JP4670175B2 - 遠心圧縮機のインペラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心圧縮機のインペラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エンジンに使用されるターボチャージャは、広い運転範囲において高い効率を保つことが望まれており、その改善方法の1つとして、ターボチャージャのコンプレッサの効率向上が求められている。ターボチャージャのコンプレッサとしては遠心圧縮機が一般的であり、高い効率を達成するために、小型化や流量増加が望まれ、そのためのインペラの形状の改良を行う工夫がなされている。
【0003】
そして、従来の遠心圧縮機のインペラとして、例えば特開平10−213094号公報に開示されているものが知られている。図3はこの従来の遠心圧縮機のインペラの回転軸を中心軸とする円筒断面上における全翼と半翼との形状及び位置関係を示す図である。図3に示すように、インペラ21において隣接する全翼22の回転方向後方のサクション面22aと回転方向前方のプレッシャー面22bとによって流路TA2が形成されている。そして、流路TA2の下流に位置する半翼23によって、流路TA2を流れる流体は、サクション面側流路TS3とプレッシャー面側流路TP3とに分かれるようになっている。一般に、遠心圧縮機の高効率を実現するために、インペラ21の各出口(図示しない)より吐出される流体の流量は均一であることが望まれる。従って、この従来のインペラ21では、流路TS3,TP3の入口断面積を、流体の流れに垂直な断面において幾何学的に等しくし、流量を等しくさせようとしている。すなわち、流路TS3,TP3の流路幅DS3,DP3が等しくなるように半翼23を配置させている。
【0004】
また、インペラの別の従来例として、図4に示すものが知られている。このインペラを説明する上で、図3に示す上記従来のインペラ21と同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。一般に、インペラ21のサクション面側流路TS3は負圧となっており、インペラ21の流路TA2を入ってきた流体は、主にサクション面22aに速い流れが集まる分布となる。このため、このインペラ21においては、流路TS3,TP3の流路面積を幾何学的に等しくすると、サクション面側流路TS3はプレッシャー面側流路TP3に比較して流速が大きい分、流量が増え、インペラ21の各出口より吐出される流体の流量が不均一となってしまう。従って、この従来のインペラ21では、流路TS3,TP3の流路面積を幾何学的に等しくするのではなく、半翼23の先端部位23aをサクション面22a側に湾曲させ、流路幅DP3を流路幅DS3より大きくするようにしている。すなわち、流速の小さい流路TP3の流路面積を流速の大きい流路TS3の流路面積より大きくすることにより、流路TS3と流路TP3を流れる流体の流量を等しくするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図3に示す従来の遠心圧縮機のインペラ21では、流路TS3,TP3の流路面積を幾何学的に等しくしているが、各流路TS3,TP3の流体の圧力差によって生じる流速の違いを無視しているため、実際には流路TS3,TP3の流量が等しくならない。
【0006】
また、図4に示す従来の遠心圧縮機のインペラ21では、半翼23の先端部位23aをサクション面22a側に湾曲させただけなので、流路TA2に流れる流体の流れ方向Fと、半翼23の先端部位23aとのなす角度である流入角度αが大きくなる。その結果、先端部位23aにおける流体の衝突損失を生じるとともに、図5に示すように、半翼23の回転方向前方側に、流れの剥離領域Sが生じ、摩擦損失を生じる原因となる。さらに、剥離領域Sが生じると、下流における流速分布が不均一になる原因となり、下流においては、流体を均一化するための流れの混合損失が生じる。
【0007】
従って、従来の遠心圧縮機のインペラでは、全翼と半翼との間における流体の流量をインペラ全体において等しくすることと、流体の流れの損失を小さくすることの両立が難しくなっている。
【0008】
本発明の目的は、上記問題点を解消するために全翼と半翼との間における流量を等しくでき、流体の流れの損失を小さくさせることができる遠心圧縮機のインペラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、流体の入口部から出口部にかけて放射状に取付けられた全翼と、隣り合う前記全翼の間に形成された流路の途中位置から前記出口部にかけて同じく放射状に取り付けられた半翼とが配設され、その回転に伴い、前記入口部から吸入された流体を圧縮して前記出口部に吐出する遠心圧縮機のインペラにおいて、前記半翼は、前記出口部から上流方向に向かって一定長さで形成される下流側半翼部と、前記下流側半翼部の上流側端部から前記途中位置にかけて形成される上流側半翼部とによって構成され、前記上流側半翼部は隣接する前記全翼の中間位置より前記インペラの回転方向前方側に偏倚して位置され、その上流側半翼部の上流側の先端部位は前記流体の流れ方向に沿った形状に形成されることを要旨とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遠心圧縮機のインペラにおいて、前記上流側半翼部は、前記先端部から下流側にのび、前記インペラの回転方向に対して凸形状に湾曲させてなる凸湾曲部位と、その凸湾曲部から下流側にのび、前記インペラの回転方向に対して凹形状に湾曲されてなる凹湾曲部位とによって構成されるようにしたことを要旨とする。
【0011】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、遠心圧縮機のインペラの隣接する2つの全翼の間に流入する流体は、2つの全翼の間に設けられた上流側半翼部によって、回転方向前方側の負圧側上流流路と回転方向後方側の圧力側上流流路とに分配される。このとき、負圧側上流流路は負圧のため、圧力側上流流路に比較して流速が大きくなるが、上流側半翼部が回転方向前方側に位置して、負圧側上流流路の流路断面積を圧力側上流流路より小さくしていることから、負圧側上流流路と圧力側上流流路に流れる流体の流量は等しくなるよう分配される。そして、上流側半翼部の形状は、流体の流れに沿った形状と一致しており、分配される流体は先端部位の形状に沿って流れる。
【0012】
従って、流体の流れの速度の大きい負圧側上流流路と、流れの速度の小さい圧力側上流流路とには、等しい流量分配で流体が流入する。そして流入する流体は、上流側半翼部の先端部位の形状に沿って流れるので、先端部位における流体の衝突損失や剥離による摩擦損失等を小さくすることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、上流側半翼部によって形成される回転方向前方側の負圧側上流流路は、上流側半翼部の凸湾曲部位と凹湾曲部位とによって緩やかに拡大する拡がり流路となり、負圧側上流流路に流入した流体は、緩やかに減速する。
【0014】
従って、上流側半翼部によって形成される回転方向前方側の負圧側上流流路を流れる流体は、緩やかに減速されるので、流路における剥離が生じにくく、流れの損失を小さくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、本実施形態の遠心圧縮機のインペラのその下半分を省略して示した断面図であり、図2は図1のA−A線に沿う断面における全翼と半翼との形状及び位置関係を示した図である。
【0016】
図1に示すとおり、本実施形態の遠心圧縮機のインペラ11はオープン羽根車であり、流体の入口部12から出口部13にかけて、ハブ面14上に全翼15がインペラ11の径方向に沿って取付けられている。
【0017】
図2に示すとおり、インペラ11は矢印方向に回転し、全翼15は、ハブ面14上において放射状に等間隔に複数設けられている。全翼15は、インペラ11の回転方向後方側のサクション面15aと、回転方向前方のプレッシャー面15bとによって構成される。そして、隣合う2つの全翼15のサクション面15aとプレッシャー面15bとによって、流路TAが形成され、その流路TAには入口部12から流体が流入し、出口部13から流体が吐出されるようになっている。
【0018】
さらに、流路TAの途中位置Mから出口部13にかけて、ハブ面14上に半翼16がインペラの11の径方向に沿って取付けられている。すなわち、半翼16は全翼15よりも流体の流れ方向の長さが短くなっており、全翼15と半翼16とは、インペラ11のハブ面14上の径方向に沿って交互に並ぶようにして設けられている。そして、半翼16は、出口部13より一定の長さで設けられる下流側半翼部17と、その下流側半翼部17の上流側端部17aから途中位置Mにかけて設けられる上流側半翼部18とによって構成される。
【0019】
半翼16の下流側半翼部17は、全翼15のサクション面15aとによってサクション面側下流流路TS1を、プレッシャー面15bとによってプレッシャー面側下流流路TP1とを形成する。そして、流路TS1の流路幅DS1と、流路TP1の流路幅DP1とを同じにするように下流側半翼部17は配置され、流路TS1,TP1は、それぞれ同じ流量で流体が流入すると、同じ速度で流れるようになっている。
【0020】
上流側半翼部18は、途中位置Mより下流方向に向かって一定長さで設けられる先端部位18aと、先端部位18aからより出口部13の方向に連続して設けられる凸湾曲部位18bと、凸湾曲部位18bより出口部13の方向に連続して設けられる凹湾曲部位18cとによって構成される。また、上流側半翼部18は、全翼15のサクション面15aとによってサクション面側上流流路TS2を、プレッシャー面15bとによってプレッシャー面側上流流路TP2とを形成する。
【0021】
先端部位18aは、サクション面15a側に偏倚して位置し、流路TAを流れる流体の流れ方向Fに沿った形状で設けられている。途中位置M周辺におけるインペラ11の回転方向の流速分布は、サクション面15aにおける流体の圧力が負圧であるために、サクション面15aからプレッシャー面15bにかけて減少する傾向にある。従って、流路TS2を流れる流体の速度は、流路TP2を流れる流体の速度より大きくなっている。このとき、先端部位18aがサクション面15a側に偏倚して位置し、流路幅DS2が流路幅DP2より小さくなっているので、流路TS2,TP2における流体の流量が等しくなる。さらに、先端部位18aにおける流体は先端部位18aの形状に沿って流れるので、剥離領域が発生せず、流れの損失が小さくなる。従って、流路TS2,TP2における流体の流量は等しく流れ、先端部位18aによって流れの損失が小さく押さえられているので、出口部13における流体の流量が均一になり、不均一な流れを均一化するための混合損失が生じにくくなる。
【0022】
上流側半翼部18の凸湾曲部位18bは、インペラ11の回転方向に対して凸側に湾曲し、サクション面側上流流路TS2を上流から下流に向かって緩やかに拡がる拡がり流路とし、一方、プレッシャー面側上流流路TP2を、上流から下流に向かって絞られる絞り流路としている。通常、絞り流路では流路内の流れの増速によって生じる摩擦損失のみが問題になるが、拡がり流路では流路内の流れの減速によって生じる剥離による損失が深刻な問題となる。しかし、ここでは、凸湾曲部位18bによってサクション面側上流流路TS2は緩やかに拡がっているので、流れの減速が緩やかであり、剥離による損失が生じにくくなっている。
【0023】
さらに、凹湾曲部位18cは、インペラ11の回転方向に対して凹側に湾曲し、流路TS2,TP2の流路断面積を等しくするように導く。そして、このとき、流路TS2,TP2から等しい流量分配で流入する流体は、流路TS1,TP1においても同じ流量で流れ、出口部13において均一な流れで吐出される。
【0024】
次に、以上のように構成された本実施形態における遠心圧縮機のインペラの作用について説明する。
まず、インペラ11の入口部12から流入した流体は流路TAを通り、流路TS2,TP2に等しい流量分配で流入される。そしてこのとき、半翼16の先端部位18aは、流路TAにおける流体の流れ方向Fに沿った形状であることから、流体は、先端部位18aにおける流体の衝突損失や、流路の変化による剥離等を生じることなく流入される。
【0025】
次に、流路TS2,TP2に等しい流量で流入された流体は、流路TS2においては、流路TS2の拡がりに伴って流れが減速し、流路TP2においては、流路TP2の絞りに伴って流れが増速する。このとき、拡がり流路であるために剥離が生じやすくなっている流路TS2は、絞り流路であるTP2に比較して、流れの損失が生じやすいが、流路TS2は凸湾曲部位18bにより緩やかに拡大されており、流体の剥離が生じにくくなっている。そして、流路TS2,TP2において等しい流量で流れる流体は流路TS1,TP1に流入する。このとき、流路TS1と流路TP1の流路幅DS1,DP1が等しいので、流路TS2,TP2より等しい流量で流入する流体は、流路TS1,TP1において等しい流速となり、インペラ11の出口部13から流出する流体の流れが均一化する。
【0026】
上記実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上記実施形態では、インペラ11の隣接する2つの全翼15の間に流入する流体は、2つの全翼15の間に設けられた上流側半翼部18によって、回転方向前方側のサクション面側上流流路TS2と、回転方向後方側のプレッシャー面側上流流路TP2とに分配される。このとき、サクション面側上流流路TS2は負圧のため、プレッシャー面側上流流路TP2に比較して流速が大きくなっており、上流側半翼部18は回転方向前方側に偏倚して位置して、サクション面側上流流路TS2の流路断面積をプレッシャー面側上流流路TP2より小さくし、流路TS2,TP2を流れる流体の流量は等しくなるよう分配する。そして、分配される流体は流体の流れに沿った形状を有する先端部位18aの形状に沿って流れる。下流側半翼部17は2つの全翼15の中間位置に設けられ、流路面積の等しい、回転方向前方側のサクション面側下流流路TS1とプレッシャー面側下流流路TP1とを形成し、流路TS2,TP2よりそれぞれ同じ流量の流体が流入し、流路TS1,TP1における流体の流速が等しくなる。
【0027】
従って、流体の流れの速度の大きいサクション面側上流流路TS2と、流れの速度の小さいプレッシャー面側上流流路TP2とには、等しい流量分配で流体が流入する。そして流入する流体は、上流側半翼部18の先端部位18aの形状に沿って流れるので、先端部位18aにおける流体の衝突損失や剥離による摩擦損失等を小さくすることができる。また、流路TS1,TP1には等しい流速で流体が流れるので、インペラ11の出口部13における流体の流速が均一化し、不均一な流れが均一化する時の混合損失を小さくすることができる。
【0028】
(2)上記実施形態では、上流側半翼部18によって形成される回転方向前方側のサクション面側上流流路TS2は、上流側半翼部18の凸湾曲部位18bと凹湾曲部位18cとによって緩やかに拡大する拡がり流路となり、サクション面側上流流路TS2に流入した流体は、緩やかに減速する。
【0029】
従って、サクション面側上流流路TS2を流れる流体は、緩やかに減速されるので、流路における剥離が生じにくく、流れの損失を小さくすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
【0030】
・上記実施形態では、上流側半翼部18を凸湾曲部位18bと凹湾曲部位18cとによって構成し、サクション面側上流流路TS2を緩やかに拡がる拡がり流路としたが、それ以外の形状の拡がり流路、例えば、直線的に拡がる拡がり流路等にしてもよい。さらに、プレッシャー面側上流流路TP2を緩やかに狭まる狭まり流路として、摩擦損失を小さくするように構成してもよい。
【0031】
・上記実施形態では、インペラ11をオープン羽根車として説明したが、クローズド羽根車としても勿論よい。
【0032】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1及び2の発明によれば、全翼と半翼との間における流体の流量をインペラ全体において等しくするとともに、流体の流れの損失を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるインペラの部分断面図。
【図2】 図1におけるA−A線断面図。
【図3】 従来技術におけるインペラの部分断面図。
【図4】 同じく、インペラの部分断面図。
【図5】 同じく、インペラの剥離領域を説明するための説明図。
【符号の説明】
M…途中位置、TA…流路、11…インペラ、12…入口部、13…出口部、15…全翼、16…半翼、17…下流側半翼部、18…上流側半翼部、18a…先端部位、18b…凸湾曲部位、18c…凹湾曲部位

Claims (2)

  1. 流体の入口部から出口部にかけて放射状に取付けられた全翼と、隣り合う前記全翼の間に形成された流路の途中位置から前記出口部にかけて同じく放射状に取り付けられた半翼とが配設され、その回転に伴い、前記入口部から吸入された流体を圧縮して前記出口部に吐出する遠心圧縮機のインペラにおいて、
    前記半翼は、
    前記出口部から上流方向に向かって一定長さで形成される下流側半翼部と、
    前記下流側半翼部の上流側端部から前記途中位置にかけて形成される上流側半翼部と
    によって構成され、
    前記上流側半翼部は隣接する前記全翼の中間位置より前記インペラの回転方向前方側に偏倚して位置され、
    その上流側半翼部の上流側の先端部位は前記流体の流れ方向に沿った形状に形成され
    ることを特徴とする遠心圧縮機のインペラ。
  2. 請求項1に記載の遠心圧縮機のインペラにおいて、前記上流側半翼部は、前記先端部から下流側にのび、前記インペラの回転方向に対して凸形状に湾曲させてなる凸湾曲部位と、その凸湾曲部から下流側にのび、前記インペラの回転方向に対して凹形状に湾曲されてなる凹湾曲部位とによって構成されるようにしたことを特徴とする遠心圧縮機のインペラ。
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