JP4148135B2 - 情報提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに接続されて同ネットワークに接続した電子音楽装置に対して各種情報を提供するサーバコンピュータと、楽音信号を発生するとともに、前記ネットワークに接続された前記サーバコンピュータと交信して各種情報を取得する電子音楽装置とから構成された情報提供システムに関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示すように、ネットワークを利用して、業者から商品を購入する商品販売方法はよく知られている。この商品販売方法は、ネットワークにそれぞれ接続された業者用コンピュータと、ユーザが使用するユーザコンピュータとの間で、商品の発注や発送を行う。そして、ユーザは、ユーザコンピュータを利用して、ネットワークを介してウェブサイト上の業者用コンピュータに接続し、業者が提供する商品をディスプレイ上で選択するようになっている。
上記した従来の商品販売方法は、ユーザが使用する端末装置すなわちコンピュータに設けられたディスプレイ(表示器)上に各種情報を表示することによって、ユーザが情報を取得するようになっている。しかしながら、最近では、ユーザが使用するコンピュータは多種多様であり、これに伴って、表示器の表示機能も異なっている。このため、情報の表示態様、例えば、表示可能領域、解像度、発色形態なども異なり、取得した情報の確認において、煩雑となる場合がある。すなわち、表示可能領域が小さいコンピュータを使用している場合には、表示画面をスクロールしたり、任意位置を指定したりして確認する必要がある。
この場合、例えば、外部(サーバコンピュータ)と通信可能な電子音楽装置においては、取得した情報を確認する場合に、マウスなどのポインティングデバイスを備えていないため、表示画面のスクロールや任意位置を指定することが困難な場合があり、取得した情報を容易に確認することができない可能性がある。また、操作子の数や種類などによっても取得した情報を確認したり指定したりすることが困難となる可能性がある。このため、各装置の表示器の表示機能や操作子の操作機能に対応した各種情報が提供されて、ユーザが容易に取得した情報を確認できるようにすることが望まれている。
特開2002−203125号公報
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表示器の表示機能または操作子の操作機能の異なる電子音楽装置に対して、見やすい情報を提供することにある。
本発明の特徴は、ネットワークに接続されて同ネットワークに接続した電子音楽装置に対して各種情報を提供するサーバコンピュータと、楽音信号を発生するとともに、前記ネットワークに接続された前記サーバコンピュータと交信して各種情報を取得する電子音楽装置とから構成された情報提供システムであって前記サーバコンピュータは、前記電子音楽装置を識別するための識別情報と前記電子音楽装置の種類を表す種類情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースと、前記種類情報によって特定される前記電子音楽装置の種類に対応した各種情報であって、各種電子音楽装置固有の表示手段の表示機能に対応するとともに、リンク先を表すURLが付されて前記各種電子音楽装置固有の操作子の数に対応した個数のリンクメニュー項目を含む各種情報を記憶する記憶手段と、前記電子音楽装置からのアクセスを受け付けるとともに前記電子音楽装置の識別情報を受信する受付手段と、前記受付手段によって受信した識別情報に基づいて前記データベースを検索するとともに、前記電子音楽装置の種類を特定する種類特定手段と、前記種類特定手段によって特定した電子音楽装置の種類に基づいて前記記憶手段から同電子音楽装置の種類に対応した各種情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得した各種情報を前記電子音楽装置に提供する情報提供手段とを備え、前記電子音楽装置は、楽音信号の発生を制御するための楽音制御情報および前記各種情報を識別可能に表示する表示手段と、自機を識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、前記表示手段の周囲に設けられた操作子を含み、ユーザによって操作されて自機に種々の動作を指示するための操作手段と、前サーバコンピュータアクセスするとともに前記記憶手段に記憶した識別情報を送信する接続手段と、前記接続手段によるアクセスに応答して前記サーバコンピュータが提供する、前記識別情報に対応した各種情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した各種情報に基づいて前記表示手段に各種情報を表示させる手段であって、同受信した各種情報に基づいて前記操作子に対応するリンクメニュー項目を表示させる表示制御手段と、前記操作子の操作に基づいて、同操作された操作子に対応して表示された前記リンクメニュー項目に付された前記URLへのアクセスを行う制御手段とを備えたことにある。
これによれば、電子音楽装置からネットワーク上に設けられて電子音楽装置の表示手段の表示機能や操作子の操作機能に基づいて作成された各種情報を記憶しているサーバコンピュータに接続する際に、自機の識別情報(ID)を送信することで、表示手段の表示機能または操作手段の操作機能に対応した各種情報を受信することができる。このため、表示手段の表示機能(例えば、表示可能領域、解像度や発色形態)やまたは操作手段の操作機能が電子音楽装置ごとに異なっていても、それぞれの電子音楽装置の表示機能や操作機能に最適に対応した情報を取得することができ、ユーザは、極めて容易に情報を確認することができる。
また、本発明の他の特徴は、ネットワークに接続されて同ネットワークに接続した電子音楽装置に対して各種情報を提供するサーバコンピュータと、楽音信号を発生するとともに、前記ネットワークに接続された前記サーバコンピュータと交信して各種情報を取得する電子音楽装置とから構成された情報提供システムであって前記サーバコンピュータは、前記電子音楽装置の種類に対応した各種情報であって、各種電子音楽装置固有の表示手段の表示機能に対応するとともに、リンク先を表すURLが付されて前記各種電子音楽装置固有の操作子の数に対応した個数のリンクメニュー項目を含む各種情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された各種情報に含まれる前記URLに対するアクセスを前記電子音楽装置から受け付ける受付手段と、前記受付手段によってアクセスを受け付けた前記URLに応じて前記記憶手段から前記電子音楽装置に対応した各種情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得した各種情報を前記電子音楽装置に提供する情報提供手段とを備え、前記電子音楽装置は、楽音信号の発生を制御するための楽音制御情報および前記各種情報を識別可能に表示する表示手段と、前記表示手段の周囲に設けられた操作子を含み、ユーザによって操作されて自機に種々の動作を指示するための操作手段と、前記サーバコンピュータの情報記憶手段に記憶された各種情報であって自機の機種に専用の情報のリンク先を表すURLを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記URL対してアクセスする接続手段と、前記サーバコンピュータから前記URLに対応した各種情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した各種情報に基づいて前記表示手段に各種情報を表示させる手段であって、同受信した各種情報に基づいて前記操作子に対応するリンクメニュー項目を表示させる表示制御手段と、前記操作子の操作に基づいて、同操作された操作子に対応して表示された前記リンクメニュー項目に付された前記URLへのアクセスを行う制御手段とを備えたことにもある。
これによれば、電子音楽装置は、リンク先を表すURLに基づいて、ネットワークにて、電子音楽装置に設けられた表示手段の表示機能や操作子の操作機能に基づいて作成された各種情報を記憶しているサーバコンピュータの、例えば、電子音楽装置ごと専用ページに直接接続することができる。この専用ページには、例えば、電子音楽装置ごとの表示機能や操作機能に対応した各種情報が記憶されているため、それぞれの電子音楽装置の表示機能に最適に対応した情報を取得することができ、ユーザは、極めて容易に情報を確認することができる。また、電子音楽装置が専用のURLにアクセスすることができるので、種類の異なる電子音楽装置であっても、確実に各種情報を取得することができる。また、電子音楽装置本来の機能(例えば、音色、ソング、演奏スタイルなど)の選択と、取得した情報に基づく各種指示とは、共通の操作手段を利用することができるため、操作手段(操作子)の数を低減することができる。
1.第1実施形態
以下に、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、ネットワークNWに通信可能に接続された本発明に係る電子音楽装置M1、電子音楽装置M2およびサーバコンピュータSCをブロック図により示している。
電子音楽装置M1は、例えば電子楽器であって、図2に示すように、鍵盤11、パネル操作子群12および表示器13を備えている。鍵盤11は、演奏操作子としての複数の鍵からなり、各鍵の押離鍵により楽音信号の発生および停止が指示される。これらの鍵の押離鍵は、バス20に接続された検出回路14内に各鍵に対応して設けられた鍵スイッチのオン・オフによってそれぞれ検出される。
パネル操作子群12は、電子音楽装置M1の前面パネル(詳しくは、表示器13の周辺)に設けられてプッシュボタンを含む多数の操作子より構成されており、電子音楽装置M1の種々の動作を指示するために操作される。これらのパネル操作子群12の操作は、バス20に接続された検出回路15内に各操作子に対応して設けられた操作子スイッチのオン・オフによってそれぞれ検出される。表示器13は、液晶ディスプレイなどで構成されており、文字、符号、図形や後述するサーバコンピュータSCから取得した各種コンテンツの内容などを表示する。この表示器13は、その表示可能領域が広く(すなわち解像度が高く)、また、カラー表示可能とされていて、バス20に接続された表示制御回路16によって表示態様が制御される。
バス20には、CPU31、タイマ32、ROM33、RAM34、外部記憶装置35、音源回路41およびサウンドシステム42が接続されている。CPU31、タイマ32、ROM33およびRAM34は、マイクロコンピュータ本体部を構成するものであり、電子音楽装置M1の各種動作をプログラムの実行により制御する。
ROM33には、図3に示すように、各種記憶エリアが設けられている。各種プログラム記憶エリアには、システムプログラム、電子音楽装置M1の各種機能を実現するための一部のプログラム、後述する図7に示す電子音楽装置側プログラムなどが記憶されている。スタイルデータ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて対応可能なジャズ、ロック、ワルツやマーチなどの自動伴奏の種類ごとに用意されていて伴奏音の発生を制御するための一連の伴奏制御データが記憶されている。楽曲データ記憶エリアには、電子音楽装置M1にて自動演奏可能なデモンストレーション用の自動演奏データが記憶されている。
音色データ記憶エリアには、電子音楽装置M1で対応可能な音色名を分類分けして記憶した音色テーブルが設けられるとともに、各音色の楽音信号を後述する音源回路41にて合成するために音色ごとに用意された音色パラメータ群が記憶されている。効果データ記憶エリアには、電子音楽装置M1で対応可能な効果名を分類分けして記憶した効果テーブルが設けられているとともに、音源回路41にて楽音信号に付与される効果ごとに用意された効果パラメータ群が記憶されている。
レジストレーションデータ記憶エリアには、複数組のレジストレーションデータが記憶されている。一組のレジストレーションデータは、楽音信号の音色、効果、スタイル(自動伴奏パターンの種類)などの楽音信号の各種発生態様を制御するための複数種類の制御データからなる。そして、一組のレジストレーションデータを指定するだけで、パネル操作子群12の種々の操作によって設定される楽音制御状態が実現されるようになっている。その他データ記憶エリアには、ユーザが使用する電子音楽装置M1に予め割り当てられた固有の装置ID情報などが記憶されている。この装置IDは、例えば、同じ電子音楽装置M1であっても、個体ごとに異なる値が割り振られたもので、製造番号のようなものであってもよいし、それ以外のものであってもよい。なお、予めROM33に記憶されているものに限らず、電子音楽装置を購入後、任意の時点で、例えば、フラッシュメモリなどに記憶したものであってもよい。
外部記憶装置35は、電子音楽装置M1に予め組み込まれているハードディスクHD、電子音楽装置M1に装着可能なコンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、大量のデータおよびプログラムを記憶および読み出し可能にしている。これらの記録媒体には、ROM33の場合と同種であるが、ROM33の場合とは異なる、多種類のプログラム、スタイルデータ、楽曲データ、音色データ、効果データ、レジストレーションデータおよびその他のデータが記憶されている。
音源回路41は、CPU31からの演奏情報(例えば、鍵盤11のキーオン信号、キーオフ信号など)に基づいて楽音信号を形成するとともに、形成された楽音信号にリバーブ、コーラスなどの効果を付与し、同効果の付与された楽音信号を出力する。この音源回路41によって形成される楽音信号の音色を含む楽音要素および同楽音信号に付与される効果は、CPU31による制御のもとに、ROM33または外部記憶装置35(場合によっては、RAM34)から供給される音色パラメータおよび効果パラメータを含む制御パラメータによって制御される。この場合、一般的には、ROM33内に音色テーブルに対応させて記憶されている音色パラメータおよび効果パラメータに加えて、ROM33内のレジストレーションデータに含まれる音色パラメータおよび効果パラメータまたは外部記憶装置35内に記憶されている音色パラメータおよび効果パラメータも利用される。ただし、この音源回路41は、機種によってその性能が異なり、音色を含む対応可能な楽音要素および楽音信号に付与される効果には種々の制限が加えられているようになっている。
音源回路41から出力された楽音信号は、サウンドシステム42に供給される。サウンドシステム42は、アンプ、スピーカなどからなり、前記供給された楽音信号に対応した楽音を発音する。
また、バス20には、インターフェース回路51も接続されている。インターフェース回路51は、他の電子音楽装置、パーソナルコンピュータなどの外部電子音楽装置52から、自動演奏データ、楽音制御データなどの各種データおよび各種プログラムを入力する。また、このインターフェース回路51は、ネットワークNW(例えば、インターネットなど)を介して、サーバコンピュータSCと接続可能となっていて、サーバコンピュータSCが提供する各種コンテンツ、各種プログラムおよびデータの交信を可能としている。
電子音楽装置M2も、図2に示すように、電子音楽装置M1と同様の構成とされている。このため、電子音楽装置M2の各構成部分の機能についても電子音楽装置M1の各構成部分の機能と同様であるため、その詳細な説明は省略する。ただし、表示器13’は、電子音楽装置M1の表示器13と異なっている。すなわち、電子音楽装置M2の表示器13’は、液晶ディスプレイなどで構成されており、文字、符号、図形やサーバコンピュータSCから取得した各種コンテンツの内容などを表示する点において、電子音楽装置M1の表示器13と同様である。しかしながら、この表示器13’は、その表示可能領域が狭く(すなわち解像度が低く)、また、白黒表示のみ可能とされている。
サーバコンピュータSCは、図4のブロック図に示すように、バス100に接続されたCPU101、タイマ102、ROM103、RAM104および外部記憶装置105を備えている。CPU101は、プログラムを実行して、サーバコンピュータSCの各種動作を統括的に制御する。タイマ102は、時間を計測するものである。ROM103は、システムプログラム、サーバコンピュータSCの各種機能を実現するための一部のプログラム、各種データなどを予め記憶している。RAM104は、プログラムおよびプログラムの実行時に利用されるファイルを一時的に記憶する。
外部記憶装置105は、ハードディスクHD、コンパクトディスクCD、フレキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものである。これらの記録媒体は、大量のデータおよびプログラムを記憶および呼び出し可能にしており、後述する図7に示すサーバコンピュータ側プログラムを含む各種プログラムを記憶している。また、ハードディスクHD内には、ユーザデータベース106a、コンテンツデータ記憶部106bが構築されている。
ユーザデータベース106aは、電子音楽装置M1,M2のユーザおよび装置の機種を特定するための情報、すなわち、ユーザ名、パスワード、装置ID情報および機種情報(例えば、M1,M2など)が互いに関連付けられて(紐付けされて)検索可能に記憶している。なお、ユーザ名、パスワード、装置ID情報および機種情報は、例えば、電子音楽装置M1,M2の購入時に、あるいはその後の任意の時点で、サーバコンピュータSCに登録されるようになっている。
コンテンツデータ記憶部106bは、電子音楽装置M1,M2に対して提供する各種情報を表すコンテンツデータを記憶している。このコンテンツデータは、提供先の電子音楽装置M1,M2の表示機能や操作機能を考慮して作成されている。具体的に説明すると、電子音楽装置M1,M2の表示器13,13’は、表示可能領域(解像度)やカラー表示の可否の点で異なっている。このため、電子音楽装置M1,M2の表示機能を考慮して、例えば、電子音楽装置M1に提供するコンテンツデータは、表示文字が大きくカラー画像付き表示として作成され、電子音楽装置M2に提供するコンテンツデータは、表示文字を小さく白黒テキスト表示として作成される。また、コンテンツデータは、動画が表示可能であれば動画を含んだコンテンツデータを作成し、動画が表示不能であれば動画を含まないコンテンツデータとして作成される。また、コンテンツデータは、操作子の数や種類あるいはその配置に応じて、その操作子を用いて操作しやすい画面構成として作成される。例えば、表示器13,13’の周辺に設けられた操作子の数が4つの場合は4つのメニュー項目が表示され、操作子の数が8つの場合は8つのメニュー項目が表示されるような画面とすることができる。
ここで、コンテンツデータとは、サーバコンピュータSCから電子音楽装置M1,M2に送信されるデータ(HTMLデータ、テキストデータ、MIDIデータ、バイナリデータなど)全般を表すものである。そして、コンテンツデータとしては、例えば、製品情報に関するデータ、購入を希望する楽曲データ、電子メールや掲示板に掲載されたデータなどである。なお、電子メールに関しては、サーバコンピュータSCが、周知の方法によって外部から送受信したデータがコンテンツデータ記憶部106bに記憶される。この場合、例えば、ユーザが所有する電子メールアドレスと関連付けて記憶される。
このように、コンテンツデータは、特定の電子音楽装置においてのみ適正に表示されるため、電子音楽装置の機種ごとに作成されてコンテンツデータ記憶部106b内に記憶されている。ここで、上述したように、提供されるコンテンツデータは、特定の機種すなわち特定の表示機能を有した機種においてのみ適正に表示される。このため、以下の説明においては、電子音楽装置M1,M2にそれぞれ提供されたコンテンツデータに基づいて表示される画面を専用ページという。
また、バス100には、通信インターフェース回路107(以下、通信I/F107という)も接続されている。この通信I/F107は、ネットワークNWに接続されており、サーバコンピュータSCは、ユーザが使用する電子音楽装置M1,M2と通信可能とされている。
次に、上記のように構成した第1実施形態の動作を説明する。まず、電子音楽装置M1,M2の一般的な動作について簡単に説明しておく。電子音楽装置M1,M2のユーザは、パネル操作子群12を操作することにより、音源回路41にて形成される楽音信号のスタイル(伴奏音の種類)、音色などに加え、楽音信号に付与される効果などを設定する。これを、図5に基づいて具体的に説明する。ユーザが電子音楽装置M1,M2を起動すると、CPU31は、ROM33内記憶されている図示しない所定のプログラムを実行し、表示器13,13’に対して、図5(a)に示すように、初期画面(トップメニュー画面)を表示させる。これにより、ユーザは、表示器13,13’上に表示されたトップメニュー画面に基づいて項目を選択する。このとき、ユーザは、表示器13,13’に表示されたトップメニュー画面の各項目に隣接して設けられたパネル操作子群12を構成するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することによって、所望の項目を選択する。
すなわち、表示器13,13’に表示された“音色”に隣接するプッシュボタン12aが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(b)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、希望する音色名や、画面送りを表す”次へ”または画面戻りを表す”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の音色を選択する。また、トップメニュー画面にて、”伴奏スタイル”に隣接するプッシュボタン12bが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(c)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、自動伴奏を希望する伴奏スタイル名や、”次へ”または”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の伴奏スタイルを選択する。また、トップメニュー画面にて、”ソング”に隣接するプッシュボタン12eが押下操作されると、CPU31は、表示器13,13’の表示画面を、図5(d)に示すように遷移させる。これにより、ユーザは、自動演奏を希望する曲名や、”次へ”または”戻る”に隣接するプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望の曲名を選択する。
このような操作により、ROM33または外部記憶装置35に記憶されていた音色、効果、伴奏スタイル、楽曲などに関する種々のデータが音源回路41に送られ、または、RAM34内に書き込まれる。その後、ユーザが鍵盤11を用いて演奏操作すれば、音源回路41は、所望の音色および効果を有する楽音信号を前記演奏に従って発生する。また、この楽音信号を前記選択された所望の伴奏スタイルに対応した自動演奏パターンで発生させたり、所望の伴奏スタイルに対応した伴奏音信号を前記演奏による楽音信号と並行させて音源回路41に発生させる。さらに、前記選択された曲に対応した自動演奏信号を発生させることもできる。このようにして、音源回路41から発生される楽音信号は、サウンドシステム42に供給され、サウンドシステム42から楽音として発音される。
また、ユーザは、トップメニュー画面に表示された”INTERNET”に隣接するプッシュボタン12fを押下操作することにより、ネットワークNWを介して、サーバコンピュータSCにアクセスして、各種コンテンツデータを取得することができる。以下、このコンテンツデータの取得について説明する。
この第1実施形態においては、図6に概略的に示すように、電子音楽装置M1,M2は、サーバコンピュータSCからそれぞれに対応したコンテンツデータすなわち専用ページを取得する。具体的に説明すると、電子音楽装置M1,M2は、サーバコンピュータSCの共通ページにアクセスする。サーバコンピュータSCは、電子音楽装置M1,M2の機種をユーザデータベース106aを利用して確定する。そして、電子音楽装置M1,M2に対して、それぞれの専用ページを表示させるべく各専用ページにジャンプし、この専用ページ内の所定のコンテンツデータを送信する。
これを、図7に示すコンテンツデータ取得プログラムのフローチャートを用いて詳細に説明する。なお、コンテンツデータの取得に際し、電子音楽装置M1,M2は、それぞれ同一のコンテンツデータ取得プログラムを実行して、コンテンツデータを取得する。したがって、以下の説明においては、電子音楽装置M1を例示して、詳細に説明する。このコンテンツデータ取得プログラムは、電子音楽装置M1のCPU31およびサーバコンピュータSCのCPU101によって実行される。すなわち、CPU31は、所定の短時間ごとに、ステップC10にてコンテンツデータ取得プログラムの実行を開始し、ステップC11にて、ユーザにより”INTERNET”が選択されたか否かを判定する。トップメニュー画面において、ユーザによりプッシュボタン12fが押下操作されていなければ、「No」と判定してステップC17に進み、プログラムの実行を一旦終了する。
一方、ユーザによって、プッシュボタン12fが押下操作されていれば、「Yes」と判定して、ステップC12に進む。ステップC12においては、CPU31は、サーバコンピュータSCのCPU101に対して、共通ページにアクセスするための共通ページアクセス信号および装置ID情報を送信する。具体的に説明すると、CPU31は、予めROM33に記憶されている共通ページデータの記憶位置を特定するための共通ページアクセス情報(例えば、共通ページのURL(Uniform Resource Locator)情報など)を取得する。また、CPU31は、ROM33などに記憶されている装置ID情報を取得する。そして、インターフェース回路51およびネットワークNWを介して、取得した共通ページアクセス情報に基づいて共通ページアクセス信号を送信するとともに、装置ID情報を送信する。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU101が、ステップS10にて、前記ステップC12の送信処理によって送信された共通ページアクセス信号および装置ID情報を受信し、RAM104に一時的に記憶する。このとき、CPU101は、図示しない送信処理により、電子音楽装置M1に対して、共通ページを表示するためのコンテンツデータを送信するようにしてもよい。これにより、電子音楽装置M1は、コンテンツデータを受信し、表示器13に共通ページを表示する。なお、CPU101は、この共通ページを構成するコンテンツデータの送信によって、ユーザ名、パスワードの入力を促すようにすることも可能である。これにより、ユーザ以外の人間によって操作されてサーバコンピュータSCにアクセスされることを防止できて、セキュリティーを確保することができる。
前記ステップS10の受信処理後、ステップS11にて、電子音楽装置M1の機種を特定する。具体的に説明すると、CPU101は、機種特定のためのプログラムが記述された共通ページデータに従い、前記ステップS10にて一時的にRAM104に記憶した装置ID情報に基づいて、ユーザデータベース106aを利用して検索する。そして、RAM104に記憶した装置ID情報と一致する装置ID情報に関連付けて記憶されている機種情報を取得する。これにより、現在サーバコンピュータSCにアクセスしている電子音楽装置M1の機種を特定し、ステップS12に進む。
ステップS12においては、特定した機種に対応した専用ページを構成するコンテンツデータを取得するとともに、電子音楽装置M1に送信する。具体的に説明すると、CPU101は、前記ステップS11にて取得した機種情報に基づいて、この機種に対応する専用ページに移行(ジャンプ)する。具体的には、予め記憶された専用ページのページアクセス情報(URL)を取得して、この専用ページを表示するように誘導する。ステップS13では、移行先の専用ページのコンテンツデータを、通信I/F107およびネットワークNWを介して、電子音楽装置M1に送信する。
電子音楽装置M1においては、CPU31が、ステップC13にて、前記ステップS13の送信処理によって送信されたメニューコンテンツデータを受信するとともに、表示器13に専用ページのメニュー画面を表示する。具体的に説明すると、CPU31は、インターフェース回路51およびネットワークNWを介して、メニューコンテンツデータを受信するとともに、同受信したデータをRAM34の所定記憶位置に一時的に記憶する。そして、CPU31は、バス20を介して、表示制御回路16に対して、メニューコンテンツデータを供給し、同供給したデータに基づいて、表示器13に専用ページのメニュー画面を表示するように指示する。
表示制御回路16は、同指示に従って、取得したメニューコンテンツデータに基づいて表示器13を制御し、図8(a)に示すように、専用ページのメニュー画面を表示する。このとき、表示された専用ページのメニュー画面は、表示器13の表示機能に基づいて、表示される文字などが大きく表示されるとともにカラー画像付きで表示される。これにより、ユーザは、専用ページのメニューを確認することができ、プッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、所望のコンテンツ項目を選択することができる。
一方、電子音楽装置M2が上記各ステップを実行して、専用ページのメニュー画面を表示した場合には、表示器13’の表示機能に基づいて、図8(b)に示すように、表示される文字などが小さく表示されるとともに白黒テキスト表示される。このため、例えば、表示すべき文字量が多い場合であっても、表示器13’の表示可能領域に合わせて文字を小さくし、一画面内に全ての情報を表示することができる。
前記ステップC13の表示処理後、ステップC14に進み、CPU31は、専用ページ内のリンク先へのアクセス指示がされたか否かを判定する。具体的に説明すると、ユーザは、現在表示されている専用ページのメニュー項目名のうち、サーバコンピュータSCから取得を希望する項目名に隣接したプッシュボタン12a〜12fを押下操作することにより、リンク先を選択する。このように、ユーザによってプッシュボタン12a〜12fのうちのいずれか一つが押下操作されていればリンク先が選択されるため、CPU31は「Yes」と判定してステップC15に進む。
ステップC15においては、前記ステップC14にてユーザにより選択されたリンク先に関するコンテンツデータの送信要求をサーバコンピュータSCに送信する。具体的に説明すると、専用ページのメニューコンテンツデータ中に含まれるリンク先を表す情報(例えば、URL情報など)には、各メニュー項目名に隣接する各プッシュボタン12a〜12fが対応付けられている。そして、ユーザによって各プッシュボタン12a〜12fが押下操作されると、このボタンに対応付けられているリンク先を表す情報が読み出され、バス20を介してCPU31に供給される。これにより、CPU31は、取得したリンク先を表す情報に基づき、サーバコンピュータSCに対して、リンク先すなわちコンテンツデータ記憶部106bの所定記憶位置に記憶されているコンテンツデータの送信を要求する。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU101が、前記ステップC15の送信処理によって送信された送信要求を受信するとともに、ステップS13にて該当する専用ページのコンテンツデータを取得する。すなわち、CPU101は、受信したリンク先を表す情報に基づいて、コンテンツデータ記憶部106bから該当するコンテンツデータを取得する。そして、取得したコンテンツデータを通信I/F107およびネットワークNWを介して、電子音楽装置M1に送信する。電子音楽装置M1においては、CPU31が、ふたたびステップC13〜C15の処理を実行し、ユーザによって選択された専用ページを表示する。
一方、前記ステップC14にて、ユーザによってプッシュボタン12a〜12fが押下操作されていなければリンク先が選択されていないため、CPU31は「No」と判定してステップC16に進む。ステップC16においては、CPU31は、ユーザによってサーバコンピュータSCからコンテンツデータの取得を終了する旨の指示がされたか否かを判定する。すなわち、ユーザによって終了する旨の指示がなければ、「No」と判定してふたたびステップC13に戻り、終了する旨の指示がされるまでステップC13〜C15の処理を繰り返し実行する。一方、ユーザによって終了する旨の指示がされれば、「Yes」と判定して、ステップC17に進み、コンテンツデータ取得プログラムを一旦終了する。
以上の説明からも理解できるように、本実施形態によれば、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2からネットワークNW上のサーバコンピュータSCに接続する際に、装置ID情報を送信することで、表示器13または表示器13’の表示機能や操作機能に対応したコンテンツデータすなわち専用ページデータを受信することができる。このため、表示器13または表示器13’の表示機能(例えば、表示可能領域、解像度やカラー表示の可否)が異なっていても、それぞれの表示器13または表示器13’の表示機能に最適に対応した情報を取得することができ、ユーザは、極めて容易に情報を確認することができる。また、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2が最初にアクセスする先を共通のページとすることができるため、種類の異なる電子音楽装置に対して、共通の専用ページアクセス情報を利用することができる。また、電子音楽装置本来の機能(音色、ソング、伴奏スタイルなどの選択)指定と、専用ページ画面上の項目指定などを共通の操作子である各プッシュボタン12a〜12fを利用して行うことができるため、操作子の数を減らすことができる。
また、サーバコンピュータSCは、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2に設けられた表示器13または表示器13’の表示機能や操作機能に基づいて作成された各種コンテンツデータを記憶している。このため、サーバコンピュータSCは、接続した電子音楽装置M1または電子音楽装置M2の表示機能に対応した情報を提供することができる。これによっても、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2のユーザは、提供されたコンテンツデータすなわち専用ページを極めて容易に確認することができる。なお、装置IDは、専用サイト以外の一般サイトにて取得され、ユーザ名などの個人情報と結びつけて蓄積されることを防ぐため、特定のドメイン(専用サイト)以外には送出しない。このため、SSL(Secure Socket Layer)などによって経路の安全が確認できない場合には、装置IDを送出しないなどの制限を加えることが好ましい。
2.第2実施形態
上記第1実施形態においては、電子音楽装置M1,M2がサーバコンピュータSCから専用ページのコンテンツデータを取得するときには、ともに共通ページにアクセスするように実施した。そして、サーバコンピュータSCは、共通ページにアクセスした電子音楽装置M1,M2の機種を特定し、同特定した機種に対応した専用ページに移行(ジャンプ)して送信するように実施した。しかしながら、図9に概略的に示すように、共通ページを省略して、電子音楽装置M1,M2が、それぞれサーバコンピュータSCから直接専用ページのコンテンツデータを取得するように実施することも可能である。以下、この第2実施形態を説明するが、上記第1実施形態と同一の部分に同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2実施形態におけるコンテンツデータ取得プログラムは、図7のフローチャートのステップC12、ステップS10〜S13が、図10に示すフローチャートのように、ステップC30、ステップS30,S31に変形されている。すなわち、CPU31は、ステップC30にて、サーバコンピュータSCのCPU101に対して、専用ページにアクセスするための専用ページアクセス信号を送信する。具体的に説明すると、CPU31は、予めROM33に記憶されている電子音楽装置の種類ごとに異なる専用ページアクセス情報(例えば、URL情報など)を取得する。そして、インターフェース51およびネットワークNWを介して、取得した専用ページアクセス情報に基づいて専用ページアクセス信号を送信する。
サーバコンピュータSCにおいては、CPU101が、ステップS30にて、前記ステップC30の送信処理によって送信された専用ページアクセス信号を受信し、RAM104に一時的に記憶する。このとき、CPU101は、図示しない送信処理により、ユーザ名、パスワードの入力を促すようにすることも可能である。これにより、ユーザ以外の人間によって操作されてサーバコンピュータSCにアクセスされることを防止できて、セキュリティーを確保することができる。
前記ステップS30の受信処理後、ステップS31にて、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2に対応した専用ページを構成するコンテンツデータを取得するとともに送信する。具体的に説明すると、CPU101は、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2に対応した専用ページを構成するコンテンツデータを、コンテンツデータ記憶部106bから取得する。そして、同記憶したコンテンツデータを、通信I/F107およびネットワークNWを介して、電子音楽装置M1に送信する。
このように、サーバコンピュータSCから電子音楽装置M1または電子音楽装置M2に対応した専用ページのコンテンツデータが送信されると、CPU31は、上述した第1実施形態と同様に、ステップC13以降の各ステップを実行する。これにより、電子音楽装置M1または電子音楽装置M2は、直接、それぞれの専用ページのコンテンツデータをサーバコンピュータSCから取得することができる。したがって、上記実施形態と同様に、電子音楽装置M1,M2の表示器13,13’に対応して専用ページを表示することができて、ユーザは、極めて容易にコンテンツデータすなわち専用ページを確認することができる。さらに、直接専用ページにアクセスすることにより、サーバコンピュータSC側での機種判定処理を省略することができる。なお、同一種類の電子音楽装置には、共通の機種IDを付与し、この機種IDを電子音楽装置からサーバコンピュータへ送信し、サーバコンピュータにおいて機種を特定するようにしてもよい。
さらに、上記第1実施形態および第2実施形態においては、本発明を演奏操作子としての鍵盤11を備えた電子楽器の形態を有する電子音楽装置M1,M2に適用した例について説明したが、本発明は、表示器を有するとともに外部との交信を可能とする電子楽器であれば、タッチプレート、押しボタン、弦などを演奏操作子として備えた種々の電子楽器の形態を有する電子音楽装置にも適用できるものである。また、演奏操作子を備えた電子楽器の形態を有していなくても、表示器を有することを条件に、楽音信号を発生させるとともに外部と交信して各種情報を取得する電子音楽装置のシーケンサ(自動演奏装置)、音源、ミキサー、エフェクタ、レコーダ、コンピュータ装置には、広く適用できる。
さらに、本発明に実施にあたっては、上記第1実施形態および第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形も可能である。
本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る電子音楽装置およびサーバコンピュータが接続されたネットワークを示す概略ブロック図である。 図1に示した本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る電子音楽装置の概略ブロック図である。 図2のROMの各種記憶エリアを示すマップである。 図1に示した本発明の第1実施形態および第2実施形態に係るサーバコンピュータの概略ブロック図である。 図2の表示器における表示画面の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電子音楽装置とサーバコンピュータとの間のコンテンツデータ取得の流れを説明するための概略図である。 本発明の第1実施形態に係るコンテンツデータ取得プログラムを示すフローチャートである。 図2の表示器における専用ページの表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子音楽装置とサーバコンピュータとの間のコンテンツデータ取得の流れを説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツデータ取得プログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
11…鍵盤、12…パネル操作子群、13,13’…表示器、31…CPU、33…ROM、34…RAM、35…外部記憶装置、41…音源回路、42…効果回路、51…インターフェース回路、101…CPU、103…ROM、104…RAM、105…外部記憶装置、106a…ユーザデータベース、106b…コンテンツデータ記憶部、107…通信I/F、M1,M2…電子音楽装置、SC…サーバコンピュータ、NW…ネットワーク

Claims (2)

  1. ネットワークに接続されて同ネットワークに接続した電子音楽装置に対して各種情報を提供するサーバコンピュータと、楽音信号を発生するとともに、前記ネットワークに接続された前記サーバコンピュータと交信して各種情報を取得する電子音楽装置とから構成された情報提供システムであって
    前記サーバコンピュータは、
    前記電子音楽装置を識別するための識別情報と前記電子音楽装置の種類を表す種類情報とを互いに関連付けて記憶するデータベースと、
    前記種類情報によって特定される前記電子音楽装置の種類に対応した各種情報であって、各種電子音楽装置固有の表示手段の表示機能に対応するとともに、リンク先を表すURLが付されて前記各種電子音楽装置固有の操作子の数に対応した個数のリンクメニュー項目を含む各種情報を記憶する記憶手段と、
    前記電子音楽装置からのアクセスを受け付けるとともに前記電子音楽装置の識別情報を受信する受付手段と、
    前記受付手段によって受信した識別情報に基づいて前記データベースを検索するとともに、前記電子音楽装置の種類を特定する種類特定手段と、
    前記種類特定手段によって特定した電子音楽装置の種類に基づいて前記記憶手段から同電子音楽装置の種類に対応した各種情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得した各種情報を前記電子音楽装置に提供する情報提供手段とを備え、
    前記電子音楽装置は、
    音信号の発生を制御するための楽音制御情報および前記各種情報を識別可能に表示する表示手段と、
    自機を識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記表示手段の周囲に設けられた操作子を含み、ユーザによって操作されて自機に種々の動作を指示するための操作手段と、
    サーバコンピュータアクセスするとともに前記記憶手段に記憶した識別情報を送信する接続手段と、
    前記接続手段によるアクセスに応答して前記サーバコンピュータが提供する、前記識別情報に対応した各種情報を受信する受信手段と
    前記受信手段によって受信した各種情報に基づいて前記表示手段に各種情報を表示させる手段であって、同受信した各種情報に基づいて前記操作子に対応するリンクメニュー項目を表示させる表示制御手段と、
    前記操作子の操作に基づいて、同操作された操作子に対応して表示された前記リンクメニュー項目に付された前記URLへのアクセスを行う制御手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム
  2. ネットワークに接続されて同ネットワークに接続した電子音楽装置に対して各種情報を提供するサーバコンピュータと、楽音信号を発生するとともに、前記ネットワークに接続された前記サーバコンピュータと交信して各種情報を取得する電子音楽装置とから構成された情報提供システムであって
    前記サーバコンピュータは、
    前記電子音楽装置の種類に対応した各種情報であって、各種電子音楽装置固有の表示手段の表示機能に対応するとともに、リンク先を表すURLが付されて前記各種電子音楽装置固有の操作子の数に対応した個数のリンクメニュー項目を含む各種情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段に記憶された各種情報に含まれる前記URLに対するアクセスを前記電子音楽装置から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によってアクセスを受け付けた前記URLに応じて前記記憶手段から前記電子音楽装置に対応した各種情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得した各種情報を前記電子音楽装置に提供する情報提供手段とを備え、
    前記電子音楽装置は、
    音信号の発生を制御するための楽音制御情報および前記各種情報を識別可能に表示する表示手段と、
    前記表示手段の周囲に設けられた操作子を含み、ユーザによって操作されて自機に種々の動作を指示するための操作手段と、
    前記サーバコンピュータの情報記憶手段に記憶された各種情報であって自機の機種に専用の情報のリンク先を表すURLを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記URL対してアクセスする接続手段と、
    前記サーバコンピュータから前記URLに対応した各種情報を受信する受信手段と
    前記受信手段によって受信した各種情報に基づいて前記表示手段に各種情報を表示させる手段であって、同受信した各種情報に基づいて前記操作子に対応するリンクメニュー項目を表示させる表示制御手段と、
    前記操作子の操作に基づいて、同操作された操作子に対応して表示された前記リンクメニュー項目に付された前記URLへのアクセスを行う制御手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム
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