2に対して送られる。このパラメー
タに基づき、WWWサーバ2において、例えば予めスト
レージ3に格納されている音声データファイルの指定が
なされる。
【0067】次のステップS203で、クライアントコ
ンピュータ5から転送された音声データと、クライアン
トコンピュータ5側で選択されたWWWサーバ2上の音
声データとが合成される。この合成処理については、後
述する。音声データの合成が行われると、次のステップ
S204で、合成された音声データが1つの音声データ
ファイルとして、固有のURLを与えられてWWWサー
バ2において保存される。そして、処理はステップS2
05に移行する。
【0068】ステップS205では、このようにして合
成され保存された音声データファイルを再生できるペー
ジがWWWブラウザに対して表示される。例えば、WW
Wサーバ2において、合成された音声データファイルに
与えられたURLに基づき、この音声データファイルに
対してリンクが張られたHTMLファイルが自動的に生
成される。この生成されたHTMLファイルがWWWサ
ーバ2からクライアントコンピュータ5に対して送られ
る。このHTMLファイルがWWWブラウザによって読
み込まれることで、ユーザは、合成された音声データフ
ァイルを再生させて、合成音声を確認することができ
る。
【0069】上述のステップS203での音声データの
合成処理について説明する。図9は、この合成処理につ
いて、概略的に示す。上述したように、音声データは、
例えばアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数F
sでサンプリングし、所定の量子化ビット数mで量子化
することで得られる。また、音声データには、例えばス
テレオ音声のように、複数チャンネルを有するものがあ
る。したがって、音声データ情報としては、これらサン
プリング周波数Fs,量子化ビット数m,およびチャン
ネルが用いられる。例えば、サンプリング周波数Fsが
22.05KHz、量子化ビット数mが8ビット、およ
びチャンネル数が1(モノラル)などとされる。これら
音声データ情報は、例えばヘッダ情報として音声データ
ファイルの先頭に書き込まれる。この音声データ情報に
続けて音声データ本体が連続的に格納される。
【0070】WWWサーバ2において、予め用意された
音声データ(本体)の例を、図9Aに示す。これは、例
えば「波の音」の波形を示す音声データである。また、
図9Bに、クライアントコンピュータ5からWWWサー
バ2に転送された音声データ(本体)の例を示す。これ
は、例えばユーザ自身の声をサンプリングした波形を示
す音声データである。
【0071】これらの音声データにおいて、上述のヘッ
ダ情報が互いに一致している場合、各々の音声データフ
ァイルにおいて、ヘッダを取り除いた音声データの部分
をそのまま用いて、合成処理を行うことができる。先
ず、データのオーバーフローを防ぐために、サンプリン
グ毎の各データを2で除して、各々の音声データのゲイ
ンを6dBずつ下げる。そして、図9Aに示される、W
WWサーバ2側で用意された音声データに対して、図9
Bに示される、クライアントコンピュータ5から転送さ
れた音声データを、サンプリング単位で順番に足し込
む。これにより、2つの音声データの合成が行われる。
【0072】このとき、この実施の第1の形態では、用
意された音声データに対して、転送された音声データを
時間軸方向に時間t(例えばt=1秒)だけ遅らせて、
合成を行う。こうして合成された音声データの一例を、
図9Cに示す。この音声データは、先頭にヘッダ情報が
付され、新たな音声データファイルとされ保存される。
なお、例えば上述の図8の画面において、この時間tを
パラメータとして設定するようにもできる。
【0073】一方、2つの音声データの間でヘッダ情報
が異なる場合も考えられる。例えば、用意された音声デ
ータは、サンプリング周波数Fs1 が22.05KH
z、量子化ビット数m1 が8ビット、およびチャンネル
数が1(モノラル)であるのに対して、転送された音声
データは、サンプリング周波数Fs2 が32KHz、量
子化ビット数m2 が16ビット、チャンネル数が2(ス
テレオ)であるような場合である。このような場合に
は、所定の方法によって、クライアントコンピュータ5
から転送された音声データのパラメータ(音声データ情
報)を、WWWブラウザ2側に用意された音声データの
パラメータへと変換する。
【0074】サンプリング周波数Fs1 およびFs2
が異なる場合、例えばFs1 >Fs2 である場合には、
Fs1 およびFs2 の違いの比率に応じて、転送された
音声データに対して、補間処理が行われる。また、Fs
1 <Fs2 である場合には、転送された音声データ(F
2 )に対して、例えばFIR(Finite Impulse Respon
se) によるディジタルフィルタを通してエリアシングを
防いだ後に、Fs1 およびFs2 の違いの比率に応じて
補間処理が行われる。このような補間処理によって、サ
ンプリング周波数Fs2 をサンプリング周波数Fs1
変換する。
【0075】一方、量子化ビット数m1 およびm2 が異
なる場合には、各々の音声データを一旦、浮動小数点の
値に変換する。そして、浮動小数点の値同士でサンプリ
ング単位の合成、すなわち加算を行い、加算された結果
を量子化ビット数m1 に量子化する。
【0076】さらに、用意された音声データが1チャン
ネルのモノラル音声であり、転送された音声データが2
チャンネルのステレオ音声であるというように、互いに
チャンネル数が異なる場合もある。この場合には、2チ
ャンネルの音声データの各チャンネルのデータのゲイン
を6dB下げ、チャンネル同士を足し合わせて合成し、
モノラルにする。このモノラルの音声データを、WWW
サーバ2で用意された音声データに合成する。
【0077】次に、この発明の実施の第2の形態につい
て説明する。この第2の形態では、上述の図3に示され
るフローチャートにおけるステップS20の音声修飾処
理として、転送された音声データに対して所定の音響効
果を与える、エフェクト処理を行う。なお、この第2の
形態において、図3のフローチャートの他の部分は、上
述の第1の形態と同一であるので、重複した説明は省略
する。
【0078】音声データに付加できる音響効果として
は、様々なものが考えられる。代表的な効果としては、
残響を与えるリヴァーブ、音程を変化させるピッチシフ
ト、元の信号の位相をある周期で揺らすフェイズシフト
などが挙げられる。この他にも、音にエコーを与えるデ
ィレイを音声データに付加することも可能である。ま
た、上述した種々の効果は、それぞれバリエーションを
持たせ、かかり具合を変えることが可能である。
【0079】これらのエフェクト処理は、例えばDSP
(Digital Signal Processor)によって容易に実現可能な
ものである。すなわち、このDSPをWWWサーバ2に
搭載し、クライアントコンピュータ5から転送された音
声データの処理を、このDSPを用いて行う。
【0080】図10は、この実施の第2の形態における
音声修飾処理、すなわちエフェクト処理を行うためのフ
ローチャートを示す。また、図11は、エフェクト処理
の選択画面の表示の一例を示す。図10において、最初
のステップS210では、クライアントコンピュータ5
側での音声データの選択が行われる。この音声データ
は、上述と同様に、例えばユーザによって収録されて得
られたものである。この音声データは、ファイル名が付
けられ音声データファイルとされ、ハードディスク11
6の所定領域に格納されている。
【0081】なお、図11に示される画面表示ならびに
この画面表示によってなされる諸機能は、所定の記述が
なされたHTMLファイルによって実現される。このH
TMLファイルがWWWサーバ2からクライアントコン
ピュータ5に送られる。クライアントコンピュータ5
で、このHTMLファイルがWWWブラウザに読み込ま
れる。このHTMLファイルには、処理を行う際のガイ
ダンスなども記述されており、この図11のWWWブラ
ウザ表示300に表示される。
【0082】また、ガイダンスの記述中、音声データフ
ァイル形式の「AU形式」,「WAVE形式」,および
「AIFF形式」は、それぞれ特定のOSで用いられ
る、PCMに基づく音声データファイル形式の例であ
る。さらに、「Windows95」は、OSの名称で
あり、米国Microsoft社の商標である。
【0083】図11に一例が示される画面において、W
WWブラウザ表示300に対して、音声データのファイ
ル名を入力するための、ファイル名入力部301’が配
置される。また、参照ボタン302’および転送ボタン
303’が配置される。ファイル名入力部301’に対
して、WWWサーバ2に転送してエフェクト処置を行い
たいファイル名を入力する。この入力は、参照ボタン3
02’を用いて自動的に行うこともできる。
【0084】音声データの選択が行われたら、次のステ
ップS211で、選択された音声データに対するエフェ
クト処理が選択される。これは、WWWブラウザ表示3
00の、エフェクト選択部310で行われる。エフェク
ト選択部310に、エフェクト処理の種類を表すラジオ
ボタン311,311,311,・・・が配置される。
ユーザは、クライアントコンピュータ5上でこれらのラ
ジオボタン311,311,311,・・・のうち、所
望の処理に対応するボタンを1つだけ選択する。エフェ
クト処理を行わない場合には、ラジオボタン312が選
択される。
【0085】ラジオボタン311,311,311,・
・・のうち、「残響を付ける」の記述に対応して配置さ
れる3つのボタンは、リヴァーブ処理を選択する。3つ
のボタンのそれぞれは、リヴァーブ効果のかかり具合が
異なる。「シュアシュアさせる」の記述に対応するラジ
オボタン311は、フェイズシフト処理を選択する。ま
た、「1オクターブ上げる」,「1オクターブ下げる」
は、共にピッチシフト処理を選択する。このピッチシフ
ト処理では、音声データの再生時間を変えずに音程だけ
を上下させる。なお、上下させる音程の幅は、1オクタ
ーブに限られない。
【0086】クライアントコンピュータ5では、ラジオ
ボタン311,311,311,・・・の選択が行われ
ると、選択されたボタンに対応したパラメータが生成さ
れる。
【0087】エフェクト処理が選択されると、処理は次
のステップS212に移行し、ステップS210で選択
され音声データファイルの転送処理が行われる。転送ボ
タン303’を押すことで、クライアントコンピュータ
5からWWWサーバ2に対して選択された音声データフ
ァイルが転送される。また、この音声データファイルの
転送と共に、ステップS211でのラジオボタン31
1,311,311,・・・の選択に対応して生成され
たパラメータも転送される。転送された音声データファ
イルおよびパラメータは、WWWサーバ2においてファ
イル形式のチェックを受け、所定の条件を満足していれ
ば、WWWサーバ2に受け付けられる。
【0088】次のステップS213では、WWWサーバ
2において、転送され受け付けられた音声データファイ
ルに対するエフェクト処理が行われる。転送された音声
データファイルによる音声データに対して、このファイ
ルと共に転送されたパラメータに対応するエフェクト処
理が施される。このエフェクト処理が施された音声デー
タは、ステップS214で音声データファイルとして保
存されると共に、固有のURLが与えられる。
【0089】そして、次のステップS215で、このU
RLに基づき、保存された音声データファイルに対して
リンクが張られたHTMLファイルが自動的に生成され
る。この生成されたHTMLファイルがWWWサーバ2
からクライアントコンピュータ5に対して送られ、WW
Wブラウザによって読み込まれる。これにより、ユーザ
は、エフェクト処理された音声データファイルの確認を
行うことができる。
【0090】なお、上述では、音声データに施されるエ
フェクト処理が1種類であるように説明したが、これは
この例に限定されるものではない。すなわち、1つの音
声データに対して、複数種類のエフェクト効果を組み合
わせて施すようにすることも可能である。
【0091】次に、実施の第2の形態の変形例について
説明する。上述の実施の第2の形態では、音声修飾処理
としてエフェクト処理だけを行ったが、これはこの例に
限定されない。すなわち、この変形例では、音声データ
に対してエフェクト処理を施すと共に、既に実施の第1
の形態で説明した、音声データの合成を行う。
【0092】図12は、この変形例における音声修飾処
理を示すフローチャートである。なお、上述の図4およ
び図10と重複する部分の説明は、省略する。この変形
例では、このように、ステップS220でクライアント
コンピュータ5側で音声データファイルが選択され、こ
の音声データファイルに対するエフェクト処理がステッ
プS221で選択される。ここでは、例えば上述の図1
1の表示画面が用いられる。エフェクト処理の選択がな
されると、ステップS222で音声データファイルがク
ライアントコンピュータ5からWWWサーバ2に対して
転送される。
【0093】次に、ステップS223で、WWWサーバ
2側の音声データが選択される。そして、ステップS2
24で、上述のステップS222でクライアントコンピ
ュータ5からWWWサーバ2に対して転送された音声デ
ータファイルによる音声データと、ステップS223で
選択されたWWWサーバ2側の音声データとの合成処理
が行われる。処理された音声データは、ステップS22
5で保存され、固有のURLを与えられ、ステップS2
26でリンクを張られたHTMLファイルが生成され
る。
【0094】なお、上述では、この発明がホームページ
自動生成サービスに適用されるように説明したが、これ
はこの例に限定されるものではない。すなわち、この発
明による音声修飾処理は、単独のサービスとして実施す
ることが可能である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の実施の
第1の形態によれば、WWWサーバ側で用意された音声
データに対して、ユーザ側の音声データを合成して新し
い音声データファイルとすることができ、WWWサーバ
側の音声データとユーザ側の音声データとを同時に再生
するようにできる効果がある。
【0096】また、この発明の実施の第2の形態によれ
ば、ユーザ側で特に音声データに対するエフェクト処理
手段を持っていなくても、WWWサーバ側で、ユーザの
音声データに対して様々なエフェクト処理を施すことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる通信システムの一例を概
略的に示す略線図である。
【図2】クライアントコンピュータの構成の一例を示す
ブロック図である。
【図3】ホームページ自動生成サービスの処理の一例の
フローチャートである。
【図4】実施の第1の形態における音声修飾処理、すな
わち音声データの合成を示すフローチャートである。
【図5】音声データの選択時のWWWブラウザでの表示
の一例を示す略線図である。
【図6】音声データの選択時のWWWブラウザでの表示
を行うHTMLの記述の一例を示す略線図である。
【図7】音声データファイル転送の処理を行うためのプ
ログラムの一例を示す略線図である。
【図8】音声データの選択時のWWWブラウザでの表示
の一例を示す略線図である。
【図9】音声データの合成を説明するための概略図であ
る。
【図10】実施の第2の形態における音声修飾処理、す
なわちエフェクト処理を行うためのフローチャートであ
る。
【図11】エフェクト処理の選択画面の表示の一例を示
す略線図である。
【図12】実施の第2の形態の変形例での音声修飾処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・インターネット、2・・・サーバ、5・・・ク
ライアントコンピュータ、301,301’・・・ファ
イル名入力部、302,302’・・・参照ボタン、3
03,303’・・・転送ボタン、305・・・音声デ
ータの一覧、306・・・合成したい音声データの選択
を行うラジオボタン、310・・・エフェクト選択部、
311・・・エフェクトの種類に対応したラジオボタン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたクライアント
    用の情報機器に対してサービスを提供するようにされた
    情報処理装置において、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理手段と、 上記音声修飾処理手段によって音声修飾処理を施された
    上記音声データを格納する格納手段と、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記格納手段に格納された上記音声データ
    のURLを記述した上記HTMLファイルを自動的に生
    成するHTMLファイル生成手段とを備えることを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 予め音声データが格納される音声データ格納手段をさら
    に備え、 上記音声修飾処理は、該音声データ格納手段に予め格納
    された上記音声データと、上記転送された音声データと
    の合成を行う合成処理であることを特徴とする情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記音声修飾処理は、上記音声データに対して音響効果
    を与える音響効果処理であることを特徴とする情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 WWWサーバを用いてネットワーク通信
    を行うと共に、読み込んだHTMLファイルの記述に応
    じた処理を行うようにされた情報処理装置において、 音声データを格納する音声データ格納手段と、 上記音声データ格納手段に格納された上記音声データを
    選択し、選択された該音声データをWWWサーバへ転送
    する選択手段と、 上記選択手段によって選択され上記WWWサーバへ転送
    された上記音声データに対して上記WWWサーバ上で施
    される音声修飾処理を指示する指示手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、 上記音声修飾処理は、上記選択手段によって選択され上
    記WWWサーバへ転送された上記音声データと、上記W
    WWサーバ上に予め用意された音声データのうち、上記
    指示手段で指示された音声データとを合成する合成処理
    であることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、 上記音声修飾処理は、上記選択手段によって選択され上
    記WWWサーバへ転送された上記音声データに対して音
    響効果を施す音響効果処理であることを特徴とする情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 WWWサーバを用い、ネットワークによ
    り接続されたクライアント用の情報機器との間でhtt
    pによりデータの送受信を行う情報処理システムにおい
    て、 ネットワークに接続する接続手段と、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理手段と、 上記音声修飾処理手段によって音声修飾処理を施された
    上記音声データを格納する第1の格納手段と、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記第1の格納手段に格納された上記音声
    データのURLを記述した上記HTMLファイルを自動
    的に生成するHTMLファイル生成手段とを備えるWW
    Wサーバと、 上記ネットワークを介して上記WWWサーバと通信する
    通信手段と、 音声データを格納する第2の格納手段と、 上記第2の格納手段に格納された上記音声データを選択
    し、選択された該音声データを、上記通信手段による通
    信でWWWサーバへ転送する選択手段と、 上記選択手段によって選択され上記WWWサーバへ転送
    された上記音声データに対して上記WWWサーバ上で施
    される音声修飾処理の選択を指示する第3の指示手段と
    を備えるクライアント用の情報機器とを有することを特
    徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続されたクライアント
    用の情報機器に対してサービスを提供するようにされた
    情報処理方法において、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理のステップ
    と、 上記音声修飾処理のステップによって音声修飾処理を施
    された上記音声データを格納する格納のステップと、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記格納のステップで格納された上記音声
    データのURLを記述した上記HTMLファイルを自動
    的に生成するHTMLファイル生成のステップとを備え
    ることを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 WWWサーバを用いてネットワーク通信
    を行うと共に、読み込んだHTMLファイルの記述に応
    じた処理を行うようにされた情報処理方法において、 音声データを格納する音声データ格納のステップと、 上記音声データ格納のステップに格納された上記音声デ
    ータを選択し、選択された該音声データをWWWサーバ
    へ転送する選択のステップと、 上記選択のステップによって選択され上記WWWサーバ
    へ転送された上記音声データに対して上記WWWサーバ
    上で施される音声修飾処理を指示する指示のステップと
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 WWWサーバを用い、ネットワークに
    より接続されたクライアント用の情報機器との間でht
    tpによりデータの送受信を行う情報処理方法におい
    て、 ネットワークに接続する接続のステップと、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理のステップ
    と、 上記音声修飾処理のステップによって音声修飾処理を施
    された上記音声データを格納する第1の格納のステップ
    と、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記第1の格納ステップに格納された上記
    音声データのURLを記述した上記HTMLファイルを
    自動的に生成するHTMLファイル生成のステップとを
    備えるWWWサーバと、 上記ネットワークを介して上記WWWサーバと通信する
    通信のステップと、 音声データを格納する第2の格納のステップと、 上記第2の格納のステップに格納された上記音声データ
    を選択し、選択された該音声データを、上記通信のステ
    ップによる通信でWWWサーバへ転送する選択のステッ
    プと、 上記選択のステップによって選択され上記WWWサーバ
    へ転送された上記音声データに対して上記WWWサーバ
    上で施される音声修飾処理を指示する第3の指示のステ
    ップとを備えるクライアント用の情報機器とを有するこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータプログラムを提供する情
    報媒体において、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理手段と、 上記音声修飾処理手段によって音声修飾処理を施された
    上記音声データを格納する格納手段と、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記格納手段に格納された上記音声データ
    のURLを記述した上記HTMLファイルを自動的に生
    成するHTMLファイル生成手段とを備え、ネットワー
    クに接続されたクライアント用の情報機器に対してサー
    ビスを提供するようにされた情報処理装置を、対応する
    情報機器によって読み取り可能で且つ実行可能なコンピ
    ュータプログラムとして提供する情報媒体。
  12. 【請求項12】 コンピュータプログラムを提供する情
    報媒体において、 音声データを格納する音声データ格納手段と、 上記音声データ格納手段に格納された上記音声データを
    選択し、選択された該音声データをWWWサーバへ転送
    する選択手段と、 上記選択手段によって選択され上記WWWサーバへ転送
    された上記音声データに対して上記WWWサーバ上で施
    される音声修飾処理の選択を指示する指示手段とを備
    え、WWWサーバを用いてネットワーク通信を行うと共
    に、読み込んだHTMLファイルの記述に応じた処理を
    行うようにされた情報処理装置を、対応する情報機器に
    よって読み取り可能で且つ実行可能なコンピュータプロ
    グラムとして提供する情報媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータプログラムを提供する情
    報媒体において、 ネットワークに接続する接続手段と、 クライアント用の情報機器から転送された音声データに
    対して、上記クライアント用の情報機器からの第1の指
    示に基づく音声修飾処理を施す音声修飾処理手段と、 上記音声修飾処理手段によって音声修飾処理を施された
    上記音声データを格納する第1の格納手段と、 上記クライアント用の情報機器から受け取った第2の指
    示に基づき、上記第1の格納手段に格納された上記音声
    データのURLを記述した上記HTMLファイルを自動
    的に生成するHTMLファイル生成手段とを備えるWW
    Wサーバと、 上記ネットワークを介して上記WWWサーバと通信する
    通信手段と、 音声データを格納する第2の格納手段と、 上記第2の格納手段に格納された上記音声データを選択
    し、選択された該音声データを、上記通信手段による通
    信でWWWサーバへ転送する選択手段と、 上記選択手段によって選択され上記WWWサーバへ転送
    された上記音声データに対して上記WWWサーバ上で施
    される音声修飾処理を指示する第3の指示手段とを備え
    るクライアント用の情報機器とを有し、上記WWWサー
    バを用い、ネットワークにより接続された上記クライア
    ント用の情報機器との間でhttpによりデータの送受
    信を行う情報処理システムを、対応する情報機器によっ
    て読み取り可能で且つ実行可能なコンピュータプログラ
    ムとして提供する情報媒体。
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