JP4311897B2 - 電子音楽装置システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された管理コンピュータが電子音楽装置を管理する電子音楽装置システムに係り、特に配信コンピュータから電子音楽装置へのプログラム、コンテンツなどの配信を管理する電子音楽装置システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子楽器などの電子音楽装置には、その製造時にシリアル番号などの固有識別番号を記載したシールが貼り付けられているとともに、同固有識別番号の記載された登録はがきが電子音楽装置の梱包ケース内に入れられている。そして、この登録はがきにユーザの氏名、住所などを記入したうえで、同はがきを製造者に返送することによりユーザ登録をする。また、近年は、製造者のウェブサイト上でシリアル番号などの固有識別番号を入力して、ユーザ登録をすることも可能となってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記登録はがきを用いる場合において、登録はがきを郵便により製造者に返送することはユーザにとって非常に面倒なことであり、ユーザ登録がなされないことも稀ではない。また、上記ウェブサイト上でユーザ登録する場合でも、固有識別番号を入力することは、ユーザにとって多少手間がかかるものであると同時に、誤った固有識別番号を入力してしまうこともある。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、簡単かつ正確にユーザ登録を行なえるようにした電子音楽装置システムを提供することにある。
【0005】
前記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、電子音楽装置と、前記電子音楽装置にネットワークを介して交信可能な管理コンピュータとを備えた電子音楽装置システムにおいて、前記電子音楽装置は、固有の識別データを予め記憶しており、前記電子音楽装置と前記ネットワークとの間に接続されたユーザコンピュータによる前記固有の識別データの前記管理コンピュータへの送信の実行により、前記固有の識別データを前記ネットワークを介して前記管理コンピュータに送信し、前記固有の識別データの送信により、前記電子音楽装置のユーザ登録を行い、前記管理コンピュータは、前記ユーザ登録時に、前記電子音楽装置に対して、ネットワーク上において電子音楽装置を特定するものであってネットワーク上の他のコンピュータとの通信に利用されるネットワークアドレスを割り当てるようにしたことにある。
【0006】
この場合、電子音楽装置は、楽音信号を発生可能な電子音楽装置、楽音信号に音楽的効果を付与可能な電子音楽装置など、電子音楽装置に広く適用されるものである。例えば、この電子音楽装置としては、鍵盤電子楽器、鍵盤以外の演奏操作子を有する電子楽器、演奏操作子を有さない音源装置、シーケンサ(自動演奏装置)、サンプラー、音源装置を有するパーソナルコンピュータ装置およびカラオケ装置などの楽音信号を発生可能な装置、ならびにミキサー、レコーダー、エフェクタなどの楽音信号に音楽効果を付与する装置などである。また、固有の識別データは、電子音楽装置の出荷前にその製造工場内で電子音楽装置に搭載したメモリに書き込むようにすればよい。
【0008】
さらに、ユーザ登録にあたっては、識別データと共に、ユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを表すデータも、管理コンピュータに送信するとよい。そして、管理コンピュータは、これらの識別データを含むユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどのユーザ固有情報を管理データベースに記憶しておくようにするとよい。
【0009】
これによれば、ユーザが電子音楽装置を購入したときには、固有の識別データが既に電子音楽装置内に記憶されている。そして、この固有の識別データをネットワークを介して管理コンピュータに送信するだけでよいので、ユーザ登録を簡単に行なうことができる。また、このユーザ登録の際には、電子音楽装置に固有の識別データをユーザが入力する必要がなく、ユーザが誤った識別データを管理コンピュータに送信してしまうことを回避でき、ユーザ登録を正確に行なうことができる。さらに、ユーザ登録時に、電子音楽装置に固有のネットワークアドレスが付与されるので、ネットワーク上において電子音楽装置を特定することができるようになる。
【0010】
また、本発明の他の目的を達成するために、本発明の特徴は、前記固有の識別データを用いて、電子音楽装置に適合するプログラムまたはコンテンツを電子音楽装置に配信するようにしたことにある。この場合、プログラムとしては、オペレーティング・システム用のプログラムおよび電子音楽装置における各種機能1,2・・を実現する機能プログラムをアップデートするためのアップデートプログラムを採用することができる。また、コンテンツとしては、楽音波形データ、音色および効果などの楽音制御用データ、自動演奏データなどからなる電子音楽装置用コンテンツを採用することができる。
【0011】
また、この配信においては、多種類のプログラムまたはコンテンツを記憶するデータベースを管理コンピュータに設けておき、管理コンピュータがプログラムまたはコンテンツを電子音楽装置に配信するようにしてもよい。管理コンピュータは、固有の識別データを伴うプログラムまたはコンテンツの電子音楽装置からの要求に応答して、データベースに記憶されているプログラムまたはコンテンツの中から、固有の識別データを用いて電子音楽装置に適合するプログラムまたはコンテンツを選択して電子音楽装置に配信するようにするとよい。
【0012】
また、多種類のプログラムまたはコンテンツを記憶するデータベースを有し、プログラムまたはコンテンツを配信するための配信コンピュータをネットワークに接続しておくようにしてもよい。配信コンピュータは、固有の識別データを伴うプログラムまたはコンテンツの電子音楽装置からの要求に応答して、管理コンピュータに登録されている固有の識別データをチェックした上で、データベースに記憶されているプログラムまたはコンテンツの中から、固有の識別データを用いて電子音楽装置に適合するプログラムまたはコンテンツを選択して電子音楽装置に配信するようにするとよい。
【0013】
この場合、管理コンピュータには、識別データに加え、電子音楽装置の型番、OSプログラムのバージョン、各種機能1,2・・を実現するプログラムのバージョン、出荷日時、生産された工場名、仕向け地などを表す各種データからなる装置固有情報を管理データベースに記憶しておくようにするとよい。そして、管理コンピュータがプログラムまたはコンテンツを配信する際、または配信コンピュータがプログラムまたはコンテンツを配信する際、前記装置固有情報を参照してユーザの電子音楽装置に適合するプログラムおよびコンテンツを配信するようにするとよい。
【0014】
これによれば、電子音楽装置に適合したプログラムまたはコンテンツが同電子音楽装置に必ず配信されるようになり、不適切なプログラムまたはコンテンツが電子音楽装置に配信されることを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明すると、図1は、本発明に係る電子音楽装置システムの全体を概略的に示している。
【0016】
このシステムは、電子音楽装置としてのユーザ電子楽器10A,10B,10Cを備えている。ユーザ電子楽器10Aは、ユーザコンピュータ11を介してインターネットなどのネットワーク20に通信可能に接続されている。ユーザコンピュータ11は、CPU,ROM,RAM,記録装置、通信インターフェースなどからなる一般的なパーソナルコンピュータであり、ユーザ電子楽器10Aおよびネットワーク20に有線または無線で接続されている。ユーザ電子楽器10Bは、ユーザ携帯通信端末装置12および中継局13を介してネットワーク20に通信可能に接続されている。ユーザ携帯通信端末装置12は、例えば携帯電話のような遠距離の中継局13に対して情報を無線で送受信する機能を備えており、ユーザ電子楽器10Bとは有線又は無線で接続されている。中継局13は、遠距離のユーザ携帯通信端末装置12に対して情報を無線で送受信する機能を備えており、ネットワーク20には有線または無線で接続されている。ユーザ電子楽器10Cは、ネットワーク20に直接的に有線または無線で接続されている。
【0017】
なお、これらのユーザ電子楽器10A,10B,10Cは使用態様の異なる3種類の電子楽器を例示するために示されており、実際には多くの電子楽器がネットワーク20に接続される。
【0018】
これらのユーザ電子楽器10A〜10Cは、図2に詳細に示すように、楽音を発音させるための複数の演奏操作子31(例えば、複数の鍵からなる鍵盤)と、発生楽音の態様(例えば、音色、音量、効果など)の指示、外部との交信の指示などを含む電子楽器全般の作動を指示するための操作パネルに設けた複数のパネル操作子32(例えば、パネルに配置された操作子スイッチ)とを備えている。これらの演奏操作子31およびパネル操作子32の操作は、バス30に接続された検出回路33,34によってそれぞれ検出されるようになっている。
【0019】
操作パネルには、液晶表示器または小型ブラウン管で構成されて、文字、数字、イメージなどの各種画像を表示可能なディスプレイ35も配置されている。ディスプレイ35は、バス30に接続された表示制御回路36により表示制御されるようになっている。
【0020】
バス30には、コンピュータ本体部を構成するCPU37、RAM38、ROM39および外部記憶装置41も接続されている。CPU37は、プログラムを実行して電子楽器の各種動作を制御する。このCPU37には、時間を計測してCPU37によるプログラムの実行などを制御するためのタイマ37aが接続されている。RAM38は、外部記憶装置41から転送された各種プログラムの一部または全部を必要に応じて記憶するとともに、同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶する。ROM39は、各種プログラムおよび楽音信号の発生を制御する楽音制御データの一部を記憶するものである。
【0021】
外部記憶装置41は、電子楽器ハウジング内に予め組み込まれたハードディスクHD、同電子楽器ハウジングに着脱可能なコンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFD、半導体メモリなどの記録媒体で構成されていて、各種プログラムおよび楽音信号の発生を制御する楽音制御データの一部または全部を記憶するものである。なお、この外部記憶装置41は、ハードディスクHD、コンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFDなどの記録媒体に記録されているプログラムおよびデータを読み取り、かつ同プログラムおよびデータを前記記録媒体に書込むことを可能とするドライブ装置も含んでいる。特に、この外部記憶装置には、オペレーティング・システム用のプログラム(以下、OSプログラムという)および電子楽器における各種機能1,2・・を実現する機能プログラムも記憶されている。
【0022】
また、この外部記憶装置41はフラッシュメモリ(EEPROM)41aも含んでいて、同フラッシュメモリ41aには各電子楽器に関する楽器固有情報と、ネットワークアドレスとしてのIPアドレスが記憶されるようになっている。楽器固有情報は、図3に示すように、個々の電子楽器を特定するための楽器識別データ(以下、楽器IDという)に加え、製品の型番、OSプログラムのバージョン(以下、OSバージョンという)、各種機能1,2・・を実現するプログラムのバージョン(以下、機能1バージョン、機能2バージョンなどという)、出荷日時、生産された工場名、仕向け地などを表す各種データからなる。なお、これらの楽器固有情報およびIPアドレスは、特にフラッシュメモリ41aに記憶するようにしなくても、電子楽器10A〜10Cに内蔵されていて書込み可能であるとともに電力の供給遮断時にも記憶内容が消滅しない記録媒体であれば、他の記録媒体に記憶しておくようにしてもよい。そして、この場合には、フラッシュメモリ41aは前記他の記録媒体で置換される。
【0023】
バス30には、音源回路42および効果回路43も接続されている。音源回路42は、バス30を介して供給される演奏情報(キーオン信号、キーオフ信号、ノート番号、ベロシティなど)に基づいて楽音信号を形成する。この楽音信号の形成においては、同バス30を介して供給される楽音制御データにより、同楽音信号の音色、音量(振幅エンベロープ)などの楽音要素を含む楽音の発生態様が制御される。効果回路43は、バス30を介して供給される音楽的効果用の効果制御データに基づいて、音源回路42から出力された楽音信号に各種音楽的効果を付与して出力する。この効果回路43には、サウンドシステム44が接続されている。サウンドシステム44は、アンプ、スピーカなどからなり、前記効果の付与された楽音信号に対応した楽音を発音する。
【0024】
また、バス30には、コンピュータ用インターフェース回路45、携帯通信端末装置用インターフェース回路46およびネットワーク用インターフェース回路47も接続されている。コンピュータ用インターフェース回路45は、前述したユーザコンピュータ11との接続を可能とするものである。携帯通信端末装置用インターフェース回路46は、前述したユーザ携帯通信端末装置12との接続を可能とするものである。ネットワーク用インターフェース回路47は、前述したようにネットワーク20との接続を可能とするものである。したがって、各電子楽器10A〜10Cは、これら全てのインターフェース回路45〜47を装備している必要はなく、少なくとも一つのインターフェース回路のみを有していればよい。例えば、ユーザ電子楽器10Aは、少なくともコンピュータ用インターフェース回路45を有していればよい。ユーザ電子楽器10Bは、少なくとも携帯通信端末装置用インターフェース回路46を有していればよい。ユーザ電子楽器10Cは、少なくともネットワーク用インターフェース回路47を有していればよい。
【0025】
ふたたび図1のシステムの説明に戻ると、ネットワーク20には、工場コンピュータ21、管理コンピュータ22、コンテンツ配信コンピュータ23およびプログラム配信コンピュータ24も接続されている。これらの各コンピュータ21〜24は、それぞれCPU,ROM,RAM,記録装置、通信インターフェースなどからなる一般的なパーソナルコンピュータあるいはサーバコンピュータで構成されている。
【0026】
工場コンピュータ21は、製造された電子楽器10A〜10Cのフラッシュメモリ41aに楽器固有情報を書き込むためのものである。管理コンピュータ22は、本システム全体を管理するもので、図3に示すような電子楽器ごとの管理データを記憶するための管理データベース(記憶装置)22aを備えている。各管理データは、前述した楽器固有情報およびユーザ固有情報からなる。ユーザ固有情報は、ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどからなる
【0027】
コンテンツ配信コンピュータ23は、楽音波形データ、音色および効果などの楽音制御用データ、自動演奏データなどの電子楽器用コンテンツを、電子楽器10A〜10Cにそれらの要求に応じて配信するもので、同コンテンツを記憶するコンテンツデータベース(記憶装置)23aを備えている。なお、このコンテンツデータベース23aには、各種電子楽器用コンテンツが電子楽器の種類、タイプ、機種名ごとに記憶されている。プログラム配信コンピュータ24は、電子楽器10A〜10Cの作動を制御するためのOSプログラム、機能プログラムなどの各種プログラムをアップデートするためのアップデートプログラムを、電子楽器10A〜10Cにそれらの要求に応じて配信するもので、同アップデートプログラムを記憶するプログラムデータベース24aを備えている。なお、このプログラムデータベース24aには、各種アップデートプログラムが電子楽器の種類、タイプ、機種名ごとに記憶されている。
【0028】
次に、上記のように構成した実施形態に係る電子音楽装置システムの動作をフローチャートに従って説明する。
【0029】
まず、新たに製造された電子楽器を出荷する前に、同電子楽器内に楽器固有情報を記録する動作について説明する。製造者は、新たな電子楽器が製造されるごとに、図4の楽器固有情報書込みプログラムを工場コンピュータ21に実行させる。工場コンピュータ21は、このプログラムの実行をステップF10にて開始し、ステップF11にて新規楽器ID要求コマンドを管理コンピュータ22に送信する。
【0030】
この新規楽器ID要求コマンドの送信に応答して、管理コンピュータ22は、図4のステップM10にて新規ID取得プログラムの実行を開始して、ステップM11にて新規楽器ID要求コマンドを受信する。そして、管理コンピュータ22は、ステップM12にて管理データベース22aを参照することにより既に登録済みの楽器IDとは異なる新規な楽器ID(例えば、シリアル番号データ)を生成する。次に、ステップM13にて管理データベース22aに新規レコードを追加、すなわち新たな電子楽器用の管理データの記録エリアを確保し、前記生成した楽器IDを同新規レコードに登録(記憶)する。そして、ステップM14にて前記新規楽器IDを工場コンピュータ21に送信して、ステップM15にて新規ID取得プログラムの実行を終了する。
【0031】
一方、工場コンピュータ21は、ステップF12にて前記管理コンピュータ22から送信された新規楽器IDを受信し、ステップF13にて新規楽器ID以外の製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表す各種データからなる楽器固有情報を生成する。この楽器固有情報の生成においては、工場の製造者が手入力したり、電子楽器の製造管理ための図示しない製造管理コンピュータに既に記憶さているデータをそのまま用いたりする。前記ステップF13の処理後、ステップF14にて製造された電子楽器のフラッシュメモリ41a内に前記受信した新規楽器IDを含む楽器固有情報(図3参照)を書込み、ステップF15にてこの楽器固有情報書込みプログラムの実行を終了する。なお、新規楽器IDを管理コンピュータ22側で生成するものに限らず、工場コンピュータ21側で生成し、これを電子楽器のフラッシュメモリ41a内に書込むとともに、この新規楽器IDを管理コンピュータ22に送信して、管理コンピュータ22の管理データベース22aに登録するようにしてもよい。
【0032】
次に、ユーザが電子楽器を購入後、ユーザコンピュータ11を用いて管理データベース22aにユーザ情報を登録する動作について説明する。すなわち、図1のユーザ電子楽器10Aに関するユーザ登録について説明する。
【0033】
この場合、ユーザは、図5の第1ユーザ登録プログラムをユーザコンピュータ11に実行させる。第1ユーザ登録プログラムの実行はステップU10にて開始され、ユーザコンピュータ11は、ステップU11にて楽器固有情報要求コマンドをユーザ電子楽器10Aに送信する。
【0034】
この楽器固有情報要求コマンドの送信により、ユーザ電子楽器10Aは、第1楽器固有情報送出プログラムの実行をステップA10にて開始し、ステップA11にて前記送信された楽器固有情報要求コマンドを受信する。なお、この電子楽器10Aのプログラムの実行は、詳しくはユーザ電子楽器10A内のCPU37によるものであるが、説明の便宜上、以降もユーザ電子楽器10Aが行なうものとして説明する。次に、ユーザ電子楽器10Aは、ステップA12にてフラッシュメモリ41aから楽器固有情報を読み出して、ステップA13にて前記読み出した楽器固有情報をユーザコンピュータ11に送信する。
【0035】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU12にて前記送信された楽器固有情報を受信し、ステップU13にてユーザ固有情報の入力を受け付ける。この場合、ユーザは、ユーザコンピュータ11のディスプレイを見ながらキーボードを操作して、ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどからなるユーザ固有情報を入力する。そして、ユーザコンピュータ11は、ステップU14にて、前記読み出した楽器固有情報および前記入力されたユーザ固有情報を管理コンピュータ22に送信する。
【0036】
この楽器固有情報およびユーザ固有情報の送信により、管理コンピュータ22は、第1ユーザ登録プログラムの実行をステップM20にて開始し、ステップM22にて楽器固有情報およびユーザ固有情報を受信する。次に、管理コンピュータ22は、ステップM22にて楽器固有情報中の楽器IDに一致するレコードを管理データベース22aからサーチし、ステップM23にてサーチされたレコードに前記受信した楽器固有情報およびユーザ固有情報を登録する。
【0037】
前記ステップM23の処理後、管理コンピュータ22は、ステップM24にて新規なIPアドレスを取得して前記レコードに登録し、ステップM25にてユーザ登録完了通知およびIPアドレスをユーザコンピュータ11に送信する。なお、IPアドレスは管理コンピュータ22とは別のIPアドレス管理団体が所有しているIPアドレス管理コンピュータ(図示しない)が管理している。管理コンピュータ22はIPアドレス管理コンピュータに新規IPアドレスの発行を依頼し、これに応じてIPアドレス管理コンピュータは新規IPアドレスを生成し、管理コンピュータ22に返送することにより新規IPアドレスを取得する。そして、ステップM26にてこの第1ユーザ登録プログラムの実行を終了する。
【0038】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU15にて前記送信されたユーザ登録完了通知およびIPアドレスを受信する。そして、ステップU16にて前記受信したIPアドレスをユーザ電子楽器10Aに送信し、ステップU17にてIPアドレスの登録完了をディスプレイに表示し、ステップU18にて第1ユーザ登録プログラムの実行を終了する。
【0039】
一方、ユーザ電子楽器10Aは、ステップA14にて、前記送信されたIPアドレスを受信して、フラッシュメモリ41aに同受信したIPアドレスを書き込む。そして、ステップA15にて、第1楽器固有情報送出プログラムの実行を終了する。
【0040】
これによれば、ユーザがユーザ電子楽器10Aを購入したときには、固有の識別データである楽器IDがユーザ電子楽器10Aのフラッシュメモリ41aに既に記憶されている。そして、ユーザ登録にあたっては、ユーザは、ユーザコンピュータ11を用いて、前記記憶されている楽器IDを含む楽器固有情報と共にユーザ固有情報を管理コンピュータ22に送信するだけでよく、楽器IDを含む楽器固有情報を入力する必要がない。したがって、ユーザ登録を簡単に行なうことができるとともに、ユーザが誤った楽器IDを含む楽器固有情報を管理コンピュータ22に送信してしまうことを回避でき、ユーザ登録を正確に行なうことができる。
【0041】
次に、ユーザが、ユーザコンピュータ11を用いて、ユーザ電子楽器10Aに装備されているOSプログラムまたは機能プログラムをアップデートする動作について説明する。
【0042】
この場合、ユーザは、図6のアップデートプログラムをユーザコンピュータ11に実行させる。このアップデートプログラムの実行はステップU20にて開始され、ユーザコンピュータ11は、ステップU21にて楽器固有情報要求コマンドをユーザ電子楽器10Aに送信する。
【0043】
この楽器固有情報要求コマンドの送信により、電子楽器10Aは、第2楽器固有情報送出プログラムの実行をステップA20にて開始し、ステップA21にて前記送信された楽器固有情報要求コマンドを受信する。次に、電子楽器10Aは、ステップA22にてフラッシュメモリ41aから楽器固有情報を読み出して、ステップA23にて前記読み出した楽器固有情報をユーザコンピュータ11に送信する。
【0044】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU22にて前記送信された楽器固有情報を受信する。そして、ステップU23にて前記受信した楽器固有情報中の楽器IDとプログラムアップデート要求コマンドをプログラム配信コンピュータ24に送信する。この場合、プログラムアップデート要求コマンドは、ユーザ電子楽器10Aに適合するOSプログラム、機能プログラムなどの全ての各種プログラムを最新のものにアップデートすることを要求するものである。ただし、ユーザの指定により、特定種類のプログラムのみをアップデートすることを要求するようにしてもよい。
【0045】
この楽器IDおよびプログラムアップデート要求コマンドの送信により、プログラム配信コンピュータ24は、第1アップデートプログラム配信プログラムの実行をステップP10にて開始し、ステップP11にて前記送信された楽器IDおよびプログラムアップデート要求コマンドを受信する。そして、ステップP12にて、楽器IDおよび対応データ要求コマンドを管理コンピュータ22に送信する。対応データ要求コマンドとは、管理データ中の楽器IDに対応した製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータの要求命令である。
【0046】
この楽器IDおよび対応データ要求コマンドの送信により、管理コンピュータ22は、第1検索プログラムの実行をステップM30にて開始し、ステップM31にて前記送信された楽器IDおよび対応データ要求コマンドを受信する。次に、管理コンピュータ22は、ステップM32にて楽器IDに一致するレコードを管理データベース22aからサーチし、同楽器IDにより特定される管理データ中の製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータを同管理データベース22aから取得する。そして、ステップM33にて、前記取得した楽器IDに対応したデータをプログラム配信コンピュータ24に送信する。
【0047】
一方、プログラム配信コンピュータ24は、ステップP13にて前記送信された楽器IDに対応したデータを受信する。次に、プログラム配信コンピュータ24は、ステップP14にて前記受信したデータに対応したアップデートプログラムを選択する。この場合、楽器IDに対応したデータすなわち製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータに基づいて、電子楽器10Aに適合するとともに、未だアップデートされていない電子楽器10Aの全てのプログラムをアップデートするためのアップデートプログラムを選択する。なお、前記のようにアップデートされるべき特定のプログラムが指定されている場合には、前記アップデートプログラムの選択に、この指定されたプログラムをアップデートするための条件が加えられてアップデートプログラムが選択される。そして、ステップP15にて、前記選択したアップデートプログラムをユーザコンピュータ11に送信する。
【0048】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU24にて前記送信されたアップデートプログラムを受信し、ステップU25にて前記受信したアップデートプログラムを実行する。このアップデートプログラムの実行によるアップデートの指示はユーザ電子楽器10Aに送信され、ユーザ電子楽器10Aは、ステップA24にて前記送信された指示に従って外部記憶装置41内に記憶されているOSプログラム、機能プログラムなどの各種プログラムの一部または全部を書き換え、すなわちユーザ電子楽器10A内の各種プログラムをアップデートする。前記ステップU25の処理後、ユーザコンピュータ11は、ステップU26にてこのアップデートプログラムの実行を終了する。また、前記ステップA24の処理後、ユーザ電子楽器10Aは、ステップA25にて第2楽器固有情報送出プログラムの実行を終了する。
【0049】
なお、このユーザコンピュータ11のアップデートプログラムの実行によるユーザ電子楽器10A内の各種プログラムのアップデートに代えて、ユーザ電子楽器10Aにアップデートプログラムを実行させることにより、同ユーザ電子楽器10A内の各種プログラムをアップデートするようにしてもよい。この場合、ユーザコンピュータ11がプログラム配信コンピュータ24から受信したアップデートプログラムをコンピュータ用インターフェース回路45経由または外部記憶装置(フレキシブルディスクFD、コンパクトディスクCDなど)41経由でユーザ電子楽器10Aに渡す。そして、ユーザ電子楽器10A自体が、前記渡されたアップデートプログラムを実行して、同電子楽器10A内の各種プログラムをアップデートすればよい。
【0050】
一方、プログラム配信コンピュータ24は、前記ステップP15の処理後、ステップP16にて、管理データベース22a中の前記楽器IDに対応するバージョンデータ(OSバージョンおよび機能1バージョン、機能2バージョン・・を表すデータ)をステップP14で選択したバージョンのものに更新しておくための更新要求コマンドを、管理コンピュータ22に送信する。そして、ステップP17にて、プログラム配信コンピュータ24は第1アップデートプログラム配信プログラムの実行を終了する。
【0051】
一方、管理コンピュータ22は、ステップM34にて前記送信された更新要求コマンドを受信して、同コマンドに基づいて、管理データベース22a中の前記楽器IDに対応するバージョンデータを更新する。そして、管理コンピュータ22は、ステップM35にてこの第1検索プログラムの実行を終了する。
【0052】
これによれば、プログラム配信コンピュータ24は、ユーザ電子楽器10Aから受信した楽器IDに対応した楽器固有情報に基づいて、ユーザ電子楽器10Aに適合したアップデートプログラムをユーザコンピュータ11に配信することになる。したがって、不適切なアップデートプログラムがユーザコンピュータ11に配信されることを防止できる。
【0053】
次に、ユーザが、ユーザコンピュータ11を用いて、各種コンテンツを電子楽器10Aに取込む動作について説明する。
【0054】
この場合、ユーザは、図7のコンテンツ受信プログラムをユーザコンピュータ11に実行させる。このコンテンツ受信プログラムの実行はステップU30にて開始され、ユーザコンピュータ11は、ステップU31にて楽器固有情報要求コマンドをユーザ電子楽器10Aに送信する。
【0055】
この楽器固有情報要求コマンドの送信により、電子楽器10Aは、第3楽器固有情報送出プログラムの実行をステップA30にて開始し、前記図6のステップA21〜A23と同様な、ステップA31〜A33の処理により、フラッシュメモリ41aに記憶されている楽器固有情報をユーザコンピュータ11に送信する。
【0056】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU32にて前記送信された楽器固有情報を受信する。次に、ステップU33にて、ユーザが要求するコンテンツを受け付ける。すなわち、ユーザは、ユーザコンピュータ11のディスプレイを見ながら、所望のコンテンツをキーボードを用いて指定する。そして、ステップU34にて前記受信した楽器固有情報中の楽器IDと、ユーザが指定したコンテンツの要求を表すコンテンツ配信要求コマンドをコンテンツ配信コンピュータ23に送信する。
【0057】
この楽器IDおよびコンテンツ配信要求コマンドの送信により、コンテンツ配信コンピュータ23は、第1コンテンツ配信プログラムの実行をステップC10にて開始し、ステップC11にて前記送信された楽器IDおよびコンテンツ配信要求コマンドを受信する。そして、ステップC12にて楽器IDおよび対応データ要求コマンドを管理コンピュータ22に送信する。この場合も、対応データ要求コマンドとは、管理データ中の楽器IDに対応した製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータの要求命令である。
【0058】
この楽器IDおよび対応データ要求コマンドの送信により、管理コンピュータ22は、第2検索プログラムの実行をステップM40にて開始し、前記図6のステップM31〜M33と同様なステップM41〜M43の処理を実行する。これらのステップM41〜M43の処理により、前述した場合と同様に、前記送信された楽器IDに対応した管理データ中の製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータを管理データベース22aから取得して、前記取得した楽器IDに対応したデータをコンテンツ配信コンピュータ23に送信する。そして、ステップM44にて、この第2検索プログラムの実行を終了する。
【0059】
一方、コンテンツ配信コンピュータ23は、ステップC13にて前記送信された楽器IDに対応したデータを受信する。次に、コンテンツ配信コンピュータ23は、ステップC14にて前記受信したデータに対応するとともに前記ユーザにより指定されたコンテンツをコンテンツデータベース23a内から選択する。すなわち、楽器IDに対応したデータすなわち製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表すデータに基づいて、ユーザ電子楽器10Aに適合するとともに、ユーザによって指定されたコンテンツを選択する。そして、ステップC15にて、前記選択したコンテンツをユーザコンピュータ11に送信し、ステップC16にてこの第1コンテンツ配信プログラムの実行を終了する。
【0060】
一方、ユーザコンピュータ11は、ステップU35にて前記送信されたコンテンツを受信し、ステップU36にて前記受信したコンテンツをユーザ電子楽器10Aに送信する。そして、ステップU37にて、このコンテンツ受信プログラムの実行を終了する。
【0061】
また、ユーザ電子楽器10Aは、ステップA34にて、前記送信されたコンテンツを受信して外部記憶装置41のハードディスクなどに記憶し、ステップA35にて前記受信したコンテンツを再生する。この再生は、ユーザ電子楽器10Aのディスプレイ35に同コンテンツに基づく画像を表示したり、音源回路42にて同コンテンツに対応した楽音を発生したりすることにより行なわれる。したがって、ユーザは入力したコンテンツを確認できる。前記ステップA35の処理後、ステップA36にてこの楽器固有情報送出プログラムの実行を終了する。
【0062】
これによれば、コンテンツ配信コンピュータ23は、ユーザ電子楽器10Aから受信した楽器IDに対応した楽器固有情報に基づいて、ユーザ電子楽器10Aに適合したコンテンツをユーザ電子楽器10Aに配信することになる。したがって、不適切なコンテンツがユーザ電子楽器10Aに配信されることを防止できる。
【0063】
次に、ユーザ携帯通信端末装置12を用いて管理データベースにユーザ情報を登録する動作について説明する。すなわち、図1のユーザ電子楽器10Bに関するユーザ登録について説明する。
【0064】
この場合、ユーザは、図8の第2ユーザ登録プログラムをユーザ電子楽器10Bに実行させる。第2ユーザ登録プログラムの実行はステップB10にて開始され、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB11にてフラッシュメモリ41aから楽器固有情報を読み出す。なお、このユーザ電子楽器10Bのプログラムの実行は、詳しくはユーザ電子楽器10B内のCPU37によるものであるが、説明の便宜上に、以降も電子楽器10Bが行なうものとして説明する。
【0065】
次に、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB12にてユーザ固有情報の入力を受け付ける。この場合、ユーザはユーザ電子楽器10Bのディスプレイ35を見ながらパネル操作子32を操作して、ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどからなるユーザ固有情報を入力する。そして、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB13にて、前記読み出した楽器固有情報および前記入力されたユーザ固有情報をユーザ携帯通信端末装置12に送信する。ユーザ携帯通信端末装置12は、前記楽器固有情報およびユーザ固有情報を表す信号を中継局13に向けて無線送信し、中継局13はこれらの楽器固有情報およびユーザ固有情報を表す信号を受信した後、ネットワーク20を介して管理コンピュータ22に前記楽器固有情報およびユーザ固有情報を送信する。なお、この場合の通信においては、ユーザ登録用の仮IPアドレスが利用される。
【0066】
この楽器固有情報およびユーザ固有情報の送信により、管理コンピュータ22は、第2ユーザ登録プログラムの実行をステップM50にて開始し、ステップM51にて楽器固有情報およびユーザ固有情報を受信する。次に、管理コンピュータ22は、前記図5のステップM22〜M24と同様なステップM52〜M54の処理により、楽器固有情報中の楽器IDに一致するレコードに前記受信した楽器固有情報およびユーザ固有情報を登録するとともに、新規なIPアドレスを取得して前記レコードに登録する。そして、ステップM55にて、ユーザ登録完了通知およびIPアドレスを、ネットワーク20および中継局13を介してユーザ携帯通信端末装置12に送信して、ステップM56にて第2ユーザ登録プログラムの実行を終了する。
【0067】
ユーザ携帯通信端末装置12は、前記送信されたユーザ登録完了通知およびIPアドレスを受信して、ユーザ電子楽器10Bに送信する。ユーザ電子楽器10Bは、ステップB14にて前記送信されたユーザ登録完了通知およびIPアドレスを受信する。そして、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB15にて前記受信したIPアドレスをフラッシュメモリ41aに書込み、ステップB17にてIPアドレスの登録完了をディスプレイ25に表示し、ステップB17にて第2ユーザ登録プログラムの実行を終了する。
【0068】
これによっても、ユーザ登録にあたっては、ユーザは、ユーザ携帯通信端末装置12を介して、フラッシュメモリ41aに記憶されている楽器IDを含む楽器固有情報と共に、ユーザ固有情報を管理コンピュータ22に送信するだけでよく、楽器IDを含む楽器固有情報を入力する必要がない。したがって、ユーザ登録を簡単に行なうことができるとともに、ユーザが誤った楽器IDを含む楽器固有情報を管理コンピュータ22に送信してしまうことを回避でき、ユーザ登録を正確に行なうことができる。
【0069】
次に、ユーザが、ユーザ携帯通信端末装置12を介してユーザ電子楽器10Bに装備されているOSプログラムまたは機能プログラムをアップデートする動作について説明する。
【0070】
この場合、ユーザは、図9のアップデートプログラムをユーザ電子楽器10Bに実行させる。このアップデートプログラムの実行はステップB20にて開始され、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB21にてフラッシュメモリ41aから楽器固有情報を読み出す。そして、ステップB22にて、前記読み出した楽器固有情報およびプログラムアップデート要求コマンドを、ユーザ携帯通信端末装置12、中継局13およびネットワーク20を介してプログラム配信コンピュータ24に送信する。この場合のプログラムアップデート要求コマンドについては、上述したユーザコンピュータ11を用いた場合と同様である。ただし、この場合の通信は、ユーザ電子楽器10Bに割当てられたIPアドレスを用いて行なわれる。
【0071】
この楽器IDおよびプログラムアップデート要求コマンドの送信により、プログラム配信コンピュータ24は、第2アップデートプログラム配信プログラムの実行をステップP20にて開始する。この第2アップデートプログラム配信プログラムのステップP21〜P27の処理は、前述した図6の第1プログラムアップデート配信プログラムのステップP11〜P17の処理とほぼ同様である。唯一異なる点は、前記図6のステップP15の処理では選択したアップデートプログラムがユーザコンピュータ11に送信されるのに対して、この第2プログラムアップデート配信プログラムのステップP25では選択したアップデートプログラムがユーザ携帯通信端末装置12を介してユーザ電子楽器10Bに送信される点である。また、ステップP22の楽器IDと対応データ要求コマンドの管理コンピュータ22への送信により、管理コンピュータ22は前述した図6の第1検索プログラムを実行する。
【0072】
その結果、前述のユーザコンピュータ11の場合と同様に、ユーザ電子楽器10Bに適合するように選択されたアップデートプログラムが、プログラム配信コンピュータ24からユーザ電子楽器10Bに送信される。ユーザ電子楽器10Bは、ステップB23にて前記送信されたアップデートプログラムを受信し、ステップB24にて前記受信したアップデートプログラムを実行するとともに、この実行の結果、ステップB25にてOSプログラムおよび機能プログラムを書き換える。これにより、この場合も、ユーザ電子楽器10B内の各種プログラムをアップデートされる。そして、前記ステップB25の処理後、ユーザ電子楽器10Bはこのアップデートプログラムの実行を終了する。
【0073】
これによれば、プログラム配信コンピュータ24は、ユーザ電子楽器10Bから受信した楽器IDに対応した楽器固有情報に基づいて、ユーザ電子楽器10Bに適合したアップデートプログラムをユーザ電子楽器10Bに配信することになる。したがって、不適切なアップデートプログラムがユーザ電子楽器10Bに配信されることを防止できる。
【0074】
次に、ユーザが、ユーザ携帯通信端末装置12を介して各種コンテンツをユーザ電子楽器10Bに取込む動作について説明する。
【0075】
この場合、ユーザは、図10のコンテンツ受信プログラムをユーザ電子楽器10Bに実行させる。このコンテンツ受信プログラムの実行はステップB30にて開始され、ユーザ電子楽器10Bは、ステップB31にてフラッシュメモリ41aに記憶されている楽器固有情報を読み出す。次に、ステップB32にて、前記図7のステップU33の場合と同様に、ユーザが要求するコンテンツを受け付ける。そして、ステップB33にて前記読み出した楽器固有情報中の楽器IDと、ユーザが指定したコンテンツの要求を表すコンテンツ配信要求コマンドをユーザ携帯通信端末装置12を介してコンテンツ配信コンピュータ23に送信する。
【0076】
この楽器IDおよびコンテンツ配信要求コマンドの送信により、コンテンツ配信コンピュータ23は、第2コンテンツ配信プログラムの実行をステップC20にて開始する。この第2コンテンツ配信プログラムのステップC21〜P26の処理は、前述した図7の第1コンテンツ配信プログラムのステップC11〜C16の処理とほぼ同様である。唯一異なる点は、前記図7のステップC15の処理ではコンテンツがユーザコンピュータ11に送信されるのに対して、この第2コンテンツ配信プログラムのステップC25ではコンテンツがユーザ携帯通信端末装置12を介してユーザ電子楽器10Bに送信される点である。また、ステップC21の楽器IDと対応データ要求コマンドの管理コンピュータ22への送信により、管理コンピュータ22は前述した図7の第2検索プログラムを実行する。
【0077】
その結果、前述のユーザコンピュータ11の場合と同様に、ユーザ電子楽器10Bに適合するように選択されたコンテンツが、コンテンツ配信コンピュータ23からユーザ電子楽器10Bに送信される。ユーザ電子楽器10Bは、ステップB34にて、前記送信されたコンテンツを受信して外部記憶装置41のハードディスクなどに記憶し、ステップB35にて前記受信したコンテンツを再生する。この再生は、ユーザ電子楽器10Bのディスプレイ35に同コンテンツに基づく画像を表示したり、音源回路42にて同コンテンツに対応した楽音を発生したりすることにより行なわれる。したがって、ユーザは入力したコンテンツを確認できる。前記ステップB35の処理後、ステップB36にてこのコンテンツ受信プログラムの実行を終了する。
【0078】
これによれば、コンテンツ配信コンピュータ23は、ユーザ電子楽器10Bから受信した楽器IDに対応した楽器固有情報に基づいて、ユーザ電子楽器10Bに適合したコンテンツをユーザ電子楽器10Bに配信することになる。したがって、不適切なコンテンツがユーザ電子楽器10Bに配信されることを防止できる。
【0079】
次に、図1のユーザ電子楽器10Cに関するユーザ情報の登録について説明する。この場合にも、前記図8に示す各プログラムがユーザ電子楽器10Cおよび管理コンピュータ22によってそれぞれ実行される。
【0080】
この場合には、ユーザ電子楽器10Cは、ネットワーク20に直接接続されており、管理コンピュータ22と直接的に交信する。したがって、ユーザ電子楽器10Cは、前記図8のステップB13にて括弧内に示すように、楽器固有情報およびユーザ固有情報をネットワーク20を介して管理コンピュータ22に直接的に送信する。また、逆に、管理コンピュータ22も、前記図8のステップM55にて括弧内に示すように、ユーザ登録完了通知およびIPアドレスを、ネットワーク20を介してユーザ電子楽器10Cに直接的に送信する。そして、図8の残りのステップの処理は、前述したユーザ電子楽器10Bの場合と同様である。
【0081】
次に、ユーザが、ユーザ電子楽器10Cに装備されているOSプログラムまたは機能プログラムを直接アップデートする動作について説明する。この場合にも、前記図9に示す各プログラムがユーザ電子楽器10C、プログラム配信コンピュータ24および管理コンピュータ22によってそれぞれ実行される。
【0082】
前述のように、ユーザ電子楽器10Cは、ネットワーク20に直接接続されており、管理コンピュータ22と直接的に交信する。したがって、ユーザ電子楽器10Cは、前記図9のステップB22の括弧内に示すように、楽器固有情報およびプログラムアップデート要求コマンドをネットワーク20を介してプログラム配信コンピュータ24に直接的に送信する。また、逆に、プログラム配信コンピュータ24も、前記図9のステップP25にて括弧内に示すように、選択したアップデートプログラムをネットワーク20を介してユーザ電子楽器10Cに直接的に送信する。図9の残りのステップの処理は、前述したユーザ電子楽器10Bの場合と同様である。
【0083】
次に、ユーザが、各種コンテンツをユーザ電子楽器10Cに取込む動作について説明する。この場合にも、前記図10に示す各プログラムがユーザ電子楽器10C、コンテンツ配信コンピュータ23および管理コンピュータ22によってそれぞれ実行される。
【0084】
前述のように、ユーザ電子楽器10Cは、ネットワーク20に直接接続されており、管理コンピュータ22と直接的に交信する。したがって、ユーザ電子楽器10Cは、前記図9のステップB33の括弧内に示すように、楽器固有情報およびコンテンツ配信要求コマンドをネットワーク20を介してコンテンツ配信コンピュータ23に直接的に送信する。また、逆に、コンテンツ配信コンピュータ23も、前記図10のステップC25にて括弧内に示すように、選択したコンテンツをネットワーク20を介してユーザ電子楽器10Cに直接的に送信する。図10の残りのステップの処理は、前述したユーザ電子楽器10Bの場合と同様である。
【0085】
その結果、このユーザ電子楽器10Cの場合も、前記ユーザ電子楽器10Bの場合と同様に、ユーザ登録にあたっては、ユーザ登録を簡単に行なうことができるとともに、ユーザが誤った楽器IDを管理コンピュータ22に送信してしまうことを回避できる。また、不適切なアップデートプログラムおよびコンテンツがユーザ電子楽器10Aに配信されることを防止できる。
【0086】
なお、上記実施形態においては、楽器ID以外の製品の型番、OSバージョン、機能1バージョン、機能2バージョン・・、出荷日時、工場名、仕向け地などを表す各種データも楽器固有情報として、電子楽器10A〜10Cのフラッシュメモリ41a内に記憶しておくようにした。しかし、これに代えて、楽器IDのみを電子楽器10A〜10Cのフラッシュメモリ41a内に記憶しておき、それ以外の楽器固有情報に関しては管理コンピュータ22の管理データベース22aのみに記憶させておくようにしてもよい。この場合、電子楽器10A〜10Cの出荷前のいずれかのタイミングにて、前記他の楽器固有情報を管理データベース22aに記憶させるとよい。例えば、電子楽器10A〜10Cに楽器IDを記憶させる際に、他の楽器固有情報の管理データベース22aへの登録も併せて行なうようにすればよい。あるいは、楽器IDを含む楽器固有情報を工場コンピュータ21に設けたデータベースに記憶しておき、ユーザ登録の際、工場コンピュータ21の前記データベースと楽器IDとを照らし合わせて、楽器IDに対応する他の楽器固有情報を工場コンピュータ21から取得して、それを管理コンピュータ22の管理データベース22aに登録するようにしてもよい。
【0087】
上記実施形態では、ネットワーク20上でユーザ登録する際に、楽器固有のネットワークID(例えば、IPアドレス)を付与するようにしたので、ネットワーク20上において電子楽器を特定することができる。これにより、プログラムやコンテンツの配信、あるいは複数の電子楽器でのセッション時に有効である。なお、IPアドレスはユーザ登録時に付与するものに限らず、工場出荷時に付与してもよい。例えば、図4のプログラム処理において、新規楽器IDを取得するのと併せてIPアドレスも取得し、楽器固有情報を電子楽器に書込む際に、IPアドレスも併せて書込むようにしてもよい。このようにすると、図8のようにユーザ電子楽器10Aがユーザ携帯通信端末装置12経由で、あるいは直接ネットワーク20に接続してユーザ登録をする場合に仮アドレスを付与しなくてもよくなる。
【0088】
また、楽器IDとしては、複数の製品型番で共通のシリアル番号を与えてもよいし、製品型番に独立したシリアル番号を与えてもよい。なお、シリアル番号は、数値だけでなくてもアルファベットでもよいし、数値とアルファベットの組み合わせでもよい。
【0089】
また、上記実施形態では、管理コンピュータ22、コンテンツ配信コンピュータ23およびプログラム配信コンピュータ24をそれぞれ別々に設けたが、これらのコンピュータ22〜24を一つにまとめてもよい。すなわち、管理コンピュータ22に上記実施形態と同様なコンテンツ配信機能およびプログラム配信機能をもたせて、管理コンピュータ22が、ユーザの要求に応じて、コンテンツおよびプログラムをユーザに提供するようにする。また、コンピュータ22〜24が別々のコンピュータであって、インターネットのようなオープンなネットワークで接続されるのではなく、専用線で接続されたものであってもよい。
【0090】
また、上記実施形態においては、鍵盤を有する電子楽器10A〜10Bに本発明を適用するようにした。しかし、本発明は、楽音信号を発生可能な電子音楽装置、楽音信号に音楽的効果を付与可能な電子音楽装置など、電子音楽装置に広く適用されるものである。例えば、この電子音楽装置としては、鍵盤以外の演奏操作子を有する電子楽器、演奏操作子を有さない音源装置、シーケンサ(自動演奏装置)、サンプラー、音源装置を有するパーソナルコンピュータ装置およびカラオケ装置などの楽音信号発生可能な装置、ならびにミキサー、レコーダー、エフェクタなどの楽音信号に音楽効果を付与する装置などが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子音楽装置システムの全体概略図である。
【図2】 図1のユーザ電子楽器の概略ブロック図である。
【図3】 管理データの一例を示すデータフォーマットである。
【図4】 工場コンピュータによって実行される楽器固有情報書込みプログラムおよび管理コンピュータによって実行される新規ID取得プログラムを示すフローチャートである。
【図5】 ユーザ電子楽器によって実行される第1楽器固有情報送出プログラム、ユーザコンピュータによって実行される第1ユーザ登録プログラム、管理コンピュータによって実行される第1ユーザ登録プログラムのフローチャートである。
【図6】 ユーザ電子楽器によって実行される第2楽器固有情報送出プログラム、ユーザコンピュータによって実行されるアップデートプログラム、プログラム配信コンピュータによって実行される第1アップデートプログラム配信プログラム、および管理コンピュータによって実行される第1検索プログラムのフローチャートである。
【図7】 ユーザ電子楽器によって実行される第3楽器固有情報送出プログラム、ユーザコンピュータによって実行されるコンテンツ受信プログラム、コンテンツ配信コンピュータによって実行される第1コンテンツ配信プログラム、および管理コンピュータによって実行される第2検索プログラムのフローチャートである。
【図8】 ユーザ電子楽器によって実行される第2ユーザ登録プログラム、および管理コンピュータによって実行される第2ユーザ登録プログラムのフローチャートである。
【図9】 ユーザ電子楽器によって実行されるアップデートプログラム、プログラム配信コンピュータによって実行される第2アップデートプログラム配信プログラム、および管理コンピュータによって実行される第1検索プログラムのフローチャートである。
【図10】 ユーザ電子楽器によって実行されるコンテンツ受信プログラム、コンテンツ配信コンピュータによって実行される第2コンテンツ配信プログラム、および管理コンピュータによって実行される第2検索プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10A〜10C…ユーザ電子楽器、11…ユーザコンピュータ、12…ユーザ携帯通信端末装置、13…中継局、20…ネットワーク、21…工場コンピュータ、22…管理コンピュータ、22a…管理データベース、23…コンテンツ配信コンピュータ、23a…コンテンツデータベース、24…プログラム配信コンピュータ、24a…プログラムデータベース、41a…フラッシュメモリ。
Claims (2)
- 電子音楽装置と、前記電子音楽装置にネットワークを介して交信可能な管理コンピュータとを備えた電子音楽装置システムにおいて、
前記電子音楽装置は、固有の識別データを予め記憶しており、前記電子音楽装置と前記ネットワークとの間に接続されたユーザコンピュータによる前記固有の識別データの前記管理コンピュータへの送信の実行により、前記固有の識別データを前記ネットワークを介して前記管理コンピュータに送信し、前記固有の識別データの送信により、前記電子音楽装置のユーザ登録を行い、
前記管理コンピュータは、前記ユーザ登録時に、前記電子音楽装置に対して、ネットワーク上において電子音楽装置を特定するものであってネットワーク上の他のコンピュータとの通信に利用されるネットワークアドレスを割り当てるようにしたことを特徴とする電子音楽装置システム。 - 前記請求項1に記載した電子音楽装置システムにおいて、前記固有の識別データは、前記電子音楽装置に適合するプログラムまたはコンテンツの前記電子音楽装置への配信に利用されるものである電子音楽装置システム。
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