JP4545009B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を昇圧して圧縮流体とする遠心圧縮機に関するものである。
図20は、従来の遠心圧縮機におけるインペラの断面図、図21は、図20のXXI−XXI断面図、図22は、従来のインペラのブレードにおける各位置での形状を表す概略図、図23は、従来の遠心圧縮機における流体の相対流入速度に対する単位面積あたりの流量を表すグラフである。
一般的な遠心圧縮機は、ケーシング内に複数のブレードを有するインペラが回転自在に支持され、このインペラに対して軸方向に沿った吸込通路が形成されると共に、径方向に沿ったディフューザが形成されて構成されている。従って、図示しないモータによりインペラを回転すると、流体が吸込通路を通してケーシング内に吸い込まれ、インペラを流過する過程で昇圧された後にディフューザに吐出され、ここで圧縮流体の動圧が静圧に変換される。
このような遠心圧縮機において、図20及び図21に示すように、インペラ001は、回転軸002に固定されたハブ003と、このハブ003の外周部に放射状に固定された複数のブレード004とから構成されている。通常、このインペラ001のブレード004を設計する場合、ブレード004における外周側形状(シュラウド側ブレード形状)と、内周側形状(ハブ側ブレード形状)とを決定し、両者を直線で結ぶことでブレード全体形状を決定する手法がとられている。
上述した遠心圧縮機を高圧力比の遠心圧縮機として適用した場合、インペラ001に吸入される流体の流速が音速を超えるものとなり、例えば、図20に示すように、ハブ側(H)でマッハ数Ma≒0.7、中央部(M)でマッハ数Ma≒1.0、シュラウド側(S)でマッハ数Ma≒1.3となる。そのため、ハブ側で亜音速、シュラウド側で超音速となる遷音速インペラを構成することとなり、特に、中央部からシュラウド側にかけて衝撃波が発生する。そして、この衝撃波が大きい場合には、ブレード表面の流れが剥離してインペラが失速し、効率や性能が低下してしまうという問題がある。
そこで、このような問題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1がある。この特許文献1に記載された技術では、インペラブレードの子午面形状を、リーディングエッジの端部の外周側の角部を、リーディングエッジに対して、吸い込まれる気流のうちのブレードに垂直に流入する速度成分の大きさが衝撃波の発生する速度よりも小さくなるように、斜めに切断した形状とすることで、気流の相対流入速度を衝撃波が発生する限界速度未満に抑制し、衝撃波の発生を防止している。
特開平08−049696号公報
ところで、上述した従来の遠心圧縮機のインペラ001を、高圧力比の遠心圧縮機として適用した場合、隣接するブレード004のスロート幅は、シュラウド側(S)とハブ側(H)との間で直線的に変化するようにその中央部(M)が設定されることとなり、ブレード004の曲がりは、シュラウド側とハブ側とで同じ圧力上昇を得るために、シュラウド側に比べてハブ側の転向角が大きくなるように設計される。その結果、図22に示すように、インペラ004にて、前縁部Aでのブレード仮想流路幅WS,WM,WHに対してスロート部Bでのスロート幅WSth,WMth,WHthが大きくなり、また、前縁部Aからスロート部Bに至る流路面積の変化の比は、ハブ側で大きく、シュラウド側で小さくなっている。
そのため、上述した特許文献1のように、インペラブレードの子午面形状を、リーディングエッジの端部の外周側の角部が斜めに切断された形状としても、流路面積の変化に伴って発生する衝撃波を低減することはできない。
即ち、ブレードの転向により流路面積が増加するとき、マッハ数Ma≒1.0を超える超音速領域にあるブレードの中間部Mとシュラウド側Sではマッハ数が増加し、マッハ数Ma≒1.0より小さい亜音速領域にあるブレードのハブ側Hではマッハ数が減少する。そして、流路面積は単位面積あたりの流量に関係することから、マッハ数と流量との関係は、図23のグラフに表すような放物線の関係となる。
従って、図23に示すように、流体が吸入されるとき、前縁部A(●)からスロート部B(△)に至る際に流路面積が増大するため、そのときの単位面積あたりの流量Qは、ハブ側(H)で変化量ΔQHだけ減少し、マッハ数Maは、ハブ側(H)でMaHAからMaHBに減少する。一方、中央部(M)で変化量ΔQM、シュラウド側(S)で変化量ΔQSだけ減少し、中央部(M)でMaMAからMaMBに、シュラウド側(S)でMaSAからMaSBに増加してしまう。この場合、単位面積あたりの流量の変化量ΔQMは変化量ΔQSより大きいので、中間部でのマッハ数の増加量ΔMaMは、シュラウド側でのマッハ数の増加量ΔMaSよりも大きくなってしまうことが理解できる。
このように高圧力比の遠心圧縮機にて、流体が前縁部Aからスロート部Bに流入するとき、流路面積の増大に伴って単位面積あたりの流量が減少するため、特に、ブレードの径方向における中央部にて、マッハ数が大きく増加してしまうこととなる。そのため、ここで大きな衝撃波が発生することとなり、インペラの効率や性能が低下し、圧縮機自体の効率が低下してしまい、安定して作動できる流量範囲が減少してしまう。
本発明はこのような問題を解決するものであって、運転効率を向上して適応可能な流量範囲を拡大することで、性能の向上を可能とした遠心圧縮機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するための請求項1の発明の遠心圧縮機は、ケーシングの内部に、ハブの外周部に複数のブレードが放射状に装着されたインペラが回転可能に配設され、前記ケーシング内に導入された流体を前記インペラの回転により昇圧して吐出する遠心圧縮機において、前記ブレードは、前縁部で径方向に沿った直線形状をなす一方、スロート部で回転方向前方に湾曲した曲線形状をなし、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部が、翼高さ方向の断面にて、前記前縁部より凸状に形成されたことを特徴とするものである。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が凸状に形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が曲線をなすように凸状に形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が峰状をなすように凸状に形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードの負圧面側は、前縁部から前記スロート部に向けて漸次凸状になるように形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードの負圧面側は、凸状に形成された前記スロート部から下流に向けて漸次平面状になるように形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードの負圧面側は、凸状に形成された前記スロート部から下流に向けて漸次平坦に、さらに凹状になるように形成されたことを特徴としている。
請求項の発明の遠心圧縮機では、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、前記ハブ側が凹状に形成されたことを特徴としている。
請求項1の発明の遠心圧縮機によれば、ケーシングの内部に複数のブレードが放射状に装着されたインペラを回転可能に配設し、ブレードを、前縁部で径方向に沿った直線形状とする一方、スロート部で回転方向前方に湾曲した曲線形状とし、ブレードにおける負圧面側のスロート部を、翼高さ方向の断面にて、前縁部より凸状に形成したので、スロート幅が小さくなり、流体の流れ方向における流路面積の変化が減少して流量変化も減少するため、マッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることとなり、流体の剥離や歪が減少してインペラの効率や性能の低下が防止され、その結果、運転効率が向上することで、適応可能な流量範囲を拡大することで性能を向上することができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードにおける負圧面側のスロート部をブレードの径方向におけるほぼ中間部が凸状になるように形成したので、衝撃波が発生しやすい部位を凸状とすることで、確実に衝撃波の大きさを減少することができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードにおける負圧面側のスロート部をブレードの径方向におけるほぼ中間部が曲線をなすように凸状に形成したので、ブレードの負圧面側を曲線をなす凸状としたことで、流体の流れを阻害することなくスロート幅を狭くすることができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードにおける負圧面側のスロート部をブレードの径方向におけるほぼ中間部が峰状をなすように凸状に形成したので、ブレードの負圧面側を峰状をなす凸状としたことで、流体の流れを阻害することなくスロート幅を狭くすることができるとともに、面の切削加工が容易となって加工性を向上することができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードの負圧面側を前縁部からスロート部に向けて漸次凸状になるように形成したので、流体の流れを阻害することなくスロート幅を狭くすることができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードの負圧面側をスロート部から後縁部に向けて漸次平面状になるように形成したので、流体の流れを阻害することなくスロート幅を狭くすることができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードの負圧面側を、凸状に形成されたスロート部から後縁部に向けて漸次平坦に、さらに凹状になるように形成したので、流体の流れを阻害することなく流体を効率よく圧縮することができる。
請求項の発明の遠心圧縮機によれば、ブレードにおける負圧面側のスロート部をハブ側が凹状になるように形成したので、流体の流れをスムースとして性能を向上することができる。
以下に、本発明に係る遠心圧縮機及びインペラの製造方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る遠心圧縮機の要部断面図、図2は、図1のII−II断面図、図3は、図1のIII−III断面図、図4は、実施例1の遠心圧縮機におけるインペラの概略図、図5は、実施例1の遠心圧縮機におけるインペラの製造方法を表す概略図、図6は、インペラの加工手順を表す概略図、図7は、実施例1のインペラのブレードにおける中央部での形状を表す概略図、図8は、実施例1の遠心圧縮機における流体の相対流入速度に対する単位面積あたりの流量を表すグラフである。
本実施例の遠心圧縮機は、図1乃至図4に示すように、図示しないケーシング内にインペラ11が回転軸12により回転自在に支持され、このインペラ11に対して軸方向に沿った吸込通路13が形成されると共に、径方向に沿ったディフューザ14が形成されて構成されている。従って、図示しないモータによりインペラ11を回転すると、流体が吸込通路13を通してケーシング内に吸い込まれ、インペラ11を流過する過程で昇圧された後にディフューザ14に吐出され、ここで圧縮流体の動圧が静圧に変換される。
このような遠心圧縮機において、インペラ11は、回転軸12に固定されたハブ15の外周部に、複数のブレード16が放射状に固定されて構成されており、このブレード16の全体形状は、外周側形状(シュラウド側ブレード形状)と、内周側形状(ハブ側ブレード形状)とが決定され、両者を直線で結ぶことで中央部形状が決定される。
そして、本実施例の遠心圧縮機は高圧力比対応の遠心圧縮機であり、インペラ11に吸入される流体の流速は音速を超えるものとなる。即ち、インペラ11のブレード16にて、ハブ側(H)でマッハ数Ma≒0.7、中央部(M)でマッハ数Ma≒1.0、シュラウド側(S)でマッハ数Ma≒1.3と推測される。そのため、ハブ側で亜音速、シュラウド側で超音速となる遷音速インペラ11を構成することとなる。そして、このような遷音速インペラ11では、一般に、ブレード16の転向により、前縁部Aの仮想流路幅に対してスロート部Bのブレード幅(スロート幅)が増加して流路面積が増加することから、流量が減少してマッハ数が増加し、特に、中央部からシュラウド側にかけて衝撃波が発生してしまい、効率や性能が低下するという問題がある。
そこで、本実施例では、このように構成された遠心圧縮機にて、各ブレード16にて、負圧面側のスロート部が翼高さ方向(翼径方向)の断面にて相対的に凸状になるように形成されている。即ち、ブレード16における負圧面(回転方向後面)は、前縁部Aからスロート部Bにかけて曲線(弧状)をなして漸次凸状になるように凸部17が形成され、この凸部17はスロート部Bから後縁部に向けて漸次平面状になるように形成されている。そして、この凸部17は、ブレード16の径方向におけるほぼ中間部、つまり、インペラ11への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる近傍に形成されている。
この場合、ブレード16は、前縁部Aで、図2に詳細に示すように、径方向に沿った直線形状をなし、圧力面側も負圧面側も平坦面となっているが、スロート部Bでは、図3に詳細に示すように、回転方向前方に湾曲した曲線形状をなし、圧力面側は凹部形状に、負圧面側は凸部形状になっている。
ところで、負圧面側のスロート部Bに凸部17を有するブレード16は、下記に説明する方法で製造する。図5及び図6に示すように、先端部細く形成された切削刃物21を用い、その回転軸Oがブレード16の後縁側に所定角度傾斜した状態で、ブレード16の前縁部Aからブレード16における負圧面側を切削加工し、スロート部Bを凸状(凸部17)に形成し、後縁側に加工していく。即ち、切削刃物21を所定速度で回転した状態で、図6に示すように、その回転軸OをO1,O2,・・・O10と移行させながら、また、図5に示すように、面厚方向に連続して揺動させながら表面を切削加工することで、スロート部Bを凸状に形成する。
このように本実施例のインペラ11にて、ブレード16における負圧面側のスロート部Bに凸部17を形成することで、図7に示すように、スロート部Bの中央部でのスロート幅WMthは、従来のスロート幅WMth´に対して小さくなり、前縁部Aからスロート部Bに至る流路面積の変化量(増加量)は小さくなっている。
従って、図8に示すように、流体が吸入されるとき、前縁部A(●)からスロート部B(△)に至る際に流路面積が増大するため、そのときの流量Qは、ハブ側(H)で変化量ΔQH、中央部(M)で変化量ΔQM、シュラウド側(S)で変化量ΔQSだけ減少する。すると、マッハ数Maは、ハブ側(H)でMaHAからMaHBに減少し、中央部(M)でMaMAからMaMBに、シュラウド側(S)でMaSAからMaSBで増加する。この場合、中央部(M)にて、スロート部Bに凸部17が形成されているため、前縁部Aからスロート部Bに至る流路面積の変化量(増加量)は小さく、流量Qの変化量(低下量)ΔQMも小さい。その結果、中央部(M)でのマッハ数の増加量ΔMaMは、従来(図23)に比べて著しく減少している。
このように実施例1の遠心圧縮機にあっては、インペラ11におけるブレード16の負圧面側にて、径方向におけるほぼ中央部に、前縁部Aからスロート部Bにかけて曲線をなすように凸部17を形成し、この凸部17はスロート部Bから後縁部に向けて曲線をなして平面状になるように形成することで、この凸部17をインペラ11への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる位置に形成している。
従って、インペラ11の中央部でのスロート幅が小さくなり、流体の流れ方向における流路面積の変化が減少して流量変化も減少するため、マッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることとなり、流体の流れの剥離や歪が減少してインペラ11の効率や性能の低下が防止される。その結果、運転効率が向上することで、適応可能な流量範囲を拡大することで性能を向上することができる。
また、先端部細く形成された切削刃物21を適用し、その回転軸Oがブレード16の後縁側に所定角度傾斜した状態で、ブレード16の負圧面を前縁部Aからスロート部Bに向けて切削加工することで、スロート部Bを凸状(凸部17)に形成している。従って、ブレード16の負圧面の加工を容易に、且つ、短時間で行うことができ、加工性を向上することができる。
図9は、本発明の実施例2に係る遠心圧縮機の要部断面図、図10は、図9のX−X断面図、図11は、実施例2の遠心圧縮機におけるインペラの概略図、図12は、実施例2の遠心圧縮機におけるインペラの製造方法を表す概略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の遠心圧縮機において、図9乃至図11に示すように、インペラ31は、回転軸32に固定されたハブ33の外周部に、複数のブレード34が放射状に固定されて構成されている。このインペラ31のブレード34における負圧面にて、前縁部Aからスロート部Bにかけて曲線(弧状)をなして漸次凸状になるように凸部35が形成され、この凸部35はスロート部Bから後縁部に向けて漸次平面状になるように形成されている。そして、この凸部35は、ブレード34の径方向におけるほぼ中間部、つまり、インペラ31への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる線上に沿って峰となるように形成されている。
この場合、ブレード34は、前縁部Aで、径方向に沿った直線形状をなし、圧力面側も負圧面側も平坦面となっているが、スロート部Bでは、図10に詳細に示すように、回転方向前方に屈曲した形状をなし、圧力面側は凹部形状に、負圧面側は凸部形状になっている。
ところで、負圧面側のスロート部Bに凸部35を有するブレード34は、下記に説明する方法で製造する。図12に示すように、先端部細く形成された切削刃物21を用い、ブレード34の前縁部Aからブレード34における負圧面側を切削加工し、スロート部Bを凸状(凸部35)に形成し、後縁側に加工していく。この場合、切削刃物21を所定速度で回転した状態で、その回転軸Oを移行させながら、且つ、面厚方向に2段階で表面を切削加工することで、スロート部Bを峰状に形成する。
このように実施例2の遠心圧縮機にあっては、インペラ31におけるブレード34の負圧面側にて、前縁部Aからスロート部Bにかけて曲線をなし、且つ、径方向におけるほぼ中央部が峰状になるように凸部35を形成することで、この凸部35をインペラ11への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる位置に形成している。
従って、インペラ31の中央部でのスロート幅が小さくなり、流体の流れ方向における流路面積の変化が減少して流量変化も減少するため、マッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることとなり、流体の流れの剥離や歪が減少し、インペラ31の効率や性能の低下を防止することができる。
また、先端部細く形成された切削刃物21を適用し、ブレード34の負圧面を前縁部Aからスロート部Bに向けて切削加工することで、スロート部Bを峰状の凸部35に形成している。
図13は、本発明の実施例3に係る遠心圧縮機におけるインペラの断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例の遠心圧縮機では、図13に示すように、前述した実施例1のインペラ11における凸部17、または、実施例2のインペラ31における峰状の凸部35のいずれかを使用した場合のハブ側を凹状に形成してインペラ41を構成している。即ち、本実施例のインペラ41にて、ブレード16における負圧面に前縁部からスロート部にかけて漸次凸状になるように凸部17が形成され、または、ブレード34における負圧面に、前縁部からスロート部にかけて漸次凸状になるように凸部35が形成され、この凸部17,35は、ブレード16の径方向におけるほぼ中間部、つまり、インペラ11への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる線上に沿って形成されている。そして、このブレード34の負圧面にて、ハブ側スロート幅が拡大するように、圧力面側に向かって凹状となる凹部42が形成されている。
このように実施例3の遠心圧縮機にあっては、インペラ41におけるブレード16または34の負圧面側にて、前縁部Aからスロート部Bにかけて曲線をなし、且つ、径方向におけるほぼ中央部が峰状になるように凸部17または35を形成し、そのハブ側にスロート幅が拡大する凹部42を形成している。従って、インペラ41の中央部でのスロート幅が小さくなる一方、ハブ側ではスロート幅が拡大することで、流体の流れ方向における流路面積の変化が減少して流量変化も減少するため、マッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることとなり、流体の流れの剥離や歪が減少し、インペラ11または31の効率及び性能を向上することができる。
図14は、本発明の実施例4に係る遠心圧縮機の概略図、図15、図16、図17は、実施例4のインペラのスロート直上流部での断面図、図18は、実施例4のブレードの平面図、図19は、ブレードの断面形状変化を表す概略図である。
本実施例の遠心圧縮機では、図14乃至図17に示すように、前述した実施例1のインペラ11の凸部17と同様に凸状に形成されたスロート部35から後縁部に向けて漸次平坦になるように形成してインペラ51を構成している。即ち、本実施例のインペラ51にて、ブレード34における負圧面に、前縁部53からスロート部54にかけて漸次凸状になるように凸部35が形成され、この凸部35は、ブレード34の径方向におけるほぼ中間部、つまり、インペラ51への流体の相対流入速度がマッハ数Ma≒1となる線上に沿って頂部となるように形成されている。そして、このブレード34の負圧面にて、スロート部の凸部35から後縁部にかけて平坦部52が形成されて従来と同様の平坦な形状となっている。
この場合、図17及び図18に示すように、インペラ51のブレード34は、負圧面側の中央部が、前縁部53からスロート部54にかけて漸次膨張するように突出して凸部35を形成(a−d)し、その後、この凸部35をえぐるように平坦部52を形成(d−f)し、再び平坦面となっている。
このように実施例4の遠心圧縮機にあっては、インペラ51におけるブレード34の負圧面側にて、前縁部Aからスロート部Bにかけて径方向におけるほぼ中央部に凸部35を形成し、このスロート部の凸部35から後縁部にかけて平坦部52が形成されて平坦な形状に移行するようにしている。その結果、インペラ51の中央部でのスロート幅が広くなり、第1から第3実施例に比べてスロート面積を大きくできる。したがって、第4実施例においては、負圧面の凸部の効果によりマッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることになり、流体の流れの剥離や歪が減少し、インペラ51の効率及び性能を向上することができる、と同時にスロートを通過する流量の低下を防止できる。また、マッハ数の増加が抑制されて発生する衝撃波の大きさも抑制されることとなり、流体の流れの剥離や歪が減少し、インペラ51の効率及び性能を向上することができる。
なお、上述した各実施例では、ブレードにおける負圧面側のスロート部を凸状として圧力面側を凹状としたが、本発明では、ブレードにおける負圧面側のスロート部を相対的に凸状に形成するものであればよい。即ち、負圧面側のスロート部を、圧力面側及び前縁部に対して凸状であればよく、圧力面側を平坦面としたり、凸状としてもよい。
本発明に係る遠心圧縮機は、インペラのブレードにおける負圧面側のスロート部を凸状としてスロート幅を小さくしたものであり、この遠心圧縮機を適用した船舶用過給機、自動車用過給機、産業用圧縮機、航空用小型ガスタービンに有用である。
本発明の実施例1に係る遠心圧縮機の要部断面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 実施例1の遠心圧縮機におけるインペラの概略図である。 実施例1の遠心圧縮機におけるインペラの製造方法を表す概略図である。 インペラの加工手順を表す概略図である。 実施例1のインペラのブレードにおける中央部での形状を表す概略図である。 実施例1の遠心圧縮機における流体の相対流入速度に対する単位面積あたりの流量を表すグラフである。 本発明の実施例2に係る遠心圧縮機の要部断面図である。 図9のX−X断面図である。 実施例2の遠心圧縮機におけるインペラの概略図である。 実施例2の遠心圧縮機におけるインペラの製造方法を表す概略図である。 本発明の実施例3に係る遠心圧縮機におけるインペラの断面図である。 本発明の実施例4に係る遠心圧縮機の概略図である。 実施例4のインペラのスロート直上流部での断面図である。 実施例4のインペラのスロート直上流部での断面図である。 実施例4のインペラのスロート直上流部での断面図である。 実施例4のブレードの平面図である。 実施例4のブレードの断面形状変化を表す概略図である。 従来の遠心圧縮機におけるインペラの断面図である。 図20のXXI−XXI断面図である。 従来のインペラのブレードにおける各位置での形状を表す概略図である。 従来の遠心圧縮機における流体の相対流入速度に対する単位面積あたりの流量を表すグラフである。
符号の説明
11,31,41,51 インペラ
12,32 回転軸
15,33 ハブ
16,34 ブレード
17,35 凸部
21 切削刃物
42 凹部
52 平坦部

Claims (8)

  1. ケーシングの内部に、ハブの外周部に複数のブレードが放射状に装着されたインペラが回転可能に配設され、前記ケーシング内に導入された流体を前記インペラの回転により昇圧して吐出する遠心圧縮機において、前記ブレードは、前縁部で径方向に沿った直線形状をなす一方、スロート部で回転方向前方に湾曲した曲線形状をなし、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部が、翼高さ方向の断面にて、前記前縁部より凸状に形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が凸状に形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が曲線をなすように凸状に形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  4. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、該ブレードの径方向におけるほぼ中間部が峰状をなすように凸状に形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  5. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードの負圧面側は、前縁部から前記スロート部に向けて漸次凸状になるように形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  6. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードの負圧面側は、凸状に形成された前記スロート部から下流に向けて漸次平面状になるように形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  7. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードの負圧面側は、凸状に形成された前記スロート部から下流に向けて漸次平坦に、さらに凹状になるように形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
  8. 請求項記載の遠心圧縮機において、前記ブレードにおける負圧面側のスロート部にて、前記ハブ側が凹状に形成されたことを特徴とする遠心圧縮機。
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